資産運用報告 - グローバル・ワン不動産投資法人

第
23
期
決算・運用状況のご報告(資産運用報告)
自 平成26年10月1日 至 平成27年3月31日
東京都千代田区麹町四丁目1番地
http://www.go-reit.co.jp/
Introduction
ご 挨 拶
平素は、グローバル・ワン不動産投資法人及びグローバル・アライアンス・リアルティ株
式会社に関しまして、格別のご高配を賜りまして、厚く御礼申し上げます。
本投資法人は、この度、第23期(平成27年3月期)の決算が終了いたしましたので、ここ
に第23期の運用の概況と決算につきましてご報告申し上げます。
本投資法人は、第21期(平成26年3月期)以降、競争力低下懸念のあった2物件(スフィア
タワー天王洲、近鉄新名古屋ビル)を譲渡する一方、2物件(アルカセントラル、横浜プラ
ザビル)を取得しております。これは、売却益を投資主の皆様へ還元するとともに、ポート
フォリオ入替により「近・新・大」の投資方針を再度明確化して、差別化を図ることを企図
したものです。第23期におきましては、近鉄新名古屋ビルの残り33%共有持分について譲渡
を行い、売却益1,175百万円を計上いたしました。
この結果、営業収益5,265百万円、経常利益2,086百万円となり、当期純利益2,085百万円を
計上いたしました。分配金につきましては、「特定の資産の買換えの場合の課税の特例」を
適用し、近鉄新名古屋ビル(共有持分33%)の売却益の一部を圧縮積立金として内部留保す
ることとしました。当期未処分利益から圧縮積立金を控除した残額を分配することとし、投
資口1口当たりの分配金を9,703円とさせていただくことになりました。
今後とも中長期的な観点から運用資産の着実な成長と安定した収益の確保を目指して運用
を行って参ります。
投資主の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご支援、ご鞭撻を賜りますよう何卒宜
しくお願い申し上げます。
グローバル・ワン不動産投資法人
執行役員 北島
洋一郎
グローバル・ワン不動産投資法人
執行役員 齊藤
利雄
グローバル・アライアンス・リアルティ株式会社
代表取締役社長 山内
正教
目 次
Ⅰ.投 資 法 人 の 概 要
Ⅱ.資 産 運 用 報 告
・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
Ⅵ.注 記表
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
36
・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
18
Ⅶ.金銭の 分 配 に 係 る 計 算 書
・ ・・・・・・・・・
45
Ⅲ.貸 借 対 照 表
・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
32
Ⅷ.会計監 査 人 の 監 査 報 告 書
・ ・・・・・・・・・
46
Ⅳ.損 益 計 算 書
・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
34
Ⅸ.キャッシュ・フロー計算書(参考情報)
47
35
Ⅹ.投資主インフォメーション
49
Ⅴ.投資主 資 本 等 変 動 計 算 書
・ ・・・・・・・・・
・ ・・・
・ ・・・・・・・・・・・・
Ⅰ. 投 資 法 人 の 概 要
1.
決 算 ハ イ ラ イ ト
運用状況
第19期
第20期
第21期
第22期
第23期
(自 平成24年10月 1 日 (自 平成25年 4 月 1 日 (自 平成25年10月 1 日 (自 平成26年 4 月 1 日 (自 平成26年10月 1 日
至 平成25年 3 月31日) 至 平成25年 9 月30日) 至 平成26年 3 月31日) 至 平成26年 9 月30日) 至 平成27年 3 月31日)
営業収益(百万円)
4,491
4,393
6,296(3,914)
3,981
営業利益(百万円)
1,944
1,827
2,588(1,430)
1,658
5,265(4,090)
2,617(1,442)
経常利益(百万円)
1,404
1,287
2,080 (922)
1,174
2,086 (911)
当期純利益(百万円)
1,403
1,286
2,079 (921)
1,173
2,085 (910)
(注)
括弧内の金額は、不動産等売却損益を除いた金額を記載しております。
分配状況
第19期
第20期
第21期
第22期
第23期
(自 平成24年10月 1 日 (自 平成25年 4 月 1 日 (自 平成25年10月 1 日 (自 平成26年 4 月 1 日 (自 平成26年10月 1 日
至 平成25年 3 月31日) 至 平成25年 9 月30日) 至 平成26年 3 月31日) 至 平成26年 9 月30日) 至 平成27年 3 月31日)
1口当たり分配金(円)
(利益超過分を含まない)
7,241
6,640
9,682(4,757)
6,053
9,703(4,698)
分配金総額(百万円)
1,403
1,286
1,876 (921)
1,173
1,880 (910)
1口当たり利益超過分配金
―
―
―
―
利益超過分配金総額
―
―
―
―
―
100.0
100.0
90.2
99.9
90.1
配当性向(%)
―
(注1)
「
配当性向」については小数点第1位未満を切捨てにより表示しております。
(注2)平成26年4月1日付で投資口の2分割を行ったため、分割前の第21期以前の「1口当たり分配金」については、投資口を2
分割したものとして記載(1円未満の端数は切捨て)しております。
(注3)
括弧内の金額は、不動産等売却損益を除いた金額を記載しております。
■
営業収益
■
当期純利益
8,000
2,500
6,296
4,491
4,000
4,393
2,000
2,382
5,265
3,981
1,175
4,090
3,914
0
1,403
1,286
1,157
1,173
1,175
1,000
500
921
910
0
第19期
■
1,500
2,085
2,079
2,000
︵百万円︶
︵百万円︶
6,000
第20期
第21期
第22期
第23期
第19期
第20期
第21期
第22期
第23期
1口当たり分配金
12,000
︵円︶
8,000
9,703
9,682
10,000
7,241
6,640
4,925
6,000
6,053
■不動産等売却損益を除いた金額
■不動産等売却損益
5,005
4,000
4,757
2,000
4,698
0
第19期
第20期
第21期
第22期
第23期
001
Ⅰ. 投 資 法 人 の 概 要
2.
投 資 法 人 の 特 色
本投資法人は、3大都市圏(首都圏、中部圏及び近畿圏)の主要都市及び3大都市圏以外の政
令指定都市に立地する主たる用途がオフィスである建物及びその敷地から構成される不動産並
びにかかる不動産を裏付けとする有価証券及び信託受益権その他の不動産関連資産に対して主
として投資を行い、中長期的な観点から、運用資産の着実な成長と安定した収益の確保を目指
して運用を行います。
本投資法人の資産の運用に係る業務について、本投資法人は、平成27年3月31日現在、投資信
託及び投資法人に関する法律(以下「投信法」といいます。
)第198条に基づき、グローバル・
アライアンス・リアルティ株式会社(以下「資産運用会社」といいます。
)に全て委託していま
す。
3.
投 資 法 人 の 仕 組 み
(平成27年3月31日現在)
投 資 法 人
資産運用会社
分配金
資産運用委託
投資主総会
会計監査人
賃料等
保有不動産
不動産管理会社
不動産管理
売買
投資口
投 資 家
投資
売買
出 資
借入・投資法人債発行
管理委託
投 資 家
役 員 会
新日本有限責任監査法人
指図
東京証券取引所
金利支払等
投 資 家
金融機関等・
投資法人債投資家
資産保管業務委託 一般事務委託
資産保管会社
一般事務受託者
三菱UFJ信託銀行
002
4.
投 資 口 の 状 況
◆投資口価格の動き
900,
000
12,
000
11,
000
800,
000
10,
000
出来高︵口︶
600,
000
7,
000
500,
000
6,
000
400,
000
5,
000
4,
000
投資口価格︵円︶
700,
000
9,000
8,
000
300,
000
3,
000
200,
000
2,
000
100,000
1,
000
0
平成15年 平成16年
9月25日 3月末
平成17年
3月末
平成18年
3月末
平成19年
3月末
平成20年
3月末
平成21年
3月末
平成22年
3月末
平成23年
3月末
平成24年
3月末
平成25年
3月末
平成26年
3月末
0
平成27年
3月末
(注)投資口価格は終値ベースで記載しております。平成26年4月1日を効力発生日として、投資口1口につき2口の割合で投資口の分割を実施しており、平成26年
3月26日以前については、当該投資口分割による影響を加味し、投資口価格は2分の1に、出来高は2倍にして記載しております。
出来高
(口)
投資口価格
(円)
◆所有者別状況(平成27年3月31日現在)
個人・その他
9,773人
(96.27%)
金融機関(証券会社含む) その他の国内法人 外国法人・個人
99人
155人
124人
(0.97%)
(1.52%)
(1.22%)
所有者別投資主数
合計 10,151人
所有者別投資口数
合計 193,800口
金融機関(証券会社含む)
115,417口
(59.55%)
個人・その他
47,947口
(24.74%)
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
その他の国内法人 外国法人・個人
6,420口
24,016口
(3.31%)
(12.39%)
70%
80%
90%
100%
(注)比率は、小数点第2位未満を切捨てております。
003
Ⅰ. 投 資 法 人 の 概 要
5.
ポ ー ト フ ォ リ オ マ ッ プ
1 大手町ファーストスクエア
(東京都千代田区大手町)
4 TK南青山ビル
3 銀座ファーストビル
2 平河町森タワー
(東京都港区南青山)
(東京都中央区銀座)
(東京都千代田区平河町)
東京都心部
墨田区
千代田区
2
4
5
6
1
3
中央区
港区
5 アークヒルズ 仙石山森タワー
(東京都港区六本木)
埼玉県
8
神奈川県
9
大阪府
6 アルカセントラル
(東京都墨田区錦糸)
7 横浜プラザビル
(神奈川県横浜市神奈川区)
004
8 明治安田生命さいたま新都心ビル
(埼玉県さいたま市中央区)
9 淀屋橋フレックスタワー
(大阪府大阪市中央区)
7
6.
ポ ー ト フ ォ リ オ の 概 要
物件名
(所在)
大手町ファーストスクエア
(東京都千代田区大手町)
平河町森タワー
(東京都千代田区平河町)
銀座ファーストビル
(東京都中央区銀座)
TK南青山ビル
(東京都港区南青山)
アークヒルズ 仙石山森タワー
(東京都港区六本木)
アルカセントラル
(東京都墨田区錦糸)
横浜プラザビル
(神奈川県横浜市神奈川区)
明治安田生命さいたま新都心ビル
(埼玉県さいたま市中央区)
淀屋橋フレックスタワー
(大阪府大阪市中央区)
合 計
所有形態
(平成27年3月31日現在)
延床面積
(㎡)
(注1)
総賃貸可能面積
(㎡)
(注2)
区分所有権
141,228.06
8,164.19
(信託受益権)
区分所有権
51,094.82
9,843.52
(信託受益権)
区分所有権
12,479.45
7,697.78
(信託受益権)
所有権
20,958.79 13,741.76
(信託受益権)
区分所有権
140,667.09
3,963.61
(信託受益権)
区分所有権
49,753.92 15,746.41
(信託受益権)
所有権
19,968.20 14,222.53
(信託受益権)
所有権の共有持分50%
78,897.42 21,715.53
(信託受益権)
所有権
10,997.50
7,394.47
(信託受益権)
526,045.25 102,489.80
建築時期
取得価額
(百万円)
(注3)
投資比率
(注4)
平成 4 年 2 月
23,495
14.6%
平成21年12月
18,200
11.3%
平成10年 8 月
12,282
7.6%
平成15年 5 月
35,000
21.7%
平成24年 8 月
8,423
5.2%
平成 9 年 3 月
15,391
9.5%
平成22年 2 月
17,950
11.1%
平成14年 3 月
22,700
14.1%
平成18年11月
7,834
4.9%
161,276
100.0%
(注1)
「
延床面積」は、所有形態にかかわらず、建物全体の面積を記載しております。
(注2)
「
総賃貸可能面積」は、投資対象面積を記載しております。
(注3)
「取得価額」は、当該不動産関連資産の取得に要した諸費用(売買手数料、公租公課等)を含まない金額(売買契約書等
に記載された売買価額)をいい、百万円未満を切捨てしております。なお、アルカセントラルについては、売買契約書
に記載された売買価額合計16,400百万円から、売主から承継した管理組合の修繕積立金合計1,008百万円を控除した金
額を記載しております。
(注4)
「投資比率」とは、取得価額の総額に対する当該不動産関連資産の取得価額の比率をいい、小数点第2位を四捨五入して
おります。
7.
