平成 27 年 - 京エコロジーセンター

公募型プロポーザル方式による業者選定実施公告
京エコロジーセンターにおける「平成 27 年度 エコメイト養成講座の企画と運営」について,公募型
プロポーザル方式により業者の選定を行うので,次のとおり公告する。
平成 27 年 6 月 1 日
公益財団法人 京都市環境保全活動推進協会
理事長 高月 紘
1
募集の趣旨
平成 14 年に開館した京エコロジーセンター(京都市環境保全活動センター:以下「センター」,指定
管理者:公益財団法人 京都市環境保全活動推進協会)では,平成 17 年に中長期計画を策定し,以下の
4 点をセンターの使命として事業を推進している。
①京エコロジーセンターは,
「地球温暖化防止」や「大量生産,大量消費,大量廃棄という社会の仕組
みの是正」に向けた活動を推進していくための「人づくり,場づくり,仕組みづくり」を,市民,
NPO,事業者,大学等教育研究機関,行政等とのパートナーシップにより協働して行います。
②京エコロジーセンターは,市民一人ひとりが地球温暖化防止と「持続可能な地域社会」の実現に向
けた新しいライフスタイルを構築していくため,家庭や学校,職場など様々な場で環境保全活動を
行う市民,事業者,NPO 等を支援,さらに連携を進めて,その人たちの交流の場となります。
③京エコロジーセンターは,持続可能な地域社会への具体的な提案やパートナーシップによる環境保
全活動の成果を京都を中心に国内外に広く発信し,他の地域との連携や学び合いを進めていきます。
④京エコロジーセンター自体も自らの運営や活動のあり方について,環境ボランティア「エコメイト」
「京エコサポーター」をはじめとした多くの市民,NPO,事業者,大学等教育研究機関,行政等と
のパートナーシップによる活動から学び,検証し,
「持続可能な地域社会」の実現に資するよう成長
し続けていきます。
以上 4 つの使命を実現するために,
「持続可能な地域社会を築くための人を増やし,つなげる」ことを
コアコンセプトとし,展示や体験型環境学習,人材育成を軸に事業を行っている。
センターでは,開館時より環境ボランティアと協働でセンターの運営を行ってきた。環境ボランティ
アは,センターの展示の解説やイベントの企画・運営を通して,来館者と環境についてコミュニケーシ
ョンを図り,環境に配慮したくらしを広める活動に取り組んでいる。環境ボランティアには,主にセン
ター内で活動を行う「エコメイト」(3 年任期)と,エコメイト修了後,さらに地域での環境活動を広げ
ていく「京エコサポーター」(任意登録)の 2 種類がある。「京エコサポーター」には,3 年間のエコメ
イト活動で培った経験やスキルを活かし,自身の住む地域などセンターの外に環境活動を広げる役割が
期待されている。(「参考資料」参照のこと。)
この度,センター事業の一部を担うだけの存在ではなく,共に環境活動を広げるパートナーの育成と
センターの環境ボランティア活動の活性化を図るため,新しくエコメイトを育成する「エコメイト養成
講座」を実施する。本業務については,企画・運営能力に優れた事業者の技術的知識や情報を活用する
ため,公募型プロポーザル方式による募集を行う。
1
2
業務委託の内容
(1)業務名 「平成 27 年度 エコメイト養成講座の企画と運営」
(2)委託業務
ア.業務目標
センター事業を共に行い環境活動を広げるボランティアを養成すること。
イ.業務内容
○講座の企画・運営業務
受講者が環境ボランティアとして来館者とのコミュニケーションを図るために必要な知識(ボ
ランティア活動,地球環境問題全般,環境学習),技術(コミュニケーション,グループ運営,
環境学習の企画・実施等)を習得し,企画・実践を念頭においた実習を含め,3年後の地域での活
動を見据えた講座を企画・実施する。(講座内容については,下記【講座内容の与件】を参照)
必要に応じて,専門分野の講師を依頼することができる。その場合,講師への依頼は受託者が行
い,講師料や講師の招聘に付随する費用は委託費より受託者が支出することとする。
【講座内容の与件】
*講座の目標
講座を受けることで,受講者が,センターと共に環境活動を広げるパートナーとしての
知識と経験を得て,活動を始めるスタートラインに立っている。
*講座内容として,以下の内容を盛り込むこと。
・ボランティア活動及びその意義について
・グループでの活動やその運営について
・コミュニケーションについて
・環境問題概論
・環境学習の企画・実施の基礎(参加体験型が望ましい)
・センターにおけるボランティア活動の理解とOJT(職員と調整の上,企画・実施)
*講座の開催回数は上限を8回とする。(OJTは上限回数に含まない)
