講義URL: http://www.kono.cis.iwate-u.ac.jp/~yamanaka/Lecture/Automata/index.html 形式言語とオートマトン 第1回 演習問題 解答例 山中克久 練習問題 練習問題1 A = {a1,a2, … , an} の冪集合をP(A)とする. P(A)の要素数 |P(A)| はいくつになるか? 練習問題2 A = {a1,a2, … ,an},B = {b1,b2, … ,bm} とする. AとBの直積の要素数 |A×B| はいくつになるか? 練習問題3 S がある無限集合 U の有限部分集合であれば, S の補集合 T は無限集合であることを示せ 背理法で証明しましょう 練習問題 練習問題1 A = {a1,a2, … , an} の冪集合をP(A)とする. P(A)の要素数 |P(A)| はいくつになるか? Ans. |P(A)| = 2n 練習問題2 A = {a1, a2, … , an},B = {b1, b2, … , bm} とする. AとBの直積の要素数 |A×B| はいくつになるか? Ans. |A×B| = nm 練習問題3(答え) 主張 S がある無限集合 U の有限部分集合であれば、 S の補集合 T は無限集合である 背理法 証明: T を有限集合と仮定 状況整理: U: 無限 S: 有限 T: 無限? の仮定 ある整数 m に対して |T| = m と書ける また,ある整数 n に対して 矛盾 |S| = n と書ける |U| = |S| + |T| = m + n ■
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