米国CASP事業調査

VoIPの現状と技術動向
2001年 11月 8日
佐々木秀紀
[email protected]
NTTコムウェア IT商品本部
次世代通信ビジネスグループ
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2001/11/8
市場動向
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VoIP市場予測
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•1999年に 4億4300万ドル。 2004年に 190億ドルに成長。
Source: Dataquest(2000. 4)
•VoIP売上の伸びは 年率200%で、 2004年に 165億ドル。
通話時間は年間で延べ 3兆分(500億時間)へ。
Source: IDC(2001. 3)
Source: Insight Research(2000.8)
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インターネット テレフォニー市場予測
Worldwide PC-to-phone 収益予測, 2000 –2005
2000
収益額($ billion)
ユーザ数(millions)
Worldwide PC-to-phone ユーザ数予測, 2000 –2006
180
160
140
120
100
80
60
40
20
0
2001
2002
2003
year
2004
2005
2006
1,130万人(2000年) → 16,600万人(2006年)に増加
P C -to-phone 収益比率, 2000
3%
2001/11/8
(参考)
$ 1 Bilion
= 1200億円
7
6
5
4
3
2
1
0
2000
2001
2002
2003
2004
2005
year
18,500万ドル(2000年) → 62億ドル(2005年)に増加
P C -to-phone 収益比率, 2005
M iddle East and A frica
4%
17%
A sia-P acific
20%
35%
C entralA sia
6%
51%
C entral& Eastern Europe
3%
14%
6%
11%
3%
6%
21%
W estern Europe
South & C entralA m erica and
the C aribbean
N orth A m erica
日本を含むAsia-Pacificにおける収益予測は、3,145万ドル(2000年) → 124,000万ドル(2005年)に増加
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Source: Ovum (IP Telephony: Exploiting Market Opportunities/Chapter H) 2000.12
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通信業界の動向(1)
2001/11/8
米国キャリアの動向
- IPバックボーンキャリアを中心に、多くのキャリアがソフトスイッチを採用
Level3, Global Crossing, Williams など
- 最近では,新規キャリアだけでなく RBOC もソフトスイッチの利用を開始
日本キャリアの動向
- フュージョンコミュニケーションが、IPによる市外中継ビジネス開始
- NTT-C, KDDI, JT, NTT-ME, C&W IDC が、IP電話サービスを開始予定
(出典:日経コミュニケーション 2001.6.4)
- NTT DoCoMoはEnd-End IPの3.5世代へ一気に移行する可能性を検討中
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通信業界の動向(2)
2001/11/8
日本の通信政策
- 2005年にも固定電話をIP電話に切りかえる
(2001/04/08 日経新聞)
- 超高速・高速インターネットを2005年までに4000万世帯に普及させるなどの
政府目標を2年程度、前倒しすることを検討
(2001/05/31 朝日新聞)
- IP電話に「030」等で始まる番号を割り当てる方針を決定
(2001/06/18 日経新聞)
- 通信事業者への認可制を原則なくし登録制とする方針
(2001/06/26 日経新聞)
- 総務省のIP電話研究会が発足。通話品質と電話番号の2WG立ち上げ
(2001/06/27 日刊工業新聞)
技術動向
– 中継サービスを実現するClass4ソフトスイッチに加え、高度サービス及びIP電話直収を実現する
Class5ソフトスイッチ/アプリケーションサーバを導入することが最新のトレンド。
– DSP技術の進展により、メディアサーバの低廉化が進んでおり、高度サービスをリーズナブルな価格
で提供できる環境が整いつつある。
– マイクロソフト社 次期OS(Windows XP(※))に IP soft phone搭載決定。
エンドユーザにIP電話が爆発的に普及する可能性が極めて高い。
(※)Windows XPは 2001.11.16 日本語版リリース予定
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2001/11/8
各種報道
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ネット電話、番号割り当て、総務省方針、携帯などと同体系――品質にも基準
2001/11/8
ネット電話、番号割り当て、総務省方針、携帯などと同体系――品質にも基準。
掲載日:2001/06/18 媒体:日本経済新聞 朝刊 ページ: 3 文字数:1343
総務省はインターネット電話や高速ネットを普及させるため、ネット電話への番号割り当てや通信品質を保証する技術指針策定を急ぐ。携帯電話
と同様に三ケタの「〇×〇」で始まる番号を与え、全国どこでも同じ番号で通話できる利便性を実現する。最低限の通信品質を保って、雑音や通信
途絶などへの利用者の不安も解消する。年内に具体案をまとめ、二〇〇二年度中に制度を整備する。
電話番号の割り当てと通信品質の技術指針については「IPネットワーク技術に関する研究会」を今月中に設置、検討を始める。日本電信電話(N
TT)やKDDI、ネット電話会社や学識経験者、通信機器メーカーが参加する。座長には斉藤忠夫中央大教授が就く予定。
いまのネット電話はまず、マイクとスピーカー付きのパソコンからネット接続事業者のホームページアドレスを打ち込み、さらに相手の電話番号か、
アドレスをパソコン画面で打ち込まないと通話できない。通常の電話よりも面倒な操作が必要。回線が混雑すると音声が途切れるなどの問題も
残っている。研究会では利便性と品質の向上を実現する策を決める。
具体的にはネット電話に、現在使っていない「〇三〇、〇四〇、〇五〇」で始まる番号の割り当てを検討する。携帯電話やPHSと同じ番号体系に
なり、利用者が既存の電話と同じように一度電話番号を回せば、通話できるようになる。さらに利用者は国内のどこに引っ越しても番号を変える必
要がなくなる。高速ネットのDSL(デジタル加入者線)などの常時接続サービスと組み合わせると、月額五千―六千円の通信料金で、電話とネット
が使い放題になる。
通信品質に関しては、音切れや会話の間延びへの対策のほか、ネットの安定性などに関する対策を検討する。現在の電気通信事業法の技術基
準は、交換機を使った電話網が前提になっており、ネットを想定していない。利用者へのサービス表示も、DSLなど高速ネットサービスは最高速度
は示しているが、回線混雑時にどの程度に速度が落ちるか明らかにしていない。
総務省は混雑時の対策などを技術指針としたうえで、いつ混雑するか、通信速度がどの程度落ちるかの表示を義務づける方向で調整する。混雑
時を避けて使えば、音楽ソフトなどのネット配信が円滑になる。ネット電話も回線が空いている時に通話すれば、雑音などを避けることができる。
政府は二〇〇五年に高速ネットを三千万世帯に普及させる国家目標を掲げている。通信料金の低廉化に加え、専門的な知識を持たない利用者