*受講者定員は40名とする。
*講座実施の場所は,京エコロジーセンターとする。
*広報及び申込み受付は京エコロジーセンターが行う。
*実施日については,委託先決定後,京エコロジーセンターと調整の上,決定する。
○当日実施に必要な資料作成・印刷・備品の準備
○写真撮影を含む当日の記録
○当日実施に向けての事前打合せ,及び講座全体に対する評価に関する打合せ。
ウ.成果品
業務全体の実施報告の他,課題,提案について詳細に報告するものとする。
※提出物は,A4版簡易製本において2部作成,及び電子ファイルを提出すること。
エ.成果品の納入期限
平成 28 年 3 月 30 日(水)
2
オ.成果品の所有権
公益財団法人 京都市環境保全活動推進協会に帰属する。
(3)契約期間
契約の日から平成 28 年 3 月 30 日(水)まで
(4)契約予定額
2,000 千円を上限とする(消費税及び地方消費税相当額を含む)。
※ただし,広報に要するデザイン費・印刷費等については含まず。
(5)留意事項
ア 担当職員との連絡を密にして業務に当たること。
イ 業務の進捗状況については,担当職員と協議し,その指示に従うこと。
ウ 本業務の仕様書に疑義が生じた場合は,担当職員と協議し,その指示に従うこと。
また,協議の結果を記した書面を提出すること。
3
参加資格
2の業務に係る公募型プロポーザル(以下「プロポーザル」という。
)に参加することができる者は,
次に掲げる要件に該当する者とする。
(1)地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の 4 の規定する者に該当しない者である
こと。
(2)京都市から指名停止を現に受けていないこと。
(3)市町村税,法人税,消費税及び地方消費税を滞納していない者であること。
(4)会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)に基づく更生手続開始の申立てをしている者(更生手続
開始の決定を受けている者を除く。
)又は民事再生法(平成 11 年法律第 225 号)に基づく再生
手続開始の申立てをしている者(再生手続開始の決定を受けている者を除く。)でないこと。
(5) 次のアからカまでのいずれの場合にも該当しないこと。
ア 役員等(個人である場合にはその者を,法人である場合にはその全ての役員をいう。 以下同じ。)
が暴力団員(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成 3 年法律第 77 号。以下「法」
という。
)第 2 条第 6 号に規定する暴力団員をいう。以下同じ。)であると認められる場合。
イ 暴力団(法第 2 条第 2 号に規定する暴力団をいう。以下同じ。)又は暴力団員が経営に実質的に
関与していると認められる場合。
ウ 役員等が自己,自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に損害を与える目的をも
って,暴力団又は暴力団員を利用するなどしたと認められる場合。
エ 役員等が,暴力団又は暴力団員に対して資金等を供給し,又は便宜を供与するなど,直接的又は
積極的に,暴力団の維持又は運営に協力し,又は関与していると認められる場合。
3
オ 役員等が暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有していると認められる場合。
力 営業活動に係る必要な契約の締結に当たり,その相手方が前各号のいずれかに該当することを知
りながら,当該相手方と契約を締結したと認められる場合。
4
選考方法
前記3の参加資格を満たしているプロポーザル参加者による企画提案書の書面審査を行い,その内
容を当協会プロポーザル審査委員会において評価し,受託候補者の選定を行う。ただし,書面審査上,
僅差の場合には,ヒアリングないしはプレゼンテーション審査を実施する場合がある。
5
応募手続等
(1)担当窓口(書類の提出先及び問い合わせ先)
〒612-0031 京都市伏見区深草池ノ内町 13 番地
京エコロジーセンター(京都市環境保全活動センター)内
公益財団法人 京都市環境保全活動推進協会 事業第 1 課(担当 永島・竹内)
電話 075-641-0911
FAX 075-641-0912
電子メールアドレス [email protected]
(2) 実施要領等の交付
実施要領その他の資料の交付については,次のとおりとする。
ア 交付期間
平成 27 年 6 月 1 日(月)~6 月 22 日(月)の午前 9 時 00 分から午後 5 時 30 分まで。
