「はじめよう Android Studio でアプリ開発」 補 足情報

 「はじめよう Android Studio でアプリ開発」 補⾜足情報 本サイトでは、書籍刊⾏行行後に発⽣生した Android の開発環境の変化等について補
⾜足いたします。 深瀬欽正 株式会社リックテレコム/書籍出版部 (最終情報更更新⽇日:2015 年年 8 ⽉月 7 ⽇日) 【Index】 1. プロジェクトのインポートについて (更更新⽇日:2015 年年 6 ⽉月 6 ⽇日) 2. Support Library 22.1.0 以降降の対応について (更更新⽇日:2015 年年7⽉月3⽇日) 3. Support Library 22.1.x 以降降のソースコード⽣生成しました (更更新⽇日:2015 年年 8 ⽉月 7 ⽇日) Copyright 2003-2015 RIC TELECOM.All Rights Reserved.
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1.プロジェクトのインポートについて 本書に掲載されているサンプルプログラムは、全てダウンロードし利利⽤用できるようになっています。ダウ
ンロード後のインポートの⼿手順は、次の通りになります。 なお、説明にあたっての例例として、第 10 章のサンプルプログラムである「App10.1.2.zip」をインポー
トする場合の⼿手順として解説します。 (1) ダウンロードしたファイルの解凍 ダウンロードした「App10.1.2.zip」を適当なディレクトリに解凍します。ここでは、いったんデスク
トップに解凍したものとして解説します。 (2) 解凍したディレクトリをプロジェクトディレクトリに移動 プロジェクトディレクトリは、通常、「AndroidStudioProjects」という名称のディレクトリに指定され
ていますので、 C:\Users\<Windows のログインユーザ名>\ の階層に「AndroidStudioProjects」というディレクトリを新規作成し、解凍してでてきた「App10.1.2」
をフォルダごと移動してしまいます。つまり、 C:\Users\<Windows のログインユーザ名>\ AndroidStudioProjects \App10.1.2 というパスで「App10.1.2」ディレクトリは格納されることになります。 (3) Android Studio の起動 スタートメニューから「すべてのプログラム」-「Android Studio」-「Android Studio」と選択して
Android Studio を起動します。 (4) インポートの起動 インポートを開始するため「Import Project」をクリックします(図 1.1)。 図 1.1 Copyright 2003-2015 RIC TELECOM.All Rights Reserved.
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(5) インポートするプロジェクトの指定 「Select Eclipse or Gradle Project to Import」画⾯面が表⽰示されるので(図 1.2)、インポートするプロ
ジェクトをフォルダごと選択して「OK」ボタンをクリックします。インポートが始まります。インポー
トが完了了すると、⾃自動的にプロジェクトを開いた状態で Android Studio が起動します。 図 1.2 Copyright 2003-2015 RIC TELECOM.All Rights Reserved.
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2.Support Library 22.1.0 以降降の対応について 2.1 補⾜足の概要 本書執筆時点ではサポートライブラリのバージョンは 21.0.3 が最新でしたが、2015 年年 4 ⽉月に 22.1.0、
2015 年年 5 ⽉月に 22.2.0 が公表されました。このバージョンアップにより、本書のサンプルプログラムの重
要部分を修正する必要が出たため、この場を借りて補⾜足説明させていただきます。 このバージョンアップには多くの修正や新規機能が含まれていますが、その中でも特に重要なのは「V7
サポートライブラリ(AppCompat)」に含まれる以下の 3 点です。 ①
ActionBarActivity クラスが⾮非推奨となった ②
代わりに AppCompatActivity クラスが追加され、こちらの利利⽤用が推奨となった ③
ダイアログ⽤用の AppCompatDialog クラスが追加された まず、⼀一番⼤大きな変更更点として①の ActionBarActivity クラスが⾮非推奨となったことが挙げられます。
ActionBarActivity クラスは、本書の中でもアクティビティのクラスで必ず継承していたものですが、この
クラスが⾮非推奨となったため、今後は AppCompatActivity クラスを継承することになります。この
AppCompatActivity ク ラ ス は 、 ラ イ フ サ イ ク ル や Fragment の 継 承 な ど の 基 本 的 な 構 造 は
