厚生労働省 佐賀労働局 厚生労働省佐賀労働局発表 平成 27 年 5 月 1 日(金) Press Release 照会先 厚生労働省佐賀労働局職業安定部 職業安定課長 野 村 寛 臣 労働市場情報官 高 橋 達 人 電話:0952-32-7216 平成 27 年度佐賀雇用施策実施方針の策定について ~ 佐賀県や市町との雇用施策の一層の連携を目指して ~ 佐賀労働局は、国が実施する各種雇用施策と佐賀県等が講じる雇用に関する施策と が、相互の緊密な連携の下で、円滑かつ効果的に実施されるよう、その取組方針を佐 賀県知事の意見を聴いて「平成 27 年度佐賀雇用施策実施方針」としてとりまとめま した。 平成 27 年度佐賀雇用施策実施方針のポイント 〇 佐賀市と鳥栖市との「一体的実施事業」や佐賀県とのハローワーク特区 事業の充実・強化 ・ ユメタネにおいて、若年者の就職後の定着支援や企業の人材確保支援 等を強化 ・ 就労継続支援A型事業所利用者も加えて障害者の就労を促進 ・ 生活困窮者自立支援法の対象者を加えた生活困窮者の就労支援の推進 〇 地方自治体等への「ハローワークの求人情報のオンライン提供」の本格 実施 9月から本格運用を開始し、自治体等と連携した求人・求職のマッチ ング機能を強化 〇 〇 継続的な検討を行い、連携等を順次拡大 市町と連携した生活困窮者自立支援法の対象者を加えた生活困窮者の就 労支援の推進 〇 長期療養者等の就労支援の推進 〇 求職者支援訓練と公共職業訓練の一体的計画策定の検討 資料 1 2 平成 27 年度佐賀雇用施策実施方針について(要旨) 平成 27 年度佐賀雇用施策実施方針 平成 27 年度 佐賀雇用施策実施方針について(要旨) Ⅰ 趣旨 雇用失業情勢については、総じて雇用環境は改善傾向にあるものの、全国と比べ厳しい状況 があり、若者の県外流出などによる人口減少も続いている。 地域の実情にあった対策を緊急かつきめ細かく推進するため、佐賀労働局長が佐賀県知事の 意見を聴いて平成 27 年度の雇用施策実施方針を策定した。 下線:新規・拡充 Ⅱ 1 平成 27 年度雇用対策の重点施策(4項目の要点抜粋) 地方自治体との連携による就職支援 (1) ハローワーク佐賀におけるハローワーク特区事業の実施 事 業 内 容 平成 27 年度目標 ジョブカフェ SAGA とヤングハロ ーワーク SAGA の一体的運営等に よる若年者就労支援の強化 利用者:14,900 人 正社員就職:1,200 人 チーム支援:150 人 (うち就職:90 人) 施設利用満足度:91%以上 障害者に対するチーム支援や事業 所訪問等による就労支援の強化 就労移行支援事業所利用者の一般就労移行:25 人 多久市、小城市、神埼市と連携し た福祉から就労支援への強化 ・生活保護受給者等の就労 多久市:8人 小城市:5人 神埼市:8人 うち保護から脱却し自立につながった者 多久市:2人 小城市:2人 神埼市:2人 (2) 一体的実施事業の実施 ○佐賀市 項 目 平成 27 年度目標 生活困窮者等に対する就労支援 ・就職:260 人以上(うち紹介就職:200 人以上) 障害者に対する就労支援 ・障害者への各種相談:120 人以上 ・紹介就職:12 人以上 ・求人開拓:10 社以上 ○鳥栖市 項 目 平成 27 年度目標 生活困窮者等に対する就労支援 支 援 対 象 者:120 人 一般求職者に対する就労支援 新規求職者数:250 人 就労目標: 66 人 就労目標:125 人(新規求職者の 50%) (3) ハローワークの求人情報の開放 ・ハローワーク求人情報のオンライン提供(9月本格運用開始)の広報・周知 ・民間人材ビジネス、地方自治体及び教育機関への充足支援等の連携強化 (4) 労働分野における国と県との連携 ・佐賀労働関係連絡会議の開催等により、精神障害者の就労促進、新規学卒者の県内就職 促進、県内企業の魅力ある職場づくりの促進などについての連携について検討し、可能 