こちら - 神戸大学連携創造本部

研究成果最適展開支援
プログラムA-STEP
平成27年5月19日
科学技術振興機構(JST)の概要
科学技術イノベーションの創出の推進
研究開発戦略の立案
~バーチャル・ネットワーク型研究所の構築~
重点分野戦略
グリーンイノベーション
ライフイノベーション
ナノテクノロジー・材料
情報通信技術
社会技術・社会基盤
戦略プログラムパッケージ
戦略的な基礎研究の推進
産学が連携した研究開発成果の展開
東日本大震災からの復興・再生への貢献
国際的な科学技術共同研究等の推進
知的財産の活用支援
科学技術イノベーションの創出のための科学技術基盤の形成
~イノベーションを支えるソフトインフラの構築~
知識インフラの構築
次世代人材の育成
科学コミュニケーション
科学技術イノベーションの創
出のための研究基盤の整備
として、科学技術情報の整備
や流通を促進。
「伸びる子を伸ばす」施策と
「科学技術教育能力を向上さ
せる」施策を通じた優れた才
能を有する次世代人材の育
成。
双方向の対話活動の推進、
科学者によるアウトリーチ活動
の促進、未来館などの場の運
営・提供、人材育成などを一
層促進。
2
JSTの産学連携・技術移転について
企業等
大学等
基礎研究の
研究成果
知財活用支援事業
産のニーズ
研究成果展開事業(Funding)
研究成果最適展開プログラム(A-STEP)
マッチングプランナープログラム(新規)
大学発新産業創出プログラム(START)
センター・オブ・イノベーション(COI)
世界に誇る地域発研究開発・実証拠点(リサーチコンプレック)プログラム(新規)
先端計測分析・機器開発プログラム
産学共同実用化開発事業(NexTEP)(Funding)(H24年度補正予算)
研究開発法人を中核としたイノベーションの共創の場の形成(イノベーション・
ハブ)(新規)
製品化、イノベーション創出
大学・研究機関等の基礎研究
学のシーズ
大学見本市(イノベーションジャパン)
新技術説明会
産から学へのプレゼンテーション
産学連携ジャーナル・DB
出資型新事業創出支援プログラム(SUCCESS)
3
研究成果展開事業
有望な基礎研究の成果の実用化につなぐため、基礎研究と実用化の間にある
研究開発における「死の谷」の克服民間企業ではリスクの高い研究開発について支援
研究成果最適展開支援プログ
ラム(A-STEP)
知的財産を活用した産学による共同研究開発
課題や研究開発の特性に応じた最適なファンディングを設定し、総合的かつシームレスに支援。
マッチングプランナープログラ
ム(新規)
マッチングプランナーを介した企業ニーズ解決による地域科学技術イノベーション創出
JSTのネットワークを活用して地域の企業ニーズと全国の大学等発シーズとをマッチングプランナーが
結びつけ、共同研究から事業化に係る取組を支援。
大学発新産業創出プログラム
(START)
民間の事業化ノウハウを活用した起業前段階からの事業化支援
民間の事業化ノウハウを活用し、大学発ベンチャーの起業前段階から、市場や出口を見据えた研究
開発・事業育成による事業化を支援。
センター・オブ・イノベーション
(COI)プログラム
ビジョン主導型のチャレンジング・ハイリスクな研究開発
10年後を見通した革新的な研究開発課題について基礎研究段階から実用化を目指した産学連携に
よるアンダーワンルーフでの研究開発を集中的に支援。
世界に誇る地域発研究開発・
実証拠点(リサーチコンプレック
ス)推進プログラム(新規)
地域内外の研究資源を集積した産学官連携プラットフォームの形成
地域の優位性ある研究開発資源(人材、シーズ、先端研究設備等)を組織を超えて統合的に運用す
るとともに、地域外の優れた資源も取り込み、革新的技術シーズの創出と関連分野の優れた若手人材
の育成を行う産学官連携のプラットフォームを形成。
先端計測分析技術・機器開発
プログラム
ユーザーニーズを踏まえた計測分析技術・機器・システムの開発
科学技術の共通基盤である計測分析技術について、産学連携による革新的な技術開発、機器開発、
