2002年度 介護等体験事前オリエンテーション

2007年度
介護等体験事前オリエンテーション
7月19日(木)5限 W9-205
(教職担当者作成)
実習日誌について
枚数がそろっているかどうかを確認してくだ
さい。
 ホッチキスを回ってきたら、すぐに留められ
るように整えておいてください。
 必ず提出しないといけないものですので、き
ちんと保管しておいてください。

最初に確認をします。

事前に「介護体験等ハンドブック」を読んで
きた人は手を挙げてください。

実習に臨む際には必ず事前の準備をして
おいてください。
絶対に守って欲しいこと
真剣な気持ちで取り組むこと。
 介護等体験を受け入れてくれる施設の方や
学校の先生に迷惑をかけないこと。
 アルバイトやお客様気取りで、不満をこぼさ
ないこと。
 教職には関係の無い、福祉社会学科社会
福祉実習に影響が出る可能性があります。

痲疹対策(抗体検査)
麻疹の抗体検査を必ず行ってください。
 提出期間は9月19日(水)から10月1日(月)15
時30分までの間とします。
 大人が感染した場合、重症となるケースがありま
す。
 人にうつさないため、自分がうつらないために、必
ず抗体検査やワクチン接種をしておいてください。

事前指導で知りたいことを
メモしてください。
今から、説明を始めますが、自分が何をしり
たいと思っているかを考えて下さい。
 課題を持って話を聞くかどうかで、取り組む
姿勢が違ってきます。
 自分が知りたいと思っていることをカードに
メモし、そのなかでこれからの説明に含ま
れていないものがあれば後で質問をしてく
ださい。どんな小さなことでも質問してもらっ
て、結構です。

説明を始めます。

途中、法律に関した話もします。わからない
ことは適宜、手を挙げて質問してください。
(1)介護体験について
(2)ケアのポイント
(3)養護、盲、聾学校について
介護等体験の趣旨
平成10年度の中央教育審議会にて学校
教育の生命力回復
 2つのキーワード:「体験」と「共生」
 障害をもつ人ももたいない人も、社会の構
成員であり、この社会の中で共生
 児童・生徒に教えていくためには、まずは教
師自身が体験する必要 あり

介護等体験の意義
介護等体験特例法
「義務教育に従事する教員が個人の尊厳及
び社会連帯の理念に関する認識を深める
ことの重要性にかんがみ、教員としての資
質の向上を図り、義務教育の一層の充実を
期する」
<教師の仕事の基本は、人間理解とコミュニ
ケーション能力 >
介護等体験の必要日数
盲・ろう・養護学校で2日
 社会福祉施設で5日

介護等体験の一日と必要時間
施設により違いあり(一日約5~6時間)
 一日の流れ 例)(ハンドブックp.34~35)

介護等体験の辞退、期間の変更
すみやかに以下のところに連絡
 受け入れ先の施設・学校
 大学の学生支援部・教務担当
介護等体験を行う必要のない者
 専門的知識および技術を有する者
(保健婦・保健士,看護婦・看護士,准看護婦・准看
護士,盲学校教員,ろう学校教員,養護学校教員,
理学療法士,社会福祉士,介護福祉士,義肢装
具士の免許を有する者)見込み者は含まれない。
 介護等の体験を行うことが困難な者
(障害の程度が1級から6級の者)
介護等体験 での具体的活動内容
趣旨は違うが結果として活動内容はボラン
ティアと似ている。
 食事や排泄の介助
 話し相手
 散歩の付き添い
 掃除
 洗濯
 用具運びなど
お年寄りや障害を持った人とどう接し
たらよいのか?
気負いは不要。福祉に関する専門的な知
識や技術を求められているわけではない。
 基本的には、人間同士の付き合い。
 自分から、積極的に行動し心を開くようにす
る。

事前にやるべきこと、やっておいたほう
がよいこと
どういう施設・学校なのか、ハンドブックや
施設の「受入計画書」、学校での「事前指
導」等で予めよく理解しておくこと(施設や学
校への、各自からの問い合わせや挨拶は、
先方に迷惑がかかるので差し控えること)。
 行き方、交通手段を確認する。
 専門書は読まなくてもよいが、参考書(ハン
ドブックp.89~90にリスト)は読んでみる
とよい。

準備するもの
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
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
上履き用運動靴
下履き用運動靴
運動着
エプロン
タオル
ビニールのごみ袋
帽子
学生証
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

印鑑
筆記用具
介護等体験証明書
昼食
その他(軍手,雨具,
その他各施設・学校で
指定されたもの)
服装、身だしなみ
ハイヒール・サンダル・スリッパは×
 スカート×
 軽装×
 厚化粧×
 指輪、ネックレス、ピアス×
(入浴の介助の時などにけがをさせてしまう危険)
 マニキュア ×
 介護の際に肌を傷つけないように、爪は短く切っ
ておく。

