多国籍企業論 2013年7月15日 「多国籍企業のBOP戦略は 発展途上国・新興国の貧困を解消できるか」 国士舘大学経営学部:林 倬史 2015/9/30 2015/9/30 1 1 多国籍企業のBOP戦略とソーシャル・ビジネス -多国籍企業のBOP戦略は 発展途上国の貧困問題を解消できるか?- 1.BOPとソーシャル・ビジネス 2.発展途上国の貧困問題とBOP論の登場 3.プラハラードによるHLL社の事例と疑問点 4.ソーシャルビジネスとグラミン銀行 5.フィリピンのBOP 6.インフォーマルセクターとインフォーマルエンプロイメント 7.フォーマルセクターの多国籍企業と一族支配型企業 8.NGO型戦略と多国籍企業のBOP戦略は 発展途上国の貧困問題を解消できるか? 2015/9/30 2015/9/30 2 2 World Income Pyramid 2005:6.47 Billion 1.75億人(2.6%) 2007: 6.70 Billion $ 20,000 - a year $50 per day 14億人(20.9%) $ 3,000 a year $8 per day 1.1 Billion(16%) $2 per day $ 730 a year 1.6 Billion(24%) $1 per day 2.6 Billion 1.0 Billion(15%) 2015/9/30 2015/9/30 3.7Billion 55% of the W.P $ 365 a year 39% of the W.P Source: World Economic Forum 2009 3 3 C.K.Praharadの説 多国籍企業はBOP市場の開発プロセスを 通して、発展途上国の所得構造を ピラミッド型からダイヤモンド型にかえ ることに貢献する。 2015/9/30 2015/9/30 4 4 ソーシャル・ビジネスとは何か? ユヌス氏の論点(Yunusu, 2007.2010):従来の古典派経済 学以来の経済学理論や先進国市場を前提とした経営学の 理論では、発展途上国の貧困問題は解決し得ない 発展途上国の貧困の解消のためにもっとも重要なことは: 貧困の解消それ自体を目的とするいわゆる「ソーシャル・ビジネス」 の仕組みを構築することにある。 あらたな現地市場に適合した多様なソーシャル・ビジネスモデル を開発していくことによって、ソーシャル・ビジネスの自律的生態 系が現地で根付き、それを基盤に就業機会の増大、家族の健康 、子どもの教育を可能とし、貧困創出の悪循環から脱出し、次第 に貧困が解消する。 2015/9/30 5 2015/9/30 5 5 最貧困層の貧困解消と経済的自立化に向けた 「ソーシャル・ビジネス」はあくまでビジネスとし て運営され、コストを上回る適正な利潤(余剰)も 追求されることになる。この適正な利潤は「ソーシ ャル・ビジネス」が持続的になされていくための重 要な資金源とみなされる。 ユヌス氏のいう「ソーシャル・ビジネス」を行う企 業は、貧困者の抱える社会的課題の解決をミッショ ンとするだけではなく、ビジネスを 持続可能なものにするための適正な利潤の確保もお こなう。 その利潤は配当として資金提供者には支払われることはない。 2015/9/30 6 2015/9/30 6 6 HLL社(Hindustan Lever Ltd)のBOP戦略とビジネス生態系モデル 資金負担割合 インド政府:37% ケララ州+ UNICEF: 29% WHO: 4% 民間企業: 30% HLL 石鹸の製造 流通・技術 マーケティング資源 政府 ケララ州(人口2900万人) (石鹸手洗い推進キャンぺーン) Media Dark Area 地域社会 選定学校(10,000)・診療所 (福祉健康センター)26,000 家庭・ NPO 国際機関・ 研究機関(大学・研究所) 世界銀行のプロジェクト(水と衛生のプログラム) ロンドン大学医学部 UNICEF / NGO USAID(US Agency for Int’l Development)(環境衛生プロジェクト) インドにおける下痢性疾患による死亡:年に66万人。全世界でも5歳未満の子供の感染症 2015/9/30 7 2015/9/30 7 による死亡原因の第2位 医療コスト大 グラミンバンクと主なソーシャルビジネスファミリー Grameen Motsho O Pahusampad(1994) 養漁業・畜産 Grameen Shakti(1996) ソーラーパネル 50Watt のユニットで 4つの白熱灯4時間分 Grameen Telecom(1995) 通信サービス Grameen Trust(1989) MFIへのサポート Grameen Phone(1996) Telephone Lady:30万人 835万人の貧困者にローン (96%が女性) 返済率:97.4%(Jan.2011) 5年以上の借り手の64%が貧困線を超えた Grameen