総 賃 貸 可 能 面 積 と 稼 働 率
年月
第
期
22
第
期
23
平成26年 4月末
5月末
6月末
7月末
8月末
9月末
10月末
11月末
12月末
平成27年 1月末
2月末
3月末
物件数
9
9
9
9
10
10
9
9
9
9
9
9
テナント数(注1)
157
159
164
167
184
185
152
151
151
152
152
153
総賃貸可能面積
(㎡)
93,943.05
94,390.76(注3)
94,390.76
94,390.76
108,609.20(注4)
108,609.20
102,478.59
102,478.59
102,478.59
102,478.59
102,478.59
102,489.80(注5)
(注2)
稼働率
(%)
92.5
92.5
94.2
94.8
95.4
95.5
95.5
95.1
95.0
95.1
95.1
96.4
(注1)
「テナント数」は、同一テナントが複数の物件に入居している場合には、1テナントとして算出しております。平河町森
タワーにおいては、第22期に森ビル株式会社との定期建物賃貸借契約が固定賃料型からパススルー型(賃借人から収受
する賃料が、賃借人がエンドテナントから収受する賃料と同額とされている契約)へ移行したことに伴い、第22期より
テナント数をエンドテナント総数としております。また、アークヒルズ 仙石山森タワーにおいては、信託受託者と森ビ
ル株式会社との間で建物賃貸借契約が締結されており、森ビル株式会社が転貸人となることの同意を全てのエンドテナ
ントより取得しているため、テナント数を1として取扱い、算出しております。
(注2)「稼働率」は、小数点第2位を四捨五入しております。
(注3)
アルカセントラルを追加取得したことに伴い、総賃貸可能面積が増加しております。
(注4)横浜プラザビルを取得したことに伴い、総賃貸可能面積が増加しておりますが、一方で大手町ファーストスクエアにお
いて、23階共有部分の賃貸区画の一部を共用部に変更したことに伴い、総賃貸可能面積が4.09㎡減少しております。
(注5)明治安田生命さいたま新都心ビルにおいて、共用廊下の一部を賃貸区画としたため、
総賃貸可能面積が増加しております。
005
Ⅰ. 投 資 法 人 の 概 要
第23期末保有物件
大手町ファーストスクエア
地 域 特 性
本物件の所在する「丸の内・大手町ゾー
ン」は業務地区としての歴史や特性を活
かした都市景観が形成されているととも
に、世界都市東京の中心にふさわしい国
際業務センターとして我が国の代表的な
ビジネス拠点を形成しております。
国内外の優良企業の本社等オフィスが集
積し、オフィスビルの立地ポテンシャル
が高い地域です。
また、本物件は、首都の玄関であるJR
「東京駅」に加えて、地下鉄5線(丸ノ内
線、東西線、千代田線、半蔵門線及び三
田線)が乗り入れる「大手町駅」に直結
しており、交通利便性に優れています。
大手町ファーストスクエア周辺図
(注) 延床面積は建物全体の面積を記載
行幸通
り
新丸ビル
東北
上越
新幹
線
地下鉄丸ノ内線・東西線・千代田線・半蔵門線・
三田線「大手町駅」直結
JR
山手
線
平成4年2月
最寄駅・所要時間
大手町
駅
建 築 時 期
線
駅
8,164.19㎡
東西
東京
141,228.06㎡(注)
総賃貸可能面積
門線
丸ノ内
線
土地:所有権 建物:区分所有権(一部共有)
延 床 面 積
状線
半蔵
日比谷
通り
東京都千代田区大手町一丁目5番1号
三田
線
大手町
駅
桔梗
壕
006
所在地(住居表示)
所 有 形 態
都心環
千代田
線
皇居東御苑
大手門
首都高
丸ビル
JR東京駅
第23期末保有物件
平河町森タワー
地 域 特 性
本物件の所在する平河町は、千代田区の
西側に位置し、周辺には最高裁判所や国
会議事堂に代表される国の機関が集積し
ていることに加えて、東側には皇居が所
在しており、都心にありながら緑豊かな
自然に接することができる希少性を有し
ています。これら公的機関の集積や利便
性、希少性を評価するテナント需要が底
堅く存在する地域です。
また、本物件は、国道246号線(青山通
り)に面し、地下鉄3線(半蔵門線、有楽
町線及び南北線)「永田町駅」から徒歩1
分に立地しています。また、「永田町駅」
と改札内で連絡している「赤坂見附駅」
には地下鉄2線(銀座線、丸ノ内線)が接
続していることから、地下鉄5線を利用可
能であり、非常に優れた交通利便性を有
しています。
平河町森タワー周辺図
半
蔵
門
駅
麹
町
駅
町大通り)
有楽町線
9,843.52㎡
建 築 時 期
平成21年12月
最寄駅・所要時間
地下鉄半蔵門線・有楽町線・南北線「永田町駅」徒歩1分
地下鉄銀座線・丸ノ内線「赤坂見附駅」徒歩6分
(注) 延床面積は建物全体の面積を記載
線
座
銀
赤坂エクセル
ホテル東急
丸ノ
内線
南北線
総賃貸可能面積
国立劇場
り
青山通
国会図書館
駅
永田町
駅
51,094.82㎡(注)
見附
延 床 面 積
皇居
最高裁判所
ホテル
ニューオータニ
赤坂
土地:敷地権(所有権の共有持分) 建物:区分所有権
通り
東京都千代田区平河町二丁目16番1号
井町
紀尾
所在地(住居表示)
所 有 形 態
半蔵門線
新宿通り(麹
東
京
都
心
環
状
線
国会議事堂
007
Ⅰ. 投 資 法 人 の 概 要
第23期末保有物件
銀座ファーストビル
地 域 特 性
本物件の所在する「銀座ゾーン」は、古
くから我が国を代表する商業地区として
広く認知されていますが、近年は海外一
流ブランドショップの集積に伴い、新た
な魅力が国内外に発信されるようになっ
ており、伝統と革新性が共存する稀有な
地域となっております。
また、地域内にJRと地下鉄5線(有楽町線、
銀座線、日比谷線、丸ノ内線及び浅草線)
が乗り入れ、東京駅・羽田空港へのアク
セスも良いことから、都心部の中でも屈
指の交通至便な場所となっています。そ
の た め、 広 告・ 出 版 業 な ど ブ ラ ン ド イ
メージの強い立地に惹かれる企業を中心
に、根強いビジネスニーズを有する地域
となっています。
銀座ファーストビル周辺図
有楽町
駅
東京
高速
銀
座
線
駅
町
楽
有
R
J
丸ノ内線
銀
座
一
プランタン
有楽町
マリオン
道路
丁
目
駅
メルサ
土地:敷地権(所有権の共有持分) 建物:区分所有権
延 床 面 積
12,479.45㎡(注)
総賃貸可能面積
7,697.78㎡
座
駅
008 (注) 延床面積は建物全体の面積を記載
銀
東
地下鉄有楽町線「銀座一丁目駅」直結
地下鉄銀座線・日比谷線・丸ノ内線「銀座駅」徒歩4分
地下鉄浅草線「東銀座駅」徒歩4分 JR「有楽町駅」徒歩7分
楽
線
平成10年8月
最寄駅・所要時間
有
三越
谷
建 築 時 期
松屋
座
駅
昭
和
通
り
所 有 形 態
銀
比
日
東京都中央区銀座一丁目10番6号
浅
草
線
中
央
通
り
所在地(住居表示)
町
線
第23期末保有物件
地 域 特 性
TK南青山ビル
本物件の所在する「青山ゾーン」
は、国内外のブランドショップ
が集積する日本を代表する商業
ゾーンとしての特徴を持ち、オ
フィスビル立地の観点において
も、「青山」という地区のブラン
ド性を評価し、その立地に固執
するテナントの根強いニーズが
あり、その地区ポテンシャルが
高い地域です。
また、本物件は地下鉄3線(銀座
線、半蔵門線及び大江戸線)が
乗り入れる「青山一丁目駅」か
ら徒歩2分、銀座線「外苑前駅」
から徒歩4分の位置にあり、交通
利便性に優れています。
TK南青山ビル周辺図
外
苑
秩父宮
ラグビー場
東
り
山通
青
所在地(住居表示)
東京都港区南青山二丁目6番21号外
所 有 形 態
土地:所有権 建物:所有権
延 床 面 積
20,958.79㎡
総賃貸可能面積
13,741.76㎡
建 築 時 期
平成15年5月
最寄駅・所要時間
地下鉄銀座線・半蔵門線・大江戸線「青山一丁目駅」徒歩2分
地下鉄銀座線「外苑前駅」徒歩4分
門線
半蔵
外
駅
苑前
通
り
赤坂御用地
戸線
大江
並木
ょう
いち
神宮外苑
テニスクラブ
目駅
一丁
青山
ツインビル
ホンダ
青山ビル
青山
赤坂図書館
線
銀座
青山小学校
青山運動場
青山霊園
009
Ⅰ. 投 資 法 人 の 概 要
第23期末保有物件
アークヒルズ 仙石山森タワー
地 域 特 性
本物件の所在する「虎ノ門・六本木地区」
は、各国大使館が立ち並ぶ国際色豊かな
地域であり、周辺にはオフィスビルを中
心に、住宅や商業施設、ホテルなどの多
様な機能が集まっていることから、国際
的に展開する金融系企業、法律事務所、
コンサルティング会社、IT企業など高度
な知的創造型産業を支える企業が集積し
ています。このような集積や利便性を評
価するテナント需要が底堅く存在し、職
住近接の街づくりが集中的に推進されて
いる地域です。
また、本物件は南北線「六本木一丁目駅」
から徒歩3分、日比谷線「神谷町駅」から
徒歩4分の場所に立地し、交通利便性に優
れています。
140,667.09㎡(注)
総賃貸可能面積
3,963.61㎡
建 築 時 期
平成24年8月
最寄駅・所要時間
下鉄南北線「六本木一丁目駅」徒歩3分
地
地下鉄日比谷線「神谷町駅」徒歩4分
(注) 延床面積は建物全体の面積を記載
状
線
都
高
首
六本
六本木ヒルズ
スペイン大使館
スウェーデン大使館
泉ガーデンタワー
外苑
東通り
南北線
土地:敷地権(所有権の共有持分) 建物:区分所有権
延 床 面 積
本
六
大江戸
線
010
所 有 形 態
木駅
り
通
木
ホテルオークラ東京
桜
田
通り
神
谷
町
駅
六本木
一丁目
駅
東京ミッドタウン
東京都港区六本木一丁目9番10号
銀座線
アメリカ大使館
アークヒルズ
所在地(住居表示)
外堀通
り
速
都
線
田
代
千
心
環
赤
坂
駅
駅
王
溜池 山
アークヒルズ 仙石山森タワー周辺図
日比
谷線
オランダ大使館
ロシア大使館
東京タワー
第23期末保有物件
アルカセントラル
地 域 特 性
本物件の所在する「錦糸町地区」は、東京
スカイツリーや周辺開発などの影響で近年
発展目覚ましい城東エリアにおいて中心的
なオフィスエリアであり、東京駅までわず
か8分という抜群の都心アクセス性や利便
性を評価するテナント需要が底堅く存在し
ます。また、千葉西部の営業統轄拠点とし
ての性格もあり、その需要の裾野が広いこ
とから、マーケットの変動時においても安
定的な需要が期待できる地域です。
また、本物件は、JR「錦糸町駅」から徒
歩3分、半蔵門線「錦糸町駅」から徒歩4分
の場所に立地するという恵まれた鉄道アク
セスの他、首都高速錦糸町出入口も至近に
あって車でのアクセスも良好であるなど、
非常に優れた交通利便性を有しています。
アルカセントラル周辺図
東京
スカイツリー
アルカ
ウエスト
所在地(住居表示)
東京都墨田区錦糸一丁目2番1号
土地:敷地権(所有権の共有持分) 建物:区分所有権
延 床 面 積
49,753.92㎡(注)
総賃貸可能面積
15,746.41㎡
建 築 時 期
平成9年3月
最寄駅・所要時間
R「錦糸町駅」徒歩3分
J
地下鉄半蔵門線「錦糸町駅」徒歩4分
(注)4棟全体から成る登記上の一棟の建物のうち、アルカセントラル棟
の部分の延床面積を竣工図に基づき記載
アルカキット
アルカイースト
ロッテシティホテル
錦糸町駅
号線)
(国道14
京葉道路
都立
両国高等学校
LIVIN
テルミナ
線
JR総武線・総武快速
丸井
門線
東京メトロ半蔵
四ツ目通り
所 有 形 態
東武
ホテル
錦糸公園
錦糸町駅
トリフォニー
ホール
歩行者デッキ
線
首都高速7号小松川
錦糸町出入口
アルカタワーズ
011
Ⅰ. 投 資 法 人 の 概 要
第23期末保有物件
横浜プラザビル
地 域 特 性
本物件の所在する横浜市は、日本有数の
規模を誇る政令指定都市です。横浜駅周
辺は横浜経済の中心に属し、企業活動主
要拠点の一つに位置付けられることから、
各企業の支店、営業所出店の底堅い需要
が存在する地域です。また、繁華性が高
いことから、人材派遣業や各種教室等の
集客型テナントを中心とした需要が多い
ことも特徴であり、オフィスビル立地と
して高いポテンシャルを有している地域
です。また、本物件は業務、商業、住居
が 融 合 し た 賑 わ い を み せ る「 ヨ コ ハ マ
ポートサイド地区」に属し、JR線・京急
線・東急線・みなとみらい線「横浜駅」
から徒歩5分の距離に立地しています。ま
た、首都高速横羽線、国道1号線等の主要
道 路 へ の 接 続 も 容 易 な 場 所 に あ り、 鉄
道・自動車ともに非常に優れた交通利便
性を有しています。
線
道
急
国
東
横浜ベイクォーター
日産自動車
グローバル本社
新高島駅
みなとみら
線
い
012
線
駅
浜
横
平成22年2月
最寄駅・所要時間 JR線・京急線・東急線・みなとみらい線
「横浜駅」徒歩5分
本
建 築 時 期
シーバス乗り場
横浜そごう
横浜駅東口
出入口
急
14,222.53㎡
線
総賃貸可能面積
ルミネ
ポートサイド
公園
横浜スカイビル
京
19,968.20㎡(注)
道
本
土地:所有権 建物:所有権
延 床 面 積
鉄
所 有 形 態
横浜
髙島屋
模
神奈川県横浜市神奈川区金港町2番地6
相
所 在 地
首都
高速神
奈川1号横羽線
きた
東口
鉄
市営地下
1号
歩行者デッキ
ヨコハマポートサイド地区
東
横
線
横浜プラザビル周辺図
第23期末保有物件
明治安田生命さいたま新都心ビル
(通称 ランド・アクシス・タワー(L.A.タワー)
)
地 域 特 性
本物件の所在する「さいたま新都心地区」
は、旧国鉄大宮操車場跡地に再開発が行
われた地域です。歩行者デッキ、道路、
共同溝などの都市基盤整備のもと、平成
12年の「さいたま新都心駅」開業を経て、
さいたま新都心合同庁舎、さいたまスー
パ ー ア リ ー ナ、 本 物 件 を 始 め と し た オ
フィスビル、コクーン新都心(ショッピ
ングモール)などの各種施設が相次いで
供給されました。「さいたま新都心地区」
は関東甲信越地方を所掌する国の行政機
関 や、 オ フ ィ ス ビ ル 等 の 業 務 施 設、 文
化・商業施設等の都市機能が集積し、今
後さらなる発展が見込める地域です。
本物件は、JR京浜東北線、宇都宮線及び
高崎線「さいたま新都心駅」から屋根付
歩行者デッキを通じ徒歩1分の場所に位置
するという恵まれた鉄道アクセスの他、
広域幹線道路や首都高速道路のインター
チェンジが至近にあって車でのアクセス
も良好であるなど、東京周辺都市部なら
ではの利便性を備えています。
明治安田生命さいたま新都心ビル周辺図
越・山形
JR東北・上 幹線
秋田・長野新
線
崎
高
宮・
都
宇
R
J
玉
高速埼 線
新都心
ショッピングモール
コクーン新都心
高速入口
78,897.42㎡(注1)
総賃貸可能面積
21,715.53㎡(注2)
建 築 時 期
平成14年3月
最寄駅・所要時間
R「さいたま新都心駅」徒歩1分
J
JR「北与野駅」徒歩7分
(注1)延床面積は建物全体の面積を記載
(注2)総賃貸可能面積は建物全体の50%相当を記載
17
JRさいたま新都心駅
高速出口
1号館
さいたま新都心
合同庁舎
2号館
山道
旧中
土地:所有権(共有持分50%)建物:所有権(共有持分50%)
延 床 面 積
けやきひろば
線
北
東
浜
京
R
J
所 有 形 態
JR埼
京線
埼玉県さいたま市中央区新都心11番地2
号
JR 国道
北与
野駅
所 在 地
イトーヨーカドー
さいたま
スーパーアリーナ
3号館
歩行者デッキ
013
Ⅰ. 投 資 法 人 の 概 要
第23期末保有物件
淀屋橋フレックスタワー
地 域 特 性
本物件の所在する「淀屋橋地区」は、多くの金
融機関や企業が集積する大阪を代表するビジネ
スエリアです。オフィスビル立地の観点におい
ても、オフィスマーケットの中心的なゾーンと
位置付けられており、金融・保険・製造業を中
心とした大企業が集積していることから、業務
集積度の高さを選好理由とするテナントの底堅
い需要が存在し、その地区ポテンシャルが非常
に高い地域です。
また、本物件は、大阪の主要幹線である御堂筋
からほど近く、大阪市営地下鉄御堂筋線「淀屋
橋駅」から徒歩3分、京阪本線「淀屋橋駅」か
ら徒歩5分、大阪市営地下鉄堺筋線「北浜駅」
から徒歩5分の場所に位置し、交通利便性に優
れています。
淀屋橋フレックスタワー周辺図
阪神高速1号
環状線
堂島川
大江橋駅
日本銀行
大阪支店
大阪市役所
淀屋橋
延 床 面 積
10,997.50㎡
総賃貸可能面積
7,394.47㎡
平成18年11月
最寄駅・所要時間
阪市営地下鉄御堂筋線「淀屋橋駅」徒歩3分
大
京阪本線「淀屋橋駅」徒歩5分
大阪市営地下鉄堺筋線「北浜駅」徒歩5分
日本生命
三菱UFJ
信託銀行
堺筋
建 築 時 期
京阪本線
大阪証券
取引所
土地:所有権 建物:所有権
川
北浜駅
地下鉄堺筋線
所 有 形 態
御堂筋
大阪府大阪市中央区高麗橋三丁目3番11号
中之
なに 島線
わ橋
駅
土佐堀
淀屋橋駅
地下鉄御堂筋線
014
所在地(住居表示)
京阪
8.
