Intel Security 製品の安全性および法令遵守

ハードウェア ガイド
改訂 A
製品の安全性および法令遵守 1.0
Intel Security Network Security Device
設置に関する情報
このガイドは、Intel Security の特定製品を組み立てる認定技術者の方を対象にしています。
本書は Intel Security ネットワーク セキュリティ デバイスと一緒に提供されます。 本書の提供により、明示か否
かを問わず、また禁反言の原則によるかどうかに関わらず、Intel Security の如何なる知的財産権の使用も許諾する
ものではありません。 Intel Security は、当該製品に関する Intel Security の販売許諾条件に記載のない限り、如
何なる法的責任も負いません。Intel Security は、明示か否かを問わず、Intel Security 製品の販売および使用に関
して特定の目的に対する適合性、商品性、特許、著作権、その他の Intel Security の知的財産権に対する侵害に対し
て如何なる保証も行いません。 Intel Security 製品は、医療機器、救命器具、生命維持装置あるいは Intel Security
製品の不具合により死亡、人身被害が起こりうる環境での使用を意図して設計されたものではありません。また、こ
のような機器および環境での使用は認められていません。 仕様および製品説明は予告なしに変更される場合があり
ます。
Intel Security は、米国法人 Intel Corporation または米国またはその他の国の関係会社における登録商標または商
標です。
その他すべての登録商標および商標はそれぞれの所有者に帰属します。
Copyright © Intel Corporation 2014. All rights reserved.
ネットワーク セキュリティ デバイスの安全性に関する情報
本書の内容は、Intel Security ネットワーク セキュリティ デバイス (ペディスタル/ラックマウント) および設置さ
れる周辺機器に適用されます。
人身被害、感電、火災および機器損傷の危険性を軽減するため、Intel Security ネットワーク セキュリティ製品の設
置または保守を行う前に、本書をお読みいただき、すべての警告および注意事項に従ってください。
本書の情報が製品と一緒に提供される情報または特定製品の Web サイト上で提供される情報と異なる場合には、製
品マニュアルの情報が優先します。
1
ご使用のネットワーク セキュリティ デバイスの統合および修理は、ご自身で行わず、必ず認定技術者の方に依頼し
てください。
ご使用の製品が取得している認証および承認を維持するため、本書のガイドラインおよび当該製品のマニュアルに記
載されいる組み立て手順を遵守してください。 本書で指定しているコンポーネント以外は使用しないでください。
他の製品またはコンポーネントを使用した場合、本製品の NRTL 指定および他の規制機関による認定が無効になりま
す。また、本製品の販売地域によっては規制違反となる場合があります。
安全に関する警告および注意事項
人身被害または物的損害を防ぐため、本製品の設置作業を開始する前に、次の安全手順および安全情報をすべてお読
みいただき、必ず従ってください。 本書では次の安全マークを使用しています。このマークは、製品または製品パッ
ケージでも使用しています。
表1
警告と注意事項
警告/アイコン 説明
「注意」を無視した場合、軽度の人身被害または物的損害を招く危険性があることを示します。
「警告」を無視した場合、重大な人身被害を招く危険性があることを示します。
指示された情報を無視した場合、潜在的な危険性があることを示します。
指示された情報を無視した場合、重大な人身被害を招く危険性があることを示します。
安全手順に従わない場合、感電により重大な人身被害または死亡に至る危険性があることを示しま
す。
コンポーネントまたは表面が高温であることを示します。
ファン ブレードに触れると怪我をする可能性があることを示します。
修理を行う前にすべての電源を切断する必要があることを示します。
コンポーネントをラックマウントに正しく設置しないと事故を引き起こす危険性があることを示
します。
通信ネットワークに関する安全手順
以下の安全手順は、通信ネットワークに接続するデバイスも適用されます。
たとえば、ADSL モデムが統合された McAfee 325 Series アプライアンスなどが該当します。 ただし、McAfee
325 アプライアンスに直接関係のない手順もあります。