ただし,木曜日を除く。
イ 交付場所
上記5(1)に同じ。
(京エコロジーセンターホームページにおいてもダウンロード可)
ウ 交付する書類
実施要領,企画提案書様式,仕様書等
(3)実施要領等に対する質問期限及び回答
ア
実施要領,企画提案書,仕様書等に対して質問することができる者は,前記3の参加資格を満た
している者とする。
イ 質問方法
質問書(様式は実施要領に添付)により電子メールで行うこと。メール件名に「プロポーザル質
問.送信年月日(西暦 8 桁).会社名」を入力し,添付の 1 ファイルにまとめて送信すること。
受信後,着信した旨の確認メールを返信する。
ウ 質問期限
平成 27 年 6 月 15 日(月) 午後 5 時 30 分までに必着。
質問期限以降の質問は,一切受け付けない。
エ 回答方法
質問票送信アドレス宛に電子メールにより送信するとともに,ホームページにおいて掲載する。
4
オ 回答日
平成 27 年 6 月 17 日(水) 予定
(4)企画提案書等の提出
プロポーザルに参加しようとする者は,次に掲げる提出書類を提出すること。
ア 提出書類
(ア) 参加申込書(様式 1)
1部
(イ) 企画提案書(様式 3)
1部
(ウ) 価格見積書(自由形式)
1部
(エ) 会社概要(自由形式)
1部
(オ) 直近 1 年間の同種業務に係る主な実績(自由形式) 1 部
イ 提出場所
上記5(1)に同じ。
ウ 提出方法及び期限
(ア)持参による提出 平成 27 年 6 月 22 日(月)午後 5 時 30 分まで
(イ)郵送による提出 郵便書留とし,平成 27 年 6 月 22 日(月)午後 5 時 30 分までに必着。
(5)その他
ア 失格となる企画提案書
企画提案書が次の各号のいずれかに該当する場合は,失格となる場合がある。なお,失格となった
場合は,別途通知する。
(ア)提出期限,提出場所,提出方法に適合しないもの
(イ)指定する様式及び記載上の留意事項に示された条件に適合しないもの
(ウ)記載すべき事項の全部又は一部が記載されていないもの
(エ)虚偽の内容が記載されているもの
イ
その他
(ア)提出書類の作成等参加に係る全ての費用は,提案者の負担とする。
(イ)提出期限以降における企画提案書の差替え及び再提出は認めない。
(ウ)全ての提出書類は,返却しない。
(エ)提出された企画提案書は,業者の特定以外には提案者に無断で使用しないこととする。ただ
し,提案の内容について今後の参考とすることがある。
(オ)提出された書類は,業者の特定を行う作業に必要な範囲において,複製することがある。
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その他の留意事項
(1)詳細は,実施要領,仕様書等による。
(2)すべての提出書類の作成及び提出に関する費用は,応募者の負担とする。
(3)公募手続きにおいて使用する言語及び通貨は,日本語及び日本国通貨に限る。
(4)提出期限以降における企画提案書の差替え及び再提出には応じない。
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公益財団法人京都市環境保全活動推進協会
公募型プロポーザル実施要領
1
目的
本要領は,京エコロジーセンターにおける平成 27 年度環境ボランティア育成・支援事業「平成 27 年度
エコメイト養成講座の企画と運営」に係る契約の相手方となる事業者の選定にあたり,公募型プロポー
ザルの実施方法等,必要な事項を定めることを目的とする。
2
業務概要
(1) 業務名
平成 27 年度 エコメイト養成講座の企画と運営
(2) 委託業務
ア.業務目標
センター事業を共に行い環境活動を広げるボランティアを養成すること。
イ.業務内容
○講座の企画・運営業務
受講者が環境ボランティアとして来館者とのコミュニケーションを図るために必要な知識(ボ
ランティア活動,地球環境問題全般,環境学習),技術(コミュニケーション,グループ運営,
環境学習の企画・実施等)を習得し,企画・実践を念頭においた実習を含め,3年後の地域での活
動を見据えた講座を企画・実施する。(講座内容については,下記【講座内容の与件】を参照)
必要に応じて,専門分野の講師を依頼することができる。その場合,講師への依頼は受託者が行
い,講師料や講師の招聘に付随する費用は委託費より受託者が支出することとする。
【講座内容の与件】
*講座の目標
講座を受けることで,受講者が,センターと共に環境活動を広げるパートナーとしての
知識と経験を得て,活動を始めるスタートラインに立っている。
*講座内容として,以下の内容を盛り込むこと。
・ボランティア活動及びその意義について