でも安心できる利用環境の整備に重点を置く。既存の電話網も二〇〇五年にはネットに切り替えていく考えだ。
▼インターネット電話 音声をデジタル信号に変換し、インターネットを使い、様々なデータと音声データも送受信する電話。安価なルーターと呼ば
れる中継器を使ううえ、大量のデータと一緒に音声も送受信するので、一通話あたりのコストはほとんどかからない。
国内で四月から三分二十円の全国均一料金でサービスが始まったIP(インターネット・プロトコル)電話はネット電話の一種。中継回線に事業者自
身が管理する専用線を利用し、品質を維持している。海外の通信事業者は国際競争力を高めるため電話網から安価なネットへの切り替えに力を
入れている。
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総務省と民間が推進組織、固定電話2005年ネット化――既存番号で通話
2001/11/8
総務省と民間が推進組織、固定電話2005年ネット化――既存番号で通話。
掲載日:2001/04/08 媒体:日本経済新聞 朝刊 ページ: 1 文字数:915
総務省はAT&T、NECなど通信事業者、機器メーカーと共同で、二〇〇五年にも家庭や企業に設置している固定電話をインターネット電話に切
り替える。ネットを活用することで通信費用を圧縮するのが狙い。固定電話と同じかけやすさ、音質を保ちながら、長距離や国際電話料金の大幅引
き下げが可能になる。(インターネット電話は3面「きょうのことば」参照)
ネット電話は家庭などからネットの接続事業者につなぎ、そのネットを使って相手と通話する仕組み。家庭や企業の電話機と接続事業者までの回
線は変わらないが、中間の通信網をネットに置き換える。
総務省は四月下旬、ネット電話のための推進協議会を設立。京セラやAT&T、日本テレコム、NEC、ニフティなど十五社が参加を決めた。日本電
信電話(NTT)、KDDIなど大手通信事業者にも参加を呼び掛けている。
協議会は現在の電話と同じ電話番号でネット電話もかけられるようにする。現在一部で導入しているネット電話はネット事業者に接続するため
ホームページアドレスを打ち込み、さらに相手先の電話番号をダイヤルする必要がある。
ネット電話の音質に関しては、品質表示制度の導入を検討する。事業者に音声の途切れや雑音に関する最低限の品質保証を求めたい考え。協
議会は品質面で固定電話とほぼ同じサービス水準実現をめざす。
ネット電話の事業者は長距離や国際電話について、割高な長距離や国際電話回線を使わずネットを利用する。しかも、ネットはデータ通信などほ
かの用途と同時に効率よく使うので、電話用にかかる追加コストはあまり発生しない。このため通信業界では、例えば日米間の国際電話料金は三
分間四十円程度にまで下がるとの見方が強い。
決まった価格で何度でも利用できる定額制がネット電話料金にも採用される見通しだ。例えば利用者が月額五千円程度の定額通信料金を払って
おけば、接続業者につなぐ市内電話料金だけで何時間でも長距離・国際電話がかけられる。
総務省と携帯電話会社は二〇一〇年をメドに携帯にネット電話方式を導入する検討を始めている。固定電話にネット方式を取り入れると、電話系
の情報通信は携帯、固定ともネットを経由する新しい段階に入る。
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政府IT重点計画案、高速ネット、無線方式推進、早期普及めざす ―周波数割り当て
2001/11/8
政府IT重点計画案、高速ネット、無線方式推進、早期普及めざす――周波数割り当て。
掲載日:2001/02/27 媒体:日本経済新聞 朝刊 ページ: 1 文字数:1295
高速インターネットや電子商取引の普及を目指す政府の「e―Japan(イー・ジャパン)重点計画」案が明らかになった。日本電信電話(NTT)東西地域会社の通信網を使
わなくても高速ネットが実現できる無線方式のネットを後押しするため、二〇〇一年中に通信事業者に新たな周波数を割り当てるほか、入札制による周波数の利用権売却
についても検討する。この計画案で国内通信料金を引き下げ、情報技術(IT)を活用しやすくする具体策が出そろったことになる。(高速インターネットは3面「きょうのことば」
参照)=重点計画案要旨5面に
政府は昨年末にまとめたIT基本戦略で、二〇〇五年までに動画像などを円滑に送受信できる高速ネットを三千万世帯に普及させるといった目標を掲げた。重点計画案は
その実現に向け、各政策の実行年限を明記した。三月二日に開く新IT戦略本部(本部長、森喜朗首相)に諮り、意見を公募したうえで三月下旬にも正式決定する。
ITやネットを活用した電子商取引で日本は米国より遅れている。例えば高速ネットの普及率が低いので、音楽配信など消費者向け電子商取引の市場規模は米国の十分
の一程度にとどまり、成長分野が拡大しにくい状態。通信料金が米国の約二倍と割高なことがネット普及を妨げているといわれる。
高速ネットの普及策では、NTTによる独占の弊害を是正する競争促進策が中心。通信料金引き下げを早く実現するため、NTT東西地域会社が独占する市内通信網を使
わなくても高速ネットを利用できる無線ネットの推進を盛り込んだ。
二〇〇一年中に高速ネット用に新たな周波数帯を割り当てるとともに、二〇〇二年には高品位画像が円滑に送れる次々世代携帯電話用の周波数を確保する。周波数割
り当ても見直すとしている。
また周波数割り当ての透明性を確保するとしており、無線免許について欧米で実施されている入札制の導入を検討、二〇〇五年度までに結論を出す。
携帯電話の無線免許は総務省が審査し、通信事業者に与えているが、審査が不透明で新規参入が難しいとの批判がある。ただ欧米でも、周波数の入札価格が高騰して
通信会社の事業計画に悪影響も及ぼしており、総合的な検討が必要とみている。
NTTグループを対象にした独占禁止法の指針も二〇〇一年中に策定する。既存の電話回線を利用した高速ネット、デジタル加入者線(DSL)を取り扱う事業者に対し、N
TT東西が末端加入者線を開放することに消極的な姿勢をとり、普及が遅れたとの指摘がある。独禁法の指針はこうした行為を未然に防ぐ。
【表】IT重点計画案の内容
▽2001年(年度)…
○支配的事業者に対する規制の導入など競争促進のための法整備
○通信事業に関する独禁法の指針策定
○光ファイバー網開放のための法整備
○高速無線インターネットに使用可能な周波数帯を拡張
○外国人技術者受け入れの制度見直し
▽2002年(年度)…
○電波の割り当てを見直して再配分
▽2005年(年度)…
○電波の入札制度について結論を得る
○小中高等学校の全授業でネットを活用できる環境を整備する
▽2006年(年度)…
○地上波デジタル放送を全国で開始
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高速ネット普及、2年前倒し IT戦略本部が検討へ
2001/11/8
高速ネット普及、2年前倒し IT戦略本部が検討へ
掲載日:2001/05/31 媒体:朝日新聞 夕刊 ページ:1 文字数:366
政府のIT(情報技術)戦略本部は31日、小泉内閣になって初めての会合を開催、超高速・高速インターネットを05
年までに4000万世帯に普及させるなどの森喜朗政権時代の政府目標を2年程度、前倒しすることを検討することに
なった。
竹中平蔵IT担当相は、通信事業者間の競争促進を通じて情報通信の基盤整備を進めることや、IT改革の成果を国
民に目に見える形で示すことを提案。さらに目標期限の前倒しを検討する方針を示した。民間から出席した出井伸之
ソニー会長も「小泉政権では目標を3年間ぐらいでやるべきだ」と応じた。
本部長である小泉首相は「(国政選挙などの)電子投票に関心があり、そうなるようもっていきたい」と述べた。また、
iモードの生みの親として知られる松永真理氏は、運転免許の書き換えをインターネットでもできるようにするシステム
を提案した。
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e-Japan高速ネット、実現見通し識者二分――日経デジタルコア調査
2001/11/8
e―Japan高速ネット、実現見通し識者二分――日経デジタルコア調査。
掲載日:2001/06/04 媒体:日経産業新聞 ページ: 1 文字数:569
[他の書誌情報...]