電話機を使用している場合、火災、感電、人身被害の危険性を軽減するため、以下のような基本的な安全手順を必ず
遵守してください。
2
•
本製品を水の近くで使用しないでください。たとえば、浴槽、シンク、洗面器の近く、湿気の多い地下室、スイ
ミング プールの近くで使用しないでください。
•
激しい雷雨の発生時に電話機 (コードレス タイプを除く) を使用しないでください。 雷光が遠い場合でも感電す
る可能性があります。
•
近所でガス漏れが発生した場合、電話でガス漏れを通報しない。
•
本書で指定されている電源コードおよびバッテリを使用してください。 バッテリを火中に投じないでください。
爆発の危険性があります。 条例で定められた廃棄手順に従ってください。
次の安全手順を守ってください。
通信ネットワークとの接続に使用しない通信用コネクターおよび端子に特定の機能または回路で使用されています。
これらのコネクターまたは端子にはその用途を表すラベルが付いています。
ADSL モデム内蔵の McAfee 325 Series アプライアンスの場合、DSL ポートは RJ11 ポートです。
火災の危険性を軽減するため、McAfee 325 Series アプライアンスの DSL ポートには 26 AWG より大きい (たとえ
ば 24 AWG) UL 指定または CSA 認定通信回線コードだけを使用してください。
設置場所の選択
本システムは、一般的なオフィス環境での動作に適するように設計されています。
次のような設置場所を選択してください。
•
清潔で乾燥し、空気中の浮遊粒子 (通常の室内の埃を除く) がない場所
•
よく換気され、直射日光、ラジエーターなどの熱源から離れた場所
•
振動源または物理的な衝撃源から離れた場所
•
電気機器から発生する強い電磁場から隔絶された場所
•
激しい雷雨が発生しやすい地域では、ご使用のシステムをサージ サプレッサーに接続し、雷雨時にはインターネ
ット セキュリティ デバイスの通信回線接続を切断しておくことをお勧めします。
•
適切な接地極付きコンセントが備え付けられた場所
•
本製品の主電源を切るために電源コードにアクセスできる十分なスペースがある場所
機器の取り扱い方法
人身被害または機器損傷の危険性を軽減するため、次の指示に従ってください。
•
機器を移動したり、持ち上げる場合には、法令で定められた労働安全衛生要件に従ってください。
•
機器を移動りたり、持ち上げる場合には、機械的補助などの適切な補助を利用してください。
•
重量を軽くして扱いやすくするため、取り外しが容易なコンポーネントを取り外してください。
電源・電気に関する警告
予備電源マーク (ある場合) のある電源ボタンで、システムの入力 AC 電源を完全に停止する
ことはできません。システムのプラグが接続されている場合、予備電源は常時有効です。
システムの電源を切る場合には、コンセントから入力 AC 電源コードを抜いてください。 ご使用のシステムで複数の
AC 電源コードを使用している場合があります。 シャーシを開けたり、ホットプラグ非対応コンポーネントの取り付
けまたは取り外しを行う前に、すべての入力 AC 電源コードが抜かれていることを確認してください。
システムの電源装置ごとに個別の AC 主電源コードが必要です。 代替品の AC 主電源コードが規定タイプと異なる
場合には、使用または修正しないでください。
本製品の電源装置には、ユーザーが修理可能な部品は使用されていません。 電源装置を開けないでください。 電源
装置内部には、危険なレベルの電圧、電流およびエネルギーが存在します。 修理が必要な場合には、製造元に返品し
てください。
3
ホットプラグ対応の電源装置を交換する場合には、交換する電源装置をネットワーク セキュリティ デバイスから取
り外す前に、電源装置の電源コードを抜いてください。
感電の危険性を防止するため、ネットワーク セキュリティ デバイスを開ける前にデバイスの電源を切り、ネットワ
ーク セキュリティ デバイスに接続されている電源コード、通信システム、ネットワーク、モデムをすべて取り外し
てください。
電源コードに関する警告
ご使用の製品に、本製品を使用する国で使用可能な入力 AC 電源コードが付属していない場合、国内での使用が認め
られているコードをご購入ください。
感電または火災を防ぐため、本製品に使用する電源コードについて以下の点を確認してください。
•
次の基準を満たす電源コードを使用してください。
•
電気定格が本製品の定格電流よりも大きい電源コード
•
コンセントに適合した安全用接地ピンまたは接地接点が付いている電源コード
•
入力 AC 主電源を切る場合には電源装置コードを使用します。 コンセントが機器の近くにあり、コードを抜く際
に簡単にアクセスできる必要があります。
