入室管理システムの導入 要求仕様書 2015 年 5 月 1 【目 次】 1.一般事項 (1) 件名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2) 目的・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (3) 調達範囲・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (4) 設置場所・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (5) 納入期限・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (6) 検査及び引渡し・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (7) 留意事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2.入室制御機器仕様 (1) 非接触 IC カードリーダー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2) 電気錠制御盤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (3) 通信線・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3.管理システム仕様 (1) 管理用 PC・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2) 入室情報管理ソフトウェア・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4.IC カード (1) 非接触 IC カード発行・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2) IC カードの共有・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5.施工 (1) 工事範囲・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6.保守 (1) 保守・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 1.一般事項 (1)件名 入室管理システムの導入 (2)目的 本仕様書は、原子力発電環境整備機構(以下 甲)の管理対象扉における機械的入室 管理の導入を目的とし、非接触 IC カードによる扉の施解錠制御およびアクセス履歴管 理に係るシステム要件を定めるものとする。 (3) 調達範囲 納入会社(以下 乙)が行う調達の範囲は以下の通りとする。 ・機器 ①非接触 IC カードリーダー、兼テンキー入力装置 11台 ②電気錠制御盤 1式 ③管理用ソフトウェア 1本 ④IC カード(Mifare) 職員証を兼ね備えた IC カード 来客者用 IC カード 120枚 30枚 ⑤カードケース(ハード) 150個 ※管理用 PC は甲にて手配する。 ※②電気錠制御盤の台数に関しては乙の提案する電気錠制御盤の制御可能回線数により 台数が異なることが想定される為、制御扉数に影響がない限りにおいて必要台数を設 置するものとする。 ・役務 ①認証リーダ機器設置工事(結線含む) 1式 ②制御盤設置工事(結線含む) 1式 ③扉周り配線工事 1式 ④機器間の配線工事 1式 ⑤LAN配線工事 1式 ⑥管理用端末セットアップ作業(管理 PC) 1式 ⑦入室情報管理用ソフト設定作業 1式 ⑧入室管理システム操作説明作業 1式 ・年間保守 ①ハードウェア保守(非接触 IC カードリーダー、制御盤) 3 1式 ②管理用ソフトウェア保守 1式 ③扉周り機器保守(通電金具、電気錠など) 1式 ④定期点検(年一回) 1式 (4)設置場所 東京都港区芝 4 丁目 1 番 23 号 三田NNビル 原子力発電環境整備機構事務所内 (5)納入期限 2015年 6月30日 ※事務所レイアウト変更実施日に合わせて、機器設置を行うこと。 工事日:2015 年 6 月 27 日(土)~28 日(日) 2 日間 システム運用開始日:2015 年 6 月 29 日(月) ※引渡方法について、事前に協議すること。 (6)検査および引渡し 甲の代表者が立会いのもと、検査および初期動作確認を行い、合格と認めた場合に 引渡しを受けるものとする。尚、乙に対する検収は引渡し時に行うが、本稼動開始 まで甲に対するサポートは乙が責任をもって行うこと。このサポートに対する費用 は乙の負担とする。 (7)留意事項 ア 入札機器及びソフトウェアは、原則として入札時点で製品化されていること。 イ システムを稼動させるために必要な工事及び機器調達は、乙が責任をもって行う こと。 ウ 本調達における機器については、過去に出荷実績を持つ機器とし、かつ保守を容 易に行える標準的な既製品であること。 エ 設置場所等の詳細は、別途入札説明会で提供する平面図を参照すること。 オ 落札後、速やかに契約を締結し、入室システム構築にとりかかること。 カ キ 納入期限までに納入を完了していること。 IC カードリーダーおよび制御盤等の機器設置に必要な AC 電源(100V) 、扉の電気 錠については、甲にて敷設するものとする。 ク 設置に当たっては、事前に電気工事会社等との事前協議により実施するものとす る。 ケ IC カードデザイン、登録情報、顔写真等のデータについては、契約締結時に提供 するものとする。 コ 構築するシステムはオンプレミス型とする。 サ 既存セキュリティ機器(テンキー、制御盤)の撤去、廃棄を除くものとする。 シ 本仕様書に明記されていない事項については、必要に応じて協議の上決定するも 4 のとする。 2.入室制御機器 (1)非接触 IC カードリーダー 非接触 IC カードリーダーを、入室管理の対象扉に設置するに当たり、以下の要件 を満たすこと。 ア IC カードの規格 認証に使用する非接触 IC カード(Mifare)を認証可能であること。 イ テンキー部の必要性 非接触 IC カードリーダーはテンキー一体型とすること。テンキーは暗証番号や、 個人ごとに設定した特定番号などの入力を行うものとする。 ウ 機器寸法 機器は以下寸法に収まる機器であること。 ・壁設置 IC カードリーダー機器外寸法 非接触 IC カードリーダー エ 縦 150×横 150×奥 30(mm)以内 時間帯による運用制限 より高いセキュリティレベルを確保する為、指定の扉には曜日及び時間帯で個人 毎のアクセス制限の設定ができること。 オ 取り付け方法 原則として壁面への取り付けは、露出取り付け(後付)できること。また、必要 に応じて、非接触 IC カードリーダーの裏側に背板などをつけて設置すること。設 置する場所及び方法は必ず甲に確認の上、その指示に従い、運用を考えて設置し なくてはならない。 カ 個人毎の暗証番号設定 より高いセキュリティレベルを確保する為、個人毎に暗証番号の設定ができるこ と。また、暗証番号のみでの認証も可能であること。 キ ランダムテンキー表示 テンキーボタンの配列を特定されないよう、ランダムテンキー機能を有すること。 ク 電源供給 非接触 IC カードリーダーの電源供給は制御盤からできること。 ケ サーバ非動作時の認証 非接触 IC カードによる扉の解錠は、管理ソフト(管理用 PC 含む)が起動してい なくても一定期間運用できること。 コ アンチパスバック運用 退室側にも非接触 IC カードリーダーを設置した際は、入室履歴のない退室や、退 室履歴のない入室を認証しない運用(アンチパスバック運用)ができること。 サ 脅迫通知機能 非接触 IC カードリーダーで「暗証番号」の入力に一定のルールでの入力をするこ 5 とで管理ソフトウェアに「脅迫解錠」をアラーム通知し、非常事態対応ができる 機能を有すること。 シ 開放超過通知機能 扉が一定時間数を越えて開扉状態を継続している場合、非接触 IC カードリーダー でのアラーム発報を可能とすること。この監視時間数は任意に変更可能であるこ と。また、機能を使用しない設定も可能であること。連続解錠中も同様の運用が 可能であり、通常運用時の監視時間数とは別に時間数を設定可能であること。 ス 配線の隠蔽 設置は原則として隠蔽配線とするが、設置箇所の状況により露出配線が必要な場 合はスチールモールでの隠蔽配線処理を行うこと。詳細は別途協議の上決定する。 セ タンパ機能 ケースが開かれた場合はアラーム発報を可能とすること。 ソ タイムレコーダー機能 出勤時(または外出からの戻り時)はキー操作により入室と出勤(または戻り) の履歴データを同時に作成できること。 