PDF形式 759KB - ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング

証券コード:7774
第17期(平成27年3月期)
決算説明資料
平成27年4月30日
株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング
http://www.jpte.co.jp
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第17期(平成27年3月期)
決算説明資料
目次
v 事業概要
--- 2
v 第17期(平成27年3月期)の業績
--- 22
v 第18期(平成28年3月期)の業績予想 --- 28
v 主要株主・株式分布
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---30
1
第17期(平成27年3月期)
決算説明資料
事業概要
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2
第17期(平成27年3月期)
決算説明資料
再生医療製品事業
自家培養表皮
ジェイス
自家培養軟骨
ジャック
自家培養
角膜上皮
自家培養表皮
の適応拡大
自家培養表皮
の適応拡大
再生医療等製品
再生医療等製品
再生医療等製品
再生医療等製品
再生医療等製品
開発製品
の外観
分
類
基本技術
の導入元
米ハーバード大学
Howard Green 教授
重症熱傷
適応
対象*
深達性Ⅱ度熱傷創
及びⅢ度熱傷創の
合計面積が
体表面積の30%以上
広島大学
越智 光夫 教授
膝関節における
外傷性軟骨欠損症又は
離断性骨軟骨炎
(変形性膝関節症を除く) 角膜上皮幹細胞疲弊症
で、他に治療法がなく、
かつ軟骨欠損面積が
4cm2以上の軟骨欠損部位
進捗状況 製造販売承認(H19.10)製造販売承認(H24.7)
保険収載(H21.1)
伊ベネトアイバンク、
伊モデナ大学
米ハーバード大学
Michele De Luca教授
Howard Green 教授
Graziella Pellegrini教授、
株式会社セルシード
保険収載(H25.4)
治験計画届書提出
(H26.10)
表皮水疱症
栄養障害型
治験終了届書提出
(H26.6)
米ハーバード大学
Howard Green 教授
巨大色素性母斑
治験計画届書提出
(H26.1)
*: 自家培養角膜上皮および自家培養表皮の2つの適応拡大は、当社が想定する適応対象です。
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第17期(平成27年3月期)
決算説明資料
第1号再生医療等製品「自家培養表皮ジェイス」
8 cm
80 cm2
10 cm
[適応対象]
重症熱傷
(深達性Ⅱ度+Ⅲ度≧30%)
《成人男性の体表面積(約1.6m2)の0.5%に相当》
[保険償還価格]
314,000円/枚
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第17期(平成27年3月期)
決算説明資料
自家培養表皮ジェイスのビジネスモデル
v 自家培養表皮ジェイスは、重症熱傷が適応対象です。患者本人の非受傷部位
の正常皮膚を採取し、約3週間培養後、出荷検査・梱包を経て医療機関に輸
送されます。
《適応対象》 重症熱傷患者
医療機関
正常皮膚組織
受入検査
培養
移植
出荷検査
既存の治療法を適用
︵例︶同種皮膚移植
受傷部位
当社
梱包・出荷
製品
(販売名:ジェイス)
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第17期(平成27年3月期)
決算説明資料
重症熱傷の定義
v ジェイスの適応対象は、「深達性Ⅱ度及びⅢ度熱傷創の合計受傷面積が体表
面積の30%以上の患者」と定義されています。当該患者群の術後死亡率は、
50%を超えます。
100
度・
Ⅱ
3,000
2,000
1,000
80
60
約4,100人
/年
約900人/年
(死亡:500、生存:400)
40
死亡率︵%︶
度熱傷患者数︵人/年︶
Ⅲ
Ⅱ度・Ⅲ度熱傷患者数
合計約5,000人/年
死亡率
20
患者数
0
0%∼ 10%∼ 20%∼ 30%∼ 40%∼ 50%∼ 60%∼ 70%∼ 80%∼ 90%∼
出所) 当社調べ
0
合計受傷面積
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第17期(平成27年3月期)
決算説明資料
ジェイス事業展開上の条件
製造販売承認の条件
保険適用に関する留意事項
[適応対象]深達性Ⅱ度+Ⅲ度 ≧ 30%
[保険償還価格]314,000円/枚
1. 本品の適応対象を適切に治療できる医療機関において、重
