2015年3月期決算

2015年3月期決算
決算説明会
2015年4月30日
CONTENTS
1 2015年3月期 決算
2 2016年3月期 業績予想
3 新経営方針
4 事業戦略
5 補足資料
2
1 2015年3月期 決算
1. 決算概要
2. セグメント別売上高
/営業利益
3. 営業利益増減分析
3
1
2015年3月期 決算
1. 決算概要
連
2014年 3月期
売上高
営業利益
経常利益
当期純損益
1株当たり当期純損益(円)
為替(円/$)
国産ナフサ価格 (円/kℓ)
(億円未満切捨て)
結 ( 前 期 比 )
2015年 3月期
2,873
202
149
102
3,020
195
129
△653
29.37
100
67,300
△187.85
110
63,500
(億円)
増 減
金額
+147
△7
△20
△755
定性情報(前期比)
(売上高) 3,020億円(5%増)
増収要因 : 多結晶シリコン・電子工業用高純度薬品・医薬品原薬などの販売数量増、
苛性ソーダの販売価格是正、
新たに加わった連結子会社の営業開始による増収
(営業利益) 195億円(4%減)
増益要因 : 石油化学製品の損益改善
減益要因 : トクヤママレーシアの減価償却費増
4
%
+5
△4
△14
-
1
2015年3月期 決算
1. 決算概要
連
結 ( 前 期 比 )
2014年 3月期
売上高
営業利益
経常利益
当期純損益
1株当たり当期純損益(円)
為替(円/$)
国産ナフサ価格 (円/kℓ)
2015年 3月期
2,873
202
149
102
3,020
195
129
△653
29.37
100
67,300
△187.85
110
63,500
(億円)
増 減
金額
+147
△7
△20
△755
定性情報(前期比)
(経常利益) 129億円(14%減)
増益要因 : 休止部門費の減少
減益要因 : 支払利息の増加、トクヤママレーシアでの試作費用計上
(当期純損益) △653億円(赤字転落)
増益要因 : 投資有価証券売却益の増加
減益要因 : トクヤママレーシアの多結晶シリコン製造設備の減損損失計上
5
%
+5
△4
△14
-
1
2015年3月期 決算
1. 決算概要
連
結(前期末比)
2014年 3月末
総資産
自己資本
自己資本比率
有利子負債
D/Eレシオ
ネットD/Eレシオ*
1株当たり純資産(円)
(億円)
2015年 3月末
増 減
5,763
2,296
39.9%
2,407
1.05
5,545
1,625
29.3%
2,831
1.74
△217
△670
△10.5ポイント
+424
+0.69
0.74
1.03
+0.29
660.18
467.36
*ネットD/Eレシオ: (有利子負債-現預金・現金同等物・金銭信託)/自己資本
定性情報(前期末比)
(総資産)
減少項目: トクヤママレーシアの多結晶シリコン製造設備の減損損失計上による有形固定資産の
減少
(自己資本)
減少項目: 減損損失計上に伴う利益剰余金の減少
(有利子負債)
増加項目: 長期借入金の増加
6
1
2015年3月期 決算
1. 決算概要
連 結 (2014年9月末比)
2014年 9月末
総資産
自己資本
自己資本比率
有利子負債
D/Eレシオ
ネットD/Eレシオ*
1株当たり純資産(円)
(億円)
2015年 3月末
増 減
5,526
1,483
26.8%
2,951
1.99
5,545
1,625
29.3%
2,831
1.74
+18
+142
+2.5ポイント
△119
△0.25
1.25
1.03
△0.22
426.31
467.36
*ネットD/Eレシオ: (有利子負債-現預金・現金同等物・金銭信託)/自己資本
定性情報(2014年9月末比)
(自己資本)
増加項目: 事業利益の計上、投資有価証券売却益(104億円)等による利益剰余金の増加
(有利子負債)
減少項目: 借入金の減少
7
1
2015年3月期 決算
2. セグメント別売上高/営業利益
( 前 期 比 )
(億円)
2014年3月期
売上高
2015年3月期
営業利益
売上高
営業利益
売上高
%
営業利益
%
化成品
864
22
919
50
+54
+6
+28 +126
特殊品
524
60
554
41
+29
+6
△19
△32
セメント
789
66
812
44
+22
+3
△22
△33
ライフアメニティー
570
48
584
51
+13
+2
+2
+6
その他
472
41
514
60
+41
+9
+18
+45
計
3,222
240
3,385
248
+162
+5
+7
+3
セグメント間消去・
全社費用
△349
△37
△364
△52
△15
-
△15
-
連結決算
2,873
202
3,020
195
+147
+5
△7
△4
(注)各事業セグメントの売上高・営業利益にはセグメント間取引を含む
8
増 減
1
2015年3月期 決算
3. 営業利益増減分析
セグメント別
(
前
期
比
)
(億円)
半導体関連製品販売数量増(+)
トクヤママレーシア償却負担増(-)
△19
医薬品原薬等販売数量増(+)
樹脂サッシ販売数量減(-)
+28
202
△22
195
+3
+2
石化製品の損益改善(+)
苛性ソーダの販売価格是正(+)
14年3月期
9
化成品
特殊品
販売数量減(-)
物流コスト増(-)
のれん償却費増(-)
セメント
研究開発費増(-)
その他要因(+)
ライフ
アメニティー
その他・
全社費用
15年3月期
1
2015年3月期 決算
3. 営業利益増減分析
要因別
202
(
前
期
比
)
(億円)
化成品(+)
特殊品(―)
+1
△6
化成品(+)
特殊品(+)
セメント(-)
ライフアメニティー(+)
△2
195
減価償却費増(-)
販管費の増加(-)
原燃料価格の下落(+)
その他(+)
14年3月期
数量差
販売価格差
その他
15年3月期
(注)数量差=(当期の販売数量-前年同期の販売数量)×(前年同期の販売単価-前年同期の変動費単価)
販売価格差=(当期の販売単価-前年同期の販売単価)×当期の販売数量
その他は変動費単価差及び固定費差など
10
