2015年4月号

4
2015 NO.171
主な記事
P2
青年部 第13回通常総会開催
P3
女性部 第13回通常総代会開催
P10、11
第6回 青年部員紹介 大志を抱け !! 恵庭市上山口 山田大介さん
青年部 TOPICS
青年部 第13回通常総会開催
3月10日に北広島クラッセホテルで第13回通常総会が開催され、部員128人と来賓に北広島市長の上野正三氏、当JA
松尾道義組合長、石狩農業改良普及センター所長西村正晃氏をはじめ関係機関役職員10人が出席し盛大に行われました。
総会では、平成26年度事業報告と監査報告があり承認されました。
平成27年度の事業計画では新たに①JA青年部1分間CMコンテストの活用法②組織の結束力を高めるため、ブロック
ごとの研修会に他ブロックの青年部員が参加可能にすること③青年部部長とブロック長の兼務を廃止し、各ブロック長が
青年部副部長になり意見の集約に努めることなどが提案されました。役員改選により、新役員の選任も行われました。
新役員
就任の挨拶
JA道央青年部長 福田 雅彦 平成27年度JA道央青年部部長に就任致しま
役職名
氏名
ブロック名
部 長
福田雅彦
江 別
副部長
清水崇行
江 別
住田晃一
北広島
長部元喜
恵 庭
假屋智博
千 歳
中島雅人
北広島
金子拓矢
千 歳
芝木達也
江 別
宮田 渉
恵 庭
した、福田雅彦と申します。
昨年は、平年よりも早い融雪の中、その後の干ばつ、長雨と難し
い天候ではありましたが実りの多い一年でもありました。
委 員
しかし昨今の農業情勢においては、歴史的な米価の下落、突然の
JAグループ改革、そして未だ不透明な情報が錯綜するTPP交渉
監 事
も予断を許さない状況が続いております。
そのような中、我々JA道央青年部は地域農業の担い手として、
これまで以上の意識の向上と、組織強化を考え今年度より道央青年
部役員体制を見直しました。
このことにより道央青年部の事業を通じ心新たに、各ブロックの
垣根を越えた交流が、自己を高め組織として成長を重ねながら、一
生涯の仲間作りと自己研鑽の場となるよう、JA道央と連携を図り
ながら進めて参りますのでよろしくお願い致します。
北広島ブロック
役職名
氏名
恵庭ブロック
役職名
江別ブロック
氏名
役職名
千歳ブロック
氏名
役職名
氏名
ブロック長 住田 晃一
ブロック長 長部 元喜
ブロック長 清水 崇行
ブロック長 假屋 智博
副ブロック長
副ブロック長
副ブロック長
萩原 雅樹
副ブロック長
中島 雅人
宮田 渉
金子 拓矢
理 事 加藤 英敏
辻永 和彦
芝木 達也
監 事 黒澤正太郎
監 事 皆木 友和
監 事 中村 栄裕
監 事 前後 稔
片岡 直樹
松本 純一
村上 健太
萩原 利彦
委 員 佐々木竜二
2
女性部 TOPICS
女性部 第13回通常総代会開催
女性部は3月11日、野幌事務所 大ホールで総代部員40人が参加し、第13回通常総代会を開催しました。
今回の総代会には、江別市長三好昇氏をはじめ来賓8人と事務局5人も出席し、平成26年度の事業報告と平成27年度新
役員選出、事業計画が提案されました。
今年度は野幌ブロックと江別ブロックが統合し、5ブロックから4ブロック構成になる他、役員数を10人から8人にし、
事業運営を円滑に行うことが決定されました。
今年度の女性部活動目標に①組織の連
携と魅力ある地域づくり②高齢化社会に
対応するため積極的なボランティア活動
への参加。一般消費者へ向けPR活動③
家族間協定の終結促進に向け啓蒙推進④
JA事業への積極的な参画をしていくこ
とを上げました。
新役員
役職名
氏名
ブロック名
部 長
萩原 孝子
江 別
副部長
石橋 和子
北広島
吉田 孝子
恵 庭
長島千栄子
千 歳
長谷川礼子
江 別
田中日登美
恵 庭
鵜沼美恵子
北広島
今 裕子
千 歳
委 員
監 事
北広島ブロック
役職名
氏名
恵庭ブロック
役職名
