社会福祉士法の改正にむけて

認定社会福祉士(医療分野)
制度について
2010年3月30日
(社)日本医療社会事業協会
笹岡 眞弓
専門社会福祉士と認定社会福祉士
検討委員会での議論

専門社会福祉士
概ね15年
高い実践力;経験知を持つ
エキスパート、スペシャリスト
認定社会福祉士
概ね 8年
ミクロ・メゾで機能する。所属機関にお
ける個別援助、他職種連携を行う
社会福祉士会の考え方

資料参照;
高い実践力とは
分野を共通して培うべきもの
専門
認定
上級専門
専門
??
日本医療社会事業協会
認定委員会での議論
認定社会福祉士(医療分野)として
担保したい力量
①保健医療分野及び総合的な専門知識
②保健医療分野の専門的技術
③総合的実践力
④患者アドボケイト能力
⑤リーダーシップ能力


⑥組織内ネットワーキング能力
⑦組織外ネットワーキング能力
⑧コンフリクトマネージメント能力
⑨業務運営能力
⑩スーパービジョン能力
⑪研究能力
認定社会福祉士(医療分野)取得制度
2012年からの認定
2010年、2011年は経過措置として
規定に基づき認定する
高い実践力と分野横断的な力量も兼ね備えた
専門社会福祉士へと
キャリアを積み上げるプロセスの一環に位置づけら
れたものとする。
認定社会福祉士(医療分野)になるためには
保健医療福祉分野における実践経験および
教育・研究経験が 通算8年以上あり
認定社会福祉士(医療分野)認定資格取得に関わる研修
において、
合計180ポイント以上を取得したとき、
認定社会福祉士(医療分野)の申請が行える。
第二段階としてレポート審査に合格することが要件
※社会福祉士登録者であることは必要条件
ポイント制とは
学会参加
10P~20P・・・
講習会・研修会の受講
論文・著作
学会発表
講習会・研修会講師
実習指導
理事・各種委員
などをポイント制にして、
こうした経験を評価するシステム
基本的な考え方
日本医療社会事業協会の研修が優先
各都道府県協会の研修も認定
研修や学会発表だけでなく、後進の育成や
協会運営への協力も評価
認定制度なので、レポート審査をする
(知識とケースタデイ 2本)
更新制
5年ごと
5年以内に180ポイントを取得したとき
更新申請することができる
永久不滅ポイントあり
例えば 留学、子育て、介護休暇などの理由で5年の期間延長
はオーケー
経過措置の申請
2010年6月1日~10月末日
2011年4月1日~10月末日
8年の勤務状況を書類で証明でき
1987年から2011年3月末日まで
の間で180ポイントを自己申告でき
レポートを添えて申請できること
何故認定制度を?
専門職としての責務
市民への分かりやすさ
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