2 2016年3月期 業績予想
1. 今後の事業環境と取り組み
2. 業績予想の前提
3. 業績予想
4. セグメント別業績予想
5. 営業利益の増減
11
2
2016年3月期 業績予想
1. 今後の事業環境と取り組み
化成品
◆原油、石炭など原燃料価格の急激な変動と販売価格への影響など、事業環境は依然不透明で
楽観できない状況が続くと予想
・事業構造の再構築、徹底したコスト削減より収益確保に努める
特殊品
◆半導体・太陽電池市場ともに需要は堅調な推移が見込まれるものの、多結晶シリコンは依然とし
て供給過剰が解消せず厳しい事業環境が続くと予想
・トクヤママレーシアで、太陽電池向け多結晶シリコンのフル生産体制の確立、徳山製造所では
半導体向けの最適生産体制の確立と高品質化対応を急ぐ
セメント
◆人手不足による工事の遅れ等の影響が長引き、国内需要はおおむね横ばいで推移すると予想
・製品出荷設備や輸送能力の増強によるコスト増が見込まれるものの、経費等の徹底した削減に
より収益確保に努める
ライフアメニティー
◆国内市場は景気回復の広がりと消費拡大が見込まれる一方、海外市場は特に新興国の景気下
振れが懸念される
・顧客のニーズに対応した新製品の開発に注力し、成長市場への拡販に取り組む
12
2
2016年3月期 業績予想
2. 業績予想の前提
15年3月期
上期実績
国産ナフサ価格
(円/kℓ)
為 替
(円/$)
13
15年3月期
下期実績
15年3月期
通期実績
16年3月期
通期予想
70,400
56,500
63,500
46,000
103
117
110
115
2
2016年3月期 業績予想
3. 業績予想
連結(予想の前期比)
2015年3月期 実績
2016年 3月期 予想
当期純利益
3,020
195
129
△653
3,120
210
140
80
1株当たり当期純利益(円)
為替(円/$)
国産ナフサ価格 (円/kℓ)
△187.85
110
63,500
23.00
115
46,000
売上高
営業利益
経常利益
(億円)
増 減
金額
%
+99
+14
+3
+8
+10
+733
+8
-
定性情報(前期比)
(売上高)
増収要因: 多結晶シリコン、セメントの販売数量増
(経常利益)
増益要因: 営業利益の増加
(営業利益)
増益要因: 費用の削減
減益要因: トクヤママレーシアの減価償却費増
(当期純利益)
増益要因: 前期に計上した減損損失が当
期は発生しないことによる特別損益の改善
14
2
2016年3月期 業績予想
4. セグメント別業績予想
(予想の前期比)
(億円)
2015年3月期実績
2016年3月期予想
売上高
売上高
営業利益
営業利益
増 減
売上高
%
営業利益
%
化成品
919
50
870
60
△49
△5
+9 +19
特殊品
554
41
660
10
+105
+19
△31 △76
セメント
812
44
860
70
+47
+6
+25 +57
ライフアメニティー
584
51
580
55
△4
△1
その他
514
60
560
40
+45
+9
△20 △34
3,385
248
3,530
235
+144
+4
△13
△5
セグメント間
消去・全社費用
△364
△52
△410
△25
△45
-
+27
-
連結決算
3,020
195
3,120
210
+99
+3
+14
+8
計
(注)各事業セグメントの売上高・営業利益にはセグメント間取引を含む
15
+3
+7
2
2016年3月期 業績予想
4. セグメント別業績予想
特殊品
売上高
(億円)
528
524
60
営業利益
660
554
41
10
3
13/3
14/3
トクヤマ単体
トクヤママレーシア単体
16
15/3
売上高
営業利益
売上高
営業利益
16/3
(予想)
15/3
16/3(予想)
476
87
43
△43
552
85
129
△81
2
2016年3月期 業績予想
5. 営業利益の増減
( 予 想の 前期比 )
(億円)
セグメント別
原燃料価格の下落(+)
販売価格の軟化(-)
全社の費用削減(+)
195
販売数量増(+)
全社の費用削減(+)
+7
+9
+3
△31
トクヤママレーシアの償却費増(-)
全社の費用削減(+)
15年3月期
17
210
化成品
特殊品
+25
全社の費用削減(+)
販売数量増(+)
全社の費用削減(+)
セメント
ライフ
アメニティー
その他・
全社費用
16年3月期
予想
2
2016年3月期 業績予想
5. 営業利益の増減
( 予 想の 前期比 )
(億円)
要因別
+84
△93
原燃料価格下落(+)
費用削減(+)
減価償却費増(△)
210
195
+23
化成品(+)
特殊品(+)
セメント(+)
ライフアメニティー(+)
15年3月期
18
数量差
化成品(△)
特殊品(△)
販売価格差
その他
(注)数量差=(当期の販売数量-前年同期の販売数量)×(前年同期の販売単価-前年同期の変動費単価)
販売価格差=(当期の販売単価-前年同期の販売単価)×当期の販売数量
その他は変動費単価差及び固定費差など
16年3月期
予想
3 新経営方針
1. 現状認識と課題
2. 経営方針
19
3
新経営方針
1. 現状認識と課題
現状認識
マレーシア第1期プラント(PS-1)の減損処理等により、857億円の特別損失を計上、
マレーシア第1期プラント(PS-1)の減損処理等により、860億円の特別損失を計上、
15年3月末の自己資本は1600億円、自己資本比率は28%台まで減少。依然事業環
15年3月末の自己資本は1625億円、自己資本比率は29%台まで減少。依然事業環
境が厳しい太陽電池市場において、マレーシア第2期プラントへの投資1300億円超の
境が厳しい太陽電池市場において、1300億円を投じたマレーシア第2期プラントの稼
回収を残している状況に鑑みれば、財務状態が盤石とは言えない
働が本格化していない状況に鑑みれば、財務状態は健全とは言えない
化成品、セメント、ライフアメニティーなどの既存事業は、これまでの合理化等の取り
組みに加え、円安や需要回復などの追い風もあり、収益は堅調に推移
喫緊の経営課題
財務基盤の立て直し
多結晶シリコン事業再構築(マレーシア黒字化)