江別ブロック
氏名
役職名
千歳ブロック
氏名
氏名
ブロック長 石橋 和子
ブロック長 吉田 孝子
ブロック長 萩原 隆子
ブロック長 長島千栄子
副ブロック長
副ブロック長
副ブロック長
副ブロック長
鵜沼美恵子
田中日登美
長谷川礼子
今 裕子
高藤恵美子
中岡 幸子
伊藤 聖子
佐々木桂子
理事(会計) 中村由美子
監 事 島 真子
羽田 育子
監 事 山本さつき
監 事 中村つや子
大滝由美子
監 事 池田 詠子
長島 孝子
山口 テチ
3
役職名
どうおう NEWS & TOPICS
魔法の小麦ゆめちから 小麦に係る講習会開催
当JA、当JA畑作生産部会、北広島市は北
広島市芸術文化ホールで生産者、当JA職員、
北広島市職員133人が参加し講習会を開催しま
した。
この講習会は消費者の国産小麦に対する需要
の高まりを受け、大手メーカーの取り組みを理
解し、高品質な小麦を消費者へ向け安定供給す
るために、関係機関が一体となって小麦生産に
取り組むことを目的に開かれました。
講師に石狩農業改良普及センター専門普及指
導員 千葉健太郎氏と㈱敷島製パン取締執行役
根本力氏の話を真剣 員開発本部長 根本力氏を招きました。
に聞く参加
この日はゆめちからを使った食パンや菓子パ
ンの試食があり、100%ゆめちからを使った菓
子パンの美味しさに参加者は高い関心を示して
いました。
今後当JAはメーカーや消費者の求める高品
質な小麦生産を行うため、積極的に栽培講習会
ゆめちからの食パンの味 やメーカーへの現地視察を行っていく考えで
(3月4日)
を確かめる参加者
す。
恵庭ミニトマト生産部会名称変更 !!
恵庭ミニトマト生産部会は10人が参加し、
平成26年度全体会議を行い、恵庭ミニトマト
生産部会の名称をミニトマト生産部会へと変更
しました。
これは生産者が恵庭市内だけでなく当JA管
内へ拡大したことによります。
またこの日、石狩農業改良普及センター高田
職員を講師に講習会も開催しました。
今回は8月後半以降に収穫を増加させるた
め、
摘房やセル成型苗の定植方法を学びました。
参加者からは「定植後の水やりの方法は?」な
ど活発な質問がなされていました。
今後同部会は、技術向上と有利販売を目的に
真剣に高田職員の話を聞く参加者
積極的に調査研究を行っていく予定です。
(3月17日)
4
どうおう NEWS & TOPICS
美味しいお米を考える講習会開催
恵庭稲作生産部会(中島和彦部会長)は、恵
庭市で【美味しいお米を考える】と題し、㈱千
野米穀店 代表取締役 徳永善也氏を講師に
53人が参加し、講習会を開きました。
この講習会は、
生産者が米の栽培だけでなく、
米の評価方法、食味の要因、炊飯技術などを学
び、消費者の立場で米の美味しさとは何かを考
える目的で開催しました。
今回初めて同部会は、女性部恵庭ブロックに
参加を呼びかけ、13人が出席しました。家庭
で日頃炊飯をすることの多い女性が、自分たち
の栽培した米をさらに美味しく食べるための工
夫に関心の高さが伺えました。
(3月17日)
米の評価方法を学ぶ参加者(恵庭市で)
江 別
美味しい料理と新酒で熱気に包まれる会場
江別を食べちゃいな祭with「瑞穂のしず
く」新酒発表会が江別市民会館で行われ、200
人以上が集まり、江別の農畜産物や新酒「瑞穂
のしずく」を楽しみました。
市内で生産された小麦や米、牛肉などを使用
した料理が会場いっぱいに並び、出席者は美味
しい料理と新酒で話しを弾ませていました。
原酒の美味しさを楽し
む参加者
たくさんの料理が
並ぶ会場
小林酒造㈱の南杜氏からは「原酒は前半と後
半を除いた一番おいしい中間の部分をビンに詰
めている。酵母は瑞穂のしずくオリジナルで仕
込みを行っている」と話されていました。
この日は小麦にまつわる話や利き酒大会も行
われ会場は大いに盛り上がっていました。
(3月20日)
どれが瑞穂のしずくかわ
かるかな?
