平成２７年４月２４日お件名知らせ一般国道３３４号知床横断道路の開通の見通しについてお知らせ内容世界自然遺産として注目を集めている知床半島は、北海道でも桜前線が遅く通過する地域としても知られているところですが、この知床半島を横断する一般国道３３４号知床横断道路については、昨年１１月１０日から冬期の通行止めを行っております。網走開発建設部及び釧路開発建設部では、知床横断道路の一日も早い開通を目指し、本年３月１６日から除雪作業を進めてまいりました。今シーズンの知床峠は例年と比べ非常に雪が固く、頂上付近から羅臼側では１０ｍ以上の積雪で覆われ、除雪作業も難航しましたが、除雪機械や人員を増強し、大型連休には通行止めを解除できるように、鋭意除雪を行っているところです。なお、除雪作業が完了し、通行の安全が確認できましたら、あらためて開通のお知らせをいたしますので御理解と御協力の程よろしくお願いいたします。 ※除雪状況につきましては、下記ＨＰで御覧になれます。網走開建 http://www.ab.hkd.mlit.go.jp/douro/siretoko/index.html 釧路開建 http://www.ks.hkd.mlit.go.jp/road/shiretoko/index.html 問合せ先所属役職名氏名電話番号（内線）網走開発建設部網走道路事務所網走開発建設部広報官所長広報官早坂村中保則智晴 0152-43-4328（20） 0152-44-6793（直通）釧路開発建設部中標津道路事務所釧路開発建設部広報官所長広報官安中新太郎村上均 0153-72-3221（201） 0154-24-7354（直通）参一般国道３３４号知床横断道路考冬期通行規制について知床峠の冬期通行規制内容１期間平成２６年１１月１０日（月）１５時００分から２通行制限の内容冬期全面通行止め３通行制限の区間目梨郡羅臼町湯ノ沢（ＫＰ３.５ｋｍ）から斜里郡斜里町字岩尾別道道交点（ＫＰ２７.３ｋｍ）まで延長２３.８ｋｍ【釧路開発建設部管内の延長】目梨郡羅臼町湯ノ沢（ＫＰ３.５ｋｍ）から目梨郡羅臼町知床峠（ＫＰ１６.９ｋｍ）まで延長１３.４ｋｍ ※ 【網走開発建設部管内の延長】目梨郡羅臼町知床峠（ＫＰ１６.９ｋｍ）から斜里郡斜里町字岩尾別道道交点（ＫＰ２７.３ｋｍ）まで延長１０.４ｋｍＫＰ（キロポスト）・・・道路起点からの距離によって地点を示す標識４これまでの知床横断道路開通状況平成２６年平成２５年平成２４年平成２３年平成２２年平成２１年平成２０年平成１９年平成１８年平成１７年平成１６年平成１５年平成１４年５月２日６月１日５月２日４月２８日５月１日５月２日４月２６日５月１０日５月７日５月１５日４月２８日４月２５日４月２６日平成１３年平成１２年平成１１年平成１０年平成９年平成８年平成７年平成６年平成５年平成４年平成３年平成２年平成元年４月２７日５月８日４月２８日４月２０日４月３０日４月２６日４月２８日４月２８日５月１８日４月２８日５月１日５月２日５月２日【参考】一般国道334号平成27年春の知床横断道路の状況について ◆今春の知床峠について 頂上付近から羅臼側では１０ｍ以上の雪で覆われ、積雪量が多く、雪質も固いことから、油圧ショベル等の除雪機械や人員を増強しています。 積雪が深いため、油圧ショベルの安全性を確保しながら、より慎重な作業を行っています。 作業期間中の天候が良く、効率よく除雪が行えています。 ４月２３日迄で、作業員延べ８６９人、除雪機械延べ４４９台で作業を行い、現時点での進捗率は８０％。開通に向けて鋭意作業中です。峠頂上付近の積雪状況と除雪作業状況湯ノ沢ゲート付近の積雪湯ノ沢ゲート付近では昨年度の２倍の積雪（昨年度は約２ｍ。今年度は約４ｍ。）