症熱傷症例の治療に十分な知識・経験のある医師により、
本品の有効性及び安全性を理解した上で用いられるよう、
適切な措置を講じること。
《H21.1.1∼H22.3.31》
ア 自家植皮のための恵皮面積が確保できない重篤な広範囲熱
傷で、かつ、受傷面積として深達性Ⅱ度熱傷創及びⅢ度熱
傷創の合計面積が体表面積の30%以上の熱傷の場合であっ
て、創閉鎖を目的として使用した場合に、一連につき20枚
を限度として算定する。
イ 深達性Ⅱ度熱傷創への使用は、Ⅲ度熱傷と深達性Ⅱ度熱傷
が混在し、分けて治療することが困難な場合に限る。
ウ 凍結保存皮膚を用いた皮膚移植術を行うことが可能であっ
て、広範囲熱傷特定集中治療室管理料の施設基準の届出を
行っている保険医療機関において実施すること。
エ ヒト自家移植組織を使用した患者については、診療報酬請
求に当たって、診療報酬明細書に症状詳記を添付する。
2. 治験症例が極めて限られていることから、本品の有効性及
び安全性を確認するための製造販売後臨床試験を実施し、
その結果を速やかに報告すること。
3. 治験症例が極めて限られていることから、原則として再審
査期間が終了するまでの間、全症例を対象とした使用成績
調査を実施し、本品の有効性及び安全性に関する情報を早
期に収集し、その結果については定期的に報告すること。
4.製造販売後臨床試験及び使用成績調査の結果等については、
迅速に公開するとともに、使用する医師、医療機関に対し
適切に情報提供し、患者に対する情報提供資料にも適切に
反映すること。
5. 本品の製造過程にフィーダー細胞として用いられるマウス
胎児由来3T3-J2細胞にかかる異種移植に伴うリスクを踏ま
え、新たな取扱いの基準が定められるまでの間、最終製品
のサンプル及び使用に関する記録を30年間保存するなど適
切な取扱いが行われるよう必要な措置を講じること。
《H22.4.1∼》 (改定箇所のみ抜粋)
ウ 凍結保存皮膚を用いた皮膚移植術を行うことが可能であっ
て、救命救急入院料3、救命救急入院料4又は特定集中治
療室管理料2の施設基準の届け出を行っている保険医療機
関において実施すること。
《H24.4.1∼》 (改定箇所のみ抜粋)
ア (省略)、創閉鎖を目的として使用した場合に、一連につ
き40枚を限度として算定する。
《H26.4.1∼》 (改定箇所のみ抜粋)
ウ 凍結保存皮膚を用いた皮膚移植術を行うことが可能であっ
て、救命救急入院料3、救命救急入院料4、特定集中治療
室管理料2又は特定集中治療室管理料4の施設基準の届け出
を行っている保険医療機関において実施すること。
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第17期(平成27年3月期)
決算説明資料
ジェイス売上高の推移
v 平成27年3月期のジェイス売上高は、531百万円となりました。前期よりも売
上高が減少した主な理由は、次のとおりです。
① 熱傷患者の発生が少なく受注件数が減少(H26/3期:約160件、H27/3期:約120件)
② 患者死亡等の理由による中止率が増加(H26/3期:約25%、H27/3期:約40%)
売上高 900
(百万円)
800
801
700
531
600
500
383
400
316
300
219
200
110
100
0
H21.4 –
H22.3
H22.4 –
H23.3
H23.4 –
H24.3
H24.4 –
H25.3
H25.4 –
H26.3
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H26.4 –
H27.3
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第17期(平成27年3月期)
決算説明資料
第2号再生医療等製品「自家培養軟骨ジャック」
有効径 2.5cm
(有効面積 4.9cm2)
《複数個数を使用する場合あり》
[適応対象]
膝関節における外傷性軟骨欠
損症又は離断性骨軟骨炎(変
形性膝関節症を除く)の臨床
症状の緩和。
ただし、他に治療法がなく、
かつ軟骨欠損面積が4cm2以
上の軟骨欠損部位に適用する
場合に限る。
[保険償還価格]
2,130,000円
(使用した個数に係わらない)
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第17期(平成27年3月期)
決算説明資料
自家培養軟骨の開発
v 正常部位の軟骨を採取し、アテロコラーゲンゲルの中で約4週間培養した後、
軟骨欠損部に移植します。
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第17期(平成27年3月期)
決算説明資料
自家培養軟骨の適応対象と治療方法の関係
