文部科学省科学技術・学術審議会

防災に関する研究開発基本計画の見直し
ー検討状況についてー
岡田恒男
(芝浦工大教授)
文部科学省
科学技術・学術審議会
研究計画・評価分科会
防災分野の研究開発に関する委員会 主査
2002/12/25
防災フォーラム T.OKADA
1
防災分野の研究開発に関する政策の概要
(1)防災に関する研究開発基本計画
(平成5年12月)
科学技術会議の答申に基づき内閣総理大臣が決定。
10年程度を展望して我が国全体として取り組むべき
研究開発の目標を明らかにしたもの。
(2)阪神・淡路大震災を踏まえた地震防災に関する研究開発の
推進について
(科学技術会議政策委員会、平成7年5月)
上記(1)基本計画の地震防災に関連する内容は、阪神・淡路大震災の
経験を踏まえてもなお適切であるとした上で、その効果的な実施を図る
ための方策を取りまとめたもの。
(3)地震防災研究基盤の効果的な整備のあり方について(平成9年9月)
航空・電子等技術審議会諮問第24号「地震防災研究基盤の効果的な
整備のあり方について」に対する答申。
→ 現況はほぼ答申に沿って進められている。
2002/12/25
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2
防災分野の研究開発に関する政策の概要(続)
(4)防災分野の研究開発の推進方策について
(平成12年7月)
科学技術庁が、防災分野の研究開発への取組みのあり方、及び、
独立行政法人防災科学技術研究所のあり方についての政策の立案に
資するため、有識者による検討に基づきまとめたもの。
→防災科学技術研究所の中期目標・中期計画に活かされた。
(5)防災基本計画
(平成13年1月)
災害対策基本法に基づき、中央防災会議で決定。
(6)省庁再編(平成13年1月)により、
科学技術会議(総理府)総合科学技術会議(内閣府)
航空・電子等技術審議会 科学技術・学術審議会/研究計画・評価分科会
(科学技術庁)
(文部科学省)
(7)科学技術基本計画(第二期)
(平成13年3月)
総合科学技術会議(案)に基づき閣議決定された平成13年度から
5か年の科学技術基本計画。
2002/12/25
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3
防災分野の研究開発に関する政策の概要
(続々)
(8)科学技術・学術審議会/研究計画・評価分科会に
防災分野の研究開発に関する委員会が設置され、
防災に関する研究開発基本計画(平成5年12月)の
見直しが開始された。
(平成13年6月)
(9)防災分野における当面の研究開発の推進に関する考え方について
(平成13年8月30日)
防災分野の研究開発に関する委員会の報告
「防災研究フォーラム(仮称)」設立の提案
(10)分野別推進戦略ー社会基盤ー
(平成13年9月)
総合科学技術会議・重点分野推進戦略専門調査会
(11)防災分野の研究開発に関するレビューの実施 (平成13年12月)
防災分野の研究開発状況調査開始
(平成14年2月)
(12)防災に関する研究開発基本計画(平成5年12月)の改定
(平成15年?月)
2002/12/25
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4
科学技術・学術関係審議会等の再編(平成13年1月6日)
【省庁再編前】
【省庁再編後】
(総理府)科学技術会議
海洋開発審議会④
(科技庁)航空・電子等技術審議会
資源調査会
②
技術士審議会 ⑥
(文部省)学術審議会
③
測地学審議会 ⑤
2002/12/25
総合科学技術会議
(内閣府)
科学技術・学術審議会(文科省)
①研究計画・評価分科会
②資源調査分科会
③学術分科会
④海洋開発分科会
⑤測地学分科会
⑥技術士分科会
防災フォーラム T.OKADA
5
旧航空・電子等技術審議会(科技庁)
┌──
│
┌──────┐
├──
│航空・電子等│
│
│
├───┼──
│技術審議会 │
│
└──┬───┘
├──
│
│
幹事会
└──
航空技術部会
電子技術部会
材料技術部会
地球科学技術部会
バイオテクノロジー部会
「地震防災研究基盤の効果的な整備のあり方について」(諮問第24号、
平成9年9月3日答申)
2002/12/25
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6
航空・電子等技術審議会 委員名簿(平成9年11月1日現在)
会 長
会長代理
委 員
2002/12/25
佐田登志夫
赤羽 信久
青木 利晴
新井 康平
井口登美子
石田 瑞穂
岡田 恒男
加藤寛一郎
菊田 惺志
北野 蓉子
黒田 玲子
小早川真也
佐藤 淳造
佐野 信雄
須田 秀明
高柳 誠一
竹内 和之
竹内 謙介
伊達 宗行
寺田 雅昭
堂山 昌男
長尾 真
藤木 良規
松野 太郎
吉留 浩
豊田工業大学副学長
