愛媛県教育委員会4月定例会議事録 1 2 開会の日時及び場所 平成27年4月15日(水)午後3時00分 愛媛県庁 委員定数 第一別館 教育委員室 6人 3 出席委員 委員長 4 松岡義勝 委員 脇斗志也 欠席委員 委員 委員 関 啓三 攝津眞澄 委員 教育長 堺 雅子 仙波隆三 なし 5 会議に出席した公務員の職氏名 副教育長 井上 正 教育総務課長 山本 司 生涯学習課長 保健体育課長 上城戸裕子 近藤正典 高校教育課長 長井俊朗 特別支援教育課長 西原昇次 6 指導部長 北須賀逸雄 教職員厚生室長 伊藤 文化財保護課長 義務教育課主幹 藤田 享 馬越吉章 人権教育課長 理 峯本陽子 会議の概要 (1) 開 会(午後3時00分) (委員長) ただいまから、教育委員会4月定例会を開会します。 傍聴人の 皆様に 申し 上げます 。傍聴 人は 、所定の 席で、 静粛 に傍聴願 います。ま た、携 帯 電話等はス イッチ を 切るなどし ておい て いただきま すよう御協力をお願いいたします。 (2) 教育長挨拶及び新任者紹介 (委員長) 始めに 教育長の御 挨拶と新 任の皆様の 紹介をお 願いいたし ま す。 (教育長) 松岡委 員長をはじ め委員の 皆様方には 平素より 愛媛の教育 の 推進に御尽 力いた だ いておりま して誠 に ありがとう ござい ま す。改めて 厚くお礼を 申し上 げ ます。今年 度もよ ろ しくお願い いたし ま す。皆様方 の御指導を 得なが ら 進めてまい りまし た 新居浜特別 支援学 校 川西分校、 そして宇和 特別支援 学校の肢体 不自由部 門それぞれ 今月の10日に、本当 にお忙しい 中、関 委 員、脇委員 に御出 席 いただいて 開校式 、 開設式を無 事に終える ことがで きました。 今後はこ の2校の機 能を十分 に生かして 、 東予・南予 におけ る 体の不自由 な子ど も たちの教育 の充実 に 努めてまい りたいと考 えてお り ます。また 、この 4 月1日から は改正 を されました 地方教育行 政法が 施 行されてお ります 。 今後知事が 主宰を し ます総合教 育会議、さ らには 教 育に関する 大綱の 策 定、こうい った取 組 を進めてま いりますが 、なん と 申しまして も教育 委 員会制度の 基本で ご ざいます教 育の政治的 中立性 の 確保、また 継続性 、 安定性、そ ういっ た ことに十分 留意をしな がら、 こ れまで以上 に知事 部 局との連携 を密に し ながら県民 の期待に応 えうる教 育行政を推 進してま いりたいと 考えてお りますので 、 今後とも引 き続い て 指揮監督よ ろしく お 願い申し上 げます 。 では、あと は新任の者 につい て 自己紹介を させて い ただきます 。どう か よろしくお 願いいたします。 (教育総務 課長) この4月1 日付け で教育総務課 長を拝 命いたしまし た 山本司と申します。どうかよろしくお願いいたします。 (生涯学習 課長) 生涯学習課 長の上 城戸と申しま す。ど うぞよろしく お 願いいたします。 (委員長) どう もありがとう ござい ました。我々 教育委 員の方もちょ う ど移行措置 の過程 で 引き続き委 員の職 を 務めさせて いただ き ますが、事 務局の皆様方にはよろしくお願いいたします。 (委員長) それで は本日の進 行や公開 非公開の件 について ですが、委 員 の皆さんに 提案を さ せていただ きます が 、本日の議 案のう ち 、議案第24 号及び議案 第25号 の 委員の任命 等2件 に つきまして は、い ず れも人事案 件であるこ とから 審 議を非公開 とした い と思います が、い か がでしょう か。 (全委員) 異議なし。 (委員長) よろしゅうございますか。 次に議事 進行に つい てでござ います が、 配付して おりま す次 第の順に 議事を進行 します と 、非公開案 件の中 途 に公開案件 が入る こ とになりま して、その 都度、 傍 聴人に入退 出して い ただくこと になり ま すので、こ の際、公開 案件を 先 にまとめて 審議し た いと思いま すがい か がでしょう か。 (全委員) (委員長) 異議なし。 ありが とうござい ます。そ れでは、公 開案件の 審議を先に す ることといたします。資料の配付をお願いします。 (3) 3月臨時会及び定例会会議録の承認 (委員長) 3月 臨時会及び定 例会会 議録の承認に ついて お諮りいたし ま すが、委員の皆さん、いかがでしょうか。よろしゅうございますか。 (全委員) 異議なし。 (委員長) (4) 全員 異議ございませ んの で、原案のとお り承 認をされました 。 続きまして、教育長報告に移ります。 教育長報告 ○平成27年度の各課(室)における重点取組事項について (委員長) 平成 27年度の各課( 室) における重点取 組事 項についてお 願 いいたします。各課(室)長にお願いしたいと思います。 (教育総務課 長) それでは、平 成27年度の重点取組 事項 につきまして 御 説明させて いただき ます。まず 、教育総 務課から、11月1日 の「えひめ 教育の日」 の取組 に ついて御説 明をい た します。そ れでは 重 点取組事項 の資料の3ペ ージを お開きくださ い。昭 和23年11月1日 に県 の教育委員 会が発足をい たしま した。それか らちょ うど60周年を 迎えま した平成20 年11月1日に 県内の 教育関係団体 で組織 をいたします 「えひ め教育の日 」 推進会議に おきま し ては、えひ め教育 の 日制定記念 大会を 開 催いたしま して、県民 総ぐる み で教育につ いて考 え 、行動する 契機と な る日といた しまして、11月1日 を「えひめ 教育の日 」と制定い たしまし て、併せて 11月を「え ひめ教育 月間」とい たしまし た。その後 毎年、推 進大会や関 連事業等を 実施し て まいりまし て、教 育 に対する県 民の意 識 ・関心を高 めることに よりま し て、行政や 学校だ け ではなく、 家庭や 地 域などが一 体となりまして、本県教育の推進を図ってまいりました。 昨年度でご ざいま す が、11月1 日に、 今 治市立日吉 小学校 を 会場とい た し ま し て 、「 え ひ め 教 育 の 日 」 推 進 大 会 並 び に 推 進 フ ェ ス テ ィ バ ル を 開催したほ か、11月 の「えひめ 教育月間 」におきま しては、 県内の各学 校 や 地 域 等 に お き ま し て 、 約 1,300件 の 関 連 行 事 を 集 中 的 に 実 施 し て い ただきまし て、県 民 の積極的な 参加を 促 すことによ りまし て 、教育の日 の制定趣旨の普及・啓発等に取り組んだところでございます。 今 年 度 で ご ざ い ま す が 、「 え ひ め 教 育 の 日 」 が 制 定 7 周 年 を 迎 え る こ とから、県 内各地 で 更にその普 及・定 着 を図るため 、推進 会 議と連携を いたしまし て、継 続 した普及啓 発活動 を 実施してい きたい と 考えており ます。特に 推進大 会 や推進フェ スティ バ ルの開催を 検討い た しますとと もに、各学 校や地 域 等におきま す、え ひ め教育月間 関連事 業 の実施を働 きかけてお りまし て 、こうした 事業を 通 じまして県 内各地 で 多くの保護 者と子ども たち、 そ して地域の 皆さん が 教育につい て考え 行 動する機運 を盛り上げ 、今後 一 層「えひめ 教育の 日 」の普及・ 定着を 図 っていきた いと考えております。 続きま して、 資料の4ペー ジをお 開きください 。次に 、教育委員会 制 度改革への 対応に つ いて御説明 を申し 上 げます。冒 頭、教 育 長の挨拶に ございまし たが、 御 案内のとお り、本 年 4月1日か ら、い わ ゆる地方教 育行政法の 改正に よ りまして新 たな教 育 委員会制度 がスタ ー トいたしま した。総合 教育会 議 の設置や教 育に関 す る大綱の策 定など 、 新たな取組 を進めてい くこと と なっており ますの で 、その取組 の概要 に ついて御説 明申し上げ ます。 ま ず、総合教 育会議 の 設置につい てでご ざ います。こ れは、知事 が、知 事 及び教育委 員によ り 構成される 総合教 育 会議を設置 いたしまし て、教 育 に関する大 綱の策 定 や、教育の 条件整 備 など重点的 に講ずべき 施策に つ いて協議・ 調整を 行 うこととさ れてお り まして、こ れらの事務 につい て は、教育委 員会が 行 うこととし ており ま す。この会 議について は原則 公 開とされて おりま し て、非公開 案件以 外 については 議事録とし て詳細 な やりとりを 取りま と めて公表す ること と なっており ます。また 、会議 に おいては、 必要に 応 じて学識経 験者等 か ら意見を聴 くことができることとされております。 また、教 育に関 する 大綱でご ざいま す。 これにつ きまし て、 知事は、 地域の実情 に応じ 、 教育、学術 及び文 化 の振興に関 する総 合 的な施策の 大綱を定め るもの と されており ます。 こ の大綱につ いては 、 教育の目標 や施策の根 本的な方 針を示すも のでござ いまして、 その内容 については 、 県の長期計 画や知 事 の公約、教 育委員 会 で毎年定め ており ま す教育基本 方針などを 勘案し つ つ、有識者 等を含 め た検討班に おいて 、 知事部局と も連携しな がら素 案 を検討し、 これを 基 に総合教育 会議で の 協議・調整 を経て、教 育に関 す る大綱を策 定して ま いりたいと 考えて お りますので 御協力を賜りますようよろしくお願いいたします。 また、新 制度に おけ る教育長 の位置 付け でござい ますが 、新 たな制度 におきまし ては、 委 員長と教育 長が一 本 化されまし て、教 育 長は、教育 委員会の会 議を主 宰 することと されて お りまして、 教育委 員 会の代表者 となります 。なお 、 経過措置が 設けら れ ておりまし て、教 育 長の任期中 は、従前どおりの体制ということになっております。 以上が新 制度に 基づ く対応の 概要で ござ いますが 、今後 、教 育委員の 皆様の意見 を踏ま え ながら、総 合教育 会 議や大綱策 定等の 準 備を進めて まいりたい と考え て おりますの で、よ ろ しくお願い いたし ま す。以上2 点、教育総 務課か ら の重点取組 事項で ご ざいます。 