なものから実施 2 若年者、女性に対する就職支援 (1) 若者に対する就職支援 ・労働局、県、労働界、産業界、学校等全ての機関が参集した佐賀新卒者等就職応援本部 会議の開催による支援ノウハウの共有、合同就職面接会の開催等 ・チーム支援の実施、職場定着支援の強化、セミナーの充実、企業の人材確保等支援の強 化等による 「ユメタネ」におけるきめ細かな就職支援の実施 ・若者応援宣言企業と若者のマッチング促進等による若者や正社員を希望する非正規雇用 労働者の正社員転換へ向けた支援の実施 (2) 女性に対する就職支援 ・担当者制、託児付きセミナー等によるマザーズコーナー等での再就職支援の実施 ・育児休業に関する説明と併せ、保育行政、子育て応援機関等と連携した保育関連情報の 提供、保育サービスに係る説明会等ライフステージに対応した支援の実施 3 障害者・高齢者・生活困窮者等に対する就労促進 (1) 障害者に対する就労促進 ・ハローワークが中心となって、関係機関が連携したチーム支援を行い、就労移行支援事 業所、就労継続支援A型事業所等の利用者等の就労支援の実施 ・ハローワークの所有する事業所、求人・求職情報と県が所有する事業所情報の共有によ る効果的・効率的な事業所開拓の実施、障害者就職面接会の共同開催等 (2) 高齢者に対する就労促進 ・高年齢者就労促進連絡会議の開催による高年齢者雇用就業対策等についての協議及び高 年齢者の雇用動向に関する情報共有 ・シルバー人材センター事業の推進 (3) 生活困窮者に対する就労促進 ・地方自治体と協定を締結、生活困窮者自立支援法の対象者を加えた生活困窮者の就労を 支援 ・福祉事務所等と連携したチーム支援、福祉事務所等への巡回相談、就職後のフォローア ップの実施 (4) 長期療養者等に対する支援 ・佐賀県長期療養者等の就労関係連絡協議会の開催による就労支援の推進のための情報交 換・協議の実施等 4 職業能力開発の促進 (1) 地域ニーズを踏まえた計画的な訓練機会の確保 ・佐賀県地域訓練協議会の開催等による訓練ニーズの情報共有、求職者支援訓練と公共職 業訓練の設定・調整等の実施 ・求職者支援訓練と公共職業訓練の一体的計画策定の検討 (2) 訓練受講生等に対する支援の実施 ・訓練受講を必要とする者等に対する的確な訓練への誘導 ・担当者制によるきめ細やかな就職支援の実施 平成27年度 佐賀雇用施策実施方針 佐 賀 労 働 局 平成27年度 佐賀雇用施策実施方針 目 次 第Ⅰ 趣旨・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 第Ⅱ 平成27年度の主な雇用施策 1 地方自治体との連携による就職支援・・・・・・・・・1 2 若年者・女性に対する就職支援・・・・・・・・・・・4 3 障害者・高齢者等に対する就労促進・・・・・・・・・6 4 職業能力開発の促進・・・・・・・・・・・・・・・・7 第Ⅰ 趣旨 平成 26 年度の佐賀県内の有効求人倍率は、25 年度からの改善基調をそのま ま維持し、平成 26 年 6 月には 0.93 倍まで上昇したが、その後昨年度の消費税 増税に伴う駆け込み需要に対応した求人ニーズの増大がなくなるといった影 響等もあり、平成 27 年 3 月で 0.88 倍となっている。 新規求職者は、企業の整理・合理化による大量離職者の発生も散見されるも のの、年間を通じて減少傾向が続いており、一方で雇用者数(雇用保険被保険 者数)は増加を続けている。 新規求人は、社会福祉等の分野で高水準を維持する状況があるものの、個人 消費の持ち直しの動きに足踏みがみられる影響もあるなど、一進一退の状況と なっている。 このように、総じて雇用環境は改善傾向にあるものの、全国の有効求人倍率 を下回って推移するなど依然として厳しい状況にある。 また、新規高卒就職者のうち、約4割が県外に就職するなど、若者の県外流 出などによる人口減少が続いており、県内企業による人材確保の観点からの対 応を図ることが必要となっている。 