•
電源装置コードは、適切な接地極付きコンセントに接続する必要があります。
電源コード使用のガイドライン
AC 主電源コードが規定タイプと異なる場合には、使用または修正しないでください。
以下の基準を満たす電源コード セットを使用する必要があります
•
定格: 米国およびカナダでは、UL (Underwriters Laboratories, Inc.) リスティング/CSA (カナダ規格組織) 認
証タイプ SJT、18-3 AWG (米国ワイヤゲージ規格) のコードを使用してください。 米国またはカナダ以外の国
では、ハーモナイズド (<HAR>) または VDE (Verband Deutscher Electrotechniker、ドイツ電気技術者協会)
認証を受けた 定格 250 VAC (交流電圧)、3 x 0.75 mm の導線のフレキシブル コードを使用してください。
•
コネクター (コンセント側): コードの終端が、お客様の地域で使用が許可されている接地タイプでオス型プラグ
になっているものを使用してください。 コネクターには、お客様の地域で認められた機関による認証を表す認証
マークが表示されている必要があります。また、米国では、UL 認証を受け、デバイス全体の定格電流の 125%
の定格を持つ必要があります。
•
コネクター (デバイス側): デバイスの AC レセプタクルに差し込むコネクターは、承認された IEC (国際電気標
準会議) 320、シート C13 タイプのメス型を使用してください。
•
コードの長さおよび柔軟性: 長さ 4.5 メートル (14.76 フィート) 未満のコードを使用してください。
システムへのアクセスに関する警告
人身被害または物的損害を防ぐため、本製品の内部にアクセスする場合には、常に次の安全
手順に従ってください。
4
•
本製品に接続されたすべての周辺機器の電源を停止してください。
•
電源ボタンを押して、システムを停止してください。
•
システムまたはコンセントから AC 電源コードをすべて抜き、AC 電源を切断してください。
•
システムのケーブルおよび通信回線接続をすべて切断してください。
•
アクセス カバーを取り外す場合には、ねじなどの締め具を紛失しないように保管してください。 製品内部へのア
クセスが完了した後は、保管しておいたねじなどの締め具でアクセス カバーを取り付けてください。
•
ホットプラグ非対応コンポーネントの取り付けまたは取り外しを行う前に、ネットワーク セキュリティ デバイス
の電源を切断し、すべての電源コードを抜いてください。
•
ホットプラグ対応の電源装置を交換する場合には、交換する電源装置をネットワーク セキュリティ デバイスから
取り外す前に、電源装置の電源コードを抜いてください。
•
電源装置の内部にはアクセスしないでください。 電源装置内に修理可能な部品はありません。 修理が必要な場
合には、製造元に返品してください。
ネットワーク セキュリティ デバイスを継続して実行している場合、搭載されたプロセッサーおよびヒート シンクが
高温になっている場合があります。 ホットプラグ対応コンポーネントの取り付けまたは取り外しを行う場合を除き、
システムが冷却されるまで、カバーを開かないでください。 ホットプラグ対応コンポーネントの取り外しまたは取り
付けを行う際には、作業時に高温のコンポーネントに触れないよう注意してください。
怪我を防ぐため、稼働中のファン ブレードには触れないでください。 ご使用のシステムにファン ガードが付属して
いる場合には、ファン ガードを装着せずにシステムを操作しないでください。
ラック マウントに関する警告
ネットワーク セキュリティ デバイスまたは機器をラックから引き出す場合、機器ラックが傾かないように、ラック
を固定された支持物にしっかり取り付けてください。 機器ラックは、ラック メーカーの指示に従って設置してくだ
さい。
ラック内の機器は、最も重いものを一番下にし、下から順に設置してください。
機器は、一度に 1 台のみ引き出してください。
ラック ユニット全体の主電源切断器の設置は、お客様の責任で行ってください。 この主電源切断器は、容易にアク
セス可能な場所に設置し、ネットワーク セキュリティ デバイスだけでなく、ユニット全体の電源を制御する機器と
してラベルを付ける必要があります。
感電の危険性を防止するため、適切な安全用接地線をラックに実装した後で各機器をラックに設置してください。
ラック マウント設置のガイドライン
以下のガイドラインは、機器をラックにマウントする場合に適用されます。
機器ラックの固定: 機器ラックは、固定された支持物にしっかり取り付けてください。1 台以上のサーバーをスライ
