関東運輸株式会社の株式取得(子会社化)に関するお知らせ

平成 27 年 5 月 13 日
各
位
会社名
代表者名
セイノーホールディングス株式会社
代表取締役社長
田口 義隆
(コード番号 9076 東証第1部、名証第1部)
問合せ先
経理部・財務 IR 部 統括部長
野津 信行
(TEL.0584-82-5023)
関東運輸株式会社の株式取得(子会社化)に関するお知らせ
当社は、平成 27 年 5 月 13 日開催の取締役会において、株式会社日本政策投資銀行(東
京都千代田区、代表取締役社長:橋本徹)を単独の有限責任組合員とし、株式会社刈田・
アンド・カンパニー他(東京都港区、代表取締役社長:刈田直文)が運営する投資事業有
限責任組合との折半出資による投資目的会社を通じて、ポラリス・キャピタル・グループ
株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:木村雄治)が運営するファンドより、関東
運輸株式会社(群馬県前橋市、以下、「関東運輸」という。)の全株式を取得することにつ
いて決議し、本日付けで株式譲渡契約を締結致しましたのでお知らせいたします。
記
1.株式取得の理由
貨物自動車運送業界は、国内貨物量が減少する中、多数のプレーヤーが限られたシェア
を奪い合う厳しい業界構造となっております。このような環境の中、関東運輸は、チルド
輸送に関して高い技術およびノウハウを有し、北関東地域においてはチルド物流の圧倒的
な配送密度を持つ地域№1のドミナントプレーヤーであると共に、全国レベルでチルド配
送に対応できるネットワークを持ったプレーヤーとして営業展開をして参りました。一方、
当社輸送グループは企業間物流をコア事業として位置付け、更なる利便の提供を目指し、
サービス拠点の充実・強化、輸送能力増強およびネットワークの拡充に取り組んで参りま
した。
当社グループは平成 27 年 3 月期から平成 29 年 3 月期までの 3 年間において中期経営計
画「JUMP UP 70」の達成に向け、グループ一丸となって邁進しております。本件によっ
て、当社が掲げる第2次総合物流商社の実現に向けた新たな機能として、今後の伸長が見
込まれるコールドチェーンを追加し、常温・チルド・冷凍の三温度帯フルライン物流網を
完備することは、新たな価値の創造や輸送サービスの高度化に繋がり、さらなる業績の拡
大、及び企業価値の向上に資すると判断し、同社の株式取得を決定いたしました。
1
本件については、今後のコールドチェーンの戦略的展開に向けての事業パートナーとし
て株式会社刈田・アンド・カンパニーとの共同事業の形態をとり、併せて財務効率の高い
LBO(レバレッジド・バイアウト)スキームを活用しております。
2.異動する子会社の概要
(1)投資目的会社の概要(予定)
(1)
名
(2)
所
(3)
事
(4)
資
(5)
大株主及び持株比率
在
業
内
本
称
株式会社KSKホールディングス
地
東京都港区赤坂九丁目 7 番 2 号
容
関東運輸買収のための投資目的会社
金
4,911 百万円(+資本準備金 4,911 百万円)
セイノーホールディングス株式会社
50.0%
刈田・関東運輸投資事業有限責任組合 他 50.0%
(2)関東運輸株式会社(取得対象会社)の概要
(1)
名
(2)
所
(3)
事
(4)
資
(5)
大株主及び持株比率
(6)
(7)
在
業
内
本
称
関東運輸株式会社
地
群馬県前橋市下佐鳥町 468-1
容
貨物自動車運送事業
金
90 百万円
上場会社と当該会社
と
の
関
係
資 本 関 係
記載すべき資本関係はありません。
人 的 関 係
記載すべき人的関係はありません。
取 引 関 係
記載すべき取引関係はありません。
当該会社の最近の 3 年間の連結経営成績及び連結財政状態(連結精算表ベース)
決算期
備考
ポラリス第二号投資事業有限責任組合 100%
平成 25 年 3 月期
平成 26 年 3 月期
平成 27 年 3 月期(予)
連
結
純
資
産
4,126 百万円
4,100 百万円
4,563 百万円
連
結
総
資
産
17,352 百万円
16,264 百万円
16,312 百万円
連
結
売
上
高
20,430 百万円
20,335 百万円
19,295 百万円
連 結 営 業 利 益
994 百万円
1,040 百万円
1,392 百万円
連 結 経 常 利 益
660 百万円
818 百万円
1,213 百万円
連 結 当 期 純 利 益
306 百万円
26 百万円
459 百万円
関東運輸株式会社の異動に伴い、同社の子会社である大阪高速乳配株式会社、
ケーシーエス株式会社、株式会社泉川運輸、および有限会社ティ・エム・アール北関
東の各社も異動します。
2
3.株式取得の相手先の概要
(1)
名
(2)
所
(3)
代表者の役職・氏名
在
称
ポラリス第二号投資事業有限責任組合
地
東京都千代田区丸の内1丁目9-1
無限責任組合員
ポラリス・キャピタル・グループ株式
会社 代表取締役 木村 雄治
4.投資目的会社による取得株式数、取得価額及び取得前後の所有株式の状況
(1)
異動前の所有株式
0株
(2)
取
数
40,000 株(議決権所有割合 100.0%)
(3)
異動後の所有株式数
40,000 株(議決権所有割合 100.0%)
(1)
取 締 役 会 決 議 日
平成 27 年 5 月 13 日
(2)
契
約
締
結
日
平成 27 年 5 月 13 日
(3)
株
式
譲
渡
日
平成 27 年 6 月 10 日(予定)
得
株
式
5.日程
6.今後の見通し
当社の既存輸送事業との相乗効果を発揮させ、関東運輸の事業拡大を図ると共に、当該
会社を核にしてアライアンス等の検討を進め、全国コールドチェーンの強化を図り、当社
輸送グループが提供する常温・チルド・冷蔵の三温度帯フルライン輸送サービスの更なる
充実を図ってまいります。
また、当該子会社の 100%子会社化のオプションを保有しつつ、本事業の進捗や成長性等
を鑑み、今後機動的な資本政策を行う可能性もあります。
尚、今期の連結業績予想については、本日開示の決算短信のとおりです。
(ご参考)平成 28 年 3 月期の連結業績予想
売上高
営業利益
経常利益
親会社株主に帰属する
当期純利益
百万円
百万円
百万円
百万円
第 2 四半期(累計)
266,000
8,100
9,000
5,500
通期
557,000
22,500
24,000
15,000
以上
3
[投資形態(予定)
]
㈱日本政策投資銀行
㈱刈田・アンド・カンパニー
刈田・関東運輸投資事業有限責任組合
セイノーホールディングス㈱
他
50.0%
50.0%
投資目的会社
ローン
銀行
100.0%
関東運輸㈱
※関東運輸㈱の子会社 4 社の記載を省略しております。
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