ポ ー ト フ ォ リ オ 戦 略
⑴ 基本方針
本投資法人は、中長期的な観点から、本投資法人の資産の着実な成長と安定した収益の確
保を目指して運用を行います。
また、不動産投資・運用面のみならず財務運営面においても「投資主の最大利益」を最終
目的とし、資産運用を行います。
⑵ ポートフォリオの構築
本投資法人は、以下の項目に重点を置き、投資対象不動産を厳選したうえでポートフォリ
オを構築していきます。
①長期的資産価値の維持
本投資法人では、一定期間経過後も投資家の投資需要を誘引する魅力のある不動産関連資
産への投資を行うことが重要であると認識しております。
そのために、近(立地の優れた物件)・新(築年数の浅い物件)・大(大型の物件)の3要
素を重視したうえで、マーケットにおける優位性を持った中長期的競争力の高い優良不動産
関連資産を慎重に選定して投資を行います。
②安定賃料収入の確保
本投資法人では、キャッシュ・フロー(賃料収入)について中長期的安定度が高いと見込
まれることに加えて、取得時点において、当面2年程度のキャッシュ・フローの確実性の高
い賃貸借契約が締結されている不動産関連資産であれば、優先的に投資対象として検討しま
す。
⑶ 運用資産のクオリティと成長スピード
本投資法人は、成長スピードにのみ目を奪われ「投資主の利益」を損なうような不動産関
連資産への投資を行うことがないように細心の注意を払いつつ、運用資産のクオリティと成
長スピードをバランス良く両立させるべく、中長期保有を前提として不動産関連資産を取得
して参ります。ただし、当該不動産関連資産の取得後において、不動産市況、当該不動産関
連資産の特性及びポートフォリオの状況等を検討し、売却好機と判断すれば当該不動産関連
資産の売却を行う場合もあります。
015
Ⅰ. 投 資 法 人 の 概 要
9.
ポ ー ト フ ォ リ オ の 特 徴
(平成27年3月31日現在)
『近』: 利
便性の高い立地
最寄駅に直結又は徒歩5分以内
『新』: 築年数の浅い物件
■
築年数
■
PML値
15.
0%
40.
0
35.
0
30.
0
︵年︶
10.
0%
25.
0 23.2
20.
0
18.1
16.7
15.
0
13.1
11.9
10.0
5.3
5.
0
8.4
5.2
2.7
銀座
南青山 仙石山 錦糸町
4.8%
5.
0%
1.3%
0.
0
大手町 平河町
12.2
横浜 さいたま 淀屋橋
2.7%
3.3%
4.4%
1.7% 2.2%
5.4%
3.6%
2.1%
0.
0%
ポートフォリオ
平均
大手町 平河町
銀座
南青山 仙石山 錦糸町
横浜 さいたま 淀屋橋
ポートフォリオ
全体
(注)ポートフォリオ平均の数値は、総賃貸可能面積により
加重平均して算出しております。
『大』: 大
規模な物件
■ 1 物 件 当 た り 平 均 取 得 価 額 :179億円
■
1物件当たり平均総賃貸可能面積:11,387㎡
(注)表示桁数未満は切捨てております。
■
取得価額
■
500
30,000
400
200
25,000
350
234
182
122
100
153
84
179
227
179
78
0
大手町 平河町
016
銀座
21,715
20,000
南青山 仙石山 錦糸町
横浜 さいたま 淀屋橋
︵㎡︶
︵億円︶
300
総賃貸可能面積
10,000 8,164
9,843
7,697
14,222
11,387
7,394
3,963
5,000
ポートフォリオ
平均
15,746
13,741
15,000
0
大手町 平河町
銀座
南青山 仙石山 錦糸町
横浜 さいたま 淀屋橋
ポートフォリオ
平均
10.
資 産 運 用 会 社 の 概 要
(平成27年3月31日現在)
◆名称、代表者の役職氏名、本店の所在の場所、設立及び資本の額
①名 称:グローバル・アライアンス・リアルティ株式会社
②代表者の役職氏名:代表取締役社長 山内 正教
③本店の所在の場所:東京都千代田区麹町四丁目1番地
④設 立:平成14年7月1日
⑤資 本 の 額:4億円
◆株主構成
名 称
所有株式数
住 所
(株)
比率
(%)(注1)
明治安田生命保険相互会社
東京都千代田区丸の内二丁目1番1号
800
10.0
近畿日本鉄道株式会社(注2)
大阪府大阪市天王寺区上本町六丁目1番55号
800
10.0
森ビル株式会社
東京都港区六本木六丁目10番1号
800
10.0
株式会社三菱東京UFJ銀行
東京都千代田区丸の内二丁目7番1号
400
5.0
三菱UFJ信託銀行株式会社
東京都千代田区丸の内一丁目4番5号
400
5.0
明治安田システム・テクノロジー株式会社
東京都江東区東陽七丁目1番2号
392
4.9
近鉄保険サービス株式会社
大阪府大阪市中央区谷町九丁目5番24号
392
4.9
森喜代株式会社
東京都港区六本木六丁目10番1号
392
4.9
三菱UFJリース株式会社
東京都千代田区丸の内一丁目5番1号
392
4.9
59.6
小 計
4,768
株式会社三菱総合研究所、その他国内金融機関12社
3,232
40.4
合 計
8,000
100.0
(注1)
「
比率」は、発行済株式総数に対する当該株主の所有株式数の比率を表しております。
資産運用会社は、本投資法人と資本関係はありません。
(注2)近畿日本鉄道株式会社は、平成27年4月1日付で近鉄グループホールディングス株式会社に商号変更しております。
◆組織図
株 主 総 会
監 査 役
取 締 役 会
ファンド運用マネジメント
業務執行委員会
投信業務執行委員会
リスク管理・
コンプライアンス委員会
不動産運用マネジメント
業務執行委員会
代表取締役社長
コンプライアンス室 コンプライアンス・オフィサー
投信運用部
投信業務部
リスク管理・コンプライアンス担当者
企画総務部
調査部
ファンド運用
マネジメント部
不動産運用
マネジメント本部
不動産運用第1部
不動産運用第2部
017
Ⅱ. 資 産 運 用 報 告
資産運用 の 概 況
1.
投 資 法 人 の 運 用 状 況 等 の 推 移
(注1)
(注2)
期
第19期
第20期
第21期
第22期
第23期
(自 平成24年10月 1 日(自 平成25年 4 月 1 日(自 平成25年10月 1 日(自 平成26年 4 月 1 日 (自 平成26年10月 1 日
計算期間
至 平成25年 3 月31日)至 平成25年 9 月30日)至 平成26年 3 月31日)至 平成26年 9 月30日)至 平成27年 3 月31日)
営業収益
百万円
4,491
4,393
6,296
3,981
5,265
(うち賃貸事業収益)
百万円
(4,491)
(4,393)
(3,914)
(3,981)
(4,090)
営業費用
百万円
2,546
2,565
3,708
2,323
2,648
(うち賃貸事業費用)
百万円
(2,140)
(2,152)
(1,991)
(1,918)
(2,132)
営業利益
百万円
1,944
1,827
2,588
1,658
2,617
経常利益
百万円
1,404
1,287
2,080
1,174
2,086
当期純利益
⒜
百万円
1,403
1,286
2,079
1,173
2,085
総資産額
⒝
百万円
160,793
160,991
156,509
175,613
169,581
純資産額
⒞
百万円
76,429
76,313
77,105
76,402
77,314
出資総額
百万円
75,026
75,026
75,026
75,026
75,026
発行済投資口数
⒟
口
96,900
96,900
96,900
193,800
193,800
1口当たり純資産額
⒞/⒟
(注3) 円
788,748
787,546
397,862
394,233
398,941
分配金総額
⒠
百万円
1,403
1,286
1,876
1,173
1,880
1口当たり当期純利益
(注3)
(注4) 円
14,482
13,280
10,729
6,053
10,760
1口当たり分配金額
⒠/⒟
円
14,483
13,281
19,365
6,053
9,703
(うち1口当たり利益分配金)
円
(14,483) (13,281) (19,365)
(6,053)
(9,703)
(うち1口当たり利益超過分配金)
円
(―)
(―)
(―)
(―)
(―)
総資産経常利益率
(注5)
%
0.8
0.8
1.3
0.7
1.2
(年換算)
(注5)
%
(1.7)
(1.5)
(2.6)
(1.4)
(2.4)
自己資本利益率
(注5)
%
1.8
1.6
2.7
1.5
2.7
(年換算)
(注5)
%
(3.6)
(3.3)
(5.4)
(3.0)
(5.4)
自己資本比率
⒞/⒝
%
47.5
47.4
49.2
43.5
45.5
配当性向
⒠/⒜
(注6) %
100.0
100.0
90.2
99.9
90.1
【その他参考情報】
期末投資物件数
(注7)
件
9
9
9
10
9
期末テナント数
(注7)
件
137
141
140
185
153
期末総賃貸可能面積
(注7)
㎡
109,054.44 109,057.54
94,027.37 108,609.20 102,489.80
期末稼働率
(注7)
%
96.7
88.7
93.7
95.5
96.4
減価償却費
百万円
769
774
739
749
783
資本的支出額
百万円
251
86
226
75
274
賃貸NOI(Net Operating Income)
(注5)
百万円
3,120
3,015
2,662
2,812
2,741
1口当たりFFO(Funds from Operation)
(注5)
円
22,425
21,269
14,544
9,922
14,805
FFO(Funds from Operation)倍率
(注5)
倍
15.8
13.8
10.3
15.6
13.9
デッ
ト・サービス・カバレッジ・レシオ
(注5)
倍
5.5
5.3
7.4
5.5
7.2
金利償却前当期純利益
百万円
2,652
2,538
3,256
2,344
3,326
支払利息
百万円
478
476
437
421
456
有利子負債額
百万円
77,000
77,000
73,000
92,000
85,000
期末総資産有利子負債比率
%
47.8
47.8
46.6
52.3
50.1
運用日数
日
182
183
182
183
182
018
(注1)
記載した数値は、特に記載しない限りいずれも記載未満の桁数を切捨てして表示しております。
(注2)
営業収益等には、消費税等は含まれておりません。
(注3)
本投資法人は、平成26年3月31日を基準日、平成26年4月1日を効力発生日として、投資口1口につき2口の割合による
投資口の分割を行っております。第21期首に当該投資口の分割が行われたと仮定して1口当たり純資産額及び1口当たり
当期純利益を算出しております。
(注4)
「1口当たり当期純利益」は、当期純利益を日数加重平均投資口数(第19期:96,900口、第20期:96,900口、第21期:
193,800口、第22期:193,800口、第23期:193,800口)で除することにより算出しております。なお、日数加重平均
投資口数は、小数点第1位を四捨五入して表示しております。
(注5)
記載した指標は、以下の方法により算定しております。
▶総資産経常利益率
経常利益/平均総資産額(※1)
▶自己資本利益率
当期純利益/平均純資産額(※1)
▶賃貸NOI(Net Operating Income)
賃貸事業損益(賃貸事業収益-賃貸事業費用)
+減価償却費
▶1口当たりFFO(Funds from Operation)
(当期純利益+減価償却費+その他不動産関連償却)
/発行済投資口数(※2)
▶FFO(Funds from Operation)倍率
期末投資口価格(※3)
/年換算後1口当たりFFO
▶デット・サービス・カバレッジ・レシオ 金利償却前当期純利益/支払利息
(※1)
平均総資産額=
(期首総資産額+期末総資産額)
/2
平均純資産額=
(期首純資産額+期末純資産額)
/2
(※2)
第21期については、第21期首に(注3)に記載の投資口の分割が行われたと仮定した発行済投資口数
(※3)
(
第19期)
711,000円、
(第20期)
588,000円、
(第21期)
303,000円、
(第22期)
309,500円、
(第23期)
414,000円
(注6)
「
配当性向」については、小数点第1位未満を切捨てにより表示しております。
(注7)
「期末投資物件数」
は、
社会通念上オフィスビルとして一体と認められる単位で記載しております。また、
「期末テナント数」
は、
同一テナントが複数の物件に入居している場合には1テナントとして算出しております。平河町森タワーについては、
第22期に森ビル株式会社との定期建物賃貸借契約が固定賃料型からパススルー型(賃借人から収受する賃料が、賃借人
がエンドテナントから収受する賃料と同額とされている契約)へ移行したことに伴い、第22期よりエンドテナント総数
としております。
「期末稼働率」は、決算日時点における総賃貸可能面積(期末総賃貸可能面積)に占める総賃貸面積の
割合を記載しております。総賃貸可能面積とは、対象不動産の賃貸可能な面積合計のうち本投資法人の保有持分に相当
する面積
(投資対象面積。共用部等を賃貸している場合はその賃貸面積を含みます。
)
をいいます。また、
総賃貸面積とは、
総賃貸可能面積のうち、実際に賃貸借契約が締結され、賃貸されている面積合計のうち本投資法人の保有持分に相当す
る面積をいいます。
2.
当 期 の 資 産 の 運 用 の 経 過
⑴ 投資法人の主な推移
本投資法人は、投信法に基づき、グローバル・アライアンス・リアルティ株式会社を設立
企画人として、平成15年4月16日に出資総額200百万円(400口)で設立され、平成15年5月28
日関東財務局への登録が完了しました(登録番号:関東財務局長第20号)
。
平成15年9月25日に公募による投資口の追加発行(48,000口)を行い、23,623百万円の資金
を調達して、同日株式会社東京証券取引所の不動産投資信託証券市場に上場し(銘柄コード:
8958)
、この度、第23期の決算を終了しました。
⑵ 運用実績
①資産の取得・譲渡
本投資法人は、平成16年3月期(第1期)において、上場日の翌日(平成15年9月26日)に
スフィアタワー天王洲、近鉄大森ビル、近鉄新名古屋ビルの3物件(取得価額の総額39,753百
万円)を取得して運用を開始し、平成15年12月25日に大手町ファーストスクエア(区分所有
権、専有面積割合約9.14%、取得価額23,495百万円)を取得いたしました。
平成17年3月期(第3期)において、平成16年10月1日に近鉄大森ビルを譲渡し、平成17年3
月29日に銀座ファーストビル(区分所有権、専有面積割合約92.1%、取得価額12,282百万円)
を取得いたしました。平成18年3月期(第5期)において、平成17年10月21日にTK南青山ビ
ル(取得価額35,000百万円)を取得いたしました。また、平成19年9月期(第8期)において、
平成19年4月25日に明治安田生命さいたま新都心ビル(ただし、共有持分50%、取得価額
22,700百万円)を取得いたしました。平成20年3月期(第9期)において、平成19年10月2日
にスフィアタワー天王洲の一部(33%)を譲渡し、平成20年1月31日に淀屋橋フレックスタ
ワー(取得価額7,834百万円)を取得いたしました。平成23年3月期(第15期)において、平
成23年3月1日に平河町森タワー(区分所有権、持分割合約26.2%、取得価額18,200百万円)
を取得いたしました。平成25年3月期(第19期)におきましては、平成24年11月20日にアー
クヒルズ 仙石山森タワー(区分所有権、持分割合約5.6%、取得価額8,423百万円)を取得い
たしました。平成26年3月期(第21期)において、平成25年12月20日にスフィアタワー天王
洲を譲渡し、平成26年3月27日に近鉄新名古屋ビルの一部(共有持分67%)を譲渡いたしま
した。また、平成26年3月28日にアルカセントラル(区分所有権、持分割合約56.1%、取得価
額15,031百万円)を取得いたしました。平成26年9月期(第22期)において、平成26年5月30
日にアルカセントラル(区分所有権、持分割合約1.7%、取得価額360百万円)を追加取得し、
平成26年8月1日に横浜プラザビル(所有権、取得価額17,950百万円)を取得いたしました。
当期におきましては、平成26年10月9日に近鉄新名古屋ビルの残り持分(共有持分33%)
を譲渡いたしました。
②保有資産の運用管理
本投資法人の保有資産は、平成27年3月31日現在において、オフィスビル9物件、取得価額
の総額161,276百万円、総賃貸可能面積102,489.80㎡となっております。当期末時点のポート
フォリオ全体の稼働率は、96.4%(小数点第2位を四捨五入)です。
⑶ 資金の調達
資金調達につきましては、投資口の追加発行、複数の金融機関からの借入れ及び投資法人
債の発行を行っております。借入れにあたっては、資産の長期運用及び将来の金利上昇リス
ク軽減の観点から、長期固定金利での借入れを基本としております。
当期におきましては、近鉄新名古屋ビル(共有持分33%)の売却代金の一部により、平成
25年9月26日借入の変動金利借入金10,000百万円の残額4,500百万円を平成26年10月31日に返
済しました。また、平成27年2月5日に第8回無担保投資法人債(30億円、7年債)の発行を決
定し、平成27年2月26日に払込が完了しました。投資法人債発行により調達した資金と自己資
金により、平成26年3月28日借入の変動金利借入金10,000百万円の残額3,000百万円を平成27
年2月27日に期限前返済しました。また、平成22年3月31日に調達した長期借入金11,500百万
円の返済資金の一部に充当するため、平成27年3月31日に9,000百万円の長期借入れを行い、
差額の2,500百万円は自己資金により返済しました。
平成27年3月31日現在の出資総額は75,026百万円、発行済投資口数は193,800口、借入金残
019
Ⅱ. 資 産 運 用 報 告
高は66,000百万円、投資法人債残高は19,000百万円です。借入金及び投資法人債の詳細は、
27、28及び29ページの「費用・負債の状況 2.借入状況 3.投資法人債 4.短期投資法人債」
をご参照ください。
なお、平成27年3月31日現在の格付の状況は以下のとおりです。
信用格付業者
格付内容
株式会社日本格付研究所
長期発行体格付
格付の見通し
:AA-
:安定的
債券格付
:AA-
⑷ 業績及び分配
上記運用の結果、当期の実績として営業収益5,265百万円、営業利益2,617百万円、経常利
益2,086百万円、当期純利益2,085百万円を計上いたしました。
分配金につきましては、
「特定の資産の買換えの場合の課税の特例」
(租税特別措置法第65
条の7)を適用し、近鉄新名古屋ビルの共有持分33%の譲渡による売却益の一部を圧縮積立金
として内部留保することとしました。当期未処分利益から圧縮積立金繰入額として租税特別
措置法第67条の15に定める導管性の要件に抵触しない範囲内である205百万円を控除した残
額について、投資口1口当たりの分配金が1円未満となる端数部分を除く全額を分配すること
とし、投資口1口当たりの分配金を9,703円としました。
3.