日経デジタルコア設立事務局がこのほど実施した調査「ブロードバンド社会をいかに実現するか」によると、政府がe―Japa
n構想で想定している「二〇〇五年に超高速アクセス網を一千万世帯に、高速アクセス網を三千万世帯に」という普及目標の実現可
能性について、情報技術(IT)分野の有識者たちの見方や意見は真っ二つに分かれている。(関連記事24面に)
調査は毎年三月に開催している世界情報通信サミットのネット会議メンバーを中心とした有識者と、協賛企業の参加者を対象に実
施、回答数は四十四人。
「可能」派(三六%)は「国の意思とリーダーシップにかかっている」(桜井豊シスコシステムズ・本部長)、「景気回復に不可
欠。社会をあげて取り組むことになろう」(安田浩東大教授)などと指摘する。
「不可能」派(三四%)は「NTT(日本電信電話)主導で競争原理が働かない環境下では無理」(碓井聡子富士通総研コンサル
タント)、「超高速網への需要があるかどうか疑問」(前川徹早大客員教授)など。「家庭への最後の分岐点(き線点)までの高速
化という意味なら可能」(富沢木実道都大学教授)との疑問も多い。
七七%の有識者が「インパクトのある高速化は毎秒五メガ(一メガは百万)ビット以上」と考え、非対称デジタル加入者線(AD
SL)の毎秒一・五メガビットでは中途半端とみている。
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総務省のIP電話研究会が発足. 通話品質と電話番号の2WG立ち上げ
2001/11/8
総務省のIP電話研究会が発足。通話品質と電話番号の2WG立ち上げ
掲載日:2001/06/27 媒体:日刊工業新聞 ページ:2 文字数:262
総務省の「IPネットワーク技術に関する研究会」が26日に発足し、中央大の斎藤忠夫教授を座長に選任するとともに、イン
ターネット・プロトコル(IP)電話の通話品質問題を検討するシステムワーキンググループ(WG)と、IP電話向けの新電話番
号体系を検討する番号WGの2つのWGを立ち上げた。
それぞれ12月に報告書をまとめる。
IP電話は、電話交換機を通さないため全国一律の料金体系が可能で、固定電話で行ってきた地域識別番号が不要になる。
研究会では現在の携帯電話のように「030」など3ケタの数字から始まる番号体系ができないか検討する。
総務省 IP電話の技術課題で研究会、26日に初会合
掲載日:2001/06/20 媒体:日本工業新聞 ページ:4 文字数:364
総務省は十九日、VoIP(ボイスオーバーIP)技術を使ったIP(インターネットプロトコル)電話の技術
的課題について検討するため、「IPネットワーク技術に関する研究会」を開催する、と発表した。二十六日に第
一回会合を開き、十二月をめどに検討結果を取りまとめる。
同研究会には、相田仁・東大教授や石川宏・NTT-ME副社長など、産業界と学界から十六人が参加。IP電
話の通信品質や電話番号体系について検討していく。検討結果は、ガイドラインの策定や関連規格の標準化、省令
の改正を行う際に反映させる。
専用のIPネットワークを活用するIP電話は、低廉な料金で通話ができる一方、通信品質の向上が課題とされ
ている。また、ADSL(非対称デジタル加入者線)などを使って常時接続された端末に付与する電話番号につい
ても体系の整備が急務となっている。
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総務省がIP電話の研究会を開催 音質基準や電話番号体系を確立へ
2001/11/8
総務省がIP電話の研究会を開催 音質基準や電話番号体系を確立へ
掲載日:2001/06/26 媒体:日経bpニュース (http://www4.nikkeibp.co.jp/NCC/news_top10/f_ncc2359.html)
総務省は総合通信基盤局長の私的懇談会として,VoIP(voice over IP)技術を活用した通話サービスであるIP電話サービスの研究会「IPネットワー
ク技術に関する研究会」を設置,6月26日に第1回会合を開いた。IP電話を提供する際の技術的な課題を検討するのが目的。
研究会での主な検討課題は二つある。一つは,IP電話サービスの音声品質基準の設定。パケット遅延の水準や,通信事業者のIP網の信頼性を
評価する方法を検討する。もう一つは,IP網に接続したIP電話機に付与する電話番号体系の策定。併せて,電話番号とIPアドレスを対応付ける方
法や,対応付けたアドレスの管理方法についても検討する。
参加メンバーはNTT持ち株会社の大竹伸一第二部門長,IP電話事業者であるフュージョン・コミュニケーションズの角田忠久社長など16人で構
成。第1回会合ではNTTの大竹部門長がIP電話の音声品質の標準化動向を,またKDDIの技術企画部ノードシステム計画グループリーダーの舟
田和司次長が電話番号体系の標準化動向を紹介した。ドリーム・トレイン・インターネットの鈴木寿明技術本部長はインターネット接続事業者(プロ
バイダ)の立場から,IP電話の市場動向を説明した。
今後は2カ月に1回のペースで研究会を開催するほか,検討課題ごとにワーキング・グループを設置。より詳細な検討にあたる。検討結果は,2001
年12月までにまとめる予定。
(島津 忠承)
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総務省,第1種・第2種の電気通信事業者区分を見直し
2001/11/8
総務省、第1種・第2種の電気通信事業者区分を見直し
掲載日:2001/06/28 媒体:日刊工業新聞 ページ:1 文字数:508
総務省は電気通信事業法で定めている第一種・第二種の電気通信事業者の区分を見直す方針を決めた。
7月下旬に学識者など約10人で「情報通信新時代におけるビジネスモデルと競争環境整備の在り方に関する研究会
(仮称)」を設立、12月に出す中間答申の内容を踏まえ、2002年早々に情報通信審議会(総務相の諮問機関)に対し
て電気通信事業法改正などを諮問する。
ネットワークの固定電話からインターネット・プロトコル(IP)への移行で、第一種と第二種の区別があいまいになっている
のに備える。
第一種・第二種の区分は85年にできた制度。
NTTのように自前のネットワークを持つ事業者を第一種、プロバイダーのように持たない事業者を第二種と定めている。
固定電話だけの時代は通用したが、IP時代を迎えモバイル・バーチャル・ネットワーク・オペレーターなど第一種的な第
二種事業者が増えると同時に、第一種でも他社から安い回線を借りる事業者が出ており、両者の区分があいまいになっ
てきた。
研究会はこうした第一・第二種の事業者区分見直しとともに、インフラとコンテンツアプリケーションの中間的存在である
プラットフォームの新たなルールづくりについて議論を詰めていく。
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光ファイバー網整備に4年間1000億円 総務省
2001/11/8
●【朝日新聞ニュース】(asahi.com)
光ファイバー網整備に4年間1000億円 総務省
総務省はこのほど、超高速通信網の主役として期待されている光ファイバー網を地方で整備するために、
今後4年間で800億~1千億円の公共事業を全国の150~200町村で計画する、と発表した。すでに民間
通信業者によって全国に張り巡らされている基幹網ではなく、一般家庭が利用できるように家屋近くの電柱
までをつなぐ支線部分への設備投資が中心。地方自治体が事業主体となり、国が半額を補助する計画だ。
情報技術(IT)分野は政府の来年度予算の重点分野の一つ。総務省は光網の普及をその柱とする方針
で、初年度となる来年度には財務省に50億~100億円を予算要求する。
補助対象と見込むのは、すでに国の補助金を受けて役場や学校、図書館などの地域公共ネットワークづく
り事業に取り組んでいる町村や、これから取り組む可能性がある町村。「自治体に意欲があり、一定の通信
需要がすぐに見込めるため」(総務省)としている。
民間による事業化を原則としてきた光ファイバー網の敷設に公共事業を持ち込むのは、事業採算が合わ
ない過疎地などで将来の通信基盤となる光網の敷設が進まない恐れがあるためだ。NTTは05年度までに
全国の市部で光通信サービスを始める計画だが、郡部の大半は対象外となる見通し。総務省の計画でも、
公共事業による敷設対象と見込むのは全国約2500町村の1割以下となっている。
(08/05 18:38)
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ネット電話関連 (1)
2001/11/8
ネット電話に今夏から参入/NTTコム
掲載日:2001/05/17 媒体:東京読売新聞 朝刊 ページ:11 文字数:386
[他の書誌情報...]