ActionBarActivity と同じであるため、継承するクラスを変えるだけで対応ができます。 また、AppCompatDialog も追加されました。これによりマテリアルデザインのダイアログを利利⽤用する
ことができるようになりました。 2.2 AppCompatActivity の基本的な使い⽅方 AppCompatActivity は概要説明でも説明した通り、使い⽅方は ActionBarActivity と⼤大きく変わりありま
せん。ただし、スタイルには「Theme.AppCompat」テーマを適⽤用する必要があります。通常の styles.xml
と styles.xml(v21)の両⽅方にこのテーマを適⽤用しないといけないことにも注意してください。スタイルの
詳細は本書の「5.2.4 アクティビティのスタイル」を参照してください。具体的な変更更箇所と変更更対象の
項は以下の通りです。 ・具体的な変更更箇所 ①
SDK Manager を管理理者で起動して最新の状態に更更新(特に何も指定せず、右下の「Install xx package...」ボタンをクリックすれば適⽤用されます) ②
アクティビティが継承するクラスを「ActionBarActivity」から「AppCompatActivity」に変更更 ③
styles.xml のスタイルを「Theme.AppCompat.Light.DarkActionBar」に変更更 ④
build.gradle 内で指定しているサポートライブラリのバージョンを 22.1.0 以降降に変更更(サンプル
プログラムでは 22.2.0 を指定) ⑤
build.gradle 内で指定している「compileSdkVersion」を「21」から「22」に変更更 ⑥
build.gradle 内で指定している「buildToolsVersion」を「21.1.2」から「22.0.1」に変更更 ⑦
build.gradle 内で指定している「targetSdkVersion」を「21」から「22」に変更更 ※ ④〜~⑧で⾏行行なっている build.gradle の変更更はコンパイル環境の最新化に伴い必要な作業です。新
規でプロジェクトを作成した際には必要ありません。 Copyright 2003-2015 RIC TELECOM.All Rights Reserved.
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・変更更対象の項 Ø
4.2.3 以降降の全ての項 2.3 AppCompatDialog の基本的な使い⽅方 マテリアルデザインに対応した AppCompatDialog ですが、使い⽅方は今まで使っていたダイアログと全
く同じです。このため、サンプルプログラム上の修正箇所は 1 箇所のみで対応が可能です。具体的な変更更
箇所と変更更対象の項は以下の通りです。(AppCompatActivity への変更更は必須) ・具体的な変更更箇所 ①
DialogManager.java 内の import 宣⾔言を以下のように変更更 「android.app.AlertDialog」 → 「android.support.v7.app.AlertDialog」 ・変更更対象の項 Ø
10.2.4 ・例例外と注意事項 ① 11.2.1 で利利⽤用している DialogProgressManager.java では AlertDialog ではなく、ProgressDialog
を 利利 ⽤用 し て い ま す 。 筆 者 が 調 べ た 限 り サ ポ ー ト ラ イ ブ ラ リ の バ ー ジ ョ ン 22.2.0 で は
ProgressDialog は AppCompatDialog に対応していません。 ② このため、DialogProgressManager.java に変更更はありませんが、Android5.0 以前の端末ではマ
テリアルデザインになりません。 [Index に戻る] Copyright 2003-2015 RIC TELECOM.All Rights Reserved.
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3.Support Library 22.1.x 以降降のソースコードを⽣生成しました 本補⾜足サイトの「2」でも書いていますが、本書執筆時点ではサポートライブラリのバージョンは 21.0.3
が最新でしたが、2015 年年 4 ⽉月に 22.1.0、2015 年年 5 ⽉月に 22.2.0 が公表されました。このバージョンア
ップに対応した、ソースコードを新たに⽣生成しました。 サポートライブラリ「22.1.x」以降降をご利利⽤用の⽅方は、下記のリンクからソース コードをダウンロードの上
ご利利⽤用下さい。 http://www.ric.co.jp/book/techpub/data/index.html#984 ※データ容量量が151MBと、ちょっと⼤大きくなっております。お客様ご利利⽤用のインターネット回線によっ
ては、時間がかかることがあるかもしれません。ご了了承ください。 [Index に戻る] Copyright 2003-2015 RIC TELECOM.All Rights Reserved.
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