性能実証等を推進。グリーンイノベーション、ライフイノベーション、震災からの復興・再生に貢献。
4
A-STEPのしくみ
異なるステージへのステップアップを可能としてシームレスな研究開発を支援
ステージⅢ
公募窓口
A-STEP
大学等の研究成果
※必要に応じて実施
(シーズ顕在化)
ステージⅠ
マッチングファンドによる
実用化検証
【シーズ育成タイプ】
【NexTEP-Aタイプ】
SG
評価
【NexTEP-Bタイプ】
産学共同研究の為のシーズの苗床
【シーズ顕在化タイプ】
産業界からのニーズの反映
【産業ニーズ対応タイプ】
(新規)
有望な基礎研究成果の取り込み
SG評価
【戦略テーマ重点タイプ】
(新規)
シーズ発掘・可能性検証
研究成果を円滑に実用化
実施料納付等による民間負
担
ステージⅡ
出口機能の強化
金融機関等との連携を
強化し有望な開発成果
への投融資を引き出す
出資機能の活用
創業段階等のベンチャー
企業を対象に金銭等出
資、人的・技術的支援
シーズの実用性検証・
産業分野への技術移転
実証試験・実用化
5
A-STEPとCOI STREAMとの連携
ビジョナリーチームへの情報提供
•
採択課題の情報をビジョナリーチームに提供。
•
ビジョナリーチームが、COI拠点との連携によりビジョン実現に向けた研究開
発の促進が期待できる課題と判断した場合(連携候補)には、COI拠点に組み
込まれる可能性がある。
•
採択課題に対して、COI拠点への組み込みに関する意向確認を実施。
•
組み込まれた課題の研究開発費はA-STEPから支出。
参考
•
革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM) 【文部科学省】
http://www.mext.go.jp/a_menu/kagaku/coi/
•
センターオブイノベーション(COI)プログラム【科学技術振興機構】
http://www.jst.go.jp/coi/
6
A-STEPの重点分野
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の設立に伴い、医療
分野の研究開発及び医療分野の研究開発のための環境の整備は、AMED
が一元的に実施することとなります。
http://www.amed.go.jp/
そのため、A-STEPの平成27年度公募では、医療分野の研究開発は原則
として募集の対象外となります。
重点分野
課題解決の目的
課題解決内容
グリーン
イノベーション
全ての製品やサービスのライフサ
イクル(生産・使用・廃棄)の環
境影響を考慮した、地球環境の維
持持続を可能とする社会の実現を
目指すこと。
 安定的なエネルギーの供給と低炭素社会の実現
 エネルギー利用の高効率化、再生可能エネル
ギーの利用拡大、及びスマート化及び社会イン
フラのグリーン化
 資源リサイクルシステムの構築
ライフ
イノベーション
国民が心身ともに健康で豊かさや
生きていることへの充実感を享受
出来る社会の実現を目指すこと。
 高齢者、障害者、患者の生活の質の向上
ナノ・材料
国内のみならず、グローバルな産
業競争力の強化を目指すこと。
 共通基盤の強化に資する先端材料や部材の開発
及び活用
 高機能電子デバイスの開発
 代替資源の創出に関する研究開発
情報通信技術
我が国の強みを活かし、新たな産
業基盤強化を目指すこと。
 次世代情報通信ネットワーク技術
 情報爆発時代の情報インフラ技術
 情報通信技術の研究開発と利活用の検討
社会基盤
安全・安心かつ豊かで質の高い国
民生活の実現を目指すこと。
 安全、安心な社会、都市、地域づくりを目指し、
強健かつ復元力がありしなやかで自立的に発展
可能な社会の構築に資する研究開発
7
平成27年度第1回公募について
募集対象
•
ステージⅡ(シーズ育成タイプ)
•
ステージⅢ(NexTEP-Aタイプ、NexTEP-Bタイプ)
採択予定件数
•
ステージⅡ、ステージⅢあわせて40件程度(採択課題規模により変動あり)
審査スケジュール
ステージⅡ
ステージⅢ
応募締切
平成27年6月30日(火)正午
