ML610Q346/ML610346 - ラピスセミコンダクタ

FJDL610Q346FULL-01
発行日:2010 年 1 月 7 日
ML610Q346/ML610346
音声機能付 8bit マイクロコントローラ
■ 概要
本 LSI は、8 ビット CPU nX-U8/100 を搭載し、OP アンプ、12 ビット AD コンバータ、タイマ、同期式シリアルポート、
UART、および音声出力機能等の多彩な周辺機能を集積した高性能 CMOS 8 ビットマイクロコントローラです。
CPU nX-U8/100 は、3 段パイプラインアーキテクチャによる並列処置をすることで 1 命令 1 クロックの効率的な命令実
行が可能です。また、ML610Q346 はマスク ROM 同等の低電圧、低消費電力動作(読み出し時)を実現したフラッシュ
メモリを搭載しており、携帯機器などの電池駆動アプリケーションに最適です。
さらに、オンチップデバッグ機能を搭載しているため、基板実装状態でのソフトウェアのデバッグや書き換えが可能で
す。
■ 特長

CPU
― RISC 方式 8 ビット CPU (CPU 名称:nX-U8/100)
― 命令体系:16 ビット長命令
― 命令セット:転送,算術演算,比較,論理演算,乗除算,ビット操作,ビット論理演算,ジャンプ,条件ジャンプ,
コール・リターンスタック操作,算術シフトなど
― オンチップデバッグ機能を内蔵
― 最小命令実行時間
31.25μs(@32kHz システムクロック)
0.244μs(@4.096MHz システムクロック)

内部メモリ
― ML610Q346
128K バイトのフラッシュ ROM(64K×16 ビット)を内蔵(使用不可のテスト領域 1K バイトを含む)
― ML610346
128K バイトのマスク ROM(64K×16 ビット)を内蔵(使用不可のテスト領域 1K バイトを含む)
― 1K バイトの RAM(1024×8 ビット)を内蔵

割込みコントローラ
― ノンマスカブル割込み 2 要因(内部要因:1、外部要因:1)
― マスカブル割込み 18 要因(内部要因:10、外部要因:8)

タイムベースカウンタ
― 低速側タイムベースカウンタ×1ch
― 高速側タイムベースカウンタ×1ch

ウォッチドッグタイマ
― オーバフロー1 回目はノンマスカブル割り込み、2 回目はシステムリセット
― フリーラン
― オーバフロー周期選択可能:4 種(125ms,500ms,2s,8s)

タイマ
― 8 ビット×2ch(16bit 構成も可能)
1/26
FJDL610Q346FULL-01
ML610Q346/346

音声出力機能
― 音声合成方式:HQ-ADPCM / 4bit ADPCM2 / 8bit non-linear PCM / 8bit PCM / 16bit PCM
― サンプリング周波数:6.4/8/10.7/12.8/16/21.3/25.6/32 kHz
HQ-ADPCM は、「Ky’s」の高音質音声圧縮技術です。
「Ky’s」は、国立大学法人 九州工業大学の登録商標です。

スピーカーアンプ
― 1W(5V 時)

同期式シリアルポート
― マスタ/スレーブ選択可能
― LSB/MSB ファースト選択可能
― 8 ビット/16 ビット長選択可能

UART
― 半二重通信
― TXD/RXD×1ch
― ビット長、パリティ有無、奇数/偶数パリティ、1/2 ストップビット
― 正/負論理選択可
― ボーレートジェネレータ内蔵

逐次比較型 A/D コンバータ
― 12 ビット A/D コンバータ
― 入力 3ch
― 変換時間:26.86μs/1ch@4.096MHz

OP アンプ
― 3個
― 反転アンプ、非反転アンプ、コンパレータとして構成可能

汎用ポート
― ノンマスカブル割り込み入力ポート×1ch
― 入力専用ポート×8ch
― 出力専用ポート×4ch(2 次機能含む)
― 入出力ポート×16ch(2 次機能含む)

リセット
― RESET_N 端子リセット
― パワーオン検出リセット
― WDT オーバフローによる検出リセット

クロック
― 低速側クロック
内蔵 RC 発振(32kHz)内蔵
― 高速側クロック
水晶/セラミック発振(4.096MHz)、外部クロック入力

パワーマネジメント
― HALT モード:CPU の命令実行中断(周辺回路は動作状態)
― STOP モード:低速発振、および高速発振の停止(CPU および周辺回路は動作を停止)
― クロックギア:ソフトウェアにより高速システムクロックの周波数を変更可能(発振クロックの 1/1、1/2、1/4、1/8)
― ブロック制御機能:使用しない機能ブロック回路の動作をパワーダウン(レジスタリセット&クロック停止)
2/26
FJDL610Q346FULL-01
ML610Q346/346

出荷形態
― 64 ピン TQFP
― 高速クロック:水晶/セラミック発振版
フラッシュ ROM 版
:ML610Q346-xxxTB(ブランク品:ML610Q346-NNNTB)
マスク ROM 版
:ML610346-xxxTB
― 高速クロック:外部クロック入力版
フラッシュ ROM 版
:ML610Q346J-xxxTB(ブランク品:ML610Q346J-NNNTB)
マスク ROM 版
:ML610346J-xxxTB
xxx:ROM コード番号