増 資 等 の 状 況
当期においては増資等は行っておらず、発行済投資口数及び出資総額の異動はありません。なお、
前期以前の増資等の概要は以下のとおりです。
出資総額
発行済投資口数
(口)
(百万円)
年月日
摘要
平成15年 4 月16日
私募設立
400
400
200
200
(注1)
平成15年 9 月25日
公募増資
48,000
48,400
23,623
23,823
(注2)
平成16年10月27日
公募増資
28,000
76,400
21,898
45,721
(注3)
平成19年 4 月20日
公募増資
20,500
96,900
29,304
75,026
(注4)
平成26年 4 月 1 日
投資口分割
96,900
193,800
―
75,026
(注5)
増減
残高
増減
残高
備考
(注1)1口当たり発行価格500,000円にて本投資法人が設立されました。
(注2)不動産関連資産の取得資金等に充当することを目的として、1口当たり発行価格510,000円(引受価額492,150円)にて
投資口を追加発行し、資産の運用を開始しました。
(注3)不動産関連資産を取得するために調達した借入金の返済等に充当することを目的として、1口当たり発行価格810,460円
(引受価額782,094円)にて投資口を追加発行しました。
(注4)不動産関連資産の取得資金等に充当することを目的として、1口当たり発行価格1,479,800円(引受価額1,429,487円)
にて投資口を追加発行しました。
(注5)平成26年3月31日を基準日、平成26年4月1日を効力発生日として投資口1口につき2口の割合による投資口の分割を行
いました。
【投資証券の取引所価格の推移】
本投資法人の投資証券が上場する株式会社東京証券取引所の不動産投資信託証券市場におけ
る期別の最高・最低価格(終値)は以下のとおりです。
020
期
第19期
第20期
第21期
第22期
第23期
決算年月
平成25年3月
平成25年9月
平成26年3月
平成26年9月
平成27年3月
最 高
759,000円
712,000円
715,000円
325,000円(注)
327,500円
512,000円
最 低
457,000円
530,000円
549,000円
303,000円(注)
293,400円
320,500円
期初価格
484,000円
658,000円
583,000円
318,000円
322,000円
期末価格
711,000円
588,000円
303,000円(注)
309,500円
414,000円
(注)平成26年4月1日を効力発生日とする投資口1口につき2口の割合での投資口分割に伴い、平成26年3月27日より権利落後
の投資口価格にて取引されています。
4.
分 配 金 等 の 実 績
当期の分配金につきましては、
「特定の資産の買換えの場合の課税の特例」
(租税特別措置法
第65条の7)を適用し、近鉄新名古屋ビルの共有持分33%の譲渡による売却益の一部を圧縮積立
金として内部留保することとしました。当期未処分利益から圧縮積立金繰入額として租税特別
措置法第67条の15に定める導管性の要件に抵触しない範囲内である205百万円を控除した残額
について、投資口1口当たりの分配金が1円未満となる端数部分を除く全額を分配することとし、
投資口1口当たりの分配金を9,703円といたしました。
期
計算期間
当期純利益総額
第19期
うち利益分配金総額
(1口当たり利益分配金)
第23期
1,286,907,848円
2,079,473,169円
1,173,169,665円
2,085,436,769円
—円
203,016,815円
—円
205,093,634円
33,198円
12,146円
—円
98,265円
—円
1,403,402,700円
1,286,928,900円
1,876,468,500円
1,173,071,400円
1,880,441,400円
(14,483円)
1,403,402,700円
(14,483円)
うち出資払戻総額
(1口当たり出資払戻額)
5.
第22期
—円
次期繰越利益
(1口当たり分配金)
第21期
1,403,400,095円
利益留保額
金銭の分配金総額
第20期
(自 平成24年10月 1 日 (自 平成25年 4 月 1 日 (自 平成25年10月 1 日 (自 平成26年 4 月 1 日 (自 平成26年10月 1 日
至 平成25年 3 月31日) 至 平成25年 9 月30日) 至 平成26年 3 月31日) 至 平成26年 9 月30日) 至 平成27年 3 月31日)
(13,281円)
1,286,928,900円
(13,281円)
(19,365円)
1,876,468,500円
(19,365円)
(6,053円)
1,173,071,400円
(6,053円)
(9,703円)
1,880,441,400円
(9,703円)
—円
—円
—円
—円
—円
(—円)
(—円)
(—円)
(—円)
(—円)
今 後 の 運 用 方 針 及 び 対 処 す べ き 課 題
引き続き、本投資法人の規約で定めた方針に基づき、中長期的な観点から、本投資法人の資
産の着実な成長と安定した収益の確保を目指して運用を行います。
本投資法人及び資産運用会社たるグローバル・アライアンス・リアルティ株式会社では、不
動産投資・運用面のみならず財務運営面においても「投資主の最大利益」を最終目的とし、資
産運用を行います。
本投資法人の方針のうち特に重要となる「ポートフォリオの構築」については、以下の項目
に重点を置き、投資対象不動産を厳選したうえでこれを行います。
⑴長期的資産価値の維持
本投資法人では、一定期間経過後も投資家の投資需要を誘引する魅力のある不動産関連資
産への投資を行うことが重要であると認識しております。
そのために、近(立地の優れた物件)
・新(築年数の浅い物件)
・大(大型の物件)の3要素
を重視したうえで、マーケットにおける優位性を持った中長期的競争力の高い優良不動産関
連資産を慎重に選定して投資を行います。
⑵安定賃料収入の確保
本投資法人では、キャッシュ・フロー(賃料収入)について中長期的安定度が高いと見込
まれることに加えて、取得時点において、当面2年程度のキャッシュ・フローの確実性の高い
賃貸借契約が締結されている不動産関連資産であれば、優先的に投資対象として検討します。
明治安田生命さいたま新都心ビルにおきましては、平成27年3月末時点の稼働率は88.2%であ
り、平成27年9月期には2件(賃貸面積838.52㎡)の入居が決定していることから、稼働率は約
92%まで回復する見込みです。稼働率の更なる回復を目指し、引き続きテナント誘致活動を
行って参ります。
淀屋橋フレックスタワーにおきましては、大口テナントである日本生命保険相互会社の賃貸
借契約(賃貸面積5,371.90㎡)が平成27年9月30日付で解約される予定です。大阪のオフィス
マーケットにおいても空室率が低下する等の回復傾向が見られる中、当該ビルが有するポテン
シャル(立地、建物のグレード感等)を十分に活かし、後継テナントの誘致が早期に実現でき
るように積極的なリーシング活動を継続して参ります。
6.
決 算 後 に 生 じ た 重 要 な 事 実
該当事項はありません。
021
Ⅱ. 資 産 運 用 報 告
投資法人 の 概 況
1.
出 資 の 状 況
第19期
第20期
第21期
第22期
第23期
(平成25年3月31日)
(平成25年9月30日)
(平成26年3月31日)
(平成26年9月30日)
(平成27年3月31日)
発行可能投資口総口数
発行済投資口の総数
投資主数
2,000,000口
96,900口
7,292人
2,000,000口
96,900口
7,519人
2,000,000口
96,900口
8,631人
4,000,000口(注) 4,000,000口
193,800口(注)
193,800口
9,264人
10,151人
(注)平成26年4月1日を効力発生日として投資口1口につき2口の割合による投資口の分割を行いました。
2.
投 資 口 に 関 す る 事 項
平成27年3月31日現在における発行済投資口の総数のうち、保有する投資口の比率が高い上位
10名は以下のとおりです。
氏名又は名称
所有投資口数
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)
資産管理サービス信託銀行株式会社(証券投資信託口)
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
野村信託銀行株式会社(投信口)
株式会社横浜銀行
CHASE MANHATTAN BANK GTS CLIENTS ACCOUNT ESCROW
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223
株式会社八十二銀行
株式会社もみじ銀行
株式会社愛知銀行
合 計
45,051
22,737
13,756
5,350
3,252
2,338
2,211
2,162
2,031
1,430
100,318
(口)
発行済投資口の総数に対する
所有投資口数の割合(%)
(注)
23.24
11.73
7.09
2.76
1.67
1.20
1.14
1.11
1.04
0.73
51.76
(注)
「
発行済投資口の総数に対する所有投資口数の割合」は、小数点第2位未満を切捨てにより表示しております。
3.
役 員 等 に 関 す る 事 項
⑴平成27年3月31日現在の執行役員、監督役員及び会計監査人
役職名
役員等の氏名
又は名称
北 島 洋一郎
齊 藤 利 雄
立 石 則 文
監督役員
西 村 裕
(注1)
伊 藤 紀 幸
会計監査人 新日本有限責任監査法人
執行役員
(注1)
主な兼職等
—
株式会社PMアドバイザーズ 取締役社長
東西総合法律事務所 代表弁護士
総合会計事務所マネジメント・サポート 代表、公認会計士、税理士
株式会社不動産投資研究所 代表取締役、不動産鑑定士
—
当該営業期間における役職
毎の報酬の総額(千円)
5,004
5,634
12,200(注2)
(注1)執行役員及び監督役員は、いずれも本投資法人の投資口を自己又は他人の名義で所有しておりません。
(注2)会計監査人の報酬には、平成27年2月の投資法人債発行に係るコンフォートレター作成業務に係る報酬が含まれており
ます。
⑵会計監査人の解任又は不再任の決定の方針
会計監査人の解任については、投信法の定めに従い、また不再任については、監査の品質、
監査報酬額等その他諸般の事情を総合的に勘案して、投資主総会を経て決定する方針です。
4.
資 産 運 用 会 社 、 資 産 保 管 会 社 及 び 一 般 事 務 受 託 者
平成27年3月31日現在の資産運用会社、資産保管会社及び一般事務受託者は以下のとおりです。
委託区分
資産運用会社
資産保管会社
一般事務受託者(投資主名簿、経理、機関運営等)
一般事務受託者(投資法人債に関する事務)(注)
(注)投資法人債の募集に関する事務を除きます。
022
氏名又は名称
グローバル・アライアンス・リアルティ株式会社
三菱UFJ信託銀行株式会社
三菱UFJ信託銀行株式会社
株式会社三菱東京UFJ銀行
投資法人 の 運 用 資 産 の 状 況
1.
不 動 産 投 資 法 人 の 財 産 の 構 成
資産の種類
地域等
前期(平成26年9月30日)
用途
保有総額
(百万円)
東京都心5区
信託不動産
対総資産比率
(%)
当期(平成27年3月31日)
保有総額
(百万円)
対総資産比率
(%)
オフィス
95,506
54.3
95,319
その他東京都内23区 オフィス
16,006
9.1
16,068
9.4
東京周辺都市部
オフィス
37,797
21.5
37,477
22.0
その他3大都市圏
オフィス
11,782
6.7
6,974
4.1
8.2
13,741
預金・その他資産
14,520
175,613
(161,092)
資産総額計
100.0
169,581
(91.7) (155,840)
56.2
8.1
100.0
(91.8)
(注1)
「保有総額」は、決算日時点の貸借対照表計上額(信託不動産については、減価償却後の帳簿価額)によっております。
(注2)
「対総資産比率」については、小数点第1位未満を切捨てております。
(注3)上記信託不動産は、全て信託受益権として保有しております。
(注4)
「東京都心5区」は、千代田区、中央区、港区、新宿区及び渋谷区をいいます。
(注5)括弧内の数値は、対象資産中に占める実質的に不動産等の保有に相当する部分を記載しております。
2.
主 要 な 保 有 資 産
平成27年3月31日現在、本投資法人が保有する主要な保有資産の概要は以下のとおりです。
不動産等の名称
帳簿価額
(百万円)
総賃貸可能面積
(㎡)
総賃貸面積
(㎡)
稼働率
(%)
対総不動産賃貸事
業収益比率(%)
主たる用途
大手町ファーストスクエア
23,642
8,164.19
7,520.18
92.1
9.7
オフィス
平河町森タワー
17,827
9,843.52
9,843.52
100.0
12.9
オフィス
銀座ファーストビル
11,886
7,697.78
7,697.78
100.0
7.9
オフィス
TK南青山ビル
33,632
13,741.76
13,741.76
100.0
15.8
オフィス
8,329
3,963.61
3,963.61
100.0
(注3)
オフィス
アルカセントラル
16,068
15,746.41
15,276.61
97.0
13.0
オフィス
横浜プラザビル
18,353
14,222.53
14,222.53
100.0
12.5
オフィス
明治安田生命さいたま新都心ビル
19,123
21,715.53
19,145.11
88.2
17.0
オフィス
オフィス
アークヒルズ 仙石山森タワー
淀屋橋フレックスタワー
合 計
6,974
7,394.47
7,394.47
100.0
5.1
155,840
102,489.80
98,805.57
96.4
99.7
(注1)
「
稼働率」は、小数点第2位を四捨五入しております。
(注2)
「
対総不動産賃貸事業収益比率」は、小数点第1位未満を切捨てております。
(注3)アークヒルズ 仙石山森タワーの対総不動産賃貸事業収益比率につきましては、
当該不動産の共同事業者の申入れにより、
開示を差し控えております。
023
Ⅱ. 資 産 運 用 報 告
3.