ドでラック前面に引き出すときにラックが倒れないようにしてください。 また、ラックに設置する他のデバイスの重
量も考慮する必要があります。 ラックが突然傾いたり、前方に倒れた場合には、落下物の下敷きになる危険性があり
ます。 これにより重傷を負う可能性があります。
温度: 機器ラックに設置したネットワーク セキュリティ デバイスの稼働場所の温度は、5°C (41°F) 以上、40°C
(104°F) 以下にする必要があります。 極端な温度の変動は、デバイスに関する様々な問題の原因になります。
換気: 機器ラックでは、適切な冷却作用を維持するため、ネットワーク セキュリティ デバイスの前面に十分な空気の
流れを供給する必要があります。 ラックには、1 時間あたり最大 1,023 BTU (英熱量) を排出可能な換気設備をネ
ットワーク セキュリティ デバイス用に設置する必要があります。 選択したラックと換気設備は、デバイスの使用環
境に適したものでなければなりません。
5
AC 電源装置が設置されている場合:
AC 主電源切断器: AC 電源コードは、ネットワーク セキュリティ デバイスの主電源を切断する目的で使用するた
め、簡単にアクセス可能な場所に設置してください。 電源切断時にネットワーク セキュリティ デバイスの各電源コ
ードに簡単にアクセスできる場所でない場合には、お客様の責任でラック ユニット全体の AC 電源切断器を設置して
ください。 この主電源切断器は、容易にアクセス可能な場所に設置し、ネットワーク セキュリティ デバイスだけで
なく、ラック全体の電源を制御する機器としてラベルを付ける必要があります。
ラックの接地: 感電の危険性を防止するため、ラックを設置する際には、電源コードに関する条例に従って 3 番目の
安全用接地線を取り付けてください。 ネットワーク セキュリティ デバイスの電源コードをラックの AC コンセン
トに差し込む場合には、ラック自体に適切な接地を行う必要があります。 ネットワーク セキュリティ デバイスの電
源コードを壁に備え付けられた AC コンセントに差し込む場合、電源コードの安全用接地線は、本デバイスに関して
のみ適切な接地を提供します。 ラックおよびラックに設置した他のデバイスに関しても適切な接地を行う必要があ
ります。
過電流保護: ネットワーク セキュリティ デバイスは、給電線あたり最大 20 A の過電流保護機能を持つ AC ライン
電圧源に適した設計となっています。 機器ラックの電力系統が、20 A を超える保護機能を持つ分岐回路上に設置さ
れている場合、ネットワーク セキュリティ デバイスに補助的な保護を講じる必要があります。
DC 電源装置が設置されている場合:
DC (直流) 電源接続は、訓練を受けたサービス担当者が実施してください。 DC 入力のネットワーク セキュリティ
デバイスは、米国電気工事規程 (ANSI/NFPA 70) の 110-16 条、110-17 条および 110-18 条に従い、アクセスの
制限された場所に設置する必要があります。 DC 電源は、二重絶縁または強化絶縁によって危険な AC 電源から電気
的に隔絶する必要があります。
DC 主電源切断器: ネットワーク セキュリティ デバイス用に適切な定格の DC 電源切断器を設置する場合には、お
客様の責任で行ってください。 この主電源切断器は、容易にアクセス可能な場所に設置し、本デバイスの電源を制御
する機器としてラベルを付ける必要があります。 DC 中央電力系統の回路遮断器が容易にアクセス可能で、定格電流
が適切である場合、これを切断器として使用することができます。
ネットワーク セキュリティ デバイスの接地: 感電の危険性を防止するため、ネットワーク セキュリティ デバイスの
接地線接続を確実に行ってください。 接地線は 18 AWG 以上のものを使用し、ネットワーク セキュリティ デバイ
ス裏面の接地スタッドに接続してください。 安全用接地線は、リストに指定されている 5/8 インチ ピッチの 2 穴圧
着閉端子付きシャーシ スタッドに接続してください。 シャーシの接地スタッドのナットは 10 in/lbs トルクで取り
付けてください。 安全用接地線は、ネットワーク セキュリティデバイスのみに適切な接地を提供します。 ラックお
よびラックに設置した他のデバイスに関しても適切な接地を行う必要があります。
過電流保護: 過電流保護機能付きの回路遮断器を各ホスト機器ラックの一部として備え付け、DC 電源とネットワー
ク セキュリティ デバイス間のフィールド配線に組み込む必要があります。 分岐回路の保護は、給電線 1 組あたり
75 Vdc 以上、10 A 以下とします。 機器ラックの DC 電力系統に、10 A を超える保護機能が設置されている場合、
