NPO法人子ども支援室カシオペア フリースペース「カシオペア」ご案内 見学・体験もご相談下さい ◆開設趣旨 障害のあるなしに関わらず、小中学校に通う中で、学習や集団生活、人間関係などでうま くいかなくなる子がいます。その子に合わせたサポートを試していく中で、学習においても 少人数での遊び体験においても、「できた」「わかる」「楽しかった」という小さな成功体験 を積み重ねることができれば、その子にとって大きな意味があると思います。学習意欲向 上や生活のリズム作りに利用していただけたらと思います。 当方は民間団体でありますので、相談・見学・体験の受け付けも有料とさせていただきます。 また人的資源や環境調整も限られており、できることとできないことがあります。その旨を ご理解いただきますよう、お願い申し上げます。 フリースペース「カシオペア」 ◆対象 ◆担当 原則として小学3年生~中学3年生 1クラス上限4人 中久木俊之(略歴後述) 岡本 朋子(特別支援教育支援員養成講座修了、元名古屋市発達障害対応支援員) ◆開設日時 毎週火曜日・金曜日 ◆スケジュール 9:50 開所(登校) 10:00 開始 あいさつ 10:05 学習①(1限目)40分間・・・教科学習 10:45 休憩 10:55 学習②(2限目)40分間・・・教科学習 11:35 学習③(3限目)20分間・・・体験学習 11:55 1日のまとめ(記録用紙記入) 12:00 終了(下校) ※保護者の方へ本日の報告 お弁当のある子は昼食 12:20 閉所(完全下校) ◆費用 授業料1回3,500円 月4回14,000円 登録年会費前期(4月~9月) 3,000円 後期(10 月~3 月)3,000円 所属学校へのフリースクール報告書1,000円(月1回) ◆学習 学習タイム①②は原則として国語、算数(数学)を行います。本人の意向によっては 別の教科、学習も OK です。教材はご持参いただく教材でも、当方で用意する教材で も OK です。お子さんのその時の課題によってはこちらで指定する教材(市販されて いるもの)の購入をお願いすることがあります。 国語と算数が中心なのは、国語はまず、小学校4年以降、どんどん増える言葉(熟語) の読み、書き、意味理解、概念が増えていかないと、その子どもの思考力(考える力) が育っていかないからです。意味・概念がわかれば社会的なルールの理解力も高まり ます。 算数も積み上げて学ぶ科目ですので、その子どもの課題(理解につまずいているとこ ろ)から学習をしていくことが必要です。小学校低学年では、数の概念、繰り上がり、 繰り下がりのある足し算と引き算、かけ算わり算の筆算、高学年になると「億・兆」 などの単位、少数、分数の加減乗除と発展していきます。学校の授業についていって いない場合、本人の課題に合わせて、スモールステップで学ぶことが必要です。 ◆体験学習 ウノ、トランプ、その他カードゲームなど、小集団での遊びを通じて人間関係やルール に従って行動することを学びます。遊びを通じて、見えないルールについての認知や感 情のコントロール、他人への配慮などを学びます。 ◆効果 中久木の経験上、例えば小学校5.6年になり算数の授業がわからなくなっている子 場合、その子の理解できているところ(例えば小4)まで戻って学習をすれば、週1回 45 分学習、半年間で、1年分の学習が進むことが十分あります。 また個人の気持ちの安定、学習環境の調整を行うと、自分で学習をどんどん進め、例 えば、得意な教科、関心の高い教科は該当学年の内容を超えて学んでいく子もいるでし ょう。その自信が苦手な他の教科学習をする気持ちを後押しすると思います。 体験学習(小集団遊び)をすることも大切です。遊びを通じて、自分の順番や役割、ル ールを把握し、小集団の中で発言、行動し、楽しむことを通じて、感情の開放やコント ロールを学びます。小集団でのよい経験が、より大きな集団での生活につながります。 ◆持ち物 筆記用具、水筒 電子ゲーム機や携帯電話、スマートフォンの持参は OK ですが、授業中は使えません。 使えるのは、開始前と終了後です。ただし学習に使う場合は使用 OK です。 ◆お勧めの利用方法 現在、学校に通っている、通っていないにかかわらず、所属の学校に連絡をした上で (学校の出席日数になるため) 、週1回もしくは2回、定期的にフリースクールに通わ れることをお勧めします。例えるなら民間の他校通級に通うイメージでしょうか。 お子さんと教員、フリースクールの環境や通っている他の子どもとの相性もあるので、 すべての子どもにとって必ずよい結果につながるとは言えませんが、まずは試して、 お子さんの反応を見ていただけたらと思います。 相談および見学・体験 ◆日時 相談中心の場合 火・金 13:00~14:00(要予約) 見学・体験を兼ねている場合 火・金 11:00~12:00(要予約) ◆費用 1回2,000 円(当日受付にて) ◆フリースクール登校までの流れ 問合せ → 相談(見学・体験)→登録(期間:半年単位)→ クラス調整 → 登校 特別支援教育支援員養成講座 2010年春から、春と秋の2回、7日間14講座を当法人とディスレクシア協会名古屋で開催。 「発達障害とは」 「視機能」 「感覚統合と作業療法」「学校見学」 「心理検査」「ロールプレイ」など東 海地方の専門家の先生の協力を得て行っている。これまでに11回約380人が修了した。名古屋市 発達障害対応支援員の約4割は当講座修了生。次回は2015年9月~10月の予定。保護者も支援 者も、多角的な学習を通じて、困り感をもつ子に寄り添う支援を高めていくことが願い。 中久木俊之 略歴 1988 年~2006 年、朝日新聞厚生文化事業団職員として発達障害や不登校の小中学生が自己肯定感 を育てる「アサヒキャンプ」を担当。2007 年 NPO 法人アサヒキャンプ名古屋を立ち上げ、活動を 継続。2010 年から春と秋に子ども支援室カシオペア「特別支援教育支援員養成講座」を行っている。 フリースクール講師歴4年。自己肯定感を高めていく場に関わっていくことがライフテーマ。 連絡先 〒456-0024 名古屋市熱田区森後町 7-14 沼田ビル3階 NPO 法人子ども支援室カシオペア 中久木俊之(なかくき) 電話 052-228-0842 FAX052-228-0846 メール [email protected] 交通 神宮西駅①出口徒歩1分 JR 熱田駅徒歩5分 名鉄神宮前駅徒歩 10 分 コインパーキング近隣にあり。 FAX052-228-0846(もしくは郵送) フリースクールカシオペア宛 2015年 月 日記入 フリースクール「カシオペア」 問合せ・相談・体験・見学・登録(いずれかに○)申込書 ふりがな ◆生徒氏名 ◆学校名 立 小学校・中学校 ◆保護者氏名 ◆住所 保護者携帯 〒 年 組(通常学級・特別支援学級) - - ◆自宅 TEL - - ◆E メール FAX - @ ◆問い合わせたい内容 □ 相談 □ 見学 □ 体験 □ その他 内容(自由記述) ◇◆希望日時 - 第1希望 第2希望 月 月 日( 日( ) ) ◆お知りになりたい、相談したい内容の概略を事前に教えて下さい。 □ フリースクールに通っている子の様子 □ 子ども同士の関係について □ これまでに出会ってきた子の変化と進学について □ 担当される教員について □ どのような教室、構造で行っているのか □ 子どもの特徴はどのように把握するのか □ 子どもの特徴をどの程度、配慮してくれるのか □ 心理検査について □ フリースクールのルール □ フリースクール登校の手続き □ 現在通っている学校との関係はどう考えたらいいか □ 通っている小中学校への報告 □ 子ども支援室カシオペアの特別支援教育支援員養成講座について □ アサヒキャンプ名古屋の活動 □ その他(自由記述 空いているスペースに記入) -
© Copyright 2024 ExpyDoc