退勤時(または外出時)はキー操作により退室と退勤(または外出)の履歴デー タを同時に作成できること。 (2) 電気錠制御盤 電気錠制御盤は、非接触 IC カードリーダー及び電気錠を制御する機器であり、以下 の要件を満たすこと。 ア メーカー統一 不具合発生時の原因を明確にするため、非接触 IC カードリーダーと同一メーカー の制御盤を使用すること。 イ ボタン操作による連続解錠 制御盤より 1 回解錠及び連続解錠のボタン操作ができること。 ウ ボタン操作による連続施錠 制御盤より連続施錠のボタン操作が行え、その間非接触 IC カードリーダーの認証 を拒否すること。 エ 火災報知入力による一斉解錠 火災などの非常時においては対象ドアを一斉に解錠できる設定が可能であること。 オ IC カード有効登録件数 IC カード等の有効登録情報を 9,000 件以上登録できること。 カ 管理 PC 非動作時の認証 管理 PC との通信が不通時には、制御盤内に 40,000 件以上の動作履歴を蓄積でき ること。 キ 停電時のデータ保持 停電状態での入室履歴の保存期間は 累計時間数 2 年間以上とすること。 6 ク 電気錠制御盤の開閉 電気錠制御盤は容易に開閉できないよう、専用の鍵を取り付けること。 ケ 連続解錠運用 扉の開閉については、予め設定した時間に電気錠が連続解錠できる制御が行える こと。 コ 年間スケジュール設定 年間を通したカレンダー設定により、事前に定める運用でのシステム稼動を実現 すること。また、入室情報管理用ソフトウェアから制御盤ユニットに自動送信さ れること。 サ 機器寸法 機器は以下寸法内に収まる機器であること。 ・壁設置 制御盤寸法 シ 縦 300×横 300×奥 100(mm)以内 設置場所 設置場所は原則として甲の指定する場所とする。詳細の設置位置に関しては別途 協議の上決定する。 ス 操作ボタン設定 必要に応じて制御盤の操作ボタンの使用可否を管理ソフトウェアから可能である こと。 セ 通信確認 制御盤から対象ネットワーク機器に対して Ping を飛ばして通信確認ができること。 ソ タンパ機能 ケースが開かれた場合はアラーム発報を可能とすること。 (3) 通信線 アクセス履歴は当該機器設置場所から、LAN(TCP/IP)を経由し管理用 PC へ転送でき ること。 3.管理システム仕様 (1) 管理用 PC ア 管理システムの設置形態 本システムではスタンドアロン方式で運用できるものを納入すること。管理用 PC には管理ソフトウェア、データベースソフトウェアをインストールし、各種設定 操作、個人情報管理、履歴データの閲覧等を行えること。 イ 管理用 PC 要件 本入室管理システム用ソフトウェアは、管理用 PC の以下仕様に対応するものをイ ンストールし、その動作を確認及び保証すること。 7 ・管理用 PC スペック CPU:Core I5 2.00GHz 以上 メモリ:4GB 以上 OS: Windows 7 Professional 32bit (2) 入室情報管理ソフトウェア ア 処理人数 今後の人員の拡張を考慮し、処理人数は 3,000 人以上で動作することを確認及び 保証すること。 イ ソフトウェアの起動権限 複数の操作者毎にログイン・パスワード等による起動制限が行えること。 ウ パスワード設定 管理ソフトウェアのセキュリティレベルを高めるため、ログイン・パスワードの 桁数や有効期限が設定できること。 エ パスワードの暗号化 パスワードの漏洩を防止のため、各パスワードは暗号化して保存できること。 オ 所属マスター仮設定 新設される所属の追加を事前に仮登録できるものであること。 カ アクセス権限仮登録 人事異動があった場合に指定した個人に対して異動先の所属と権限が事前に登録 でき、異動日当日の更新作業をスムーズに行えるものであること。 キ アクセス履歴データ受信 扉状態を随時把握するため、リアルタイムにデータ通信が行え、同時に顔写真に より認証者を表示できる機能を有すること。管理ソフトウェア側で履歴を表示す ること。 ク セキュリティレベル設定 利用者ごとの入室許可及び不許可を各扉に設定できること。 ケ グループ設定 利用者をグループ分けし、グループごとの管理及びスケジュール設定が行えるこ と。 コ アクセス履歴データ照会 指定した期間のアクセス履歴データを、エリア別や個人別など必要に応じて条件 検索し、画面による照会および帳票出力ができること。