設計の合理化について

設計の合理化について
• 設計の合理化の展開に関する一考察
奥出 達都摩
昭和48年
1.設計とは何をするところか
• 工事に関するいっさいの作業は設計から提
出する図面・資料によってのみ実施される
• 工事の過程
見積引合い
受注
設計
建設
製造
据え付け
運転
1.設計とは何をするところか
• 設計→機能設計+生産設計
出来上がったならばこのような
機能を発揮する
適時、適切に制作・建設作業
に必要な資材を投入すること
ができる
また、どうやって作るかを示
す図面
• 設計はトータルシステム
2.設計の合理化の目標
• 考えるべきこと
QDCの調和
設計時間の短縮
設計人員の削減
図面枚数を減らす
• その結果としての理想
• 電算化
• 創造性のある設計者
3.設計業務の標準化
• 合理化を達成するには標準化が必要
設計業務の標準化=
コンピュータに簡単に組み入れられることのできる体制
• 一つの新しい工事を実施する場合にすでに
標準化されたもの、基準化されたものをどう
やって適応させるかを考えることが重要
3.設計業務の標準化
• 以下を指示徹底しないと下流側の作業計画
が立たない。
• いつまでに
• どうやって
• いくらでつくるか
4.標準化・ユニット化・モジュール化
モジュール
プラント
モジュール
ユニット
エレメント
モジュール
ユニット
5.設計合理化運営上の問題点
• 机上計画で終わらない
結果を数字で表現
• 図面の書き方の工夫
設計から現場のコミュニケーション手段
• マクロ的視点
前後の関連性を捉え、図面で表現
• 多業務にも精通する
プラント全体を総合的にまとめるため
6.むすび
• 設計=トータルシステムとしての整流化
• 設計は生産管理の出発点