Uddog(1994) Grameen Communications(1998) インターネットプロバイダー、データ処理 グラミンバンク (1983) 手織り布「Grameen Check」の輸出 Grameen Shamogree(1996) Grameen Kalyan(1996) 医療サービス:33の診療所 年25万人の診療・150万人在宅医療 妊婦のケア(96%が自宅出産) 乳幼児死亡率: 100/1000(1990)→41/1000(2006) 手織り布、手工芸品等の国内販売 Grameen Byabosa bikash(2001) Grameen Knitwear(1997) 小規模ビジネスローンの引き当て ニット製品の製造、輸出 2015/9/30 2015/9/30 Grameen Healthcare Service(2006) 白内障手術 8 8 Community Based Social Business Eco-Systems Grameen Telecom Grameen Shakti Grameen Telecom Grameen Kalyan Micro-farms ダノン (Danone) 50(%) 現地乳牛飼育者 椰子の木の糖蜜栽培者 Small Wholesalers Door to Door Sellers (=Grameen Ladies:175名) 50(%) Mission Poverty Reduction Improvements to Children’s Health グラミン・ダノン食品 (Grameen Danone Foods) ヨーグルト工場での雇用 工場から30km内の地域で 計1,600名の雇用創出 再生エネルギー活用システム (太陽熱・排泄物バイオガス・雨水のリサイクル) ヨーグルト カルシューム、ビタミンA,鉄分、亜鉛、たんぱく質、ヨウ素等強化子供用ヨーグルト ダッカ:12BTD(=約14円) 地方都市:8BTD(=約9円) Logo=Lion 1個=80グラム 生(物)分解可能物質カップ(中国製) 2008年 =Yogurt for Power 商品名(Shoktidoi) 2007年 2015/9/30 2015/9/30 1個=80グラム (Shoktiplus) Price=5 BTD(=約6円) 農村:6BTD(=約7円) 1個=60グラム 9 9 PraharadのHLL社のモデル 子会社 子会社 子会社 多国籍企業 本社 子会社 HLL インド 子会社 子会社 2015/9/30 2015/9/30 10 10 Yunusuのグラミン・ダノン・ソーシャル・ビジネス・モデル EXP(海外市場へ) 子会社 子会社 子会社 現地 NGO 牛の飼育 椰子の木栽培 糖蜜生産 原乳・糖蜜収集 合弁会社 多国籍企業 子会社 ヨーグルト工場 ソーシャル・ビジネス 小規模販売店 子会社 子会社 グラミンレディ 現地資源活用型ビジネス生態系モデル 2015/9/30 2015/9/30 11 11 多国籍企業のBOP戦略 とソーシャル・ビジネス ーフィリピンの事例からー インフォーマル・セクターとはなにか なぜ貧困は解消しないのか フィリピン型(発展途上国型)特質 2015/9/30 12 フィリピンのBOP(試算) 全人口8400万人 (2006年) $8 per day 1-3% 80-250 万人 $ 3,000 a year 10% 8.4 mill. $2 per day ? $1 per day 年平均120万円 =$1400(=\85) 30% 25.2 mill. $ 730 a year 31-32% 26.0-26.9 百万人 $ 365 a year 35% 29.4 百万人 66-67% BOP 32.9% or 27.6 million 2015/9/30 2015/9/30 出所:National Statistical Coordination Board の Web site データより作成 13 13 フィリピンの貧困層 貧困状態 (Family) 貧困層 (Family) 政府統計 貧困認識層 26.90% 都市:58% 農村:82% P6,273/月 P12,000/月 (NCR) フィリピンの世帯別月平均所得は, P14,416。 所得上位10%の世帯が総所得の36%を占める。 ジニ係数は0.445(2007)、日本は0.249(2007)。 2015/9/30 Dr.N.Aldaba教授提供資料(Dr.L.de la Cruz 試算) 2015/9/30 14 14 発展途上国におけるソーシャル・ビジネス・モデル PMB (Profit Maximizing Business)のみを前提としたMarket Economy の限界 PMB :フォーマルセクター 発展途上国固有の社会構成体 大統領の権限・官僚機構・軍・農業と 土地制度・産業革命と工業化の段階・ 国際関係における国家のポジション 営利企業・株式会社(上場会社) 現地大企業 多国籍企業 資源・所得の配分・再配分 マーケットエコノミー NGO/NPO 国際開発機関 マーケットエコノミー Social Business 社会的課題の解決をミッションとする ビジネス。