パネルディスカッション QMS-Hの普及・促進 に向けて ©QMS-H研究会 1 討論議題 ①QMS要素・方法論の理解 ②QMS推進体制の整備 ③QMSに参画する人 ④QMSの基本概念,言葉,意義の理解 ©QMS-H研究会 2 ①QMS要素・方法論の理解 診療PFC 内部監査 実作業を通じて,一定の統一した枠組みで記述することの大切さを 理解できる 新人への効率的な教育への活用が期待できる 作業上の大変さをどう払拭するか “監査”というマイナスイメージはなく,異なる部門どうしの相互理解と いう位置づけ やってみることで,PDCAの流れが理解できやすい 方針管理 日常管理との混在,“維持”の難しさ,大変さへの理解 トップ・管理職・職員間のコミュニケーション,全員参加 問題意識の共有化,そのための機会の不足 進捗管理のための人材開発,育成 ©QMS-H研究会 会議・仕事の進め方,問題解決力,ファシリテーター 3 ②QMS推進体制の整備 推進体制の位置づけ,構成 トップに近い医師であったほうが進めやすい 協力が十分に得られにくいことがある 事務局は小回りがきく事務方 各部署の(副)長は最低限参加 主任クラスの方が現場でひっぱって行きやすい リソース 兼任であり,マンパワーが不足している 今のシステムを維持するだけでも大変 コアメンバー以外の方への展開 せっかく教育しても,人事異動でいなくなる 院内広報,イントラネット,「とは?講座」などで知らせる 内部監査員教育 他の活動との整合 Q(品質)という共通言語のもとに,様々な活動をやっていくことが重要 ©QMS-H研究会 4 ③QMSに参画する人 有すべきスキル・技術・思考 重点志向の実践 問題解決能力 どうしても問題,テーマを多くあげてしまう 問題がどこにあるかが分からない データを取って分析しようと思うこと 全員参加に向けて 品質方針・目標を解決することが病院目標の達成につながることの 理解 その理解がないと,他人事になる QMSの意義,重要性の理解を優先させる PFC,内部監査などの個々の手法ではなく,その目的を事あるご とに繰り返し説明する ©QMS-H研究会 5 ④QMSの基本概念,言葉,意義の理解 “質”が良いとは 顧客(患者)目線で判断する 治療成績+(安全+安心+満足) 医療者としての心得 マネジメントの原理 PDCA 標準化,改善 全員参加 ©QMS-H研究会 6
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