財団のサポイン事業に関する支援について 2012.12.11 公益財団法人浜松地域イノベーション推進機構 1 公益財団法人 浜松地域イノベーション推進機構 経営企画G 新技術開発G ・人材育成 ・新技術・新事業開発支援 ・知財活用支援 ・創業支援、補助金 ●事業化推進G 国際人材・事業開発G 浜松・東三河ライフフォトニクス イノベーション構想 ・輸送機器用次世代技術産業 ・光エネルギー産業 ・健康医療産業 ・新農業 市場・販売開拓G 2 1.サポーティングインダストリーとは 日本経済をけん引する自動車、情報家電、 ロボット、航空機などの産業を支えている 金型、鍛造、鋳造、めっきなどの基盤技術 を有する中小企業群 3 2.戦略的基盤技術高度化支援事業 (サポイン事業)とは 2006年「中小ものづくり高度化法」 ・中小企業の基盤技術の研究開発と成果 利用への支援・高度化 → 国民経済の健全な発展 ・国際競争力強化、新事業創出 → 特定ものづくり基盤技術(22分野) ・特定研究開発等計画の認定 → 金融の円滑化措置 → 特許化に係る特例措置 → 委託事業による支援(研究開発支援) 4 3.特定ものづくり基盤技術(22分野) 高度化技術指針 各分野ごとに川下企業のニーズを整理し 中小企業が目指すべき技術開発の方向性が明示 組込ソフト 金型 冷凍空調 電子部品実装 樹脂成形加工 粉末冶金 溶射・蒸着 鍛造 動力伝達 部材の締結 鋳造 金属プレス加工 位置決め 切削加工 繊維加工 高機能化学合成 熱処理 溶接 塗装 めっき 発酵 真空 5 4.サポイン事業への提案 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 高度化技術 指針を確認し 該当する 分野を特定 特定研究開発 等計画の認定 申請 サポイン事業 の申請 6 5.特定研究開発計画の認定申請 ・サポイン事業の募集時期に関係なく申請可能 ・「法認定申請」と「サポイン事業応募」の整合性を もたせるには、同時期提出がよい。 ・申請書のみで理解してもらえるよう、図やグラフを 効果的に用いて、十分に書き込む。 ・各分野の課題やニーズを書くのではなく、自動車 や情報家電などの川下企業の具体的なニーズを 書く。 7 6.サポイン事業の提案申請 ・法認定計画に基づき、書類を作成。 ・申請書類はCD-ROMとともに、関東経産局に持ち 込む。必要書類がそろっているか否かの簡単な チェックがある。最終日は非常に混む。 ・提案に当たっては、「e-Rad」(府省庁共通研究 管理システム)への登録が必要。 ・局から依頼された審査員が書類のみで審査。 伝えるべきことはすべて提案書に書く。 ・審査基準は、技術の独創性、事業化の妥当性、 政策との整合性など。 8 7. 申請書類のキーワード ・我が国の国際競争力強化に貢献 ・川下企業の課題・ニーズに基づいた研究開発 ・ものづくり基盤技術の高度化につながる研究開発 ・事業化を見据えた研究開発 ・中小企業、川下企業、大学、公設試等が 有機的に連携した開発体制 ・プロジェクト推進の強いリーダーシップ 9 8. サポイン事業のしくみ 関東経済産業局 ①公募 ②提案申請 ③委託契約締結 事業管理機関 共同体 ④再委託契約締結 中小企業 アドバイザー 認定を受けた 中小企業 研究開発体制 大学 公設試等 川下企業 10 9.サポイン事業の魅力 ・3年間で総額上限約1億円の財政支援 ・補助率10/10 ・研究開発設備の適切な価格での 買い取り ・広報による知名度向上 11 10.補助対象経費 機器設備費 労務費 事業費 ・機械装置費 ・土木建設工事費 ・保守改造修理費 ・研究員費 ・管理員費 ・補助員雇上費 ・消耗品費 ・旅費交通費 ・委員会費 ・報告書作成費 ・外注費 ・出願費 ・管理法人が経費として 一括計上 ・対象機器はノウハウ 物件 一般管理費 12 11.年間予算と積算 千万円 5 4.5 4 3 3 千万円 2.25 3 2 1 0 2 初年度 2年目 3年目 設備 機器 労務費 事業費 各年度の総予算 1 0 管理法人 A社 B社 C大学 初年度の予算割合 13 12.サポイン事業のハードル ・全国で4-5倍の高い採択倍率 ・煩雑で面倒な書類作成 ・事業終了後も5年間の報告義務 14 13.サポイン事業の採択件数(全国) 1200 1200 件数 977 1000 1000 800 800 658 564 600600 400400 200200 0 応募件数 639 732 263 200 308 253 44 125 137 0 21 21 22 補正 21 予備 費 23 51 23 24 補正 採択件数 134 年度 15 14. サポイン採択のポイント ・すでに予備的開発を終了し、目標達成のメドが 立っている。 ・3年間、1年ごとの開発項目、目標が明確である。 ・3年目の最後、試作品を出展できるレベルに 仕上げられる。 ・設備は、仕様が決まり、見積もりがとれている。 納期に要注意。初年度は機器設備を買うだけで 終わりにならないように。 ・共同体メンバーが定期的に集まり、進捗を確認 する。 研究実務者会議、研究開発推進委員会 16 15. 事業管理機関の業務 サポイン事業に提案する中小企業に対して事業管理機関として 下記事業を支援します。 申請・契約 ●提案書の作成支援、 提案書の申請業務 ●経済産業局との 委託契約 ●共同体構成団体との 再委託契約 研究開発 ●研究開発の進捗管理 ●研究体構成団体の 全体調整 フォロー ●研究開発成果の普及 ●研究開発終了後の 事業化に向けた支援 ●研究体構成団体の 事務処理指導と支援 ●機械装置等の購入 及び管理 ●成果報告書の取り まとめの支援 17 16. 応募に向けたスケジュール(案) H24 12 H25 1 2 3 3/1 相談期日:1/31(木) 3/10 4 H22 5 6 4/22 H23 4/16 5/10 H24 6/19 サポイン申請相談申込書に記入 わかりやすい図やグラフを添付 18 17.応募企業へのお願い 1.テーマの選定 ・川下企業の課題・ニーズ/背景 ・手段/自社の強み ・開発の現状と目標レベル ・競合技術・製品との優位性 ・売上規模、ビジネスのポテンシャル 19 2.事前調査・検討 ・ひと ・社内責任者 ・社内開発体制、社内管理体制 ・協力企業・大学・研究機関 ・もの ・設備機器の仕様 ・予算 ・納期 ・金 ・項目別3年間の予算 ・時間 ・各年度の開発項目と目標 20 3.相談申込 ・「サポイン申請相談申込書」提出 図、写真、グラフ添付 ・期日 2013年1月31日 提出・問合せ先: 053-489-8111 米谷 [email protected] 金原 [email protected] 21
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