無線LANスループット推定

無線アクセス網
無線LANスループット推定
神戸大学大学院システム情報学研究科情報科学専攻
創発計算講座 (I-7)
研究背景と目的
 背景
高機能無線端末の使用によって
日常的に膨大な量のデータを通信
→最も速い通信方法を選びたい
4GよりもWi-Fiを
利用すべきか？
AP1とAP2どちらに
接続すべきか？
期待されるスループットを推定することで端末制御に応用
 目的
解析によるIEEE802.11規格におけるセッションベーススループット推定
スループット解析
 ポーリングモデルにより無線LANのふるまいを近似
全ての端末が1パケットの送信を
成功するまでにかかるポーリング時間を導出
ρpoll=Tsuc(n) + Tidle(n) + Tcol(n)
ポーリング時間の合計が1秒に
達するまでポーリングを積み立て
⇒ 1秒間に可能なポーリング回数決
定 ⇒ スループット
推定結果
誤差5%以内
低負荷
解析結果
シミュレーション結果
高負荷
解析とシミュレーションの比
過負荷・非過負荷時どちらにおいてもスループットを
ほぼ正確に推定できることを確認

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