動作保証範囲
― 動作温度:-40℃~85℃
― 動作電圧:VDD=2.2V~5.5V、SPVDD =2.3V~5.5V、AVDD=2.2V~5.5V
3/26
FJDL610Q346FULL-01
ML610Q346/346
■ ブロック図
● ML610Q346 ブロック図
図 1 に ML610Q346 のブロック図を示します。
“*”は各ポートの 2 次機能又は 3 次機能です。
CPU (nX-U8/100)
EPSW1~3
GREG
0~15
PSW
Timing
Controller
On-Chip
ICE
ALU
TEST
OSC0
OSC1
Instruction
Decoder
RESET &
TEST
OSC
RC32K
INT
4
INT
1
AIN0 to AIN2
DSR/CSR
EA
PC
Instruction
Register
Program
Memory
(Flash)
128Kbyte
BUS
Controller
INT
1
RAM
1024byte
INT
1
Interrupt
Controller
INT
9
TBC
8bit Timer
×2
VPP
SSIO
SCK0*1
SIN0*1
SOUT0*1
UART
RXD0*1
TXD0*1
NMI
P00 to P07
GPIO
P20 to P23
P30 to P37
P40 to P47
INT
WDT
VOICECNT
AVDD
AVSS
VREF
INT
2
POWER
SPVDD
SPVSS
SG
SPP
SPM
AOUT
SPIN
LR
Data-bus
LSCLK*
OUTCLK*
VDDL
ECSR1~3
SP
VDD
VSS
RESET_N
ELR1~3
INT
1
12bit-ADC
MOP0_l1
MOP0_l2
MOP0_O
OP-AMP0
MOP1_l1
MOP1_l2
MOP1_O
OP-AMP1
MOP2_l1
MOP2_l2
MOP2_O
OP-AMP2
図1
ML610Q346 ブロック図
4/26
FJDL610Q346FULL-01
ML610Q346/346
● ML610346 ブロック図
図 1 に ML610346 のブロック図を示します。
“*”は各ポートの 2 次機能又は 3 次機能です。
CPU (nX-U8/100)
EPSW1~3
GREG
0~15
PSW
Timing
Controller
On-Chip
ICE
ALU
TEST
OSC0
OSC1
Instruction
Decoder
OSC
RC32K
INT
4
POWER
AIN0 to AIN2
INT
2
INT
1
EA
PC
Program
Memory
(Mask)
128Kbyte
BUS
Controller
INT
1
RAM
1024byte
INT
1
Interrupt
Controller
INT
9
TBC
8bit Timer
×2
SSIO
SCK0*1
SIN0*1
SOUT0*1
UART
RXD0*1
TXD0*1
NMI
P00 to P07
GPIO
P20 to P23
P30 to P37
P40 to P47
INT
WDT
VOICECNT
AVDD
AVSS
VREF
DSR/CSR
Instruction
Register
RESET &
TEST
SPVDD
SPVSS
SG
SPP
SPM
AOUT
SPIN
LR
Data-bus
LSCLK*
OUTCLK*
VDDL
ECSR1~3
SP
VDD
VSS
RESET_N
ELR1~3
INT
1
12bit-ADC
MOP0_l1
MOP0_l2
MOP0_O
OP-AMP0
MOP1_l1
MOP1_l2
MOP1_O
OP-AMP1
MOP2_l1
MOP2_l2
MOP2_O
OP-AMP2
図2
ML610346 ブロック図
5/26
FJDL610Q346FULL-01
ML610Q346/346
端子配置
32
31
30
29
28
27
26
25
24
23
22
21
20
19
18
17
NMI
AVDD
VREF
AVSS
AIN0
AIN1
AIN2
MOP2_O
MOP2_I2
MOP2_I1
MOP1_O
MOP1_I2
MOP1_I1
MOP0_O
MOP0_I2
MOP0_I1
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
VPP
P43
P42
P41
P40
P07
P06
P05
P04
VSS
P03
P02
P01
P00
RESET_N
TEST
(NC)
(NC)
SPM
SPP
VDD
OSC0
OSC1
VDDL
P33
P32
P31
P30
P47
P46
P45
P44
48
47
46
45
44
43
42
41
40
39
38
37
36
35
34
33
SPVSS
SPVDD
P34
P35
P36
P37
SPIN
AOUT
SG
VSS
(NC)
(NC)
P20
P21
P22
P23
● ML610Q346 TQFPパッケージ品の端子配置図
NC: No Connection
図3
ML610Q346 パッケージ品端子配置図
6/26
FJDL610Q346FULL-01
ML610Q346/346
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
32
31
30
29
28
27
26
25
24
23
22
21
20
19
18
17
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
NMI
AVDD
VREF
AVSS
AIN0
AIN1
AIN2
MOP2_O
MOP2_I2
MOP2_I1
MOP1_O
MOP1_I2
MOP1_I1
MOP0_O
MOP0_I2
MOP0_I1
(NC)
P43
P42
P41
P40
P07
P06
P05
P04
VSS
P03
P02
P01
P00
RESET_N
TEST
(NC)
(NC)
SPM
SPP
VDD
OSC0
OSC1
VDDL
P33
P32
P31
P30
P47
P46
P45
P44
48
47
46
45
44
43
42
41
40
39
38
37
36
35
34
33
SPVSS
SPVDD
P34
P35
P36
P37
SPIN
AOUT
SG
VSS
(NC)
(NC)
P20
P21
P22
P23
● ML610346 TQFPパッケージ品の端子配置図
NC: No Connection
図4
ML610346 パッケージ品端子配置図
7/26
FJDL610Q346FULL-01
ML610Q346/346
端子一覧
PAD
No
1 次機能
2 次機能
3 次機能
端子名
I/O
機能
端子名
I/O
機能
端子名
I/O
機能
10,39
53
Vss
VDD