よろし く お願いいた します。 (教職員厚 生室長 ) 資料の5 ページ をお開きくだ さい。 教職員のメン タ ルヘルス対 策の推 進 についてで ござい ま す。心の病 に陥る 教 職員のメン タルヘルス 対策と し て最も重要 である 早 期発見・早 期対応 策 といたしま して、医師 や臨床 心 理士、保健 師が、 心 の健康相談 に取り 組 んでおりま す。 また、休 職者の 職場 復帰に際 しまし ては 、リハビ リ出勤 の実 施や復職 サポート職 員の設 置 などの支援 を行い 、 不安や負担 の軽減 に 努めている ところでございます。 平成27年度 の取組 方針につきま しては 、平成24年2 月に教 育委員会が 策定した「 教職員 こ ころの健康 づくり 計 画」に基づ き、引 き 続き、セル フケアに関 する知 識 ・技法の普 及啓発 、 ラインケア に関す る 管理職研修 の実施、復 職支援 シ ステムのき め細や か な運用等に 重点的 に 取り組むこ ととしております。 このほか 、教職 員 健康相談室 の機能 ア ップを図る ため、 昨 年度から実 施している 休日に お ける臨床心 理士、 保 健師による 相談を 、 引き続き、 県下3会場 で開催 す ることとし ており 、 今後とも、 市町教 育 委員会等と の連携の下 、学校 現 場の意見等 を聴き な がら、メン タルヘ ル ス対策の一 層の充実を 図り、 教 職員が心身 共に健 康 で子どもた ちに向 き 合うことの できる環境づくりに努めてまいりたいと考えております。 続きまし て6ペ ー ジをお開き くださ い 。愛媛県奨 学資金 制 度の概要で ございます 。県奨 学 資金につき まして は 、愛媛県奨 学資金 貸 与条例に基 づき、経済 的理由 に より修学が 困難な 高 校生等に学 資金を 貸 与し、有用 な人材を育成することを目的に実施しております。 貸与の対 象は、 高 等学校、高 等専門 学 校又は専修 学校の 生 徒としてお り、募集区 分とい た しましては 、高校 進 学前に応募 する予 約 採用や高校 在学生を対 象にし た 在学採用の ほか、 家 計の急変に より緊 急 に貸与の必 要が生じた方に対して行う緊急採用により実施しております。 貸与月額 につきま しては、従 来の貸与 上限額を維 持すると ともに、22 年度からの 授業料 無 償化実施に あわせ 、 生徒の家計 状況に 柔 軟に対応す るため、5,000円か ら始まる5,000円単 位の貸与額から、生 徒が希望する 額を貸与す る「貸与 額選択制」 を導入し ており、約27パーセ ントの生徒 が、上限額以外の額を選択している状況にあります。 現在、奨 学金を 希 望する者の うち、 貸 与要件を満 たす生 徒 につきまし ては全員に 貸与を 行 えており、 今後も 利 用しやすい 制度と な るよう制度 の改正に迅 速かつ 柔 軟に対応す るとと も に、高校生 への経 済 的な修学支 援に取り組んでまいりたいと考えております。 (生涯学習 課長) 生涯学習課 の重点取 組事項につ いて御説 明申し上げ ま す。まず資 料7~10ページにな ります。 現在の「愛 媛県生涯 学習推進計 画」は、平 成23年3 月に策定し ましたが 、概ね5年 間で見直 すこととな っているた め、計画 期間の最終 年である 平成27年度 中に、次 期計画を策 定する必要があります。 そのため 、今年 度、 次期計画 を策定 する にあたっ ては、 県民 アンケー トを行い、 現計画 の 総括を行っ た上で 、 県民の意識 や社会 環 境の変化等 を踏まえ、 かつ県 の アクション プログ ラ ムや総合教 育会議 の 動向とも整 合性を図り ながら 、 愛媛県の生 涯学習 を 更に推進さ せるも の となるよう にしたいと考えております。 計画案につ きまして は、平成28年3月を 目処に教育 委員会に お示しし 、 議決を賜り たいと 考 えておりま すので 、 どうぞよろ しくお 願 いいたしま す。 次に、南 予地域 の観 光振興に 資する 歴史 文化博物 館の取 組に ついてで すが、資料 は11ペー ジになりま す。生涯 学習課が所 管する歴 史文化博物 館において は、指 定 管理者制度 を導入 し 、大型連休 や夏休 み 、春休み中 の無休開館 、特別 展 等の充実な ど民間 の ノウハウを 活用し て 、効果的な 利用促進に 努め、 利 用者にとっ て、よ り 魅力あるも のとな る よう取り組 んでいるところでございます。 歴史文化 博物館 では 、全国に 誇れる 地域 資源であ る「四 国遍 路文化」 を発信する ため、 弘 法大師空海 の生涯 を 表現し、高 い芸術 性 で国際的評 価を得てい る和紙 彫 塑家内海清 美氏の 作 品「密●空 と海」 を 新常設展と し て 平 成 24年 9 月 か ら 展 示 し て お り ま し て 、 こ れ ま で に 約 6 万 5,000人 の方々に御観覧いただいております。 現在は、 全作品19場面のうち 前半の9 場面を展示 しており ますが、今 年度、後半10場面へ 展示を更新 します。 後半部は、 秋の5連 休が始まる 9月19日の 土曜日か ら展示を開 始する予 定で、オー プニング にはギャラ リートーク や講演 会 等を開催す ること と しておりま す。チ ラ シ、ポスタ ー等を活用 した積 極 的な広報活 動によ り PRに努め 、より 多 くの県民に 御来館いただきたいと思っております。 今後は、 南予で 開 催予定の博 覧会の イ ベントや地 元市町 な どとも連携 を図りなが ら、歴 史 文化博物館 の特徴 を 生かした多 様な取 組 を展開し、 南予最大級 の観光 資 源として、 また、 地 域活性化に も貢献 で きるよう充 実強化に努めていきたいと考えております。 最後に、 学校・ 家庭 ・地域の 連携推 進に ついてで ござい ます 。資料は 12ページか らになり ます。近年 、子ども を取り巻く 環境が大 きく変化し ており、未 来を担 う 子どもたち を健や か に育むため には、 学 校・家庭・ 地域が連携 し、地 域 住民や豊富 な社会 経 験を持つ人 材等の 協 力を得て、 県民総ぐるみによる教育活動の推進を一層目指す必要があります。 「学校・ 家庭・ 地 域連携推進 事業」 で ございます けども 、 県事業とし ま し て は 、「 学 校 ・ 家 庭 ・ 地 域 連 携 推 進 協 議 会 」 を 設 置 し 、 各 事 業 別 の 研修会を実施いたします。 ま た 、 普 及 ・ 啓 発 活 動 と し て 、「 実 践 事 例 集 」 の 作 成 ・ 配 布 や 、 第 3 回の「愛媛 の保護 者 と教師の集 い」を 実 施いたしま す。今 年 は8月7日 に、松山市 コミュ ニ ティセンタ ーで実 施 いたします が、講 演 講師には、 第 7 期 中 教 審 会 長 を 務 め ら れ た 安 西 祐 一 郎 氏 を 迎 え 、 分 科 会 は 、「 学 力 向上と地域によ る学 校支援」、「IC T時 代の教育支援」、「キ ャリア教育」 等の現代的課題に基づいた6つの分科会を設定する予定でございます。 また、今年度、新 たに取り組む「家庭教育応援学習プログラム」です が、親が子 育て・ 家 庭教育につ いて、 自 ら考え、学 ぶこと の できる資料 を作成する もので、 冊子として 取りまと め、各市町 及び各学 校、PTA 、 公民館、企業等に配布し、活用を働き掛けることとしております。 次に13ペ ージにな りますが、 市町事業 です。地域 住民等の 参画による 教育支援活 動を推 進 いたします 。学校 で の学習支援 活動等 を 行う「学校 支援地域本 部」、放 課後等の教 育活動を 行う「放課 後子ども 教室」、それ から家庭教 育支援 チ ームによる 相談や 支 援等を行う 「家庭 教 育支援」で ございます。 23年度 の事業開始以 来、今 年度初めて県 下全20市町で教育 支援活動を 推進す る 予定となっ ており ま す。継続的 な取組 に より、それ ぞれの拠点 や対象 学 校数が増え 、学校 ・ 家庭・地域 が連携 ・ 協力し合う 体制が広が ってお り ます。各地 域の実 情 に応じた取 組を有 機 的に組み合 わせて実施 するこ と により、充 実した 教 育支援活動 を推進 し たいと考え ております。 資 料 19ペ ー ジ を お 願 い し ま す 。「 え ひ め 学 校 教 育 サ ポ ー タ ー 企 業 」 で ございます 。学校 の 教育活動に 対して 支 援を行う企 業・団 体 等を、地域 の教育資源 として 適 切に活用で きるシ ス テムを整備 するこ と により、体 験活動やキ ャリア 教 育の推進等 、学校 教 育における 今日的 課 題に対して 社会全体で 支援す る 体制を構築 するこ と が目的でご ざいま す 。教育支援 が可能な企 業・団 体 等を募集し 、審査 ・ 選定、登録 ・デー タ ーベース化 し、ホーム ページ に 掲載いたし ます。 学 校へは事業 の趣旨 や 内容を周知 し、活用を 依頼し ま す。現在、 銀行や N PO法人、 官公庁 の 行政各課な ど 、 154の 企 業 ・ 団 体 等 を 「 え ひ め 学 校 教 育 サ ポ ー タ ー 企 業 」 と し て 登 録し、活用学 校数は 事業開始以来 延べ72校となってお ります 。今年度も 、 登録企業や 活用学 校 を更に増や してい く よう、本事 業の周 知 と活用促進 に努めてまいりたいと考えております。 資 料 21ペ ー ジ を お 願 い い た し ま す 。「 地 域 人 材 を 活 用 し た 土 曜 教 育 推 進事業」で ござい ま す。土曜日 を必ず し も有意義に 過ごせ て いない子ど もたちが存 在する こ とから、学 校・家 庭 ・地域が連 携し、 土 曜日の教育 環境を豊か なもの に していく必 要があ り ます。そこ で、地 域 の多様な人 材や企業等 の豊か な 社会資源を 活用し て 、土曜日の 教育支 援 体制の構築 を目指します。 まず、土 曜教育 支援 推進協議 会を設 置・ 運営しま す。そ れか ら研修会 の開催、リ ーフレ ッ ト、実践事 例集の 作 成などによ る普及 啓 発活動を実 施いたします。 具体的な教 育支援 活 動としまし ては、 資 料23ページ の下に 掲 載してお りますよう に、今 年 度新たに1 校を加 え 、県内7校 の高等 学 校で教育課 程外の活動 として 行 います。