キノホームの季刊誌

冷房を上手に使おう!
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「夏、冷房は欠かせない!」そう思っている人がほとんどではないでしょうか?
「でも・・・体がだるくなって・・・」と悩んでいる方もきっと多いことでしょう!
冷房で体が冷えすぎたり、暑い戸外と冷房のきいた屋内を出たり入ったりしていると、
体に変調をきたすことがあります。
暑い夏は、冷房を上手に使う工夫が必要です。
冷えすぎに注意
私たちの体は、温度差が5~7℃もあるところを出たり入ったりすると、自律神経が
うまく働かなくなって「何となくだるい」といった症状が出てきます。これが、よく聞
かれる冷房病です。夏の外気温は、33℃~35℃にもなりますから、少なくとも室温
は、26℃以上に(電力会社は28℃以上に)設定することが理想です。
夏の安眠法
日中、熱は室内の壁や家具などに蓄熱しています。寝る前、冷房温度を26℃~28℃
にしてクーラーをかけて蓄熱をとっておきます。就寝後は、1、2時間程度で切れるよ
タイマーをセットしておくとよいでしょう。
冷やしすぎて、24℃以下になると、皮膚は収縮して汗をかかなくなります。人の体
は適度に汗をかかないと、体の深部の体温が下がらず、熟睡できなくなるのです。
安眠のためには、冷房を上手につかいましょう。
キノホーム通信
〒692-0011
ISO9001:2000認証取得
島根県安来市安来町917-3
株式会社 木下工務店
キノホーム事業部
キノホーム通信 編集担当 木下 緑
TEL 0854-22-1029 FAX 0854-22-1034
E-mail : [email protected]
キノホームの季刊誌
キノホームコンセプト
近年の日本の住宅は、20年~25年で解体、建替えを余儀なくされています。その一番の理由
は、湿気です。山陰は特に梅雨が長く、また冬場に晴れる日が少なく、他の地方にくらべ一年を
とおして湿気の多い地方です。家の中の湿気は、ダニ、カビの発生原因となり、シロアリの被害
を受けやすくなります。住まいの構造体が腐ったりすると、資産価値がなくなるばかりではなく、
生活が脅かされ、建替えざるを得なくなるのです。
キノホームでは、後に替えることの難しい構造体を重視し、高断熱・高気密化し、24時間換気
システムを標準装備とし、高性能で、長く住まうことのできる建物を造るため日々勉強し、研鑚
に努めます。そして、高付加価値で、資産価値の下がらない住まい造りのために、合理化をはか
り、無駄なコストを排除し、企業努力によりより良い住まいをより安くお客様に提供させていた
だきます。
地球温暖化、環境問題を意識し、共に生きていくため、安心でき、皆様に愛され喜んでいただ
ける省エネルギー住宅を提供し、地域社会に貢献し、求められる会社を目指します。
株式会社 木下工務店
代表取締役 木下聡
創刊号
KINO HOME
プロフィール 1978年 高校卒業後 西日本工業大学にて建築を学ぶ
1982年 大学卒業後 (株)大兼工務店勤務 様々な建設現場を経験
事業部
発行日:平成15年6月20日
発行人:木下聡
編集人:キノホーム通信編集部
発行所:株式会社 木下工務店
キノホーム事業部
1985年 (株)大兼工務店退社 家業の工務店に入社
1987年 一級建築士 取得
その後一級土木施工管理技士、応急判
定士、増改築相談員等取得
1994年 高性能住宅の設計、施工に力を入れ、「FP工法」に取り組む
2003年 ISO認証取得にあわせて合理化システムをとりいれる
「キノホーム事業部」発足
自社ブランド「やすらぎ」「なごみ」を発売
編集後記
十神山の蓮の花咲く池では、蛙の鳴き声がにぎやかな、梅雨の季節になりました。
木下工務店では、 キノホーム事業部を発足して3週間が経ちました。
キノホーム事業部では、これから、キノホームを皆様に知っていただくために「キノホーム通信」を発行し、いろんな
情報をどんどん発信していきたいと考えております。
「キノホーム通信」に関するお問い合わせ、ご感想、ご質問がございましたら、フリーダイヤルにてお電話いただけれ
ば幸いです。また、ご近所、お知り合いの方で、キノホーム通信をご希望される方がおられましたら、ご紹介いただき
ますようお願いいたします。
な
フリーダイヤル
4
ご む
い え
0120-756018
でお待ちしております。
担当
木下緑
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お手入れ!基礎知識
介護保険で住宅改修
その1
お掃除5つの合い言葉
1.付いた汚れはすぐに取る。
放っておいてこびりつくと、落ちにくくなるばかりか洗剤と労力
のムダ!
2.汚れる前に予防。
使わない電化製品にカバーをかける。汚れそうな作業には、新聞
紙を敷くなど「汚さない工夫」をすると後の掃除がラク!
3.掃除用具は、出しやすいところに。
用具がすぐに取り出せないと、つい後回しになりがち。気が付い
たときにすぐ、汚れを退治!
4.洗剤は汚れに合わせて。
汚れにあわせて洗剤を選べば汚れもすっきり!
5.毎日10分のお掃除タイムを。
月曜日は、ガスコンロ。火曜日は、シンク廻り。水曜日は、洗面
化粧台、というように予定をたてて掃除!
お掃除は快適な生活の基本
「お掃除」=「新品のようにきれいにする」なんて思っていませんか?