長距離・国際通信会社NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は十六日、インターネット網を通じて割
安料金で音声通話する「インターネット電話」を今夏から始めると発表した。NTTグループ中核企業による
初めての家庭向けネット電話への参入となる。当面はパソコンにヘッドホンとマイクを取りつけて通話するな
ど一部マニア向けだが、将来は通常の電話によるサービスに移行すると見られる。
ネット電話は、既存の電話線より効率的に音声データを運べるため、距離に関係なく安い料金を設定できる
のが特徴だ。その一方で、回線混雑時に音が途切れるなど音質が劣るとされている。日商岩井系の新興通信会
社などが手がけ、加入者を増やしている。
NTTコムのネット電話は、同社のネット接続サービス「OCN」の加入者(二百三十万人)を対象とする。
毎月のネット接続料に加えて、通話料金を払う必要があるが、価格は未定だ。
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ネット電話関連 (2)
2001/11/8
ネット電話、5月に参入 NTTエムイー
掲載日:2001/04/27 媒体:朝日新聞 朝刊 ページ:15 文字数:334
[他の書誌情報...]
NTTグループでデータ通信事業などを手掛けるNTTエムイー(NTT-ME、本社・東京)は5月1
日から、インターネット技術を利用した格安の新しい電話サービス(IP電話)を一般家庭向けに始める、
と26日発表した。料金は関東地方からの通話は全国どこでも1分30秒で16円、それ以外からは同20
円。同種の技術を用いた日商岩井系のフュージョン・コミュニケーションズに対抗する。
NTT-MEが始めるIP電話は、音声をパケットと呼ばれる細切れの状態にして光ファイバーなどの専
用回線網を通して運ぶ仕組み。すでにフュージョン社が4月1日から全国3分一律20円でサービスを始め
ている。
NTT-MEの料金は3分あたりにするとフュージョン社よりも割高だが、通話時間が短い場合は安くな
る。
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ネット電話関連 (3)
2001/11/8
大阪のCATV2社が無料ネット電話 7月から提供、10月から正式サービスへ
掲載日:2001/06/15 媒体:大阪読売新聞 朝刊 ページ:11 文字数:296
[他の書誌情報...]
大阪市内のケーブルテレビ(CATV)会社、大阪セントラルケーブルネットワーク(OCCN)とシ
ティウェーブおおさか(CWO)は十四日、通話料なしで利用できるインターネット電話サービスを七月二
日から提供すると発表した。九月末までは実験とし、十月から正式サービスとする。
両社のインターネット接続サービスに加入している人が、ネットを通じてソフトウエアをパソコンに取り
込むだけで利用できる。相手先のパソコンにも同じソフトウエアが入っていれば、両社の営業エリア外とも
通話できる。OCCNは大阪市北部の九区、CWOは大阪市西部の九区を営業エリアとしており、計約一万
人がネット接続サービスに加入している。
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米マイクロソフトがインスタント・メッセージ機能を「Windows XP」に追加
2001/11/8
[2001/06/05]
米マイクロソフトがインスタント・メッセージ機能を「Windows XP」に追加
ベータ・テスタ向けに今週配布
米Microsoftは今週,ベータ・テスター向け「Windows XP」を配布する。同社が米国時間6月4日に明らかにしたもの。インスタント・メッセージ
ングなどリアルタイムでのチャットを可能にするソフト「Windows Messenger」を組み込んだ。
同社は,3月26日にWindows XPのベータ2をリリースしている。
「現在,パソコンは電子メールやインスタント・メッセージングといったテキスト・ベース通信のツールとして活用されているが,Windows XP
ではリアルタイムのオーディオおよびビデオ・コンファレンス,アプリケーション共有,オンライン・コラボレーションといった次のレベルの通信
環境を提供する」(Microsoft社)としている。
Windows MessengerはSession Initiation Protocol(SIP)に対応する。SIPはインターネット技術の標準化団体であるIETF(Internet
Engineering Task Force)が策定した,IPネットワークに音声やビデオ,対戦型ゲームなどをのせるための標準仕様である。
Windows Messengerは,ユーザーがオンラインでつながると通知を行い,テキストや音声,ビデオでリアルタイムのチャットを可能にする。ま
た,異なる場所での共同作業もできる。例えば生徒どうしが情報を共有しながら共同で宿題を進めることが可能。Windows XPの「Remote
Assistance」と連携しているため,簡単にオンライン・ヘルプ情報を入手することが可能。
「Preview Program」と呼ぶ一般向けプログラムに登録したユーザは,Windows Messengerを組み合わせたWindows XPのテスト版を入手す
ることができる。なお,Windows XP Home Editionと同Professionalは2001年10月25日に発売する予定である。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/USNEWS/20010605/4/
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Page 19
Windows RTC Platform
2001/11/8
[Source : Microsoft]
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Page 20
Windows RTC Platform
2001/11/8
[Source : Microsoft]
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NTT 東日本子会社のIP電話参入 本業との競合で持株会社が「待った」
2001/11/8
NTT 東日本子会社のIP電話参入 本業との競合で持株会社が「待った」
掲載日:2001/06/26 媒体:日本工業新聞 ページ:1 文字数:1056
NTT東日本の子会社が計画しているIP(インターネットプロトコル)電話事業に、NTT持株会社が「電話事業と競合する」と
して待ったをかけていることが二十五日明らかになった。
グループ内では、NTT-ME(社長・池田茂氏、東京都千代田区)が同サービスを提供しているほか、NTTコミュニケーション
ズ(社長・鈴木正誠氏、同)も七月以降に参入する。持株会社はグループ内競合や固定電話事業への影響を避けたい考えだが、IP電
話は今後の有望分野だけに、調整は難航しそうだ。
新たにIP電話への参入を検討しているのは、NTT東日本が約七二%出資するぷららネットワークス(社長・坂東浩二氏、東京都
豊島区)。計画によると、加入者が通常の電話機で同社のアクセスポイント経由で相手先へ電話できるサービスを、同社の基幹網を
使って提供する。
同社は四月までの予定で約二千人に実験サービスを提供していたが、NTT持株会社が「電話機によるIP電話は本業と競合する」
として難色を示し、商用サービスが暗礁に乗り上げている。このため、同社のインターネット接続サービスのユーザー間でパソコンを
使って利用する“インターネット電話”の提供も検討しているが、事業採算の面から本格的なIP電話参入の意向は強く、実験サービ
スを継続している。
交換機が不要なIP電話は、現行の電話網に比べて設備投資が格段に少なく低コストでサービスを提供できるため、フュージョン・
コミュニケーションズ(社長・角田忠久氏、東京都千代田区)が全国一律三分二十円の低料金で提供しているほか、NTT-MEも五
月に参入。NTTコミュニケーションズはパソコンで利用する“インターネット電話”を提供することで、自社で提供する長距離電話
との競合を避ける。
持株会社はグループ各社がIP電話に打って出ることで固定電話加入者の減少を自ら加速させると懸念。ただ、IP電話は急速に
ユーザー数を伸ばしており、グループ内のさや当てが続きそうだ。
■IP電話
インターネットで使われているプロトコル(通信手順)を使い、音声を伝える電話方式でVoIP(ヴォイス・オーバーIP)と呼
ばれる。電話交換機の代わりにルーターと呼ぶ中継機を使う。通信回線の空きスペースを使って音声信号を細切れに伝送するためネッ
トワーク効率が高く、低料金サービスが可能。一般的には、IP電話が通常の通信網を経由するのに対して、インターネット網を経由
する場合を“インターネット電話”と呼ぶこともあるが、広義には両方ともインターネット電話。
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CATVネット利用者急増――回線増強の負担大きく(街景気)
2001/11/8
CATVネット利用者急増――回線増強の負担大きく(街景気)
掲載日:2001/08/02 媒体:日経流通新聞MJ ページ: 1 文字数:581
[他の書誌情報...]
ケーブルテレビ(CATV)を使った高速インターネット利用者数が急増している。総合デジタル通信網(ISDN)の5―30倍
