数値計算法 第6回 プログラミングの基礎(4) 実習内容 1.DO文(補足) 2. 配列 ・配列とは? ・配列の構成要素、種類 ・定義の方法 1. DO文(補足) 例(1) DO 10 N=1,3 WRITE(*,*) N 10 CONTINUE 例(2) WRITE(*,*) (N,N=1,3) 表示 1 2 3 1 2 3 配列とは? 多くの値を1つの名前で代表させて、それぞれの 値はその名前の後ろに数字を付けて表す方法 ex. ベクトル,行列 たくさんの同じ性質のデータを扱う場合に適している • 普通の変数 • 配列 X X(1) X(2) X(3) X(4) X(5) X(6) 配列と配列要素,添字 配列要素 : 配列を構成している要素 配列名+添字 ex. 10個の値を記憶するための配列 A 配列要素 A(1),A(2), … A(10) A(1) 添字 配列名 配列の宣言(DIMENSION文) DIMENSION A(a), B(b), ... A,B : 配列名 a,b : 寸法宣言子 ※変数型の指定方法 1) 暗黙の型宣言 2) 変数型 配列名 DIMENSION 配列名(寸法宣言子) 1次元配列 ・寸法宣言子が1つの配列 ・宣言の方法: REAL A,X DIMENSION A(10), X(3) ・使用法(例) A(1)=10.5 X(3)=2.1 A(N)=2.0*Y+1.0 2次元配列 ・寸法宣言子が2つの配列 ・宣言の方法: REAL A,X DIMENSION A(3,5), X(3,3) ・使用法(例) A(1,1)=10.5 X(3,2)=2.1 A(N,M)=2.0*Y+1.0 X(1,1) X(1,2) X(1,3) X(2,1) X(2,2) X(2,3) X(3,1) X(3,2) X(3,3) n次元配列 ・寸法宣言子がn個の配列 ・宣言の方法: REAL X DIMENSION X(8,6,3,…5) ・使用法(例) n個 X(3,2,1)=2.1 A(J,K,N,M,N)=2.0*Y+1.0 文字型配列 文字型配列の定義方法 例1: 5文字のデータを3つ記憶できる配列C CHARACTER C(3)*5 例2: 5文字のデータを3つ記憶できる配列C CHARACTER*5 C(3) 例3: 3文字のデータを記憶できる2行×2列の配列P CHARACTER P(2,2)*3 文字型配列への文字代入(1) 例1 CHARACTER*5 A(2) A(1) (2:4) = ’***’ A(1)の2文字目~4文字目に***が 代入される *** A(1) A(2) 文字型配列への文字代入(2) 例2 CHARACTER P(2,2)*3 P(2,1) (2:2) = ’+’ P(2,2)の2文字目に+が代入される P(1,1) P(2,1) + P(1,2) P(2,2)
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