ネットワーク セキュリティ デバイスに補助的な保護を講じる必要があります。
静電放電 (ESD)
ESD は、ディスク ドライブ、ボード、その他の部品の損傷を招く可能性があるため、Intel
Security は、すべての手順を ESD ワークステーションで実施することをお勧めします。
ESD ワークステーションが利用できない場合は、ネットワーク セキュリティ デバイスのシャーシ グラウンド (塗装
されていない金属表面) に接続された帯電防止用リスト ストラップを装着することで、部品の取り扱い時にある程度
の ESD 保護策を講じます。
ボードを取り扱う際は、常に注意してください。 ボードは ESD に対して非常に敏感です。 ボードは端の部分を持っ
てください。 ボードを保護ラッパーまたはネットワーク セキュリティ デバイスから取り外した後は、ボードのコン
ポーネント側を上にして、接地されて静電気を帯びていない表面に置いてください。 利用可能な場合には、保護ラッ
パーではなく導電性スポンジ パッドを使用してください。 ボートは、どのような表面上でも滑らせないでください。
6
その他の危険性
バッテリ交換
バッテリを正しく交換していなと、爆発の危険性があります。 バッテリを交換する際は、機器メーカー推奨のバッテ
リのみを使用してください。
バッテリを処分する場合には、条例および規制に従ってください。
バッテリの再充電は行わないでください。
バッテリを分解したり、穴を開けたり、その他の方法で損傷しないでください。
リチウム バッテリに関する注意事項
バッテリを交換しないでください。バッテリの交換は、資格のあるサービス担当者が行ってください。 バッテリを正
しく交換していなと、爆発の危険性があります。 同じ型または製造元が推奨する型のバッテリと交換してください。
バッテリがショートすると、バッテリが発熱し、怪我をすることがあります。
適切でない型のバッテリと交換すると、爆発する可能性があります。 使用済みのバッテリは、注意事項に従って処分
してください。
冷却および排気
注意 排気流の遮断や冷却上の問題を最小限にするため、指示に従って、注意深くケーブルを配線してください。
適切な冷却と排気を行うために、シャーシ カバーを装着した状態でのみシステムを操作してください。 カバーを装
着せずにシステムを操作した場合、システムの部品が損傷する場合があります。 カバーを装着するには、次の手順に
従います。
1
まず、緩んだツールまたは部品がシステム内部に残されていないかを確認します。
2
ケーブル、拡張ボード、その他のコンポーネントが適切に装着されていることを確認します。
3
製品マニュアルの手順に従って、シャーシにカバーを装着します。
動作温度と保管温度
アプライアンスの許容動作温度は +5ºC から +40ºC です。 許容保管温度は -20ºC から +70ºC です。 許容温度
の範囲外でアプライアンスを稼動させたり、保管しないでください。
レーザー周辺機器またはデバイス
放射線暴露または人身被害の危険性を防止するため、以下の指示に従ってください。
7
•
レーザー周辺機器およびデバイスの筐体を開かないでください。
•
レーザー周辺機器およびデバイスは、ユーザーによる修理ができません。
•
修理が必要な場合には、製造元に返品してください。
ネットワーク セキュリティ デバイスの法令遵守および認定
最終統合製品の安全上の法令遵守を確実なものとするには、本ガイドの組み立て手順に従い、既存
の製品認定および承認に対する準拠を維持する必要があります。
本ガイドで指定しているコンポーネント以外は使用しないでください。 他の製品またはコンポーネントを使用した
場合、UL または他の米国国家認証試験機関 (NRTL) の認定や他の規制機関の承認が無効になります。また、本製品
の販売地域によっては規制違反となる場合があります。
条例や規制に定められた電磁両立性 (EMC) を維持するには、システムを統合する前に、シャーシ、電源装置および
他のモジュールが EMC 要件または法規制を遵守していることを確認してください。
製品の法令遵守
対象用途 - 情報技術機器 (ITE) として評価を受けた Intel Security ネットワーク セキュリティ デバイスは、オフ
ィス、学校、コンピューター室、類似した業務用施設に設置できます。
ITE 用途以外の他の製品カテゴリおよび環境 (医療、産業、通信、NEBS、住居、警告システム、試験装置など) に対
する本製品の適合性については、さらなる評価が必要になる場合があります。
Intel Security ネットワーク セキュリティ デバイスは、以下の安全規制、電磁両立性 (EMC) 規制、製品の環境規