・グループでの活動やその運営について
・コミュニケーションについて
・環境問題概論
・環境学習の企画・実施の基礎(参加体験型が望ましい)
・センターにおけるボランティア活動の理解とOJT(職員と調整の上,企画・実施)
*講座の開催回数は上限を8回とする。(OJTは上限回数に含まない)
*受講者定員は40名とする。
*講座実施の場所は,京エコロジーセンターとする。
*広報及び申込み受付は京エコロジーセンターが行う。
*実施日については,委託先決定後,京エコロジーセンターと調整の上,決定する。
1
6
○当日実施に必要な資料作成・印刷・備品の準備
○写真撮影を含む当日の記録
○当日実施に向けての事前打合せ及び講座全体に対する評価に関する打合せ
ウ.成果品
業務全体の実施報告の他,課題,提案について詳細に報告するものとする。
※提出物は,A4版簡易製本において2部作成,及び電子ファイルを提出すること。
エ.成果品の納入期限
平成 28 年 3 月 30 日(水)
オ.成果品の所有権
公益財団法人 京都市環境保全活動推進協会に帰属する。
(3) 業務期間
契約の日から平成 28 年 3 月 30 日(水)まで
3
予算額 2,000 千円
4
実施形式 公募型
5
スケジュール
平成 27 年 6 月 1 日(月)
公募開始
実施要項等交付期間 平成 27 年 6 月 22 日(月)午後 5 時 30 分まで
平成 27 年 6 月 15 日(月)午後 5 時 30 分まで 質疑受付締切
平成 27 年 6 月 17 日(水)まで 質疑に対する回答(ホームページ)予定
平成 27 年 6 月 22 日(月)午後 5 時 30 分まで 企画提案書等の提出締切
平成 27 年 7 月 6 日(月)までに結果通知
6
参加資格
プロポーザルに参加できる者(提案者となろうとする者)は,次に掲げる要件の全てに該当する者
とします。
(1) 地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4第1項に規定する者に該当しない者
であること。
(2) 京都市から指名停止を現に受けていないこと。
(3) 市町村税,法人税,消費税及び地方消費税を滞納していない者であること。
(4)
会社更生法(平成14年法律第154号)に基づく更生手続開始の申立てをしている者 (更生手続
開始の決定を受けている者を除く。
)又は民事再生法(平成11年法律第225号)に基づく再生手
続開始の申立てをしている者(再生手続開始の決定を受けている者を除く。
)でないこと。
(5) 次のアから力までのいずれの場合にも該当しないこと。
ア
役員等(個人である場合にはその者を,法人である場合にはその全ての役員をいう。以下同じ。
)が
暴力団員(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号。以下「法」
7
2
という。
)第2条第6号に規定する暴力団員をいう。以下同じ。)であると認められる場合。
イ
暴力団(法第2条第2号に規定する暴力団をいう。以下同じ。)又は暴力団員が経営に実質的に関与
していると認められる場合。
ウ
役員等が自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に損害を与える目的をもって,暴
力団又は暴力団員を利用するなどしたと認められる場合。
エ
役員等が,暴力団又は暴力団員に対して資金等を供給し,又は便宜を供与するなど,直接的又は積
極的に,暴力団の維持又は運営に協力し,又は関与していると認められる場合。
オ
役員等が暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有していると認められる場合。
カ
営業活動に係る必要な契約の締結に当たり,その相手方が前各号のいずれかに該当することを知り
ながら,当該相手方と契約を締結したと認められる場合。
7
質疑•応答
(1) 提出方法 別添の質問書(様式 2)により,電子メールにて提出すること。
※電話又は口頭による質問は受け付けません。
(2) 期限 平成 27 年 6 月 15 日(月)質疑受付締切
(3) 提出先 〒612-0031
午後 5 時 30 分まで(必着)
京都市伏見区深草池ノ内町 13 番地
京エコロジーセンター(京都市環境保全活動センター)
公益財団法人京都市環境保全活動推進協会 事業部事業第 1 課(担当:永島,竹内)宛
E-mail [email protected]
(4) 回答方法 平成 27 年 6 月 17 日(水)までに原則として質問票送信アドレス宛に電子メールにより