教 育活動 の 充実を図る ため、 そ れぞれの実 情や目的に 応じて 体 系的・継続 的なプ ロ グラムを企 画・実 施 します。学 校教育及び 地域活 動 に精通し、 連絡・ 調 整を行うコ ーディ ネ ーターを配 置します。 また、 多 様な学習プ ログラ ム を支援する 土曜教 育 推進員を配 置します。 コーデ ィ ネーターと 土曜教 育 推進員が相 互に連 携 することに より教育活動の充実を図ります。 以上、各 事業を 推 進すること で、学 校 ・家庭・地 域・企 業 がそれぞれ の役割と責 任を自 覚 し、相互の 一層の 連 携・協力を 図るこ と によって、 県民総ぐるみによる教育活動の推進を目指します。 (文化財保 護課長 ) それでは 文化財 保護課の重点 取組事 項3点につい て 御説明をいたします。資料24ページをお願いいたします。 まず、文 化財保 護 の推進につ いてで ご ざいますけ れども 、 4月1日現 在の指定・ 選定等 の 状況がそこ の表に 載 せてござい ますよ う に、国の指 定 等 が 198件 、 県 の 指 定 等 が 321件 、 国 の 登 録 文 化 財 が あ わ せ て 111件 と いうような状況になっております。 本県では 、平 成25年8月にで すね 、重要文化財「 木造 一遍上人立像 」 が焼失を受 け、文 化 財の防災・ 防犯対 策 に重点的に 取り組 ん でおるとこ ろでござい ますけれ ども、平成27年度も 引き続き、 大洲市長 浜の瑞龍寺 の重要文化 財「木 造 十一面観音 立像」 の 防犯施設や 県指定 の 西山興隆寺 三重塔の防 災施設 の 整備などに 助成し ま すほか、関 係者を 対 象にした研 修会を開催 するな ど 、防火・防 犯対策 の 充実・強化 に取り 組 んでまいり たいと考えております。 なお、 先日来 、寺社などの 文化財 に油のような 液体が まかれるとい う 事件がマス コミを 賑 わしており ますけ れ ども、現在 のとこ ろ 県内ではそ ういう被害 の情報 は 入っており ません が 、なお注意 を呼び 掛 けていると ころでございます。 ところで 、本県 には 国指定に 値する 優れ た文化財 がまだ まだ ございま すので、文 化庁の 文 化財調査官 を様々 な 機会を捉え て現地 に 案内し、指 導や助言を 求めま す とともに、 市町や 所 有者等にも 指定に 向 けた取組を 働き掛ける ほか、 県 指定につき まして も 、県文化財 保護審 議 会の委員や 市町の意見 を聴きな がら順次指 定を進め てまいりた いと考え ております 。 次に、資 料25ペー ジをお願い いたしま す。四国遍 路の世界 文化遺産化 に向けた取 組でご ざ いますけれ ども、 四 国4県と関 係市町 村 が共同提案 をいたしま した「 四 国八十八箇 所霊場 と 遍路道」に つきま し ては、構成 資産の保護 措置が 不 十分、顕著 な普遍 的 価値の証明 が必要 と いうような 2つの大き な課題 を 指摘されて いると こ ろでござい ますけ れ ども、教育 委員会では 、1番 の 方の札所寺 院や遍 路 道の文化財 指定を 目 指した調査 を実施しているところでございます。 27年度には 、 41番札所の龍光寺 の 調査を引き続き行 う とともに、新た に43番札所の明 石寺 の調査を開始す るほ か、「名勝に関 する 特定の調査」、 これは文化 庁から の 委託事業で ござい ま すけれども 、これ を 完結させま して、年度 内には 、 国の史跡・ 名勝の 指 定に向けた 意見具 申 が行えるよ うに準備を進めたいと考えております。 それから 最後に、 26ページを お願いい たします。 美術館の 利用促進で ございます が、昨 年 度の美術館 利用者 数 は、下の方 の表に ご ざいますよ うに33万人余 りとな っております けれど も、27年度も 引き続 き、マスコ ミとの実行 委員会 方 式によって 5つの 企 画展を開催 すると と もに、所蔵 品展の充実 を図り ま して、県民 の皆様 に 多様な美術 鑑賞の 機 会を提供し ていきたいと考えております。 それから 、子ど も のときから 美術館 に 親しんでも らうた め に、小中学 生につきま しては 、 所蔵品展は 無料、 企 画展も学習 活動の 一 環の場合は 無料、高校 生につ き ましては、 学習活 動 の場合は、 所蔵品 展 が無料、企 画展につき まして は 前売り料金 の半額 と いうような 割引に し ております ほか、希望 に応じ て 学芸員が解 説を行 う など、学校 との連 携 を更に深め てまいりたいと思っております。 なお、 美術館 南館につきま しては 、昨年度耐震 診断を 実施しました と ころ、耐震 補強の 必 要がありと の診断 が ありました ので、 今 年度、耐震 改修のための実施設計を行うことにしております。 (保健体育 課長) 保健体育課 では、今 年度4つの 事項、1 つ目は「子 ど も の 体 力 向 上 と 学 校 体 育 の 充 実 」、 2 つ 目 は 「 え ひ め 愛 顔 の ジ ュ ニ ア ア スリート発 掘事業の 取組」、3つ 目は「 学校安全の 推進」、 4つ目は「 子 どもの健康 課題と 食 育への取組 」につ き まして、重 点的に 取 り組んでま いりたいと考えております。 それでは、お手元の資料の27ページをお願いいたします。 1 の 「 子 ど も の 体 力 向 上 と 学 校 体 育 の 充 実 」 に つ き ま し て は 、「 え ひ め子どもの 体力向上 プラン」に 基づき、 子どもの体 力を昭和 60年頃の水 準に回復さ せるこ と を目標とし ており ま す。特に、 運動が 苦 手な子ども に対し重点 的な支 援 を行うため 、指導 者 養成講習会 の開催 や 小学校体育 専科教員に よる授 業 研究会等に よりま し て、教員の 資質向 上 と授業の改 善を図って まいり ま す。また、 愛媛大 学 や県小体連 ・県中 体 連等と協力 いたしまし て各学 校 における体 力向上 に 向けた特色 ある取 組 を支援して まいりたいと考えております。 さらに、 引き続き 「えひめ子 どもスポ ーツITスタ ジアム」 を実施いた し ま し て 、 運 動 す る 「 時 間 」「 空 間 」「 仲 間 」 の 3つ の 「 間 」 を 提 供 す る ことにより 、児童 の 運動の日常 化を推 進 いたします ととも に 、新たに幼 児が参加で きる種 目 を追加し、 幼児期 か ら遊びを通 じて運 動 をする習慣 を身に付け させる こ とにより、 子ども の 体力向上の 取組を 一 層強化して まいりたいと思っております。 ま た 、「 地 域 ス ポ ー ツ 人 材 の 活 用 実 践 支 援 事 業 」 に よ り ま し て 、 ス ポ ーツトレー ナー等 の 医科学関係 者や経 験 豊富なスポ ーツ指 導 者を外部指 導者として 学校に 派 遣し、より 高度な 運 動部活動指 導体制 の 在り方等に ついて調査 研究を 行 うとともに 、昨年 度 末に作成配 布いた し ました「運 動部活動運 営ガイ ド 改訂版」の 積極的 な 活用を促し 、より 適 切な運動部 活動の運営を支援してまいります。 このほ か、体 つくり運動の 一層の 充実や中学校 におけ る武道・ダン ス の安全かつ 効果的 な 指導におき まして 、 引き続き研 修会を 開 催し、教員 の指導力の向上を図ってまいりたいと考えております。 続きまし て、資料 の28ページ をお願い いたします 。2の「 えひめ愛顔 のジュニア アスリ ー ト発掘事業 」につ き ましては、 今年度 か ら着手する ものであり まして 、 高校進学以 降に適 性 のある競技 でトッ プ アスリート を目指すこ とができ るよう、発 掘・育成 の一貫指導 体制を構 築し、将来 、 各種国際大 会で活 躍 する日本代 表選手 を 、本県から 輩出し て いこうとす るものでございます。 今年度は 、小学 4 年生から中 学2年 生 を対象に募 集し、 新 体力テスト の 成 績 に よ る 一 次 選 考 で 各 学 年 約 100名 を 「 愛 顔 の ジ ュ ニ ア ス ポ ー ツ ア カデミー生 」に認 定 いたします 。さら に 、その中か ら科学 的 視点を取り 入れた本県独 自の実 技テストを行 い、各 学年20名から30名の 優れたスポ ーツの才能 を有す る 児童生徒を 選考し 、 本人の意思 、保護 者 の理解と協 力 等 を 確 認 の 上 、「 え ひ め 愛 顔 の ジ ュ ニ ア ア ス リ ー ト 」 と し て 認 定 を し てまいります。 本格的な プログラ ムの実施は 来年度か ら展開いた しますが 、今年度は 、 そのためのプログラムを作成することとしております。 なお、 ジュニ アスポーツア カデミ ー生につきま しても 、高い潜在能 力 を有してお ります こ とから、各 学校の 運 動部活動等 の競技 レ ベルを高め るとともに 、将来 の 本県スポー ツ界を 支 える指導者 として 活 躍できるよ う指導してまいりたいと考えております。 続きまし て、資料 の29ページ をお願い いたします 。3の「 学校安全の 推進」につ きまし て は、自然災 害の発 生 、登下校中 の子ど も が巻き込ま れる交通事 故、さ ら には不審者 による 子 どもの連れ 去り等 、 安全を脅か す事件や事 故が後 を 絶たない中 で、学 校 における子 どもの 安 全の確保に 向けた安全 教育と 安 全管理、教 職員の 危 機管理意識 の向上 へ の取組には 終わりはないものと認識しております。 ま ず 、「 災 害 安 全 」 で は 、 東 日 本 大 震 災 の 教 訓 や 、 近 い 将 来 発 生 が 予 想される南 海トラ フ 巨大地震に 備えて 、 防災教育と 防災管 理 を充実する ことが重要 であり ま すことから 、児童 生 徒の発達段 階に応 じ て「自助か ら共助への 防災教 育 」を展開す る「学 校 総合防災力 強化推 進 事業」によ り、各学校 が市町 教 育委員会や 危機管 理 担当部局等 の関係 機 関団体等と 連携した防 災管理 体 制の強化を 図るほ か 、危険に際 して自 ら の命を守り 抜こうとす る「主 体 的に行動す る態度 」 を育成する ととも に 、支援者と なる視点か ら「安 全 で安心な社 会づく り に貢献する 意識を 高 める」防災 教育に、引き続き取り組んでまいりたいと考えております。 