15/3 月期 決算説明資料 2015 年 5 月 19 日 Copyright © 2015 eGuarantee, Inc. All rights reserved. 本資料は、経営戦略等に関する情報提供を目的としたものであり、当社が発行する 有価証券の投資勧誘を目的とするものではありません。 本資料には、当社に関連する見通し、計画、目標などの将来に関する記述がなされ ています。これらの記述は、当社が現在入手している情報に基づき、本資料の作成時 点における予測等を基礎としてなされたものです。また、これらの記述は、一定の 前提(仮定)の下になされています。 これらの記述または前提(仮定)が、客観的には不正確であったり、または将来 実現しないという可能性があります。 また、本資料に記載されている当社以外の情報は、公開情報等から引用したもので あり、かかる情報の正確性・適切性等について当社は何らの検証も行っておらず、 また、これを保証するものではありません。 イー・ギャランティ株式会社 Copyright © 2015eGuarantee, Inc. All rights reserved. 1 15/3 月期 業績概要 Copyright © 2015 eGuarantee, Inc. All rights reserved. 2 1.保証残高 拡大 □15/3 月期上期については、前期より継続している保証サービスへの引き合い増加により、 保証残高は前期末に比べて 123 億円増加。 □15/3 月期下期については、足元の倒産件数の減少を背景に、低リスクを中心として積極的な リスク受託を展開した結果、保証残高が大きく伸び、約 300 億円増加(前年同期比 16% 増加)。 2,500 2,000 1,627 1,369 1,500 1,000 1,807 1,980 2,103 2,296 937 998 500 0 2009 年 3 月末 2010 年 3 月末 2011 年 3 月末 2012 年 3 月末 2013 年 3 月末 2014 年 3 月末 2014 年 9 月末 2015 年 3 月末 ※( 保証残高は売掛債権保証サービス及び買取債権保証サービスに係る保証債務を合計したもの) Copyright © 2015eGuarantee, Inc. All rights reserved. 3 2.連結損益計算書 □保証サービスへの引き合い増加を受け、順調に契約数を積み上げた結果、売上高は前年同期比 8.8%増加。 □金融緩和局面において低コストで組成したファンドの活用を進めた結果、原価率が好転し、営業 利益・経常利益は前年同期比それぞれ 18.3%、18.4%増加。 単位=百万円 比率=% 14/3 月期 構成比 15/3 月期 構成比 増減 増減率 売上高 3,737 100.0 4,064 100.0 327 8.8 売上総利益 2,709 72.5 3,108 76.5 399 14.7 営業利益 1,300 34.8 1,538 37.8 238 18.3 経常利益 1,319 35.3 1,562 38.4 243 18.4 706 18.9 904 22.3 198 28.1 当期純利益 Copyright © 2015 eGuarantee, Inc. All rights reserved. 4 3.対期初予想比 □低リスクゾーンの引受けにより保証残高を積み上げた結果、売上高達成率は 96.7%となった。 □一方、低コストで組成したファンドによる流動化手法を確立したことで、利益率が上昇し、 営業利益・経常利益・当期利益はいずれも期初予想を上回った。 単位=百万円 比率=% 15/3 月期 (期初予想) 構成比 15/3 月期 (実 績) 構成比 増減 達成率 売上高 4,200 100.0 4,064 100.0 △136 96.7 営業利益 1,530 36.4 1,538 37.8 8 100.5 経常利益 1,550 36.9 1,562 38.4 12 100.8 当期純利益 900 21.4 904 22.2 4 100.4 Copyright © 2015 eGuarantee, Inc. All rights reserved. 5 4.連結貸借対照表 単位=百万円 比率=% 資産の部 14/3 期末 構成比 15/3 期末 構成比 流動資産 6,655 78.5 6,501 67.7 4,561 47.5 現預金 4,827 56.9 前払費用 1,492 17.6 1,556 16.2 7 0.1 2 0.0 繰延税金資産 その他 329 3.9 382 4.0 21.5 固定資産 1,827 3,101 32.3 8,483 100.0 9,602 100.0 資産合計 □新たなファンド組成等により少数株主持 分が 207 百万円増加。 □ESOP による借入金返済により、長期借入 金が 49 百万円減少。 □投資有価証券の購入等により、固定資産 が 1,274 百万円増加。 負債の部 14/3 期末 構成比 15/3 期末 構成比 2,971 33.5 3,218 35.0 流動負債 291 3.3 313 3.4 保証履行引当金 21.9 2,100 前受金 1,970 23.2 8.4 710 その他 8.4 805 2.2 210 固定負債 259 3.1 87 長期借入金 136 1.6 0.9 1.3 123 1.4 123 その他 3,429 3,231 38.1 35.7 負債合計 純資産の部 5,162 4,451 52.5 53.8 株主資本 1,462 1,451 17.1 15.2 資本金 9.1 資本剰余金 872 861 10.2 利益剰余金 3,081 28.3 2,401 32.1 自己株式 △ 253 △ 2.6 △ 264 △ 3.1 23 新株予約権 0.3 27 0.3 少数株主持分 10.2 983 776 9.2 64.3 5,251 61.9 6,173 純資産合計 8,483 100.0 9,602 100.0 負債純資産合計 Copyright © 2015 eGuarantee, Inc. All rights reserved. 6 5.業績推移 □ 15 年 3 月期も増収増益を維持し、上場以来 8 年間連続最高益を更新。 □ 足元の保証残高の堅調な積み上がりを受け、16 年 3 月期も引き続き最高益を更新 する見込み。 (経常利益) (売上高) 5,000 売上高 2,000 4,500 経常利益 1,800 1.0 0.8 0.6 0.4 0.2 0.0 4,000 1,600 3,500 1,400 3,000 1,200 2,500 1,000 2,000 800 1,500 600 1,000 400 500 200 0 JQ 上場 02/3 03/3 04/3 東2上場 東1上場 0 05/3 06/3 07/3 08/3 09/3 10/3 11/3 12/3 13/3 14/3 15/3 16/3 予想 Copyright © 2015 eGuarantee, Inc. All rights reserved. 7 6.16/3 月期の連結業績見通し □大企業を中心とした緩やかな景気回復を背景に、引き続き低リスクゾーンの引受けを積極的に 行う。 □一方で、中小企業や長期のリスクについては慎重な審査を踏まえたリスク受託を展開する。 □また、小口債権保証や輸出債権保証など商品ラインナップを拡充し、顧客セグメントにあった 保証サービスを提供することで、保証の裾野拡大を目指す。 単位=百万円 比率=% 15/3 月期(実績) 16/3 月期(予想) 増減比 売上高 4,064 4,700 15.6 営業利益 1,538 1,820 18.3 経常利益 1,562 1,850 18.4 904 1,070 18.3 当期純利益 Copyright © 2015 eGuarantee, Inc. All rights reserved. 8 7.配当政策 □15 年 3 月期の配当は 1 株 28 円に増配予定。 (千円) 706,106 700,000 当期純利益 600,000 500,000 (円) 30 28 25 22 20 342,348 17.5 15 272,118 12.5 10 10 200,000 7.5 5 100,000 3.75 0 09/3 10/3 11.1% 17.7% 配当性向 468,613 429,000 400,000 300,000 578,727 年間配当金 904,650 11/3 12/3 13/3 14/3 15/3 18.8% 23.1% 30.6% 31.8% 31.8% 0 (13/3 月期以前の配当については、分割後の金額を遡及して記載) Copyright © 2015 eGuarantee, Inc. All rights reserved. 9 10.主要な経営指標 (%) 40 35 30 35.3 38.4 60 50 29.0 25 20 15 1株当たり純資産 自己資本比率 売上高経常利益率 48.3 52.5 53.8 600 502.38 500 40 400 30 300 20 200 10 100 0 0 381.38 434.88 10 5 0 13/3 月期 14/3 月期 15/3 月期 13/3 月期 ( 注 1) 14/3 月期 (注 2) 15/3 月期 (注 3) 13/3 月期 ( 注 1) 14/3 月期 (注 2) 15/3 月期 (注 3) (注 1) 「従業員持株会支援信託ESOP」が保有する当社株式 278 百万円を自己株式として控除しております。 (注 2) 「従業員持株会支援信託ESOP」が保有する当社株式 264 百万円を自己株式として控除しております。 (注 3) 「従業員持株会支援信託ESOP」が保有する当社株式 253 百万円を自己株式として控除しております。 Copyright © 2015 eGuarantee, Inc. All rights reserved. 10 11.株主別分布状況 13 年 3 月期 1.75% 5.00% 25.97% 14 年 3 月期 15 年 3 月期 4.19% 9.41% 2.24% 30.96% 27.50% 2.09% 29.41% 36.63% 36.29% 発行済株式数 10,165 千株 発行済株式数 10,236 千株 個人その他 金融機関 国内法人 証券会社 23.94% 28.44% 36.12% 発行済株式数 10,275 千株 外国人 Copyright © 2015 eGuarantee, Inc. All rights reserved. 11 16/3 月期の重点施策 Copyright © 2015 eGuarantee, Inc. All rights reserved. 12 全国倒産件数の推移①(月次件数) (件) 1,294 1300 (帝国データバンク調べ) 1,231 1,216 1,204 1200 1,156 1,147 1,131 1,131 1,127 1,169 1,148 1,122 1,085 1,083 1100 1,070 1,065 1,057 1,042 1,013 1000 1,018 1,025 1,013 1,000 994 985 1,041 1,041 1,021 1,010 966 946 935 949 976 962 964 943 960 956 949 935 964 976 971 965969 961 951 943 950 952 938 918 906 906 906 918 906 896 891 888 900 884 884 879 865 851852 847 858 854 858 836 824 785 817 820 847 847 844 809 794 789 785 800 765 744 726 733 708 683 700 671 647 627 600 2007 年度 2008 年度 2009 年度 2010 年度 2011 年度 2012 年度 Copyright © 2015 eGuarantee, Inc. All rights reserved. 2013 年度 2014 年度 13 全国倒産件数の推移②(月次件数) (件) 1,100 (帝国データバンク調べ) 1,013 1,000 961 950 943 952 938 918 906 906 896 900 884 851 852 854 858 858 847 847 844 836 824 817 820 809 794 789 800 785 765 744 726 733 708 700 683 671 647 627 600 2012 年度 2013 年度 Copyright © 2015 eGuarantee, Inc. All rights reserved. 2014 年度 14 16/3 月期の取り組み 外部環境 大企業を中心として、雇用・所得環境の改善傾向が続く中で、原油価格 下落の影響や経済・金融政策の効果もあり、景気は緩やかに回復してい くことが想定される。ただし、中小企業に対する波及は限られ、海外景 気の下振れリスクとあわせ倒産増加への不安はいまだ存在する。 基本方針 保証責任期間の短い信用リスクについては、倒産動向に注視しつつ、リ スクの引き受けを拡大していくとともに、顧客ニーズにあった商品を開 発して提供することで顧客利便性向上を図る。一方で、保証責任期間が 比較的長い信用リスクについては、従来同様に慎重なリスク判断基準に もとづくリスク受託を展開する。 また、セグメント毎に細かな料率設定を実施するとともに、小口債権や 輸出債権に対する取り組みを積極化し、更なる保証事業の裾野拡大を図 る。 Copyright © 2015 eGuarantee, Inc. All rights reserved. 15 16/3 月期 重点施策 1.顧客からの引き合い増加 2.契約の規模拡大 3.商品ラインナップの拡充 4.長期の安定した流動化先の確保 Copyright © 2015 eGuarantee, Inc. All rights reserved. 