送信するとともに,ホームページにおいて掲載する。
8
参加申込の手続き
(1) 提出書類
プロポーザルへの参加を希望する事業者は,本実施要領,仕様書等の各規定を理解した上で,次の
書類を提出してください。
ア
参加申込書(様式 1)
1部
イ
企画提案書(様式 3)
1部
ウ
価格見積書(自由形式)
1部
エ
会社概要(自由形式)
1部
オ
直近 1 年間の同種業務に係る主な実績(自由形式) 1 部
(2) 提出締切 平成 27 年 6 月 22 日(月)午後 5 時 30 分まで(必着)
(3) 提出方法
持参又は郵送に限ります。なお,郵送の場合は,受け取り日時及び配達されたことが証明できる方
法によることとし,郵便事故等については提出者のリスク負担とします。
(4) 提出先 上記7(3)に同じ。
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9
審査方法
本要領及び仕様書等に基づき提出された企画提案書等について,プロポーザル審査委員会が審査します。
ただし,書面審査上,僅差の場合には,ヒアリングないしはプレゼンテーション審査を実施する場合が
あります。
【審査のポイント】
・業務遂行能力があること(同種,類似業務の実績等)
・経験・実績等が適当であること(経験年数,実務実績の有無等)
・担当職員との連絡,委託業務が円滑に行える体制であること
10 審査結果
(1) 通知方法
審査を受けた全ての申請者に文書にて通知します。
(2) 通知時期
平成 27 年 7 月 6 日(月)までに通知します。
11 提出書類の取扱い
(1) 提出されたすベての書類は,返却しません。
(2) 提出後の差し替え及び追加•変更は認めません。
(3) 提出された書類は,提出した者に無断でこのプロポーザルに係る審査以外には利用しません。
(4) 必要と認める場合,追加資料の提出を求めることがあります。
(5) 企画提案書の提出は 1 者につき 1 案とします。
12 その他
(1) 費用負担
プロポーザル応募に係る書類作成及び提出に係る費用など,必要な経費は全て提出者の負担とします。
(2) 参加辞退の場合
参加申込書・企画提案書等の提出後,都合により参加を辞退することになった場合は,速やかに書面(様
式は任意)により,担当課あてに申し出てください。
(3) 失格事項
次のいずれかに該当した場合は,その者を失格とします。
ア
参加資格要件を満たしていない場合
イ
提出書類に虚偽の記載があった場合
ウ
実施要領等で示された,提出期日,提出場所,提出方法,書類作成上の留意事項等の条件に適合し
ない書類の提出があった場合
エ
選定結果に影響を与えるような不誠実な行為を行った場合
オ
説明会又はヒアリングを開催した場合において,正当な理由なく欠席した場合
13 問い合わせ先
上記7(3)に同じ
4
9
【京エコロジーセンターにおけるボランティア制度と考え方】
参考資料
(1)京エコロジーセンター(以下,センター)における環境ボランティアの意義
環境問題には,豊かさや便利さを求めてきた市民のライフスタイルが大きく関わっている。つ
まり,環境問題の解決には市民一人ひとりの意識と行動を変えていくことが大切である。法律や
規制だけによって意識や行動を変えることは難しく,自らのくらしの中で環境のことを考え,行
動していく市民が増えることが求められる。そこで,自らが行動し,市民と同じ目線で多くの市
民に環境活動を拡げていく環境ボランティアの存在がセンターには必要である。事業の一部を担
うだけの存在ではなく,共に環境活動を広げるためのパートナーが,センターの環境ボランティ
アである。
(2)環境ボランティア「エコメイト」
「京エコサポーター」の役割
センターにおける環境ボランティアは,主にセンター内で活動を行う「エコメイト」
(任期 3 年
間)と,エコメイトを修了し,さらに環境活動を拡げていく「京エコサポーター」(任意登録制)
の 2 種類がある。
「エコメイト」の役割は,主に館内における環境活動である。具体的には,日々の来館者の受
け入れと館内案内,見学で来館した学校や団体等への環境学習プログラムの実施や館内案内,様々
な事業に沿ったグループでの活動,館内イベントのサポート等がある。
エコメイトが 3 年間の活動の中で期待されていることは,エコメイト本人が上記のような各活
動に参加することを通して「環境に配慮したくらしを実践する市民」に育つこと(ボランティア
自身の育ち)
,そしてその活動によって,来館者も「環境に配慮したくらしを実践する市民」に育
つ(来館者の育ち)ことである。つまり,エコメイトが活動することによって,市民一人ひとり
の意識が変わっていくことが期待されている。
