CV - 理化学研究所 袖岡有機合成化学研究室

平井
剛
(ひらい
ごう)
国立研究開発法人 理化学研究所 袖岡有機合成化学研究室 専任研究員
住所:351-0198 埼玉県和光市広沢 2-1
電話:048-467-9376、FAX:048-462-4666、E-mail:[email protected]
学歴
1993 年 3 月
1997 年 3 月
2002 年 3 月
栃木県立大田原高等学校普通科 卒業
東北大学理学部化学系 卒業
東北大学大学院理学研究科化学専攻 博士後期課程 修了
(指導教官:平間正博教授)
職歴
1999 年 4 月~2002 年 3 月
2002 年 4 月~2004 年 9 月
2004 年 10 月~2010 年 3 月
2010 年 4 月~
2012 年 4 月~
2012 年 4 月~
2013 年 4 月~
2013 年 4 月~
2015 年 4 月~
受賞
2010 年 2 月
2010 年 10 月
2010 年 11 月
2014 年 2 月
2014 年 11 月
2015 年 1 月
学会活動
2011 年 3 月~
2011 年 6 月~
2013 年 3 月~
日本学術振興会 特別研究員 DC1
東北大学多元物質科学研究所 助手(袖岡幹子教授)
独立行政法人 理化学研究所
袖岡有機合成化学研究室 研究員
独立行政法人 理化学研究所 基幹研究所
袖岡有機合成化学研究室 専任研究員
埼玉大学大学院理工学研究科 非常勤講師
東京医科歯科大学 医歯学総合研究科 非常勤講師
独立行政法人 理化学研究所
袖岡有機合成化学研究室 専任研究員
環境資源科学研究センター 上級研究員
工学院大学環境エネルギー化学科 非常勤講師
現職
第 22 回(2009 年度)有機合成化学協会 「セントラル硝子研究企画賞」
第 54 回日本薬学会関東支部大会 奨励賞
Asian Core Program Lectureship Award
第 32 回(2013 年度)有機合成化学協会奨励賞
GlycoTOKYO 2014 奨励賞
Thieme Chemistry Journal Award in 2015
有機合成化学協会 協会誌編集協力委員(2 年間)
日本化学会 新領域研究グループ「有機合成化学を起点と
するものづくり戦略」メンバー(広報役も担当)(5 年間)
有機合成化学協会 協会誌編集委員(2 年間)
2013 年 12 月~
2014 年 1 月~
日本化学会年会プログラム編成委員(2 年間)
有機合成化学協会 事業委員会委員
所属学会
日本化学会、日本薬学会、有機合成化学協会、日本糖質学会、ケミカルバイオロジー 学会、
がん分子標的治療
研究テーマ
1)タンパク質翻訳後修飾を制御する低分子化合物の設計・合成
2)糖脂質、脂質マイクロドメンの機能解析を目指した代謝安定型ミミックの創製
3)ホオズキ成分フィサリン類に関する有機化学研究
代表的な論文
(1) Mimicking/Extracting Structure and Functions of Natural Products: Synthetic Approaches that
Address Unexplored Needs in Chemical Biology
Go Hirai*
The Chemical Record (Personal Account), in press
(2) Contribution of Cage-Shaped Structure of Physalins to Their Mode of Action in Inhibition of
NF-κB Activation
Masaaki Ozawa, Masaki Morita, Go Hirai, Satoru Tamura, Masao Kawai, Ayako Tsuchiya,
Kana Oonuma, Keiji Maruoka, Mikiko Sodeoka*
ACS Med. Chem. Lett. 4, 730-735 (2013).
(3) CDC25A-inhibitory RE Derivatives Bind to Pocket Adjacent to the Catalytic Site
Ayako Tsuchiya, Miwako Asanuma, Go Hirai, Kana Oonuma, Muhamadd Muddassar, Eri
Nishizawa, Yusuke Koyama, Yuko Otani, Kam Y. J. Zhang, Mikiko Sodeoka*
Mol. BioSyst. 9, 1026-1034 (2013).
(4) Kinetically Controlled One-pot Formation of DEFGH-rings of Type B Physalins through
Domino-type Transformations
Masaki Morita, Go Hirai, Megumi Ohkubo, Hiroyuki Koshino, Daisuke Hashizume, Keiji
Maruoka, Mikiko Sodeoka*
Org. Lett. 14, 3434-3437 (2012).
(5) Dual-specificity Protein Phosphatase CDC25A/B Inhibitor Identified from a Focused Library
with Non-electrophilic Enamine Core Structure
Ayako Tsuchiya, Go Hirai, Yusuke Koyama, Kana Oonuma, Yuko Otani, Hiroyuki Osada,
Mikiko Sodeoka*
ACS Med. Chem. Lett. 3, 294-298 (2012).