体験実施中に気をつけること

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




健康管理(睡眠・朝
食を取る)
挨拶
言葉遣い
遅刻しない
活動中私語を慎む
連絡や報告を忘れ
ない
日誌を毎日書く





規則を守る
知りえたプライバ
シーは口外しない
積極的に行動
それぞれの学校や施
設でなされていること
を批判しない
職員の方の忙しさを
理解
介護等体験に臨む際の心構え
何を学ぶか、自分なりの目標を持つ
 対象者の生活の流れや感情を乱さない
 対象者が望まないことを押し付けない
 対象者は特別な人ではない
 同じ目線で話す
 名前で呼びかける

介護等体験終了後







感想は体験が新鮮なうちに書く
お礼状を出す
大学の教務課に終了したことを報告
2種類の日誌を体験終了後、2週間以内に提出することを
原則とする。
ただし、提出可能期間は9月19日(水)から12月21日(金)
15:30までであるので、夏休み中に介護等体験を行うもの
は9月19日以降に提出すること。
最終締め切りは
12月21日(金)午後3時30分
提出場所:教務前ロッカー
ケアのポイント
相手をよく理解する。(認知症にもいろいろ
とある)
 親切に対応する。
 手をつかんだだけで皮膚がむける場合もあ
るので注意。
 抱き上げ方等についてはしっかり勉強をし
ておく。

特別支援学校の種類について
<従来>
 養護学校
(1)知的障害
(2)肢体不自由
(3)病弱
 盲学校
 聾学校
<2007年4月から>
 特別支援教育に一本化
 複数の障害に対応する教
育を行う学校も出てきてい
る。
 また、地域の小中高に在
籍している障害を持つ子
どもの教育を支援するセ
ンター的な役割も持つこと
が考えられている。
(知的障害)
一人一人の子どもを伸ばすことが目標
(幼、小、中、高、大と同じ)
 言葉や数の発達
 対人関係、集団適応力
 公共機関の利用
 社会的マナー

(肢体不自由)
小、中、高と同じ教育目標を目指している。
 様々な原因によって、身体の動作が不自由
な子ども
 各教科、道徳、特別活動は一般の小中高と
同じ
 自立活動の指導
座位の保持、起立・歩行指導、洗面、食事、
衣服の着脱等の日常生活動作

(病弱)
医療機関に隣接、併設されていることが多
い。
 慢性で長期にわたる対応が必要な病気で、
体力が弱っている状態。
 気管支喘息、腎臓病、進行性キンジストロ
フィーなど
 教科、道徳、特別活動は同じ
 闘病に対する励ましと心のケアが大切

(視覚障害)
盲児と強度の弱視児等の視覚障害児
 小中高に準じた教育がおかれる。
 ほとんどの学校に寄宿舎も整備されている。
 触覚、聴覚、嗅覚などの上手な活用法
 空間を的確にとらえる方法
 一人歩きの方法、作業訓練
 点字図書などの工夫された教材が必要

(聴覚障害)





聾児、難聴児、聴覚障害児
幼稚園部から高等部まで一貫した教育が行われ
る。
高等部には普通科、被服科、産業工芸科、理容
科、歯科技工科など、職業に関する学科が設置さ
れています。
言葉の発達、抽象的な学習の遅れ
しっかり子どもの目を見て、口元がはっきり見える
ように話しかけることが大切。また、子どもの言葉
もしっかりと聞く努力が必要。
春日井高等養護学校より

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




通勤時はスーツ
Tシャツは白の、無地のみ。
ポロシャツなら薄い色のもの。ということです。
着替えも必要なぐらいハードな体育授業と球技大
会練習が
午前中の体験内容だそうで、
中々個性的な内容のようです。
校内では携帯電話の電源を切る。
<=佐織養護学校も同様です。
「見る力」(P57)

この実習を通じて、みなさんが、子どもが
「見える」ように成長することを願います。
質問がある人は手を挙げてください。
最後に連絡です。
(手帳にメモしてください)
10月2日5限に第1回教育実習事前指導(4
学部一斉)を行います。
 教室は、後日掲示しますので、注意して教
務カウンター前の掲示板を見るようにしてく
ださい。

最後に連絡です。
(手帳にメモしてください)
(1)晩秋から初冬にかけての時期に教員採用試験の学内模試を実施す
る予定です。(受付開始時期は未定です。後期に教務カウンター前の
掲示案内板で連絡する予定ですので、注意して確認するようにしてく
ださい。)
*どのような問題が出題されるか知りたい人は図書館にある
採用試験の問題集や教員養成セミナー、教職課程等の雑誌を見てく
ださい。
(2)2007年度本学キャリアアップ講座に「教員採用試験対策講座」があり
ます。
・募集期間 12月5日(水)~12月12日(水)
・開講日時 2月26日(月)~3月10日(金)
(3)小学校の先生の免許が取れる試験があります。
小学校教員資格認定試験(<=Yahoo等で検索してみてください)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/nintei/07050807/003.htm/