また,
「京エコサポーター」の役割は,大きくセンターの「外」と「中」とで分けて述べること
ができる。まずセンターの「外」で期待される役割は,3 年間のエコメイト活動で培った経験やス
キルを活かし,自身の居住地域をはじめとするセンターの外部地域で環境活動を展開していくこ
とである。京エコサポーター同士でグループをつくって独自の活動を展開したり,他の組織や団
体に所属して活動を展開していくことなども想定される。そしてセンターの「中」で期待される
役割は,3 年間のエコメイト活動の経験・スキルや,館外での活動の経験・スキルを,センターの
事業や後進であるエコメイトの活動に活かすことである。
(3)環境ボランティア「エコメイト」の将来像
平成 27 年度エコメイト養成講座の受講者は,平成 28 年 4 月よりエコメイト 16 期生として活動
を開始するため,その時点でセンターと共に環境活動を広げるパートナーとして活動する基本的
な準備が整っていることが期待されている。
3 年間のエコメイト活動では,センターの展示解説やイベントの企画・運営を通して,来館者と
コミュニケーションを図りながら環境に配慮したくらしを広める活動に取り組み,それらの積み
重ねの中で,任期修了後に京エコサポーターとして地域で活動するイメージを持ち,その準備を
進めていくことが期待されている。そして任期が修了する 3 年後には,それまでの活動で培った
経験やスキルを活かし,自身の居住地域など,センターの外に活動を拡げ始めていることが期待
される。
110
つまり,エコメイト養成講座は「エコメイト」,「京エコサポーター」という環境人材育成の入
口としての重要な役割を担っている。
(環境ボランティアの各活動の構成概略図)
【環境ボランティア活動内容】
シフト活動
前記した環境ボランティアの意義・役割・将
持
続
可
能
な
社
会
の
実
現
来像のもと,センターの環境ボランティアは,
「持続可能な社会の実現」を目指し,
「(1)案内
活動」
「(2)グループ活動」
「(3)サポート活動」
を行っている。
(1)案内活動
エコ学習
団体見学
団体/学校
部
団体/学校
(2)グループ活動
会
団体/学校
組
(3)サポート活動
外部出展
イベント
(1)案内活動
案内活動は,環境ボランティアにとって最も基本的かつ重要な活動である。日々の<シフト活
動>,<エコ学習>,<団体見学>(各詳細は下記枠内の通り)を通して来館者にセンターを紹
介し,自身のライフスタイルについて考えていただけるように働きかけることを目的としている。
そのため,館内の展示は,案内人である解説者を介して初めてそのメッセージが効果的に伝わる
ように敢えて作られている。案内活動を行うことで,コミュニケーション力を高めたり,センタ
ーについての理解を深めたり,毎回異なる来館者とともに互いのライフスタイルを考えることが
できる。
<シフト活動>
1 日 3 シフト交代制で,主にセンターの 1 階受付を拠点とし,来館者の対応や展示の案内等
を行う。
<エコ学習>
京都市内の市立小学校は,授業の一環として学校単位で「京都市青少年科学センター(以
下,科学センター)
」を訪れ,科学センターの主事が指導する理科学習に参加する。科学セン
ターに隣接している当センターでは,その一部を担当するとともに環境学習プログラムを提
供しており(通称:
「エコ学習」
)
,学習が行われる時間帯の案内活動に参加した場合には,児
童の学習を職員と共に補助する。
<団体見学>
センターに学習等の目的で来館される団体に,館内案内を行う。基本的に「“導入”→“展
開”→“まとめ”
」の流れのうち“導入”および“まとめ”の部分を職員が受け持ち,環境ボ
ランティアは“展開”部分にあたる 1 時間程度の館内案内を受け持つ。
また,団体からの依頼に対し,来館者のニーズに合わせたオリジナルのプログラムを実施
することもある。
(実施内容はその都度異なる)
112
(2)グループ活動
他の環境ボランティアと協力し,様々なテーマにグループで取り組む活動である。これは,エ
コメイトとしての活動修了後,環境ボランティアとして地域等で活動を実施していく際に必要な
グループ運営の手法等について経験を積むという意義もある。
(グループへの登録は任意)
グループには「会」
・
「部」
・
「組」の 3 種類があり,その目的や活動内容によって,登録対象や
果たすべき役割が異なる。
(以下の表を参照のこと)
枠組み名称
会
部
組
登録対象
エコメイト
エコメイト
京エコサポーター
京エコサポーター
活動概要
センターの主旨に則っ
た上で,エコメイトが主
体的に活動を行う。
センターの事業(主と
してセンター来館者を