雇用施策の実施に当たっては、佐賀におけるこのような実情を踏まえた対策 を推進する必要がある。 この雇用施策実施方針は、雇用対策法施行規則(昭和 41 年労働省令第 23 号)第 13 条第 1 項に基づき、佐賀労働局及び公共職業安定所(以下「ハロー ワーク」という。)における職業指導及び職業紹介の事業その他の雇用に関す る施策を講ずるに際しての方針を佐賀県知事の意見を聴いて定めたものであ る。佐賀労働局では、地域の状況を踏まえて、以下の施策について、佐賀県(以 下「県」という。)、市の講ずる雇用関連施策との密接な連携の下に円滑かつ 効果的に実施する。 第Ⅱ 1 平成27年度の主な雇用施策 地方自治体との連携による就職支援 (1)ハローワーク佐賀におけるハローワーク特区事業の実施 内容:ハローワーク特区事業について、県との間で作成した平成 27 年 度事業計画に基づき、若年者就労支援、障害者就労支援及び福祉 から就労への支援の強化を図るため、引き続き、必要な改善を重 ねながら実施する。 1 【事業内容・事業目標】 事 業 内 容 平成27年度目標 ジョブカフェ SAGA とヤングハロ 利 数: 14,900人 ーワーク SAGA の一体的運営等に 正社員就職者数: 1,200人 よる若年者就労支援の強化 用 者 チーム支援人数: 150人 うち就職者数: 90人 施設利用満足度: 91%以上 障害者に対するチーム支援や一 就労移行支援事業所利用者の 体的な事業所訪問等による障害 一般就労への移行 者就労支援の強化 25人 多久市、小城市、神埼市と連携 ・生活保護受給者等の就労数 した福祉から就労支援への強化 多久市8人、小城市5人、神埼市8人 ・就労者のうち保護から脱却し、自立 につながった者の数 多久市2人、小城市2人、神埼市2人 (2)一体的実施事業の実施 内容:運営協議会で了承された27年度事業計画に基づき、生活困窮者 等に対する国の雇用施策等と市の福祉施策等を一体的に行う 「一体的実施事業」を佐賀市と鳥栖市において引き続き実施し、 利用者利便の向上と就労支援の充実を図る。 【事業内容・事業目標】 ○佐賀市 項 目 平成27年度目標 生活困窮者等に対する就労支援 ・就 職: (紹介就職: 障害者に対する就労支援 260人以上 200人以上) ・障害者への各種相談:120人以上 ・紹介就職: 12人以上 ・求人開拓: 10社以上 ハローワーク佐賀が行う合同面接会、職場見学会、セミナーについて、 周知及び連絡調整等を行う。 2 ○鳥栖市 項 目 平成27年度目標 生活困窮者等に対する就労支援 支援対象者: 120人 就労目標: 66人 ハローワーク鳥栖が行う求職者支援制度を活用した訓練の受講・支援指 示、管理選考会、合同面接会、職場見学会、求人開拓、セミナー、職場 定着指導、その他の事業の周知及び連絡調整を行う。 一般求職者に対する就労支援 新規求職者数: 250人 就労目標: 125人 (新規求職者の 50%) ハローワーク鳥栖が配置した就職支援ナビゲーターが、必要な職業相談 及び職業紹介を実施する。 (3)ハローワーク求人情報の開放 内容:労働市場全体としての需給調整機能の向上を図り、地域におけ る雇用対策を一層充実させるため、ハローワークの求人情報提 供ネットワークからオンラインで、職業紹介を行う民間人材ビ ジネスや地方自治体に対し求人情報を提供する。 実施する業務 ハローワーク求人情報のオンライン提供(9月本格運用開始)の広 報・周知 民間人材ビジネス、地方自治体及び教育機関への充足支援等の連携 強化 (4)労働分野における国と県との連携 内容:国の行う職業相談・職業紹介の事業等と県の講じる雇用に関す る施策とが密接な連携の下、円滑かつ効果的に実施されるよう、 国と県とがより緊密な連携・協力関係を構築していく。