(財)全日本地域研究交流協会理事長
日本電信電話(株)代表取締役副社長
佐賀大学工学部知能情報システム学科学科長
東京女子医科大学付属女性生涯健康センター所長
科学技術庁防災科学技術研究所総括地球科学技術研究官
芝浦工業大学工学部教授
日本学術振興会理事
東京大学大学院工学系研究科教授
(社)日本婦人航空協会理事長
東京大学大学院総合文化研究科教授
三菱重工業(株)特別顧問
東京大学大学院工学系研究科教授
新日本製鉄(株)顧問
住友化学工業(株)顧問
(株)東芝常任顧問
運輸省航空事故調査委員会委員長
北海道大学低温科学研究所教授
日本原子力研究所先端基礎研究センター長
国立がんセンター研究所長
帝京科学大学物質工学科教授
京都大学大学院工学研究科科長
(株)クボタ顧問
北海道大学大学院地球環境科学研究科教授
千葉工業大学工業経営学科教授
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7
航空・電子等技術審議会 地球科学技術部会
部会委員(平成9年9月)
部会長
委員
松野
新井
石田
竹内
岡田
専門委員 16名
太郎
康平
瑞穂
謙介
恒男
北海道大学大学院地球環境科学研究科教授
佐賀大学理工学部知能情報システム学科長
防災科学技術研究所総括地球科学技術研究官
北海道大学低温科学研究所教授
芝浦工業大学教授
答申等
地球科学技術部会報告書(S63.10.17)
諮問第17号「地球環境問題の解決のための地球観測に係る
総合的な研究開発の推進方策について」に対する答申(H5.1.29)
地球科学技術部会報告書「地球変動予測の実現に向けて」(H8.7.11)
諮問第24号「地震防災研究基盤の効果的な整備のあり方について」
に対する答申(H9.9.3)
2002/12/25
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8
総合科学技術会議(平成13年3月)
議長
議員
同
同
同
同
同
同
同
同
同
同
同
同
同
小泉純一郎
福田康夫
尾身幸次
片山虎之助
塩川正十郎
遠山敦子
平沼赳夫
吉川弘之
石井紫郎
井村裕夫
黒田玲子
桑原 洋
白川英樹
松本和子
吉野浩行
2002/12/25
内閣総理大臣
内閣官房長官
科学技術政策担当大臣
総務大臣
財務大臣
文部科学大臣
経済産業大臣
日本学術会議会長
東京大学名誉教授
京都大学名誉教授
東京大学教授
株式会社日立製作所取締役(非常勤)
筑波大学名誉教授
早稲田大学教授
本田技研工業株式会社代表取締役社長
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科学技術基本計画(抄)
総合科学技術会議(平成13年3月)
(科学技術政策推進の司令塔として、重点分野に関する
推進戦略、資源配分や評価の方針等を作成)
第1章 基本理念
2.我が国が目指すべき国の姿と科学技術政策の理念
(1) 知の創造と活用により世界に貢献できる国の実現
(50年間にノーベル賞受賞者30人程度)
(2) 国際競争力があり持続的発展ができる国の実現
(3) 安心・安全で質の高い生活のできる国の実現
-知による豊かな社会の創生-
例えば、様々な疾患遺伝子の解明とそれに基づくオーダーメイド医療を可能と
する科学的・技術的基盤が形成されること、地震、台風等の自然災害の
被害が最小限に抑えられること、バイオテクノロジー等の活用により良質な食
料の安定的な供給が確保されること、科学技術の持つリスクが軽減される
ことなどを可能とすることを目指す。これらによって、発展途上国における感
染症、災害対策にも貢献することが期待される。
6.科学技術振興のための基本的考え方
(2)政府の投資の拡充と効果的・効率的な資源配分
平成13年度より17年度までの政府研究開発投資の総額の規模を約24兆円。
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科学技術基本計画(抄)(平成13年3月)
第2章 重要政策
1.科学技術の戦略的重点化
2.国家的・社会的課題に対応した研究開発の重点化
(1)ライフサイエンス分野
(2)情報通信分野
(3)環境分野
(4)ナノテクノロジー・材料分野
に対して、特に重点を置き、優先的に研究開発資源を配分。
上記4分野以外
(5) エネルギー分野
(6) 製造技術分野
(7) 社会基盤分野
(8) フロンティア分野
2002/12/25
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科学技術基本計画(抄)(平成13年3月)
(7) 社会基盤分野
社会基盤分野は、防災科学技術、危機管理に関する
技術、自動車・船舶・航空機・鉄道等の輸送機器、
地理情報システム、淡水製造・管理技術等、国民生
活を支える基盤的分野であり、豊かで安心・安全で
快適な社会を実現するために、社会の抱えているリ