5
どうおう NEWS & TOPICS
薬草生産部会 創立10周年を祝う
JA道央薬草生産部会(伊藤孝之部会長)は、千歳市
内で創立10周年記念式典を行い、部会員や取引関係者、
同JA役職員35人が参加し、節目の年を祝いました。
この薬草生産は近年中国などからの輸入漢方薬原料を
国内産へシフトするメーカーが出てきており、道内外の
生産者たちの注目を集めています。
同部会は2003年秋に10aの試験栽培の作付けを行
い、翌年秋の収穫結果が良好であったことを受け、他地
域に先駆け大手製薬メーカーとの契約栽培に踏み切りま
した。2004年からは同市内作付け農家9戸で本格的に
薬草の作付けを開始。他作物に使用していた既存の機械
を利用する工夫や千歳市東丘にある同JA敷地内に関連
施設を誘致するなどし、産地形成へ取り組んできました。
伊藤孝之部会長は「薬草栽培はメーカーとの信頼関係
を築くことが大切」と話し、生産者とメーカーが協力し
合うことで技術面のサポートが得られ、安定生産が可能
となったことを話されました。
社会貢献に役立ててほしいと 今後同部会は、2015年より新たに薬草施設の稼働を
当JAへ薬草生産部会から寄 受け、作付けを道央地域全域でも拡大して行きたい考え
(3月5日)
付がありました。
です。
千歳市蔬菜生産部会 創立20周年記念式典祝賀会開催
記念式典で今までの
事業を振り返る伊藤
孝之部会長
この日は歴代の部会長
に感謝状と記念品贈呈
が行われました
千歳市蔬菜生産部会(伊藤孝之部会長)は、
千歳市内で46人が出席し、創立記念式典を行
い20周年の節目の年を祝いました。
同部会は1995年に創立。2010年より京野菜
の「かぶ」の作付けを開始し、専門部会を発足
させるなど、時代の変革に伴って作付する品目
も移り変わってきましたが、新技術を積極的に
導入するなど所得向上に努めてきました。
また、2005年より全自動移植機の利用促進
を図り、農作業パートの派遣事業や育苗事業の
活用などにより生産性の向上に努めたことが、
ブロッコリーなど露地野菜の面積拡大の大きな
原動力となりました。
2014年のブロッコリー作付面積は約60ha
で販売実績は2億円を上回り同部会の主力品目
のひとつとなっています。
今後同部会は栽培技術講習会の開催や関係機
関、取引先との情報交換を積極的に行い、市場
が求める高品質なブランド野菜の安定的な生産
(3月13日)
に取り組んでいく考えです。
6
どうおう NEWS & TOPICS
生乳が濃厚な味わいのヨーグルトに
恵庭市酪農組合(中川一郎組合長)は組合員
と職員9人が参加し、千歳市内にあるフジッコ
㈱北海道工場へ視察研修に行きました。
この視察研修は毎年行われ、今回は同組合員
の毎日生産している生乳がどのように加工され
消費者へ届いているのかを見学してきました。
この工場では当JA恵庭・千歳市内の酪農家
の生乳を使用し、
カスピ海ヨーグルトを製造し、
消費者からは牛乳本来のコクと自然な風味、そ
して濃厚な味わいで酸味が苦手でも美味しく食
べられると好評を得ています。
中川組合長は「恵庭の生乳が使われている
ヨーグルトはおいしいのでぜひ食べて貰いた
い」と笑顔で話されていました。
今後同組合は積極的に研修会を行い安心・安
全な生乳生産に取り組んでいく考えです。
(3月19日)
“とろける和牛”えぞ但馬即売会開催
えぞ但馬ビーフ・クラブ(松下博樹会長)は、
毎年恒例の牛肉即売会を江別市民会館で行いま
した。
当日は販売開始時間前から、この日を心待ち
にしていた多くのお客様が会場につめかけてい
ました。
今回は1頭分の牛肉を販売し、販売開始早々
に売り切れる部位もあり、人気の高さが伺えま
した。
札幌から購入しに訪れていたお客様は「いつ
おすすめの食べ方は もは市内に住んでいる姉が購入してくれてい
ありますか?