対象とする)に基づい
た活動を行う。
センターの事業(主として館外の市
民を対象とする)に沿って,活動を
行う。
目的
・エコメイトがグループ
の立ち上げから運営ま
でを行い,ゼロから活動
をつくっていくことで,
運営力・企画力を高めて
いく。
・センター事業にはな
い,エコメイト独自の活
動を展開する。
・複数の仲間と同じ目 ・京エコサポーター自身が,エコセ
的を持って活動をする ン外で活動を始めるにあたって,よ
ことで,京エコロジー り実践的な経験を積む場である。
センターの事業をより
活発に,豊かにする。
・京エコサポーターが,それまでに
・ボランティアの視点 培った経験やスキルをセンターの
と経験を,センター事
事業に活かす。
業に反映する。
立ち上げ
エコメイト 3 人以上で
立ち上げることができ
る。
事務局が立ち上げる。
運営体制
エコメイトが運営
各事業担当職員が主に運営
連絡調整
エコメイト
各事業担当職員
活動資金
市民へのアクションを
伴う企画やエコメイト
活動全体を推進する場
合は上限 5 万円
(1 年間) 予算は各事業費から支出する。
までを経費として申請
することができる。
(相談後決定)
交通費補助の
支給
月 3 回を上限に,
センターでの活動毎に
支給する。
主な活動支援
内容
センターの会議室使用・メーリングリスト作成・コピー機使用・FAX 使用・用紙使用,
その他活動に関する相談を随時受け付けている。
担当職員
ボランティア担当職員
回数の制限はなく,センターでの活動毎に支給する。また,
館外での活動であれば,自宅から活動場所までの交通費を実
費で支給する。
各事業担当職員
3
12
(3)サポート活動について
センターでは,多くの主催事業や外部出展(※)を行っている。環境ボランティアは,その際
の運営スタッフとして任意で参画することができる。サポート活動では,イベントの運営手法や
地域の方々との関わりなど,案内活動やグループ活動とは異なる経験ができる。
(※)外部出展とは・・・京エコロジーセンターは,出展事業または地域支援事業として,地域
の催し(夏祭りやもちつき大会等)や環境展示会等に,センターの PR や環境啓発を目的としたブ
ースを出展している。
【環境ボランティア活動支援体制】
◆マネジメント
センターでは,エコメイト活動の活性化とその質の向上を目的とし,年間を通して以下のよう
なエコメイトを対象とした全体会を実施している。
<スタートアップの会>
年度の初めに開催する。エコメイトが集まり,これから 1 年間のエコメイト活動への意欲
を高めることを目的とした会。
<中間交流研修会>
年度の中間に開催する。エコメイトがこれまで半年の活動をふりかえり,残り半年の活動
に向けての課題検討を行うとともに,モチベーションを高めることを目的とした会。
<全体ふりかえりの会>
年度末に開催する。エコメイトが 1 年間の活動をふりかえり,次年度から活動に向けてモ
チベーションを高めることを目的とした会。
上記のようなエコメイトを対象とした全体会の他,エコメイト及び京エコサポーターが,活動
に関する課題の解決に向けて事務局職員とともに協議・検討する<ボランティア全体ミーティン
グ>を年 3 回実施している。
また,これらのような全体会実施の他,毎月の研修やグループ活動の報告等をまとめた冊子を
登録ボランティア全員に送付し,情報共有を行っている。
◆各種研修
エコメイトのさらなる能力の向上と活動範囲の拡大を目指し,エコメイトを対象とした「ステ
ップアップ研修」を実施している。
「ステップアップ研修」は,エコメイト修了後の活動を見据え
た学びを体系的に行えるよう,エコメイト 1 年目,2 年目,3 年目それぞれの段階に応じて研修を
設定している。対象は基本的にエコメイトであるが,京エコサポーターも任意で参加できる。
また,環境学習プログラムや館内案内に,エコメイトが自信を持って取り組めるようになるこ
とを目的とする「プログラム研修」等も実施している。
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13
「平成 27 年度 エコメイト養成講座の企画と運営」業務に係る仕様書
1
目 的
環境ボランティア活動に関心のある市民が,エコメイト養成講座を通じて京エコロジーセンターの環
境ボランティア「エコメイト」としての活動に必要なスキルを身につけ,エコメイトとしてセンターで
活動することで,今後の環境ボランティア活動を充実させることを目的とする。
2
業務概要
(1)業務名 平成 27 年度
エコメイト養成講座の企画と運営
(2)委託業務
ア.業務目標
