01/16 JAMA統一データシート(Ver.2) 記入方法とお願い 2006.04.13 地球環境部 02/16 1. JAMA統一データシート(Ver.2)の概要 2. データ入力項目・内容の変更点 3. データ入力時のお願い事項 4. ご提出方法とお問合せ先 1. JAMA統一データシート(Ver.2)の概要 1-1. データシートの内容 自動車メーカーが標準化しているIMDSと整合化 ポイント ・ 納入部品に対して階層を持たせ構成部品、材料、化合物のデータ登録 ・ 構成部品についての詳細な材料情報(質量、規格、記号など)及び 化合物情報( CAS No. 、含有率)を登録 ・ 材料単位で全化合物(=全成分)の開示が必要 (但し、1材料当り10%まで化合物の非開示可能) ・ リサイクル情報の開示が必要(再生材使用率) マクロ機能によるデータ精度の向上 ポイント ・ 自動入力機能 ⇒ 「選択」ボタンを利用し自動で入力出来ます。 ・ 自動計算機能 ⇒ 構成材料の質量の合計値を計算し、 構成部品質量欄に入力されます。 ・ エラーチェック機能 ⇒ 誤入力,入力漏れ箇所を確認出来ます。 03/16 04/16 1. JAMA統一データシート(Ver.2)の概要 1-2. データ階層構造と行の考え方 ~Step1~ 納 X 構 Ⅰ 材 あ 化 A 化 B 構 Ⅱ 構 Ⅲ 構 Ⅰ 材 い 化 C 材 う 化 D 材 あ 化 A 化 B 納入 部品 構成 番号 構成 部品 X 1 X 2 Ⅰ X 2 Ⅱ X 3 Ⅲ X 3 Ⅰ 納 :納入部品 構 :構成部品 材 :構成材料 化 :化合物 材 料 化合 物 その他 情報 04/16 1. JAMA統一データシート(Ver.2)の概要 1-2. データ階層構造と行の考え方 ~Step2~ 納 X 構 Ⅰ 材 あ 化 A 化 B 構 Ⅱ 構 Ⅲ 構 Ⅰ 材 い 化 C 材 う 化 D 材 あ 化 A 化 B 納入 部品 構成 番号 構成 部品 材 料 化合 物 その他 情報 X 1 X 2 Ⅰ あ A ・・・ X 2 Ⅰ あ B ・・・ X 2 Ⅱ X 3 Ⅲ い C ・・・ X 3 Ⅲ う D ・・・ X 3 Ⅰ あ A ・・・ X 3 Ⅰ あ B ・・・ (空欄) 納 :納入部品 構 :構成部品 材 :構成材料 化 :化合物 (空欄) 1. JAMA統一データシート(Ver.2)の概要 1-3. 構成材料の考え方 例) SECC材使用部品の場合 クロメート処理 亜鉛めっき 鋼板(SPCC) 材料情報は、材料を構成する最小単位で入力します。 SECCのようなめっき鋼板の場合、めっき前の鋼材である SPCCの情報が必要になります。 ⇒ 3材料構成と判断します。 05/16 2. データ入力項目・内容の変更点 2-1. 入力項目 部品情報 材料情報 物質情報 06/16 2. データ入力項目・内容の変更点 2-1. 入力項目 その他 オプション 07/16 08/16 2. データ入力項目・内容の変更点 2-2. 内容の変更点 入力項目 変更点 変更理由 納入部品 設計変更番号 項目追加 (テン不使用) 部品構成 登録済区分 項目追加 重複調査の回避 支給部材への対応 材料商品名 項目追加 IMDSとの整合化 構成材料名称 構成材料 内容変更 材料コード (JAMA材料リストの採用) 材料記号 入力方法変更 材料規格 (全ての行に入力) IMDSとの整合化 (材料名称の細分化) 業界標準との整合化 09/16 2. データ入力項目・内容の変更点 2-2. 内容の変更点 入力項目 変更点 変更理由 含有目的 含有目的名称 項目追加 業界標準との整合化 化合物 物質名称 内容変更 (テン不使用) 再生材使用率 (工程内リサイクル材) 再生材使用率 リサイクル (市場回収材) 材料表示 リサイクルマーク 項目追加 項目追加 IMDSとの整合化 内容変更 「Y]「N」「N/A」 10/16 3. データ入力時のお願い事項 3-1. 各材料の化合物(=成分)を報告する際は全化合物とします。 ・ワイルドカード化合物(=非開示化合物)は、10%以下とします。 ・複数のワイルドカード化合物を使用する場合も、合計で10%以下とします。 ・ただし、染料・顔料のワイルドカード化合物は5%以下とします。 ワイルドカード化合物一覧 SUBSTANCE NAME Misc., not to declare Additives, not to declare colorant, not to declare colo(u)ring agent, not to declare Flame Retardant, not to declare Further Additives, not to declare Impact modifier, not to declare Inorganic Ingredient, not to declare Mineral Material, not to declare Miscellaneous Natural Ingredient, not to declare not yet specified, not to declare Organic Ingredient, not to declare Pigment portion, not to declare Plasticizer, not to declare CAS CODE system system system system system system system system system system system system system system system 染料・顔料 染料・顔料 染料・顔料 11/16 3. データ入力時のお願い事項 3-2. 