56
VDDL







48
SPVSS







47
SPVDD







29
AVSS







31
AVDD







1*
VPP*







16
15
54
55
41
TEST
RESET_N
OSC0
OSC1
AOUT
I/O
I
I
O
O



P11




I




入力ポート
















42
SPIN
I






40
SG
O






52
SPP
O






51
SPM
O






30
VREF







28
27
26
AIN0
AIN1
AIN2
I
I
I


















32
NMI
I






14
P00/EXI0
I






13
P01/EXI1
I






12
P02/EXI2/
RXD0
I






11
P03/EXI3
I






9
P04/EXI4/
T0P0CK
I






8
P05/EXI5/
T1P1CK
I






7
P06/EXI6
I






6
P07/EXI7
I






36
35
34
33
60
59
P20/LED0
P21/LED1
P22/LED2
P23/LED3
P30
P31
O
O
O
O
I/O
I/O
マイナス側電源端子
プラス側電源端子
内部ロジック用電源端
子(内部発生)
内蔵スピーカーアンプ
用マイナス側電源端子
内蔵スピーカーアンプ
用プラス側電源端子
逐 次 比 較 型 ADC/OP
アンプ用マイナス側電
源端子
逐 次 比 較 型 ADC/OP
アンプ用プラス側電源
端子
フラッシュ ROM 用電
源端子
テスト用入出力端子
リセット入力端子
高速クロック発振端子
高速クロック発振端子
LINE 出力
内蔵スピーカーアンプ
へのアナログ入力
内蔵スピーカーアンプ
の基準電源端子
内蔵スピーカーアンプ
のプラス側出力端子
内蔵スピーカーアンプ
のマイナス側出力端子
逐次比較型 ADC 用リ
ファレンス電源端子
逐次比較型 ADC 入力
逐次比較型 ADC 入力
逐次比較型 ADC 入力
入力ポート、
ノンマスカブル割込み
入力ポート、
外部割込み
入力ポート、
外部割込み
入力ポート、
外部割込み、
UART0 データ入力
入力ポート、
外部割込み
入力ポート、
外部割込み、
タイマ 0 外部クロッ
ク入力
入力ポート、
外部割込み、
タイマ 1 外部クロッ
ク入力
入力ポート、
外部割込み、
入力ポート、
外部割込み
出力ポート、LED 駆動
出力ポート、LED 駆動
出力ポート、LED 駆動
出力ポート、LED 駆動
入出力ポート
入出力ポート
LSCLK
OUTCLK




O
O






















低速クロック出力
高速クロック出力




8/26
FJDL610Q346FULL-01
ML610Q346/346
PAD
No
1 次機能
2 次機能
端子名
I/O
機能
58
57
46
45
44
43
5
P32
P33
P34
P35
P36
P37
P40
I/O
I/O
I/O
I/O
I/O
I/O
I/O
4
P41
3
2
P42
P43
P44/
T0P0CK
P45/
T1P1CK
P46
P47
MOP0_I1
MOP0_I2
MOP0_O
MOP1_I1
MOP1_I2
MOP1_O
MOP2_I1
MOP2_I2
MOP2_O
64
63
62
61
17
18
19
20
21
22
23
24
25
端子名
I/O
入出力ポート
入出力ポート
入出力ポート
入出力ポート
入出力ポート
入出力ポート
入出力ポート




LSCLK
OUTCLK





O
O

I/O
入出力ポート


I/O
I/O
入出力ポート
入出力ポート
入出力ポート、タイマ
0 外部クロック入力
入出力ポート、タイマ
1 外部クロック入力
入出力ポート
入出力ポート
OP アンプ 0+入力
OP アンプ 0-入力
OP アンプ 0 出力
OP アンプ 1+入力
OP アンプ 1-入力
OP アンプ 1 出力
OP アンプ 2+入力
OP アンプ 2-入力
OP アンプ 2 出力
RXD0
TXD0
I
O














