PowerPoint プレゼンテーション

21世紀のがん対策
「がん対策基本法」 予防・早期発見、がん医療の均てん化、臨床研究の推進
都道府県がん診療連携拠点病院制度
平成19年4月〜
鹿児島県では鹿児島大学病院
がん臨床・教育・研究の拠点づくり
文部科学省
厚生労働省
平成18年8月から
鹿児島大学病院
腫瘍センター
がんプロフェッショナル養成プラン
九州の大学連携:主幹校ー九州大学
大学院
連携
大学病院
(がんプロフェッショナル養成プラン)
関連診療科
連携・協力
九州大学
熊本大学
長崎大学
大分大学
佐賀大学
鹿児島大学
福岡大学
宮崎大学
産業医科大学
琉球大学
九州看護福祉大学 久留米大学
福岡県立大学
部門:がん診療企画部門
がん緩和医療部門
がん登録部門
がん相談・連携部門
がん臨床教育
の刷新
がん診療
の改革
がん臨床研究
の集約
人材の輩出
・がん薬物療法専門医
・放射線治療認定医
・がん治療認定医
・その他専門医療人
血液膠原病内科
放射線科
呼吸器内科外科
消化器内科外科
小児科、小児外科
泌尿器科、皮膚科
脳神経外科、耳鼻科
整形外科
産科婦人科
麻酔科、精神科
緩和ケアチーム
薬剤部、放射線部
看護部
その他関連診療科・部
鹿児島大学大学院医歯学総合研究科博士課程
臨床腫瘍専門医養成コース
本コースは、平成20年度からスタートするコースで、がんに関する高度な研究遂行能力と
同時に、がん患者に対する高度な先端医療を行うことのできるがん専門医を養成する目的で
開講いたします。九州13大学が連携しておこなう「がんプロフェショナル養成プラン」のひとつ
としてスタートいたします。健康科学専攻および先進治療科学専攻を問わず、どの研究分野
からも本コースを選択できます。
本コースでは、臨床腫瘍学会もしくは日本がん治療学会の専門医や認定医の取得を念頭に、
鹿児島大学病院を中心に臨床修練をして頂きます。具体的には、臨床腫瘍学会の定める専門
医制度に準拠し、認定施設である鹿児島大学病院において、血液内科(血液膠原病内科)で
3ヶ月、放射線治療部、緩和ケア部を各々1ヶ月、さらに呼吸器内科外科、消化器内科外科、
乳腺外科、婦人科、その他のがん関連診療科のいずれか2分野以上で各々3ヶ月、通算2年
以上の臨床修練をして頂くことを勧めます。このことで臨床腫瘍学会のがん薬物療法専門医
の受験資格準備の一助とします。
本コースの修了要件は、まず一般博士課程と同様30単位が必要です。そのなかに本コース
特有の共通コア4科目[医学研究講義(必修、2単位)、医療・医人倫理学、科学倫理学入門の
いずれか1科目(1単位)、遺伝子機能学概論、疫学・生物統計学、腫瘍病理学のいずれか
2科目(3単位)]、合計6単位と、共通先端科目[分子腫瘍学(必修、2単位)]、専門基礎科目
(アドバンスト科目)から難治性血液免疫病態制御学を必修として2単位、および、人体がん
病理学、薬物動態制御学、放射線治療診断学、尿路系腫瘍学、腫瘍制御学、小児発達機能
病態学から選択して4単位以上、合計6単位以上を修得する必要があります。
演習と実験は、本来所属する研究分野の授業科目を選択し、合計16単位を修得することに
なります。研究課題のもとに、成果を学会で発表、専門誌への論文発表をおこない、学位審査を
受ける事になります。
本コースでの修了要件として、さらに上記臨床修練があります。臨床修練自体は単位化されて
いませんが、別に定める様式により、担当医として経験したがん患者の要約を提出していただき
それを本コース修了認定の際の資料とします。
臨床腫瘍専門医養成コースの科目履修
修 了 に 必 要 な 履 修 単 位 一 覧 表
必要単位
課程・区分・形態等
共通コア科目
(6単位)
共通先端科目
(2単位)
アドバンスド
(専門基礎科目)
(6単位以上)
専門科目
(16単位)
必修科目
●医学研究講義
2
選択必修科目(1科目選択)
●医療・医人倫理学
●科学倫理学入門(1単位)
1
選択科目(2科目選択)
●遺伝子機能学概論
●疫学・生物統計学(1単位)
●腫瘍病理学
3
必修科目
●分子腫瘍学
2
必修科目
●難治性血液免疫疾患病態制御学
2
選択科目(2科目以上)
●人体がん病理学
●薬物動態制御学
●放射線診断治療学
●尿路系腫瘍学
●腫瘍制御学
●小児発達機能病態学
備
考
15回出席で2単位
4以上
演習
2単位 x 2期
4
1年後期より履修可能
実験・実習
2単位 x 6期
12
2年次より履修可能
鹿児島大学大学院医歯学総合研究科
がんプロフェショナル養成コース
共通コア 共通先端 専門基礎
科目
科目
1
年
次
6単位
2単位
6単位
(4科目)
(2単位x
1科目)
(2単位x
3科目以上)
2
年
次
3
年
次
専門科目
演習
実験・実習
2年間は大学病院を中心に
高度がん診療の実習をする。
血液(膠原病)内科で3ヶ月、
放射線治療部と緩和ケア部
で各々1ヶ月、さらに
呼吸器内科外科
消化器内科外科
乳腺外科
婦人科その他
その他がん関連診療科
のいずれか2分野以上
で各々3ヶ月の診療を行う。
4単位
(2単位x
2期)
(できるだけ早期
に修得するの
が望ましい)
(できるだけ早期
に修得するの
が望ましい)
(できるだけ早期
に修得するの
が望ましい)
(できるだけ早期
に修得するの
が望ましい)
臨床実習
12単位
(2単位x
6期)
3臨床領域でがん症例を
合計30例を(めざして)経験し
まとめる。
残りの2年間もカンファレンス
回診などに参加。
学会出席発表や論文執筆も
積極的に行う。
4
年
次
本コースは九州一円の13大学との連携のもとに、文科省のがんプロフェショナル養成プランとしてスタートしました。
本コースはどの研究分野からも選択できます。
履修単位は通常の大学院コース同様30単位ですが、同時に「がん」に関係した診療科で2年間(以上)
の臨床修練を必要とします。コース終了時には、臨床修練のレポート等が必要です。
本コースは、「がん」に関する高度専門研究者と同時に高度専門医療人を養成することを目標としています。