ファイアウォール 基礎教育

ファイアウォール 基礎教育
(4日目)
1
Agenda(4日目)
• Netscreenの設定(リモートユーザー接続)
• Windowsの設定(リモートユーザー接続)
• 設定練習
2
例)
RemotePC⇔192.168.1.0/24間を
VPNトンネルを張った場合
172.16.0.0/24
RemotePC
172.16.0.100
10.0.0.0/24
172.16.0.1
192.168.1.0/24
10.0.0.1
10.0.0.2
192.168.1.1
※通常は専用のクライアントソフトを利用するが、
今回はMicrosoftのネイティブなIPsec Clientの設定を利用
3
Netscreenの設定
トンネルインターフェースの作成①
① Network>Interfaces を選択
② 「New」ボタンをクリック
4
Netscreenの設定
トンネルインターフェースの作成②
① 「Unnumbered」を選択
② 「OK」ボタンをクリック
5
Netscreenの設定
トンネルインターフェースの作成③
Tunnelインターフェースが作成されているのを確認
6
Netscreenの設定
オブジェクトの作成①
① Objects>Addresses>List を選択
② 「New」ボタンをクリック
7
Netscreenの設定
オブジェクトの作成②
① 接続先のホスト名を入力
② IP/Netmaskを選択
③ 接続先のIPアドレスを入力
④ 「OK」ボタンをクリック
8
Netscreenの設定
オブジェクトの作成③
① Trust を選択
② 「New」ボタンをクリック
9
Netscreenの設定
オブジェクトの作成④
① 接続元のアドレス名を入力
② IP/Netmaskを選択
③ 接続元のIPアドレスを入力
④ 「OK」ボタンをクリック
10
Netscreenの設定
VPNゲートウェイの作成①
① VPNs>AutoKey Advanced>Gateway を選択
② 「New」ボタンをクリック
11
Netscreenの設定
VPNゲートウェイの作成②
① 接続先(ゲートウェイ)の名前を入力
③ 「Static IP Address」を選択
⑤ 事前共有キーを入力
ここでは「test123」と入力
※RemotePC側も同じ事前共有キーを入力
② 「Custom」を選択
④ 接続先(ゲートウェイ)の
IPアドレスを入力
⑥ 「Advanced」ボタンを
クリック
12
Netscreenの設定
VPNゲートウェイの作成③
① Custom を選択
② pre-g2-3des-sha を選択
③ Mainを選択
(対向が固定IPアドレスの為)
④ 「Return」ボタンをクリック
13
Netscreenの設定
VPNゲートウェイの作成④
VPNゲートウェイが作成されているのを確認
14
Netscreenの設定
Autokey IKEの作成①
① VPNs> Autokey IKE を選択
② 「New」ボタンをクリック
15
Netscreenの設定
Autokey IKEの作成②
① VPN名を入力
② Compatible を選択
ここでは「Netscreen RemotePC」と入力
③ Predefined を選択
先程作成したVPNゲートウェイであることを確認
④ 「OK」ボタンをクリック
16
Netscreenの設定
Autokey IKEの作成③
AutoKey IKE が作成されているのを確認
17
Netscreenの設定
ポリシーの作成①
① Policies を選択
②Trustゾーンを選択
④ 「New」ボタンをクリック
③ Untrustゾーンを選択
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Netscreenの設定
ポリシーの作成②
① Address Book Entry を選択
② Local segment を選択
③ RemotePC を選択
⑤ 先程作成したVPN名 を選択
⑥ ここにチェックを入れて両方
向にポリシーを適用する
④ Tunnel を選択
⑦ ログを取得する場合はチェック
⑧ Position at Topボタンをクリック
⑨ 「OK」ボタンをクリック
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Netscreenの設定
ポリシーの作成③
両方向にVPNに関するポリシーが作成され