化合物報告時の含有率の幅(最大値-最小値)は、IMDSレコメンデーション の通りとします。(下表参照) 表1. 材料分類 5.1 / 5.2 / 5.3 / 5.4 / 5.5.1 / 6.2 / 9.2 表2. 左記以外の材料分類 樹脂・ゴム材料 化合物含有率 Y %(最大) 許容公差範囲 M=Y %(最大)-X %(最小) 化合物含有率 Y %(最大) 許容公差範囲 M=Y %(最大)-X %(最小) 0≦Y≦10 M≦2 0≦Y≦7.5 M≦3 10<Y≦20 M≦4 7.5<Y≦25 M≦5 20<Y≦50 M≦6 25<Y≦100 M≦10 50<Y≦100 M≦10 3-3. 複合材料の報告方法について 被覆電線,粘着付テープ等を報告する際は、絶縁層と導電層,粘着材と 基材等に分けて報告して下さい。 3. データ入力時のお願い事項 12/16 3-4. 塗料、インクなどの報告方法について 硬化、乾燥状態での報告をして下さい。溶剤は、残存物以外報告不要です。 3-5. 主剤と硬化剤を混合させる材料は、反応後のものを報告して下さい。 3-6. 材料名称、化合物については、選択テーブルの中から選んで下さい。 ・ 該当の材料が無い場合は、相当材を選択し詳細内容(名称, 規格, 記号等) は備考欄に記入して下さい。相当材も無い場合、事務局に報告して下さい。 ・ 該当の化合物が無い場合は、「化合物コード」欄に“Not found:CAS”と 記入し「化合物名称」欄に“化合物名称”を手動で入力して下さい。 3-7. メッキ鋼板については別紙・記入要領を参考にして下さい。 3. データ入力時のお願い事項 13/16 3-8. 電子部品を報告する際は、個々の材料に落し込んだ状態で報告して下さい。 合金材料については、主成分の名称で報告して下さい。 ※「その他電子部品」という材料の選択項目はありません。 3-9. 電気電子用途のセラミック中に一酸化鉛を含有する場合は、材料分類7.2 もしくは8.1を選択して下さい。 (例: 銀及び銀合金で分類8.1) 3-10. 電気電子用途の半田は、材料分類8.1として報告して下さい。 それ以外は材料分類3.1として報告して下さい。 3-11. 入力終了後、「入力データのチェック」ボタンを押し、エラーが無いことを ご確認して下さい。 3-12. 1~11項を満足していないデータについては、再提出をお願致します。 14/16 4. ご提出方法とお問合せ先 4-1. ご提出方法について 「入力データのチェック」ボタンでエラーがないことを確認した後、 「統一データシート(初期ファイル名:jamasheet_**.xls)」の 「表紙」シートにある。「CSVファイルの出力」ボタンでCSV形式の データファイルに変換後、ご提出下さい。 Jamasheet_**.xls 15/16 4. ご提出方法とお問合せ先 4-2. ご提出先,お問合せ先(事務局) ・ご提出先 [email protected] ・お問合せ先 品質改善支援部改善推進チーム 永原・竹内宛て [email protected] 電話番号 078-682-2116 部品モ デ ル:24110-23670 PLA TE A SSY(質量64g ) ○24101-23670(質量40g)(1個使い) PLATE,SUB-ASSY ①に②を溶接後0.8gの亜鉛めっきを全体に施す。 ①:24111-23670(質量22g)(1個使い) PLATE、材質:SPCC ②94225-23670(質量4.3g)(4個使い) NUT,WELD、材質:S25C ③24112-23670(質量8.8g)(2個使い) COLLAR、材質:35%GF 強化PP ④24113-23670(質量3.2g)(2個使い) COLLAR、材質:SECC 部品モ デ ル:24110-23670 の部品表構成 24110-23670 PLATE ASSY 24101-23670 PLATE, SUB-ASSY(1個) 24111-23670 PLATE(1個) 94225-23670 NUT,WELD(4個) 亜鉛めっき 24112-23670 COLLAR(2個) 24113-23670 COLLAR(2個) ★ エラーチェック機能について エラーがない場合 エラーがある場合 ★ 自動入力機能について 16/16 本調査へのご協力お願いします。
© Copyright 2024 ExpyDoc