既存事業の更なる収益力強化
20
3
新経営方針
2. 経営方針 (1)財務基盤の立て直し
①財務戦略
基本方針
当面は、自己資本回復、有利子負債の削減(返済原資となるフリーキャッシュ・フロー
の確保)、格付(BBB)の維持を最優先に取り組む
施策
21
資産圧縮、
現金化
・投資有価証券の売却
・遊休資産・不動産の売却、流動化
・非中核事業の見直し
キャッシュアウト
抑制
・投資・修繕費の削減(償却の75%を目安とした厳選投資)
・支払利息の低減(有利子負債残高の削減)
・役員報酬カット、人件費カット
・東京本部・大阪支店の移転、規模縮小
・費用削減(経費、購買費、物流費)
キャッシュイン
増大
・既存事業の収益力強化
・既存事業の周辺領域における新製品の開発、拡大
3
新経営方針
2. 経営方針 (1)財務基盤の立て直し
②全社の費用削減(収益改善計画)
2014年度までの実績
2015年度以降の取り組み
経費・購買費・人件費等の緊急的な削減、
石炭等原燃料価格の下落により、14年3月期、
15年3月期度ともに計画を上回る実績
費用削減額(13年3月期対比) (億円)
83
人件費 18
修繕費 15
物流費 7
購買費 29
経費 12
14年3月期実績
22
・人件費の緊急的削減
・修繕費、経費、購買費等の削減継続
・本社間接部門のスリム化
・生産性の向上、構造改革により、恒久的な
費用削減を目指す
研究テーマ事業化中止に伴う
資産等の一括費用計上
(研究開発費△15)
74
人件費 13
修繕費 8
物流費 1
購買費 54
経費 △3
15年3月期実績
123
人件費 26
修繕費 8
物流費 0
購買費 71
経費 17
16年3月期計画
(注1)購買費、物流費は数量、為替による増減を除く
(注2)費用削減額は削減対象となっている支出の13年3月期比減少額。この金額から在庫影響等を除いたものが損益への影響額となる
3
新経営方針
2. 経営方針 (1)財務基盤の立て直し
( 連
結 )
③財務目標(自己資本、有利子負債、D/Eレシオ)
2018年3月期までにD/Eレシオ≦1.0を目指し自己資本の回復、有利子負債の削減を進める
自己資本
有利子負債
Net D/Eレシオ
D/Eレシオ
2,831
2,492
2,411
2,373
1.74
2,407
2,296
2,175
1,877
1,835
0.86
0.60
0.52
0.21
959
09/3
23
1.05
0.42
1,000
0.02
10/3
0.52
1,262
1,486
0.59
1.00
1.03
1,625
0.74
0.22
0.01
11/3
12/3
13/3
14/3
15/3
16/3
(計画)
17/3
(計画)
18/3
(計画)
3
新経営方針
2. 経営方針 (1)財務基盤の立て直し
④利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
利益配分につきましては、株主の皆様への継続的な安定配当を基本とし、業績の推移
と中長期事業計画を勘案して実施しています。
2015年3月期の配当については、当期純損失計上による純資産の毀損に鑑み、
事業リスクを考慮した健全な財務体質への回復を優先すべきと判断し、
誠に遺憾ですが無配とさせていただきます。
次期の配当予想につきましても同様の理由から中間、期末とも無配とさせていただきま
す。当社といたしましては、財務体質の早期回復、安定的な収益力の構築を図り、早期
に株主の皆様に復配できるよう努めてまいります。
株主、投資家の皆様には何卒ご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2010.3
2011.3
2012.3
2013.3
2014.3
2015.3
2016.3予
中間配当金(円)
3.0
3.0
3.0
0.0
3.0
0.0
0.0
期末配当金(円)
3.0
3.0
3.0
3.0
3.0
0.0
0.0
配当性向(%)
25.5
21.4
22.3
-
20.4
-
-
(注) 2012年度及び2014年度の配当性向については、当期純損失であるため記載しておりません。
24
3
新経営方針
2. 経営方針 (2)多結晶シリコン事業再構築
トクヤママレーシアの黒字化、徳山製造所の最適生産体制の確立を急ぐ
~2014年度
P
S
1
トクヤママレーシア
※
製造能力:13,800トン/年
(太陽電池向け)
※PS-1の能力を除く
P
S
2
13年2月建設完了
14年9月減損処理
※
※休止中の能力を除く
25
2017年度
太陽電池向けでの事業性
および有効活用策の検討
12年2月建設開始
15年10月~定修 プロセス改良による
14年10月営業運転開 16年1月~フル生 更なるコストダウン
産体制確立
単月黒字化達成
始
14年1月建設完了
12年8月多結晶シリコン市
況低迷を受け減産開始
製造能力:6,200トン/年
(半導体向け)
2016年度
11年2月建設開始
09年4月増設完了
(→9,200トン/年)
徳山製造所
2015年度
13年3月減損処理
通期黒字化
達成
半導体向けグレードの需要に対応した
最適生産、安定供給(休止ラインの再稼働)
高品質化対応、コスト低減
3
新経営方針
2. 経営方針 (3)既存事業の更なる収益力強化
既存・新規事業の収益向上(収益改善計画)
2014年度までの実績
2015年度以降の取り組み
既存事業の構造改革推進、新規事業立ち
上げ
既存事業の構造改革継続・完遂、新規事業
の拡大、強みの強化・顕在化
26
化成品
化成品
・液化水素事業立ち上げ
・塩ビ事業構造改革決定
・ソーダ灰共同事業会社営業開始
・酸化プロピレン製造能力増強
・液化水素事業拡大検討
・塩ビ樹脂千葉工場停止
・ソーダ灰国内製造1社体制の確立
特殊品
特殊品
・窒化アルミニウム製造能力増強
・乾式シリカ高機能品拡充
・新規放熱材料の製品化検討
・現像液製造能力増強の検討
3
新経営方針
2. 経営方針 (3)既存事業の更なる収益力強化
既存・新規事業の収益向上(収益改善計画)
2014年度までの実績
2015年度以降の取り組み
既存事業の構造改革推進、新規事業立ち
上げ