不 動 産 等 組 入 資 産 明 細
平成27年3月31日現在、本投資法人が保有するオフィスビル(不動産を主な信託財産とする信
託受益権)は以下のとおりです。
不動産等の名称
所在地
所有形態
総賃貸可能面積 期末算定価額
(㎡)
(百万円)
帳簿価額
(百万円)
大手町ファーストスクエア 東京都千代田区大手町一丁目5番1号
所有権
8,164.19
27,200
23,642
平河町森タワー
東京都千代田区平河町二丁目16番1号
所有権
9,843.52
21,000
17,827
銀座ファーストビル
東京都中央区銀座一丁目10番6号
所有権
7,697.78
11,100
11,886
TK南青山ビル
東京都港区南青山二丁目6番21号外
所有権
13,741.76
33,700
33,632
アークヒルズ 仙石山森タワー 東京都港区六本木一丁目9番10号
所有権
3,963.61
9,410
8,329
アルカセントラル
東京都墨田区錦糸一丁目2番1号
所有権
15,746.41
17,200
16,068
横浜プラザビル
神奈川県横浜市神奈川区金港町2番地6
所有権
14,222.53
18,500
18,353
明治安田生命さいたま新都心ビル 埼玉県さいたま市中央区新都心11番地2
所有権
21,715.53
21,950
19,123
淀屋橋フレックスタワー
所有権
7,394.47
6,490
6,974
102,489.80
166,550
155,840
大阪府大阪市中央区高麗橋三丁目3番11号
合 計
(注)
「期末算定価額」は、本投資法人の規約に定める資産評価の方法及び基準並びに一般社団法人投資信託協会の定める規則
に基づき、不動産鑑定士による鑑定評価額(決算日を価格時点とする一般財団法人日本不動産研究所、大和不動産鑑定株
式会社又は株式会社中央不動産鑑定所作成の「不動産鑑定評価書」によります。
)を記載しております。各不動産の期末
算定価額を算出した不動産鑑定機関は、以下のとおりです。
大手町ファーストスクエア及び横浜プラザビル:一般財団法人日本不動産研究所
平河町森タワー、銀座ファーストビル、アークヒルズ 仙石山森タワー、アルカセントラル及び淀屋橋フレックスタワー:
大和不動産鑑定株式会社
TK南青山ビル及び明治安田生命さいたま新都心ビル:株式会社中央不動産鑑定所
本投資法人が投資するオフィスビル毎の賃貸事業は以下のとおりです。
前期
当期
(自 平成26年4月1日 至 平成26年9月30日)(自 平成26年10月1日 至 平成27年3月31日)
不動産等の名称
テナント
稼働率 不動産賃貸 対総不動産 テナント
稼働率 不動産賃貸 対総不動産
総数
事業収益 賃貸事業
総数
事業収益 賃貸事業
[期末時点]
[期末時点][期間中] 収益比率 [期末時点]
[期末時点][期間中] 収益比率
(件)
大手町ファーストスクエア
平河町森タワー
39
(%)
(百万円)
(%)
90.5
419
10.5
15(注3) 100.0
515
12.9
(件)
39
(%)
(百万円)
(%)
92.1
396
9.7
15(注3) 100.0
531
12.9
銀座ファーストビル
6
100.0
329
8.2
6
100.0
323
7.9
TK南青山ビル
3
100.0
654
16.4
3
100.0
649
15.8
アークヒルズ 仙石山森タワー
1(注4) 100.0
(注5)
(注5)
1(注4) 100.0
(注5)
(注5)
アルカセントラル
22
100.0
530
13.3
21
97.0
534
13.0
横浜プラザビル
20
100.0
170
4.2
20
100.0
511
12.5
明治安田生命さいたま新都心ビル
44
82.1
690
17.3
46
88.2
697
17.0
6
100.0
214
5.3
6
100.0
210
5.1
35
96.4
233
5.8
―
―
10
0.2
185(注7)
95.5
3,981
100.0
96.4
4,090
100.0
淀屋橋フレックスタワー
近鉄新名古屋ビル
(注6)
合 計
153(注7)
(注1)
「
稼働率」は、小数点第2位を四捨五入しております。
(注2)
「
対総不動産賃貸事業収益比率」は、小数点第1位未満を切捨てております。
(注3)信託受託者と森ビル株式会社との間の定期建物賃貸借契約が固定賃料型からパススルー型へ移行したことに伴い、エン
ドテナント総数を記載しております。
(注4)信託受託者と森ビル株式会社との間で建物賃貸借契約が締結されており、森ビル株式会社が転貸人となることの同意を
全てのエンドテナントより取得しているため、テナント数を1と記載しております。
(注5)当該不動産の共同事業者の申入れにより、開示を差し控えております。
(注6)平成26年10月9日付で譲渡しており、当期末現在は保有しておりません。
(注7)
「
テナント総数」の合計は、同一テナントが複数の物件に入居している場合には、1テナントとして算出しております。
024
4.
特 定 取 引 の 契 約 額 等 及 び 時 価 の 状 況 表
5.
そ の 他 資 産 の 状 況
該当事項はありません。
不動産を主な信託財産とする信託受益権は、上記の3.不動産等組入資産明細に一括して記載
しております。平成27年3月31日現在、同欄以外に本投資法人が主たる投資対象とする主な特定
資産の組入れはありません。
025
Ⅱ. 資 産 運 用 報 告
保有不動 産 の 資 本 的 支 出
1.
資 本 的 支 出 の 予 定
既存投資物件に関し、平成27年3月31日現在計画されている改修工事等に伴う資本的支出の予
定額のうち主要なものは以下のとおりです。なお、下記工事予定金額には、会計上の費用に区
分経理される部分が含まれています。
不動産等の名称
(所在)
大手町ファーストスクエア
(東京都千代田区)
銀座ファーストビル
(東京都中央区)
TK南青山ビル
(東京都港区)
明治安田生命さいたま新都心ビル
(埼玉県さいたま市中央区)
2.
目的
予定期間
総額
工事予定金額(千円)
当期支払額 既支払総額
競争力維持向上のための共
自 平成27年 4 月
用部リニューアル工事(平
至 平成28年 3 月
成27年度)
91,000
―
―
空調換気設備更新工事
平成27年 8 月
25,000
―
―
テナント入居対応工事
平成27年 6 月
177,000
―
―
テナント入居対応工事
平成27年 4 月
8,750
―
―
期 中 の 資 本 的 支 出
投資した不動産等において、当期に行った資本的支出に該当する主要な工事等の概要は以下
のとおりです。当期の資本的支出に該当する工事は274,204千円であり、当期費用に区分された
修繕費137,676千円と合わせ、合計411,880千円の工事を実施しております。
不動産等の名称
目的
実施期間等
競争力維持向上のための共用部リニュー
アル工事(平成26年度下期)
自 平成26年10月 1 日
至 平成27年 3 月10日
自 平成27年 1 月30日
至 平成27年 3 月25日
自 平成26年10月 1 日
至 平成27年 1 月27日
自 平成26年10月 1 日
至 平成27年 3 月20日
自 平成27年 3 月 7 日
至 平成27年 3 月31日
自 平成27年 2 月 1 日
至 平成27年 2 月27日
自 平成27年 2 月 1 日
至 平成27年 2 月26日
(所在)
大手町ファーストスクエア
(東京都千代田区)
銀座ファーストビル
(東京都中央区)
TK南青山ビル
(東京都港区)
アルカセントラル
(東京都墨田区)
空調換気設備更新工事
中央監視盤基幹設備更新工事
貸室内補助空調更新工事(2回目)
機械駐車設備動力主要部品更新工事
明治安田生命さいたま新都心ビル
監視システム設備更新工事(第1期)
(埼玉県さいたま市中央区)
館内電話設備システム更新工事
3.
支出金額
(千円)
65,533
19,606
7,520
124,404
26,862
7,758
4,000
長 期 修 繕 計 画 の た め に 積 立 て た 金 銭
本投資法人は、物件毎に策定している長期修繕計画に基づき、期中のキャッシュ・フローの
中から、中長期的な将来の大規模修繕等の資金支払に充当することを目的とした修繕積立金を、
以下のとおり積み立てております。
第19期(千円)
第20期(千円)
第21期(千円)
第22期(千円)
第23期(千円)
(自 平成24年10月 1 日 (自 平成25年 4 月 1 日 (自 平成25年10月 1 日 (自 平成26年 4 月 1 日 (自 平成26年10月 1 日
至 平成25年 3 月31日) 至 平成25年 9 月30日) 至 平成26年 3 月31日) 至 平成26年 9 月30日) 至 平成27年 3 月31日)
当期首積立金残高
2,336,888
2,612,960
2,890,590
1,464,945
1,603,390
当期積立額
当期積立金取崩額
次期繰越額
276,072
―
2,612,960
277,629
―
2,890,590
243,427
1,669,071
1,464,945
138,445
―
1,603,390
159,863
423,036
1,340,217
(注1)
上記に記載した金額とは別に、アルカセントラル(区分所有物件)の管理規約等に基づく修繕積立金として、平成27年
3月31日現在870,136千円を管理組合に積み立てております。
(注2)
第21期の積立金の取り崩しは、平成25年12月20日付のスフィアタワー天王洲の譲渡及び平成26年3月27日付の近鉄新
名古屋ビル(共有持分67%)の譲渡により、各譲渡物件分に相当する積立金を取り崩したものです。また、第23期の積
立金の取り崩しは、平成26年10月9日付の近鉄新名古屋ビル(共有持分33%)の譲渡により、近鉄新名古屋ビル(共有
持分33%)分に相当する積立金を取り崩したものです。
026
費用・負 債 の 状 況
1.
運 用 等 に 係 る 費 用 明 細
(単位:千円)
前期
(自 平成26年 4 月 1 日
至 平成26年 9 月30日)
当期
(自 平成26年10月 1 日
至 平成27年 3 月31日)
⒜ 資産運用報酬(注)
296,561
373,225
⒝ 資産保管手数料
20,088
21,979
⒞ 一般事務委託手数料
⒟ 役員報酬
45,032
10,638
48,052
10,638
⒠ 会計監査人報酬
10,000
10,000
22,215
404,536
51,577
515,472
⒡ その他営業費用
合 計
(注)
「資産運用報酬」には、上記記載金額の他、個々の投資不動産の取得原価に算入した物件取得に係る運用報酬分が前期に
91,553千円あり、また、売却損益に算入した物件売却に係る運用報酬分が当期に30,360千円あります。
2.
借 入 状 況
平成27年3月31日現在、金融機関毎の借入金の状況は以下のとおりです。
区分
借入先
年内返済予定の長期借入金
1
借入日
当期首残高 当期末残高
平均利率
(百万円) (百万円) (%)
(注1)
株式会社三菱東京UFJ銀行
3,000
三菱UFJ信託銀行株式会社
損害保険ジャパン日本興亜株式会社
株式会社常陽銀行
平成22年
株式会社伊予銀行
3月31日
株式会社南都銀行
3,000
1,000
1,000
1,000
500
農林中央金庫
2,000
11,500
1,500
三菱UFJ信託銀行株式会社
平成22年
株式会社福岡銀行
10月20日
株式会社伊予銀行
1,500
1,000
500
1,500
1.29618
1,000
固定金利
500
オリックス銀行株式会社
小 計
株式会社三菱東京UFJ銀行 平成25年
三菱UFJ信託銀行株式会社 9月26日
500
5,000
2,250
500
5,000
― 0.34636
― 変動金利
小 計
株式会社三菱東京UFJ銀行
三菱UFJ信託銀行株式会社
平成26年
株式会社三井住友銀行
3月28日
株式会社福岡銀行
農林中央金庫
小 計
合 計
2,250
4,500
900
900
450
450
300
3,000
24,000
返済方法
使途
摘要
平成27年
3月31日
期限
一括
無担保
(注2) (注3)
無保証
平成27年
9月30日
期限
一括
無担保
(注2) (注3)
無保証
平成26年
10月31日
期限
一括
(注2) (注3)
平成27年
3月31日
(注5)
期限
一括
無担保
(注2) (注3)
無保証
―
―
― 1.72047
― 固定金利
―
―
1.57250
― 固定金利
(注4)
―
1,500
小 計
株式会社三菱東京UFJ銀行
返済期限
―
―
―
0.33621
―
変動金利
―
無担保
無保証
―
―
5,000
027
Ⅱ. 資 産 運 用 報 告
区分
借入先
借入日
平均利率
(百万円) (百万円) (%)
(注1)
返済期限
返済方法
使途
摘要
無担保
(注2) (注3)
無保証
無担保
(注2) (注3)
無保証
株式会社日本政策投資銀行
平成22年
10月20日
5,000
5,000
1.54995
固定金利
平成29年
9月29日
期限
一括
株式会社日本政策投資銀行
平成23年
3月1日
4,000
4,000
1.91808
固定金利
平成30年
2月28日
期限
一括
株式会社三菱東京UFJ銀行
1,500
1,500
三菱UFJ信託銀行株式会社 平成24年
10月18日
株式会社三井住友銀行
1,500
1,000
1,500 1.18288
1,000 固定金利
平成31年
9月30日
期限
一括
株式会社日本政策投資銀行
小 計
株式会社三菱東京UFJ銀行
500
4,500
500
500
4,500
500
無担保
(注2) (注3)
無保証
500
500
500
1,500
750
500
1,500
750
平成32年
9月30日
期限
一括
無担保
(注2) (注3)
無保証
三菱UFJ信託銀行株式会社
750
750
株式会社福岡銀行
株式会社伊予銀行
株式会社常陽銀行
株式会社南都銀行
株式会社足利銀行
株式会社第四銀行
株式会社東日本銀行
株式会社百五銀行
500
500
500
500
500
500
500
500
500
500
500
0.77565
500
固定金利
500
500
500
500
平成29年
3月31日
期限
一括
無担保
(注2) (注3)
無保証
平成31年
3月29日
期限
一括
無担保
(注2) (注3)
無保証
平成31年
3月29日
期限
一括
(注2) (注3)
平成32年
9月30日
期限
一括
(注2) (注3)
平成30年
9月28日
期限
一括
無担保
(注2) (注3)
無保証
三菱UFJ信託銀行株式会社
株式会社日本政策投資銀行
小 計
株式会社三菱東京UFJ銀行
平成24年
10月18日
長期借入金
平成24年
11月20日
株式会社横浜銀行
小 計
株式会社三菱東京UFJ銀行
500
6,000
500
1.37322
固定金利
500
6,000
500
三菱UFJ信託銀行株式会社 平成24年
株式会社日本政策投資銀行 11月20日
500
500
500 1.01933
500 固定金利
株式会社三井住友銀行
小 計
株式会社三菱東京UFJ銀行 平成25年
三菱UFJ信託銀行株式会社 1月31日
小 計
500
2,000
1,500
1,500
3,000
500
2,000
1,500 1.01563
1,500 固定金利
3,000
平成25年
1月31日
1,000
1,000
株式会社三菱東京UFJ銀行
三菱UFJ信託銀行株式会社
株式会社三井住友銀行
株式会社福岡銀行
平成26年
3月28日
株式会社南都銀行
オリックス銀行株式会社
株式会社七十七銀行
株式会社足利銀行
小 計
1,500
1,500
500
500
500
500
500
500
6,000
1,500
1,500
500
500 0.78809
500 固定金利
500
500
500
6,000
明治安田生命保険相互会社
028
当期首残高 当期末残高
1.41807
固定金利
無担保
無保証
無担保
無保証
区分
借入先
借入日
長期借入金
株式会社三菱東京UFJ銀行
三菱UFJ信託銀行株式会社
株式会社三井住友銀行
株式会社福岡銀行
株式会社七十七銀行
株式会社香川銀行
小 計
株式会社三菱東京UFJ銀行
三菱UFJ信託銀行株式会社
株式会社日本政策投資銀行
株式会社三井住友銀行
株式会社福岡銀行
株式会社伊予銀行
オリックス銀行株式会社
株式会社百五銀行
小 計
株式会社三菱東京UFJ銀行
三菱UFJ信託銀行株式会社
農林中央金庫
損害保険ジャパン日本興亜株式会社
株式会社伊予銀行
株式会社南都銀行
小 計
合 計
合 計
当期首残高 当期末残高
平均利率
(百万円) (百万円) (%)
(注1)
3,500 3,500
3,500 3,500
750
750 0.38512
平成26年
8月1日
750
750 変動金利
1,000 1,000
500
500
10,000 10,000
1,750 1,750
1,750 1,750
1,000 1,000
1,000 1,000 0.80289
平成26年
8月1日
1,000 1,000 固定金利
500
500
1,000 1,000
1,000 1,000
9,000 9,000
― 2,700
― 2,700
― 1,600 0.79695
平成27年
3月31日
―
800 固定金利
―
800
―
400
― 9,000
52,000 61,000
76,000 66,000
返済期限
返済方法
使途
摘要
平成30年
3月30日
期限
一括
無担保
(注2) (注3)
無保証
平成31年
9月30日
期限
一括
無担保
(注2) (注3)
無保証
平成32年
3月31日
期限
一括
無担保
(注2) (注3)
無保証
(注1)
「
平均利率」は、期中の加重平均を記載しており、小数点第6位を四捨五入しております。
(注2)
資金使途は、いずれも不動産信託受益権の購入資金、借入金の返済資金又は投資法人債の償還資金です。
(注3)
一定の事由に該当した場合、本投資法人が保有する不動産信託受益権等に担保設定することがあります。
(注4)
金利変動リスクを回避する目的で金利スワップ取引を行っており、金利スワップの効果を勘案した平均利率を記載して
おります。
(注5)
本借入金については、平成27年2月27日付で期限前弁済しております。
3.