平成27年7月31日(金)正午
書類選考
7月中旬~8月下旬
8月中旬~下旬
面接選考
9月中旬~下旬
9月下旬~10月上旬
課題選定
10月中旬~下旬
研究開発開始
12月1日(予定)
12月1日(予定)
8
支援タイプの再編(H26→H27)
ステージ
フィージビリティスタディ(FS)
起業挑戦
産学共同促進
実用化挑戦
支援タイプ
探索
シーズ顕在化
起業挑戦
ハイリスク挑戦
シーズ育成
開発費
基準額170万円
基準額800万円
1億5,000万円
JST支出総額
6,000万円
JST支出総額
2億円
開発期間
原則1年間
原則1年間
最長3年間
最長3~4年間
大括り化
柔軟な運営へ
マッチング
プランナー
プログラム
へ再編
START
プログラム
が担う
実用化挑戦
中小・ベン
チャー開発
創薬開発
委託開発
3億円
10億円
20億円
最長5年間
最長5年間
最長7年間
ニーズに
応える
運用を指向
AMED
の対象
(文科省からJSTへ移管)
9
支援タイプ表(H27年度)
ステージ
タイプ
目的
ステージⅠ(第1回公募の対象外)
シーズ顕在化
産業ニーズ対応
ステージⅡ
戦略テーマ重点
シーズ育成
産業界に共通する JST戦略創造事業 実用性検証から、中
シーズとしての実
技術課題解決のた 等の成果を基に 核技術の構築のため
現可能性を産学共
めの基盤的研究開 テーマを設定した の産学共同研究開発
同で検証
発
研究開発
を支援
募集対象分野
幅広
申請者
(研究者と企業)
分野限定
研究者
NexTEP-B
NexTEP-A
大学等のシーズに
ついて、研究開発
型企業での実用化
開発を支援
大学等のシーズに
ついて、開発リス
クを伴う大規模な
実用化開発を支援
幅広
研究者と企業
研究者と企業
必要無し
知財の有無
ステージⅢ
企業(研究者)
必要有り
開発費
間接経費
含む
~2,000万円
~2,500万円/
年・課題
~5,000万円/
年・課題
JST支出総額
2,000万円~5億円
総額3億円
(上限)
総額15億円
(上限)
開発期間
1~2年
2~5年
最長6年
2~6年
最長5年
最長10年
備考
シーズ育成タイプ
に申請された課題
から必要に応じて
採択
マッチングファンド
マッチングファン
ド
実施料納付
開発成功時年賦返
済
実施料納付
-
-
10
申請方法
府省共通研究開発管理システム(e-Rad)による申請
•
http://www.e-rad.go.jp/
申請に先立ち、研究開発機関の登録が必要
•
登録手続きは日数を要する場合がありますので、2週間以上の余裕を持って登録手続き
を行って下さい。
•
一度登録が完了すれば、他制度での応募の際再度登録する必要はありません。また、他
制度で既に登録済みの場合、再度登録する必要はありません。
•
e-Rad研究開発機関登録済みでもログインできない方が見受けられました。e-Radへ再
度ログインするための手続きも日数を要す場合が有りますので、研究開発機関登録済み
であっても、 e-Radへログインできるか、予めご確認ください。
申請書類(様式等)の入手方法
•
JSTのウェブサイトからダウンロードできます
http://www.jst.go.jp/a-step/koubo/
A-STEP用e-Rad申請マニュアル
•
公募要領に記載の申請マニュアルを参考に申請してください。
11
研究倫理教育に関するプログラム等の受
講・修了について
平成25年度以降、JST事業に参画する研究者等について「CITI Japan eラーニングプログラム」の指定7単元を受講・修了していただくことを義務
づけています。
平成27年度から、研究倫理に関する教育プログラム等を修了していることが
応募要件となります(A-STEPにおける対象者はプロジェクトリーダー)。
所属機関において、研究倫理教育に関す
るプログラムを修了していますか?
はい
e-Radの応募情報入力画面で、修了してい
ることを申告してください。
いいえ
はい
過去にJSTの事業等において、CITI Japan elearningプログラムを修了していますか?