v 自家培養軟骨ジャックの適応対象は、膝関節における外傷性軟骨欠損症と離断
性骨軟骨炎(除、変形性膝関節症)です。
想定される
ジャックⓇの適応範囲
治療方法の例
マイクロフラクチャー/モザイクプラスティ
推定患者数
数千人/年
薬物療法(ヒアルロン酸注射等)
関節鏡視下手術
人工関節置換術
患者数
8万人/年
骨切り術
運動療法
無治療(サプリメント等)
重篤度
軽度
中度Ⅰ
中度Ⅱ
(イメージ) (運動をすると痛い)
(安静時でも痛い) (歩行支障有り)
重度
(歩行困難)
出所) 当社
注意) 上図は膝関節症の重篤度に対応した主要な治療方法の例であり、市場規模は表していません。
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第17期(平成27年3月期)
決算説明資料
ジャック事業展開上の条件
製造販売承認の条件
保険適用に関する留意事項
[保険償還価格]2,130,000円
[適応対象]
膝関節における外傷性軟骨欠
損症又は離断性骨軟骨炎(変
形性膝関節症を除く)の臨床
症状の緩和。
ただし、他に治療法がなく、
かつ軟骨欠損面積が4cm2以
上の軟骨欠損部位。
<承認条件>
1. 本品の有効性及び安全性を十分に理解し、膝関節
の外傷性軟骨欠損症及び離断性骨軟骨炎の治療に
関する十分な知識・経験を有する医師及び施設に
おいて、適切な症例を選択して用いられるよう必
要な措置を講じること。
2. 製造販売後の一定期間は、本品の使用症例の全例
を対象に使用成績調査を実施し、本品の有効性及
び安全性に関するデータを収集し、必要により適
切な措置を講じること。
(使用した個数に係わらない)
<留意事項>
a 膝関節における外傷性軟骨欠損症又は離断性骨軟骨炎(変形性膝関節症を除く。)
で、他に治療法がなく、かつ、軟骨欠損面積が4cm2以上の軟骨欠損部位に使用す
る場合にのみ算定できる。
b 使用した個数、大きさに係わらず、所定の価格を算定する。
c 当該材料は、以下のいずれにも該当する医師が使用した場合に限り算定する。
ⅰ 整形外科の経験を5年以上有しており関節軟骨修復術10症例以上を含む膝関節
手術を術者として100症例以上実施した経験を有する常勤の医師であること。
ⅱ 所定の研修を修了していること。なお、当該研修は、次の内容を含むものであ
ること。
① 当該材料の適応に関する事項
② 変形性膝関節症との鑑別点に関する事項
③ 軟骨採取法に関する事項
④ 周術期管理に関する事項
⑤ 合併症への対策に関する事項
⑥ リハビリテーションに関する事項
⑦ 全例調査方法に関する事項
⑧ 手術方法に関する事項(当該材料に類似した人工物を用いた手技を含む。)
d 以下のいずれにも該当する保険医療機関において実施すること。なお、届出は(中
略)様式により提出すること。
ⅰ CT撮影及びMRI撮影の施設基準に適合しているものとして地方厚生局長等
に届け出ていること。
ⅱ 運動器リハビリテーション料(Ⅰ)又は運動器リハビリテーション料(Ⅱ)の施設
基準に適合しているものとして地方厚生局長等に届け出ていること。
ⅲ 関節軟骨修復術を含む骨切り術、関節鏡下靱帯再建術、半月板手術、人工膝関
節置換術等の膝関節手術を年間100症例以上実施していること若しくは大学病
院本院であること。
e ヒト自家移植組織(自家培養軟骨)を使用した患者については、診療報酬請求に当
たって、診療報酬明細書に使用する医療上の必要性及び軟骨欠損面積等を含めた症
状詳記を添付すること。
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第17期(平成27年3月期)
決算説明資料
ジャック認定医師と認定施設の推移
v 製造販売承認の条件であり、保険適用に関する留意事項でもある医師と医療
機関に対する研修は順調に進んでいます。平成27年4月1日時点で認定施
設は全国170施設に拡大し、全都道府県で使用可能になりました。
854人
900
800
認定医師
700
600
500
345人
400
300
認定施設
200
169施設
55施設
100
0
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
平成25年
平成26年
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平成27年
13
第17期(平成27年3月期)
決算説明資料
自家培養角膜上皮
自家培養角膜上皮
[想定する適応対象]
角膜上皮幹細胞疲弊症
[薬事審査状況]
治験計画届書提出
(H26.10)
[特記事項]
希少疾病用再生医療等製品に
指定 (H27.3)
開発 : 当社
培養器材
(セルシードとの共同開発)
基本技術 伊ベネトアイバンク
Michele De Luca教授