といわれる通信速度が魅力となり、総務省の調査では今年6月末時点の利用者が約97万人と前年の3倍に伸び、現在で
は100万人を突破した模様。その後も月5万人近いペースで増える見込みだ。CATV各社が加入者獲得の切り札として
ネット接続事業を前面に押し出していることもあり、ブロードバンド(高速大容量)通信ブームの一翼を担っている。
ケーブルテレビ運営会社のジュピターテレコム(東京・豊島)の傘下CATV19局のネット利用数は23万世帯を超えた。前
年同期に比べて6倍を超える伸び。多チャンネルが売り物だったCATVだが、今や高速ネットが売りものに変わり、総加入
世帯数も6月末に前年比8割増と100万世帯を突破するまでになった。
高速ネットサービスを手掛けるCATV局は6月末で227局、前年に比べ2倍弱に増えている。しかしCATV回線の容量は
無制限ではない。ネット加入者が増えれば増えるほど光ファイバーの敷設など設備増強が必要になってくる。CATV各局
は小規模局が多いが、「年商をはるかに上回る投資が必要」(電鉄系CATV局)ともされる。CATVの加入者獲得の切り札
である高速ネットの拡大は、皮肉にも自社の経営基盤を大きく揺るがしかねないことになる。
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CATVインターネット利用者が100万突破 3カ月間で2割の伸び
2001/11/8
CATVインターネット利用者が100万突破 3カ月間で2割の伸び
掲載日:2001/11/1 媒体:NIKKEI COMMUNICATIONS on the Web
国内のCATVインターネット接続サービスの総加入者数が100万を突破した。総務省が10月
31日に発表した「インターネット接続サービスの利用者数等の推移」の速報値によると,9月末
時点のCATVインターネット加入者は115万1000。6月末時点の96万7000加入に比べて19%増
えた。2000年9月末時点の46万3000と比べると,1年間で2.5倍近くになったことが分かる。
CATVインターネットを提供する通信事業者の数も,9月末時点で238事業者となった。これは,
1年前の152事業者に比べて約1.6倍の伸びである。
他のインターネット接続サービスでは,xDSL(digital subscriber line)サービスの急伸ぶりが目
立った。9月末時点で65万796加入となり,6月末時点の29万1333加入に比べて2倍以上に増え
た。このままの勢いが続けば,2001年末には100万加入を突破しそうだ。
また,電話回線などを利用するダイヤルアップ型のインターネット接続サービスの加入者数
は,インターネット接続事業者(プロバイダ)大手15社の合計で1923万。1年前の1454万から
32.3%増えた。「iモード」,「EZweb」,「J-スカイ」といった携帯電話によるインターネット接続
サービスの総利用者数も,2000年9月末時点の1967万9000から2倍以上の4493万7000に達し
た。
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国内大手企業,2001年中に合計で2割弱がIP-VPN網を新規構築
2001/11/8
[2001/05/08] 日経マーケットアクセス
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/MA/YOSOKU/20010507/1/
国内大手企業,2001年中に合計で2割弱がIP-VPN網を新規構築
日経マーケット・アクセスが国内大手企業を対象に実施した「企業内ネットワークの再構築/拡張計画実態調査」で業種別にネットワー
ク環境の再構築トレンドを分析したところ,LANやWANを導入した企業は2000年の段階で全事業所の約9割がLANやWANを利用可能な状態に
なった。
今後は,各事業所間をLAN-WAN接続などでより密接に連携させる段階に入る。同時に,これまで取引実績のなかった企業と新たに提携を
開始するために,WANを活用するケースも発生する。卸・小売業のWAN総帯域幅は2001年末に1社平均で対前年同月比93.1%増の2.18Gビッ
ト/秒に急拡大し,全体平均の倍以上の水準に達する見込みだ。
一方,2000年末以降の製造業のWAN総帯域は,全体平均の約半分の水準にとどまる。再構築/拡張計画の一環として,製造業の多くがWAN
総帯域の増強に積極的に取り組んでいるが,卸・小売業や金融業のようにデータ量自体が急増しているわけではなさそうだ。ただし,製
造業各社は今後WAN回線上のデータ量が増加することを予測しており,2001年末には対前年同月比57.9%増の456.7Mビット/秒になると見
込んでいる。
WAN総帯域が急拡大しているのは,LAN上にある大量のIP(Internet Protocol)データがWAN回線に流入したことが原因である。LAN上で
IPを利用していると回答した企業(全体の83.4%)に対し,LANだけなくWAN上でもデータをIP化しているかどうかを尋ねた。
2000年末の段階で41.7%がフレーム・リレーやATM専用線を使って全社的にIP化していた。
業種によらずほぼ全体に見られる傾向となっている。
今後は,IP-VPN(Virtual Private Network)サービスなどを活用した仮想自営網で,
IPデータを取引先などと連携させるネットワーク再構築が始まる。2001年中に一部
事業所間での連携にIP-VPNなどを利用すると回答した企業は9.9%,全社規模で利用
する意向を示した企業も7.3%あった。
回線関連のネットワーク予算は順調に増加しており,回線関連の予算額は2001年度に
1社平均で対前年度比8.8%増の5112万円,回線工事関連が同14.3%増の2740万円となる。
通信機器関連の同8.5%増をそれぞれ上回った。調査方法は表J-1の説明文を参照。
(三田 政志)
回線関連/通信機器関連/
回線工事関連の予算額の推移
* ネットワーク再構築とは,「既存のネットワーク環境全体を見直す抜本的なネット
ワーク構築作業」と定義した。同様にネットワーク拡張は「利用者の拡大などを目的と
してネットワーク利用拠点,回線数/容量などを増強する一連の作業」と定義した。
『企業内ネットワークの再構築/拡張計画実態調査2001』(2001年6月15日発行)より
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ネットワーク構成
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次世代ネットワークシステムアーキテクチャ
2001/11/8
[Source : SnowShore]
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VoIPネットワークの進化
<現在 (2001 3Q)>
PSTNの長距離区間に導入
(Fusion等)
<2005~>
<2002~2004>
ブロードバンド上のVoIPの普及 サービスの多様化
交換機
交換機
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交換機
PSTN
交換機
PSTN
メディア
GW
メディア
GW
Class4
SoftSwitch
既存PSTN Class5交換機のVoIPでの更改
NWの完全IP化
Class4
SoftSwitch
アクセス
GW
メディア
GW
Class 5
SoftSwitch
アクセス
GW
Class4
SoftSwitch
メディア
GW
Class4
SoftSwitch
IP
ピュアIP Class5
SoftSwitch
インターネットでの実験サービス
(ISP、東西地域IP網、企業内等)
ピュアIP Class5
SoftSwitch
ピュアIP Class5
SoftSwitch
ピュアIP Class5
SoftSwitch
ゲートキーパー
ADSL/CATV
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エンタープライズ
/コールセンタ
ADSL/CATV/光
エンタープライズ
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ソリューション例 -IPによる市外バイパス
SS7
中継系通信事業者
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SS7
PSTN
SS7
SS7
IPによる
地域系
通信事業者
地域系
通信事業者
市外バイパス
PSTN
SS7
GW
中継系通信事業者
IPネットワーク
PSTN
SS7
GW
アナログ電話
アナログ電話
メディアゲートウェイ
Class4ソフトスイッチ
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•PSTNとIPの橋渡し
•安価なサービス提供
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ソリューション例 -IPによる市内バイパス
SS7
GW
SS7
中継系通信事業者
IPネットワーク
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SS7
GW
地域系
通信事業者
PSTN
地域系
通信事業者
PSTN
Class4ソフトスイッチ
メディアサーバ
アナログ電話
Class5ソフトスイッチ
アクセスキャリア
アプリケーションサーバ
IPネットワーク
SOHO/個人
•安価なサービス提供
IPネットワーク