そう思うと掃除することがとても苦痛になってしまいます。掃除を楽しくするために考え
方を少し変えてみましょう。
例えば、キッチンでは気持ちよく、楽しくお料理ができれば、家族みんなの食欲も不思
議とがかきたてられませんか? 清潔な浴室は、入浴が楽しくなり、素肌まできれいにな
りそうな気がしてきませんか?
ただ清潔に保つ事だけでなく、家族が快適に過ごせるように整える事が、掃除ではない
でしょうか。
「ひとふき」「ひとこすり」を
とはいうものの、一日中掃除をしているわけにはいきませんね!簡単に済ます最大のポ
イントは、「すぐ落とす」ことです。そうすれば大量の洗剤も労力も使わずに「ひとふき」で
掃除完了。一日の終わりにさっと「ひとふき」「ひとこすり」するだけで「明日のスタート」
がグーンと快適なものになりますよ。
次回は、汚れ別、場所別洗剤の選び方
車イスが使えるように専用の出入り口を新設しました。
ご家族の方は、これまでと同じようにご利用。車イスの方は新設の出入り口から、そして、介助の方はこれまでの出入り
口から。車イスの方はもちろん、介助される方にもより安全でよりスムーズな動きができるようになりました。
福祉住環境コーディネーター ケアマネージャー
木下緑
改修前(これまでの出入り口)
改修後(新設した2枚引き戸)
8つのコツ
著者
和田浩志
小冊子より
あなた様に役立つノウハウが豊富に入っています。
ご希望の方は、写しを差し上げます。
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ちょっと一息
我が家の簡単レシピ
グリーンアスパラの黒胡椒炒め
材料:ささみ(又はベーコン)
グリーンアスパラ
酒・塩・黒胡椒
1.鶏のささみをそぎ切りにし、サラダ油をしたフライパンで焼く。
2.火が通ったところで、下ゆでした グリーンアスパラを加えて炒め、
酒・塩・黒胡椒で味つけする。(ベーコンの場合は塩は控えめに)
ワンポイントアドバイス!
グリーンアスパラには、アスパラギン酸が豊富。
特に穂の部分に多く含まれています。
栄養ドリンク剤にも用いられているアスパラギン酸は、
エネルギー代謝を促して細胞を活性化、疲労回復や
だるさ解消に効果を発揮!
***家づくりに失敗しないためのこつ***
・・・はじめに・・・
家づくりに失敗しないための
介護保険で「住宅改修費の支給」が受けられます。
~知らないではすまされない!~
「良い家は高い」。「お金を出せば良い家はできる」。
これは本当でしょうか?高ければ安心できるのでしょうか?
安いと危ないのでしょうか?
「秋田県住宅」に代表されます欠陥住宅が社会問題となりました。
これから家を建て替えられる方、新築される方が「大丈夫かしら?」
という不安をもち、お悩みを抱えながらの家づくりは大変なことです。
家づくりは、一生に一度か二度の大事業ですので、残念ながら学習
効果を発揮できるものではありません。素人が、住宅のプロを相手に、
問題のない家を造るのは至難のことと思います。また、言われるがま
まに信用せざるを得ないのが現実です。
家を造るつくり手として、「住宅の性能について追求し、自社にお
ける性能の向上、均一化をはかり、良質な木造住宅を適正価格で提供
し、長持ちさせられるか」この課題に取り組んできました。
住宅に懸ける想いは誰にも負けないと思っております。
貴方様が、「良い家を安全に手に入れるため」に参考になればと考
えております。
6月といえば、「梅雨」!なぜ「つゆ」を「梅雨」と書くのでしょう?
梅の花が咲くのは2月ごろでしょうか。6月の長雨を「梅の雨」というのは確
かに不思議です。
6月といえば「アジサイ」かな?「紫陽花雨」なら解らないでもないですが。
中国では明の時代の文献に「梅雨」(ムイユイ)というのがあって、これが最初
ではないかと言われています。
説的には2つあって、梅の実が熟す頃の雨だから「梅雨」、カビを生じさせる
雨だから「黴雨」(ばいう)が転じて「梅雨」。
日本では「日本歳時記」(1687年)に「これを梅雨(つゆ)となづく」
とあり、江戸時代あたりから「梅雨」は(バイウ)から(つゆ)と
呼ばれるようになったようです。
「つゆ」の語源は「露」「汁」(つゆ)や、湿気で物が
腐ってしまう事から「潰」(ついゆ)等から来ているようです。
まず、「つゆ」という言葉があって、「梅雨」と
いう漢字を当てたようですね。
・・・その1 ・・・
~家は耐久消費財ではない~
家はいつから耐久消費財になったのでしょうか?
それは、昭和40年代住宅の絶対数が足りなかった時代からです。
いち早く沢山の住宅を供給するために新建材が次々とうまれ、輸入
されました。これによって大企業が住宅を商品化し、大量生産・大
量販売を始めたのです。
もちろん住むところに困った時代でしたから、良い悪いよりも安
くて見栄えのする住宅を日本人は求めたのです。同じような住宅が
商品として大量生産され、それが大手を振って一人歩きして多くの
消費者が、設備やインテリアに振り回され車を買うような感覚で住
宅を買っています。
もう一度問いたい。住宅は耐久消費財ですか?それとも家族のラ
イフスタイルにあわせ、家族と住宅建設会社と一緒に造り上げてい
くものですか?
想像してみてください。家族が皆で一緒に造り上げた家が、お孫
さんの代まで元気に生き、お孫さんと楽しく過ごす毎日を。
次回へ続く
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