スクを軽減する研究開発や国民の利便性を向上させ、
質の高い生活を実現するための研究開発を推進する。
具体的には、地震防災科学技術、非常時・防災通
信技術等の防災・危機管理関連技術、ITS(高度
道路交通システム)等の情報通信技術を利用した社
会基盤技術等が挙げられる。
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分野別推進戦略ー社会基盤ー(抄)
総合科学技術会議・重点分野推進戦略専門調査会(平成13年9月)
2.重点領域
①安全の構築
ア.異常自然現象発生メカニズム
イ.発災時即応システム(防災IT、救急救命システム等)
ウ.過密都市圏での巨大災害被害軽減対策
エ.中枢機能及び文化財等の保護システム
オ.超高度防災支援システム
カ.高度道路交通システム(ITS)
キ.陸上、海上及び航空交通安全対策
ク.社会基盤の劣化対策
ケ.有害危険物質・犯罪対策等安全対策
②美しい日本の再生と質の高い生活の基盤形成
2002/12/25
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分野別推進戦略(抄)
総合科学技術会議・重点分野推進戦略専門調査会(平成13年9月)
2.重点領域
①安全の構築
②美しい日本の再生と質の高い生活の基盤形成
ア.自然と共生した美しい生活空間の再構築
イ.広域地域課題
ウ.流域水循環系健全化・総合水管理
エ.新しい人と物の流れに対応する交通システム
オ.バリアフリーシステム・ユニバーサルデザイン化
カ.社会情報基盤技術・システム
2002/12/25
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科学技術・学術関係審議会等の再編(平成13年1月6日)
【省庁再編前】
【省庁再編後】
(総理府)科学技術会議
海洋開発審議会④
(科技庁)航空・電子等技術審議会
資源調査会
②
技術士審議会 ⑥
(文部省)学術審議会
③
測地学審議会 ⑤
2002/12/25
総合科学技術会議
(内閣府)
科学技術・学術審議会(文科省)
①研究計画・評価分科会
②資源調査分科会
③学術分科会
④海洋開発分科会
⑤測地学分科会
⑥技術士分科会
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文部科学省科学技術・学術審議会、同分科会
科学技術・学術審議会
旧文部省、旧科技庁の6審議会(航空・電子等技術審議会、海洋開
発審議会、資源調査会、技術士審議会、学術審議会、測地学審議
会)の機能を整理・統合し、平成13年1月6日付けで設置された。
(会長:阿部博之東北大学長、石田瑞穂、田村和子、西野文雄ほか)
分科会
研究計画・評価分科会
資源調査分科会
学術分科会
海洋開発分科会
測地学分科会
技術士分科会
2002/12/25
ライフサイエンス委員会
情報科学技術委員会
地球環境科学技術委員会
ナノテクノロジー・材料委員会
防災分野の研究開発に関する委員会
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科学技術・学術審議会研究計画・評価分科会委員名簿
(2002/09/01)
分科会長
澤 岡
分科会長代理 土 居
池 上
板 井
今 井
大 﨑
大 谷
小野田
片 山
加 藤
金 澤
川 崎
菊 田
北 澤
國 井
郷
小 平
平
高 久
武 田
田 村
西 岡
垣 生
原
山 地
2002/12/25
昭
範 久
徹 彦
昭 子
通 子
仁
繁
武
恒 雄
寛一郎
一 郎
雅 弘
惺 志
宏 一
秀 子
通 子
桂 一
啓 介
史 麿
英 次
和 子
秀 三
園 子
早 苗
憲 治
大同工業大学長
慶應義塾大学理工学部教授
会津大学長
株式会社医薬分子設計研究所代表取締役社長
株式会社ル・ベルソー代表取締役社長
国立学校財務センター所長
株式会社荏原製作所部長
日本大学総合科学研究所教授
独立行政法人防災科学技術研究所理事長
東京大学名誉教授
国立精神・神経センター神経研究所長
科学技術振興事業団顧問
財団法人高輝度光科学研究センター理事
科学技術振興事業団専務理事
株式会社リコー執行役員 ソフトウエア研究所長
名古屋大学大学院理学研究科教授
総合研究大学院大学長
日本学術振興会 監事
自治医科大学長
株式会社日立製作所半導体グループ理事・CTO
社団法人共同通信社客員論説委員
独立行政法人国立環境研究所理事
東海大学医学部教授
埼玉大学経済学部非常勤講師
東京大学大学院新領域創成科学研究科教授
防災フォーラム T.OKADA
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ライフサイエンス、情報科学技術、地球環境科学技術、
ナノテクノロジー・材料及び防災分野の研究開発に関する委員会
科学技術・学術審議会研究計画・評価分科会は、
