人材を育成するための院内教育

人材(人財)を育成するための
院内教育
~信頼される医療を提供するために~
11グループ
大山リハビリテーション病院
医療法人勤誠会 米子病院
医療法人清生会 谷口病院
医療法人清生会 谷口病院
医療法人財団共済会 清水病院
医療法人同愛会 博愛病院
日野病院組合 日野病院
鳥取大学医学部附属病院
南部町国民健康保険 西伯病院
2008/03/02
寺地 栄子
松本 千代
前田 美千代
山本 智子
小椋 陽子
金澤 直江
影山 光恵
田淵 智美
仁田 照子
看護環境改善フォーラム 11G
1
院内教育の充実
質の高い医療の提供
医療安全の確保
患者・家族の満足
自己実現
信頼されて選ばれる病院
看護環境改善フォーラム 11G
患者・家族・地域・職員
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院内教育の問題点
1.社会情勢の変化に適応した教育体制の不備
①医療情勢の変化
②医療事故・訴訟の増加
③患者権利意識の高まりによるクレームの増加
2.院内教育体制の不備
①院内教育の重要性の理解と周知が不十分
②病院全体として系統的な取組みがなされてい
ない
3.専門職であるが故の就業不安
①専門的な知識・技術が不足
②医療事故を起こさないか不安
③基本的な看護技術が身についていない
4.教育のばらつき
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看護環境改善フォーラム 11G
3
医療訴訟新規受付件数
件数
1200
1110
1003
1000
999
912
906
795
800
575
600
597
632
824
678
400
200
0
平
成
8
9
2008/03/02
10
11
12
13
14
15
看護環境改善フォーラム 11G
16
17
18
年
4
問題を解決するには・・・
・社会情勢の変化
・就業不安
・院内教育体制の不備
・教育のばらつき
組織・系統的院内教育プログラム
の充実
教育水準の底上げ
安全な医療の提供
患者・家族ニーズの充足
看護師の定着
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医療・看護の
質の向上
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5
組織・系統的な院内教育プログラムの充実
教育目標
1.患者・家族のニーズに添った質の高い医療
サービスを提供できる人材を育てる
①安心・安全な医療が提供できる
②全人的教育を通して、信頼のおける医療
が提供できる
2.時代のニーズに添った自立した専門職業人を
育てる
①自主的に知識・技術を習得できる
②仕事にやりがいをもち達成感を持つ
③チーム医療の担い手として参画できる
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6
組織・系統的な院内教育プログラムの充実
1.教育プログラムの項目(院内教育全体)
1)倫理 2)医療安全 3)接遇
4)感染 5)救命・救急 6)メンタルヘ
ルス 7)防災
2.教育手段
1)集合教育 2)現場教育
3)各チェックリストの利用等
4)研究
*各施設の特徴に合わせて効果的に組合せる
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倫理・医療安全・接遇に関する
「院内教育チェックリスト」
①実施要綱
②評価基準
③評価指標
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8
いままでの学習だったら・・・
◇個人まかせの学習
偏った学習によって、多様なニーズに対するケアの
質の保証ができない
◇委員会・部署まかせの学習
縦割り・断片的教育に陥りやすく、組織としての
連携がとれないため系統的な学習ができない
安心・安全の保証ができない
病院の理念に添った質の高い
医療の提供ができない
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リスクと条件
教育環境
1.兼任教育担当者に負担がかかる
専従教育担当者の配置が望ましい
2.時間がかかる
時間内に開催することが望ましい
3.お金がかかる
予算化による教育費の確保
一人一人の意識の向上
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職場風土の活性化
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実現までの準備計画
1.個々の施設の教育ニーズ、課題の把握
①意識づけと体制整備
②院内教育と看護部教育の内容の明確化と連動
③院内教育の予算化
④教育専従者の設置
2.院内教育・看護部教育における役割の明確化
①院内教育委員会
②各部署教育担当
3.教育プログラムの策定
①集合教育
②現場教育
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院内外の研修
各種チェックリストの活用等
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人財
人材
人材
人在
人罪
人財
信頼される人を育て財産に変えるため
には院内教育の充実は欠かせない!
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ご静聴ありがとうございました
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