既存事業の構造改革継続・完遂、新規事業
の拡大、強みの強化・顕在化
セメント
セメント
・廃石膏ボードリサイクル事業立ち上げ
・クリンカ輸出インフラ強化
・廃石膏ボードリサイクル事業拡大
・インフラ補修・補強事業拡大
ライフアメニティー
・ジェネリック医薬品向け原薬の拡販
・歯科器材の海外展開加速
ライフアメニティー
・紙おむつ向け微多孔質フィルムの拡販
・フォトクロミック材料の販売数量増
・ジェネリック医薬品向け原薬の生産体制整備
研究開発
・既存事業・技術の強みを生かした新製品開発
27
3
新経営方針
2. 経営方針
18年3月期の新中期経営計画については、現在策定中。
100周年ビジョン 「挑戦と変革」
・国際競争力の強化
営業利益
売上高
収益改善計画
(億円)
353
3,074
太陽電池向け
多結晶シリコン市況急落
3,009
2,731
227
164
2,897
2,823
28
10/3
195
202
137
11/3
3,020
3,120
2,586
210
3ヵ年計画
第2ステップ
「成長を加速する進化」
67
攻めるための更なる選択と集中
多結晶シリコン生産能力増強(徳山)
マレーシアプラント起工
09/3
・多結晶シリコン事業の再構築
・既存・新規事業の収益向上
・全社の収益改善
2,873
201
3ヵ年計画
第1ステップ
「テイク・オフ」
08/3
・戦略的成長事業の強化
12/3
13/3
14/3
15/3
16/3
予想
17/3
計画
18/3
計画
3
新経営方針
2. 経営方針
まとめ
多結晶シリコン事業で毀損した純資産の増強を図るべく、財務基盤の立て直し
を最優先課題に位置付け、経営改革を断行します。顧客起点に立ち既存事業
をベースに収益力の高い強い企業体になるために、業務のあり方・組織体制
を見直し、生産性・効率性を向上させ事業の拡大を図ります。
なお、収益目標を含めた2015年度からの新中期経営計画は現在策定中です。
次回2016年3月期第1四半期決算発表時に公表する予定です。
株主・投資家の皆様をはじめ、ステークホルダーの皆様方からの引き続きの
ご支援とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
29
4 事業戦略
1. 全社事業ポートフォリオ
2. 化成品セグメント
3. 特殊品セグメント
4. セメントセグメント
5. ライフアメニティーセグメント
30
4
事業戦略
1. 全社事業ポートフォリオ
既存事業の強化・再構築・入れ替えと周辺領域における新製品開発・事業拡大により、
事業環境の変動に対して強靭かつバランスのとれた事業ポートフォリオを構築する
世界市場で成長が見込まれる産業で、規模
の拡大や製品差別化により、事業・収益力
の強化を図る:
海外売上高比率
グルーバル・収益拡大型
-10.0%
多結晶シリコン、乾式シリカ、シェイパル
ファインケミカル、微多孔質フィルム、医療診断シス
テム、歯科材料、ガスセンサ、イオン交換膜
国内・安定収益型
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
営業利益率
主に国内で使用される素材、部材を扱う産業で、コスト削減や合理化等により、安定した収益力の確保を図る:
セメント、資源環境、ソーダ・塩カル、クロルアルカリ・塩ビ、ポリオレフィンフィルム、樹脂サッシ
31
4
事業戦略
2. 化成品セグメント
基本方針
安定的な利益を計上し、全社の収益を下支えするとともに、事業ポートフォリオの見直し
により更なる成長を目指す
施策
売上高
<ソーダ・塩カル事業>
トクヤマ・セントラルソーダ設立によるソーダ灰
供給国内1社体制、安定販売体制の確立
<クロルアルカリ・塩ビ事業>
864
60
50
塩素誘導品の収益力強化(酸化プロピレン増
強、PVC合理化、新製品開発など)
22
4
13/3
32
870
773
苛性ソーダの更なる原価低減を目指した自家発
電+電解の競争力強化
水素有効利用の促進(液化水素、燃料代替)
919
営業利益
(億円)
14/3
15/3
16/3
(予想)
4
事業戦略
2. 化成品セグメント
事業再構築・競争力強化の取り組み
酸化プロピレン増強
(14年9月)
需要に対応した供給体制構築
酸化プロピレン
ソーダ灰・塩カル事業統合
EDC VCM PVC
15年6月以降、国内のソーダ灰
生産はトクヤマ1社体制に
Cl2
(塩素)
塩化物
徳山製造所
ソーダ・電解チェーン
原塩
ソーダ灰・
塩化カルシウム
クロロメタン
(15年9月末)
競争力の高い徳山工場へ
PVC生産を集約
多結晶シリコン
電解
発電所
H2
(水素)
苛性ソーダ
水素の有効利用
自家発電+電解の競争力強化
33
新第一塩ビ千葉工場を停止
液化水素事業の拡大検討
製造所の代替燃料として活用
4
事業戦略
3. 特殊品セグメント
基本方針
顧客や市況など市場環境の変化を的確にとらえた販売戦略・最適生産体制を推進する
施策
売上高
<多結晶シリコン(半導体向けグレード)事業>
(億円)
既存ユーザーとの関係強化、取引拡大
徳山製造所における安定供給、高品質化対応
<多結晶シリコン(太陽電池向けグレード)事業>
660
60
524
528
トクヤママレーシアのフル稼働、コストダウン
品質・コスト競争力を武器にシェア拡大を図り、市
場におけるTOKUYAMAのプレゼンスを確立する
<乾式シリカ事業>
高機能品の拡充、徳山化工との最適生産確立
<シェイパル(窒化アルミニウム)事業>
生産能力増強と「放熱」市場での事業拡大
34
営業利益
554
41
10
3
13/3
14/3
15/3
16/3
(予想)
4
事業戦略
3. 特殊品セグメント
多結晶シリコン事業(半導体向けグレード)
高機能化の進むスマートフォン向けを筆頭に、半導体市場は今後も年平均3-4%の
成長が期待される。
半導体の高性能化(微細化)進行で、原料である多結晶シリコンへの品質要求レベル
も年々高まっている。
・品質競争力のある徳山製造所の増産(休止ラインの再稼働)も視野に、需要に対応
した生産体制を確立する
・顧客のニーズを的確に把握し、迅速に対応することで、更なる品質向上を目指し、
顧客との関係強化・取引拡大を図る