る。今回は初めて自分で買いに来た。毎年とて
も楽しみにしている」と話していました。
現在、えぞ但馬牛として販売されている肥育
牛は生産農家の減少等に伴い減少傾向にあるこ
とから、今後、同クラブは江別和牛生産改良組
合と連携しながら肥育生産基盤を強化し、販売
1頭分の牛肉が並ぶ会場 頭数を増加させていく方針です。 (3月18日)
7
青年部 TOPICS
ひとつになって盛り上がる青年部
青年部(福田雅彦部長)は、札幌市内で80
人が参加し交流会を行いました。
この交流会は毎年行われ、今年は青年部に加
入し2、3年目の部員も多くいることから、福
田部長から青年部組織についてと、当JA青年
部が行ってきた活動についての講演がありまし
た。
今回新会員も多数出席していることから、オ
リエンテーションの中で自己紹介を行い、青年
部に所属してやりたいことや、頑張りたいこと
自己紹介やグループ
ワークで交流を深め などを発表し合いました。
る青年部員
一通り自己紹介を終えリラックスした雰囲気
の中グループワークを行い、正確に自分の意見
を相手に伝えることを学びました。
その他にこの日はボーリング大会も行われ、
見事恵庭ブロック 谷敷 祐介さんが個人戦で
白熱した戦いが繰り広げ
(3月23日)
優勝しました。
られたボーリング大会
恵 庭
積極的に学ぶ青年部員
恵庭ブロックは部員39人が参加し、昨年話
題に上ることの多かった【中央会について】と、
新技術の【トラクター用 GPS ガイダンスシス
テムについて】各々講師を呼び錬成会を開催し
ました。
中央会についての錬成会では、若手農業者と
し中央会の役割をきちんと理解し、自分たちに
とってどのような組織かを考え、今後の青年部
活動に生かしていく目的で学習しました。
講師を務めた桑原氏は「中央会監査は財務諸
表の監査だけではなく、事業内容や防犯体制が
中央会の事業について
適切かどうかもきちんと監査している」と公認
説明するJA北海道中
会計士監査との違いを話されました。
央会札幌支所桑原氏
質疑応答では参加した青年部員から、畜産ク
ラスター計画についてや出荷物の有利販売、資
材費の引き下げなど活発な意見がありました。
今回の錬成会で部員は多くの知識を吸収し、
さらなる飛躍をしていくことが伺えました。
真剣に講師の話を聞く
青年部員
(3月6日)
8
青年部 TOPICS
北広島
ごろごろ、パーン !! ボーリングで異業種交流会
北広島青年部員は、同市内の青年3団体ス
ポーツ交流会に参加し、ボーリングで汗を流し
ました。
これは、北広島市内の若手経営者が交流会を
行い、経営者同士親睦を深める目的で行われ、
今年で9回目の開催となりました。
参加者は同市内の商工会議所、青年会議所、
青年部員の総勢20人でした。
日頃なかなか顔を合わせることがない同世代
狙いを定めて真剣に!!
の経営者が参加することもあって、大いに盛り
上がりました。
やったーストライク!!
(3月9日)
道央農業振興公社
研修生気持ち新たに4月から就農 !!
