附属図書館概要2015[PDF:1.74MB]

長崎大学附属図書館概要
2015
ごあいさつ
図書館は時間と空間を超えた「知」の交流・発信の拠点
There are few earthly things more beautiful than a university(地球上で大学以上に美しいものは稀である)。米
国の故ジョン・F・ケネディー大統領は、1963年にアメ
リカン大学の卒業式において世界平和と軍縮を呼びか
けた有名な演説の冒頭で、英国のある詩人の言葉を引
用しました。大学の美しさがその景観を意味するもの
でないことは言うまでもありません。それは、大学が
「無知を嫌う人たちが知識を得ようと努力し、真理を
知る人たちが他者に真理を知ってもらおうと努力する
場所」であるからです。
長崎大学附属図書館は、そのような「大学の知」の
宝庫であると同時に、学生等の学修支援を通して探究
心を育み、国内外に発信していく「知」の交流・発信
の拠点として重要な役割を果たしています。長崎は古
くから世界に開かれ、長崎港の開港以来450年間に及ぶ
国際交流の歴史を持っています。オランダをはじめと
するヨーロッパや中国・韓国等のアジアから長崎に伝
えられた、その当時最先端の科学・技術が、明治維新
以降のわが国の発展に大きく貢献したことは周知の通
りです。長崎大学の附属図書館に所蔵されている幕
末・明治期の古写真やグラバー図譜、近代医学史関係
資 料、日 蘭 交 流 関 係 資 料(日 蘭 文 庫)、武 藤 文 庫 等
は、わが国の歴史資産として大変貴重なものです。そ
うした貴重資料の多くは、電子化されインターネット
で公開されていますので、ぜひご覧下さい。昨年度開
催した「1874年、激動の長崎−県庁倒壊と科学の黒船」
展(長崎市立図書館と共催)、「医は仁術」展(長崎
歴史文化博物館と共催)をはじめとして、図書館は地
域社会への学術情報提供においても地域貢献に力を入
れています。
最近はICTの発達により、書物のような紙の情報だけ
で な く、電 子 化 さ れ た 文 字、写 真、映 像 等 に よ っ て
様々な情報を効率的に伝えることができるようになっ
て き ま し た。私 た ち は、い わ ば「膨 大 な 電 子 情 報 の
海」の中で生活していると言っても過言ではないよう
です。自分が本当に必要とする情報を選択していくた
目
次
めには、この情報の海を渡っ
ていく羅針盤のようなものを
身に付けることが必要です。
学生の皆さんには「資料収集
ガイダンス」等の時間に、電
子化された情報を自学・自習
に有効に活用するための方法
についてアドバイスを与える
ようにしています。
このようにインターネット
等によって情報はすごいス
ピードで世界をめぐっていま
附属図書館長
す が、そ れ は 人 間 が 物 事 を
しっかりと考え何かを新たに
中田 英昭
創り出していくための時間の
余裕を奪ってしまい、ある意味で底の浅い、拾い集め
の知識が集積されていく傾向を助長しているようにも
思います。さまざまな事象が複雑に絡み合い、価値観
が多様化し、人間社会のシステムの全体的な動きが見
通しにくくなっている、そういう時代にこそ、心静か
に先人が書き残された書物に親しみ、その知恵に学ぶ
ようなゆっくりとした時間を持つことが必要ではない
でしょうか。
2013 年 4月に中央図書館、2014 年 5月には医学分館
がそれぞれリニュ―アルオープンしました。老朽化が
進んでいる経済学部分館についても改修の実現に向け
て努力を重ねてまいります。これからも学術情報に関
する時代や社会の新たなニーズ、学生のニーズに応え
ながら、世界と交流し地域とともに成長していく図書
館として、その機能や体制の整備に努めたいと考えて
います。「知識や情報を得るための自学・自習の場」
として、「長崎の歴史や文化に触れる場」として、あ
るいは「各種のフォーラムや憩いの場」として、図書
館を積極的に活用していただきますよう、お願いいた
します。
附属図書館長挨拶
1
沿革・附属図書館運営体制
2
施設概要(中央図書館)
3
施設概要(医学分館/経済学部分館)
4
平成26年度 附属図書館活動記録
5-6
平成26年度 各種統計
7-8
主要コレクション・電子化コレクション・機関リポジトリ
9-10
キャンパスマップ
11
1949年 5月
国立学校設置法により新制「長崎大学」発足。中
央図書館,7分館により組織
1998年 6月
1950年 10月
中央図書館,興善町へ移転
1999年 3月
1953年 4月
原爆被害を受けた旧長崎医科大学図書館書庫2
