2010.4.18 拡大技術委員長会議 活動指針

2010.4.18
拡大技術委員長会議
活動指針
ユースダイレクター 佐藤 考範
選手は勝手に育たない
タレントが育つのを待っていたら
永遠に待ち続けなくてはならない
かもしれない
アンディ・ロクスブルク
12.01.2003
2015年、日本をこういう姿にする
1. 競技環境:リーグ戦文化の定着
2. 拠点整備:様々な活動の核として
3. U-12年代の重要性
4. キッズ年代の充実
5. トレーニング環境:指導者の質
2010年度活動内容
• リーグ化整備の完成を目指す
• 各リーグの指導者講習会を実施
• キッズの充実
• 育成カレンダーの整備
ユース改革
リーグ戦文化の醸成
ゲーム環境のあり方
リーグ戦文化の醸成
(ゲームの場だけでなく、サッカーが地域の日常になる)
1、年間を通した基軸となるリーグ戦の創出
(シーズン⇒1年の2/3 8~9ヶ月 カップ戦での中断あり)
2、能力別リーグ
(能力に応じた誰もが楽しめる環境)
3、複数チーム
(Bチームリーグではなく個人登録した選手全員が公式戦
に出場できる)
リーグ戦文化
2種⇒リーグ間の入れ替え。
3種⇒上位リーグは組み替えない
4種⇒能力別リーグが必要か否か(年齢を考えた移動距離)
ゲーム環境のあり方
・能力別リーグ
(能力に応じた誰もが楽しめる環境)
1、攻撃と守備の両方が
均等にある
(成果と課題の明確化)
プレッシャーが強い
アラートなサッカー
2、チャンスとピンチを感
じる力を養う
3、勝利を求め全力での
プレーが必要
(攻守にハードワーク)
高い技術と戦術が必要
プレッシャーが弱い
ぬるま湯サッカー
技術が低くても成功
3Bを鍛える
・ボールコントロール
・ボディーバランス
・ブレイン
ゲーム環境のあり方
1、年間を通した基軸となるリーグ戦の創出
(シーズン⇒1年の2/3 8~9ヶ月 20ゲーム程度
カップ戦での中断あり)
1、全ての選手が同数のゲーム経験
(ゲームこそが選手を育てる)
2、リスクにチャレンジできる
(たとえ負けても次のゲームがある)
3、サッカー理解を深める
(上位と闘う時⇔下位と闘う時)
(同じチームと2回対戦⇒ホーム&アウエイ効果)
ゲーム環境のあり方
年間通してリーグ戦を行う事で、なぜ
日本サッカーが良くなるのか
年間リーグ戦はサッカーを根付かせ、
選手と共に指導者を育てる
県内の状況 U-12
• 「日田維新リーグ」は全国のモデルとなるよう
なリーグ
• 大分市はリーグ参加数が少ない
• 中津・宇佐はいまだに規定を満たしていない
県内の状況 U-15
• 地域性と拮抗したゲームとの融合が出来て
いない
• 3年生の引退の時期を少しでも延ばす努力が
必要
• U-13リーグ
県内の状況 U-18
• 3年生のリーグ戦参加が7月で終了?