また、無効アクセス履歴 も確認できること。 サ 遠隔操作 管理用 PC の操作により扉の「1 回解錠」、 「連続解錠」、「連続施錠」及び「一斉解 錠」ができること。また、この操作は電気錠制御盤のボタン操作よりも優先され ること。 8 シ 確認単位 厳密な入室履歴管理をするため、秒単位での入室履歴把握ができること。 ス 室内イメージ表示 視覚により扉状態が把握できるよう、建屋の平面図や写真などを取込み、グラフ ィック表示ができること。また、システムによるアラーム発生時に、当該原因扉 を管理者にわかりやすく通知できること。 セ 時間帯による入室権限の付与 個人単位に通過できるドアを選定し、曜日及び時間帯別に入室可否の設定ができ ること。 ソ 入室者数による運用制限 より高いセキュリティレベルを必要とする部屋には、ゾーン単位に在室者数をカ ウントし、この値を基準とした入室制限設定ができること。 タ 扉状態監視機能 アラーム情報(扉の異常状態など)及び扉状態監視を管理ソフトウェア画面上に リアルタイムに表示し確認することができること。尚、同一構内においては異常 発生から数秒以内に管理ソフトウェアに表示すること。 チ システム拡張性 ・本システムは柔軟なシステム拡張を可能なものであること。将来的に就業管理 システム、人事管理システム、給与システムなどを同一パッケージの範囲内で、 マスター情報等の DB 情報を共有し、一元管理可能なシステムとして拡張可能な ものであること。 ・電子申請が可能なシステムも構築可能であること。 ツ バックアップ システムのバックアップが外部メディアに対して定期的に実行できること。シス テムの復元は乙に依頼できるものとする。 4.IC カード (1) 非接触 IC カード発行 ア 作成依頼体制 ・非接触 IC カードの発行は、既製のデザインのものを 1 枚から作成依頼できるこ と。 ・20 枚までの追加発行は、正午を受付基準として、2営業日以内に出荷されるこ と。ただし、年末年始及び長期休暇等が含まれる場合は納期延長が連絡されるこ と。 イ ICカードの規格と仕様 ・サイズは、JISX6301 準拠。縦 54 ミリ、横 85.4ミリ、厚さ 0.76 ミ リとする。 9 ・非接触 IC カードは MIFARE classic 1k とすること。 ・材質は、PET-G(ポリエチレンテレフタレート・グリコール)とする。 ・カードの券面には、ICチップの破損防止を目的とした創意工夫を施すこと。 ・素材面には無地のレーザー刻印を施しトレーサビリティが行えること。 ・カード素材には可視光線下で目視できない偽造防止加工が施されていること。 ・当該ICカードについて、その他機器にて利用するICカードリーダーで利用 可能なものとする。 ウ エンコード ・甲が指定するユニークな番号をエンコードすること。 ・テストカードを提示して承認を受けること。 エ 職員証の券面デザイン ・表面については、カラーとし、甲が指定するデザインを印刷すること。 ・裏面については、白黒とし、あらかじめ用意されている印刷済みデザイン(注 意事項等が記載されていること)とすることを可能とする。 ・甲が指定するデザインをカードに印刷したサンプルを提出して承認を受けるこ ととする。 オ 個人情報の取扱い ・個人情報の取扱いは、個人情報保護マネジメントシステムに適合した個人情報 保護体制を構築・運用しているプライバシーマーク(JIS Q 15001)の認定 を受けていること。 ・契約の履行上知り得た個人情報は目的以外に使用しないこと。 カ 再委託について ・職員証等の発行業務を再委託する場合は、事前に甲の承認を得るものとする。 ただし、委託先選定においては、前項の個人情報の取扱いに関する事項を満た していることを条件とする。 キ その他 ・カードケースとして、ハードタイプで首から吊り下げが可能なものを IC カー ドとともに納入すること。 ・IC カード職員証と同時に納入されたカードケースハードタイプを利用すること で、カード使用者の過失による打痕、割れ、キズなどが見受けられない場合は、 発行後1年間に破損したカードを無償で再発行すること。 (2) IC カードの共用 ア IC カードの共有 IC カードは入室管理システムで使用する以外に、今後導入される別のシステムで も利用することを前提とする。この別のシステムで利用するための予備データ領 域を用意すること。 