1)ライフサイエンス、
2)情報科学技術、
3)地球環境科学技術、
4)ナノテクノロジー・材料及び
5)最近の地震や火山噴火等により社会的関心が特に高まっている
防災分野
における文部科学省の当面の研究開発の推進に資する
ため、その考え方を検討することとし、
対応する5委員会を設けた。
2002/12/25
防災フォーラム T.OKADA
18
防災分野の研究開発に関する委員会(2001/06/28~)
青
井
石
主査 岡
片
亀
河
小
島
大
田
田
土
林
廣
古
虫
村
渡
2002/12/25
砥
田
山
田
山
田
田
林
崎
門
所
村
岐
井
谷
明
上
辺
謙
善
祐
恒
恒
弘
恵
俊
邦
文
一
明
二
男
雄
行
昭
一
彦
男
諭
和 子
憲 三
春 男
脩
尊 彦
功 臣
ひとみ
正 幸
兵庫県防災監
東京大学地震研究所教授
北海道大学大学院工学研究科教授
芝浦工業大学工学部教授
独立行政法人防災科学技術研究所理事長
京都大学防災研究所教授
京都大学防災研究所巨大災害研究センター長
新潟大学積雪地域災害研究センター教授
東京大学地震研究所教授
損害保険料率算定会地震保険部長
神戸大学工学部助教授
社団法人共同通信社客員論説委員
京都大学大学院工学研究科教授
京都大学防災研究所教授
東京大学社会情報研究所長
千葉大学大学院自然科学研究科教授
東京大学生産技術研究所教授
山口大学大学院理工学研究科助教授
国際協力事業団国際協力専門員
防災フォーラム T.OKADA
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ライフサイエンス、情報科学技術、地球環境科学技術、
ナノテクノロジー・材料及び防災分野における
当面の研究開発の推進に関する考え方について(報告)2001/08/30
科学技術・学術審議会研究計画・評価分科会の
5委員会は、各分野における当面の研究開発の推進に
関する考え方についての報告書をまとめた。
防災分野の研究開発に関する委員会は
「防災分野における当面の研究開発の推進に関する
考え方について」
をとりまとめた。
2002/12/25
防災フォーラム T.OKADA
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防災分野における当面の研究開発の
推進に関する考え方について(平成13年8月30日)
1. 文部科学省としての一体的な取り組み
2. 関係者間の連携等の推進
「防災研究フォーラム(仮称)」設立の提案
・研究機関(者)間の情報交換と研究計画の調整
・地方公共団体等対策実施者側との定期的な意見交換や情報交換による
研究開発ニーズの把握と成果の普及
・地方公共団体等からの要請に基づく災害調査、評価等の実施に係る調整
・地方公共団体等地域が行う研究開発への支援
・研究者の養成あるいは防災関係者の研修のための企画、調整
・分野横断的、総合的な研究プロジェクト、地方自治体等と共同の
・モデルプロジェクト等の企画、調整等
・E-ディフェンス等の大型共同利用施設の利用やデータの流通に関する調整
・国際協力プログラムに係る調整等
3. 総合科学技術としての展開
4. E-ディフェンスの利用
2002/12/25
防災フォーラム T.OKADA
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防災に関する研究開発基本計画
(昭和56年7月22日決定、平成5年12月22日改定)
第1章 防災に関する研究開発を
推進するに当たっての基本的考え方
第2章 重要研究開発課題
1.自然現象の解明と予知・予測
2.地変災害の防止技術
3.気象災害の防止技術
4.総合防災に関する科学技術
第3章 研究開発を推進するに当たっての重要事項
2002/12/25
防災フォーラム T.OKADA
22
防災に関する研究開発基本計画
(昭和56年7月22日決定、平成5年12月22日改定)
第2章 重要研究開発課題
1.自然現象の解明と予知・予測
(地震予知)、(火山噴火予知)、集中豪雨の予測、豪雪の予測、
台風等の予測、気候変動等の予測
2.地変災害の防止技術
地震動の特性の解明、構造物の耐震技術、設備機器の耐震技術
津波災害の防止技術、地震時における地盤災害の防止技術
火山災害の防止技術
3.気象災害の防止技術
洪水氾濫災害の防止技術、土砂災害の防止技術、沿岸域の保全技術
雪氷害の防止技術、強風災害の防止技術、気候変動等への対応技術、その他
4.総合防災に関する科学技術
都市の防災化のための技術、災害時の対応技術
災害の社会・経済的影響及び防災対策評価技術
2002/12/25
防災フォーラム T.OKADA
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防災分野の研究開発に関するレビュー(平成13年12
月)
防災分野の研究開発に関する委員会
