第2章 国民所得決定理論 1. 有効需要の理論 Jhon Maynard Keynes:有効需要の原理 「経済全体の活動水準は経済全体でどれだ けの需要があるかによって決まる」 2.均衡国民所得決定理論:45度線モデル 均衡国民所得決定条件 総需要=総供給 前章 総需要=消費+投資+財政支出+輸出ー輸入 仮定 政府・海外部門 不在 消費需要 ケインズ型消費関数 C c0+c Y C: 消費 Y:国民所得 消費関数 C Y 投資需要 I I 投資は外生変数 投資関数 I Y 総需要 YD Y 均衡国民所得の決定:グラフによる解法 均衡国民所得の決定:数式による解法 消費関数 C c0+c Y 投資関数 I I 総需要関数 YD C I c0 cY I 総供給関数 YS Y 均衡国民所得決定条件 均衡国民所得 数値例 c0 2 c 0.6 I 10 excel 分析 3. 乗数理論 均衡国民所得決定条件 Y0 c0 cY0 I 0 投資増加 I I1 I 0 乗数プロセス 消費増加 投資増加 所得増加 0 期間0 期間1 0 期間2 0 期間3 0 ・ ・ 0 ・ ・ ・ 0 ・ ・ ・ 0 ・ 計 公式の導出 初期均衡条件式 Y0 c0 cY0 I 0 最終均衡条件式 数値例 C=0.6 ΔI=10 excel 分析 政府が存在する場合の乗数 消費関数 C c0 c(Y T ) c0 c(Y t 0 tY ) c0' c(1 t )Y (c0 ' c0 ct0 ) 均衡国民所得決定条件式 政府が存在しない場合の乗数 1 1 c 政府が存在する場合の乗数 1 1 c(1 t ) 貿易が存在する場合の乗数 輸入関数 IM=m0+mY m:限界輸入性向 均衡国民所得決定条件 Y=c0+c(1-t)+I+G+EX-m0-my 均衡国民所得 輸出増加:XからX+ΔXへ増加 輸出乗数 乗数の比較 政府が存在しない場合の乗数 政府が存在する場合の乗数 貿易が存在する場合の乗数 4. 実証分析 消費関数 DYR YR RTAXN YR:実質国内総支出 RTAXN:実質一般政府 所得税受け取り DYR:実質可処分所得 消費関数の特定化 CR c0 cDYR CR: 実質民間最終消費 消費関数推定結果 データ 1970:I ~1987:IV 租税関数 租税関数の特定化 RTAXR t0 tYR 推定結果 輸入関数 輸入関数の特定化 MR m0 mYR MR:実質輸入 推定結果 乗数 政府が存在しない場合の乗数 >政府が存在する場合の乗数 >貿易が存在する場合の乗数 ?
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