公社研修生4人は札幌市内ホテルで行われた研修
修了証書授与式に参加し、関係機関・団体役職員・
指導農家など45人が出席し盛大に行われました。
修了証書を受け取った4人は2・3年間の研修を
終え、4月から道央地域の新たな担い手として営農
を開始します。
今年度の新規就農者の就農先は、第5期新規就農
研修生の清水眞人さんは恵庭市中央地区に、寺嶋大
貴さんは江別市上江別地区に、第6期新規就農研
修生の金子昌平さんは千歳市協和地区に、第3期
ニューファーマー育成研修生の桑原浩さんは自家の
後継者として江別市篠津地区となります。
これから新たな気持 修了証書授与を行った道央農業振興公社松尾理事
ちで農業経営を行っ
長(JA 道央組合長)は「失敗を恐れず何事にも意
ていく研修修了者
欲的に取り組み、困難な場面では関係機関に何でも
相談すること」と激励されました。
また、研修修了者の清水眞人さんは「研修で得た
技術・知識を活かし、一日も早く目標に近づき、お
世話になった地域の皆様に恩返しできる農業者にな
りたい」と就農する意気込みを話していました。
(3月7日)
9
第六 回
だい
すけ
が き れ い に 飾 ら れ て い た。
年製
恵庭市上山口地区の山田
し、新車より中古のトラク
のトラクターも現役で活躍
自身の農場では昭和
大介さんは、二〇〇二年 高
ターに愛着があり好きだと
自然と農業の道へ
校 卒 業 後 就 農して今 年で
言う。
い た い 」 と 話 す 大 介 さ ん。
「 冬 期間に機 械 整備を行
械整備の道へと進むか、農
きっかけは今から
年前の
業 への 道 を 進 む か 悩 ん だ
高校へは自分の好きな機
十三年目。
51
幼少期は「家にいるより
の言葉に自分で修理を行っ
ない状況。
「直してみたら」
人参収穫機の故障だ。収穫
外で遊ぶ方が多かった」と
た。大介さんは自分に機械
末、先輩の「面白いから来
言う大介さん。
「祖父につい
整備の技術があれば、また
中にベアリング部分が故障
て近所の家に遊びに行くこ
同じことがあっても大丈夫
いよ」の一言で、岩 見 沢 農
とも多く、トラクターの横
だと考え、整備技術を身に
しメーカーも修理に来られ
に乗せてもらって仕 事につ
着けたいと意気込む。
話す。
小 さなころから「一人っ
子の自分がいつかは両親の
跡 を 継 ぐ だ ろ う 」 と 思 い、
自然と就農に至った。
好きだから
機械整備も自分で
「 トラクターに どれ だけ
就農してから新たに作付
けを開始した品目が、種子
馬鈴薯、ビート、大豆の三
種類。小麦の品種も変わり
本当に手探りだったと振り
返る。
と話す大介さん。部屋の中
条 件 が 違い栽 培マニュアル
を開 始した土地では、土壌
ビートは「新たに作 付け
にはトラクターのフィギア
乗っていても苦にならない」
手探りの中の十三年間
いていくこともあった」と
業高校へと進路を決めた。
5
青年部員紹介
だ
さん( 歳)
!!
31
大 志 を抱 け
地域の先輩たちに認めてもらえる
経営者になりたい
やま
山田
介
大
恵庭市上山口地区
!!
