2013年 中古車輸出近況 - 京都大学 大学院

日本中古車輸出業組合
2013年11月9日
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設立1995年 日本中古車輸出連合会が前身。
1997年 日本中古車輸出業協同組合として設立
通産省認可団体。
会員数 180社
輸出業者だけでなく船会社・オークション運営会社など
の業界関係各社もメンバーとして参加。
● 利害関係や競合相手という関係を超えて、業界全体の
レベルアップや団体交渉・業界共通の課題点解決など
を目標として活動
 TEPCOとの放射能検査交渉
 対政府間交渉(スリランカやバングラデシュ等で成果)
 海外向け在庫販売サイトや出荷保証型決済サービスの導入。
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国名
ロシア
ミャンマー
アラブ首長国連邦
ニュージーランド
チリ
南アフリカ共和国
ケニア
モンゴル
キルギス
タンザニア
ウガンダ
マレーシア
フィリピン
パキスタン
ザンビア
スリランカ
モザンビーク
グルジア
トリニダード
スリナム
バングラデシュ
2013年計
126,737
100,207
72,175
63,836
56,053
48,340
43,940
26,514
24,694
21,934
21,250
20,867
18,316
17,768
17,312
13,802
12,269
10,851
10,315
9,422
8,831
● 9月末までで85万台、年間113万台の
ペースで推移中となっており、昨年
比10%増を見込む。
● ロシアが引続き最大の輸出先だが、
ミャンマーとアフリカ諸国も活発。
● アジア地域ではミャンマー、モンゴ
ル、フィリピン、マレーシア、スリ
ランカがTop 20内。
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2009年はリーマンショックやロシア輸入規制により半減
2012年はミャンマーの輸入緩和により4年ぶりに100万台回復。
しかしながら、ロシア・UAE・NZは継続的にTOP3をキ
アフリカ諸国はリーマン後に伸びを示す。(ロシア後退が要因か)
2013年はロシア、ミャンマー、NZ、キリギス、ケニアが大きく増加。
パキスタンは大幅ダウン
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*ハイブリッド車輸入に対する輸入課税減免措置に伴うハ
イブリッド車の輸入促進
ex スリランカ
*年式規制や排ガス基準の高年式化・強化に合わせて高年
式車の流入
ex NZ
スリランカ
*購買力アップに伴い高額車や新型モデルを積極的に輸入
する新興国の富裕層の増加。ex 各国共通
*欧州車の中古車価格の下落率が大きいことにより欧州プ
レミアムブランドの輸入が増加。ex NZ マレーシア
*超低価格車を目玉にvisitor数のアップを狙うWeb
shopping型輸出商社の増加
ex ミャンマー
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ミャンマー概要
★引続き2005年以降の小型車/probox等の商用
バンを中心に人気。
★右ハンドル車規制の動きが表面化:高年式
トラックやバスは既に輸入禁止へ。
★ミャンマー独自の相場形成の為、規制変更や
マーケットの活況次第で相場が荒れるハイリスク市場。
★年式改ざん輸入が問題化し、規制強化を行う。
★低価格、低手数料化に拍車がかかり、過当競争化した
マーケット。
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ニュージーランド概要
★排ガス規制強化後も順調に出荷推移。
★引続き高品質、低走行、低価格、他市場と
バッティングしない車選びなど独特の市場トレンド。
★トヨタ・本田車以外のブランドも積極的に輸入
★右ハンドルの欧州車も人気。
★国内の中古車販売店が気軽にサイト出品する
販売形態も成長し始めており、今後はネット
ベースによるB to B・B to Cも加速。
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マレーシア概要
★APと呼ばれる輸入許可制度が徐々に緩和方向へ。
★高年式、高級車、ミニバンやSUVが中心。
★右ハンドルの欧州車も人気。
★アジア地区では販売単価が最も高い購買力
を持つ、ハイエンドマーケット。
★商品の品質要求は極めて高い。
★華僑バイヤーとマレー系バイヤーが混在する
複雑な市場形態。
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スリランカ概要
★2年以内のハイブリッド車と1年以内の高年式車
を中心に輸入する特殊マーケット
★トヨタのプリウス・アクアやフィットハイブリッ
ドが中古の人気モデル  ハイブリッド優遇税制。
★新車・未使用車等も積極的に輸入  1年以内の特
別輸入許可が譲渡可能に、今年は高年式を多く輸入。
★品質への要求が高く、高年式、高単価型市場
★年末の政府予算決定時に伴う輸入規制変更に市場
関係は常に一喜一憂。(猶予期間なしの即日変更)
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高年式・高額車の増加
ハイブリッド車の増加
(中古車のハイブリッド増加による必然。)
★ 輸入国側もクリーン化、グリーン化の促進。
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ハイブリッド車のメンテナンス
コンピューター化に伴うメンテナンスの複雑化。
部品供給、最新技術への現地対応をよりEasyに。
JUMVEA対応策;
汎用型整備機器を開発・紹介。
(スキャナーやサービスサポート機器の提供等)
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★非寡占状態とオークション主体の流通形態。
 企業価値が形成しずらいビジネスモデル。
★参入障壁の低さから詐欺行為等のトラブルが多い。
★業界全体のビジネスマナーが向上していない。
★販売形態がロット形態だけでなく個別単位の輸出
販売や複雑な決済方法により、手間の割には収益率が低い。
★輸入サイドも個人経営やブローカー的な輸入業者が多い。
★営業マンと顧客との人間関係に依存するビジネス
モデルを継続しているだけでは企業付加価値が形成され
ないため、ブレークスルーできる事業形態はできないのか?
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