棟を改修。医学部分館として使用を開始
グラバー図譜データベース公開
医学分館共同図書室に24時間開館システム設置
2002年 1月
電子ジャーナル本格導入
1954年 3月
中央図書館,坂本町医学部構内へ移転
1956年 3月
中央図書館,大橋町へ移転
1963年 4月
医学部分館,医学部基礎研究棟へ移転
1969年 10月
広報誌「図書館ニュース」発行開始
1971年 1月
中央図書館新館竣工
10月
4月
2003年 4月
7月
2月
附属図書館を整理統合
10月
1972年 2月
経済学部分館新館竣工
2004年 4月
1976年 9月
中央図書館,閲覧業務を電算化
1978年 12月
医学部分館新館竣工
1979年 4月
医学部分館を坂本地区複合分館とし,医学分館と
改称
1984年 8月
中央図書館書庫増築竣工
9月
8月
図書館業務専用コンピュータ導入
1988年 3月
図書館業務専用コンピュータと学術情報センター
がネットワーク接続
1992年 5月
完全週休2日制実施に伴う土曜日開館開始(中央
図書館,医学分館)
1995年 4月
一般市民の図書館利用開始
9月
1996年 4月
7月
1998年 4月
経済学部分館,日曜開館開始
国立大学法人長崎大学発足
医学分館,日曜・祝日開館開始
広報誌「図書館ニュース」を「和華蘭の窓」に改称
4月
長崎大学附属図書館・放送大学長崎学習センター
合築棟竣工(中央図書館別館と呼称)
6月
中央図書館別館2階にメディアルームおよびライブ
ラリーラウンジ開設
2008年 8月
長崎大学電子化コレクション公開
2009年 3月
中央図書館別館ピロティを集密書庫に改修竣工
2014年 2月
館長
中田 英昭
医学分館長
由井 克之
経済学部分館長 深浦 厚之
学術情報部長
中央図書館,日曜・祝日開館開始
「長崎県大学図書館協議会と長崎県公共図書館
等協議会間の相互協力協定書」を締結
全館に公開貴重資料展示室開設
5月
研究開発室設置
古写真資料室設置
長崎大学学術研究成果リポジトリ(NAOSITE)公開
4月
図書館活動における功績(公開講座の開催)により
国立大学図書館協議会賞を受賞
全学教育「教養セミナー」で図書館ガイダンス開始
2007年 2月
2013年 1月
経済学部分館,土曜日開館開始
一般市民への図書貸出開始
2005年 6月
7月
学内LANによるOPACサービス開始
幕末・明治期古写真データベース公開
上野 恒信
「ボードイン収集紙焼付写真」国の登録有形文化財
に登録
中央図書館耐震改修竣工
中央図書館リニューアルオープン
医学分館増改築竣工
医学分館リニューアルオープン
施設概要
中央図書館
総面積 6,281㎡
3F
総座席数 778席
座席数 301席
図書書庫
参考図書閲覧室
雑誌書庫
参考図書閲覧室
開架書架
図書書庫
2F
座席数 336席
雑誌書庫
図書書庫
ライブラリー
ラウンジ
メディアルーム
貴重資料室
雑誌書庫
メディアルーム
開架図書閲覧室
テラス
テラス
ライブラリーラウンジ
1F
図書書庫
座席数 116席
図書書庫
雑誌書庫
ラーニングコモンズ
集密書庫
事務室
新聞コーナー
ラーニング
コモンズ
視聴覚ブース
新聞コーナー
B1F
グループ学習室
ギャラリー
座席数 25席
多目的ルーム
ギャラリー
3
雑誌書庫
関
玄
医学分館
2F
総面積 2,696㎡
総座席数 309席
座席数 168席
2階閲覧室
2階開架
2階開架
書 庫
貴重資料室
(近代医学史料展示室)
1F
座席数 141席
書 庫
セミナー室
グループ学習室
1階ラーニングコモンズ
パソコン室
1階閲覧室
事務室
書 庫
玄
関
ラーニング
コモンズ
グループ学習室
経済学部分館
2F
総面積 1,758㎡
総座席数 186席
座席数 135席
書 庫
貴重資料室
(武藤文庫展示室)
2階開架
武藤文庫展示室
2階閲覧室
グループ学習室
書 庫
1F
座席数 51席
書 庫
グループ学習室
1階開架
1階閲覧室
事務室
玄
集密書架
関
1階閲覧室
4
平成26年度 附属図書館活動記録
医学分館リニューアルオープン
ベストリーダー賞の表彰
耐震改修及び増築リニューアルオープン(5月28日)
●ベスト1(168冊) ベスト2(142冊)
記念講演会開催(六草いちか氏「鷗外のベルリン『舞姫』の
BERLIN」 6月21日)
●各学部ベスト1
学生用図書の充実及び利用促進
経済学部分館の改修要求
(1) 学生用図書の充実(平成26年度購入実績)
NU-LibGuides(授業資料ガイド)の取組
● 授業資料ガイド本格登録開始(7 月)