いいえ
CITI Japan e-learningプログラムダイジェスト版を受講してください
修了後、e-Radの応募情報入力画面で、修了していることを申告してください。
http://edu.citiprogram.jp/jstreg5.html
12
申請・採択状況
平成22年度
FSステージ
探索
シーズ顕在化
起業挑戦(起業検
証)
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
応募
数
採択
数
倍率
応募
数
採択
数
倍率
応募
数
採択
数
倍率
応募
数
採択
数
倍率
応募
数
採択
数
倍率
3,975
859
4.6
7,492
2,013
3.7
3,634
1,123
3.2
3,062
759
4.0
2,970
431
6.9
753
82
9.2
1,247
213
5.9
742
128
5.8
781
109
7.2
661
53
12.5
59
5
11.8
93
14
6.6
-
1
-
-
-
-
-
-
本格研究開発ステージ
起業挑戦(若手起
業家)
-
-
-
13
4
3.3
10
0
起業挑戦
-
-
-
52
3
17.3
34
3
ハイリスク挑戦
-
-
-
206
38
5.4
119
シーズ育成
-
-
-
72
12
6.0
実用化挑戦(中小・
ベンチャー開発)
-
-
-
109
13
実用化挑戦(創薬
開発)
-
-
-
13
実用化挑戦(委託
開発)
-
-
-
6
2
-
2
1
2.0
8
0
11.3
18
1
18.0
16
1
16.0
35
3.4
155
33
4.7
169
30
5.6
45
14
3.2
47
16
2.9
47
10
4.7
8.4
57
7
8.1
41
7
5.9
39
0
-
1
13.0
17
1
17.0
13
1
13.0
4
1
4.0
3
2.0
18
1
18.0
-
-
-
-
-
-
13
ステージⅡ
シーズ育成タイプ
について
14
シーズ育成タイプの概要①
ステージⅡ
シーズ育成タイプ
項目
概要
目的・狙い
大学等の研究成果に基づく顕在化したシーズの実用性検証のため、産学共同での本格的な研究
開発を実施します。イノベーション創出に向け、中核となる技術の構築を目指す。
応募要件
 応募時点で産業界の視点により顕在化したシーズが存在し、かつその実施に関して顕在化
シーズを所有する機関等による同意が得られていることが必要。
 シーズとは特許(出願中のものも含む)等の知的財産。
企業責任者(プロジェクトリーダー)
申請者
 研究開発を行う能力がある、又は現在研究開発を行っている日本の法人格を有する民間
企業に常勤している者
 研究開発の実施期間中、日本国内に居住し、研究全体の取りまとめに関し、責任を持つ
こと。
研究責任者
 シーズの創出に関わった者であること(シーズが特許の場合、その発明者であること)。
 研究開発の実施期間中、日本国内に居住し、かつ、日本国内の大学等に常勤の研究者と
して所属していること。
研究開発費
2,000万円~5億円(JST支出分、間接経費を含む)
マッチング係数
資本金10億円以下の企業 4倍
資本金10億円超の企業
2倍
研究開発期間
2~6年(終了日は原則として3/31)
15
シーズ育成タイプ概要②
ステージⅡ
シーズ育成タイプ
対象分野
•
社会的・経済的なインパクトに繋がることが期待できる、幅広い分野からの研
究開発提案を対象。
•
平成27年度は第1分野から第4分野まで設定し、各々の分野にPOを設置。さら
に、各POが重視しているテーマを『プログラムオフィサーの方針』として提
示。
•
各々の分野の詳細はシーズ育成タイプ募集要項の「1.2 対象分野について」
(p.64)を参照
分野名
第1分野
第2分野
第3分野
第4分野
PO
澤 源太郎
(株式会社エヌ・ティ・ティ・データ 特別参与)
横井 秀俊
(東京大学生産技術研究所機械・生体系部門 教授)
浜田 恵美子
(名古屋工業大学大学院工学研究科産業戦略工学専攻 教授)
穴澤 秀治
(一般財団法人バイオインダストリー協会 先端技術・開発部長 国際担当部長)
16
ステージⅡ
シーズ育成タイプ
研究開発費
直接経費
費目
物品費
旅費
人件費・謝金
その他
内容
新たに設備・備品・消耗品等を購入するための経費
プロジェクトリーダー、研究責任者、研究開発担当者※又は研究参加者の
旅費、当該課題の実施に直接的に必要な招聘旅費等