制に関する試験に合格し、これらの規制に準拠しています。
製品の安全性に関する規格の準拠
UL60950 - CSA 60950(米国/カナダ)
EN60950 (ヨーロッパ)
IEC60950 (国際機関)
CB 証明書およびレポート、IEC60950 (国家間のすべての差異を含むレポート)
CU 認定 EAC マーク (ヨーロッパ/アジア適合) (ロシア、カザフスタン、ベラルーシ)
ウクライナ認証 (ウクライナ)
CE - 低電圧指令 2006/95/EC (ヨーロッパ)
IRAM 認定 (アルゼンチン)
BSMI CNS14336 エミッション (台湾)
南アフリカ LOA
製品 EMC 適合性 – Class A 適合
FCC - エミッション適合 (米国)
ICES-3 - エミッション適合 (カナダ)
CISPR 22 - エミッション (国際機関)
8
EN55022 - エミッション (ヨーロッパ)
EN55024 - イミュニティ (ヨーロッパ)
EN61000-3-2 - 高調波 (ヨーロッパ)
EN61000-3-3 - 電圧フリッカー (ヨーロッパ)
CE - EMC 指令 2004/108 EC (ヨーロッパ)
CE - R&TTE 指令 1999/5/EC
CE - RoHS 2011/65/EU
CU 認定 EAC マーク (ヨーロッパ/アジア適合) (ロシア、カザフスタン、ベラルーシ)
VCCI エミッション (日本)
AS/NZS 3548 エミッション (オーストラリア/ニュージーランド)
BSMI CNS13438 エミッション (台湾)
ウクライナ認定 (ウクライナ) MSIP 認定 (韓国)
南アフリカ SABS
電磁両立性の表示
FCC 適合宣言 (米国)
このデバイスは、FCC 規定の Part 15 に準拠しています。 次の 2 つの条件に従って動作します。(1) このデバイス
が有害な電波障害を起こすことはありません。(2) このデバイスは、望ましくない動作の原因となり得る電波障害を
含め、受信するすべての電波障害に対応する必要があります。
Intel Security, 2821 Mission College Blvd, Santa Clara, CA 95054 電話: 1-888-847-8766
テストの結果、この機器は FCC 規定の Part 15 に記載されている Class A デジタル装置の規制に適合するものとし
て認定されています。 これらの規制は、機器を住宅環境で使用した場合に発生し得る有害な電波障害に対して適切な
防止策を講じることを目的としています。 この機器は、電磁波を使用、発生および外部に放出することがあります。
そのため、取り扱い説明書に従って設置および使用しない場合には、無線通信に重大な受信障害を起こすことがありま
す。 また、この機器を住宅環境で使用すると有害な電波障害を起こすことがあります。その場合には、ユーザーの責
任において、電波障害の対策を講じる必要があります。
このデバイスの被許諾者によって明示的に承認されていない変更および修正を行った場合、機器を操作するユーザー
の権限は無効になります。 修正された製品のコンプライアンス維持は、お客様の責任で行う必要があります。
このコンピューター製品に接続できるのは、FCC Class A または B の規制に適合する周辺機器 (コンピューター、
入力/出力デバイス、端子、プリンターなど) だけです。 適合していない周辺機器とともに本装置を操作した場合、
無線およびテレビの受信障害が発生する可能性があります。
周辺機器の接続にはすべて、接地したシールド ケーブルを使用してください。 接地したシールド ケーブル以外のケ
ーブルを使用して周辺機器を接続した状態で本装置を操作した場合、無線およびテレビの受信障害が発生する可能性
があります。
ICES-3 (カナダ)
このデジタル装置は、電波障害発生源となる機器に関するカナダ通信省の規格「デジタル機器」 (ICES-003) に定め
られたデジタル装置からの電波雑音放出に関する Class A 規制に適合しています。
9
Cet appareil numérique respecte les limites bruits radioélectriques applicables aux appareils
numériques de Classe A prescrites dans la norme sur le matériel brouilleur: “Appareils Numériques”,
NMB-3 édictée par le Ministre Canadian des Communications.