–加入者回線の削減
–音声網とデータ網の統合
•高度サービスの実現
IAD
企業
PC
IP Phone
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アナログ電話
IPネットワーク
–IP Centrex
–Unified Messaging
–Voice Mail
–カンファレンス
–Web連携
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キャリアグレードVoIP
導入モデル
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Long Distance
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SS7/C7
Signaling
Gateway
SoftSwitch
Local
Access
Media Gateway
Packet
Network
Local
Access
Media Gateway
[Source : Sonus]
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Internet Call Diversion
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SS7/C7
ignaling Gateway
SoftSwitch
PSTN
Packet
Network
PRI
ISP1
Media Gateway
PBX
ISP2
[Source : Sonus]
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Wholesale
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SS7/C7
Signaling
Gateway
SoftSwitch
Reseller 1
Local
Local
Packet Network
Reseller 2
Media Gateway
Media Gateway
[Source : Sonus]
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IP Voice Termination
Signaling Gateway
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SoftSwitch & H.323
Gatekeeper
SS7
SIP Gateway
Packet Network
PSTN
H.323
GK
Media Gateway
IP
PBX
IP Phone
Enterprise GW
Gateway
[Source : Sonus]
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Packet Peering Slide
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SS7/C7
Signaling
Gateway
Softswitch
SoftSwitch
Packet
Network
Media Gateway
Packet
Network
Media Gateway
Service Provider 1
Media Gateway
Media Gateway
Service Provider 2
[Source : Sonus]
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Conferencing / Prepaid and Calling cards
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Application
PSTN
Signaling
Gateway
Softswitch
Softswitch
Packet
Network
Media Gateway
Media Gateway
Access Server
Media Server
IAD
[Source : Sonus]
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Business Access Solution
2001/11/8
[Source : Sonus]
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VoIP導入の課題
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キャリアがVoIPを導入する際の課題
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① ベーシックな電話サービスだけでは十分な収入を生み出せない
ベーシックな電話は価格競争によりコスト限界まで値下げ
利益を生むのは高度サービス。拡張性の高いソリューションの選定
② VoIPは思ったほど安くない
しかし、カスタマは圧倒的に安い料金を期待
③ 品質の確保が難しい
「安かろう・悪かろう」のインターネット電話レベルでは
有料のキャリアビジネスになり得ない
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ベーシックな電話では儲からない
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● ベーシックな電話サービスは、価格競争によりコスト限界まで値下げ
が進行
● 利益を十分生み出すためには、差別化された魅力的な付加価値
サービスを、競合他社に先駆けて市場に投入することが必要
● 弊社では、低価格・短期間での付加価値サービス開発を可能とする
開発環境を整え、Class5ソフトスイッチ、メディアサーバ、アプリケー
ションサーバ等を利用した高度な付加価値サービスをご提案いたし
ます
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VoIP付加価値サービスのコンセプト
複合通信制御
・多様な通信手段を
Webにより統合。
・どこから(外出先)
でもアクセス可能。
個人情報管理
・相手の状態や予定
などにより最適な
通信手段を選べる。
・ユーザ間で様々な
情報を共有できる。
アプリケーション
サーバ
VoIP
VoIP
チャット
チャット
メール
メール
WWW
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WWW
映像
映像
ファイル転送
ファイル転送
状態・情報
電話系
サービス制御
IP NW
Class5ソフトスイッチ
連動
Communication Portal
Communication Portal
ユーザA
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ユーザB
状態・情報
メディアサーバ
ユニファイド
メッセージ
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現在のサービス開発の課題
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● サービス開発はベンダしか出来ない
‐キャリア単独での新機能盛り込みが不可能
‐ベンダとのスケジュール調整必須
● 既存の機能の変更には多くの時間と費用を要する
‐迅速かつ廉価なサービス開発が不可能
● 新たに追加された機能は全てのキャリアに提供される
‐同一システムを導入しているキャリア間での差別化が困難
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アプリケーション開発における目標
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● サービス開発においては、オープン性を確保してインタネット
モデルを導入する必要がある
-豊富な開発者
-急速な技術革新
● “業界外のキレ者” が新しい通信サービスの開発に参加でき
るようにする
● サービスプロバイダが、サービス開発を競争優位確保の手
段にできるようにする
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インタネットモデルにおける通信サービスの構築
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商品企画
革新的なサービスのアイディア
お客様の獲得・囲い込
み
↓
利益の創造
開発者に強力なAPIを提供する
ネットワークの複雑さが隠蔽される
オープンスタンダードAPI
サービス提供
迅速・タイムリーな
市場投入
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短期間(3~6ヶ月)での新サービス
開発が可能
サービス開発
短期間での
アプリケーション開発
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VoIPは思ったほど安くない
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● 音声品質と使用帯域は密接な関係がある
-音声品質を重視すると、音声圧縮を減らし使用帯域を増やす必要がある