ているのが確認できる
20
Windowsの設定
流れ①
1.IPセキュリティポリシーの作成
IPセキュリティポリシー:
IPsec VPN (任意の名前)
2.IPフィルタの作成(送信側): OUTBOUND (任意の名前)
5.適用
トンネルエンドポイント: 10.0.0.1( NetscreenのUntrust側のIPアドレス)
事前認証キー: test123(Netscreen側と共通なキー)
送信元: 172.16.0.100(RemotePCのIPアドレス)
宛先: 192.168.1.0/24(VPNで接続したいネットワーク)
3.フィルタ操作の作成: IPsec Proposal(任意の名前)
4.適用
整合性アルゴリズム: SHA-1
暗号化アルゴリズム: 3DES
21
Windowsの設定
流れ②
IPセキュリティポリシー: IPsec VPN(任意の名前)
6.IPフィルタの作成(受信側): INBOUND (任意の名前)
9.適用
トンネルエンドポイント: 172.16.0.100( RemotePCのIPアドレス)
事前認証キー: test123(Netscreen側と共通なキー)
送信元: 192.168.1.0/24(VPNで接続したいネットワーク)
宛先: 172.16.0.100(RemotePCのIPアドレス)
7.フィルタ操作の選択: IPsec Proposal(任意の名前)
8.適用
整合性アルゴリズム: SHA-1
暗号化アルゴリズム: 3DES
10.ポリシーの割り当て:
IPセキュリティポリシー ( IPsec VPN )をRemotePCへ割り当て
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Windowsの設定
IPセキュリティポリシーの作成①
① 「コントロールパネル」から「管理ツール」を開き、
「ローカルセキュリティポリシー」を起動
② 「ローカルコンピュータのIPセキュリティポリシー」を右クリックして、
「IPセキュリティポリシーの作成」を選択
23
Windowsの設定
IPセキュリティポリシーの作成②
② 「IPセキュリティポリシー名」 : 任意の名前を入力します。
ここでは「IPsecVPN」と入力
① 「次へ(N)>」ボタンをクリック
③ 「次へ(N)>」ボタンをクリック
24
Windowsの設定
IPセキュリティポリシーの作成③
① チェックを外す
② 「次へ(N)>」ボタンをクリック
③ 完了ボタンをクリック
25
Windowsの設定
IPセキュリティポリシーの作成④
① 全般を選択
③ 「60」を入力
④ 「OK」ボタンをクリック
② 「詳細設定(V)」ボタンをクリック
⑤ 「OK」ボタンをクリック
26
Windowsの設定
IPフィルタの作成(送信側)①
①IPセキュリティポリシーの「IPsec VPN」をダブルクリック後、
「追加(D)>」ボタンをクリック
② 「次へ(N)>」ボタンをクリック
27
Windowsの設定
IPフィルタの作成(送信側)②
① NetscreenのUntrust側のIPアドレスを指定
③ 「すべてのネットワーク接続」を選択
② 「次へ(N)>」ボタンをクリック
④ 「次へ(N)>」ボタンをクリック
28
Windowsの設定
IPフィルタの作成(送信側)③
① 認証方法として「次の文字列をキー交換(事前共有キー)の保護に使う」
を選択し 、キーをテキストボックスへ入力。ここでは「test123」と入力 。
※Netscreen側も同じ事前共有キーを入力
② 「次へ(N)>」ボタンをクリック
③ 「追加(A)>」ボタンをクリック
29
Windowsの設定
IPフィルタの作成(送信側)④
① フィルタの名前を入力。ここでは「OUTBOUND」と入力
② 「追加(A)>」ボタンをクリック
③ 「次へ(N)>」ボタンをクリック
30
Windowsの設定
IPフィルタの作成(送信側)⑤
① 発信元アドレスに「このコンピュータのIPアドレス」を選択
③ 宛先アドレスに「特定のIPサブネット」を選択
⑤ 「次へ(N)>」ボタンをクリック
② 「次へ(N)>」ボタンをクリック
④ VPNの宛先ネットワークを入力
31
Windowsの設定
IPフィルタの作成(送信側)⑥
① IPプロトコルの種類:「任意」を選択
② 「次へ(N)>」ボタンをクリック
③ 「完了」ボタンをクリック
32
Windowsの設定
IPフィルタの作成(送信側)⑦