Graziella Pellegrini教授
培養器材 セルシードと共同開発
販売 : ニデック
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第17期(平成27年3月期)
決算説明資料
自家培養表皮の適応拡大(1)
[想定する適応対象]
表皮水疱症
(栄養障害型)
[薬事審査状況]
治験終了届書提出
(H26.6)
[特記事項]
希少疾病用医療機器に指定
(H23.3)
熱傷から表皮水疱症に適応を拡大
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15
第17期(平成27年3月期)
決算説明資料
自家培養表皮の適応拡大(2)
[想定する適応対象]
巨大色素性母斑
[薬事審査状況]
治験計画届書提出
(H26.1)
[特記事項]
医師主導治験を企業治験とし
て継承
希少疾病用再生医療等製品に
指定(H26.11)
熱傷から巨大色素性母斑に適応を拡大
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16
第17期(平成27年3月期)
決算説明資料
研究用ヒト培養組織ラボサイト
ラボサイト エピ・モデル24
[分類]
研究用試薬
(医薬品医療機器等法非適用)
[特長]
−ヒトの細胞を用いて体外で培養し、
再構築した組織モデル
−動物や単純な培養細胞の代替となる
種々の実験への適用
−エピ・モデル24を用いた試験法が
OECDガイドラインTG439に収載
(平成25年7月)
[製品ラインナップ]
OECDガイドライン
TG439収載モデル
−エピ・モデル12
−エピ・モデル24
−エピ・キット(ヒト表皮モデル作製キット)
−メラノ・モデル24
−角膜モデル24
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17
第17期(平成27年3月期)
決算説明資料
本社棟4階の実装
v ジャック増産への対応を主目的として、本社棟4階の実装工事が完了しまし
た。稼働に向けて準備を進めています。
本社棟 平成16年竣工
追加製造施設 平成27年度上期完成
研究棟 平成11年竣工
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18
第17期(平成27年3月期)
決算説明資料
富士フイルムによる連結子会社化
v 当社が平成26年3月31日に富士フイルム株式会社に割り当てた新株予約権の
全て(18,000個、総額6,840百万円)が行使され、平成26年12月26日付で
富士フイルムグループによる当社株式の持株比率は50%を超え、当社は富
士フイルムホールディングス株式会社の連結子会社となりました。
目的
目的
○ 再生医療事業の推進、事業領域の拡大
○ リコンビナントペプチドRCP等を活用し
た再生医療等製品の開発委託
○ J-TECの再生医療領域における技術力と
ノウハウの活用
○ 財務基盤の強化
○ 既存事業における富士フイルムグループ
との協働
○ 医薬品医療機器等法(改正薬事法)に
沿った新製品開発
○ 再生医療等安全性確保法を活用した新規
事業展開
○ リコンビナントペプチドRCP等を活用し
た再生医療等製品の開発受託
○ 海外事業展開
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19
第17期(平成27年3月期)
決算説明資料
海外展開
v 平成25∼26年度は経済産業省の委託調査事業を通じ、中国・タイ王国にお
ける再生医療実用化プロジェクトを展開しました。
《中国》
《タイ王国》
タイがASEANにおける医療ハブ
となり得るかを含め、事業機会
を探索しています。
充実したメディカルツーリズム
の環境を背景に自家培養軟骨の
提供を目標にしています。
富士フイルムが上海に設立した
再生医療会社を活用し、当社の
技術が中国における医療新技術
として認可されるよう事業展開
をしています。
審美治療を目的とした自家培養
表皮の提供を目標にしています。
《シンガポール共和国》
駐在員事務所を保有していたが、
平成24年に閉所。
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20
第17期(平成27年3月期)
決算説明資料
再生医療新法対応コンサルティング・サービス
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第17期(平成27年3月期)
決算説明資料
第17期(平成27年3月期)の業績
(平成26年4月1日∼平成27年3月31日)
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22
第17期(平成27年3月期)
決算説明資料
業績概況