I/O
I/O
I/O
I/O
I
I
O
I
I
O
I
I
O
3 次機能
端子名
I/O
機能






SIN0






I
SCK0
I/O
SOUT0

O







SSIO0 データ入力
SSIO0 同期クロック入
出力
SSIO0 データ出力


SIN0
I


SCK0
I/O






















SOUT0










O










機能




低速クロック出力
高速クロック出力


UART0 データ入力
UART0 データ出力
SSIO0 データ入力
SSIO0 同期クロック入
出力
SSIO0 データ出力










*ML610Q346 時
9/26
FJDL610Q346FULL-01
ML610Q346/346
■ 端子説明
1 次/
端子名
I/O
説
2 次/ 論理
明
3次
電源
VSS
— マイナス側電源端子です。
—
—
VDD
— プラス側電源端子です。
—
—
VDDL
— 内部ロジック用プラス側電源(内部発生)端子です。VSS との間にコンデンサ CL
(測定回路 1 参照)を接続します。
—
—
SPVSS
— 内蔵スピーカーアンプ用マイナス側電源端子
—
—
SPVDD
— 内蔵スピーカーアンプ用プラス側電源端子
—
—
AVSS
— 逐次比較型 ADC/OP アンプ用マイナス側電源
—
—
AVDD
— 逐次比較型 ADC/OP アンプ用プラス側電源
—
—
VPP*
— フラッシュ ROM 用電源端子
—
—
I/O テスト用入出力端子です。プルダウン抵抗が内蔵されています。
—
正
—
負
—
—
—
—
テスト用
TEST
システム
RESET_N
I
OSC0
I
リセット入力端子です。この端子を”L”レベルにするとシステムリセットモードに
なり内部が初期化され、その後端子を”H”レベルにするとプログラム実行を開始し
ます。プルアップ抵抗が内蔵されています。
高速クロック用水晶振動子接続端子です。
OSC1
O
4.096MHz水晶振動子(測定回路1 参照)を接続し、必要に応じVSS と
の間にコンデンサ CDH, CGH を接続します。
LSCLK
O
低速クロック出力です。P20/P36 端子の 2 次機能に割り付けられています。
2次
—
OUTCLK
O
高速クロック出力です。P21/P37 端子の 2 次機能に割り付けられています。
2次
—
I
汎用入力ポートです。
1次
正
O
汎用出力ポート。
1次
二次機能を持つので、二次機能を使用する場合、ポートとして使用できません。
正
I/O 汎用入出力ポート。
1次
I/O 二次機能を持つので、二次機能を使用する場合、ポートとして使用できません。
正
汎用入力ポート
P00~P07
汎用出力ポート
P20~P23
汎用入出力ポート
P30~P37
P40~P47
*ML610Q346 時適用
10/26
FJDL610Q346FULL-01
ML610Q346/346
1 次/
端子名
I/O
説
明
論
2次
理
/3 次
UART
TXD0
O
UART0 データ出力端子です。P43 端子の 2 次機能に割り付けられています。
2次
正
RXD0
I
UART0 データ入力端子です。P02 端子の 1 次機能および P42 の 2 次機能に割り
2次
付けられています。
正
同期シリアル(SSIO)
SIN0
I
同期シリアルデータ入力端子です。P40 端子および P44 端子の 3 次機能に割り 3 次
付けられています。
正
SCK0
I/O
同期シリアルクロック入出力端子です。P41 端子および P45 端子の 3 次機能に 3 次
割り付けられています。
—
SOUT0
O
同期シリアルデータ出力端子です。P42 端子および P46 端子の 3 次機能に割り 3 次
付けられています。
正
NMI
I
外部ノンマスカブル割込み入力端子です。両エッジにて割込みが発生します。
EXI0~7
I
外部マスカブル割込み入力端子です。ソフトウェアにてビット毎に割込み許可と 1 次 正/
負
割込みエッジ選択ができます。P00~P07 端子の 1 次機能に割り付けられていま
す。
T0P0CK
I
タイマ 0 の外部クロック入力端子です。P04 端子、P44 端子の 1 次機能に割
り付けられています。
1次
T1P1CK
I
タイマ 1 の外部クロック入力端子です。P05 端子、P45 端子の 1 次機能に割
り付けられています。
1次
O
LED 駆動端子です。P20~P22 端子の 1 次機能に割り付けられています。
1 次 正/
負
O
LINE 出力端子です。内蔵スピーカアンプを使用する場合は SPIN 端子と接続し
てください。
—
—
SPIN
I
内部スピーカーアンプのアナログ入力端子です。
—
—
SG
O
内部スピーカーアンプの基準電圧出力端子です。
—
—
SPP
O
内蔵スピーカーアンプのプラス側出力端子です。
—
—
SPM
O
内蔵スピーカーアンプのマイナス側出力端子です。
—
—
逐次比較型 A/D コンバータ用リファレンス電源端子です。
—
—
外部割込
1 次 正/
負
タイマ
—
—
LED 駆動
LED0~3
音声出力機能
AOUT
逐次比較型 A/D コンバータ
VREF
—
AIN0~AIN2
I
逐次比較型 A/D コンバータ Ch0~Ch2 アナログ入力です。
—
—
OP アンプ
MOP0_I1
MOP0_I2
MOP0_O
MOP1_I1
MOP1_I2
MOP1_O
MOP2_I1
MOP2_I2
