農業集落排水処理施設の維持管理基礎講座 (第2回 ばっ気時間設定の

澄水 白 濁
農業集落排水処理施設 維持管理基礎講
第 回
気時間設定 考え方
気工程時
保 点検時 最 注意 払う事項
あ
盛
1
い等 理由
放流水質 悪化
こ 様
あ
い こ
酸化不足 確
気
過
方法
澄水 採取
青吸光光 法
酸化不足
こ 以外 場合
気
過
疑
い
水質
方 多い
処理
気時間 設定方法
問題 状態
気不足
ッ
測定
殿槽あ い 回 槽
実
酸化不足 原因 水質
ス 少
簡易 析
色 濃い青 イン
様子 見 う いう考え方 事
注意 必要
方法
方法 アンモニア性窒素 NH4-N
い状況
農業集落排水処理施設
悪化
い
アンモニア臭や腐卵臭
確実 判断
気風
水質 悪
危険 あ
悪化
い 等 撹拌状況 偏
状態 指 表現
理由や原因
態 悪化
気槽や回 槽 一部 大
気槽や回 槽
酸化処理 不十
正 い
気時間 長
観察
症状 進行
DO 溶
気時間 長
量 増や こ
細
あ い 部 的 あ
気時間 短
いあ い 生物反応槽内 撹拌 不十
存酸素
光 当
い点 多数動い い
気 過不足判断 慎重
気不足 酸化不足
い
あ い
確認
こ
気 過不足 確認
気 過
時間 設定
最 重要
適
気
設定
点
い
気不足 症状
気不足
い
以
浮 生物法
う
い い
症状 認
殿槽 回 槽
い 30~50cm 程
判断
殿 排出工程
汚泥塊 浮
返
気方式 場合
直前 生物反応槽
気終了時
殿槽
DO
測定
紹介
回 槽 場合
酸化不足 可能性 あ
汚泥 灰黒色 黒 混
汚泥 ひ
う
殿槽 あ 間
い
やや大
DO
測定
DO
同 場所 測定
気工程終了時
水深
深
50cm
い 置
い
特
最後
測定
浮
DO
数値
0.5mg/L 以
気時間 短い可能性 あ
裏面
1
場合
DO
0.5~
場合
2.0mg/L
気時間
い 考え
一方 DO
合
気時間 長
0.5mg/L 以
DO
2.0mg/L 以
場合
場合
タイミン
目
昇
0.5
実
目
あ
足 判断
い
正確
や
ア性窒素 NH4-N
タイミン
0.5~2.0mg/L
定
こ
見 け
気時間 過不
MLSS
多
0.5mg/L 以
紹介
う
式
け多
こ
気
い時間帯
け長
微生物 酸素 関係
け
限
い
削減
予算内 維持管理
最 費用 掛
系外搬出 制限
あ
こ
汚泥処 費
こ
う 事態 続
濃
基本
MLSS
転
本来 MLSS
性状 や水量 見合
少
気槽
や回 槽 汚泥 溜 込 こ
徐々 高い濃
消費電力量 増や こ
い い時
いうこ
反応
微生物量 多い
そ
け 必要 酸素
転時間 長
程 酸素量 増え
第 回
酸素要求量 OD:Oxygen Demand
検討
う
OD = a×(Lr-d×ND) + c×N + b×Sa
➀BOD 除去
硝化
呼吸
必要
必要
必要
酸素量
酸素量
酸素量
ここ
OD:酸素要求量 kg-O2/日
Lr :BOD 除去量 kg-BOD/日
Sa:生物反応槽微生物量 kg-MLVSS
N :硝化窒素量 kg-N/日
ND:脱窒窒素量 kg-ND/日
JARUS 型施設
a~d 係数
数値 使用
a=0.5 kg-O2/kg-BOD
d=2.86 kg-BOD/kg-ND
c=4.57 kg-O2/kg-N
b=0.07 kg-O2/(kg-MLVSS・日)
風量
ポイン
保 点検
ンス 崩 処理 不
け 酸素 消費
高い
こ
当
気
気
生物反応槽
汚泥 系外搬出量 少
ロワ
具体的
気時間 調整
気時間 設定
高
け
槽 い
維持管理性
う危険 伴うこ
微生物 処理
簡易 析方法 アンモニ
測定
い状況
汚濁負荷量 微生物量
気不足
い う慎重 調整
け
維持管理費 削減
MLSS
気時間 短
気時間 短
い
悪い汚泥
DO
DO
高
MLSS
活性汚泥 固液 離性 悪化 招
場
気時間 長
2.0mg/L 以
あ
由
状態 近
可能性 あ
~2.0mg/L
DO
適
得 い状況
施設 流入
濃
流入負荷 汚濁負荷量
汚水
表
転
汚濁負荷率 計画汚濁負荷量 割合
微生物量 MLSS
関係 い理
除去 必要 酸素量
2
必要
酸素量
硝化 必要 酸素量
BOD
呼吸
必要以
必要 酸素量毎 計算
例
各汚濁負荷率
BOD 除去
必要 酸素量
い
高
MLSS
微生物呼吸 必要 酸素量
大
率 30%
い
MLSS
高
3,000mg/L
微生物呼吸
17.01kg-O2/日
変化
具体的
MLSS
高
58.7%
い
必要
こ
省
避け べ
回 流入負荷
関係
MLSS
い
こ
汚濁負荷
酸素量
46.0%
気時間
大幅 増え い
量 変化
高
5,000mg/L
28.35kg-O2/日 比率
適正 設定
いう観点
硝化反応
MLSS
MLSS
変化
必要酸素
気時間 再設定 必要
い
うこ
維持管理費 削減
MLSS
あ 電気代
い
こ
気槽や回 槽
消費電力量 少
減
こ
意味
こ
い
表-1 必要酸素量の内訳と汚濁負荷量と微生物量の関係 例
汚濁負荷率
%
必要酸素量 kg O 日 、
mg
0
0
0
0
算出条件
割合 %
BOD除去
硝化反応
微生物呼吸
合 計
4.05(10.9)
15.92(43.0)
17.01(46.0)
36.97(100.0)
4.05(9.5)
15.92(37.3)
22.68(53.2)
42.64(100.0)
4.05(8.4)
15.92(32.9)
28.35(58.7)
48.31(100.0)
5.40(12.4)
21.22(48.6)
17.01(39.0)
43.63(100.0)
5.40(10.9)
21.22(43.0)
22.68(46.0)
49.30(100.0)
5.40(9.8)
21.22(38.6)
28.35(51.6)
54.97(100.0)
6.74(13.4)
26.53(52.8)
17.01(33.8)
50.28(100.0)
6.74(12.1)
26.53(47.4)
22.68(40.5)
55.95(100.0)
6.74(10.9)
26.53(43.0)
28.35(46.0)
61.62(100.0)
8.09(14.2)
31.83(55.9)
17.01(29.9)
56.94(100.0)
8.09(12.9)
31.83(50.8)
22.68(36.2)
62.61(100.0)
8.09(11.9)
31.83(46.6)
28.35(41.5)
68.28(100.0)
・汚濁負荷率 : 実汚濁負荷量×100/計画汚濁負荷量
・BO) : 流入水 200mg/L、処理水20mg/L、除去率 90.0%
・T-N : 流入水 43mg/L、処理水15mg/L、硝化率 100%
・MLVSS/MLSS = 0.80
・処理方式 : JARUS-ⅩⅣ96型 1,000人
・運転工程 : 60分サイクル、撹拌工程40分、ばっ気工程20分
3
話