化学反応の速さと平衡

質量作用の法則
平衡移動の法則
(ル・シャトリエの法則)
化学平衡の条件(温度・圧力・濃度)を変えると平衡は移動する。
移動方向は平衡条件の変更を妨げようとする方向である。
注:触媒は反応速度を増大させるが平衡には影響しない
酸と塩基
アレニウスの酸・塩基
酸:水溶液において水素イオンを放つ物質
例.HCl → H+ + Cl塩基:水溶液において水酸化物イオンを放つ物質
例.NaOH → Na + + OH 問題点
NH3は塩基であるが、OH-をもたない。
物質の中には酸としても塩基としても作用するもの
がある(例 Al(OH)3)
H+は電子を失った水素、すなわち裸の陽子、これが
結合を作らず存在する可能性は低い
ブレンステッド・ローリーの酸・塩基
実際はこのようなオキソニウムイオンを生成
酸:水素イオンを放つ物質
塩基:水素イオンを受け取る物質
上式では水は塩基として作用している
アンモニアが塩基として作用することが説明できる
このとき水は酸として作用している
ルイスの酸・塩基
酸:非共有電子対を受け入れることができる物質
塩基:非共有電子対を供与することができる物質