MOP2_O
I
I
O
I
I
O
I
I
O
OP アンプ 0 用プラス側入力端子です。
OP アンプ 0 用マイナス側入力端子です。
OP アンプ 0 用出力端子です。
OP アンプ 1 用プラス側入力端子です。
OP アンプ 1 用マイナス側入力端子です。
OP アンプ 1 用出力端子です。
OP アンプ 2 用プラス側入力端子です。
OP アンプ 2 用マイナス側入力端子です。
OP アンプ 2 用出力端子です。
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
—
11/26
FJDL610Q346FULL-01
ML610Q346/346
■ 未使用端子処理
●未使用端子の処理方法
端子
VPP
RESET_N
TEST
AVDD
AVSS
VREF
AIN0~AIN2
SPVDD
SPVSS
AOUT
SPIN
SG
SPP
SPM
P00~P07
P20~P23
P30~P37
P40~P47
MOP0_I1
MOP0_I2
MOP0_O
MOP1_I1
MOP1_I2
MOP1_O
MOP2_I1
MOP2_I2
MOP2_O
推奨端子処理
オープン
オープン
オープン
VSS
VSS
VSS
オープン
VSS
VSS
オープン
オープン
オープン
オープン
オープン
VDD または VSS
オープン
オープン
オープン
オープン
オープン
オープン
オープン
オープン
オープン
オープン
オープン
オープン
【注意】
未使用の入力ポートおよび入出力ポートは、ハイインピーダンス入力設定状態で端子をオープンのままに
しておくと消費電流が過大に流れる恐れがありますので、プルダウン抵抗付き入力モード/プルアップ抵
抗付き入力モード、もしくは出力モードに設定することを推奨します。
12/26
FJDL610Q346FULL-01
ML610Q346/346
■ 電気的特性
●絶対最大定格
(VSS=AVSS= SPVSS=0V)
項
目
記
号
条
件
定
格
値
単位
電源電圧 1
VDD
Ta=25℃
-0.3~+7.0
V
電源電圧 2
AVDD
Ta=25℃
-0.3~+7.0
V
電源電圧 3
SPVDD
Ta=25℃
-0.3~+7.0
V
電源電圧 4
VDDL
Ta=25℃
-0.3~+3.6
V
電源電圧 5
VPP
Ta=25℃
-0.3~+9.5
V
入力電圧
VIN
Ta=25℃
-0.3~VDD+0.3
V
出力電圧
VOUT
Ta=25℃
-0.3~VDD+0.3
V
出力電流 1
IOUT1
ポート 3, 4 系、Ta=25℃
-12~+11
mA
出力電流 2
IOUT2
ポート 2 系、Ta=25℃
-12~+20
mA
許容損失
PD
Ta=25℃
861
mW
保存温度
TSTG
―
-55~+150
℃
●推奨動作条件
(VSS=AVSS= SPVSS=0V)
項
目
記
号
条
件
範
囲
-40~+85
単位
動作温度
TOP
VDD
―
2.2~5.5
動作電圧
SPVDD
―
2.3~5.5
AVDD
―
2.2~5.5
fOP
―
27k~4.2M
Hz
fXTH
―
4.0M、4.096M
Hz
CDH
CGH
CL
CSG
―
―
―
―
15~32
15~32
10±30%
0.1±30%
動作周波数(CPU)
高速水晶/セラミック
発振周波数
高速水晶発振
外付け容量
VDDL 端子外付け容量
SG 端子外付け容量
―
℃
V
pF
μF
μF
13/26
FJDL610Q346FULL-01
ML610Q346/346
●フラッシュメモリ動作条件
(VSS=AVSS= SPVSS=0V)
項
目
記 号
動作温度
TOP
VDD
VDDL
VPP
CEP
YDR
動作電圧
書き換え回数
データ保持年数
条
件
範
囲
単 位
0~+40
2.7~5.5
2.5~2.75
7.7~8.3
80
10
書き込み/消去時
1
書き込み/消去時*
1
書き込み/消去時*
1
書き込み/消去時*
―
―
℃
V
回
年
1
* :フラッシュ ROM 書き込み/消去時は VDDL 端子に上記規定範囲の電圧を供給する必要があります。
VPP 端子にはプルダウン抵抗を内蔵しています。
●直流特性(1/5)
(特に指定のない場合は、VDD=SPVDD=AVDD=2.2~5.5V, VSS=AVSS=SPVSS=0V, Ta=-40~+85℃)
項
目
記 号
条
件
規 格 値
Typ.
2
Max.
20
高速発振開始時間
TXTH
―
Min.
―
低速 CR 発振周波数
fLCR
―
27.2k
32k
36.8k
リセットパルス幅
PRST
―
100
―
―
PNRST
―
―
―
0.4
TPOR
―
―
―
10
リセットノイズ除去
パルス幅
パワーオンリセット発生
電源立ち上がり時間
単位
測定
回路
ms
Hz
us
1
ms
●リセット
VIL1
RESET_N
VIL1
PRST
RESET_N 端子リセット
0.9×VDD
VDD
0.1×VDD
TPOR
パワーオンリセット
14/26
FJDL610Q346FULL-01
ML610Q346/346
●直流特性(2/5)
(特に指定のない場合は、VDD= SPVDD=2.3~5.5V, AVDD=2.2~5.5V,VSS=AVSS= SPVSS=0V, Ta=-40~+85℃)
項
目
LINE アンプ出力負荷抵抗
記 号
RLA
条
件
1/2VDD 出力時
Min.
10
DVDD
X1/6
0.95x
DVDD/
2
規 格 値
Typ.
Max.