16 16/3 月期 重点施策① 顧客からの 引き合い増加 提携先地銀 ・・・・・・計 51 行 ・阿波銀行 ・伊予銀行 ・岩手銀行 ・大分銀行 ・大垣共立銀行 ・近畿大阪銀行 ・山陰合同銀行 ・滋賀銀行 ・四国銀行 ・静岡銀行 ・十八銀行 ・荘内銀行 ・常陽銀行 ・第四銀行 ・千葉銀行 ・鳥取銀行 ・トマト銀行 ・名古屋銀行 ・西日本シティ銀行 ・八十二銀行 ・肥後銀行 ・百十四銀行 ・広島銀行 ・福井銀行 ・北海道銀行 ・宮崎銀行 ・武蔵野銀行 ・山口銀行 ・山梨中央銀行 ・京都銀行 ・百五銀行 ・東邦銀行 ・佐賀銀行 ・南都銀行 ・山形銀行 ・青森銀行 ・北都銀行 ・仙台銀行 ・足利銀行 ・東京都民銀行 ・東京スター銀行 ・群馬銀行 ・七十七銀行 ・長野銀行 ・北陸銀行 ・大東銀行 ・神奈川銀行 ・池田泉州銀行 ・東日本銀行 ・きらやか銀行 営業資源の増加にあわせて、提携先の地方銀行に対して 1 行 1 名の専任担当を設置することで、提携先との関係を強化し、 提携先を通じた顧客からの引き合いを 30% 増加させる。 金融機関以外の 地方銀行以外の 提携先金融機関 ・りそな銀行 ・岡三証券 ・新生銀行 ・いちよし証券 ・西武信用金庫 ・SBI証券 ・岡崎信用金庫 主要な提携先 ・三井物産インシュアランス ・双日インシュアランス ・クボタ総合保険サービス 北海道支店 ・日立保険サービス ・昭光通商保険サービス ・JA三井リース ・東京センチュリーリース ・オリックス ・エムジーリース ・昭和リース ・九電産業 九州支店 新たな提携先 (2015 年 3 月 31 日現在) 東京本社 名古屋支店 大阪支店 Copyright © 2015 eGuarantee, Inc. All rights reserved. 17 15/3 月期 重点施策② 契約の規模拡大 既存顧客のニーズを分析したうえで契約規模を大型化でき ていない顧客層へアプローチを開始するとともに、WEB 申込の本格導入により与信判断の回答を即時化すること で、既存顧客の契約規模拡大を図る。 アプローチ 規模拡大 規模拡大 WEB 申込 当日中の与信判断 未アプローチ 既存契約 小口契約 新規契約 Copyright © 2015eGuarantee, Inc. All rights reserved. 当社 審査 18 16/3 月期 重点施策③-1 商品ラインナップ の拡充 ■国内企業向け 国内 輸出債権の引受 顧客 海外 輸出債権のリスク受託力を強化すべく、提携先金融機関の 拡大や関係強化に取り組む。また、東南アジア地域におけ るリスク受託の基盤整備を進める。 ■海外企業向け 当社 当社 リスクヘッジ 提携等 海外 現地保証会社 基盤整備後 リスク引受 輸出取引 現地取引先 現地企業 海外現地金融機関 現地顧客 設立 リスクヘッジ 現地金融機関 現地取引先 Copyright © 2015 eGuarantee, Inc. All rights reserved. 19 16/3 月期 重点施策③-2 商品ラインナップ の拡充 業務提携を基本とした各業界向けの保証商品の開発を進 め、各種債権保証の引受けを強化するとともに、子会社で あるアールジー保証 ( 株 ) を通じた小口債権保証サービス を提供する。 現状 今後 当社 当社 セグメント毎の商品開発・販売 各種債権の引受 ■商品■ ・売掛債権 ・金融債権 汎用性のある 商品 信用金庫 IT ベンダー 税理士法人 RG 保証 不動産関連 企業 ・その他特殊債権等 顧客 ○○業界 Copyright © 2015 eGuarantee, Inc. All rights reserved. ×× 業界 小口債権 20 16/3 月期 重点施策④ ファンドを活用した流動化先を確保することで、債権の期 間や種類にとらわれない、長期にわたる安定したリスク受 託体制を構築する。 長期の安定した 流動化先の確保 現状 売掛債権 今後 買取債権 融資債権 特殊債権 売掛債権 買取債権 当社 融資債権 特殊債権 長期債権 当社 保険・保証 期間:1 ∼ 2 年 保険・保証 期間:1 ∼ 2 年 ファンド 期間:5 年 ファンド 期間:5 年 ファンド 期間:5 ∼ 10 年 Copyright © 2015 eGuarantee, Inc. All rights reserved. 21 本資料に関するお問い合わせ先 イー・ギャランティ株式会社 経営管理部 03-6327-3651 Copyright © 2015 eGuarantee, Inc. All rights reserved.
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