公募型プロポーザル方式による業者選定実施公告 水道・ガス・下水道料金システム再構築業務について、公募型プロポーザル方式により業者の選 定を行うので、次のとおり公告する。 平成27年4月17日 大津市公営企業管理者 山 1 本 博 志 業務の概要 (1) 業務名 水道・ガス・下水道料金システム再構築業務 (2) 業務の目的 企業局の水道・ガス・下水道料金システムは、昭和44年に『料金計算システム』稼動を皮 切りに、昭和49年に『料金収納システム』、 『メーター管理システム』等を順次開発・稼動し、 業務の効率化を図ってきた。その後、平成11年に企業局の情報化を中長期的に推進していく ための『情報化基本計画』を策定し、情報基盤の整備やシステムの最適化、ネットワークの整 備、さらには、現在運用する水道・ガス・下水道料金システムの構築を掲げるなど、高度情報 化を図ってきた。 現在、企業局の水道・ガス・下水道料金システムは、平成16年3月22日の運用開始から 10年近くが経過しており、システム開発以降、水道・ガス料金改定に伴う変更や旧志賀町と の合併に伴うシステム改修など、度重なるシステム改修により、システム仕様の複雑化・ブラ ックボックス化やシステム改修リスクの増大、情報システムの維持・管理に係るコストの高止 まり、業務自体の非効率化など多くの課題を抱えている。 このような状況の中、システム改修のリスク低減や経常的な運用コストの削減、事務の効率 化を図るため、水道・ガス・下水道料金システムをはじめとする企業局情報システムの再構築 を推進することが極めて重要となる。 ついては、今後の企業局の経営に資する情報システムの管理運営やデータ相互利用、また統 合も視野に入れ、水道・ガス・下水道料金システムの再構築を実施する。 (3) 業務内容 平成26年度に作成した「水道・ガス・下水道料金システム再構築実施計画書」を踏まえ、 水道・ガス・下水道料金システムを再構築する。業務の詳細については、以下のとおり。 ア 水道・ガス・下水道料金システム(共通機能)の再構築 システムが保有する各業務横断的な共通機能・データを集約し、個別重複投資の抑制、 開発生産性や保守性の向上等のための基本機能を有すること。 (ア)水道・ガス・下水道料金システム(基本機能)では、以下の機能を要する。 認証機能、ユーザー管理機能、施設管理機能、使用者管理機能、工事店管理機能、 入力機能、検索機能、集計・抽出機能、統計・各種帳票出力機能、データ管理機能、 評価指標根拠データの取得・管理機能、アクセス履歴管理機能、データコンバート機 能、お客様支援機能 (イ)水道・ガス・下水道料金システム(他システムとの情報連携)では、以下の機能を 要する。 大津市システムとの情報連携機能、外部との情報連携機能 (ウ)水道・ガス・下水道料金システム(その他)では、以下の機能を要する。 ガス特約管理機能 その他詳細機能については、別紙調達仕様書による。 イ 水道・ガス・下水道料金システム(業務個別機能)の再構築 現在、局が運用する水道・ガス・下水道料金システムの既存データベースの移行及び統 合並びに調達仕様書に示す機能要件・非機能要件を実現する。なお、新システムの機能に 業務を合せることにより、効率化できる部分については業務プロセスの改革を行う。 (ア)水道・ガス・下水道料金システム(基本的業務)では、以下の機能を要する。 新設/改造工事(ガス)、新設/改造工事(水道)、新設/改造工事(下水道)、開 栓受付、閉栓受付、検針、調定、収納、未収整理(開栓未収) 、未収整理(閉栓未収) (イ)水道・ガス・下水道料金システム(メンテナンス業務)では、以下の機能を要する。 ガス安全点検、水道・ガス修繕工事、メーター定期取替 (ウ)水道・ガス・下水道料金システム(還付(過誤納))では、以下の機能を要する。 還付(過納)(漏水減免) 、還付(誤納) (一括還付)、還付(誤納) (個別還付) その他詳細機能については、別紙調達仕様書による。 (4) 契約期間 契約締結の日から平成28年12月31日まで 2 参加資格 1の業務に係る公募型プロポーザル(以下「プロポーザル」という。)