課題を実施するために直接必要な雇用者の人件費、講演依頼謝金等。
 企業責任者・研究責任者・研究開発担当者※の人件費はJST委託費から
支出することはできません。
上記の他、課題を実施するために必要な経費、研究成果発表費用、機器
リース費用、運搬費、外注費等。
※研究開発担当者:企業責任者・研究責任者の所属機関の他に、JSTが契約を締結する共同研究開発機関における責任者。
間接経費
•
間接経費とは、研究開発に関連した研究環境の改善や機能向上のための経費をいい、直
接経費の30%を上限。
•
詳細は、募集要領のQ&A【共通事項】Q12、Q13をご確認ください。
17
ステージⅡ
シーズ育成タイプ
研究開発費の変更点
変更項目
費目区分
(直接経費)
費目区分
(再委託費)
人件費
繰越し
変更点
直接経費の費目区分を、(物品費)(旅費)(人件費・謝金)
(その他)とします。
※ 但し、申請書及び各年度の計画書では、物品費のうち、JSTの資産
となる「設備備品費」を別に記載していただきます。
「再委託費」をなくします。
※ 業務請負ではなく、研究開発の一部を他の機関が受ける場合、JST
との間で委託研究開発契約の締結が必要となります。
JSTの定める研究従事実績資料を提出する場合には、兼業者
についても、従事実績割合分の委託研究開発費計上を可能と
します(企業責任者・研究開発担当者を除く)。
※ 超過勤務についても、研究開発実施の上で必要と判断される場合
には、委託研究開発費/自己資金計上を可能とします。
※ 各種手当て・法定福利費についても費用計上を可能とします。
公的機関との契約については、複数年契約を可能とし、複数
年契約期間中は、年度末に生じた研究開発費残を次年度に繰
り越せるようにします。
対象
公募要領
該当箇所
大学
企業
P.69~71
大学
企業
P.69~71
企業
P.95~96
大学
P.91
18
マッチングファンド形式について
ステージⅡ
シーズ育成タイプ
マッチング条件
(企業が本課題に支出する研究開発費)×(マッチング係数)≧(JSTが支出する研究開発費※1)
※1:大学等への支出は間接経費を除く。企業への支出は総額。
注:企業側の支出と見なせる経費は、支出を証明可能な経費(材料費、人件費、等)。
具体例
企業支出分
パターン①
JST支出分
A社
1,500万円
直接
経費
パターン②
A社
1,650万円
A社:資本金10億円超
B社:資本金10億円以下
パターン③
825万円
B社
直接経費
間接経費
3,000万円
900
万円
大学
間接経費 直接
300万円 経費
1,000
万円
2,000万円
企業
大学
直接
経費
1,000
万円
間接経費
300万円
直接
経費
2,000万円
間接経費
600万円
間接経費
600万円
 研究開発期間全体で
JST支出額の合計が上
限額を超えないこと。
 複数の企業が参画する
場合、マッチング比率
は各々の資本金で判定
する。
 【変更点】
マッチング条件を満た
す期間を複数年度に変
更(従来は年度毎)
19
ステージⅡ
シーズ育成タイプ
審査の観点
① テクニカルメリット
独創性・優位性の高いシーズ技術を基にした研究開発計画であり、実行可能な体制が構築され
ていること。
シーズ技術の独創性、シーズ技術の競合優位性、プロジェクト目標の妥当性、プロジェクト計
画の妥当性、研究者の研究遂行可能性、企業の開発遂行可能性、プロジェクト体制、等
審査項目
② ビジネスメリット
市場優位性を確保するための事業化戦略が十分検討されていること。
ターゲットユーザーの妥当性、製品・サービス仕様の妥当性、市場規模・成長性、競合優位性、
等
③ 知財戦略
競争優位性を保つための知財戦略が具体的に検討されていること。
周辺特許取得状況・今後の戦略の妥当性、等
④ イノベーションインパクト
国民生活にインパクトを与えうる成果や波及効果が期待できること。
製品・サービスの社会革新性・公共性、経済的波及効果の大きさ、学術的波及効果の大きさ、等
⑤ その他、目的を達成するために必要なこと。
審査
書類審査 及び 面接審査
20
申請に必要な書類
ステージⅡ
シーズ育成タイプ
e-Radによる提出
1. 課題申請書
MS Word形式の申請書ファイルをPDF形式に変換してe-Radにアップロード
PDF変換は必ずe-Radの機能を使用して行ってください。
2. 出願特許(3点以内)
特許明細とともに「出願番号」「出願人」「発明者」が分かる部分を必ず含め