(10億US$)
Logic
400
製品別半導体市場
Memory
Opto
Analog
Sensors
多結晶シリコン市場(半導体向け)
(トン)
30,000
Micro
Discrete
25,000
300
20,000
200
15,000
10,000
100
5,000
多結晶シリコン
35
0
0
2012
2013
2014
2015
2016
(注)WSTS公表データを基に当社作成
2012
2013
2014
2015
2016
(注)I当社予測
4
事業戦略
4. セメントセグメント
基本方針
事業環境の変化に対応した最適な製造・販売・物流体制の整備と海外事業及び
新規事業の育成・強化
施策
売上高
<セメント事業>
石炭削減・可燃系廃棄物受入増を軸とした原価
低減
クリンカ輸出体制の確立とトクヤマニューカレド
ニアの安定操業
789
699
36
860
70
66
53
44
トクヤマエムテックによるインフラの補修・補強事
業の拡充
<資源環境事業>
トクヤマ・チヨダジプサムによる廃石膏ボードリサ
イクル事業の拡大(関東工場の建設開始)
812
営業利益
(億円)
13/3
14/3
15/3
16/3
(予想)
4
事業戦略
4. セメントセグメント
インフラ補修・補強事業(トクヤマエムテック)
社会問題化しているインフラ再生に関する新しい技術ニーズに加え、東京オリンピック
開催に伴うインフラ整備案件増加が見込まれる
ユーザーと密着した開発体制を構築するため、千葉県袖ヶ浦市の工場隣接地に、
首都圏セメント建材開発センター を設立、15年1月より稼働開始
耐震補強、橋脚、道路、港湾、トンネル、地盤改良の6分野の製品を重点的に開発し、
トクヤマエムテックのインフラ補修・補強事業拡大を図る
災害復旧費
更新費
[兆円] 維持管理費
インフラ維持管理・更新費の長期予測
12
10
災害復旧費
更新費
維持管理費
8
6
4
2
0
インフラの補修事例(老朽化した高架橋補修)
37
1965
75 80
90
2000
10
20
30
40
50
(注)国土交通省「国土交通白書2012」より当社作成
60
4
事業戦略
5. ライフアメニティーセグメント
基本方針
顧客起点の開発・製造・販売体制の確立・強化により、国内外の市場で優位な
ポジションを獲得、事業の拡大を図り、人々の生活・健康(QOL)の改善に貢献する
施策
売上高
(億円)
<NF事業(微多孔質フィルム)>
中国事業の収益拡大
<ファインケミカル事業>
眼鏡レンズ用フォトクロミック材料のシェア拡
大、ジェネリック医薬品向け原薬の拡販継続
<ポリオレフィンフィルム事業(サン・トックス)>
新規グレードの開発・拡販とコストダウン
<ガスセンサ(フィガロ技研)>
新製品の市場投入、オートメーション化の推進
による収益拡大
<歯科器材(トクヤマデンタル)>
新製品の上市、海外展開の加速
38
営業利益
570
510
48
584
51
580
55
15/3
16/3
(予想)
29
13/3
14/3
4
事業戦略
5. ライフアメニティーセグメント
ガスセンサ事業(フィガロ技研)
新製品(MEMS*タイプガスセンサ)の市場投入
モバイル機器や、環境モニター、監視ロボットなど
様々なM2M機器への応用できるセンサを開発
 世界最小クラス
0.99mm×2.5mm×3.2mm
 低消費電力
センサ(全品種)の販売計画
5ヵ年計画
(百万個)
販売数量(単位:百万個)
16.8 17.6
19.1 19.8
21.2
22.4
従来品210mWから15mWに低減
*MEMS: Micro Electro Mechanical Systems
オートメーション化の推進
主力製品である電気化学式COセンサの製造ライン
をオートメーション化した
 品質の向上
 低コスト化
 大量生産
39
2014 2015 2016 2017 2018 2019
5 補足資料
1. 連結財務諸表(要約)
2. キャッシュ・フローの状況
3. 営業外損益の内訳
4. 特別損益の内訳
5. セグメント別売上高/営業利益
6. 主要指標
7. 業績推移
8. 主要原燃料価格推移
9. 設備投資額・減価償却費推移
10. 有利子負債残高推移
11. フリー・キャッシュフロー推移
12. 業績予想(上期・下期)
13. 主要グループ会社
14. 多結晶シリコン市場動向
15. 太陽電池市場動向
41
5
補足資料
1. 連結財務諸表(要約)
損 益 計 算 書
(億円)
増 減
2014年 3月期
売上高
売上原価
販管費
営業利益
営業外損益
経常利益
特別損益
税前当期純損益
法人税等
当期純損益
42
2015年 3月期
金額
%
2,873
3,020
+147
+5
2,069
600
2,189
636
+119
+35
+6
+6
202
195
△7
△4
△53
△66
△13
-
149
129
△20
△14
△20
△779
△758
-
129
△649
△779
-
27
3
△23
△87
102
△653
△755
-
5
補足資料
1. 連結財務諸表(要約)
2014年 3月末
2015年 3月末
(億円)
増 減
金額
%
5,763
5,545
△217
△4
流動資産
1,916
2,439
+523
+21
有形固定資産
3,231
2,533
△697
△28
無形固定資産
101
97
△3
△4
投資その他の資産
514
474
△40
△8
資産合計
2014年 3月末
2015年 3月末
増 減
金額
%
3,398
3,850
+452
+12
流動負債
992
1,172
+180
+15
固定負債
2,405
2,677
+272
+10
2,364
1,694
△670
△40
負債合計
純資産合計
43
貸 借 対 照 表
5
補足資料
2. キャッシュ・フローの状況
連
結
(億円)
2014年 3月期
2015年 3月期
営業活動によるキャッシュ・フロー①
341
307
投資活動によるキャッシュ・フロー②
△644
△255
フリー・キャッシュ・フロー③(①+②)
△302
52
459
405
14
3
現金及び現金同等物の増減額⑥(③+④+⑤)
171
461