• U-16リーグが年間を通じて行われてはい
ない
県内リーグの達成目標
•
•
•
•
拮抗したゲームの創出
各リーグごとに指導者講習会を行う
U-13リーグの創出とU-16リーグの通年化
カレンダーの整備(審判・グラウンド)
キッズエリート プログラム
キッズエリートの考え方
キッズプログラムの展開による普及の行きわたり
⇒全ての子どもに出会いの機会
年代に適した刺激の質の追求
個人差に対応した個への働きかけ
「キッズ年代は、やらせて楽しませればいい」という
考え方からの脱却
よりよくやらせる、学習させることはできる
県内の現状
• トリニ―タ・を活用した出会いの場の提供はで
きている
• 幼稚園・保育園への巡回指導から各クラブ・
少年団へ入会するまでの道筋がない
• キッズエリートまで行き着いていない
キッズリーダーへお願い
• キッズ部会を作り、考える場を作る
• キッズフェスティバルの前の段階のイベントを
増やしていく
• 地域のクラブ・少年団と協力してイベントを行
い、流れを作る
• 発掘したタレントをキッズエリートで伸ばし、U
-12年代へ繋げて行く
ユース育成 カレンダー
ゲーム環境のあり方
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
地 域 リ ー グ
FA リ ー グ
FAリーグ
3年生が8月で引退するので
新チームになるのが早い
上位リーグが開催中に下位リーグ
の新シーズンが開始されると上位
リーグとの入れ替えができない
3月
ゲーム環境のあり方
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
地 域 リ ー グ
全
FA1部
FA 1 部 リ ー グ
FA2、3部
FA2、3部リーグ
プレーオフR
国
・新チームによって新シーズンの
2部と3部を決定する(3,4種)
・2種は下部リーグも前年度リーグ
の成績で次年度リーグを行う
ゲーム環境のあり方
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
U-10
年間リーグ(8対8以下の少人数制)
U-11
年間リーグ(8対8以下の少人数制)
U-12
年間リーグ8対8
U-13
U-14
U-15
オ
フ
シ
ー
ズ
ン
準
備
期
U-18
全少
年間リーグ(11対11/8対8)
年間リーグ
複数チームの出場
U-16
U-17
12月
年間リーグ
複数チームの出場
高
円
育成年代をトータルしたデザイン
1種別や1大会の改革ではない
月
週
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4
47FAリー グ(8vs8)
U -11
TM
TM
TM
TM
47FAリー グ(8vs8)
TM
TM
TM
TM
TM
その他の大会
その他の大会
4種
U -12
3月も検討
47FAリー グ
チビリン地域大会
47FA 8vs8リー グ代表
★
TM
TM
TM
チビリンピック
TM
TM
TM
TM
TM
TM
TM
TM
地域リー グ
47FAリー グTM
TM
TM
47FAリー グ
TM
TM
その他の大会
全小
TM
その他の大会
地域リー グ
U -13
3種
TM
U -13年代の選手は1月からU -14年代
になるのでU -15リー グに出場する。
U -14・15
U -16
TM
2種
U -17・18 1月まで活動
したチー ム はオ フ
TM⇒トレセンマッチデー
TM
47FAリー グ
TM
TM 47FAリー グTM
TM
TM
TM
TM
TM
地域リー グ
47FAリー グTM
TM
★世界大会の年代に合わせる
(前年度高円宮杯上位で予選)
中学総体
クラブY予選(上位リー グ⇒5月はシード) クラブY地域
クラブY
全中
TM
ミニ国体TM
プリンス リー グ
47FAリー グ
TM
TM
TM
PL・47FAL
インター ハ イ予選
クラブY地域予選
インハ イ
クラブY
TM 国体
プリンリー グ
47FAリー グ
TM
選手権予選
サ ハ ラ予選
オ
フ
シ
ー
ズ
ン
高円宮
U -15
TM
プリンリー グ
47FAリー グ
選手権
サハラ
高円宮
U -18
ユース育成カレンダー(目標)
•
•
•
•
•
年間20試合
3月から12月までの年間を通したリーグ
第1第3土日がリーグの日
第4土日はトレセンの日
トリニ―タのホームゲームの時間にゲームや
トレーニングを入れない
モデル地区トレセン
U-12に対する取り組み
サッカー選手としての将来の成長に必要なベースとしての
基本要素をこの年代で高いレベルで獲得しておく。
多くの可能性のある選手がどこにでもいる。
(日常的に良い働きかけをする必要がある)
1、U-12指導の向上
質の高い地区レベルのトレセン活動を、全国で戦
略的に充実させる
2、U-12に適したトレーニング環境、試合環境の改善
今後の主要な取り組み
「モデル地区トレセン」の考え方
全国で、生活圏内日常的なトレセン的活動(週1~2回)
A級U-12取得者の中から、認定して指導者を出していく
「地区トレセン」の内容、質、方向性に直接JFAが働きかけ
「モデル地区トレセン」数目標
2008年
5
2009年 10
2012年 50
2015年 150
最終形 300
事例1:ドイツ
全国121箇所⇒395箇所
(70クラブに1拠点)
事例2:フランス
全国に650のセクター
参考:4種登録チーム数 現在
8511
300で28クラブに1箇所
どんなにそれが大変であっても、
100年の歴史の中でどこかで
やらなければならないとしたら、
我々の世代でやってみよう!
子どもたちのために!
Players First!