① 「OK」 ボタンをクリック
② フィルタ「OUTBOUND」を選択
③ 「次へ(N)>」ボタンをクリック
33
Windowsの設定
フィルタ操作の作成①
① 「フィルタ操作」で 「追加(A)」 ボタンをクリック
② 「次へ(N)>」ボタンをクリック
34
Windowsの設定
フィルタ操作の作成②
① 名前と説明に適当な文章を入れて「次へ」をクリック
ここでは、名前を IPsec Proposal にしています。
③ 「セキュリティのネゴシエート」 を選択
② 「次へ(N)>」ボタンをクリック
④ 「次へ(N)>」ボタンをクリック
35
Windowsの設定
フィルタ操作の作成③
① 「IPsecをサポートしないコンピュータと通信しない(D)」 を選択
③ 「暗号化と整合性(E)」 を選択
② 「次へ(N)>」ボタンをクリック
④ 「次へ(N)>」ボタンをクリック
36
Windowsの設定
フィルタ操作の作成④
② フィルタ「IPsec Proposal 」を選択
① 「完了」ボタンをクリック
③ 「次へ(N)>」ボタンをクリック
37
Windowsの設定
フィルタ操作の作成⑤
① 「完了」ボタンをクリック
② 「閉じる」ボタンをクリック
38
Windowsの設定
IPフィルタの作成(受信側)①
IPセキュリティポリシーの「IPsec VPN」をダブルクリック後、
「追加」ボタンをクリック
39
Windowsの設定
IPフィルタの作成(受信側)②
② 「次のIPアドレスでトンネルエンドポイントを指定する」を選択
RemotePCのIPアドレス(172.16.0.100)を入力
① 「次へ(N)>」ボタンをクリック
③ 「次へ(N)>」ボタンをクリック
40
Windowsの設定
IPフィルタの作成(受信側)③
③ 認証方法として「次の文字列をキー交換(事前共有キー)の保護に使う」
を選択し 、キーをテキストボックスへ入力。ここでは「test123」と入力 。
※Netscreen側も同じ事前共有キーを入力
① 「すべてのネットワーク接続」を選択
② 「次へ(N)>」ボタンをクリック
④ 「次へ(N)>」ボタンをクリック
41
Windowsの設定
IPフィルタの作成(受信側)④
① 「追加(A)>」ボタンをクリック
② フィルタの名前を入力。ここでは「INBOUND」と入力
③ 「追加(A)>」ボタンをクリック
42
Windowsの設定
IPフィルタの作成(受信側)⑤
② 発信元アドレスに「特定のIPサブネット」を選択
④ 「次へ(N)>」ボタンをクリック
① 「次へ(N)>」ボタンをクリック
③ VPNの送信元ネットワークを入力
43
Windowsの設定
IPフィルタの作成(受信側)⑥
① 発信元アドレスに「このコンピュータのIPアドレス」を選択
③ IPプロトコルの種類:「任意」を選択
② 「次へ(N)>」ボタンをクリック
④ 「次へ(N)>」ボタンをクリック
44
Windowsの設定
フィルタ操作の選択①
① 「完了」ボタンをクリック
② 「追加(A)>」ボタンをクリック
45
Windowsの設定
フィルタ操作の選択②
① フィルタ「INBOUND」を選択
② 「次へ(N)>」ボタンをクリック
46
Windowsの設定
フィルタ操作の選択③
① フィルタ「IPsec Proposal 」を選択
② 「次へ(N)>」ボタンをクリック
③ 「完了」ボタンをクリック
47
Windowsの設定
フィルタ操作の選択④
① 「OK」ボタンをクリック
48
Windowsの設定
ポリシーの割り当て
①「ローカルコンピュータのIPセキュリティポリシー」に、先ほど作成した
「IPsec VPN」が表示されているので、この「IPsec VPN」を右クリックして
「割り当て」を選択
② ポリシーの割り当てが「はい」になっているのを確認
49
VPNの接続確認
① RemotePCよりVPNのセグメントへpingを実施
② IKEによりSAを生成していることが分かる
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設定練習
下記の環境を構築せよ!
172.16.0.0/24
RemotePC
172.16.0.100
10.0.0.0/24
172.16.0.1
192.168.1.0/24
10.0.0.1
10.0.0.2
192.168.1.1
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