に参加することができ る者は、次に掲げる要件の全てに該当する者とする。 (1)地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定する者に該当しない 者であること。 (2)大津市から指名停止を現に受けていないこと。 (3)市町村税、法人税(所得税) 、消費税及び地方消費税を滞納していない者であること。 (4)会社更生法(平成14年法律第154号)に基づく更生手続開始の申立てをしている者(更 生手続開始の決定を受けている者を除く。)又は民事再生法(平成11年法律第225号)に 基づく再生手続開始の申立てをしている者(再生手続開始の決定を受けている者を除く。 )で ないこと。 (5)次のアからカまでのいずれの場合にも該当しないこと。 ア 役員(法人における全ての役員をいう。以下同じ。)が暴力団員(暴力団員による不当な 行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号。以下「法」という。)第2条第6号に 規定する暴力団員をいう。以下同じ。)であると認められるとき。 イ 暴力団(法第2条第2号に規定する暴力団をいう。以下同じ。)又は暴力団員が経営に実 質的に関与していると認められるとき。 ウ 役員が自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に損害を与える目的 をもって、暴力団又は暴力団員を利用するなどしたと認められるとき。 エ 役員が、暴力団又は暴力団員に対して資金等を供給し、又は便宜を供与するなど、直接的 又は積極的に、暴力団の維持又は運営に協力し、又は関与していると認められるとき。 オ 役員が暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有していると認められると き。 カ 営業活動に係る必要な契約の締結に当たり、その相手方が前各号のいずれかに該当するこ とを知りながら、当該相手方と契約を締結したと認められるとき。 (6)本案件を円滑に遂行するための十分かつ安定した経営基盤であること。 (7)本調達に係る業務の実施予定組織・部門が、品質マネジメントシステムに関するISO9 001若しくはISO20000(ITSMS)の認証又はCMMIレベル3以上に準拠す る品質保証体系を有していること。 (8)本調達に係る業務の実施予定組織・部門が、プライバシーマーク又はISO27001を 取得済みであること。 (9)提案する水道・ガス・下水道料金システムを地方公共団体が単独で経営する地方公営企業 に導入した実績を有していること。 3 選考方法 上記2の参加資格を満たしているプロポーザル参加者による企画提案書によるプレゼンテーシ ョン審査及びデモンストレーション評価を行い、その内容を水道・ガス・下水道料金システム再 構築業務プロポーザル審査委員会において評価し、受託候補者の選定を行う。 4 応募手続等 (1) 担当部局(書類の提出先及び問い合わせ先) 〒520-8575 大津市御陵町3番1号 大津市 企業局企業総務部企業総務課 担当:保田・早瀬 TEL 077(528)2601 FAX 077(523)3399 E-mail [email protected] (2) 実施要領等の交付 実施要領その他の資料の交付については、次のとおりとする。 ア 実施要領、企画提案書等作成要領、企画提案実施要領、 【様式1】参加申込書及び【様式 2】誓約書の交付については、次のとおりとする。 (ア)交付期間 平成27年4月17日(金)から同年5月14日(木)までの午前9時から午後5時 まで。ただし、大津市の休日を定める条例(平成元年条例第67号)第1条に規定す る本市の休日を除く。 (イ)交付場所 上記4(1)に同じ。 (大津市企業局ホームページにおいてもダウンロード可) イ 調達仕様書、別紙1関連業務概要、別紙2システム要件、別添1個別審査シート、別添 2ベンダー選定基準、様式関係(【様式1】参加申込書及び【様式2】誓約書を除く。)、 水道・ガス・下水道料金システム再構築実施計画書の交付については、次のとおりとする。 (ア)交付期間 平成27年4月17日(金)から同年5月14日(木)までの午前9時から午後5時 まで。ただし、大津市の休日を定める条例(平成元年条例第67号)第1条に規定す る本市の休日を除く。 (イ)交付方法 【様式1】参加申込書及び【様式2】誓約書の提出があった参加希望者のみに郵送で 交付する。 (3) 実施要領等に対する質問期限及び回答 ア 実施要領、企画提案書等作成要領、企画提案実施要領、調達仕様書等に対して質問する ことができる者は、 【様式1】参加申込書及び【様式2】誓約書を提出した者とする。 イ 質問方法 【様式7】質問票により電子メールで行うこと。(郵送、持参、FAX 可) メール件名に「水道・ガス・下水道料金システム再構築業務プロポーザル質問.送信年 月日(西暦8桁).会社名」と入力し、添付の1ファイルにまとめて送信すること。 ウ 質問期限 平成27年5月14日(木)午後5時までに必着 質問期限以降の質問は、一切受け付けない。 エ 回答方法 大津市企業局ホームページにて掲載する。 オ 回答日 平成27年5月26日(火)予定 予定 なお、質問がない場合は、回答の公開は省略します。 (4) 企画提案書等の提出 プロポーザルに参加しようとする者は、 下記の提出書類を実施要領及び企画提案書等作成要 領に従い、下記の順番に綴じ、提出すること。 ア 提出書類 (ア) 【様式3】法人等の概要 原本1部、写し20部 (イ)【様式4】水道・ガス・下水道料金システム再構築業務受 原本1部、写し20部 託実績調書 原本1部、写し20部 (ウ) 【様式5】企画提案書 別添1個別審査シート プロジェクト体制図 ※任意様式 マスタスケジュール ※任意様式 プロジェクト人員類似業務実績・資格一覧 ※任意様式 (エ)見積書(当該業務に係る) 原本1部 (オ) 【様式6】10年経費の見積資料 原本1部、写し20部 (オンプレミス用・クラウド用) (カ)会社概要(パンフレット等) イ 提出場所 上記4(1)に同じ。 ウ 提出方法及び期限 原本1部、写し20部 (ア)持参による提出 平成27年6月4日(木)午後5時まで (イ)郵送による提出 郵便書留とし、平成27年6月4日(木)午後5時までに必着の こと。 (5) 企画提案に係るプレゼンテーション審査及びデモンストレーション評価 ア 実施日 平成27年6月25日(木)予定 予定 イ 詳細な日時・会場等は、企画提案書等を提出した者に対して別途通知する。 ウ 応募者が多数の場合は、別途審査日を設けるものとする。 (6) 企画提案に係るプレゼンテーション審査及びデモンストレーション評価の結果通知 プレゼンテーション審査及びデモンストレーション評価を行った全ての者に対し、プレ ゼンテーション審査及びデモンストレーション評価の結果を通知する。 通知日は、平成27年6月29日(月)予定 予定 (7) その他 ア 失格となる企画提案書等 企画提案書等が次の各号のいずれかに該当する場合は、失格となる場合がある。なお、失 格となった場合は、別途通知する。 (ア)提出期限、提出場所、提出方法に適合しないもの (イ)指定する様式及び記載上の留意事項に示された条件に適合しないもの (ウ)記載すべき事項の全部又は一部が記載されていないもの (エ)虚偽の内容が記載されているもの イ その他 (ア)提出書類の作成等参加に係る全ての費用は、提案者の負担とする。 (イ)提出期日以降における企画提案書等の差替え及び再提出は認めない。 (ウ)全ての提出書類は、返却しない。 (エ)提出された書類は、提出した者に無断で当該プロポーザルに係る審査以外には使用し ないこととする。ただし、提案の内容について今後の参考とすることがある。 (オ)企画提案書等に記載された内容は、特に明記がない場合、契約後に追加費用を伴わず 実施する意向があるものとする。 (カ)提出された書類は、業者の選定を行う作業に必要な範囲において、複製することがあ る。 5 その他の留意事項 詳細は、実施要領、企画提案書等作成要領、企画提案実施要領、調達仕様書等による。
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