(使用帯域 G.711 : 110~160 kbps, G.729a : 20~30 kbps )
● ネットワーク構成の見直しを要する場合がある
-上り帯域の確保
-ネットワークにボトルネックが存在する
-信頼性への配慮でさらに機器が増える
● 音声データ以外のデータ伝送に対する考慮も必要
-音声データ以外のデータ伝送(インターネットアクセス等)が大量に発生した時の
品質確保
-バースト・トラフィックに対する余裕度の設計
-ネットワークを流れるデータの量および特性に応じたネットワーク設計が必要
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品質確保が難しい
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● VoIP端末のエンドツーエンド遅延時間は150ミリ秒以下を推奨。(ITU-T G.114)
-MOS(※)評価値で 平均2.0、最悪1.5の目標を達成するためには
この程度の品質が必要。
-アナログ電話の平均品質は概ね2.5、限界品質は概ね1.5。
● VoIPネットワークには音声以外のデータも伝送する
-安定した通話を実現するには、帯域制御装置等を利用して音声帯域の確保が必要。
-音声帯域の使用率を綿密に管理する必要がある。
(※)MOS (Mean Opinion Score) 平均オピニオン値
注意深くエンジニアリングされた
ネットワークの構築と運用が必要です
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VoIPの課題を解決するには…
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● 付加使用料をいただける魅力的なサービスを低価格かつ迅速に
投入できるソリューションの導入
● 適切にエンジニアリングされたネットワークの構築・運用・保守
● VoIPにふさわしいQoSの実現
PSTN > VoIP ≫ インターネット電話
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アクセスキャリアにおけるVoIP導入の課題
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● 上り帯域の確保
・G.711(無圧縮):110~160 kbps,G.729a(圧縮):20~30 kbps
・インターネットアクセスと異なり、上り下りとも同程度の帯域必要
・多数のユーザが一度に使用した場合のネットワーク耐性および品質確保
● TA(ターミナル・アダプタ)等の投資回収
・TAは実勢価格で2万数千円/台。
・早期の投資回収を可能とし、収益を確保するビジネスモデルの検討
● 課金方法
・網内接続ならば定額料のみも可能だが、公衆網接続では従量課金が必須
・公衆網接続時のアクセスチャージおよび事業者間精算問題の解決
● 顧客にとってVoIPは本当に魅力的なサービスなのか
・網内無料電話+公衆網格安電話だけで顧客がついてくるか
・加入者増+付加サービス使用料増につながるようなサービスは何か
・単独アクセスキャリアでは加入者数、サービスエリアが限られる
● 端末制御プロトコルの課題
・H.323/MGCP/SIPのどれを採用するか
・市場動向、現在の安定性、将来の拡張性、導入時期等を総合的に検討要
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課題解決への取り組み : NAT問題
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The Problem
Firewalls
Firewalls typically have statically configured policy
+
SIP (and other VoIP protocols) dynamically allocate
media flows independent of signaling flow
=
Firewalls block all inbound UDP (e.g. media), or
Firewalls block inbound (non-symmetric) media
Assuming static pinhole, signaling will pass
SIP
RTP
Fall VON, 2001
SIP NATs and Firewalls: Methods
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Mark Pietras
2
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課題解決への取り組み : NAT問題
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Tunnel Through Firewall
Tunnel Though Firewall
Tunneling
Device
Ordinary Data
Firewall
Tunneling
Device
SIP & RTP Traffic over Firewall-Friendly Tunnel
SIP & RTP Traffic over IP/UDP
Fall VON, 2001
SIP NATs and Firewalls: Methods
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www.aravox.com
Mark Pietras
4
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課題解決への取り組み : NAT問題
2001/11/8
Change VoIP to Fit
Change VoIP to Fit
Careful changes to protocols (to clients and
servers) and a new type of server can make
them all “firewall friendly”
STUN
Servers
Ordinary Data
Firewall
SIP & RTP Traffic
Fall VON, 2001
SIP NATs and Firewalls: Methods
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Mark Pietras
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課題解決への取り組み : NAT問題
2001/11/8
Modify the Firewall
Modify the Firewall: MIDCOM
Signaling entity interacts with firewall policy
Middlebox Agent
(e.g. SIP Proxy)
Middlebox
(MIDCOM firewall)
MIDCOM protocol
SIP Signaling
RTP Traffic
Fall VON, 2001
SIP NATs and Firewalls: Methods
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Mark Pietras
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課題解決への取り組み : NAT問題
2001/11/8
Modify the Firewall
Modify the Firewall: ALGs
Signaling entity is on the firewall
Middlebox with
ALG
SIP Signaling
RTP Traffic
Fall VON, 2001
SIP NATs and Firewalls: Methods
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課題解決への取り組み : NAT問題
2001/11/8
Modify the Firewall
Modify the Firewall: Filter for VoIP
Different device moves signaling and
bearer around data firewall
VoIP Signaling
RTP Traffic
Data Traffic
Fall VON, 2001
SIP NATs and Firewalls: Methods
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2001/11/8
まとめ
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最後に
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VoIP はもう使えるか?
‐ Yes
どこにでも?
‐ No
技術的には成熟したか
‐ Yes/No <- まだ発展途上
これからも進歩するか
‐ Yes
VoIP は安いか?
‐ Yes/No : 何と比べるかによる
VoIP v.s. 既存網の価格競争は続くか
‐ No : 間もなく終わる
その後の勝負は何か
‐拡張サービス
金の取れるサービスとは?