また、 西条市 、伊予市、鬼 北町の 3市町をモデ ル地域 に指定し、実 践 的な防災教 育の研 究 に取り組む ととも に 、全ての県 立学校 に 2名の防災 士を養成し 、各学 校 の防災リー ダーと し て、防災教 育、防 災 管理の中心 的な役割を担わせ、より機動的な防災体制を整備してまいります。 次 に 、「 交 通 安 全 」 で は 、 各 市 町 に お い て 、 学 校 、 道 路 管 理 者 、 警 察 の三者によ る通学路 の安全確保 への取組 を進めると ともに、 四国中央市 、 東温市、西 予市の 3 市に通学路 安全対 策 アドバイザ ーを派 遣 し、防犯の 視点も含め た専門 的 な見地から 、通学 路 の合同点検 や地域 の 実態に即し た効果的な安全対策について、指導・助言を行うこととしております。 ま た 、「 高 校 生 自 転 車 交 通 マ ナ ー 向 上 対 策 事 業 」 に よ り 、 高 校 生 を 対 象とした交 通安全 教 育を充実さ せ、交 通 ルールの遵 守や交 通 マナーを向 上させることにより、自転車の交通事故防止を図ってまいります。 特に、自 転車交 通マ ナー向上 委員会 を設 け、専門 家の指 導、 助言を踏 まえて、自 転車交通 マナーの向 上等に向 けた課題や 対策を協 議するほか 、 6校の県立 高校を 自 転車交通マ ナー向 上 対策実践指 定校と し て、生徒や 保護者に対 する啓 発 などを行い 、実践 の 成果を県内 全域に 普 及させてま いりたいと考えております。 このほか 、学校 安全 の取組を より充 実さ せるため に、各 種研 修会を開 催し、教職 員の資質 や危機管理 意識の向 上に努める こととし ております 。 続きまして 、資料 の 31ページを お願い し ます。最後 になり ま すが、4 の「子ども の健康 課 題への対応 と食育 へ の取組」の うち「 子 どもの健康 課題の対応 」につ き ましては、 子ども た ちに生涯を 通じた 健 康の自己管 理 能 力 を 身 に 付 け さ せ る 必 要 が あ り ま す こ と か ら 、 今 年 度 は 、「 望 ま し い睡眠習慣 の確立 」 を重点テー マとし て 課題解決に 向けた 取 組を行って まいります。 ま た 、「 愛 媛 県 が ん 対 策 推 進 計 画 」 に 基 づ き 、 昨 年 度 に 引 き 続 い て 、 専門医等に よる講 演 又は研修会 を学校 で 実施するな ど、が ん 教育の推進 を図ることとしております。 次 に 、「 食 育 へ の 取 組 」 に つ き ま し て は 、 学 校 で の 食 に 関 す る 指 導 の 充実が求め られて お りますこと から、 栄 養教諭の専 門性を 生 かし、他の 教職員との 連携を 図 りながら、 学校教 育 活動全体で 食育に 取 り組む指導 体 制 づ く り を 進 め る と と も に 、「 子 ど も の 健 康 を 育 む 総 合 食 育 推 進 事 業 」 により、効果的な食育に関する研究を進めてまいります。 また、 米飯給 食の実施や地 場産物 等の活用促進 につき ましても、引 き 続き、市町 教育委 員 会、地元J Aや学 校 給食関係者 等との 情 報共有を図 りながら、鋭意推進してまいりたいと考えております。 (義務教育課 主幹) 義務教育課 の平成 27年度重点取 組事項 「確かな学 力 の定着と向 上」につ いて御説明 いたしま す。資料33ページを 御覧くださ い。 まず、平成26年度ま での取組の 成果と課 題について 御説明い たします 。 平成26年4月 の全国 学力・学習状 況調査 においては、 平成24年度に課題 とされてい た国語 の 読む力が伸 び、改 善 してきてお ります 。 一方で、国 語 、 算 数 ・ 数 学 と も 、「 活 用 」 に 比 べ る と 「 知 識 」 が 低 く な っ て お り 、 基礎的な学 力の定 着 に課題があ ります 。 また、子ど もたち が 、学校外で 自主的に学習する習慣の定着にも課題が見られました。 次に、学 力向上 シ ステム構築 事業の 4 年目を迎え る今年 度 、新たに取 り組む内容について御説明いたします。 まず、基 礎的な 学力 の確実な 定着と 活用 する力の 育成を 目指 して、平 成26年度に 県教委が 作成した国 語、算数 ・数学、理 科のドリ ルの効果的 な活用例を 各種研 修 会において 紹介し 、 一層の利用 促進を 図 ります。ま た、平成25、26年度 に作成した読 む力や 書く力を伸ば すため の、長文を 読んで考え たこと を 書く問題に 加えて 、 新たに算数 ・数学 の 考える力を 伸ばす文章問題を作成いたします。 次に、家 庭学習 の更 なる充実 を目指 し、 昨年度作 成した リー フレット などを用い て、児 童 生徒が自主 的に学 習 に取り組む ための 計 画の立て方 や進め方について、各学校へ指導・助言をいたします。 さらに、 教員の 授業 力向上を 目指し 、学 力向上推 進主任 研修 会におい ては、主任 と指導 主 事が直接顔 を合わ せ 、主任とし ての悩 み の相談を受 け、アドバ イスを 行 う場を設け るなど 、 研修内容を 工夫い た します。ま た、学力向 上にお い て成果を上 げてい る 学校へ指導 主事が 出 向き、ノウ ハウを収集し、その情報を県下に発信してまいります。 今後も、 各市町 及び 各学校が より主 体的 に学力向 上に取 り組 めるよう 更に積極的 な指導 ・ 助言を行い 、児童 生 徒の確かな 学力の 定 着と向上に 努めてまいります。 (高校教育 課長) 高等学校教 育につ きましては、 様々な 課題が山積し て おりますが 、各高 等 学校、中等 教育学 校 において校 長がリ ー ダーシップ を発揮し、 特色あ る 学校づくり を一層 推 進するとと もに、 学 校、家庭、 地域が連携 ・協力 し て、信頼さ れる学 校 づくりが進 められ る よう、支援 してまいりたいと考えております。 重 点 取 組 事 項 1 点 目 は 、「 グ ロ ー バ ル 社 会 を 生 き 抜 く た め の 確 か な 学 力の向上と豊 かな心 の育成」であ ります 。34ページ、35ペー ジを御覧く ださい。こ れは、 グ ローバル化 の進展 な ど変化の激 しい社 会 において、 生徒に確か な学力 や 豊かな心な どのバ ラ ンスのとれ た「生 き る力」を育 成することが求められていることを踏まえて定めたものであります。 「確かな 学力の 向上 」につい ては、 進路 指導スキ ルアッ プ事 業、高校 生英語活用 力向上 事 業、高等学 校土曜 授 業推進事業 等を通 し て、学習指 導要領に対 応した 指 導方法の実 践研究 等 を行い、生 徒一人 一 人の確かな 学力の向上を図ります。 「豊かな心の育成」については、地域を担う心豊かな高校生育成事業 等を通して 、様々 な 体験活動の 充実を 図 り、他者を 思いや る 心や自己を 肯定し大切 にする 心 、社会性、 規範意 識 など、豊か な心を 育 む教育を推 進してまいりたいと考えております。 また、ス ーパー グロ ーバルハ イスク ール 事業にお いて、 昨年 度指定を 受けた松山 東高校 、 今年度新た に指定 を 受けた宇和 島南中 等 教育学校、 スーパーサ イエンス ハイスクー ル事業で 4期連続14年目の指 定を受けた 松山南高校 及び25年 度から指定 を受けて いる宇和島 東高校の 活動を支援 し、その成 果を県 内 各校に普及 するこ と を通して、 コミュ ニ ケーション 能力、問題 解決力 等 の国際的素 養を身 に 付け、将来 、国際 社 会で活躍す ることのできるグローバル人材の育成に取り組むこととしております。 2点目は 「県立高 校等におけ る教育の 高度情報化 」であり ます。36、 37ページを御覧ください。 国では、2020年まで に、生徒1 人1台の タブレット 端末、各 教室への 電子黒板や 無線LA N整備、校 務の情報 化等、21世 紀にふさ わしい学校 教育環境の ICT 化 を目指して おり、 本 県において も、将 来 を見据え、 計画的に機器整備を進める必要があります。 そこで、27年度は 、 効果的な機 器整備 に ついて総合 的に検 討 した上で 県立学校I CT機 器 整備計画を 策定す る とともに、 電子黒 板 やタブレッ ト端末を活 用した 教 育研究を行 う「I C T教育推進 事業」 を 実施するこ ととしています。 具体的に は、地 元I T関連企 業や大 学等 の参画を 得てI CT 教育推進 委員会を設 置、県 立 高校2校を 研究実 践 モデル校に 指定し 、 タブレット 端末及び電 子黒板 を 配備して効 果的な 授 業の実践研 究を行 う とともに、 総合教育セ ンター に もタブレッ ト端末 等 を配備し、 教員の I CT活用指 導力の向上 に向け た 教材研究や 授業づ く りの演習、 モデル 校 の指導等に 取り組みます。 また、モ デル校 の実 践やセン ターの 教材 研究等を 産学連 携で 進めるこ とにより、 デジタ ル 教材の開発 、電子 黒 板や授業支 援ソフ ト の機能向上 等を促進することとしています。 さらに、 県立学 校の ICT機 器整備 全体 について 、パソ コン 教室、普 通教室のI CT機 器 の整備、職 業学科 の ICT機器 の整備 、 校務の情報 化の観点か ら、効 果 的な機器整 備につ い て総合的に 検討し 、 整備計画を 策定することとしています。 3点目は 「県 立学校の耐震化 の推 進」であります 。38ページを御覧 く ださい。 県 立 学 校 の 耐 震 化 に つ い て は 、 従 来 の 目 標 を 前 倒 し し 、「 平 成 27年 度 末の耐震化率 90パー セント、平成 29年度 終了」とする 目標を 掲げ、その 実現に向け積極的に取り組んでいるところであります。 特に、災 害時に 迅速 な対応が 難しい 児童 生徒が通 う特別 支援 学校につ いては、最優先に取り組み、平成27年度末までに完了予定であります。 この目標達 成に向け 、25年度以 降は、毎 年50棟程度 の工事を 実施する 計画であり 、具体的 に平成27年 度は、今 治西高校体 育館、今 治北高校武 道場など5校 6棟の 改築、みなら 特別支 援学校体育館 など32校42棟の耐 震補強工事、 今治西 高校武道場な ど15校 17棟の改築・ 解体設 計、伊予農 業高校特別 教棟な ど 4校4棟の 耐震診 断 ・改修設計 、今治 北 高校大三島 分校武道場など1校3棟の改修設計などを実施する予定であります。 