DVDD
X5/6
1.05x
DVDD/
2
単位
kΩ
V
LINE アンプ出力電圧範囲
VAD
出力負荷時
SG 出力電圧
VSG
―
SG 出力抵抗
RSG
―
57
96
135
kΩ
―
SPVDD=3.3V,f=1kHz ,
RSPO=8Ω,THD 10%
SPIN 入力時
SPVDD=5.0V,f=1kHz ,
RSPO=8Ω,THD 10%
SPIN 入力時
SPVDD=3.0V,
SPIN-SPM 利得=+6dB ,
8Ω 負荷時
8
―
―
Ω
—
0.5
—
W
—
1
—
W
-50
—
50
mV
SPM、SPP 出力負荷抵抗
RLSP
PSPO1
スピーカアンプ出力電力
PSPO2
無信号時 SPM-SPP 間
出力オフセット電圧
VOF
DVDD/
2
測定
回路
V
1
(特に指定のない場合は、VDD=SPVDD=2.3~5.5V, AVDD=2.2~5.5V, VSS=AVSS=SPVSS=0V, Ta=-40~+85℃)
規 格 値
項
目
記 号
条
件
単位
Max.
Min.
Typ.
AVDD=3.0V、1 個使用時
―
50
80
uA
OP アンプ消費電流
IDDOP
AVDD=5.0V、1 個使用時
―
60
90
AVDD
VSS-
OP アンプ入力電圧範囲
VIP
―
―
V
-1.2
0.1
OP アンプ
AVDD
VOH
If=-150uA
―
AVDD
V
-0.1
Hi レベル出力電圧
OP アンプ
Lo レベル出力電圧
OP アンプ入力オフセット
OP アンプ出力電流
VOL
If=150uA
VSS
―
VIO
―
CL=50pF
非反転動作(Gain=1)時
AVDD=3.0V、VOUT= 0.5~
1.8V
-10
―
I OUT
VSS+
0.1
10
mV
1
mA
V
15/26
FJDL610Q346FULL-01
ML610Q346/346
●直流特性(ML610Q346)
(特に指定のない場合は、VDD= SPVDD=2.2~5.5V, AVDD=2.2~5.5V, VSS=AVSS= SPVSS=0V, Ta=-40~+85℃)(3/5)
項
目
消費電流 1
記 号
IDD1
消費電流 2
IDD2
消費電流 3
IDD3
消費電流 4
IDD4
消費電流 5
消費電流 6
IDD5
IDD6
条
規 格 値
件
CPU が STOP 状態
低速/高速発振停止
Min.
Typ.
Max.
Ta≦+40℃
―
0.5
2.0
Ta≦+85℃
―
0.5
8
―
1.5
3.0
―
1.5
10
―
10
35
―
1.7
4
―
2.2
4
―
3
12
―
8
12
―
1.9
5.5
―
3.2
5.5
CPU が HALT 状態
Ta≦+40℃
*3
(LTBC,WDT 動作 )
Ta≦+85℃
高速発振停止
*1
CPU が 32kHz 動作状態
高速発振停止
VDD=AVDD=
CPU が 4.096MHz 動作状態
SPVDD=3.0V
*2
水晶/セラミック発振状態
VDD=AVDD=
SPVDD=5.0V
VDD=AVDD=
CPU が 4.096MHz 動作状態
SPVDD=3.0V
*2
水晶/セラミック発振状態
VDD=AVDD=
音声再生中(出力無負荷)
SPVDD=5.0V
VDD=AVDD=
CPU が 4.096MHz 動作状態
SPVDD=3.0V
*2
水晶/セラミック発振状態
VDD=AVDD=
A/D 動作状態
SPVDD=5.0V
単位
測定
回路
μA
1
mA
1
* :CPU 動作率 100%時(HALT 状態なし)
*2:4.096MHz 水晶振動子 CHC49SFWB(京セラ株式会社)を使用
*3
:BLKCON0~BLKCON4 の有効ビット全て“1”.
直流特性(ML610346)
(特に指定のない場合は、VDD= SPVDD=2.2~5.5V, AVDD=2.2~5.5V, VSS=AVSS= SPVSS=0V, Ta=-40~+85℃)(3/5)
項
目
消費電流 1
記 号
IDD1
消費電流 2
IDD2
消費電流 3
IDD3
消費電流 4
IDD4
消費電流 5
消費電流 6
IDD5
IDD6
条
CPU が STOP 状態
低速/高速発振停止
規 格 値
件
Ta≦+40℃
Ta≦+85℃
CPU が HALT 状態
Ta≦+40℃
*3
(LTBC,WDT 動作 )
Ta≦+85℃
高速発振停止
*1
CPU が 32kHz 動作状態
高速発振停止
VDD=AVDD=
CPU が 4.096MHz 動作状態
SPVDD=3.0V
*2
水晶/セラミック発振状態
VDD=AVDD=
SPVDD=5.0V
VDD=AVDD=
CPU が 4.096MHz 動作状態
SPVDD=3.0V
*2
水晶/セラミック発振状態
VDD=AVDD=
音声再生中(出力無負荷)
SPVDD=5.0V
VDD=AVDD=
CPU が 4.096MHz 動作状態
SPVDD=3.0V
*2
水晶/セラミック発振状態
VDD=AVDD=
A/D 動作状態
SPVDD=5.0V
Min.
Typ.
Max.
―
0.5
2.0
―
0.5
8
―
1.2
3.0
―
1.2
10
―
5
35