10
通りにはいかず、収 量が低
かった」と話す大介さん。一
生懸 命地域の人たちの話を
聞き、石灰質肥料が土壌条
件に合わないことに気付く。
薯 二・六
五
、 大 根 二・五
、小麦六
、
、大豆五
キャベツ三 、カボチャ二・
ha
を栽培。今
借り受ける予定。高
産業化を考える。夏場の労
齢化が進む農業。地域の農
「 ほ ん と に 親 身 に なって 話
働力確保には冬場にもきち
シウム欠乏により廃棄する
を聞いてくれて嬉 しかっ
んと雇用できることが必要」
地 をしっかり 守っていかな
た。栽培したものを何とか
と話し、六次産業化で通年
ものが多く家族で話し合う
捨てることなく出荷したい
雇用が可能になればと模索
ければならない思い。大 介
という思いに共感してくれ
する。ただ、販 売ルートの
日々。そんな中一人の若い
た」と話し、二年間キャベ
確保は必要不可欠。
「まだで
さんは「規模拡大や通年雇
ツ栽培で苦労した大変さを
と将来を見据える。
と話す 大 介さん。しっかり
きるかどうかわからないな」
JA職員に相談すると、ひ
約三
年度は新たに地域の農地を
、ビート四
ha
ha
用を可能にするため、六次
キャベツ栽培では、カル
ha
と つ の 肥 料 を 紹 介 さ れ た。
ha
振り返る。
種子馬鈴薯の作付けもし
て い る 大 介 さ ん は、
「地場
馬鈴薯の種を守ると言う責
任 を 感 じ る 」 と 言 い、
「地
域の人たちに種として供
給 し て い く 責 任 感 は 強 い、
日々勉強」と真剣なまなざ
しで答える。
将来を見据えて
しっかりと経営
現在山田農場では種馬鈴
11
ha
ha
ha
「ドライブに
行くのが好
き」と話す
大介さんは、
休日には気
の赴くまま
愛車でドラ
イブに行く
トラクターのグリスアップを行う大介さん。
「冬期
間は機械整備を行いたい」と話し、今は除雪のア
ルバイトに行っている。
「除雪のアルバイトは農家
の先輩たちから沢山のことを学ぶ情報交換の場」
と話す。
排水の悪い圃場を眺め「暗渠を入れて排水
を良くしたい」と大介さん。
近くに井戸を掘りそこへ排水を流し、防除
用の水に使おうかと思案する
CASE や MASSEY FERGUSONの ト ラ ク
ターがきちんと並ぶ。
6、7年かけて集め続け、
今でも限定品が出ると
嬉しくて欲しくなると
いう
どうおう NEWS & TOPICS
信連札幌支所管内JA窓口セールスコンクール 本店
関井さん 最優秀賞 獲得 !!
JA バンク北海道では、窓口職員の営業力強
化を目的として、各地区でJA窓口セールスコ
ンクールを開催しております。推進商品を「年
金口座の予約」と「JA カード」に設定した中で、
JA 道央からは昨年行われた石狩予選を勝ち抜
いた4名の窓口担当者が出場致しました。
今回札幌支所管内(石狩・後志・日胆・道南
地区)のコンクール出場にむけ、日頃からの窓
口業務での実践をはじめ、窓口営業終了後にお
いて、支店の管理者や同僚の方々の協力を得な
がら練習を繰り重ねて、
コンクール本番に挑み、
見事、本店の関井さんが年金予約部門で最優秀
見事最優秀賞に輝い 賞に輝きました。
た関井さん
最優秀賞に選ばれた関井さんは、5月16日
に開催される「全道JA窓口コンクール」へ札
幌地区を代表して出場します。
その他の出場者は JA カード部門 林 永香
さん(本店)
、年金予約部門 福本 あかねさん
(大麻支店)
、井藁 幸さん(千歳支店)で、今
後も窓口職員として精一杯業務に励んでいきま
(3月13日)
す。
年金友の会 NEWS
千 歳
新会員がたくさん参加した湯治旅行
ちとせ年金友の会(竹田勤会長)は、会員
42人が参加し定山渓へ湯治旅行に行きました。
初日の懇親会では、豪華景品をかけたビンゴ大
会やカラオケなどを楽しみ、終盤にはみんなで
「これから音頭」に合わせ踊り、大変盛りあが
りました。
2日目は自由行動で、カラオケやスロット