このほか 、照明 器具 や窓ガラ ス建具 等の 非構造部 材の耐 震対 策につい ても、構造 体の耐震 化と併せて 、引き続 き取り組む こととし ております 。 なお、平成27年4月 1日現在の 耐震化率 は、82パー セント程 度となる 見込みであります。 (人権教育 課長) 人権教育課 の2つ の重点取組事 項につ いて御説明い た します。 資 料 の 39ペ ー ジ を 御 覧 く だ さ い 。 ま ず 、「 人 権 意 識 の 高 揚 と 指 導 者 育 成に向けた取組」の充実について、御説明いたします。 愛媛県人権 施策推 進 基本方針の 具現化 を 図るために 、平成25年6月に 策 定 し ま し た 「 愛 媛 県 人 権 ・ 同 和 教 育 基 本 方 針 」 に 基 づ き ま し て 、「 愛 媛県人権・ 同和教 育 研究大会」 をはじ め 、東・中・ 南予別 に 開催する地 区 別 人 権 ・同 和 教 育 研 究 協 議 会 等 を 開 催 し ま し て 、 県 内 各 地 域 に お け る 人権・同和 教育の 実 践報告や協 議を通 し まして、県 民の皆 さ んの人権意 識の高揚に努めてまいります。 さらに、 学校教 育や 社会教育 におけ る指 導者の育 成に向 けて 、人権・ 同和教育主 任研修 会 や地域社会 人権・ 同 和教育リー ダー研 修 会等を開催 しますとと もに、 各 地域で開催 される 研 修の充実や 指導者 の 資質向上を 図るため、 学習や 啓 発活動にお いて活 用 できる資料 等を作 成 しまして提 供していく予定でございます。 続 き ま し て 、 資 料 の 40ペ ー ジ を 御 覧 く だ さ い 。「 い じ め 防 止 対 策 の 充 実」について、説明いたします。 「いじ め」は 、児童生徒の 命に関 わる重大な人 権侵害 であることを 踏 まえ、いじ め防止 対 策推進法及 び「愛 媛 県いじめの 防止等 の ための基本 的な方針」 に基づ き まして、組 織的で 総 合的ないじ め問題 対 策を推進し てまいります。 具体的 には、 いじめ防止対 策のた めの県の連携 体制の 整備や、いじ め の カ ウ ン セ リ ン グ 経 験 豊 富 な 相 談 員 が 24時 間 体 制 で 電 話 で 応 対 を す る 「いじめ相談ダイヤル24」を継続して実施いたします。 また、児 童生徒 が主 体的にい じめ問 題に 取り組む ことを 目的 に市町に 示すモデル事 業とし て平成25年度 と26年 度に「いじめ STO P愛顔の子 ども会議」 を行い ま したが、こ れを参 考 にしまして 、今年 度 は各市町に おいて「子 ども会 議 」が実施さ れる予 定 となってお ります 。 そこで、こ れらの会議 の成果 な どを情報交 換する 「 いじめST OP愛 顔 の子どもフ ォーラム」 を開催 い たします。 このフ ォ ーラムには 小学生 か ら高校生ま での代表者 や教職 員 ・保護者が 参加し て 、各学校の 実践報 告 や演劇によ るいじめ防 止参加 型 学習などを 行いま し て、いじめ 防止に 向 けた学校づ くりの推進 を図る と ともに、会 議の様 子 を掲載しま した「 え ひめ愛顔の 子ども新聞 」を配 布 しまして、 児童生 徒 が家庭へ持 ち帰っ て 話題にする ことなどを 通して 県 全体にいじ め根絶 に 向けた機運 を高め る ための普及 啓発を行ってまいります。 (特別支援 教育課 長) 特別支 援教育 課の重点取組 事項に ついて、御説 明 いたします。 資 料 41ペ ー ジ を 御 覧 く だ さ い 。 ま ず 、「 特 別 支 援 学 校 の 教 育 環 境 の 整 備充実」と して、 今 年4月に開 設しま し た、肢体不 自由児 を 対象とする 新居浜特別 支援学 校 川西分校及 び宇和 特 別支援学校 肢体不 自 由部門の教 育環境の整 備や専 門 的な教育・ 指導体 制 の充実を図 るほか 、 各特別支援 学校の幼児 児童生 徒 数や障害の 状態等 に 応じた施設 設備等 の 整備を進め るとともに 、特別 支 援学校教員 と看護 師 との連携に よる医 療 的ケアの実 施体制を整備してまいります。 次 に 、 資 料 42ペ ー ジ を 御 覧 く だ さ い 。「 キ ャ リ ア 教 育 の 推 進 と 特 別 支 援学校技能 検定の 実 施」として 、各特 別 支援学校で 企業、 労 働・福祉等 関係機関と 連携し た 早期からの キャリ ア 教育を推進 すると と もに、生徒 の就労先・ 現場実 習 先を開拓す る職場 開 拓支援員を みなら 特 別支援学校 に配置し、 就労支 援 の強化に取 り組み ま す。また、 昨年度 創 設した「愛 顔のえひめ 特別支 援 学校技能検 定」の 充 実を図り、 生徒の 働 く力を企業 等に積極的 にアピ ー ルして進路 先の拡 大 を図るほか 、高等 学 校に在籍す る発達障害 等の生 徒 に対する就 労支援 の 充実を図る ため、 就 労支援コー ディネータ ーによ る 就労先・就 業体験 先 の開拓や企 業と連 携 した教員の 研修等を実施します。 次 に 、 資 料 43ペ ー ジ を 御 覧 く だ さ い 。「 イ ン ク ル ー シ ブ 教 育 シ ス テ ム 構築に向け た取組 」 として、特 別な支 援 を必要とす る子ど も 一人一人の 教育的ニー ズに応 じ る特別支援 教育の 体 制整備を進 めると と もに、八幡 浜市内の小 学校をモ デル校とし て発達障 害に関する 理解推進 を図るなど 、 教職員の資質向上に取り組みます。 また、障 害のあ る子 どもとな い子ど もが 共に学ぶ 交流及 び共 同学習の 推進、特別 支援学 校 の地域にお けるセ ン ターとして の専門 性 強化を図る ほか、大洲 市をモデ ル地域とし 、早期支 援コーディ ネーター を活用した 、 障害のある 子ども と 保護者に対 する早 期 からの教育 相談・ 支 援体制の構 築に引き続き取り組んでまいります。 (委員長) あり がとうござい ました 。ただいま、 各課長 、室長から今 年 度の重点的 に取り 組 みたい事項 につい て 説明をして いただ き ましたが、 これらの点 につい て の御質問や 、他に こ うしてほし いとい っ たような要 望、御意見 等がご ざ いましたら お願い し たいと思い ます。 い いかがでし ょうか。 (脇委員) 八十 八箇所の世界 遺産化 への取組状況 につい て、やはりい い ことだと思 うし、 愛 媛だけでな く四国 4 県の課題と して進 め ていくのは 本当に大切 なこと じ ゃないかと 思うん で すが、前に もお話 し たことがあ ると思うん ですけ ど も、八十八 箇所に 、 ほとんど同 時に神 社 もございま す。当然、 空海等 の 仏教の方が 中心に は なるでしょ うが、 こ れにおいて は、神道派 にも十 分 考慮して話 を進め て いただけた らと思 う のと、もう 一つは、通 学の安 全 の面ですが 、もう 改 めて言わな くても 分 かるとは思 うんですが 、特に 去 年あたりか ら非常 に 山の動物が いろい ろ 出てきてお りまして、 通学路 で すね、特に 山間部 の 山の中では そうい っ たものと出 くわす確率 も非常 に 高くなって おりま す ので、学校 等では そ の辺のとこ ろも十分把 握して い ただいて、 子ども の 安全のため に配慮 し ていただけ たらと思いますので、よろしくお願いします。 (文化財保 護課長 ) 今の話は 八十八 箇所に関して 神社に も配慮をとい う ことだと思 います が 、去年も申 し上げ た かも分かり ません け れども、例 えば前神寺 と石鎚 神 社とかです ね、今 治 だと栄福寺 と石清 水 八幡宮が近 くにあるん ですけれ ども、その あたり、 元々は、江 戸時代ま ではですね 、 一つの神社 と寺が 一 体的になっ ていて 、 それが明治 時代に 廃 仏毀釈とい うことで分 かれた と いうような 経緯も ご ざいますの で、文 化 庁の調査官 なんかもで すね、 物 によっては まとめ て 史跡なり名 勝なり に できるのな らそういう ことも 考 えるという ことも 言 われたりも してお り ますので、 そのあたりも含めて検討させていただいたらとは思っております。 (保健体育 課長) 通学路の安 全対策 、特に山の動 物が出 てくるという よ うな場合と いうこと でございま すが、通 学路の安全 対策につ きましては 、 先ほど御説 明いた し ましたが、 現在各 市 町におきま して、 学 校と警察と 道路管理者 、この 3 者が一体と なって 危 険箇所等の 点検を 実 施し、対策 を検討する 体制が で きておりま す。こ の 枠組みの中 で、動 物 が出ること による危険 箇所が あ れば、その 対策等 が 検討される ものと 考 えておりま す。 また、 児童に 通学路の安全 マップ を作成させる という 取組により、 ど こに危険箇 所や要 注 意箇所があ るのか 認 識させると ともに 、 危険を回避 する資質や能力を育む安全教育を行っている学校もございます。 こうし た取組 を通じて、子 どもた ちの登下校に おける 安全を確保し て まいりたいと考えております。 (堺委員) 生涯 学習課の方の 学校教 育サポーター 企業と いうのがあり ま すよね。平 成26年度 はどのぐら いの企業 が登録をし てくださ っていて、 どの程度の 活用が さ れているの か教え て いただきた いのと 、 やはりこれ は、今、子 どもた ち に親の職業 を聞い て も、会社員 、どこ か 会社に勤め ているぐら いしか 答 えないんで すけど 、 そういう子 どもた ち にも家庭の 中での会話 を増や し たり、それ から子 ど もたちに職 業意識 を 持たせる上 でもすごく 有効だ と 思いますの で、そ の あたりのこ とを教 え ていただけ ますか。 (生涯学習課 長) 活用状況が延 べ72校というふうに 聞い ております。 現 在 、 3 月 30日 現 在 で 154社 の 登 録 が ご ざ い ま す 。 活 用 状 況 が 72校 の 活 用 で、延べ数な んです が、実際使っ ている のは、37校が 活用し ております 。 (堺委員) (関委員) 是非 PRしていただ いて 、大いに活用し ても らってください 。 