センター事業を共に行い環境活動を広げるボランティアを養成すること。
イ.業務内容
○講座の企画・運営業務
受講者が環境ボランティアとして来館者とのコミュニケーションを図るために必要な知識(ボ
ランティア活動,地球環境問題全般,環境学習),技術(コミュニケーション,グループ運営,
環境学習の企画・実施等)を習得し,企画・実践を念頭においた実習を含め,3年後の地域での活
動を見据えた講座を企画・実施する。(講座内容については,下記【講座内容の与件】を参照)
必要に応じて,専門分野の講師を依頼することができる。その場合,講師への依頼は受託者が行
い,講師料や講師の招聘に付随する費用は委託費より受託者が支出することとする。
【講座内容の与件】
*講座の目標
講座を受けることで,受講者が,センターと共に環境活動を広げるパートナーとしての知識と経
験を得て,活動を始めるスタートラインに立っている。
*講座内容として,以下の内容を盛り込むこと。
・ボランティア活動及びその意義について
・グループでの活動やその運営について
・コミュニケーションについて
・環境問題概論
・環境学習の企画・実施の基礎(参加体験型が望ましい)
・センターにおけるボランティア活動の理解とOJT(職員と調整の上,企画・実施)
*講座の開催回数は上限を8回とする。(OJTは上限回数に含まない)
*受講者定員は40名とする。
*講座実施の場所は,京エコロジーセンターとする。
*広報及び申込み受付は京エコロジーセンターが行う。
*実施日については,委託先決定後,京エコロジーセンターと調整の上,決定する。
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1
○当日実施に必要な資料作成・印刷・備品の準備
○写真撮影を含む当日の記録
○当日実施に向けての事前打合せ及び講座全体に対する評価に関する打合せ。
3
履行期間
契約日から平成 28 年 3 月 30 日(水)まで
4
成果品
業務全体の実施報告の他,課題,提案について詳細に報告するものとする。
※提出物は,A4版簡易製本において2部作成,及び電子ファイルを提出すること。
※成果品の納入期限は,平成 28 年 3 月 30 日(水)とする。
※成果品の所有権は,公益財団法人 京都市環境保全活動推進協会に帰属する。
5
業務実施側に望まれる条件
(1)ボランティア養成について,専門性(実績)を有していること。
(2)これまでにも,同様の事業において実績があること。
(3)パートナーシップ型事業を運営できること。
※京エコロジーセンターにおける「パートナーシップ事業」について
立場の異なった者同士が,対等にそれぞれの持ち味を提供し合い,
一つの事業を作り上げること。
6
留意事項
(1)担当職員との連絡を密にして業務に当たるものとする。
(2)業務の進捗状況については,定期的に共有するものとする。
(3)本仕様書に疑義が生じた場合は,担当職員と協議するものとする。
(4)業務上知り得た情報は,目的外に使用しないものとする。
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2
(様式 1)
平成
年
月
日
(宛先)
公益財団法人 京都市環境保全活動推進協会
理事長 高月 紘 様
所在地
名称
代表者職氏名
参 加 申 込 書
プロポーザルについて,下記のとおり参加申込みします。
記
平成 27 年度
1
業務名
2
入札参加資格
エコメイト養成講座の企画と運営
京都市における競争入札参加資格者名簿に登録
あり
3
•
なし
添付書類
※上記競争入札参加資格者名簿未登録者については,以下の書類を添付してください
(法人)法人登記簿謄本,直近年度の国税及び市町村民税の納税証明書
(個人)住民票抄本,直近年度の国税,市町村民税の納税証明書
(国税については(その 1)または(その 3 の 2)のいずれか)
【連絡先】
所 属
氏 名
電話番号
FAX 番号
E-mail
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㊞
(様式 2)
質
問
書
平成
年
公益財団法人 京都市環境保全活動推進協会
理事長 高月 紘 様
住所
提出事業者名
質問に対する責任者名
電話番号
業務のプロポーザルについて,次の項目について質問します。
質問事項
内容
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月
日
(様式 3)
企画提案書
事業者名
担当者名
電話番号
提案事項
(資料添付可)
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