● 全学モジュール科目対応の 202 コンテンツ登録完了
(9 月)
● 全学モジュール担当教員対象の説明会を開催(9 月
12 日)
● 公開(12 月)
学生希望図書
1,260冊
シラバス掲載図書
1,038冊
教員推薦図書
1,467冊
収書専門委員会選定図書
271冊
図書館職員推薦図書
423冊
重点資料整備図書
486冊
その他(留学生/参考/継続)
959冊
● 平成 26 年度登録数 845 件
(2) 学生用図書の利用促進(中央図書館)
ワークスタディ・アシスタントの取組
論文作成・小説・エッセイ・自己啓発本等展示
ワークスタディ・アシスタント制度を導入(1月)
第34回テーマ「学びの基本を身につける」
業務内容:
展示期間:4月2日~6月1日
NU-LibGuides入力,カウンター補助及び書架整理等
第35回テーマ 「Let's Enjoy English!」
展示期間:6月2日~7月21日
図書館サポーターの活動
第36回テーマ 「新書でワンランク上の自分に!」
展示期間:7月22日~9月30日
● 図書館サポーターの勧誘活動(4月~5月)
※1年生11名新規加入(総員21名)
第37回テーマ 「秋の夜長にミステリー」
● 医学分館リニューアルオープン記念式典参加(5月28
展示期間:10月1日~11月30日
日)
第38回テーマ 「長大生が衝撃を受けた本」
● 医学分館リニューアルオープン記念講演会補助(6 月
21 日)
展示期間:12月1日~平成27年1月31日
第39回テーマ 「有名人が書いた本」
● 第4回大学図書館学生協働交流シンポジウム参加
展示期間:平成27年2月1日~3月30日
(於:山口大学,8月21日~22日)
特別展示 「図書館職員オススメ本」
● 「利根川進先生」展パネル作成(8月)
展示期間:平成27年1月13日~3月31日
● 選書ツアー参加(9月22日)
プレゼンテーション,ライティング及びPC関連等のアク
ティブラーニング支援のため関連図書をラーニングコモ
ンズに配架
● 図書館サポーター活動PRのための三角柱POPの設置
(10月)
● 文学賞紹介コーナーの設置(10月)
学生懇談会の開催
● ビブリオバトル参加(11月6日)
中央図書館(12月17日・5名参加)
● 特別展「医は仁術」ボランティア活動(12月23日~2
医学分館
月11日の土日祝日)
・医学部医学科(11月12日・7名参加)
● 選書ツアー参加(2月18日)
・医学部保健学科(11月26日・6名参加)
・歯学部(12月5日・9名参加)
5
中央図書館の9月の開館時間延長
ギャラリーでのイベント
教育実習中の学生の勉学を支援するため,9月の平日の閉
館時間を17時から20時に変更
● 「女医楠本イネ~長崎からの旅路~」展(4月7日~25
日)
● 図書館サポーター表彰式(4月10日)
LibraryLovers'キャンペーン2014の実施
● ベストリーダー表彰式(4月24日)
九州地区大学図書館の図書館利用促進の取組に参加
● 図書館サポーター活動紹介(4月~5月)
キャンペーン期間: 10月20日~11月16日
● 全学写真部「新入生歓迎展」(4月30日~5月13日)
合同企画:
● 第1回長崎大学フォトコンテスト入選写真展(6月2日
「衝撃のワンフレーズ –このひと言が、あなたを変える」
~30日)
独自企画:
・知的書評合戦ビブリオバトル in 長崎大学(11月6日)
● 利根川進先生パネル展(9月1日~12日)
・衝撃のクイズ
● 利根川先生との懇談会(9月2日)
・学生選書ツアー(11 月 14 日)
● 知的書評合戦ビブリオバトル in 長崎(11月6日)
・読書週間特別リクエスト
● 「長崎から世界遺産を!」関連展示(10月21日~11
月19日)
日蘭文庫の開設
● ワトソン・ウィーク(11月20日~30日)
旧日蘭学会から寄贈を受けた日蘭交流関係資料を,中央
図書館に「日蘭文庫」として開設(5月22日)
● 「アートからみる医学史~『医は仁術』『医は長崎』そし
て『医は芸術』~」(12月24日~平成27年2月11日)
医学分館では,同期間中に展示「医学は長崎か
アーカイブ実習への協力
ら-受け取り、伝える医の心-」を開催
多文化社会学部の授業として中央図書館で実施(2月17日
~21日) 図書館職員は1日目及び2日目を担当
● 旧官立長崎師範学校図画教員 玉木鶴亭展-玉木
学園所蔵品展 Vol.3-(2月18日~3月8日)
古写真関連の取組
● 第2回長崎大学フォトコンテスト入選写真展(3月10日
~4月30日)
● 「マンスフェルト古写真データベース」及び