ボールで心地よい汗を流し、部屋別対抗クイズ
では、各部屋のメンバーが協力し合って難しい
問題を解いていました。
大いに盛り上がる
夜の懇親会は、クイズ・スロットボールの表
懇親会
彰式、
昼間の練習成果を発揮したカラオケなど、
前日以上の盛り上がりとなり、楽しい懇親会と
なりました。
今回の旅行で、新しく加入された会員も多く
参加し、会員同士の親睦を深め、3日間を通し
て心身ともに充実したひと時を過ごしていまし
スロットボールに夢中の
(3月4 ~ 6日)
た。
参加者
12
組 合 長
【平成27年4月1日 改正】
常 務
常 務
監 事 会
理 事 会
代表監事
常勤監事
副組合長
監 事 室
監 査 室
総務企画事業本部
部 長
金融部長
総 務 課
総 務 係
金融推進係
人 事 係
金融推進課
審 査 係
人 事 課
融資審査課
推 進 係
営農企画振興課
推進保全係
資産相談センター
推進保全課
次 長
︵営農資材担当︶
生産資材課
北広島支店
恵庭工場係
企画広報係
本 店
千歳支店
江別支店
野幌支店
営農相談員
整備センター
JAオート道央係
営農企画振興係
JAオート道央
生活外販係
資 材 係
金 融 課
共 済 課
金 融 課
東千歳支店
共 済 課
金 融 課
相生支店
共 済 課
金 融 課
共 済 課
金 融 課
共 済 係
金 融 係
共 済 係
金 融 係
業 務 係
共 済 係
金 融 係
業 務 係
共 済 係
金 融 係
共 済 係
金 融 係
農 産 係
共 済 課
江別工場係
検査・種苗係
西部支店係
五丁目支店係
大麻支店係
青果園芸係
大曲支店係
正しくは 「営農生産事業本部」となります。
共済部長
部 長
特 販 係
畜産2係
「営農経済事業本部」が誤りでした。
金融共済事業本部
営農生産事業本部
農産園芸課
畜産1係
野幌資材店
東千歳資材店
北広島資材店
畜 産 課
営農振興係
営農振興係
農 産 係
営農振興課
営農振興課
青果園芸係
農 産 係
農 産 課
千歳資材店
農 産 課
青果園芸課
営農振興係
恵庭資材店
資 材 課
農 産 係
青果園芸係
営農振興課
青果園芸課
農 産 課
江別資材店
青果園芸係
資 材 課
青果園芸課
訂正してお詫び申し上げます。
次 長
︵生産販売担当︶
恵庭・北広島
営農センター長
千歳営農センター長
江別営農センター長
資 材 課
13
総 代 会
JA道央組織機構図
※役員については現行の執行体制で表記しております。
お詫びと訂正
2015 NO.170 (3月号)P14 JA道央組織機構図【平成27年3月1日 改正】において
土 壌
の
は
な
し
カルシウム
カルシウムは窒素、リン酸、カリウムに次いで多量に必要とする重要な要素で、植物の細胞
膜を作り、また、これを強化します。
カルシウムが不足すると、生長の盛んな若い葉の先端、結球葉菜類の芯部、果実の先端など
に欠乏症状が発生しやすくなります(写真)
。
土壌へのカルシウムの施用は、硝酸カルシウム(窒素肥料)
、過リン酸石灰(リン酸肥料)や、
pH矯正に使用する生石灰、消石灰、炭カルなどの形で行われるのが一般的です。炭カル(炭
酸カルシウム)は水に溶けにくいカルシウムであり、土壌中に多量に施用してもすぐには作物
に吸収されません。
カルシウムは主に水に溶けて根から吸収されますが、植物体内であまり移動しないため、干
ばつ後の降雨で作物が急成長した場合に欠乏症状が発生しやすくなります。また、土壌中にマ
グネシウムやカリウムが多く【拮抗作用】で吸収できず、欠乏症状が発生することもあります。
どちらも “与えているが効かない” 状態であり、葉面散布によるカルシウムの補給や、作付け
前の土壌診断で塩基バランスを確認し整えることも重要です。
カルシウム欠乏の発生例
トマトの尻腐れ症
レタスのチップバーン(縁腐れ症状)
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