イ 予備データ領域に関する依頼 10 後日、甲からの要求に対し IC カード内の予備データ領域に対するアクセス情報を 開示すること。この際に発生する費用に関しては別途協議の上決定する。 ウ 予備データ領域に対する権限 予備データ領域の使用に対しては甲の裁量により利用を可能とする。 エ 予備データ領域に対する詳細 予備データ領域の容量等に関しては、別途納入業者決定後に協議の上決定する。 5.施工 (1) 工事範囲 ア 施工範囲 ・非接触 IC カードリーダー、制御盤の設置・結線を行うとともに、管理用 PC と LAN回線にて接続すること。 ・電源を除く機器間通信線配線、扉周り配線を行うこと。 ・電気錠と制御盤間の配線を行うこと。 ・機器が問題なく動作する事を確認する為に動作調整作業を行うこと。 ・LAN、電源配線会社等との事前打合せ、導入調整を行うこと。 イ LAN 配線 ・入室管理システム構築の為に必要な配線を行うこと。 ・2階と12階の縦方向の接続については、甲が敷設のLAN配線を利用するも のとし、接続箇所については、甲が指定する。(RJ45メス コネクタで両端 を用意する。) ウ 電源供給 AC 電源は甲の指示する場所から供給をうけること。 エ 進捗管理 工事進捗管理を行うため、各作業前後に作業工程表、作業進捗報告書を提出する と共に、甲の確認を得ること。 オ 作業可能日時 作業可能日時は納入業者決定後に別途協議の上決定する。 カ 作業員名簿の作成 施工着手までに作業員名簿を提出すること。また、変更がある場合には都度届け 出ること。 キ 作業規則 作業は甲の定める作業規則に基づいて行うこと。 6.保守 (1) 保守期間 11 2015年7月1日~2016年6月30日(1年間) (2) 保守 ア メンテナンス体制 非接触 IC カードリーダー、電気錠、制御盤及び入室管理ソフトウェアのトラブル 発生時及び運用に関する電話サポートをはじめ出張訪問によるメンテナンス、部 品交換時の費用から定期点検まで対応可能な保守サービス体制が整っていること。 (管理用 PC を除く。 ) イ 保守対応時間 本契約による電話サポートは下記の時間帯とする。 ソフトウェア保守 土日祝祭日及び乙の休日を除く平日営業日 9:00~12:00及び13:00~17:00 ハードウェア保守 平日と休日の以下時間帯(休日は元旦を除く) 9:00~12:00及び13:00~17:00 本契約による作業は下記の時間帯とする。 ソフトウェア保守 土日祝祭日及び乙の休日を除く平日営業日 9:00~17:00 ハードウェア保守 土日祝祭日及び乙の休日を除く平日営業日 9:00~17:00 ウ 保守の範囲 ・機器等の故障が生じたとき、甲は、乙に連絡し、乙は技術員を派遣して故障等の 対応を行うこと。 ・乙は、保守作業にあたり、対象業務および利用技術について十分な知識、理解、 経験を有する従事者を確保すること。 ・乙は、契約期間中、ドアに関するターミナル機器について、1回の定期点検作業 を、契約締結日から3月第二週の金曜日までの間に行うこと。 ・電気錠制御に関係する各種製品または部品については、甲の過失による衝突での 破損、不法侵入による破壊などについても、無償にて修理、交換対応するものと する。 但し、次に掲げる事項は除外とする。 天災(外雷を含む) 、火災、地変による破損・故障 故意による破損 納入時から5年以上経過したもの 消耗品(ID カード含む) ドアクローザー ドア本体などの建具 乙の指定する者以外の者による修理等が原因として発生した故障等 乙の指定品以外の消耗品及び記録媒体の使用により生じた故障等 エ 保守契約の継続 保守契約を締結及び更新した場合、納入時から保守契約期間は、専用の電話サポ ート窓口、修理作業、交換が必要となる保守対象部品については保守契約費用内 で提供すること。 (サーバ機器、管理用端末、管理用ソフト、データベースソフト を除く。 ) オ 保守移管の禁止 12 非接触 IC カードリーダー、制御盤、管理用ソフトウェアに関しては機器の製造元 が直接のサポートを実施すること。また、全ての機能について保守サポートを受 けられること。 カ 保守担当の専任 導入後のサポートも機器・及び製造元の選任SEが実施すること。 キ 保障期間中の対応 引渡し後1年以内に乙の責による不具合が生じた場合は、速やかに機器交換など の処置を講じること。 以 13 上
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