精神障 害者に対する就労促進、新規学卒者の県内就職の促進、県内企 業における魅力ある職場づくりの促進などについて、その方策 等を両者で検討し、可能なものから実施する。 実施する業務 ◇佐賀労働関係連絡会議の開催 3 労働市場情報の提供・共有 県施策の情報提供・共有 国の雇用施策と県独自の雇用対策との連携に係る意見交換等 2 若年者、女性に対する就職支援 (1)若年者に対する就職支援 (ア)佐賀新卒者等就職応援本部会議の開催 内容:新卒者等については我が国及び佐賀県の将来を担う基盤となる人 材であり、その就職支援については、地域の総力を挙げて就職支 援を行う必要があることから、「佐賀新卒者等就職応援本部会議」 を開催し、新卒者等の県内就職促進の取組を積極的に推進する。 実施する業務 ◇佐賀新卒者等就職応援本部会議の開催 労働局、県、県内の労働界、産業界、学校等の関係者の全ての機関 の就職支援ノウハウの情報共有 就職応援本部の就職支援取組の発信 ① 合同就職面接会の開催における連携 ② 若者応援宣言事業の普及拡大 ③ 「若者の就職を応援するシンボルマーク」の周知 (イ)「ユメタネ」におけるきめ細かな就職支援の実施 内容:ユメタネ(ヤングハローワーク SAGA、ジョブカフェ SAGA 及びさ が若者サポートステーションの3施設を総称する愛称)において、 若者の就労支援を行うとともに、若者が親しみを持って活用でき る施設とする。 実施する業務 ◇ユメタネ構成施設の連携による若年者就労支援の実施 研修の実施によるカウンセリング機能の強化 就職困難者等に対するチーム支援、職場定着支援の実施 就職支援セミナーの充実 中学校、高等学校及び大学等に対する支援の強化 高校中退者、就職未内定生徒・学生への個別支援の強化 就職内定者及び在職者を対象とした職場定着支援の強化 企業への理解促進及び企業の人材確保・育成を図るための支援の強 化 4 (ウ)若者や正社員を希望する非正規雇用労働者の正社員転換へ向けた支 援の実施 内容:若者や非正規雇用労働者が正社員として働きたいという希望を 実現し、その能力を十分に発揮できるように、正社員転換を促 進する取組を積極的に実施する。 実施する業務 ◇「正社員実現加速プロジェクト」の実施 ハローワークによる正社員就職の促進 「キャリアアップ助成金」、「トライアル雇用助成金」を活用した正 社員への就職促進 若者応援宣言企業と若者のマッチング促進 (2)女性に対する就職支援等 (ア)再就職に向けた支援の実施 内容:マザーズコーナー等において、担当者制によるマッチング等再 就職支援を効果的に実施する。 実施する業務 ◇マザーズコーナー等における支援 就職希望者のニーズを踏まえた求人の確保及び担当者制によるき め細やかな職業相談・職業紹介 トライアル雇用事業活用による常用就職に向けた支援 託児付き就職支援セミナー(マザーズセミナー)の実施 (イ)ライフ・ステージに対応した支援の実施 内容:子育て中の在職者・就職希望者等に対し、育児休業給付の周知や 保育関連情報の提供等積極的な支援を実施する。 実施する業務 子育てを応援する関係機関との連携による保育関連情報の収集・提供 地方公共団体の保育行政との連携による地域の保育サービスに係る 説明会の実施 5 3 障害者・高齢者等に対する就労促進 (1)障害者に対する就労促進 (ア)チーム支援の充実・強化 内容:ハローワークが中心となって、関係機関が連携し情報の共有、役 割分担のもと就職に向けた準備から職場定着までの一連の支援 をきめ細かく行う「チーム支援」に県が参加する取組を継続し、就 労移行支援事業所及び就労継続支援A型事業所利用者等への支 援の充実・強化を図る。 