ヨーロッパ (CE 適合宣言)
本製品は、低電圧指令 (2006/95/EC)、EMC 指令 (2004/108/EC)、RoHS 指令 (2011/65/EU) に従って試験を
受け、これらの指令に準拠しています。 本製品には、CE 適合を示す CE マークが表示されています。
本製品に Wi-Fi コンポーネントが含まれている場合、R&TTE 指令 1999/5/EC に従って試験を受け、この指令に準
拠しています。
VCCI (日本)
上記の英訳は次のとおりです。
This is a Class A product. In a domestic environment, this product may cause radio interference, in
which case the user may be required to take corrective actions. VCCI-A
BSMI (台湾)
BSMI EMC 表示
MSIP (韓国)
韓国 EMC 認定では、製品に追加情報を表示することが義務付けられています。 製品上にこの情報を表示するスペー
スがない場合は、製品パンフレットに記載します。
10
1
装置の種類 (モデル名): モデル名は、製品に表示
された KC 証明書に明示されます。
4
製造年月日: 製造年月日は、製造密番の一部とし
て製品に明示されます。
2
認定番号: 認定番号は、KC 認証明書および製品に
明示されます。
5
製造者/国: 製造国は製品に明示されます。
3
認定取得者名: Intel Security の社名は、製品の
KC 証明書に明示されます。
製品の法令遵守マーク
Intel Security ネットワーク セキュリティ デバイスには、一般に次の法令/認定マークが表示されています。 一部
の認定マークは、証明書を得るために使用した認定機関によって異なります。
法令遵守
国/地域
Ctick (古いマーク)
オーストラリア/ニュージ
ーランド
RCM (新しいマーク)
IRAM
アルゼンチン
NRTL (米国国家認証試験機関)
米国/カナダ
CE マーク
ヨーロッパ
FCC マーク
米国
マーク
(Class A)
EMC マーク
カナダ
(Class A)
VCCI マーク
日本
(Class A)
BSMI 認定
台湾
(RPC) 番号および Class
A 警告
EAC
(CU 承認)
韓国 MSIP マーク
ロシア、カザフスタン、ベ
ラルーシ
韓国
(未来創造科学部)
廃電気・電子製品リサイクル マーク
ヨーロッパ
11
法令遵守
国/地域
中国 CQC/CCC 承認マーク
中国
中国版 RoHS 環境保護使用期限マー
ク
中国
中国リサイクル マーク
中国
リサイクル マーク
国際機関
バッテリの過塩素酸塩に関する警告情 カリフォルニア
報
12
安全性
複数の電源コードに関す
るマーク
北欧諸国
接地極付きコンセントへ
の接続
安全性
予備電源
安全性
ラック設置に関する警告
マーク
製品の環境規格の準拠
•
Intel Security は、世界各国の規制要件に従って含有禁止物質の使用を規制するシステムを整備しています。
Intel Security 製品の材料申告データシートは、http://ark.intel.com/ で確認できます。
•
ヨーロッパ - 欧州指令 2011/65/EC - Intel Security は、電気製品・電子機器における物質の使用を制限す
る RoHS 指令 2011/65/EU に完全に準拠しています。この指令で制限されている物質は、鉛 (Pb)、水銀 (Hg)、
カドミウム (Cd)、六価クロム (Cr VI)、多臭素化ビフェニル (PBBs)、ポリ臭素化ジフェニル エーテル (PBDEs)
の 6 つです。 Intel Security では、RoHS 指令の基準を世界的に遵守することを目標としています。 規制物質
の排除が技術的に不可能であり、RoHS 指令の補足にある除外分野で製品が使用される場合を除き、すべての
Intel Security 製品で RoHS 指定物質はほぼ排除されています (法的に問題のないレベルまで削減されていま
す)。
•
カリフォルニア州法、第 22 編第 4.5 章第 33 節: 過塩素酸塩の取り扱いに関する規制
•
中国 - 有害物質規制 (中国版 RoHS)
•
WEEE 指令 (ヨーロッパ)
•
包装廃棄物指令 (ヨーロッパ)
•
REACH 指令 (ヨーロッパ)
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Intel および Intel のロゴは、Intel Corporation における登録商標です。McAfee および McAfee のロゴは、McAfee, Inc. における登録商標です。
その他すべての登録商標および商標はそれぞれの所有者に帰属します。
704-113
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13