「日本古写真グローバル・メタデータ・データベース」
を構築
● 「ボードイン古写真コレクション」追加購入分整理
※7 月 9 日~ 8 月 18 日,1 月 20 日~ 2 月 12
日は試験期のため増席(前期: 36 席,後期: 28 席)
古写真展の開催
学外展示会協力
特別展「医は仁術」
「集大成:長崎古写真の世界」展
期
間 : 4月2日~6日
期
間 : 平成26年3月15日~6月15日
会
場 : 長崎浜屋百貨店
会
場 : 国立科学博物館
来 場 者 : 6,545名
特別展「医は仁術」
「1874年,激動の長崎-県庁倒壊と科学の黒船」展
期
間 : 8月27日~9月15日
会
場 : 長崎市立図書館
期
間 : 12月23日~平成27年2月11日
会
場 : 長崎歴史文化博物館
第3回ヒットネット(HITNET)ミニ企画展「はい、チーズ!
来 場 者 : 4,183名
写真の歩み-日本の産業技術-」
6
期
間 : 平成27年2月17日~4月5日
会
場 : 国立科学博物館
平成26年度 各種統計
蔵書数(平成27年4月1日現在)
館
名
図書(冊)
和漢書
雑誌(種)
洋書
計
和文
欧文
計
442,616
138,395
581,011
11,231
3,388
14,619
館
78,673
72,428
151,101
3,839
3,203
7,042
経済学部分館
194,481
83,627
278,108
3,583
1,131
4,714
計
715,770
294,450
1,010,220
17,152
7,319
24,471
中 央 図 書 館
医
学
分
電子ブック
電子ジャーナル
(種)
(種)
26,654
21,002
※雑誌(種)の3館合計は重複数を除いた冊数を計上
受入数
図書(冊)
館
雑誌(種)
名
購入
寄贈
計
購入
寄贈
計
5,684
4,991
10,675
584
1,113
1,697
館
993
298
1,291
450
397
847
経済学部分館
1,613
303
1,916
404
931
1,335
計
8,290
5,592
13,882
1,401
2,407
3,808
中 央 図 書 館
医
学
分
※雑誌(種)の3館合計は重複数を除いた冊数を計上
利用状況
文献複写件数
館
名
開館日数
依頼
受付
477,850
49,913
中 央 図 書 館
348
医
館
338
(うち学外: 2,442)
経済学部分館
349
(うち学外: 2,238)
(うち学外: 266)
657,487
72,761
学
分
計
現物貸借件数
(うち学外: 13,406) (うち学外: 1,935)
113,356
66,281
11,799
(うち学外: 384)
11,049
(うち学外: 18,086) (うち学外: 2,585)
受付
名
教養ゼミナール
回数
694
1,840
298
198
7,407
1,275
1,653
41
29
4,846
154
114
52
51
1,670
2,123
3,607
391
278
13,923
図書館ガイダンス
人数
回数
人数
中 央 図 書 館
22
1,035
10
84
医
館
10
267
11
415
経済学部分館
16
298
11
144
計
48
1,600
32
643
学
分
グループ学習室利用状況
館
名
回数
1,471
10,459
館
796
4,342
経済学部分館
141
541
2,408
15,342
中 央 図 書 館
医
学
分
計
貴重資料利用許可件数
人数
館
名
中 央 図 書 館
件数
311
館
13
経済学部分館
53
計
377
医
7
件数
依頼
ガイダンス
館
レファレンス
貸出冊数
入館者数
学
分
データベース講習会
講習会名
NAOSITEコンテンツ内訳(平成27年4月1日現在)
人数
回数
資料種別
登録数
SciFinder 利用講習会
2
54
紀要
SCOPUS 講習会「論文の書き方編」
2
47
国外学術雑誌
2,049
SCOPUS 講習会「Scopus 基本編」
2
27
国内学術雑誌
3,611
JCR 説明会
1
5
会議発表論文
326
JCR&EndNoteBasic 講習会
1
8
発表資料
230
EndNote デスクトップ講習会
1
13
学位論文
228
日経テレコン利用講習会
1
11
学位論文要旨
eol 利用講習会
2
53
テクニカルレポート
12
218
計
12,556
1,443
3
報告書
225
図書
474
一般雑誌
13
教材
94
プレプリント