実施する業務 ◇就労移行支援事業所及び就労継続支援A型事業所の利用者、特別支 援学校の生徒に対するチーム支援の実施 就労移行支援事業所利用者等のリスト化 就労移行支援事業所利用者等に対する職場実習の推進 県とハローワークが連携した、個別事業所開拓の実施 職場実習、障害者の態様に応じた多様な委託訓練の積極的活用 各支援機関と連携したチーム支援、定着支援の実施 (イ)県をはじめとした関係機関と連携した就労支援の実施 内容:ハローワークによる事業所訪問の結果や、求人・求職者情報を 県へ随時提供するとともに、県の訪問結果をハローワークへ提 供するなど、効果的で効率的な事業所開拓を実施する。 実施する業務 ◇労働局・ハローワークと県が連携した、職場見学先、職場実習先、 委託訓練先、求人開拓の実施 ハローワークと県による効果的な同行訪問の実施 訪問地区や業種を分担した効率・効果的な事業所訪問の実施 ◇障害者就職面接会の共同開催 (2)高齢者に対する就労促進 (ア)佐賀労働局高年齢者就労促進連絡会議の開催 内容:高年齢者の雇用安定の確保、再就職促進のため、県及び関係団体 と連携し効果的かつ効率的な支援について協議を行う。 実施する業務 ◇佐賀労働局高年齢者就労促進連絡会議の開催 6 高年齢者雇用就業対策等についての協議 高年齢者の雇用動向に関する情報の共有 関係機関における支援等に関する情報共有 (イ)シルバー人材センター事業の推進 内容:高年齢者の多様な働き方を支援するため、シルバー人材センター の育成・援助を図り、シルバー人材センター事業を推進する。 実施する業務 ◇シルバー人材センター事業の趣旨を踏まえた適正な運営に係る指導 (3)生活困窮者に対する就労促進 内容:生活保護受給者や「生活困窮者自立支援法」に基づく自立相談支 援事業対象者を含めた生活困窮者の就労による自立を促進する ため、チーム支援を中心とした就労支援に積極的に取り組む。 実施する業務 ◇協定の締結 就労支援における役割分担・連携方法・就労支援目標数等を計画 ◇就労支援の実施 福祉事務所等と連携したチーム支援の実施 福祉事務所等への巡回相談、就職後のフォローアップの実施 (4)長期療養者等に対する支援 内容:がん患者やその家族をはじめとする長期療養者等の就労支援を 効果的及び効率的に推進するため、佐賀県及びがん診療連携拠 点病院等と連携した具体的な対応方策について検討を開始する。 実施する業務 ◇佐賀県長期療養者等の就労関係連絡協議会の開催 長期療養者等に対する就労支援の推進のために必要な事項につ いて情報交換や協議の実施 就労支援に向けた相談の質の向上 4 職業能力開発の促進 (1)地域ニーズを踏まえた計画的な訓練機会の確保 内容:地域の求人者及び求職者等の訓練ニーズを的確に把握し、関係機 7 関と連携のうえ、公的職業訓練(公共職業訓練及び求職者支援訓 練)による職業能力開発の機会を確保する。 実施する業務 ◇佐賀県地域訓練協議会(労使、教育訓練機関、地方自治体等で構成) の開催 求職者支援訓練実施計画策定等に係る協議 ◇公的職業訓練実施に係る関係機関との連携 公的職業訓練関係業務連絡調整会議の開催等による意見交換 公的職業訓練コースの設定・調整 ①ハローワークで把握した訓練ニーズ等具体的な訓練コースの設定・ 見直しに資する情報の提供 ②求職者支援訓練実施計画と公共職業訓練実施計画の策定に係る意見 交換・調整 ③求職者支援訓練と公共職業訓練の一体的計画の策定を検討 (2)訓練受講生等に対する支援の実施 内容:訓練実施機関と連携した就職支援を実施し、習得した知識・技 能を活かした再就職の促進を図る。 ◇求職者に対する訓練受講あっ旋 公的職業訓練の周知・情報提供 訓練受講を必要とする者等に対する的確な訓練への誘導 ◇訓練受講者に対する就職支援 訓練実施機関と連携した就職支援及び訓練修了(予定)者の就職状 況等に関する情報の共有 担当者制によるきめ細やかな就職支援の実施 ◇ジョブ・カード制度を活用した若者、非正規労働者のキャリア形成支援 ユメタネにおけるジョブ・カード制度を活用した就職支援の実施 新たなジョブ・カードの活用・普及の促進 8
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