3点 聞きたいんで すが、 まず一つは教 職員厚 生室のメンタ ル ヘルスの方 で、や は り実績では 休職中 の 教員の増加 という の が問題にな っています ので、 そ ういったこ とから す ると、心の 健康相 談 、また休日 の相談事業 、この 辺 で現在の相 談の実 績 がどういう 状況で 、 相談を数多 くすること によっ て 発生を抑え るとい う ことも必要 だと思 う ので、それ を、この事 業をす る ことによっ て、相 談 目標をどれ くらい に するとか、 具体的に掲 げられ て いるのかど うかお 伺 いしたいと いうの が まず一つで す。 もう一 つは、 生涯学習課の 学校・ 家庭・地域連 携推進 事業というと こ ろで、特に 支援活 動 で、学習支 援、放 課 後の子ども 教室、 家 庭教育の支 援というこ とで、現 在の活動状 況はどう なのかとい うのと、 21ページの 地域人材を 活用し た 土曜教育推 進事業 と の関連がど うなっ て いるのか、 また事業自 体の役 割 分担という のがも し あるようだ ったら そ れを教えて いただきたいということです。 それから 、保 健体育課の29ペ ージ に、いろいろ学 校安 全の関係で当 然 やられてい るとは 思 うんですが 、いざ と いうときの ために A EDについ て、1回使 い方を や ればいいと いうこ と ではなくて 、いざ と いうときに 迅速にでき るため に は繰り返し の復習 と いいますか 、そう い うことを年 1回なり2 回なり と いうのを必 ず繰り 返 してやると いうこ と が大事だと 思うんです が、そ う いう点はこ こに盛 り 込んでない ような ん ですが、そ ういう点は もう十 分 ほかのでや ってい る から大丈夫 という こ となのかど うかというのをお伺いしたい。その3点よろしくお願いします。 (教職員厚 生室長 ) 始めに、 教職員 の相談という ことで ございますけ ど も、相談件数につき ましては、平成24年 度が1,147件、25年 度が960件、 そ し て 26年 度 こ れ は 1 月 ま で の 集 計 で す け れ ど も 945件 と な っ て お り ま す。ですから、1千件前後ということの相談件数となっております。 それで、 休職 者数の数字的な もの としましては、平 成 24年度は50名、 25年度は52名となっております。 それで 、まず 相談に関しま しては 、保健師、臨 床心理 士が相談を受 け て、その方 たちは プ ロでござい ますの で 、これは医 者につ な がなければ いけないと かいう 場 合にはドク ターに つ なぐと、産 業医が お りますので つなぐ、こ れは学 校 内の問題で 、上司 に 説明しなけ れば、 分 かっていた だけなけれ ばいけ な い問題につ いては 、 本人の了解 を得て 上 司に説明す るというこ とで、 相 談件数の目 標とい う ことは決め てはな い んですけど も、その時 々にタ イ ムリーに受 けた相 談 を生かす形 で、一 人 でも休職者 を減らすように努めたいと考えております。 (関委員) それ であれば重点と いう ことにはならな いん じゃないですか 。 継続事業で あって 、 重点となる と、そ れ を更に改善 をして い こうとか進 めていこう という こ とになるん で、あ る 程度、予備 軍と言 っ たらおかし いですけど 、そう い う人たちに もっと 幅 広く、気さ くに相 談 をしてもら うような働 きかけ が あってもい いと思 う んで、そこ ら辺を 是 非よろしく やっていただいたらと思います。 (教職員厚生 室長 ) そうですね 。確 かに、26年度に つき ましては新た に 休日相談を 設けて 、 平日なかな か相談 で きない方に ついて は 、休日に来 ていただく という 形 でさせてい だいた ん ですけれど も、こ れ まで以上に 気楽に相談 してい た だけるよう な形、 ま た、新しい 先生方 に 対しては、 保健師の方 が全員 に 、新採の先 生に対 し ては、全員 に保健 師 の方で行っ て、話を聞 くとい う 事業もして おりま す ので、そこ ら辺を 含 めて、今後 より一層相談しやすい体制を取りたいと思います。 (保健体育 課長) AEDの訓 練、心 肺蘇生法実技 講習会 の受講の状況 で ございますが、 県立 学校におきまし ては 、26年度は全教 職員 に対して99. 6パ ー セ ン ト 、 25年 度 は 98.6パ ー セ ン ト 、 24年 度 は 98.4パ ー セ ン ト と な っており、 毎年度ほ ぼ全教職員 が受講し ているとい う状況で ございます 。 (生涯学習 課長) 学校・家庭 ・地域 連携推進事業 と土曜 教育推進事業 の 関連という ことで ご ざいますが 、実は 昨 年度も今年 度も対 象 が高校だけ になってい まして 、 小中にも声 を掛け た んですけど も、今 年 度は手が挙 がらなかっ たので 高 校だけとい うふう に 聞いており ます。 当 然、放課後 子ども教室 とかほ か のところと 連携し な がら、小中 学校に 対 しても活用 いただける ように、 今年度もま た働きか けて行きた いと考え ております 。 (攝津委員) 28ページのえひめ 愛顔 のジュニアアス リー ト発掘事業で す が、ついこ の間今 治 市に女子サ ッカー で 廃校を利用 してス ク ールみたい なのができ て、普 段 は地元の中 学校に 通 って、特別 なサッ カ ーの授業を 受けるとい うとこ ろ ができて、 すごい い いなと思っ たんで す が、ほかの 種目に関し て、そ う いう、学校 という か 、廃校を利 用した り とかして作 る計画はあ るのか を お聞きした いのと 、 その次の防 災のと こ ろですが、 なかなか消 防署との 連携という か、そう いうところ がまだ密 ではなくて 、 私は消防団 に入っ て いるんです が、消 防 団としまし ても学 校 の子どもた ちとどうに か連携 を 図りたいと いうこ と で、いつも 夏休み と かに防災ポ スターとか 防火ポ ス ターとかを よく子 ど もたちに描 かさせ て いただいて いるんです が、ただ 防災のポス ターを描 いて表彰し て終わり ではなくて 、 防災ポスタ ーなり 標 語なりでか るたを 作 って子ども たちに さ すとか、何 かそれだけ で終わ ら ず後で使え るよう な 物を考える とかを し て、もうち ょっと長く 子ども た ちが自分で 作った り 、描いたも のが後 に 残るような こともしても楽しいかなと思っております。 あと、 自転車 のところです が、も う近々、たぶ ん5月 の半ばぐらい に はヘルメッ トが届 く 予定で、子 どもた ち が多分わく わくし て いると思わ れるんです が、つ い 2、3日前 も、通 勤 、通学時間 にちょ う ど車に乗っ ておりまし たら、 県 の職員と思 われる 方 が、スーツ 姿でヘ ル メットをち ゃんと着用さ れて自 転車に乗って おられ るのが、ずら っと10人くらいが 、 行かれてい て、す ご く気持ちよ かった で す。子ども たちが 嫌 がらずにヘ ルメットを かぶっ て 行くことが できる よ うに、学校 と、ま た 保護者と連 携していきたいと思っております。 あとです ね、 32ページの食育 なん ですが、小中学 校の ときには食育 、 親も、食育 に限ら ず 人権とかの 講習な ん かもそうで すが、 小 中学校のと きは親も一 緒で講 習 に参加させ ていた だ く機会があ るんで す けども、高 校となると お呼び が かからず、 親もど う ぞというこ とがほ と んどありま せん。高校 になる と いろいろな 問題を 抱 えている親 とか、 子 どもも思春 期になりま すので 、 何か親同士 の話し 合 いとかの場 を持つ こ とができる ような、講 習であ る とか、座談 会的な も のであると か、そ う いうのがあ るとまた親 同士と か 、教師と親 という 連 携も図れる かと思 い ますので、 またそうい う点もよ ろしくお願 いしたい のと、あと 、松山市 なんですが 、 パンの事件 があり ま したが、や はり頼 ん でいるのは 県給食 な んですが、 なかなか管 理とい う ところまで いかな い と思うので 、年に 数 回、パンで ありますと か、い ろ いろな業者 であり ま すとか、い ろいろ な 管理をして いただいて 、この よ うな事故が 起こら な いように、 ただ、 起 こったとき の対応です ね、止 め なくても、 パン給 食 がどうにか できる よ うな体制も ちょっと作っていかなくてはいけないのかなと思ったりもします。 さっき の先生 方の心の問題 なんで すが、校長先 生、教 頭先生とかが 代 わられて、 管理職 の 先生方が一 番大変 か なと思われ るんで す が、やはり 入って間も ない先 生 よりは、管 理職と い うか、上の 方の先 生 の方がやは りいっぱい いろい ろ な重い責任 を抱え ら れて大変だ と思う の で、そうい う点、ちゃ んと管 理 をしていた だきま し て、飲むと きには 飲 み、食べる ときには一 緒に誘 っ ていただく という 、 教師同士の 連帯、 ま た保護者と 先生との連 帯とい い ますか、協 力もし て いきたいと 思いま す ので、また よろしくお願いします。 (委員長) 要望 とか御意見と いうの が多かったで すけど 、それ以外で 答 えられるところはお答えいただいたらと思いますので、よろしく。 (教職員厚生 室長 ) 昨年度、27年3 月にできたんで すけ ども、管理職 の ための職場 のメン タ ルヘルスと いう冊 子 を作らせて いただ き まして、も う一部は配 布して い るんですけ ども、 こ ちらによっ て管理 職 が特に気を 付けなけれ ばいけ な いこととか いうこ と について分 かるよ う な冊子にさ せて、配っ てです ね 、管理職の 方にも 分 かって、読 んでい た だくように させていただいております。 (保健体育 課長) 何点かござ いまし たが、まず第 1点は 、今治のサッ カ ーに係るア カデミ ー のようなも のがほ か にあるかと いう御 質 問でありま したが、この状況につきましては把握しておりません。 次に、防災ポスターや標語をその後何か使えるようなもの、例えば 「かるた」 にする と いうような お話で ご ざいました 。