v 第17期の売上高は、富士フイルム株式会社からの受託開発収入の発生等により、
第16期に対し、313百万円増加の1,321百万円となりました。
v 当期純利益は、人員補強による人件費の増加およびジャック販売促進活動費用
が増加した一方で、研究開発助成金の増加等により、第16期に対して137百万
円改善し、△690百万円となりました。
(単位:百万円)
第16期
第17期
増減
(平成26年3月期)
(平成27年3月期)
1,008
1,321
313
475
527
52
1,500
1,440
△60
営業利益
△1,025
△913
112
経常利益
△823
△686
137
当期純利益
△827
△690
137
売上高
売上総利益
販売費及び一般管理費
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23
第17期(平成27年3月期)
売上実績推移
自家培養軟骨ジャック
自家培養表皮ジェイス
受託開発
研究用ヒト培養組織
【自家培養表皮ジェイス】
v 第 17期 実 績は、 531百万円( 前期比
66.3%)となりました。
(単位:百万円)
1,500
1,321
142
1,008
1,000
52
531
563
473
500
0
351
316
801
383
558
211
219
110
61
89
102
105
73
43
54
74
80
39
決算説明資料
89
第17期
第12期
第13期
第14期
第15期
第16期
(H22/3期) (H23/3期) (H24/3期) (H25/3期) (H26/3期) (H27/3期)
実績
実績
実績
実績
実績
実績
【自家培養軟骨ジャック】
v 第17期実績は、医師と医療機関への研
修を積極的に進め、142百万円(前期
比271.4%)となりました。
【受託開発】
v 第17期実績は、ニデック、富士フイル
ム、大阪大学から開発を受託し、558
百万円となりました。
【研究用ヒト培養組織】
v 第 17 期 実 績 は 、 89 百 万 円 ( 前 期 比
111.0%)となりました。
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24
第17期(平成27年3月期)
決算説明資料
財務概況(1)
【 資産の部 】
(単位:百万円)
第16期
平成26年3月末
第17期
平成27年3月末
増減
1,913
6,672
4,759
1,307
5,966
4,659
606
706
100
1,317
2,155
838
1,261
1,697
436
(建物)
666
626
△40
(土地・その他)
595
1,071
476
47
48
1
8
409
401
繰延資産
0
24
24
資産合計
3,232
8,853
5,621
流動資産
現金及び預金
その他
固定資産
有形固定資産
無形固定資産
投資その他の資産
流動資産:
v 営業活動による支出(756
百万円)、新株予約権行使
に よ る 払 込 ( 6,924 百 万
円)等により、 6,672百
万円となりました。
固定資産:
v 固定資産の取得による増加
分(86百万円)と減価償
却費による減少分(86百
万円)、4階生産施設実装
に よ る 増 加 分 ( 469 百 万
円)、長期預金(400百万
円)等により、2,155百万
円となりました。
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25
第17期(平成27年3月期)
決算説明資料
財務概況(2)
v 負債合計は、借入金の繰
上 返 済 ( 549百 万 円 ) 等
に よ り 、 456百 万 円 と な
りました。(固定負債に
含まれる長期借入金残
高:−円)
【 負債の部 】
(単位:百万円)
第16期
平成26年3月末
流動負債
短期借入金
その他
固定負債
負債合計
v 純資産合計は、当期純損
失 ( △ 690 百 万 円 ) お よ 【 純資産の部 】
び新株予約権行使に伴う
払 込 み ( 7,464 百 万 円 )
資本金
に よ り 、 8,397 百 万 円 と
資本剰余金
なりました。
利益剰余金
新株予約権
純資産合計
負債及び純資産合計
541
121
420
527
1,069
第17期
増減
平成27年3月末
346
−
346
109
456
△195
△121
△74
△418
△613
(単位:百万円)
第16期
平成26年3月末
第17期
平成27年3月末
7,785
11,517
5,615
9,347
△11,777 △12,467
540
−
2,163
8,397
3,232
Copyright Japan Tissue Engineering Co., Ltd. All Rights Reserved.
