保護者のための進路説明会 平成27年4月27日(月) 1)平成26年度3年生の進路内訳 進 学 就 決定者数 国 公 立 大 学 卒 業 者 数 私 立 大 学 短 大 職 決定者数 進 学 者 合 計 専門学校 看 護 医 療 一 般 企 業 未 公 務 員 決 定 ・ 一 般 自衛隊16名 (男 11 女5) 男104 0 40 1 4 37 82 4 12 6 女118 0 11 8 4 49 72 25 5 16 計222 0 51 9 8 86 154 29 17 22 (主な合格先)(延べ数 道警 1 名 者 ※数字は実人数です。 (就職決定先)29名 浪人含む) ※< >内の数字は、複数入社の内定者数。 《大学》60 名 北海学園大学⑮ 北星学園大学④ 札幌大学⑱ 札幌学院大学④ 札幌国際大学⑤ 北翔大学② 北海道科学大学④ 札幌大谷大学② 日本医療大学① 北海道医療大学① 北海商科大学② 北海道情報大学① 北菓楼 日糧製パン 第一寶亭留 太陽流通<6名> 王将フード<3名> 永浜クロス 愛全会 《短大》10 名 はなまる<2名> ジョイフルエーケー 北海道武蔵女子短期大学② 光塩学園女子短期大学③ 札幌国際大学短期大学部④ 北海道科学大学短期大学部① 《看護学校》8 名 北海道医薬専門学校① 中村記念病院附属看護学校① 河原医療大学校(看護学科)① 北海道看護専門学校① 岩見沢市立高等看護学院① 日鋼記念看護学校② コナン販売 ケイシイシイ 北海道三喜 エスポアール イワクラホーム ヴィクトリー アイティ・コミュニケーションズ 京田食品 国際メディカルテクノロジー専門学校① 《専門学校》88 名 経専北海道保育専門学校⑦ もりもと 光ハイツ・ヴェラス<2名> 北海道職業能力開発大学校① 2)昨年度の成果 光塩学園調理製菓専門学校⑤ 柳月 北海道情報専門学校⑦ 札幌ベルエポック美容専門学校⑤ 他多数 2)昨年度の結果 <大学> ① 国公立大学を志望し、最後までセンター試験に挑戦する生徒の増加。(10 名→17 名) ・国公立大学受験→私立大学の推薦受験に流れた。 ② 指定校推薦以外に、公募推薦で北海学園大学に5名合格(2 名不合格) 。 ・書類審査と小論文が重要です。 (面接を課す大学もあります) ・推薦不合格者は、学科試験でチャレンジ(北海学園2北星学園1)。学力をつけることが大切。 ③ 北海道教育大学で不合格。 ・今年度から、推薦入試でもセンター試験が課されます。難易度が高く、早めの準備が必要。 ・調査書、面接で光るものが必要です。 ④ 大学で何を学び、将来何になりたいかを含め、受験校を複数、早めに検討。 ・大学に落ちたあと、次の受験が決まらず、危うく浪人するところだった。 <看護> ① 看護学校は、札幌圏が人気。難易度は注視する必要があり。 ・学力試験と面接試験両方の準備が必要。 ・推薦受験では、面接で高得点が取れるか?(看護師として光るもの。受験報告書を参考に) ・学科試験では、まず学力が問われます。(1次試験の合格を多めに出す学校あり) ・小論文を課す学校もあります。 ② 浪人したら、看護予備校に。自宅浪人で2浪しても合格できない生徒もいます。 <公務員> ① 今年度も、公務員は苦戦(北海道警察1名) 。 1次試験に合格する学力と、2次試験を突破できる人間力が必要。 ○早い時期から受験の準備をしているか。○部活動は?(全道大会に出場したり、部長として活 躍したり)○日常の学習や生活の状況は? ○面接練習など、積極的か? ○高校時代、何を頑張ったか?公務員になったら何をやりたいか?を明確に語れるかどうか。 ○浪人生、3 名道警に合格。 ② 自衛隊は、女子が検討。(5名) ③ 民間就職は、景気が上向きです。