‐…
‐本当にそれを知ってたら独立しています
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[参考資料]
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NTTコムウェアによる
キャリア向けVoIPソリューション
の一例
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[参考資料]
次世代ネットワークの構成
加入者サービス+高度サービス
中継サービス
Class4
ソフトスイッチ
SS7
SIP
PSTN
MGCP/Megaco
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Class5
ソフトスイッチ
アプリケーション
サーバ
JAIN/SIP/CPL(XML)
IPネットワーク
H.323/SIP/
MGCP/Megaco
MGCP/Megaco/SIP
MGCP/Megaco/SIP
RTP
TDM
RTP
アナログ電話
RTP
IAD /
IP Phone
メディアゲートウェイ
メディアサーバ
: NTTコムウェアのソリューション
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[参考資料]
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Pure IP Class5 ソフトスイッチ
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[参考資料]
Pure IP Class5 ソフトスイッチ ー 概要
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インターネット・イントラネットユーザに対し、
多彩かつ柔軟なClass5 サービスが提供可能にする
通信事業者向けPure IP 型ソフトスイッチ
•Pure IP 環境で加入者交換機能を実現する安価かつ高性能なソフトスイッチ
•市内バイパス市場に適用可能
•メディアサーバ、アプリケーションサーバとの連携による高度サービスの提供
•Web、PDA、グループウェア等との統合によりマルチチャネルアクセスの実現
•エンドユーザ自身によるサービス内容のプロビジョニング
•高い信頼性
•いなかる通信環境にも対応できる柔軟性
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[参考資料]
Pure IP Class5 ソフトスイッチ ー 特徴
コンポーネントは二重化構成。
キャリアグレード商品に
求められる、99.999%の高い
稼働率をクリアしています。
標準プロトコルである
SIP、H.323、MGCPをサポートし
その間のプロトコル
コンバージョンが可能です。
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転送機能、コールウェイティングの他、
WebやPDA等と連携することにより
e-mailサービスやユニファイドメッセージング
サービス等を提供することが可能です。
優れた互換性により、マルチベンダ環境を実現。
数多くのベンダのアプリケーションサーバに
接続可能なため、新規サービスを
低コストかつ短期間で提供できます。
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[参考資料]
Pure IP Class5 ソフトスイッチ ー 機能概要
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サポートプロトコル
MGCP 、H.323 、SIP
オープンAPI 対応
JAIN、SIP、XML
稼働率
99.999%
IP ネットワーク
二重化構成
推奨プラットフォーム
Sun Netra シリーズ、Sun Solaris
接続可能IP端末
メジャーなIP Phone(SIP、H.323)、IAD
課金関連
課金情報の収集が可能(お客様のご要望によりフレキシブルな課金情報が収集可能)
サービス即応性
他製品との接続が可能(アプリケーションサーバ、メディアサーバなど)
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[参考資料]
Pure IP Class5 ソフトスイッチ ー ネットワーク構成イメージ
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[参考資料]
Pure IP Class5 ソフトスイッチ ー サービス概要
Subscriber Features:
 Call Forwarding – Unconditional
 Call Forwarding – No Answer
 Call Forwarding – Busy
 Call Return (*69)
 Anonymous Call Reject
 Caller ID Blocking
 Enable & Disable Via DTMF
› Caller ID Blocking
› Call Forwarding – Unconditional
 900/976 Restriction
 Toll Restrictions (1+/011+)
 Abbreviated Dialing
 Carrier Pre-selection
Access Device Features:
 Call Waiting
 Caller ID – Inbound
 Call Transfer – Supervised
 Three Way Calling
 Caller ID on Call Waiting
 Call Transfer – Blind
 Cancel Call Waiting
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System Features:
 OSS/BSS Interface
 Billing – IPDR (XML & Text)
 Subscriber-Based Software Licensing
 Number Translation
 Multiple Gateway/Softswitch Selection & Routing
 Dynamic Routing
 User Agent Authentication
 Security - Dynamic IP Address Support
 Easy Installation
Enhanced Applications:
Subscriber Self Provisioning (SSP)
 SSP API & GUI Integration
 Sample SSP GUI
Personal Service Management:
 Interactive Call Manager
 Rules-Based Call Manager
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[参考資料]
Pure IP Class5 ソフトスイッチ ー サービス例 (1)
2001/11/8
Dynamic Call Control
電話がかかってきた時間帯や発信元により着信先を変更。
変更先・変更条件等はWeb やPDA 等からユーザ自身が
いつでも自由に設定することが可能です。
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[参考資料]
Pure IP Class5 ソフトスイッチ ー サービス例 (2)
2001/11/8
Unified Messaging
電話がかかってきたのに不在であった場合、相手からのメッセージを保存。
その保存したメッセージを音声ファイルとしてe- mail に添付・送信することが
可能です。
また、音声読み上げ機能により、受信したメールを電話からチェックすることも
可能です。
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[参考資料]
Pure IP Class5 ソフトスイッチ ー サービス例 (3)
2001/11/8
Phone Control
Web やPDA 等による電話機の操作を実現。
かかってきた電話を実際に取る前に、相手を確認したり転送させたりすることが
可能になります。
また、発信・着信履歴を確認後、そのままクリック一つで相手にコールバックする
ことも可能です。
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[参考資料]
2001/11/8
メディアサーバ
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[参考資料]
メディアサーバ ー 概要
2001/11/8
次世代ネットワークで音声や画像処理を提供する
IPベースのメディアサーバ
• 次世代ネットワークに付加価値の高い音声や画像等のメディア処理を提供するエレメント
• VoIP技術を用いてIP環境ならではのユニファイドメッセージ、ビデオカンファレンス、コンタクト
センター等の高度サービスを提供するためには、音声や映像等の広帯域データの処理が必要
• Class4 ソフトスイッチ,Pure IP Class5 ソフトスイッチ と連携することで、 IPネットワークにおいて
音声・映像・Webを統合するような新しいサービスを提供
• 最新のDSP技術でコンパクト筐体で、大容量サービスを提供
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[参考資料]
メディアサーバ ー 特徴
2001/11/8
大規模なPSTN/IP統合網
およびIP網において
付加価値サービス実現可能です。
(10,000ポート以上)
Class4,Class5ソフトスイッチ
との機能連携により
音声映像・データを組み合わせた
多彩なサービスを実現
標準プロトコルである
MGCP、SIPをサポートし
各種Class4,Class5ソフトスイッチ
との相互接続が容易に実現
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[参考資料]
メディアサーバ ー 機能概要
2001/11/8
サポートプロトコル
MGCP 、SIP、Megaco
オープンAPI 対応
SIP、Voice XML
処理能力
10000ポート以上
推奨プラットフォーム
独自ハードウェア
サービス即応性
Class4, Class5ソフトスイッチ、アプリケーションサーバと連携して多彩なサービスを提供
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[参考資料]
メディアサーバ ー 機能
2001/11/8
・DTMF信号認識
・音声合成
・コーデック変換
・自動音声レベル制御
・Text To Speech
・音声認識
・カンファレンスブリッジ
・ビデオ情報処理 等
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[参考資料]
メディアサーバ ー システム構成
2001/11/8
シナリオエディタ
OA&M
凡例
音声
信号
シナリオアップロード
システム異常通知取得
ボード状態参照
音声ポータルシステム
SS7
Class5
SoftSwitch
SIP
TTS
ASR
PSTN
MediaServer
STM-0
GW
RTP
SIP/H.323
コンテンツ
サーバ
DBサーバ
NNI
Private IP Network
お客様
Internet
WWW
サーバ
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お客様
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[参考資料]
メディアサーバ ー 接続構成イメージ
2001/11/8
• Class4 ,Class5 ソフトスイッチ、アプリケーションサーバ等
IP上の複数のエレメントと接続
Class4
ソフトスイッチ
Class4
ソフトスイッチ
Pure IP Class5
ソフトスイッチ
Pure IP Class5
ソフトスイッチ
SIP、MGCP、Megaco
アプリケーション
サーバ
アプリケーション
サーバ
アプリケーション
サーバ
アプリケーション
サーバ
メディアサーバ
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