現金及び現金同等物の期首残高⑦
524
699
4
0
699
1,161
財務活動によるキャッシュ・フロー④
現金及び現金同等物に係る換算差額⑤
連結の範囲変更及び連結子会社の決算期変更に伴
う増減額⑧
現金及び現金同等物の期末残高⑨(⑥+⑦+⑧)
44
5
補足資料
連
( 前
3. 営業外損益の内訳
2014年
3月期
営
業
外
収
益
営
業
外
費
用
受取利息・配当金
期
2015年
3月期
結
比 )
差損益
5
7
+1
その他
24
21
△3
計
30
28
△1
支払利息・社債利息
27
47
△20
その他
56
47
+8
計
83
94
△11
△53
△66
△13
営業外損益
(億円)
備 考
為替差益減 △4
借入関連費用
(前期に発生) +17
休止部門費減 +14
試作費用
△15
為替差損
△4
(注)差損益の表示は、利益を+、損失を△としている
45
5
補足資料
4. 特別損益の内訳
連
( 前
期
結
比 )
(億円)
2014年
3月期
2015年
3月期
特 別 利 益
6
105
特 別 損 失
27
884
特 別 損 益
△20
△779
差損益
備 考
+98 投資有価証券売却益
固定資産減損損失
△857 購入契約損失(引当含む)
+100
△756
△109
△758
(注)差損益の表示は、利益を+、損失を△としている
46
5
補足資料
5. セグメント別売上高/営業利益
化成品
増収増益
売上高
営業利益
(億円)
919
864
50
22
2014年3月期
47
( 前 期 比 )
定性情報
(苛性ソーダ)
・国内向け販売数量の増加
・原料価格上昇に対応した価格是正
(ソーダ灰・塩化カルシウム)
・トクヤマ・セントラルソーダ営業開始による増収
(塩ビモノマー)
・国産ナフサ価格の下落による原料コストの減少
・アジア市況の改善及び円安による損益改善
2015年3月期
(塩ビ樹脂)
・住宅着工数落ち込みによる販売数量減
・原料価格上昇に対応した価格是正
5
補足資料
5. セグメント別売上高/営業利益
特殊品
増収減益
売上高
営業利益
(億円)
60
524
( 前 期 比 )
554
41
定性情報
(多結晶シリコン)
・半導体向けは、スマートフォンなど携帯端末の
需要の伸長を背景に販売数量増
・太陽電池向けは、トクヤママレーシアからの
出荷開始により販売数量増
(乾式シリカ)
・半導体用研磨材向けを中心に販売数量増
2014年3月期
2015年3月期
(窒化アルミニウム)
・パワーデバイスやLED向けを中心に販売数量増
(電子工業用高純度薬品)
・半導体及び液晶製造向けに販売数量増
48
5
補足資料
5. セグメント別売上高/営業利益
セメント
増収減益
売上高
営業利益
(億円)
812
789
( 前 期 比 )
66
44
定性情報
(セメント)
・人手不足、天候不順による工事遅れの影響で
国内販売数量減
・需要が堅調なアジア向けに輸出数量増
・セメントタンカー新造等による物流コストの増加
・広島トクヤマ生コン営業開始による増収
(資源環境事業)
・クリンカー生産量の減少に伴い廃棄物受入量減
2014年3月期
49
2015年3月期
5
補足資料
5. セグメント別売上高/営業利益
ライフアメニティー
増収増益
売上高
営業利益
(億円)
584
570
48
2014年3月期
50
51
2015年3月期
( 前 期 比 )
定性情報
(医薬品原薬)
・ジェネリック医薬品向けを中心に販売数量増
(プラスチックレンズ関連材料)
・フォトクロミック材料の販売数量増
(微多孔質フィルム)
・天津工場稼働開始により販売数量増
(ポリオレフィンフィルム)
・コンビニ向けを中心に販売数量増
・原料価格上昇に対応した販売価格是正
(ガスセンサ)
・ガス警報器や空気清浄機用途を中心に
販売数量増
(医療診断システム)
・血液検査向けに販売数量増
・コストダウンによる利益率改善
(樹脂サッシ)
・消費増税による需要の反動減で販売数量減
5
補足資料
6. 主要指標①
設備投資額
51
( 前 期 比 )
2014年3月期
2015年3月期
連結
連結
単体
単体
増 減
連結
単体
億円
610
51
253
83
△357
+32
減価償却実施額 億円
167
113
188
104
+21
△8
研究開発費
億円
87
64
101
78
+14
+14
金融収支
億円
△21
19
△40
36
△18
+17
5
補足資料
6. 主要指標②
有利子負債
期末人員
52
(前期末比)
2014年3月末
2015年3月末
連結
連結
単体
単体
増 減
連結
単体
億円
2,407
2,200
2,831
2,626
+424
+425
人
5,756
2,041
5,852
1,970
+96
△71
5
補足資料
6. 主要指標③
(予想の前期比)
(億円)
53
2016年3月期
予想
2015年3月期
実績
連結
連結
単体
単体
増 減
連結
単体
設備投資額
189
100
253
83
△64
+16
減価償却費
222
110
188
104
+33
+6
研究開発費
95
70
101
78
△6
△8
5
補足資料
7. 業績推移
連
結
(
通
期
)
利益(億円)
売上高(億円)
4,000
1,000
3,500
3,000
2,927
3,074
3,009
2,731
2,897
2,823
2,500
3,020
2,873
3,120
750
2,586
2,000
1,500
1,000
500
500
347
316
184
353
227
303
164
203
188
0
153
74
202
201
195
137
67
173
97
93
115
149
102
129
210
250
140
80
0
32
△55
-500
-1,000
-250
-1,500
-2,000
売上高
営業利益
-2,500
経常利益
当期純利益
△379
-500
△653
-3,000
-750
07/3
54
08/3
09/3
10/3
11/3
12/3
13/3
14/3
15/3
16/3予
5
補足資料
7. 業績推移
(
四
半
期
)
連結
(億円)
900
90.0