これ は これまでに も防災のモ デル地 域 等の中で、 小学校 に おきまして いわゆ る 「防災かる た」を作成 してい る 事例がござ います 。 各学校の中 でどの よ うな形で取 り組むのか という の は各学校の 御判断 で あろうと思 います が 、確かに委 員のおっし ゃると お り、児童生 徒自ら が 作成しそれ を活用 す ることは、 防災意識を より一 層 高めるとい う意味 で 、効果的で 大変良 い 取組である と考えております。 また、 学校給 食パンの問題 につき ましては、県 学校給 食会において 、 加工委託先 のパン 工 場に対する 衛生管 理 水準の向上 、高度 化 を図るため に統一的な マニュ ア ルを策定し 、これ に 基づいて定 期的に 検 査、確認し ていくというふうに聞いております。 (堺委員) 5ペ ージの教職員 のメン タルヘルスの ことで すが、これは 引 き続き重点 的に取 り 組んでいた だくと い うことだと 思うん で すが、中で もやはり未 然防止 と か、早期発 見、早 期 対応という のが非 常 に大切だと 思うんです ね。そ の 中でもスト レスチ ェ ックですけ れど、 人 間ドック指 定病院受診 者に実 施 と書いてあ るんで す が、これは 普段か ら 学校内でも 実施できる ことで は ないかと思 うんで す が、先日N HKの テ レビでやっ ておりまし たよね 、 ストレスチ ェック の ことね、ご くごく 簡 単に、眠れ ているかと か、食欲 があるかと か、それ から趣味を 楽しめて いるかとか 、 ただ、こん な簡単 な 言葉がけだ けでも ず いぶんチェ ックは で きるのでは ないかと思 います の で、そこら あたり を 学校現場に もっと し っかり下ろ していただ いたら 、 未然防止あ るいは 早 期発見につ ながり や すいのでは ないかと思 います の で、この辺 重点的 に やっていた だいた ら と思います ので、お願いします。 (教職員厚 生室長 ) ストレス チェッ クにつきまし ては、 今日持っては 来 てないんで すけど も 、小さい、 いつも 手 に持てるよ うなも の を作りまし て、その中 にストレ スのチェッ ク、9か 10項目ぐら いだった と思うんで すけども、 こうい う ふうなこと を考え て みてくださ いとい う ようなこと を持てるよ うにし て 、配布させ ていた だ いておりま すので 、 それを見て ですね、ち ょっと し んどいとき に見て い ただければ いいん じ ゃないかな というふう に考え て おります。 今後と も ストレスチ ェック 等 重点的に取 り組んでまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 (委員長) 私も 一つ質問と要 望とい うことで、県 庁の玄 関を入ってき ま したらヘルメッ トが 大分並んでいま して 、一番高いので 27,000円、税別 で 、 安 い の で 6,000円 く ら い で し た か ら 結 構 高 額 な ヘ ル メ ッ ト が 並 ん で いたんです けども 、 高校生にデ ザイン さ せて着用す るとい う ことで、一 週間ほどた ったん で すけども、 いくつ か の補助があ りまし た けど、最終 的に自己負担の額はいくらぐらいになったんでしょうか。 (高校教育 課長) 各企業とか 間に立 つ業者の企業 努力も あり、また、 事 業全体の趣 旨も考 え ていただき まして 、 自己負担は 、現在 の ところゼロ の予定です。 (委員長) ゼロ。 (高校教育課長) ゼロでございます。 (委員長) もう 補助というよ りもみ んながゼロに 出して しまったと。 そ うですか。教職員はもちろん自費でしょうね。 (高校教育課 長) はい。教職員 に関 しましては自費 で買 ってもらいます 。 ただ、公用 の自転 車 もございま すので 、 その費用に ついて は 検討したい とは思っております。 (委員長) それ と、今のに関 連して 、着用状況は どうで しょうか。も う 全員できていますか。 (高校教育 課長) 生徒に関し ては、 6月末に製品 が完納 予定で7月か ら 実施という ことにな っておりま すので、 少し猶予期 間を設け ていますが 、 教職員に関 しまし て は、県職員 でもあ り ますし、4 月1日 か ら確実に着 用すること という こ とで言って おりま す 。先ほど摂 津委員 の お話にあり ましたように、県職員と同じ形で着用していると思います。 (委員長) あり がとうござい ました 。それからも う一点 は、一番最後 の 特別支援学 校の2 つ の肢体不自 由の学 校 が開設した ことに つ いてですけ れども、施 設とか設 備ができて 体制がで きて、形が 整ったわ けですけど 、 大事なのは この中 に 書かれてい ますけ ど も、指導に 当たる 先 生方の力量 と、医療と の連携 と いうこの2 つが非 常 に重要なこ とだろ う と思いまし て、これが できて や っと魂が入 ったと い うことにな るんだ ろ うと思いま す。是非力を入れてやっていただきたいなと思います。 (委員長) この件について、よろしゅうございますか。 (全委員) はい。 (委員長) ます。 それ では、重点取 組事項 については以 上で終 わりたいと思 い ○特定事業主行動計画(子育てサポートプログラム)について (委員長) 続き まして、特定 事業主 行動計画(子 育てサ ポートプログ ラ ム)について、説明をお願いします。 (教育総務 課長) それでは、 本年4 月に策定をい たしま した、特定事 業 主行動計画 (子育 て サポートプ ログラ ム )につきま して、 御 説明をいた します。資 料の方 、 特定事業主 行動計 画 の1ページ の上に 、 概要を付け ております 。その 次 から、プロ グラム 全 体を付けて おりま す ので、併せ て御覧いただけたらと思います。 それでは 、御説 明い たします 。この 計画 でござい ますが 、こ れにつき ましては、 急速な 少 子化の進行 等を背 景 といたしま して、 次 代の社会を 担います子 どもた ち が、健やか に生ま れ 、育成され ていく 社 会づくりを 目指しまして 、平成 15年に「次世 代育成 支援対策推進 法」が 制定をされ 、 こ れ を 受 け ま し て 、 本 県 の 教 育 委 員 会 に お き ま し て も 、「 特 定 事 業 主 行 動計画」を 平成17年 度から策定 をいたし まして、事 業主の立 場から、教 職員が仕事 と子育 て の両立がで きる環 境 づくりに取 り組ん で きたところ でございます。 この「次 世代育 成支 援対策推 進法」 につ きまして は、同 法の 有効期限 が 10年 と な っ て お り ま し た が 、 こ れ に つ き ま し て は 、 平 成 37年 3月 ま で 、 10年間延長 されまし たことから 、この度 、新たな事 業主行動 計画といた しまして「 教育委 員 会事務局職 員・県 立 学校教職員 子育 て サポートプ ログラム」 を策定 し たものでご ざいま す 。計画の1 ページ 目 をお開きい ただければ と存じ ま す。この計 画でご ざ いますが、 子育て を いたします 教職員が、 高いモ チ ベーション を維持 し ながら、仕 事と子 育 ての両立を 図ることが できる よ うに策定し たもの で ございます 。この 計 画の概要に ついて、御説明をいたします。 この計 画の対 象者につきま しては 、県の教育委 員会事 務局の職員及 び 県立学校の教職員としております。 なお、市 町立の 小中 学校につ きまし ては 、市町の 教育委 員会 が計画策 定すること となっ て おります。 計画の 2 ページを、 お開き い ただきたく 存じます。 この計画 は、5年間 の前期計 画としてお ります。 計画期間は 、 平成27年度から31年度までの5年間でございます。 次に、 計画の 具体的な目標 を定め ました。計画 の6ペ ージから御覧 い ただけたら と思い ま す。これら の計画 の 趣旨でござ います が 、男性の育 児参加を促 進する と いうことが 大きな 目 的でござい ます。 そ こで、まず 1 つ 目 と い た し ま し て は 、「 子 ど も の 出 生 時 に 全 て の 男 性 職 員 が 育 児 休 暇を取得」 するこ と を新たな目 標とし て 設定したと ころで ご ざいます。 ま た 2 つ 目 の 目 標 と い た し ま し て は 、「 子 ど も の 出 生 時 の 父 親 の 育 児 休 暇の取得日数」を6日という目標を定めたところでございます。 次に、8 ページ を御 覧いただ ければ と存 じます。 3つ目 の目 標といた し ま し て 、「 育 児 休 業 又 は 連 続 し て 取 る 5 日 以 上 の 育 児 休 暇 の 取 得 率 」 を 、 男 性 で は 10パ ー セ ン ト 、 そ し て 、 女 性 で は 100パ ー セ ン ト と す る こ ととしていま す。続 きまして、13ページ を御覧いただ ければ と思います 。 4つ目の目 標とい た しましては 、全体 と いたしまし て、や は り多忙化と いうことが 大きな 問 題となって きてお り ますので、 年間の 超 過勤務時間 数 を 全 員 360時 間 以 下 と し た い 、 と い う ふ う な 目 標 と し て い る と こ ろ で ございます 。これ に 関連いたし まして 、 年次有給休 暇につ き ましても、 年間15日と している ところでご ざいます 。心身のバ ランスを 取るという ことから考 えます と 、ワークラ イフバ ラ ンスという ものが 、 非常に大事 なものであると考えているところでございます。 また、こ うした 目標 の設定の ほかに 、子 どもの出 生を予 定し ている男 性職員につ きまし て 、管理職に 話をし て いただきま して、 管 理職が職員 と面談をい たしま し て、共同し て「出 生 時の休暇計 画」を 作 成するとい うような新 たな取 組 も進めるこ ととし て おります。 以上が プ ランの概要 でございま すが、こ うしたプラ ンを実効 性のあるも のとして いくことが 、 何よりも大 切だと 思 っておりま す。