FAIR WAY 団体概要

NPO法人
団体理念
Ⅰ・NPO法人を企業及び民間に広報する
アジア圏に関わる支援団体(NPO法人)の活動内容をイベントを媒体に企業や民間
に広報し、支援者を増員することで各支援団体の活動の質を向上させる。
Ⅱ・NPO法人の活動内容の充実を図る
アジア圏に関わる支援団体(NPO法人)のネットワークとして働きかけることで、
各団体における課題を迅速に解決へと導き実行へ移すプロセスを構築する。
Ⅲ・フェアトレードビジネスを支援する。
日本国内にあるフェアトレード店をイベントを媒体に企業や民間に広報し、消費者
を増員することで、仕入先へのビジネスの提供の幅を充実させる。
Ⅳ・タイ国に教育の機会と労働の機会を提供をする。
タイ国、ミャンマー(ビルマ)国境における難民及びタイ国ターク県、メーソ
ンホン県 に暮らす少数民族、山地民族に対して、教育・労働(ビジネス)の
2つの側面にある課題の解決を目指す。
【日本】
企業
民間
関係図
FAIR
NGO
Thailand
Cambodia
ROAD
NPO
NPO
NPO
NPO
NPO
NGO
NGO
NGO
NGO
NGO
Indonasia
Nepal
Tanzania
Pakistan
Myanmar
Viet Nam
【アジア諸外国】
Ⅰ・NPO法人を企業及び民間に広報する
■行動指針
アジア圏に関わる支援団体(NPO法人)の活動内容をイベントを媒体に企業や
民間に
広報し、支援者を増員することで各支援団体の活動の質を向上させる。
ProcessⅠ
• イベント詳細の広告に各NPO団体の概要を掲載
• FAIRROADのHPにリンク先としてUP
イベント開催前
イベント実施
• イベントの参加費の一部を各NPO団体に支援金として寄付
• イベント参加者に興味を持ったNPOへ投票してもらい、その個人情報をNPO団
体へ引き継ぐ
Process Ⅲ
• 会報やメルマガ等を媒体にNPOの活動内容をより詳しく伝えてもらい、会員の増
加へと繋げる。
ProcessⅡ
イベント開催後
イベント案:
定)
チャリティマラソン(2013年1月実施予
チャリティ music festa
チャリティ world food festa
etc…
Ⅱ・NPO法人の活動内容の充実を図る
■行動指針
アジア圏に関わる支援団体(NPO法人)のネットワークとして働きかけるこ
とで、各団体
における課題を迅速に解決へと導き実行へ移すプロセスを構築する。
FAIR ROAD
NPOⅠ
• 古着の寄付を募っ
たもののスペース
が無いので寄付受
付をあえなく中止。
NPO
Ⅰ
NPO
Ⅱ
FAIR ROAD
NPOⅡ
NPOⅢ
• 寮建設事業に取り
組みたいがノウハ
ウが無い。
• スタッフが足りな
い
各NPO団体から事前に活動内容や軸と
なる事業、強みを聞き取り集約した
データバンクから、課題解決の為の情
報やアドバイスを提供します。また、
人材不足や共同事業のコーディネート
をします。
Ⅲ・フェアトレードビジネスを支援する。
■行動指針
日本国内にあるフェアトレード店をイベントを媒体に企業や民間に広報し、消
費者を
増員することで、仕入先へのビジネスの提供の幅を充実させる。
イベントでshop
を広報
イベントで商品がで
きるまでの過程を伝
える
イベントでshop
を出店
場所や店の概要
を認知
フェアトレードに
商品を実際に見てもらい
興味を持ってもらう
良さを伝える
消費者増加
消費者増加
消費者増加
消費者
フェア
消費者・仕事の増加
まだまだ“フェアトレード”に関する認知がまだまだ浅い現状。イベン
トを通じてまずは知ってもらうことを目指します。
様々な思いで運営しているフェアトレード店のみなさんの商品をPRし、
生活の中に取り入れてもらうきっかけを提供できればと考えています。
また、各店舗の売上傾向やディスプレイ等を分析し、売上増加につな
げるデータバンクとして働きかけます。
トレード
店
アジア諸国
生産者
Ⅳ・タイ国に教育の機会と労働の機会を提供をする。
■行動指針
タイ国、ミャンマー(ビルマ)国境における難民及びタイ国ターク県、メーソンホン県 に暮らす少
数民族、山地
