世界のエネルギー事情

世界のエネルギー事情
011400561 文学部一年 畑守一輝
目的・内容
原子力発電の再稼働や地球温暖化の問題が
叫ばれている昨今、エネルギー・環境への取組
みは世界規模のものとなってきている。そこで
世界各国のエネルギー事情を調べて、とくに環
境への影響という観点から、次世代にとってふ
さわしい発電方法を考えていく。
目次
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既存の発電方法のメリット・デメリット
発電が環境にもたらすもの
発電所の立地・費用等の諸問題
世界主要各国の発電供給状況
フィリピンにおける再生可能エネルギー
考察
未来理想図
既存の発電①
火力
M エネルギー消費量の多い時間帯に合わせて発電量を変化できる
DM 資源の枯渇と主な産出国が中東,地球温暖化の促進
原子力
M 少量の資源で長期間エネルギーを生産,温暖化防止
DM 原料が放射能を含むウラン,プルトニウムが地中に埋める必要
水力
M 温室効果ガス× 廃棄物×
DM 電力量調整できない,ダムの建設で生態系に影響
地熱
M 再生可能エネルギー
DM 景観への影響,国や地元行政からの支援が乏しい
既存の発電②
太陽光
M その場で使う電力をその場で供給することができる
DM 高価で大量設置ができない,季節や地域が限られる
風力
M 再生可能エネルギー
DM 落雷・地震による故障,鳥が巻き込まれる,風速に左右
バイオマス
M 安定した発電,地域環境の向上,地域産業の活性
DM コスト高い,食料とのトレードオフ,農地の必要
→自然破壊
発電が環境にもたらすもの
原子力発電
各種の事故や災害,戦争による殺戮・環境破壊
ex)1986年チェルノブイリ原子力発電所事故
2011年福島第一原子力発電所事故
化学物質及び人工放射性物質による人体汚染
火力発電
発電時にCO₂排出→地球温暖化の進行
硫黄酸化物等排出→大気汚染
発電所の立地・費用
立地問題
原子力発電所→大量の冷却
水が必要・強固な岩盤・広大
な土地→海岸沿いに設置
水力発電所→山間部や河川
の近く
火力発電→海や川の近く、大
都市、工業地帯
地熱発電→火山地帯
建設費用問題
原子力発電所34億円/万KW
天然ガス火力発電所5億円/
万KW
石炭火力発電所18億円/万
KW
揚水発電所24億円/万KW
地熱発電60億円/万
世界主要各国の発電供給状況①
世界主要各国の発電供給状況②
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ヨーロッパ諸国は原子力発電に対する依存度が高い
原子力発電所依存度ゼロのイタリア、デンマーク、ノルウェー
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再生可能エネルギーに力を入れるデンマーク、ドイツ、スペイン、イタリア、イギリ
ス
海外からの化石燃料輸入に依存する日本・韓国・台湾
国内産石炭に大きく依存する中国・インド・オーストラリア・南アフリカ
拡大する先進国・新興国での天然ガスの活用
フィリピンとインドネシアで進む地熱発電
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水力発電の割合が大きいブラジル、スイス、ノルウェー、カナダ、スウェーデン、
ベトナム
参考文献
kwhttp://globe.asahi.com/feature/111002/04_1
.html
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/questio
n_detail/q1178835816
http://world-arrangementgroup.com/blog/?p=627