利益は再投資に充てられる 国家機能 貧困の 再生産 発展途上国では、農民層の貧困、都市への移動、自律的産業基盤の未確立によるインフォーマルセク 2015/9/30 ターの拡大、その結果、就業者の多くが インフォーマルセクターに所属 2015/9/30 15 15 2015/9/30 16 2015/9/30 17 フィリピン民間部門就業者数別インフォーマル・セクターと フォーマル・セクターの区分 2015/9/30 18 出所:Saldana(2000)、p.197および Lopez Inc、First Philippines Holding Corp、First SumidenCircits, Incのウェブサイト 2015/9/30 19 を参考に作成。 2015/9/30 20 出所:Saldana(2000: p.195), Batalla(1999: p.42)および Ayala Corporation と Manila Waterのウェブサイトを参考に作成。 200名以上の雇用者事業所の雇用者数に占める外資系企業に よる雇用者数の推定(単位:人) 200名以上の雇用者事業所の 雇用者推定数 外資系企業 625,000 34.7% (日系企業) (200,000) (11.1%) (その他国籍外資系 企業) (425,000) (23.6%) 現地企業 1,175,000 65.3% 合計 1,800,000 100.0% 2015/9/30 注:Heintz(2009)、Gust(2006)および“2010 BusinessWorld Top 1000”より算出 21 CARD MRI マイクロファイナンス融資顧客:130万人 マイクロインシュアランス対象者:642万人 預金者:134万人 返済率:99.01% スタッフ数:6,079名(従業員数:5357名+非常勤722名) 主な対象者:土地無し農民女性 CARD BANK (1997) CARD BDS(2008) (CARD Business Development Service) CARD MBA (1999) CARD MRI *Solar Energy *Agricultural Trading *Network of Convenient Stores *Printing Press Operation CaMIA(2007) CARD MRI Insurance Agency CARD MDI(2005) (CARD MRI Development Institute) 2015/9/30 2015/9/30 22 22 マイクロファイナンスと貧農女性の経済的自立 農民層の所得向上と農村市場(工業製品への需要)の拡大 工業部門の発展 農業労働力の工業部門への移動 一部の大地主と多数の貧農 工業部門の限定的発展 土地改革 相続税、所得税制度の改革 2015/9/30 23 結論 多国籍企業の従来型BOP戦略では 新興国・発展途上国のBOP問題は 解決困難 現地NGOとの共同(提携・合弁)によ るソーシャル・ビジネスの形態が適合的 2015/9/30 24 多国籍企業の従来型BOP戦略では 新興国・発展途上国のBOP問題は解決困難 • • 現地NGOとの共同(提携・合弁)による ソーシャル・ビジネスの形態が現地の社会的課題 の解決には適合的 上記の結論に対する自分自身の 考えを述べてください 2015/9/30 25 疑問点 多国籍企業のBOP戦略は、 C.K.Praharadが述べている様に、 発展途上国の貧困問題の解消につ ながるか? 貧困解消につながるとすれば、どの ような条件が必要となるのか? 2015/9/30 2015/9/30 26 26 参考文献 • Alip,A and Amenomori,T(2011), “Formalizing grassroots social security”, in Midgley,J. and Hosaka,M(co.eds),Grassroots Social Security in Asia: Mutual Aid, Microinsurance and Social Welfare, Routledge. • • Amenomori,T. and Ursua, M.(2004), A Longitudinal Study of Some Clients of CRD, A Microfinance Institution in the Philippines, CARD MRI Occasional Paper, No.3. 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