800
700
706
728
79477.6
712
800
726
55.7
47.0
500
46.9
50.1
60.0
52.7
50.0
36.6
31.0
40.0
300
30.0
200
20.0
100
10.0
0
0.0
2013.1Q 2013.2Q 2013.3Q 2013.4Q 2014.1Q 2014.2Q 2014.3Q 2014.4Q
売上高(左軸)
55
80.0
70.0
643
600
400
781
営業利益(右軸)
5
補足資料
7. 業績推移
(
四
半
期
)
化成品
(億円)
300
30.0
250
211
224
224
226
204
241
238
25.0
212
200
20.0
150
12.7
100
11.8
13.4
12.5
15.0
10.0
8.3
6.1
50
3.6
4.2
5.0
0
0.0
2013.1Q 2013.2Q 2013.3Q 2013.4Q 2014.1Q 2014.2Q 2014.3Q 2014.4Q
売上高(左軸)
56
営業利益(右軸)
5
補足資料
7. 業績推移
(
四
半
期
)
特殊品
(億円)
400
40.0
37.8
350
35.0
300
30.0
250
25.0
200
172
150
100
102
5.4
50
131
10.5
118
17.1
111
9.9
129
169
143
15.0
9.4
10.0
7.1
4.7
0
5.0
0.0
2013.1Q 2013.2Q 2013.3Q 2013.4Q 2014.1Q 2014.2Q 2014.3Q 2014.4Q
売上高(左軸)
営業利益(右軸)
57
20.0
5
補足資料
7. 業績推移
(
四
半
期
)
セメント
(億円)
250
200
150
25.0
191
217
19.9
208
19.0
216
193
193
208
20.0
173
13.3
14.7
14.4
15.0
13.1
9.1
100
7.3
50
5.0
0
0.0
2013.1Q 2013.2Q 2013.3Q 2013.4Q 2014.1Q 2014.2Q 2014.3Q 2014.4Q
売上高(左軸)
58
10.0
営業利益(右軸)
5
補足資料
7. 業績推移
(
四
半
期
)
ライフアメニティー
(億円)
200
20.0
17.7
164
150
125
145
13.3
134
160
140
13.9
11.9
10.2
100
137
146
15.0
15.0
10.7
10.0
7.3
50
5.0
0
0.0
2013.1Q 2013.2Q 2013.3Q 2013.4Q 2014.1Q 2014.2Q 2014.3Q 2014.4Q
売上高(左軸)
59
営業利益(右軸)
5
補足資料
8. 主要原燃料価格推移
豪州一般炭スポット価格
($/トン)
国産ナフサ価格
(円/kℓ)
75000
70000
110
豪州一般炭
100
90
65000
80
60000
70
55000
50000
60
国産ナフサ
50
45000
40
2012年度
60
2013年度
2014年度
5
補足資料
9. 設備投資額・減価償却費推移
設備投資額(連結子会社)
(億円)
設備投資額(単体)
減価償却費(連結)
975
1,000
900
776
800
700
610
600
525
500
48
200
636
370
400
300
816
226
376
96
265
358
314
232
225
25
181
214
229
559
284
111
169
167
100
0
61
253
222
189
188
88
201
274
477
154
133
139
159
51
83
100
07/3
08/3
09/3
10/3
11/3
12/3
13/3
14/3
15/3
16/3予
5
補足資料
10. 有利子負債残高推移
(億円)
短期借入金
連
長期借入金
結
社債
D/Eレシオ
4,000
1.74
3,500
3,000
0.86
2,500
2,000
0.47
0.52
0.37
0.32
0.42
0
62
2,407
500
1,877
500
500
1,262
835
348
500
2,831
0.60
1,486
1,500
1,000
0.52
1.05
720
300
959
642
200
151
683
686
737
588
170
165
225
249
353
255
406
09/3
10/3
11/3
12/3
13/3
14/3
15/3
201
231
188
250
170
222
06/3
07/3
08/3
285
1,925
500
1,000
351
1,652
1,023
5
補足資料
11. フリー・キャッシュフロー推移
連
結
(億円)
600
476
400
424
342
341
307
270
293
220
200
370
170
116
52
0
△ 70
△ 200
△ 225
△ 140
△ 256
△ 306
△ 400
△ 364
△ 302
△ 255
△ 436
△ 514
△ 600
△ 576
△ 565
△ 606
△ 644
△ 800
△ 885
△ 1,000
07/3
08/3
09/3
10/3
営業キャッシュフロー
63
11/3
投資キャシュフロー
12/3
13/3
フリーキャッシュフロー
14/3
15/3
5
補足資料
12. 業績予想(上期・下期)
連
結 ( 前 期 比 )
(億円)
2015年3月期
上期
下期
2016年3月期 予想
通期
上期
下期
通期
1,438
1,582
3,020
1,510
1,610
3,120
営業利益
105
89
195
85
125
210
経常利益
82
46
129
60
80
140
当期純損益
△805
151
△653
30
50
80
1株当たり純利益(円)
△231.40
43.55
△187.85
8.62
14.38
23.00
103
117
110
115
115
115
70,400
56,500
63,500
46,000
46,000
46,000
売上高
為替(円/$)
国産ナフサ価格