―
1
4
―
2
4
―
2.8
12
―
8
12
―
1.1
5.5
―
2.3
5.5
単位
測定
回路
μA
1
mA
*1:CPU 動作率 100%時(HALT 状態なし)
*2:4.096MHz 水晶振動子 CHC49SFWB(京セラ株式会社)を使用
*3
:BLKCON0~BLKCON4 の有効ビット全て“1”.
16/26
FJDL610Q346FULL-01
ML610Q346/346
●直流特性(4/5)
(特に指定のない場合は、VDD= SPVDD= APVDD=2.2~5.5V, VSS=AVSS= SPVSS=0V, Ta=-40~+85℃)
項
目
出力電圧 1
(P20~P23)
(P30~P37)
(P40~P47)
出力電圧 2
(P20~P23)
記 号
条
件
規 格 値
Min.
Typ.
Max.
―
―
VOH1
IOH1=-0.5mA
VDD
-0.5
VOL1
IOL1=+0.5mA
―
―
0.5
―
―
0.5
―
―
0.5
VOL2
(LED駆動モード
選択時)
IOL2=+5mA
VDD≧2.2V
IOL2=+8mA
VDD≧2.3V
出力リーク
(P20~P23)
(P30~P37)
(P40~P47)
IOOH
VOH=VDD(ハイインピーダンス時)
―
―
1
IOOL
VOL=VSS(ハイインピーダンス時)
-1
―
―
入力電圧 1
(RESET_N)
IIH1
VIH1=VDD
0
―
1
IIL1
VIL1=VSS
-1500
-300
-20
入力電圧2
(NMI)
(P00~P07)
(P11)
(P30~P37)
(P40~P47)
IIH2
VIH2=VDD(プルダウン時)
2
30
250
IIL2
VIL2=VSS(プルアップ時)
-250
-30
-2
IIH2Z
VIH2=VDD(ハイインピーダンス時)
―
―
1
IIL2Z
VIL2=VSS (ハイインピーダンス時)
-1
―
―
IIH3
VIH3=VDD
20
300
1500
IIL3
VIL3=VSS
-1
―
―
入力電圧 3
(TEST)
単位
測定
回路
V
2
μA
3
μA
4
*1:ML610Q346 のみ
17/26
FJDL610Q346FULL-01
ML610Q346/346
●直流特性(5/5)
(特に指定のない場合は、VDD=SPVDD= AVDD=2.2~5.5V, VSS=AVSS= SPVSS=0V, Ta=-40~+85℃)
項
目
入力電圧 1
(RESET_N)
(TEST)
(NMI)
(P00~P07)
(P11)
(P30~P37)
(P40~P47)
ヒステリシス幅
(RESET_N)
(TEST)
(NMI)
(P00~P07)
(P11)
(P30~P37)
(P40~P47)
入力端子容量
(NMI)
(P00~P07)
(P11)
(P30~P37)
(P40~P47)
記 号
条
規 格 値
件
Min.
Typ.
Max.
VIH1
―
0.7
×VDD
―
VDD
VIL1
―
0
―
0.3
×VDD
VT
―
0.05
×VDD
―
0.4
×VDD
CIN
f=10kHz
Vrms=50mV
Ta=25℃
―
―
10
単位
測定
回路
V
5
pF
―
●ヒステリシス幅
入力信号
ΔVT
VDD
VSS
内部信号
VDDL
VSS
18/26
FJDL610Q346FULL-01
ML610Q346/346
●測定回路
測定回路 1
CGH
OSC0
CDH
P11/OSC1
4.096MHz
水晶振動子
VDD AVDD VREF SPVDD
VDDL
SG
VSS AVSS SPVSS
A
CV
CL
CSG
CV
:1μF
CL
:10μF
CSG
:0.1μF
CGH
:24pF
CDH
:24pF
4.096MHz 水晶振動子:
HC49SFWB
(京セラ株式会社製)
測定回路 2
(注2)
VIH
出力端子
VIL
入力端子
(注1)
VDD
VDDL
AVDD VREF SPVDD VSS
V
AVSS SPVSS
(注1) 指定の状態にする入力ロジック
(注2) 指定の出力端子について繰り返す
19/26
FJDL610Q346FULL-01
ML610Q346/346
測定回路 3
(注2)
VIH
出力端子
入力端子
VIL
VDD
VDDL
A
AVDDVREF SPVDD VSS AVSS SPVSS
(注1) 指定の状態にする入力ロジック
(注2) 指定の出力端子について繰り返す
測定回路 4
(注3)
出力端子
入力端子
A
VDD
VDDL
AVDDVREF SPVDDVSS AVSS SPVSS
(注3) 指定の入力端子について繰り返す
測定回路 5
VIH
VDD
VDDL
波形観測
出力端子
VIL
入力端子
(注1)
AVDD VREF SPVDDVSS AVSSSPVSS
(注1) 指定の状態にする入力ロジック
20/26
FJDL610Q346FULL-01
ML610Q346/346
●交流特性(外部割込み)
(特に指定のない場合は、VDD= SPVDD= AVDD=2.2~5.5V, VSS=AVSS=SPVSS=0V, Ta=-40~+85℃)
項
目