民族に対して、教育・労働(ビジネス)の2つの側面にある課題の解決を目指す。
■私達も一団体として支援する先にタイ国を選んだ理由
アジア保育教育交流推進実行委員会(通称:大阪マイペンライ)が1993年4月に設立され、その
活動の一環と
て“スタディーツアー”を実施しています。
その“スタディーツアー”先としてはタイ・ラオス・カンボジア等のアジア諸国です。
アジア諸国の辺境地やスラム・難民地区に現地の財団を介して訪問し、保育教育に関する相互理解や
文化
交流を目的として活動は長年にわたり段階を踏んで行われていますが、現地の労働力の提供または相
互理解
を広く民間レベルまで浸透していないのが現状です。
このような背景を踏まえて、NPO団体を支援することによってノウハウや技術を身近におくことがで
き、迅速か
つ合理的にタイ国へアプローチできるのではないかと考えています。
Ⅳ・タイ国に教育の機会と労働の機会を提供をする。
1)学習環境に関して
NPOの支援や現地の人達の努力もあり、学校に通える子供達は増えてきていますが、それに
反
して先生の数が足りなくなってきています。一般的な賃金を払えず食事と住むところが給与で
す。
そのような状況もあり若い力のある先生達は市内へと流れてしまいます。先生があっての学校
で
す。フェアトレード等の労働力の提供をすることで学費を集め、先生を雇用し学習の質を向上
さ
せたいと考えています。また、日本にも研修にきてもらい学習指導方法の交流等も行っていき
た
いです。
1)メーラムン学校の教師達
2)難民移民学校の校長先生
3)メーラムン学校数学教師
この学校には若い先生達が活躍して
います。
この学校は長くて3カ月勤務の先生ばか
りです。
とても熱心な先生で、現状をmailでいつも 彼自身も難民の一人です。その中で立ち上
知らせてくれます。
がりスタッフとして働いています。
4)移動図書館スタッフ
大阪マイペンライ
スタディツアーより
Ⅳ・タイ国に教育の機会と労働の機会を提供をす
る。..
2)タイ国の現状
1)スラム地区
クロントロイ地区・スアンプルー地区は
まだ生活環境が整っていない
2)スカイブルー学校
ターク県のごみ山に隣接している学校。
付近の子供達は家の仕事で毎日は通えない現状。
元々この近辺には学校はなく、まだ生活の一部として機能できていない。
大半の子達がごみ山から再利用しお金になりそうなものを探す仕事をしている現状。
3)難民移民学校
ミャンマーとタイの国境には約15万人以上住んでおり、
学校に通う大半の生徒はIDを持っていない。
教育のアイデンティティさえもあやふやではあるが、たくさ
んのNPOの支援により学ぶ環境は整ってきている。
4)少数民族が住んでいる地域
ターク県ターソンヤン郡にはカレン族が住んでいる。
穀類やさとうきびを収穫し出荷の作業の風景があった。
また民芸品である織物を使ったクラフトは見た目にも美しい。日本の田舎のような
ゆっくりとした空気が流れているが、この閉鎖的な社会からの発展は難しく街に出る
ことはない。
大阪マイペンライ
スタディツアーより
使命と課題
NPOにとって、情報発信することは資金繰りのきっかけとしてとても重要なことです。
しかし、資金や時間が無い上に、抱えている業務量を考えるとHP等以外に、より広く広報すること
が難しいとい
うのが実情です。
限られたマーケットでは支援金が限られ、故にどれだけ素晴らしい事業内容であっても継続性が無く、
発展を諦
めざるを得ません。
誰も考えつかないような斬新な取り組みと支援をすることはNPO法人として重要ではありません。
故に、ある社会的課題に対してすでに取り組んでいる団体を支援し、その課題をクリアするために必
要な収益源を生み出す広報として働きかけることを使命とします。
そのような形で私たち自身も社会的課題に対してアプ
ローチし、また日々変
化する社会的課題を見失わないようタイ国を支援しま
す。
共に学び・生きていく姿勢で、事実を伝え
る‘広報’として貢献します。
NPO団体全体が足並み
を揃えることを目的とした広報
やネットワークの構築は
しません。
各NPO団体各々が創意
工夫や切磋琢磨し、活動する
中で生まれる課題を解決
するためのネットワークを構築