投 資 法 人 債
平成27年3月31日現在、発行済投資法人債の状況は以下のとおりです。
銘 柄
発行年月日
平成22年
第4回無担保投資法人債
9月29日
平成24年
第5回無担保投資法人債
10月18日
平成26年
第6回無担保投資法人債
9月29日
平成26年
第7回無担保投資法人債
9月29日
平成27年
第8回無担保投資法人債
2月26日
合 計
当期首残高 当期末残高
(百万円)
(百万円)
利率
(%)
5,000
5,000
1.59
4,000
4,000
0.66
4,000
4,000
0.29
3,000
3,000
0.86
―
3,000
0.56
16,000
19,000
償還期限
償還方法
平成29年
9月29日
平成28年
10月18日
平成30年
9月28日
平成36年
9月27日
平成34年
2月25日
期限一括
(注1)
期限一括
(注1)
期限一括
(注1)
期限一括
(注1)
期限一括
(注1)
使途
摘要
(注2)
(注5)
(注3)
(注5)
(注4)
(注5)
(注4)
(注5)
(注4)
(注5)
買入消却は、発行日の翌日以降いつでも可能です。
(注1)
資金使途は、第1回無担保投資法人債の償還資金です。
(注2)
資金使途は、第2回無担保投資法人債の償還資金です。
(注3)
資金使途は、借入金の返済資金です。
(注4)
特定投資法人債間限定同順位特約が付されております。
(注5)
4.
短 期 投 資 法 人 債
本投資法人における短期投資法人債発行の実績はなく、該当事項はありません。
029
Ⅱ. 資 産 運 用 報 告
5.
新 投 資 口 予 約 権
本投資法人における新投資口予約権発行の実績はなく、該当事項はありません。
期中の売 買 状 況
1.
不 動 産 等 及 び 資 産 対 応 証 券 等 の 売 買 状 況 等
取得
不動産等の名称
取得年月日
近鉄新名古屋ビル(注2)
合 計
─
取得価額
譲渡
譲渡価額
譲渡年月日
(百万円)
(百万円)
帳簿価額
売却損益
6,072
6,072
4,743
4,743
1,175
1,175
(注1)
─ 平成26年10月 9 日
─
(百万円)
(百万円)
(注1)
「譲渡価額」は、当該不動産等の譲渡に要した諸費用(売買手数料、公租公課等)を含まない金額(売買契約書等に記載
された売買価額)を記載しております。
(注2)
共有持分33%が譲渡対象となります。共有持分67%については、平成26年3月に譲渡しております。
(注3)
譲渡については、上記のほかにその他売却費用があり、
「売却損益」にはこれらを反映した金額を記載しております。
「売
却損益」の内訳については、38ページの「損益計算書に関する注記」をご参照ください。
2.
そ の 他 の 資 産 の 売 買 状 況 等
3.
特 定 資 産 の 価 格 等 の 調 査
上記不動産等及び資産対応証券等以外の主なその他の資産は、概ね銀行預金又は信託財産内
の銀行預金であります。
⑴ 不動産等
取得
又は
譲渡
不動産等の名称
取引年月日
譲渡
近鉄新名古屋ビル(注2)
平成26年
10月9日
取得価額又は
譲渡価額
(百万円)
(注1)
6,072
不動産鑑定
評価額
(百万円)
6,300
不動産鑑定機関
価格時点
一般財団法人日本不動産 平成25年
研究所
10月31日
(注1)
「取得価額又は譲渡価額」は、
当該不動産等の取得又は譲渡に要した諸費用(売買手数料、
公租公課等)を含まない金額(売
買契約書等に記載された売買価額)を記載しております。
(注2)
共有持分33%が譲渡対象となります。共有持分67%については、平成26年3月に譲渡しております。
(注3)
上記記載の鑑定評価は、
「不動産鑑定評価基準 各論第3章 証券化対象不動産の価格に関する鑑定評価」を適用して行っ
ております。
⑵ その他
該当事項はありません。
4.
利 害 関 係 人 等 と の 取 引 状 況
5.
資産運用会社が営む兼業業務に係る当該資産運用会社との間の取引の状況等
⑴ 取引状況
該当事項はありません。
⑵ 支払手数料等の金額
該当事項はありません。
資産運用会社(グローバル・アライアンス・リアルティ株式会社)は、平成27年3月31日現在、
第二種金融商品取引業及び宅地建物取引業(投資法人から委託を受ける投資運用業に直接関連
するものを除きます。
)の業務を兼業しておりますが、該当する取引はありません。また、第一
種金融商品取引業又は不動産特定共同事業のいずれの業務も兼業しておらず、該当する取引は
ありません。
030
経理の状 況
1.
資 産 、 負 債 、 元 本 及 び 損 益 の 状 況 等
2.
減 価 償 却 額 の 算 定 方 法 の 変 更
3.
不 動 産 等 の 評 価 方 法 の 変 更
Ⅲ.貸借対照表、
Ⅳ.損益計算書、
Ⅴ.投資主資本等変動計算書及びⅥ.注記表をご参照ください。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
その他
1.
金 額 及 び 比 率 の 端 数 処 理
2.
自 社 設 定 投 資 信 託 受 益 証 券 等 の 状 況 等
3.
海 外 不 動 産 保 有 法 人 に 係 る 開 示
本書では、特に記載のない限り、記載未満の端数について、金額は切捨て、比率は四捨五入
により記載しております。
⑴ 取得等の状況
該当事項はありません。
⑵ 保有等の状況
該当事項はありません。
該当事項はありません。
4.
海 外 不 動 産 保 有 法 人 が 有 す る 不 動 産 に 係 る 開 示
該当事項はありません。
5.
お 知 ら せ
当期において、本投資法人の役員会で承認・報告された主要な契約の締結・変更等のうち、
主な概要は以下のとおりです。
役員会承認・報告日
平成27年2月25日(注)
項目
概要
第8回無担保投資法人債発行に伴
う一般事務委託契約の締結
公募による投資法人債の発行に際し、三
菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会
社、SMBC日興証券株式会社、大和証券
株式会社及び株式会社三菱東京UFJ銀行
に一般事務を委託いたしました。
(注)平成26年6月26日の役員会で、投資法人債発行に係る包括決議に伴い、投資法人債に係る事務の委託について執行役員に
一任することが承認され、平成27年2月25日の役員会で、第8回無担保投資法人債に係る一般事務委託契約締結について
報告されました。
031
Ⅲ. 貸 借 対 照 表
貸借対照 表
(単位:千円)
前期(ご参考)
(平成26年9月30日)
当期
(平成27年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金
2,744,078
3,104,981
信託現金及び信託預金
9,360,358
8,854,068
営業未収入金
88,390
82,241
403,375
435,714
繰延税金資産
17
11
未収消費税等
568,468
-
198
77
13,164,887
12,477,094
前払費用
立替金
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
信託建物
56,054,271
52,995,189
△ 9,783,616
△ 9,501,746
信託建物(純額)
46,270,655
43,493,443
信託構築物
969,211
△ 157,232
953,641
△ 163,429
811,979
790,212
581,565
△ 358,409
587,547
△ 361,503
223,155
226,043
112,581
△ 90,338
116,506
△ 85,600
減価償却累計額
減価償却累計額
信託構築物(純額)
信託機械及び装置
減価償却累計額
信託機械及び装置(純額)
信託工具、器具及び備品
減価償却累計額
信託工具、器具及び備品(純額)
22,243
30,906
信託建設仮勘定
113,724,328
179
111,298,931
179
有形固定資産合計
161,052,541
155,839,715
信託土地
無形固定資産
信託借地権
信託その他無形固定資産
その他
無形固定資産合計
39,058
-
1,238
438
156
-
40,453
438
264,015
296,468
投資その他の資産
長期前払費用
長期前払消費税等
差入保証金
1,658
5,011
10,000
10,000
修繕積立金
1,008,187
870,136
投資その他の資産合計
1,283,860
1,181,615
162,376,855
157,021,769
71,908
82,702
71,908
175,613,651
82,702
169,581,567
固定資産合計
繰延資産
投資法人債発行費
繰延資産合計
資産合計
032
(単位:千円)
前期(ご参考)
(平成26年9月30日)
当期
(平成27年3月31日)
負債の部
流動負債
営業未払金
241,396
178,511
24,000,000
5,000,000
226
-
82,682
135,152
未払法人税等
681
511
未払消費税等
-
367,386
前受金
546,890
526,735
預り金
126,680
831
5,861
6,334
25,004,420
6,215,463
投資法人債
16,000,000
19,000,000
長期借入金
52,000,000
61,000,000
6,206,729
6,051,236
固定負債合計
74,206,729
86,051,236
負債合計
99,211,149
92,266,700
75,026,315
75,026,315
203,016
203,016
1年内返済予定の長期借入金
未払金
未払費用
未払分配金
流動負債合計
固定負債
信託預り敷金及び保証金
純資産の部
投資主資本
出資総額
剰余金
任意積立金
圧縮積立金
任意積立金合計
203,016
203,016
当期未処分利益又は当期未処理損失(△)
1,173,169
2,085,535
剰余金合計
1,376,186
2,288,551
76,402,501
77,314,867
投資主資本合計
純資産合計
負債純資産合計
※1
76,402,501
175,613,651
※1
77,314,867
169,581,567
033
Ⅳ. 損 益 計 算 書
損 益計算 書
(単位:千円)
前期(ご参考)
(自 平成26年 4 月 1 日
至 平成26年 9 月30日)
当期
(自 平成26年10月 1 日
至 平成27年 3 月31日)
営業収益
賃貸事業収入
※1
3,972,185
※1
その他賃貸事業収入
※1
9,592
※1
9,046
-
※2
1,175,207
不動産等売却益
営業収益合計
3,981,777
4,081,299
5,265,553
営業費用
賃貸事業費用
資産運用報酬
※1
1,918,911
※1
2,132,550
296,561
373,225
役員報酬
10,638
10,638
資産保管手数料
20,088
21,979
一般事務委託手数料
45,032
48,052
会計監査人報酬
10,000
10,000
22,215
51,577
営業費用合計
2,323,448
2,648,023
営業利益
1,658,329
2,617,530
1,458
1,763
520
391
消費税等還付加算金
-
1,019
固定資産税等還付金
9,733
-
11,712
3,175
368,167
383,234
52,847
73,486
その他営業費用
営業外収益
受取利息
未払分配金除斥益
営業外収益合計
営業外費用
支払利息
投資法人債利息
投資法人債発行費償却
融資関連費用
その他
営業外費用合計
9,951
66,726
2,287
1,001
495,902
534,400
経常利益
1,174,139
2,086,304
税引前当期純利益
1,174,139
2,086,304
法人税、住民税及び事業税
971
862
法人税等調整額
△2
6
法人税等合計
969
868
1,173,169
2,085,436
当期純利益
前期繰越利益
当期未処分利益又は当期未処理損失(△)
034
6,112
66,487
-
98
1,173,169
2,085,535
Ⅴ. 投 資 主 資 本 等 変 動 計 算 書
投 資主資 本 等 変 動 計 算 書
前期(ご参考)
(自 平成26年4月1日 至 平成26年9月30日)
(単位:千円)
投資主資本
剰余金
出資総額
当期首残高
当期変動額
75,026,315
圧縮積立金の積立
圧縮積立金
任意積立金
合計
当期未処分
利益又は当
期未処理損
失(△)
剰余金合計
投資主資本
合計
―
―
2,079,485
2,079,485
77,105,800
203,016
203,016
任意積立金
剰余金の配当
当期純利益
当期変動額合計
当期末残高
―
75,026,315
203,016
203,016
純資産合計
77,105,800
△203,016
―
―
―
△1,876,468
1,173,169
△1,876,468
1,173,169
△1,876,468
1,173,169
△1,876,468
1,173,169
△906,315
1,173,169
△703,298
1,376,186
△703,298
76,402,501
△703,298
76,402,501
203,016
203,016
当期(自 平成26年10月1日 至 平成27年3月31日)
(単位:千円)
投資主資本
剰余金
出資総額
当期首残高
当期変動額
剰余金の配当
75,026,315
圧縮積立金
任意積立金
合計
当期未処分
利益又は当
期未処理損
失(△)
剰余金合計
投資主資本
合計
203,016
203,016
1,173,169
1,376,186
76,402,501
76,402,501
△1,173,071
2,085,436
△1,173,071
2,085,436
△1,173,071
2,085,436
△1,173,071
2,085,436
912,365
2,085,535
912,365
2,288,551
912,365
77,314,867
912,365
77,314,867
任意積立金
当期純利益
当期変動額合計
当期末残高
―
75,026,315
―
203,016
―
203,016
純資産合計
035
Ⅵ.注記表
【重要な会計方針に係る事項に関する注記】
前期(ご参考)
(自 平成26年 4 月 1 日
至 平成26年 9 月30日)
当期
(自 平成26年10月 1 日
至 平成27年 3 月31日)
1.固定資産の減価償 ⑴有形固定資産
⑴有形固定資産
却の方法
定額法を採用しております。なお、主た
定額法を採用しております。なお、主た
る有形固定資産の耐用年数は以下のとおり
る有形固定資産の耐用年数は以下のとおり
であります。
であります。
信託建物
2年~70年
信託建物
2年~70年
信託構築物
2年~58年
信託構築物
2年~58年
信託機械及び装置
3年~16年
信託機械及び装置
3年~16年
信託工具、器具及び備品 2年~15年
信託工具、器具及び備品 2年~15年
⑵無形固定資産
⑵無形固定資産
定額法を採用しております。
定額法を採用しております。
⑶長期前払費用
⑶長期前払費用
定額法を採用しております。
定額法を採用しております。
2.繰延資産の処理方 投資法人債発行費
投資法人債発行費
法
償還までの期間にわたり定額法により償却 償還までの期間にわたり定額法により償却
しております。
しております。
036
3.収益及び費用の計 固定資産税等の処理方法
上基準
保有する信託不動産に係る固定資産税、都
市計画税及び償却資産税等については、賦課
決定された税額のうち当期に対応する額を賃
貸事業費用として費用処理する方法を採用し
ております。
なお、不動産又は不動産を信託財産とする
信託受益権の取得に伴い、精算金として譲渡
人に支払った初年度の固定資産税等相当額に
ついては、費用に計上せず当該不動産等の取
得原価に算入しております。
当期において不動産等の取得原価に算入し
た固定資産税等相当額は、28,921千円であ
ります。
固定資産税等の処理方法
保有する信託不動産に係る固定資産税、都
市計画税及び償却資産税等については、賦課
決定された税額のうち当期に対応する額を賃
貸事業費用として費用処理する方法を採用し
ております。
なお、不動産又は不動産を信託財産とする
信託受益権の取得に伴い、精算金として譲渡
人に支払った初年度の固定資産税等相当額に
ついては、費用に計上せず当該不動産等の取
得原価に算入しております。
当期において不動産等の取得原価に算入し
た固定資産税等相当額はありません。
4.ヘッジ会計の方法 ⑴ヘッジ会計の方法
金利スワップについて特例処理の要件を
満たしているため、特例処理を採用してお
ります。
⑵ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段 金利スワップ取引
ヘッジ対象 借入金金利
⑶ヘッジ方針
本投資法人はリスク管理方針を定めた規
程に基づき本投資法人の規約に規定するリ
スクをヘッジする目的でデリバティブ取引
を行っております。
⑷ヘッジ有効性評価の方法
金利スワップは特例処理の要件を満たし
ているため、有効性の評価は省略しており
ます。
⑴ヘッジ会計の方法
金利スワップについて特例処理の要件を
満たしているため、特例処理を採用してお
ります。
⑵ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段 金利スワップ取引
ヘッジ対象 借入金金利
⑶ヘッジ方針
本投資法人はリスク管理方針を定めた規
程に基づき本投資法人の規約に規定するリ
スクをヘッジする目的でデリバティブ取引
を行っております。
⑷ヘッジ有効性評価の方法
金利スワップは特例処理の要件を満たし
ているため、有効性の評価は省略しており
ます。
前期(ご参考)
(自 平成26年 4 月 1 日