(道内の公立高校就職内定率 96.5%。昨年より0.6ポイントア ップ)<昨年は、22年ぶりの高水準と言われていた> ○人気のあるところは、高倍率。○やりたい職業と、向いている職業とのミスマッチ。 ○明るく、コミュニケーション能力がある生徒は有利。 ○早期から対策を図ることにより、内 容(履歴書・面接)のレベルアップが図れる。 ○とにかく、何回も挑戦することも大切。 (一度であきらめない。柳月×→ルタオ○など) <専門学校> ① AO 入試などの入学金免除ということだけで、志望校に飛びつく家庭がある。 ② 卒業後の就職率や、入学してからの学費など、複数の学校をよく比較していない家庭がある。 ③ AO のエントリーだけで、入学手続きが終わったと思っている生徒がいる。10月以降、調査書と 一緒に出願。 3)分野別 合格のために必要なこと ①大学・短大「入れる学校を探すのではなく、行きたい学校に合格できる努力をする。」 模試、講習を積極的に受験し、担任の先生と早い段階から面談を重ね、対策を考える。浪人し て、国公立大学に合格することも十分可能です。 ②看護・医療系専門学校「基礎学力がないと合格は難しい。強い意志と受験計画が必要。」 推薦の合格率は決して高くない。医療系の人気・高倍率は依然として続いている。市内だけでな く広く目を向けるべき。 努力せずに、何とかなると思っている生徒は、どこにも入れずに終わる。(浪人生健闘) ③専門学校「十分な情報収集をして、多様化する受験形態の中で最も有利なものを選ぶ。」 受験形態・制度は学校によって全く違うため、それぞれの学校に確認する。同じ分野の学校を複 数比較して、将来、しっかり就職できる学校を見極めることが必要。学費だけで、志望校を決め てもいけない。特待生制度も、ダメもとで受ける生徒は、ほとんどダメで終わります。 ④就職「就職をするという強い意志を持って、諦めず落ち込まずに挑戦を続ける。」 自己理解と十分な準備が必要。真面目な生徒でも、適性がないと受からない(保護者のアドバイ ス) 。あとは、どれだけ真剣に取り組むか、柔軟性を持って粘り強く挑戦できるかどうかが大切。 「経済的に厳しいから、就職する」という選択が正しいとは限らない。必要な費用の準備を(自 動車免許、介護職員初任者研修、通信制など)。 ⑤公務員「安易な受験を避け、とにかく対策の勉強あるのみ。受験後のことまで視野に入れる。」 「安定しているから公務員になりたい」という動機では受からない。継続的な学習と模試による 実力の把握を(AB判定必要) 。 4)今後の課題 ~家庭でもお願いしたいこと~ ①早い時期からの計画・準備 目標の早期決定が、生徒の準備(学習・対策)でも保護者の準備(金銭面)でも大切です。 ②情報収集と冷静な判断 情報を知ることは有利に働きます。また、情報に翻弄されないことも必要です。 (3者面談、各種進学相談会、オープンキャンパスなどへの積極的な参加) ③基本的な生活習慣・マナーの確立 遅刻・欠席をしない(規則正しい生活) 、授業、講習などに一生懸命取り組む、服装・頭髪など の身だしなみ、周囲とのコミュニケーション(挨拶・言葉遣い)など、普段の生活の中で当たり 前のことを当たり前にできることが重要です。 ④「保護者の役割3H」 子どもの強みに対しては「ほめ」、弱みややらなければならないことには「励まし」、夢や希望 を「育む」ことが大切です。意外にできていないのが、 「ほめる」ことだそうです。学校も家庭も 忙しい日々が続きますが、目配りをしながら、子ども達の「プロセス」をほめることも大切にし ていけたらと考えています。
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