8,853
増減
3,732
3,732
△690
△540
6,234
5,621
26
第17期(平成27年3月期)
キャッシュ・フロー計算書概況
第16期 実績
(平成26年3月期)
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の増減額(△:減少額)
現金及び現金同等物の期首残高
現金及び現金同等物の期末残高
△961
306
695
40
1,267
1,307
第17期 実績
(平成27年3月期)
△756
△1,425
6,341
4,159
1,307
5,466
決算説明資料
(単位:百万円)
増減
205
△1,731
5,646
4,119
40
4,159
v 営業活動によるCF: 税引前当期純損失686百万円等により、△756百万円となりました。
v 投資活動によるCF: 定期預金の預入による支出(900百万円)、固定資産の取得等(524
百万円)等により、 △1,425百万円となりました。
v 財務活動によるCF: 長期借入れによる収入(270百万円)、長期借入金の返済(819百万
円)、株式発行による収入(6,897百万)等により、6,341百万円と
なりました。
v 現金及び現金同等物の期末残高:
期首残高1,307百万円に対し、期末残高は5,466百万円となりました。
なお、貸借対照表中の現金及び預金(5,966百万円)との差額は、預入
期間が3ヶ月超1年以内の定期預金(500百万円)分に該当します。
なお、別途長期預金(400百万円)があります。
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第17期(平成27年3月期)
決算説明資料
第18期(平成28年3月期)の業績予想
(平成27年4月1日∼平成28年3月31日)
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第17期(平成27年3月期)
決算説明資料
第18期通期 業績予想
v 第18期売上高は、自家培養軟骨ジャックの売上拡大等により増加する見
込みです。
v 第18期当期純利益は、生産設備の増設による減価償却費の増加等がある
ものの、ジャックおよび受託開発の売上高増加により第17期と比べて改
善する見込みです。
(単位:百万円)
第17期
通期 実績
第18期
通期 計画
対前期増減
増減
前期比
売上高
1,321
1,734
413
131.2%
営業利益
△913
△773
140
−
経常利益
△686
△584
102
−
当期純利益
△690
△588
102
−
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第17期(平成27年3月期)
決算説明資料
主要株主・株式分布
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第17期(平成27年3月期)
決算説明資料
主要株主
v 平成27年3月31日時点で、14,014名の株主さまに支えていただいています。
所有株式数(株)
割合(%)
富士フイルム(株)
(株)ニデック
富山化学工業(株)
日本トラスティ・サービス信託銀行(株)
日本マスタートラスト信託銀行(株)
五味大輔
中部飼料(株)
前田陽子
三井住友海上火災保険(株)
小澤洋介
18,700,000
4,227,200
1,658,400
1,053,400
579,900
425,800
400,000
342,400
300,000
292,000
46.08
10.41
4.08
2.59
1.42
1.04
0.98
0.84
0.73
0.71
J-TEC従業員持株会
その他
161,700
12,438,800
0.39
30.65
合計
40,579,600
100.00
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第17期(平成27年3月期)
決算説明資料
株式分布の状況
金融商品取引業者
36名 (0.26%)
金融機関
7名 (0.04%)
その他の法人
金融機関
101名 (0.72%)
2,260,700株 (5.57%)
金融商品取引業者
594,981株 (1.47%)
外国法人等 69名 (0.49%)
個人・その他(VC)
11,808,200株
(29.10%)
所有者
株主数別
所有者
株式数別
その他の法人
25,516,300株
個人・その他(VC)
13,801名 (98.48%)
(62.88%)
外国法人等
平成27年3月31日現在
株主数:14,014名
399,419株 (0.98%)
発行済株式数:40,579,600株
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第17期(平成27年3月期)
決算説明資料
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価及び投資に関する決定は、投資者ご自身の判断において行われるようお願いいたし
ます。
また、当社は、事業計画に関する業績目標その他の事項の実現・達成等に関しその蓋
然性を如何なる意味においても保証するものではなく、その実現・達成等に関して一
切責任を負うものではありません。
本開示資料に記載されている将来に係わる一切の記述内容(事業計画に関する業績目
標も含みますがそれに限られません。)は、現時点で入手可能な情報から得られた当
社の判断に基づくものであり、将来の経済環境の変化等を含む事業計画の前提条件に
変動が生じた場合その他様々な要因の変化により、実際の事業の状態・業績等は影響
を受けることが予想され、本開示資料の記載内容と大きく異なる可能性があります。
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