至 平成26年 9 月30日)
当期
(自 平成26年10月 1 日
至 平成27年 3 月31日)
5.その他計算書類作 ⑴不動産等を信託財産とする信託受益権に関 ⑴不動産等を信託財産とする信託受益権に関
成のための基本と
する会計処理方針
する会計処理方針
なる重要な事項
保有する不動産等を信託財産とする信託
保有する不動産等を信託財産とする信託
受益権につきましては、信託財産内の全て
受益権につきましては、信託財産内の全て
の資産及び負債勘定並びに信託財産に生じ
の資産及び負債勘定並びに信託財産に生じ
た全ての収益及び費用勘定について、貸借
た全ての収益及び費用勘定について、貸借
対照表及び損益計算書の該当勘定科目に計
対照表及び損益計算書の該当勘定科目に計
上しております。
上しております。
なお、該当勘定科目に計上した信託財産
なお、該当勘定科目に計上した信託財産
のうち重要性がある下記の科目について
のうち重要性がある下記の科目について
は、貸借対照表において区分掲記しており
は、貸借対照表において区分掲記しており
ます。
ます。
①信託現金及び信託預金
①信託現金及び信託預金
②信託建物、信託構築物、信託機械及び装
②信託建物、信託構築物、信託機械及び装
置、信託工具、器具及び備品、信託土地、
置、信託工具、器具及び備品、信託土地、
信託建設仮勘定
信託建設仮勘定
③信託借地権、信託その他無形固定資産
③信託その他無形固定資産
④信託預り敷金及び保証金
④信託預り敷金及び保証金
⑵消費税等の処理方法
⑵消費税等の処理方法
消費税及び地方消費税の会計処理は、税
消費税及び地方消費税の会計処理は、税
抜方式によっております。ただし、固定資
抜方式によっております。ただし、固定資
産に係る控除対象外消費税等は長期前払消
産に係る控除対象外消費税等は長期前払消
費税等に計上し、5年間で均等額を償却し
費税等に計上し、5年間で均等額を償却し
ております。
ております。
【貸借対照表に関する注記】
前期(ご参考)
(平成26年9月30日)
※1. 投
資信託及び投 資法人に関する
法律第67条第4
項に定める最低
純資産額
50,000千円
当期
(平成27年3月31日)
50,000千円
037
【損益計算書に関する注記】
前期(ご参考)
(自 平成26年 4 月 1 日
至 平成26年 9 月30日)
当期
(自 平成26年10月 1 日
至 平成27年 3 月31日)
※1.不動産賃貸事業
(単位:千円)
(単位:千円)
損益の内訳
A.不動産賃貸事業収益
A.不動産賃貸事業収益
賃貸事業収入
賃貸事業収入
(賃料)
3,106,614
(賃料)
3,273,558
(共益費)
535,960
(共益費)
486,612
(水道光熱費収入)
242,097
(水道光熱費収入)
222,412
(駐車場収入)
73,935
(駐車場収入)
85,194
(付帯収入)
13,577
(付帯収入)
13,521
計
3,972,185
計
4,081,299
その他賃貸事業収入
その他賃貸事業収入
(その他雑収入)
9,592
(その他雑収入)
9,046
計
9,592
計
9,046
不動産賃貸事業収益合計 3,981,777
不動産賃貸事業収益合計 4,090,346
B.不動産賃貸事業費用
賃貸事業費用
(外部委託費)
(水道光熱費)
(公租公課)
(保険料)
(修繕費)
(減価償却費)
(その他賃貸事業費用)
不動産賃貸事業費用合計
472,261
260,228
375,581
8,561
45,853
749,749
6,675
1,918,911
C.不動産賃貸事業損益(A-B)
2,062,866
※2.不動産等売却損
益の内訳
―――――
B.不動産賃貸事業費用
賃貸事業費用
(外部委託費)
(水道光熱費)
(公租公課)
(保険料)
(修繕費)
(減価償却費)
(その他賃貸事業費用)
不動産賃貸事業費用合計
590,352
258,355
344,392
8,588
137,676
783,826
9,358
2,132,550
C.不動産賃貸事業損益(A-B)1,957,795
(単位:千円)
近鉄新名古屋ビル(共有持分33%)
不動産等売却収入
6,072,000
不動産等売却原価
4,751,832
その他売却費用
144,960
不動産等売却益
1,175,207
【投資主資本等変動計算書に関する注記】
前期(ご参考)
(自 平成26年 4 月 1 日
至 平成26年 9 月30日)
1.発行可能投資口総 発行可能投資口総口数
口数及び発行済投 発行済投資口数
資口数
038
当期
(自 平成26年10月 1 日
至 平成27年 3 月31日)
4,000,000口 発行可能投資口総口数
193,800口 発行済投資口数
4,000,000口
193,800口
【税効果会計に関する注記】
前期(ご参考)
(平成26年 9 月30日)
1.繰延税金資産及び
繰延税金負債の発 (繰延税金資産)
生の主な原因別内 未払事業税損金不算入額
訳
繰延税金資産合計
(繰延税金資産の純額)
当期
(平成27年 3 月31日)
(単位:千円)
(繰延税金資産)
17
未払事業税損金不算入額
17
繰延税金資産合計
17 (繰延税金資産の純額)
(単位:千円)
11
11
11
2.法定実効税率と税
(単位:%)
(単位:%)
効果会計適用後の 法定実効税率
34.16
法定実効税率
34.15
法人税等の負担率 (調整)
(調整)
との間に重要な差 支払分配金の損金算入額
△34.13
支払分配金の損金算入額
△30.78
異があるときの、 その他
0.05
圧縮積立金繰入額
△3.36
当該差異の原因と 税効果会計適用後の法人税等の負担率 0.08
その他
0.03
なった主要な項目
税効果会計適用後の法人税等の負担率 0.04
別の内訳
3.法人税等の税率の
変更による繰延税
金資産及び繰延税
金負債の金額の修
正
「地方税法等の一部を改正する法律」
(平成
26年法律第4号)及び「地方法人税法」(平
成26年法律第11号)が平成26年3月31日に
公布され、平成26年10月1日以後に開始す
る会計期間から「地方法人税」が創設され、
地方税の一部が国税化されることになりまし
た。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金
負債の計算に使用する法定実効税率は、平成
27年3月期(第23期)以降において解消が
見込まれる一時差異について、34.16%から
34.15%に変更されました。
この税率の変更による影響額は軽微です。
「所得税法等の一部を改正する法律」(平成
27年法律第9号)が平成27年3月31日に公
布され、平成27年4月1日以後に開始する会
計期間から法人税率が引き下げられることに
なりました。これに伴い、繰延税金資産及び
繰延税金負債の計算に使用する法定実効税
率は、平成27年9月期(第24期)以降にお
いて解消が見込まれる一時差異について、
34.15%から32.31%に変更されました。
この税率の変更による影響額は軽微です。
039
【金融商品に関する注記】
前期(ご参考)
(自 平成26年 4 月 1 日
至 平成26年 9 月30日)
当期
(自 平成26年10月 1 日
至 平成27年 3 月31日)
1.金融商品の状況に関する事項
1.金融商品の状況に関する事項
⑴金融商品に対する取組方針
⑴金融商品に対する取組方針
本投資法人は、余剰資金の効率的な運用に資するた
本投資法人は、余剰資金の効率的な運用に資するた
め、各種の預金等で運用することがあります。また資
め、各種の預金等で運用することがあります。また資
金調達については、主に、投資口の発行、借入れ及び
金調達については、主に、投資口の発行、借入れ及び
投資法人債の発行によりこれを行う方針です。デリバ
投資法人債の発行によりこれを行う方針です。デリバ
ティブは、投資法人債又は借入金の金利変動リスクそ
ティブは、投資法人債又は借入金の金利変動リスクそ
の他のリスクをヘッジする目的の利用に限るものと
の他のリスクをヘッジする目的の利用に限るものと
し、投機的な取引は行いません。
し、投機的な取引は行いません。
⑵金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
⑵金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
投資法人債及び長期借入金は、不動産関連資産の取
投資法人債及び長期借入金は、不動産関連資産の取
得又は借入金の返済等に係る資金調達であり、流動性
得又は借入金の返済等に係る資金調達であり、流動性
リスクに晒されていますが、本投資法人では、資産運
リスクに晒されていますが、本投資法人では、資産運
用会社が資金繰計画を作成する等の方法により管理し
用会社が資金繰計画を作成する等の方法により管理し
ています。変動金利の借入金は、金利の変動リスクに
ています。変動金利の借入金は、金利の変動リスクに
晒されていますが、このうちの一部については、支払
晒されていますが、このうちの一部については、支払
金利の変動リスクを回避し支払利息の固定化を図るた
金利の変動リスクを回避し支払利息の固定化を図るた
めに、デリバティブ取引(金利スワップ取引)をヘッ
めに、デリバティブ取引(金利スワップ取引)をヘッ
ジ手段として利用しています。なお、ヘッジの有効性
ジ手段として利用しています。なお、ヘッジの有効性
の評価方法については、金利スワップの特例処理の要
の評価方法については、金利スワップの特例処理の要
件を満たしているため、その判定をもって有効性の評
件を満たしているため、その判定をもって有効性の評
価を省略しています。
価を省略しています。
デリバティブ取引の執行・管理については、リスク
デリバティブ取引の執行・管理については、リスク
管理方針を定めた規程に従い、資産運用会社の助言に
管理方針を定めた規程に従い、資産運用会社の助言に
基づき行っており、また、デリバティブの利用にあたっ
基づき行っており、また、デリバティブの利用にあたっ
ては、信用リスクを軽減するために、格付の高い金融
ては、信用リスクを軽減するために、格付の高い金融
機関とのみ取引を行っております。
機関とのみ取引を行っております。
信託預り敷金及び保証金は、テナントからの預り金
信託預り敷金及び保証金は、テナントからの預り金
であり、契約満了前の退去による流動性リスクに晒さ
であり、契約満了前の退去による流動性リスクに晒さ
れています。当該リスクに関しては、資産運用会社が
れています。当該リスクに関しては、資産運用会社が
月次で入退去予定表や賃貸借契約一覧等を作成してス
月次で入退去予定表や賃貸借契約一覧等を作成してス
ケジュールや残高を管理する体制としています。
ケジュールや残高を管理する体制としています。
⑶金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
⑶金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほ
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほ
か、市場価格がない場合には合理的に算定された価額
か、市場価格がない場合には合理的に算定された価額
が含まれております。当該価額の算定においては一定
が含まれております。当該価額の算定においては一定
の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等
の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等
によった場合、当該価額が異なることもあります。ま
によった場合、当該価額が異なることもあります。
た、
「2.金融商品の時価等に関する事項」におけるデ
リバティブ取引に関する契約額等については、その金
額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すも
のではありません。
040
前期(ご参考)
(自 平成26年 4 月 1 日
至 平成26年 9 月30日)
当期
(自 平成26年10月 1 日
至 平成27年 3 月31日)
2.金融商品の時価等に関する事項
2.金融商品の時価等に関する事項
平成26年9月30日(当期の決算日)における貸借対
平成27年3月31日(当期の決算日)における貸借対
照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のと
照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のと
おりです。なお、時価を把握することが極めて困難と
おりです。なお、時価を把握することが極めて困難と
認められるものは、次表には含まれていません(
(注4) 認められるものは、次表には含まれていません(
(注3)
参照)。
参照)
。
(単位:千円)
貸借対照表
計上額
(注1)
時価
(注1)
(単位:千円)
貸借対照表
計上額
(注1)
差額
時価
(注1)
⑴現金及び預金
2,744,078
2,744,078
―
⑴現金及び預金
3,104,981
3,104,981
⑵信託現金及び信託預金
9,360,358
9,360,358
―
⑵信託現金及び信託預金
8,854,068
8,854,068
⑶1年内返済予定の長期借入金 (24,000,000)(24,142,515)
(142,515)
⑶1年内返済予定の長期借入金
⑷投資法人債
(16,000,000)(16,200,400)
(200,400)
⑸長期借入金
(52,000,000)(52,986,630)
(986,630)
⑹デリバティブ取引
―
―
差額
―
―
(5,000,000) (5,028,390)
(28,390)
⑷投資法人債
(19,000,000)(19,189,300)
(189,300)
⑸長期借入金
(61,000,000)(62,110,000) (1,110,000)
―
負 債に計上されるものについては、
( )で示して
(注1)負 債に計上されるものについては、
( )で示して (注1)
います。
います。
(注2)
金融商品の時価の算定方法
(注2)金融商品の時価の算定方法
⑴現金及び預金、⑵信託現金及び信託預金
⑴現金及び預金、⑵信託現金及び信託預金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿
価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっ
価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっ
ています。
ています。
⑶1年内返済予定の長期借入金、⑸長期借入金
⑶1年内返済予定の長期借入金、⑸長期借入金
固定金利による長期借入金の時価については、
固定金利による長期借入金の時価については、
元利金の合計額を同様の新規借入れを行った場合
元利金の合計額を同様の新規借入れを行った場合
に想定される利率で割り引いて算定する方法に
に想定される利率で割り引いて算定する方法に
よっています。変動金利による長期借入金は、短
よっています。変動金利による長期借入金は、短
期間で市場金利を反映し、時価は帳簿価額にほぼ
期間で市場金利を反映し、時価は帳簿価額にほぼ
等しいと考えられるため、当該帳簿価額によって
等しいと考えられるため、当該帳簿価額によって
います。
います。ただし、金利スワップの特例処理の対象
⑷投資法人債
とされた変動金利による長期借入金(下記⑹②参
本投資法人の発行する投資法人債の時価につい
照)は、当該金利スワップと一体として処理され
ては、市場価格のあるものは市場価格に基づき、
た元利金の合計額を、同様の借入れを行った場合
市場価格のないものは、元利金の合計額を当該投
に適用される合理的に見積られる利率で割り引い
資法人債の残存期間及び信用リスクを加味した利
て算定する方法によっています。
率で割り引いた現在価値により算定しております。
⑷投資法人債
本投資法人の発行する投資法人債の時価につい
ては、市場価格のあるものは市場価格に基づき、
市場価格のないものは、元利金の合計額を当該投
資法人債の残存期間及び信用リスクを加味した利
率で割り引いた現在価値により算定しております。
⑹デリバティブ取引
①ヘッジ会計が適用されていないもの:
該当するものはありません。
041
前期(ご参考)
(自 平成26年 4 月 1 日
至 平成26年 9 月30日)
当期
(自 平成26年10月 1 日
至 平成27年 3 月31日)
②ヘッジ会計が適用されているもの:
ヘッジ会計の方法ごとの決算日における契約額
又は契約において定められた元本相当額等は、
次のとおりです。
(単位:千円)
デリバティブ取引
の種類等
ヘッジ会計の方法
主なヘッジ対象
金 利 ス ワ ッ プ の 特 例 金利スワップ取引
処理
変動受取・固定支払
契約額等
―
当該時価の
算定方法
時価
うち1年超
2,000,000
長期借入金
(注3)
(注3)金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象
とされている長期借入金と一体として処理されてい
るため、その時価は、当該長期借入金の時価に含め
て記載しております(上記(注2)⑶参照)
。
信 託 預 り 敷 金 及 び 保 証 金( 貸 借 対 照 表 計 上 額
(注4)
信 託 預 り 敷 金 及 び 保 証 金( 貸 借 対 照 表 計 上 額 (注3)
6,051,236千円)については、賃貸借契約の期間の
6,206,729千円)については、賃貸借契約の期間の
定めがあっても中途解約や更新・再契約の可能性が
定めがあっても中途解約や更新・再契約の可能性が
あること、本投資法人の保有資産における過去のテ
あること、本投資法人の保有資産における過去のテ
ナントの退去実績を分析しても個別性が強く何ら傾
ナントの退去実績を分析しても個別性が強く何ら傾
