命の根源としての水

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田中
里絵
私たちの生活と水
 1日に1ガロンの安全な飲料水さえも手に入らない
→全世界の約5分の1(約11億人)
 1日に5ガロンの、最低限の生活をするのに必要な水
が手に入らない
→全世界の約5分の2(約26億人)
 人間らしい生活(料理、入浴)ををするために必要
な水1日分
→1日13ガロン
※1ガロン=約3.783リットル
世界の水の4分の3は農業に、、、
 1ポンドの小麦の生産に必要な水
→約130ガロン~170ガロン
 1ポンドの米の生産に必要な水
→約250ガロン~650ガロン
 乳牛、食用牛を育てるのに必要な水
→約800ガロン
バーチャル・ウォーター
 飲料、調理、掃除、入浴、排便
 だけでなく、
 農産物や、それらから作られる製品を製造するにあ
たって必要な水
 つまり、、、
 水=生命の根源
 飲み水としてだけでなく、生活向上のためにも必要
 →工業、漁業、エネルギー
水は、石油に代わる争いの種!
水戦争の時代
 有利
 富(個人レベル)
 川の上流域の国
 淡水源に近い
 人口密度が低い
 気候(温帯)
 食糧自給率の高い国
 インフラが整っている
 不利
 貧(国~個人レベル)
 川の下流域の国
 気候(乾燥地帯、熱帯雨林、洪水・干ばつ)
 食糧自給率の低い国(輸入依存国)
 インフラが整っている
水戦争例
 イスラエルとパレスチナ
 上流国イスラエルVS下流域パレスチナ
 ナイル川流域国
 上流・裕福エジプトVSその他(エチオピア)
 インド
 国内における上流下流
まとめ
 ・第一に「水は有限である」ことを忘れてはならな
い。
 水には金銭的価値があたえられていない。
 ・地域によって、気候、環境、文化、経済、法がこ
となる。抽象的な数値にとらわれず、地域ごとの解
決策を見出していかなければならない
ディスカッション
 日本における、「水問題」の発見
 その水問題とのかかわり方
参考文献
 『水が世界を支配する』
著:スティーブン・ソロ
モン
2011年7月 集英社
 『水の世界地図
刻々と変化する水と世界の問題』
著Maggie Black and Jannet King
2010年12月 丸善株式会社