計 画 につきまし ては、 管 理職等の研 修やそれぞ れの職 場 研修を通じ まして 、 広く周知を してい く ということ と同時に、 職場に お ける、子育 てを皆 で 支えていく という 機 運づくりに 努めてまいりたいと考えております。 (委員長) ただ いまの件につ きまし て、御質問等 ござい ませんか。よ ろ しゅうございますか。では、しっかりやってください。 〇愛媛県奨学資金貸付金返還請求訴訟の経過について (委員長) それ では続きまし て、愛 媛県奨学資金 貸付金 返還請求訴訟 の 経過についてお願いします。 (教職員厚生 室長) 愛媛県奨学 資金貸 付金返還請求 訴訟の 経過について 、 御報告させ ていた だ きます。愛 媛県奨 学 資金貸付金 返還金 の 滞納者本人 に対する訴 訟につ き ましては、 3月3 日 に県の勝訴 判決が 言 い渡された ところでご ざいま す けれども、 控訴期 限 の4月8日 までに 控 訴がなされ なかったため、4月9日付けで判決が確定したところでございます。 なお、 連帯保 証人に対する 訴訟に つきましては 、4月 8日に結審し 、 判決言い渡し期日が4月27日に指定されました。 以上、返還請求訴訟の経過の報告でございます。 (委員長) ありがとうございました。よろしくお願いします。 ○文部科学 省スー パ ーサイエン スハイ ス クール及び スーパ ー グローバル ハイスクール指定校について (委員長) それ では、続きま して、 文部科学省ス ーパー サイエンスハ イ スクール及 びスー パ ーグローバ ルハイ ス クールの指 定校に つ いてお願い します。 (高校教育 課長) 松山南高校 がスーパ ーサイエン スハイス クールに、 宇 和島南中等 教育学 校 がスーパー グロー バ ルハイスク ールに 、 文部科学省 からそれぞれ指定されたので、報告いたします。 お手元 の資料 の1ページを 御覧く ださい。スー パーサ イエンスハイ ス クールには、 平成27年度新たに、 25校が 指定されまし た。こ れで、継続 指 定 校 と 合 わ せ て 、 全 国 で 188校 が 指 定 さ れ た こ と に な り ま し た 。 松 山 南高校は4 期連続 の 指定となり 、同様 に 連続して指 定を受 け る学校は、 全国で4校 のみと な っておりま す。松 山 南高校は、 本年度 か ら5年間、 研究に取り組みます。事業経費は、年間900万円であります。 本県では 、今回 指定 を受けた 松山南 高校 と指定3 年目の 宇和 島東高校 の2校が指定校となっております。 事業概 要につ いて御説明い たしま す。お手元の 資料の 2ページを御 覧 ください。 研究開発課 題名は、「持続可能 な発展 の ための科学 教育( S ESD S cience Education for Sustainable Development)」 で 、 高 い レ ベ ルの科学的 探究能 力 の育成、国 際的視 野 の育成、キ ャリア デ ザイン能力 の育成、地 域に対 す るアイデン ティテ ィ の醸成の4 つを目 標 に定め、こ れまで開発 したカ リ キュラムを 実践的 に 発展させ、 科学技 術 関係人材の 育成を行うこととしております。 続いて 、お手 元の資料の3 ・4ペ ージを御覧く ださい 。スーパーグ ロ ーバルハイス クール には、本年度 新たに 、全国で56校 が指定 されました 。 本県では 、今回 指定 された宇 和島南 中等 教育学校 、愛媛 大学 附属高校 と、昨年度 指定され た松山東高 校の合計 3校が指定 校となっ ております 。 宇和島南 中等教 育学 校は、本 年度か ら5 年間、研 究に取 り組 みます。 事業経費は、初年度は1,600万円の予定です。 宇和島 南中等 教育学校の事 業概要 について御説 明いた します。お手 元 の資料の5ページを御覧ください。 研究開発構想 名は、「宇和島のう み・や まから世界を 考える ~Globa l Leader Project from the Local Area~県立中等教育学校のSGチャ レンジ」で す。同 校 では、6年 間で人 材 を育成する という 中 等教育学校 の特徴を生 かしなが ら、学校独 自の教科 「SGアク ション」、「グローバ ル ・ ス キ ル 」 を 設 定 し 、「 S G ア ク シ ョ ン 」 で は 、 地 元 企 業 の 訪 問 研 修 、 国内・国外 のフィ ー ルドワーク 等に取 り 組み、地元 企業の グ ローバル展 開 に 当 た っ て の 諸 課 題 や 今 後 の 展 望 の 考 察 、「 グ ロ ー バ ル ・ ス キ ル 」 で は 、外 国 語 で 表 現 す る 能 力 や プ レ ゼ ン テ ー シ ョ ン な ど 、 総 合 的 な コ ミ ュ ニケーショ ン能力 の 育成などに 取り組 む ことにより 、グロ ー バル・リー ダーの育成 を図る こ ととしてい ます。 ま た、県教育 委員会 、 県内企業、 地元大学等 による 産 官学の連携 により 、 同校の研究 活動を オ ール愛媛で 支援することとしております。 お手元 の資料 の6ページを 御覧く ださい。県教 育委員 会では、二つ の 事業の指定 校等の 成 果発表及び 参加生 徒 との意見交 換を実 施 する愛媛ス ーパーハイ スクー ル コンソーシ アム等 の 開催を通じ 、グロ ー バル社会に 柔軟に対応 できる 幅 広い教養を 身に付 け た人材を育 成する こ とを目的と した、愛媛 スーパ ー ハイスクー ルネッ ト ワークの構 築を図 り 、事業の成 果を県下に普及してまいりたいと考えております。 (委員長) ただい まの件につ きまして 、御質問、 御意見等 ございませ ん か。よろしいですか。 ○愛顔のえひめ知事表彰について (委員長) それ では、続きま して、 愛顔のえひめ 知事表 彰について高 校 教育課。 (高校教育課 長) 長浜高校の、 第58回 日本学生科学 賞にお ける内閣総 理 大臣賞受賞 及び、新 居浜工業高 校の、第 10回高校生 ロボット アメリカン フットボー ル全国 大 会における 優勝に 対 しまして、 本日、 愛 顔のえひめ 賞が贈呈されましたので、御報告いたします。 お手元の 資料 の1ページを御 覧く ださい。長浜高校 は 、平成26年12月 22日、23日に東京 都 の日本科学未来 館で 実施された第58回日 本学生科学 賞 の 中 央 審 査 に お い て 、「 ハ タ ゴ イ ソ ギ ン チ ャ ク 刺 胞 射 出 の 秘 密 」 に 関 する研究発 表を行 い 、内閣総理 大臣賞 、 全国1位を 受賞し ま した。発表 した生徒は 、受賞 当 時1年生で あった 2 名で、水族 館部に 所 属し、研究 活動を続け てきまし た。二人は 、平成27年5月に米 国ペンシ ルベニア州 ピッツバー グで開 催 される世界 最大の 科 学コンテス トIS E F(国際学 生科学技術フェア)へ派遣されることになっております。 お手元の 資料 の2ページを御 覧く ださい。新居浜 工業 高校は、平成27 年2月22日に 神奈川 県のパシフィ コ横浜 で実施された 、第10回高校生ロ ボットアメ リカン フ ットボール 全国大 会 において優 勝し、 文 部科学大臣 賞、これも 全国1 位 を受賞いた しまし た 。大会に出 場した 生 徒は、受賞 当時、電子 機械科 の 3年生であ った2 名 と1年生2 名及び 電 気科の3年 生1名であ り、電 子 機械部に所 属し、 研 究活動を続 けてき ま した。これ らの業績に より、 2 校は、本日 、愛顔 の えひめ賞を 受賞い た しました。 今回の受賞 は、平成 23年に創設 された、 愛顔のえひ め知事表 彰における 文化・スポ ーツ以 外 の分野「そ の他分 野 」に該当す るもの で あり、県立 学校の生徒の受賞としては、7件目と8件目の受賞となります。 (委員長) た。 それ では教育長報 告につ きましては、 以上で 終了いたしま し (5) 議 事 専決処分の承認 〇教職員の報賞について (委員長) 専決処 分の承認につ いてお 諮りいたしま す。義 務教育課長、 2 件続けてお願いします。 (義務教育課主 幹) 平成27年3月26日 に死亡いたしま した 、松山市立粟 井小学校 河合浩 一 教頭の報賞 につき ま して、愛媛 県教育 委 員会教育長 専決規則第 2条第 2 項の規定に より専 決 処分いたし ました の で、同規則 第4条の規定により、ここに報告をいたします。 もう1件、 続きま し て、平成27年4月 7 日に退職い たしま し た、四国 中央市立三 島南中 学 校 石川周 治教諭 の 報賞につき まして 、 愛媛県教育 委員会教育 長専決 規 則第2条第 2項の 規 定により専 決処分 い たしました ので、同規 則第4 条 の規定によ り、こ こ に報告をい たしま す 。御承認の ほど、よろしくお願いいたします。 (委員長) ただいまの2点につきまして、御質問等ございませんか。 (全委員) (委員長) 異議なし。 全員異 議ありませ んので、 専決処分の 2件につ きましては 、 承認されました。 (委員長) ここか ら後は、非 公開案件 の審議に入 りますの で、傍聴人 の 皆様は退席をお願いします。 議案審議 (委員長) 議案第24号を上程する。 〇議案第24号 愛媛県教科用図書選定審議会調査員の任命について (委員長) 議案説明を求める。 (義務教育 課主幹 ) 愛媛県教 科用図 書選定審議会 規則第 3条第3項の 規 定に基づき調査員61名を任命する原案を説明する。 (委員長) 原案について諮る。 (全委員) 異議ない旨答える。 (委員長) (委員長) 原案のとおり可決決定する旨宣する。 議案第25号を上程する。 ○議案第25号 愛媛県教育支援委員会委員の任命及び委嘱について (委員長) 議案説明を求める。 (特別支援 教育課長 ) 愛媛県 教育支援 委員会委員 である県 職員の人事 異 動に伴い、 その後 任 の委員を、 愛媛県 教 育支援委員 会設置 規 則第3条第 2項の規定により任命又は委嘱する原案を説明する。 (委員長) (全委員) 原案について諮る。 異議ない旨答える。 (委員長) 原案のとおり可決決定する旨宣する。 (委員長) 非公開案件終了のため会議を公開する旨宣する。 (6) 閉 会(午後4時43分) (委員長) 以上で 、本日予定 をしてお りました議 案がすべ て終了いた し ました。以上をもちまして、教育委員会4月定例会を閉会いたします。
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