5
NAOSITEアクセス数
特許
1
ダウンロード数
39
その他
6,832
貴重資料
パッケージ名称
閲覧数
28,129
計
電子ジャーナル契約タイトル数
フルテキストダウンロード数
ダウンロード数累計
閲覧数累計
3,034,689
14,637,675
2,708,860
14,457,534
データベースアクセス数
フルテキスト
ダウンロード数
タイトル数
データベース名
アクセス数
American Chemical Society (ACS)
44
44,640
American Physical Society (APS)
8
956
American Society for Microbiology (ASM)
11
11,107
Annual Reviews
33
1,319
555
39,771
EBSCOhost: Academic Search Premier
5,796
4,258
EBSCOhost: Business Source Premier
4,667
820
Elsevier ScienceDirect
2,262
231,463
JSTOR: Arts & Sciences Collection I+II
374
2,225
Medical Online Library
966
75,497
Journal & Highly Cited Data
23
28,698
SciFinder
70,475
1
13,810
Scopus
77,008
261
20,784
医中誌 Web
79,163
2,600
4,519
聞蔵 II
27,290
Rockefeller University Press
3
2,819
今日の診療
Science(AAAS)
1
5,977
最新看護索引 Web
SpringerLink
1,700
36,189
西日本新聞データベース Papyrus
Wiley Online Library
1,371
70,417
日経テレコン
CiNii
Nature Publishing Group
New England Journal of Medicine
Oxford University Press
ProQuest Health and Medical Complete
8
CINAHL (EBSCOhost)
14,472
CiNii
28,374
Cochrane Library
748
D1-Law.com
670
EconLit (EBSCOhost)
14,336
eol
15,556
ERIC (EBSCOhost)
14,324
JapanKnowledge Lib
11,164
JDreamIII
738
4,509
2,410
428
4,675
215,571
主要コレクション
中央図書館所蔵
幕末・明治期日本古写真コレクション
1860~1890年代にかけて上野彦馬やフェリーチェ・ベアト等の写真家により日本各地で撮影された約7,700点のオリジ
ナル写真。平成19年11月にオランダから入手したボードインコレクションは、平成21年7月に「ボードイン収集紙焼付写真」
として国の登録有形文化財に登録された。
「亀戸天神の藤棚」
「和楽器で合奏する女性たち」
「洋館でのパーティー」
「グラバー庭園のグラバーたち」
日本西部及び南部魚類図譜[グラバー図譜]
明治後期から昭和初期に、幕末の英国商人トーマス・ブレーク・グラバーの次男トーマス・アルバート・グラバー(日本名:
倉場富三郎)が、長崎の魚市場に水揚げされた約600種の魚類を、5人の地元画家に肉筆写生させた全32集806図の色
彩魚譜。
「モヨウフグ」
「サクラダイ」
ドイツ教育史コレクション
「ハマトビウオ属の一種」
日蘭文庫
1750年から1870年にかけてプロイセン王国(ドイツ)で刊行された
教育学関係文献集。第1部:著名な教育思想家の著作及び当時の
教育制度に関する文献221点、第2部:当時の教育現場で使用され
た実務書91点で構成され、初版本を中心に収集。
オランダ語で書かれた図書約1,800点を中心
に、日本語や英語の日蘭交流関係図書、オラン
ダ商館関係文書(マイクロフィルムも含む)。平成
24年、日蘭学会の解散に伴い、同学会所蔵資
料を受贈した。
医学分館所蔵
近代医学史関係資料
日本の西洋医学教育の父ポンペ・ファン・メールデルフォールトが解剖学の講義に用いた「紙製解剖模
型(キュンストレーキ)」や、阿蘭陀通詞楢林家の初代である楢林鎮山著「紅夷外科宗伝」、牛痘種痘の父
オットー G.J. モーニッケがもたらした日本最古の「聴診器(聴胸器)」、正骨手枝が描かれた掛軸「正骨原」