文部科学省における防災分野の研究開発計画を策定するため、
以下の要領で防災の研究開発に関するレビューを実施する。
1.レビューの目的は、我が国の防災に関する研究開発全体を俯瞰し、
必要とされる研究開発の体系化を図り、その上で、学術研究、
基礎研究及び基盤的研究開発を担う文部科学省として
今後実施すべき研究開発を明らかにすることである。
2.このため、平成5年12月に策定された「防災に関する研究開発
基本計画(内閣総理大臣決定)」に沿って、国内の研究機関に
おけるこれまでの成果、進捗状況、今後の計画等について調査を
行う。また、防災関係行政機関における研究開発ニーズに
ついても調査を行う。
2002/12/25
防災フォーラム T.OKADA
24
防災分野の研究開発に関するレビュー(平成13年12
月)
防災分野の研究開発に関する委員会
3.レビューにおいては個別の研究課題等についての評価は行わない。た
だし、各研究機関が大綱的指針に基づき実施・公開している評価結果
も必要に応じて参照する。また、地震及び火山分野の研究開発の一部
については、測地学分科会において実施しているレビュー等の結果を
踏まえることとし、新たなレビューは実施しない。
4.また、今後の審議にあたっては、総合科学技術会議及び中央防災会議
における方針等との整合性を確保するとともに、レビューの結果等は
関係行政機関が共有できるようなものとし、防災科学技術に関する関
係行政機関の調整に資するよう留意することとする。
2002/12/25
防災フォーラム T.OKADA
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防災分野の研究開発に関する調査(平成14年2月)
防災分野の研究開発に関する委員会
(1)現行の「防災に関する研究開発基本計画」の「第2章重要
研究開発課題」で掲げている研究開発項目のどの箇所が
どのように進展しているのか、
(2)現行の「防災に関する研究開発基本計画」では必ずしも十分に
記述されていない新しいニーズやシーズに基づくどんな研究開発が
実施あるいは計画されているのか、
(3)産学官連携を含め関係機関がどのように協力しながら研究開発を
実施しているかなど、現行の「防災に関する研究開発基本計画」
の「第3章 研究開発を推進するに当たっての重要事項」の
記載事項に関する実態がどうなっているか、
(4)本分野の研究開発を進めるにあたって今後どのような施策等が
必要と考えられているか、
などを整理することを目的とした。
2002/12/25
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防災分野に関する研究開発の推進方策について(案)
(第16回委員会2002/12/19)
第1章 基本的考え方
1.社会の防災力の向上への貢献
2.幅広い分野間の連携により総合科学技術として推進
3.地震災害への重点化とその他の災害への取り組み
4.研究開発基盤の強化など研究開発環境の整備と
競争的資金の拡充
5.防災関係機関との連携強化と成果等の普及
6.積極的な国際展開
第2章 重要研究開発課題
第3章 研究開発を推進するに当たっての重要事項
2002/12/25
防災フォーラム T.OKADA
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防災分野に関する研究開発の推進方策について(案)
(第16回委員会2002/12/19)
第1章 基本的考え方
第2章 重要研究開発課題
[1]重点項目(順序未定)
1.ハザードマップ
2.リスクマネージメント
3.災害情報
4.復旧・復興
5.先端技術の災害軽減化への利活用
6.地震による構造物の破壊
7.既存構造物の耐震性の評価ならびに補強
[2]分野別重要研究開発課題
第3章 研究開発を推進するに当たっての重要事項
2002/12/25
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防災分野に関する研究開発の推進方策について(案)
(第16回委員会2002/12/19)
第1章 基本的考え方
第2章 重要研究開発課題
[1]重点項目
[2]分野別重要研究開発課題
1.気象災害:(豪雨災害、豪雪災害、強風災害、台風災害、
洪水氾濫災害、高潮高波災害、土砂災害、気候変動災害)
2.地変災害:(地震災害、地震時地盤災害、津波災害、火山災害)
3.災害全般:(都市火災、災害全般、都市災害)
に分類し、それぞれの災害について次の5つの活動として記述
(1)実証データを収集する
(2)データベース化する
(3)災害のメカニズムを明らかにする
(4)災害を予測する
(5)防災力を向上させる
第3章 研究開発を推進するに当たっての重要事項
2002/12/25
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