(円/kℓ)
64
5
補足資料
12. 業績予想(上期・下期)
セ グ メ ン ト 別 ( 前 期 比 )
(億円)
2015年3月期
下期
上期
売上高
営業
利益
売上高
2016年3月期 予想
通期
営業
利益
売上高
下期
上期
営業
利益
売上高
営業
利益
売上高
通期
営業
利益
売上高
営業
利益
化成品
439
24
479
25
919
50
420
20
450
40
870
60
特殊品
241
27
313
14
554
41
310
0
350
10
660
10
セメント
386
22
425
22
812
44
420
30
440
40
860
70
ライフアメニティー
300
25
283
25
584
51
290
25
290
30
580
55
その他
249
26
265
33
514
60
270
20
290
20
560
40
計
1,617
126
1,767
121
3,385
248
1,710
95
1,820
140
3,530
235
セグメント間
消去・
全社費用
△179
△20
△185
△32
△364
△52
△200
△10
△210
△15
△410
△25
連結決算
1,438
105
1,582
89
3,020
195
1,510
85
1,610
125
3,120
210
(注)各事業セグメントの売上高・営業利益にはセグメント間取引を含む
65
5
補足資料
13. 主要グループ会社
会社名
66
事業内容
①
トクヤマ通商(株)
セメント・生コンクリート、各種建設資材
の販売
②
新第一塩ビ(株)
③
資本金
(百万円)
出資比率
(%)
売上高(百万円)
14年3月期
15年3月期
95
100
24,102
22,396
塩化ビニル樹脂の製造販売
2,000
71
22,240
21,764
サン・トックス(株)
プラスチックフィルムの製造販売
1,600
100
18,088
18,877
④
(株)トクショウ
生コンクリート、各種建設資材の
販売
40
100
11,016
11,015
⑤
関西トクヤマ販売(株)
生コンクリート、各種建設資材の
販売
80
100
10,810
11,006
⑥
(株)エイアンドティー(12月決算)
臨床診断分析機器、試薬及び
関連システムの販売
578
40
9,221
9,569
⑦
(株)エクセルシャノン
プラスチックサッシの製造販売
495
100
7,450
6,031
⑧
徳山化工(浙江)(有)
乾式シリカ、TCS、STCの
製造販売
377
100
4,994
5,763
⑨
フィガロ技研(株)
ガスセンサ素子及び応用製品の
製造販売
100
4,905
5,453
百万元
99
5
補足資料
14. 多結晶シリコン市場動向
多結晶シリコンの需給予測
供給能力/需要(トン)
*当社予測
700,000
600,000
500,000
400,000
300,000
今後の見通し
<半導体向け需要>
タブレット、スマートフォン向けの需要拡大で年率
3-4%程度の増加が見込まれる
<太陽電池向け需要>
欧州では補助金削減等により太陽電池導入量
が大幅減となるものの、中国、日本、米国等で
積極的な導入政策による成長が予想され、
年率10-15%程度の需要拡大が見込まれる
200,000
100,000
0
2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019
需要(太陽電池)
その他メーカーの供給能力
需要(半導体)
主要メーカーの供給能力
(注1)主要メーカーは、 IHSのTier1メーカー
(注2) 需要は、IHSを基に、当社予測
67
<供給サイド>
当面供給能力過剰の状況が続く。コスト競争力
が生き残りのカギとなる
5
補足資料
100
14. 多結晶シリコン市場動向
80
60
太陽電池用多結晶シリコンのスポット価格推移
(US$/KG)
40
20
24
0
(
2009/7/1
2010/7/1
2011/7/1
2012/7/1
2013/7/1
2014/7/1
22
20
18
16
14
2013/1/2
2013/4/2
2013/7/2
2013/10/2
2014/1/2
2014/4/2
2014/7/2
2014/10/2
2015/1/2
2015/4/2
出典:PV insights
68
5
補足資料
15. 太陽電池市場動向
地域別太陽電池導入量予測
単位:GW
80
70
60
50
40
30
20
10
0
2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019
欧州
アジア
北米
その他
(注)IHS Market Tracker (PV Integrated) Q1 2015のデータ等を
基に当社予測
69
各国の状況
<中国>
太陽光発電産業の健全な成長の為の政策を公表、
2017年までの累積導入目標を70GWに設定
2014年の導入実績は10.6GW
中国国家能源局は、2015年の太陽エネルギー導入目
標を15GWから17.8GWに上方修正
<日本>
2012年7月の現行固定価格買取制度の導入以降、太
陽光発電の導入量が急増
2014年の導入実績は8.6GW(ACベース)
<米国>
様々な太陽光発電の普及政策が存在し、市場拡大を
後押ししている。特に、大規模太陽光発電市場では、州
レベルでの政策が市場を牽引
2014年の米国における導入量は単年で6.2GW、累積で
18.3GWに到達
<欧州>
政策による支援縮小等の影響により、2014年も太陽光
発電市場はやや縮小した。 2015年は4年ぶりに需要が
回復すると期待され、今後は緩やかな成長トレンドに移
行するとみられる。
本資料に関するご注意
本資料は情報提供を目的とするものであり、何らかの勧誘
を目的とするものではありません。
本資料は現時点で入手可能な情報に基づき作成したもので
ありますが、不確実性を含んでおり、当社はその正確性・完
全性に関する責任を負いません。
本資料に記載されている見通しや目標数値等に全面的に
依存して投資判断を下すことによって生じるいかなる損失に
対しても、当社は責任を負いません。
70