などの医学史に関係する各種資料。
平成23年には長崎医学校の卒業生佐藤方朔の旧資料577点が子孫より寄贈された(佐藤方朔文庫)。
「聴胸器」
「解体新書」
「紅夷外科宗伝」
「キュンストレーキ」
経済学部分館所蔵
武藤文庫
旧制長崎高等商業学校の教授だった武藤長蔵博士が収集・保存していた約1万冊の和洋図書並び
に雑誌・小冊子類、及び約200点の各種資料。日蘭・日英貿易、幕末長崎関係史料及び経済学関係
の古典など広範囲に及び、希少価値の高い書籍や絵画が含まれる。
「国富論(初版) 」
「長崎出島之図 川原慶賀画」
「VOCマーク入染付平皿」
9
「芥川龍之介・菊池寛が長
崎を訪れたときの記念写真」
電子化コレクション
幕末・明治期日本古写真データベース(1998年6月公開)
「幕末・明治期日本古写真コレクション」から約6,700点を公開。
グラバー図譜データベース(1999年6月公開)
幕末・明治期日本古写真超高精細画像データベース(2002年5月公開)
「幕末・明治期日本古写真コレクション」の内、長崎の写真201点、長崎を除く全国の写真300点を超高精細画像で公開。
武藤文庫(電子展示)(2003年9月公開)
近代医学史デジタルアーカイブズ(2004年10月公開)
医学和漢古書目録(2005年11月公開)
医学分館が所蔵する和漢古書目録と、貴重資料の全文画像を公開。
ガラパゴス諸島画像データベース(2007年6月公開)
本学名誉教授伊藤秀三先生が撮影したガラパゴス諸島写真コレクション約1,300枚を公開。
近代黎明期翻訳本全文画像データベース(2008年8月公開)
附属図書館に所蔵する、幕末から明治初期に刊行された和漢翻訳本50点の全文画像を公開。
日本古写真アルバム ボードインコレクション(2008年10月公開)
ボードイン講義録(2008年10月公開)
長崎大学が所蔵するボードイン関係文献を全文公開。
The Nagasaki Shipping List and Advertiser(2012年9月公開)
1861年から長崎の外国人居留地で発行された日本最初の近代的英字新聞の原紙面(第3号~第28号)を公開。
機関リポジトリ
長崎大学学術研究成果リポジトリ:NAOSITE(2007年2月公開)
長崎大学で生産された学術研究成果(紀要論文・学位論文・学術雑誌掲載
論文・学会発表資料や各種教材など)を電子的に登録・保存し、インターネットを
通じて広く世界中に発信している。長崎大学所属の研究者の研究成果を一元的
に収集・保存し、誰もが無料で利用できるように広く公開している。
世界ランキング推移 ※
世界の機関リポジトリ
日本国内の機関リポジトリ
約2,000機関
約 400機関
年月
国内順位
世界順位
2008/02
8
170
2008/05
7
161
2008/07
7
145
2009/01
7
122
2009/07
6
98
2010/01
7
74
2010/07
10
160
2011/01
3
26
2011/07
6
32
2012/01
8
140
2012/04
8
152
2012/07
10
186
2013/01
6
180
2013/07
8
233
2014/01
4
182
2014/07
6
214
2015/01
3
127
※Ranking Web of Repositories (http://repositories.webometrics.info/en/world)
10
キャンパスマップ
文教地区(中央図書館 )
多文化社会学部
水産学部
薬学部
工学部
中部講堂
環境科学部
正門
事務局
〒852-8521 長崎市文教町1-14
教育学部
TEL:095-819-2193 FAX:095-819-2196
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熱帯医学研究所
ポンペ会館
長崎大学病院
医学部
記念講堂
良順会館
歯学部
正門
正門
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扶揺会館
東南アジア
経済学部
研究所
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長崎大学附属図書館概要2015
編集・発行 長崎大学附属図書館
ホームページ http://www.lb.nagasaki-u.ac.jp/
平成 27年6月1日発行
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