(6) Development of a Vaccinia H1-Related (VHR) Phosphatase Inhibitor with Non-Acidic
Phosphate-Mimicking Core Structure
Go Hirai, Ayako Tsuchiya, Yusuke Koyama, Yuko Otani, Kana Oonuma, Kosuke Dodo, Siro
Simizu, Hiroyuki Osada, Mikiko Sodeoka*
ChemMedChem, 6, 617-622 (2011).
(7) Synthesis of the DFGH ring system of Type B Physalins: Highly Oxygenated, Cage-Shaped
Molecules
Megumi Ohkubo, Go Hirai, Mikiko Sodeoka*
Angew. Chem. Int. Ed., 48, 3862-3866 (2009).
(8) Ginkgolic Acid Inhibits Protein SUMOylation by Blocking Formation of the E1-SUMO
Intermediate
Isao Fukuda, Akihiro Ito,* Go Hirai, Shinichi Nishimura, Hisashi Kawasaki, Hisato Saitoh,
Ken-ichi Kimura, Mikiko Sodeoka, Minoru Yoshida*
Chemistry & Bioogy, 16, 133-140 (2009).
(9) Synthesis of CH2-Linked (2,3)Sialylgalactose Analogue: On the Stereoselectivity of the Key
Ireland-Claisen Rearrangement
Toru Watanabe, Go Hirai, Marie Kato, Daisuke Hashizume, Taeko Miyagi, and Mikiko
Sodeoka*
Org. Lett., 10, 4167-4170 (2008).
(10) Stereocontrolled and Convergent Entry to CF2-Sialosides: Synthesis of CF2-Linked
Ganglioside GM4
Go Hirai, Toru Watanabe, Kazunori Yamaguchi, Taeko Miyagi, Mikiko Sodeoka*
J. Am. Chem. Soc., 129, 15420-15421 (2007).
研究費獲得
研究代表者として
1. 2015 年度~2017 年度 挑戦的萌芽研究 総額 2800 千円(直接経費)
「糖鎖の生体内代謝を追跡する革新的分子プローブの開発」
2. 2014 年度~2015 年度 新学術領域研究
天然物ケミカルバイオロジー・公募研究 総額:4100 千円(直接経費)
「酸化ステロイドの鍵構造アナログ創製と作用機序解析」
3. 2012 年度~2013 年度 新学術領域研究
天然物ケミカルバイオロジー・公募研究 総額:5000 千円(直接経費)
「タンパク質 SUMO 化を阻害する天然物リガンドの合成供給と構造活性相関」
4. 2010 年度~2012 年度 基盤研究 C 総額:3200 千円(直接経費)
「ホオズキ成分 physalin 類の標的タンパク質同定に向けた有機合成化学的展開」
5. 2007 年度~2008 年度 若手研究 B 総額:3100 千円(直接経費)
「ホスファターゼプロファイリングを志向した新規共有結合型阻害剤の創製」
6. 2004 年度~2005 年度 若手研究 B 総額:3600 千円(直接経費)
「プロテインキナーゼ C 活性化機構の解明と新規阻害剤の開発」
7. 1999 年度~2001 年度 特別研究員奨励費 総額:2700 千円(直接経費)
「ノルゾアンタミンの全合成と標的タンパク質の同定」
研究分担者・共同研究者として
1. 2009 年度~2011 年度 基盤研究 C
「新規プロテインキナーゼ C 阻害剤の作用機序の解明研究」
研究代表者:袖岡幹子、分担者:平井剛、田村結城、総額:3400 千円(直接経費)
2. 上原記念生命科学財団 第 7 回特定研究助成金 A
「ホスファターゼ阻害剤の開発と選択性評価法」
研究代表者:袖岡幹子、共同研究者:平井剛、土屋綾子、総額:15,000 千円(直接経費)
3. 2004 年度~2007 年度 特定領域研究
「細胞の増殖と死を制御する分子の制御と機能解析」
研究代表者:袖岡幹子、分担者:平井剛、濱島義隆、総額:31100 千円(直接経費)
4. 2003 年度~2004 年度 基盤研究 B
「目的志向型ライブラリー法によるチロシンホスファターゼ阻害剤の開発」
研究代表者:袖岡幹子、分担者:平井剛、濱島義隆、総額:15700 千円(直接経費)
5. 2002 年度~2003 年度 萌芽研究
「酵素のコンホメーションを認識する分子:阻害剤開発への新しいアプローチ」
研究代表者:袖岡幹子、分担者:平井剛、総額:2800 千円(直接経費)
6. 2001 年度~2002 年度 特定領域研究
「細胞死の分子メカニズム解明の為の鍵化合物の開発」
研究代表者:袖岡幹子、分担者:馬場良泰、朝海怜、平井剛、総額:4200 千円(直接経費)