外部割込み無効期間
記 号
TNUL
条
件
割込み許可 (MIE=1)
CPU は NOP 動作
規 格 値
Min.
Typ.
Max.
2.5×
sysclk
―
3.5×
sysclk
単位
s
P00~P07
(立ち上がりエッジ割込み)
tNUL
P00~P07
(立ち下がりエッジ割込み)
tNUL
NMI, P00~P07
(両エッジ割込み)
tNUL
21/26
FJDL610Q346FULL-01
ML610Q346/346
●交流特性(同期式シリアルポート)
(特に指定のない場合は、VDD=SPVDD=AVDD=2.2~5.5V, VSS= SPVSS=AVSS= 0V, Ta=-40~+85℃)
項
目
記 号
SCK 入力サイクル
(スレーブモード)
SCK 出力サイクル
(マスタモード)
SCK 入力パルス幅
(スレーブモード)
SCK 出力パルス幅
(マスタモード)
SOUT 出力遅延時間
(スレーブモード)
SOUT 出力遅延時間
(マスタモード)
SIN 入力
セットアップ時間
SIN 入力
ホールド時間
条
tSCYC
単位
Min.
Typ.
Max.
高速発振停止時
10
―
―
s
高速発振時
500
―
―
ns
―
―
SCK*
―
s
高速発振停止時
4
―
―
s
tSCYC
tSW
規 格 値
件
1
200
高速発振時
―
1
―
1
ns
1
SCK*
SCK*
SCK*
×0.4
×0.5
×0.6
tSW
―
s
tSD
―
―
―
180
ns
tSD
―
―
―
80
ns
tSS
―
50
―
―
ns
tSH
―
50
―
―
ns
1
* :シリアルポート 0 モードレジスタ(SIO0MOD1)の S0CK3~0 により選択されたクロック周期
tSCYC
tSW
tSW
SCK0*
tSD
tSD
SOUT0*
tSS
tSH
SIN0*
*:ポートの 2 次機能を示す。
22/26
FJDL610Q346FULL-01
ML610Q346/346
●逐次比較型A/Dコンバータの電気的特性
(特に指定のない場合は、VDD=SPVDD=AVDD=2.2~5.5V, VSS=SPVSS=AVSS=0V, Ta=-40~+85℃)
項
目
記 号
分解能
n
積分非直線性誤差
IDL
条
規 格 値
件
Min.
Typ.
Max.
―
―
―
12
2.7V≦VREF≦5.5V
-4
―
+4
2.2V≦VREF≦2.7V
-6
―
+6
2.7V≦VREF≦5.5V
-3
―
+3
2.2V≦VREF≦2.7V
-5
―
+5
-6
―
+6
微分非直線性誤差
DNL
ゼロスケール誤差
VOFF
―
フルスケール誤差
FSE
―
-6
―
+6
リファレンス電圧
VREF
―
2.2
―
AVDD
変換時間
tCONV
SACK=0 (HSCLK=375k~625MHz)
―
25
―
SACK=1 (HSCLK=1.5M~4.2MHz)
―
112
―
単位
bit
LSB
V
φ/CH
φ:高速クロック (HSCLK) の周期
AVDD
VREF
基準電圧
VDD
VDDL
10μF
10μF
A
-
1μF
RI≦5kΩ
+
アナログ入力
0.1μF
AIN0
~
AIN2
VSS
AVSS
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■ パッケージ外形図
(単位: mm)
表面実装型パッケージ実装上のご注意
表面実装型パッケージは、リフロー実装時の熱や保管時のパッケージの吸湿量等に大変影響を受けやすいパッケー
ジです。
したがって、リフロー実装の実施を検討される際には、その製品名、パッケージ名、ピン数、パッケージコード及び希望
されている実装条件(リフロー方法、温度、回数)、保管条件などを当社販売窓口まで必ずお問い合わせください。
本 LSI の熱抵抗値(例)について以下に示します。基板の大きさや層数により熱抵抗値(θJa)が変わります。
表 B-1
JEDEC
PCB
(W/L/t=76.2/114.5/1.6(mm))
PCB Layer
4層
空冷条件
無風時(0m/sec)
熱抵抗値(θJa)
50[℃/W]
0.818[W]
チップの消費電力 PMax OutputPower 1W (5V)時
0.283[W]
チップの消費電力 PMax OutputPower 0.5W (3.3V)時
本 LSI の TjMax は 125℃です。TjMax は以下の式で表されます。
TjMax=TaMax + θJa×PMax
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■ 改版履歴
ドキュメント No.
FJDL610Q346FU
LL-01
ページ
発行日
2010.1.7
変更内容
改版前
改版後
―
―
初版発行
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るものです。したがいまして、量産設計をされる場合には、外部諸条件を考慮していただきますようお願いいたします。
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