向を見出せないこと等から、返還時期の想定を行う
向を見出せないこと等から、返還時期の想定を行う
ことが難しく、将来キャッシュ・フローを見積るこ
ことが難しく、将来キャッシュ・フローを見積るこ
とができません。よって、時価を把握することが極
とができません。よって、時価を把握することが極
めて困難と認められることから時価開示の対象とは
めて困難と認められることから時価開示の対象とは
しておりません。
しておりません。
(注4)
金銭債権の決算日後の償還予定額
(注5)金銭債権の決算日後の償還予定額
(単位:千円)
(単位:千円)
1年以内
1年以内
現金及び預金
信託現金及び信託預金
現金及び預金
信託現金及び信託預金
2,744,078
9,360,358
(注6)
投資法人債、長期借入金の決算日後の返済予定額
3,104,981
8,854,068
(注5)
投資法人債、長期借入金の決算日後の返済予定額
(単位:千円)
(単位:千円)
1年以内
1年内返済予定の長期借入金
投資法人債
長期借入金
1年内返済予定の長期借入金
投資法人債
長期借入金
042
1年超
2年以内
24,000,000
―
―
2年超
3年以内
―
―
―
3年超
4年以内
4年超
5年以内
―
4,000,000
20,000,000
―
―
18,500,000
―
9,000,000
11,000,000
1年内返済予定の長期借入金
投資法人債
長期借入金
5年超
―
3,000,000
2,500,000
1年内返済予定の長期借入金
投資法人債
長期借入金
1年以内
1年超
2年以内
5,000,000
―
―
―
4,000,000
6,000,000
3年超
4年以内
4年超
5年以内
―
4,000,000
11,000,000
―
―
22,500,000
2年超
3年以内
―
5,000,000
19,000,000
5年超
―
6,000,000
2,500,000
【賃貸等不動産に関する注記】
前期(ご参考)
(自 平成26年 4 月 1 日
至 平成26年 9 月30日)
当期
(自 平成26年10月 1 日
至 平成27年 3 月31日)
本投資法人は、東京都その他の地域において、賃貸用の
オフィスビル(土地を含む。)を有しております。これら
賃貸等不動産の貸借対照表計上額、
当期増減額及び時価は、
次のとおりであります。
本投資法人は、東京都その他の地域において、賃貸用の
オフィスビル(土地を含む。
)を有しております。これら
賃貸等不動産の貸借対照表計上額、
当期増減額及び時価は、
次のとおりであります。
(単位:千円)
貸借対照表計上額
当期首残高
142,862,044
当期増減額
18,230,794
当期末残高
161,092,839
当期末の時価
167,380,000
(単位:千円)
貸借対照表計上額
当期首残高
161,092,839
当期増減額
(5,252,685)
当期末残高
155,840,154
当期末の時価
166,550,000
(注1)貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額 (注1)
貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額
を控除した金額であります。
を控除した金額であります。
(注2)当期増減額のうち、主な増加額はアルカセントラル (注2)
当期増減額のうち、主な減少額は近鉄新名古屋ビル
(追加取得分、380,373千円)及び横浜プラザビル
(共有持分33%、4,743,219千円)の売却によるも
(18,522,536千円)の取得によるものです。
のです。
(注3)当期末の時価は、本投資法人の規約に定める資産評 (注3)
当期末の時価は、本投資法人の規約に定める資産評
価の方法及び基準並びに一般社団法人投資信託協会
価の方法及び基準並びに一般社団法人投資信託協会
の定める規則に基づき、不動産鑑定士による鑑定評
の定める規則に基づき、不動産鑑定士による鑑定評
価額(決算日を価格時点とする一般財団法人日本不
価額(決算日を価格時点とする一般財団法人日本不
動産研究所、大和不動産鑑定株式会社又は株式会社
動産研究所、大和不動産鑑定株式会社又は株式会社
中央不動産鑑定所作成の「不動産鑑定評価書」によ
中央不動産鑑定所作成の「不動産鑑定評価書」によ
ります。
)を記載しております。
ります。
)を記載しております。
また、賃貸等不動産に関する平成26年9月期(第22期) また、賃貸等不動産に関する平成27年3月期(第23期)
における損益は、「損益計算書に関する注記」に記載のと における損益は、
「損益計算書に関する注記」に記載のと
おりであります。
おりであります。
【一口当たり情報に関する注記】
前期(ご参考)
(自 平成26年 4 月 1 日
至 平成26年 9 月30日)
1.1口当たり純資産 1口当たり純資産額
394,233円
額及び1口当たり 1口当たり当期純利益
6,053円
当期純利益
1口当たり当期純利益は、当期純利益を日数
加重平均投資口数で除することにより算出し
ております。
当期
(自 平成26年10月 1 日
至 平成27年 3 月31日)
1口当たり純資産額
398,941円
1口当たり当期純利益
10,760円
1口当たり当期純利益は、当期純利益を日数
加重平均投資口数で除することにより算出し
ております。
043
【重要な後発事象に関する注記】
前期(ご参考)
(自 平成26年 4 月 1 日
至 平成26年 9 月30日)
当期
(自 平成26年10月 1 日
至 平成27年 3 月31日)
平成26年10月9日付で、資産の譲渡を行いました 該当事項はありません。
(67%共有持分については平成26年3月27日付で譲渡
を行っており、平成26年3月期に営業収益として不動
産等売却益2,382百万円を計上いたしました。)。
譲渡の概要は以下のとおりです。
<譲渡の概要>
物件名称
:近鉄新名古屋ビル
所在地(住居表示)
:愛知県名古屋市中村区名駅
四丁目5番28号
土地面積(注1)
: 2,722.76㎡
延床面積(注1)
:27,152.49㎡
譲渡価格(注2)
:6,072百万円
損益に及ぼす重要 :平成27年3月期に営業収益とし
な影響
て不動産等売却益約1,173百万
円を計上する予定です。
譲渡資産
:不 動産信託受益権に係る信託
不動産(33%共有持分)
契約締結日
:平成25年11月14日
譲渡日
:平成26年10月 9 日
(注1)土 地面積及び延床面積は、不動産登記簿上の表示
によるものです。なお、土地面積のうち、61.23㎡
は借地権です。
(注2)譲 渡価格は、固定資産税及び都市計画税の精算金
並びに消費税及び地方消費税を含まない金額(売
買契約書等に記載された売買価額)を記載してお
ります。
044
Ⅶ.金銭の分配に係る計算書
金 銭の分 配 に 係 る 計 算 書
前期(ご参考)
(自 平成26年 4 月 1 日
至 平成26年 9 月30日)
当期
(自 平成26年10月 1 日
至 平成27年 3 月31日)
Ⅰ当期未処分利益
1,173,169,665円
2,085,535,034円
Ⅱ分配金の額
1,173,071,400円
1,880,441,400円
(投資口1口当たりの分配金の額)
(6,053円)
(9,703円)
Ⅲ任意積立金
圧縮積立金繰入額
Ⅳ次期繰越利益
分配金の額の算出方法
―円
205,093,634円
98,265円
―円
本投資法人の規約第27条第1項の定 本投資法人の規約第27条第1項の定
める分配方針に基づき、分配金の額は める分配方針に基づき、分配金の額は
利益の金額を限度とし、かつ租税特 利益の金額を限度とし、かつ租税特別
別措置法第67条の15に規定されてい 措置法第67条の15に規定されている
る「配当可能利益の額」の90%に相 「配当可能利益の額」の90%に相当す
当する金額を超えるものとしており る金額を超えるものとしております。
ます。かかる方針により、当期未処 かかる方針により、当期未処分利益か
分利益を超えない額で発行済投資口 ら租税特別措置法第65条の7で定める
数193,800口の整数倍の最大値となる 圧縮積立金を控除し、その残額のうち
1,173,071,400円を利益分配金として 発行済投資口数193,800口の整数倍の
分配することといたしました。なお、 最大値となる1,880,441,400円を利益
本投資法人の規約第27条第1項第3号 分配金として分配することといたしま
に定める利益を超えた金銭の分配は行 した。なお、本投資法人の規約第27
いません。
条第1項第3号に定める利益を超えた
金銭の分配は行いません。
045
Ⅷ.会計監査人の監査報告書
会計監査 人 の 監 査 報 告 書
046
Ⅸ . キャッシュ・フロー計算書(参考情報)
キ ャッシ ュ ・ フ ロ ー 計 算 書 ( 参 考 情 報 )
(単位:千円)
前期
(自 平成26年 4 月 1 日
至 平成26年 9 月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期純利益
減価償却費
固定資産税等還付金
投資法人債発行費償却
受取利息
支払利息
営業未収入金の増減額(△は増加)
未収消費税等の増減額(△は増加)
営業未払金の増減額(△は減少)
未払費用の増減額(△は減少)
未払消費税等の増減額(△は減少)
前受金の増減額(△は減少)
預り金の増減額(△は減少)
前払費用の増減額(△は増加)
長期前払費用の増減額(△は増加)
長期前払消費税等の増減額(△は増加)
信託有形固定資産の売却による減少額
信託無形固定資産の売却による減少額
その他
小計
利息の受取額
利息の支払額
法人税等の支払額又は還付額(△は支払)
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
信託有形固定資産の取得による支出
修繕積立金の取得による支出
信託預り敷金及び保証金の受入による収入
信託預り敷金及び保証金の返還による支出
信託預り敷金及び保証金対応信託預金の払戻による収入
信託預り敷金及び保証金対応信託預金の預入による支出
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入れによる収入
長期借入金の返済による支出
投資法人債の発行による収入
分配金の支払額
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
現金及び現金同等物の期首残高
現金及び現金同等物の期末残高
当期
(自 平成26年10月 1 日
至 平成27年 3 月31日)
1,174,139
749,749
△ 9,733
6,112
△ 1,458
421,015
△ 19,235
△ 568,468
△ 3,453
△ 49,047
△ 134,763
167,409
18,376
△ 165,516
△ 84,521
195
-
-
147,460
1,648,260
1,458
△ 422,017
△ 817
1,226,884
2,086,304
783,826
-
9,951
△ 1,763
456,720
23,236
568,468
△ 86,014
50,633
367,386
△ 20,155
△ 125,849
△ 32,339
△ 32,453
△ 3,352
4,703,406
39,812
13,147
8,800,967
1,763
△ 454,884
△ 1,032
8,346,814
△ 18,959,484
△ 29,536
954,672
△ 150,628
261,571
△ 954,672
△ 18,878,078
△ 126,669
-
391,618
△ 564,199
177,785
△ 391,618
△ 513,083
19,000,000
△ 7,000,000
6,954,023
△ 1,875,612
17,078,411
△ 572,782
7,246,663
6,673,881
9,000,000
△ 19,000,000
2,979,254
△ 1,172,206
△ 8,192,952
△ 359,220
6,673,881
※1
6,314,660
※1
(注)キャッシュ・フロー計算書は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」
(昭和38年大蔵省令第59号)に基
づき作成しておりますが、参考情報として添付しております。このキャッシュ・フロー計算書は、
「投資信託及び投資法
人に関する法律」第130条の規定に基づく会計監査人の監査対象ではないため、会計監査人の監査は受けておりません。
047
【重要な会計方針に係る事項に関する注記】
前期
(自 平成26年 4 月 1 日
至 平成26年 9 月30日)
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー計算書における資金
計 算 書 に お け る 資 (現金及び現金同等物)は、手許現金及び信
金の範囲
託現金、随時引き出し可能な預金及び信託
預金並びに容易に換金可能であり、かつ、
価値の変動について僅少なリスクしか負わ
ない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来
する短期投資からなっております。
当期
(自 平成26年10月 1 日
至 平成27年 3 月31日)
キャッシュ・フロー計算書における資金
(現金及び現金同等物)は、手許現金及び信
託現金、随時引き出し可能な預金及び信託
預金並びに容易に換金可能であり、かつ、
価値の変動について僅少なリスクしか負わ
ない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来
する短期投資からなっております。
【キャッシュ・フロー計算書に関する注記】
前期
(自 平成26年 4 月 1 日
至 平成26年 9 月30日)
※1.現金及び現金同
等物の期末残高
と貸借対照表に
掲記されている
科目の金額との
関係
(平成26年9月30日現在)
(単位:千円)
現金及び預金
信託現金及び信託預金
信託預り敷金及び
保証金対応信託預金(注)
現金及び現金同等物
2,744,078
9,360,358
△5,430,556
6,673,881
当期
(自 平成26年10月 1 日
至 平成27年 3 月31日)
(平成27年3月31日現在)
(単位:千円)
現金及び預金
信託現金及び信託預金
信託預り敷金及び
保証金対応信託預金(注)
現金及び現金同等物
3,104,981
8,854,068
△5,644,389
6,314,660
(注)
テナントから預っている敷金及び保証金であり、テナント退去時にテナントに返還するため信託預金に積み立てております。
048
Ⅹ. 投 資 主 イ ン フ ォ メ ー シ ョ ン
◆住所等の変更手続について
住所、氏名、届出印などの変更は、お取引証券会社にお申し出ください。
なお、投資証券電子化前に、証券保管振替機構に投資証券を預託されなかった投資口につきましては、
本投資法人が三菱UFJ信託銀行株式会社に「特別口座」を開設し、管理しております。特別口座の投資
口に関する各種お手続きにつきましては、三菱UFJ信託銀行株式会社証券代行部へご連絡ください。
(電話照会先)テレホンセンター番号 0120−232−711(受付時間:土・日・祝祭日を除く9:00〜17:00)
テレホン自動音声応答サービス 0120−244−479(24時間受付:お手続用紙ご請求専用)
(インターネットホームページURL) http://www.tr.mufg.jp/daikou/
◆分配金について
「分配金」は、
「投資主分配金領収証」をお近くの株式会社ゆうちょ銀行全国本支店及び出張所、並びに
郵便局(銀行代理業者)にお持ちいただくことでお受け取りいただけます。受取期間を過ぎた場合は、
「投資主分配金領収証」裏面に受取方法を指定し、三菱UFJ信託銀行株式会社証券代行部へご郵送いただ
くか、同信託銀行の本支店窓口にてお受け取りください。
(送付先)〒137-8081東京都江東区東砂七丁目10番11号 三菱UFJ信託銀行株式会社証券代行部
また、今後の分配金に関して、銀行等預金口座への振込のご指定などのお手続きをご希望の方は、お
取引証券会社にてお手続きください。
※分配金は、本投資法人の規約の規定により、分配金支払開始日より満3年を経過しますとお支払いでき
なくなりますので、お早めにお受け取りください。
◆ホームページについて
ホームページアドレス http://www.go-reit.co.jp/
グローバル・ワン不動産投資法人のホームページでは、投資方針など基本的な仕組みの他に
⃝最新のプレスリリース資料、決算情報等の各種法定ディスクロージャー資料、分配金に関する情報
⃝投資物件のポートフォリオ内容、物件概要(写真、地図など)、月次稼働状況
などのコンテンツをご提供させていただいており、今後もさらに充実を図っていきます。
投資主メ モ
決算期日
毎年3月末日、9月末日
投資主総会
2年に1回以上開催
同議決権行使投資主確定日
あらかじめ公告し定めた日
分配金支払確定基準日
毎年3月末日、9月末日(分配金は支払確定基準日より3ヶ月以内に
お支払いたします。)
上場金融商品取引所
東京証券取引所(銘柄コード:8958)
公告掲載新聞
日本経済新聞
投資主名簿等管理人
東京都千代田区丸の内一丁目4番5号
三菱UFJ信託銀行株式会社
同事務取扱場所
東京都千代田区丸の内一丁目4番5号
三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部
同連絡先
(郵便物送付・電話照会)
同取次所
〒137-8081
東京都江東区東砂七丁目10番11号
三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部
電話 0120-232-711(フリーダイヤル)
三菱UFJ信託銀行株式会社 全国各支店
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