て下さい。
複数ある場合は、一つずつPDFファイルにしてe-Radにアップロードしてくだ
さい(特許書類は印刷物をスキャナー等で取り込んだもので構いません)。
提出に当たっての注意点
•
「e-Radによる提出」は平成27年6月30日(火)正午締切です。締切直前は
システムが混雑する可能性がありますので余裕をもって申請してください。
•
提出者は企業責任者(プロジェクトリーダー)になります。
•
提出書類は全て、e-Radにアップロードして下さい(郵送、持参、FAX及び電
子メールによる提出は受付けられません)。e-Radにアップロードできるファ
イルのサイズは最大10MBです。
•
申請書に所属機関や申請者の押印は必要ありません。
21
ステージⅢ
NexTEP-A/Bタイプ
について
22
NexTEP-Aタイプの概要
ステージⅢ
NexTEP-Aタイプ
項目
概要
目的・狙い
大学等の研究成果に基づくシーズを用いた、企業等が行う開発リスクを伴う規模の大きい開発
を支援し、実用化を後押しすることで、大学等の研究成果の企業化を目指す。
応募要件
実用化を目指す未だ企業化されていない大学等の新規な研究シーズ※が存在し、又は、その実
施に関して、当該研究シーズ所有機関等による同意が得られていること。
※ シーズとは特許(出願中のものも含む)を指します。
開発実施企業
申請者
 日本国内に法人格を有する企業であること。
 開発成功後、開発費の返済できる財務基盤を有すること。
 開発成果を実施できる体制があること。
開発管理責任者(プロジェクトリーダー)
 開発管理責任者は、開発実施企業に常勤し、当該開発課題の実施期間中、日本国内に居
住すること。
 開発管理責任者は、原則、開発実施企業の代表権を持つ者。
開発費
原則、総額1億円~15億円(間接経費を含む)
開発期間
原則、10年以下
開発終了後
開発成功の場合:開発費支出額を10年以内の年賦返済(無利子)又は一括返済
開発不成功の場合:開発費支出額の10%を返済
開発成果実施時はJSTへ実施料納付
23
NexTEP-Aタイプのしくみ
開発実施企業
導 入 試 験
新規事業構想
提案・審査・採択
企業
(売上に応じて実施料納付)
開発費
1~15億円
不成功※
大学等
研究成果
開発成功
開発費10%、
1億円以下
を支援
1年以内
開発費返済
(無利息)
開発費の90%
返済免除
科学技術振興機構(JST)
※ 成功、不成功は技術
的基準で判定
原則、10年以下
24
導入試験(Aタイプのみ)
ステージⅢ
NexTEP-Aタイプ
項目
概要
目的
開発の実施に先立ち、「データの補完」や「技術的可能性の精査」を目的とした試
験です。導入試験の結果によって、開発への移行を判断します。
試験費
開発費総額の10%以内(1億円を上限)
試験期間
原則として、1年以内
導入試験終了時に目標達成の評価を実施し、開発への移行の可否を判断します。
開発への移行
実施料
 目標を達成して開発へ移行した場合、導入試験費の返済は不要。
 目標を達成できず開発へ移行できなかった場合、導入試験費総額の10%を返
済。
 企業の都合により開発へ移行しなかった場合、導入試験費総額を返済。
 導入試験を実施しない場合、JSTへの実施料配分相当を免除。
 導入試験を実施する場合、「シーズの所有者:JST=4:1」
25
ステージⅢ
NexTEP-Bタイプ
NexTEP-Bタイプの概要
項目
概要
目的・狙い
大学等の研究成果に基づく実用性が検証されているシーズのうち、研究開発型企業の比較的小
さな規模の実用化開発を支援することで、研究開発型の企業が、企業化の難しい研究開発に果
敢に挑戦し、イノベーションの創出に寄与する。
応募要件
応募時点で実用性が検証されているものの未だ企業化されていない新規なシーズ※が存在し、
かつその実施に関して、シーズを所有する機関等による同意が得られていること。
※ シーズとは特許(出願中のものも含む)を指します。
開発実施企業
申請者
 日本国内に法人格を有する資本金10億円以下の民間企業であること。
 開発期間終了後、開発成果を実施する見通しがあること(開発終了後、原則としてJSTと
成果実施契約を締結していただきます)。
開発管理責任者(プロジェクトリーダー)
 開発管理責任者は、開発実施企業に常勤し、当該開発課題の実施期間中、日本国内に居
住すること。
 開発管理責任者は、原則、開発実施企業の代表権を持つ者。
開発費
原則、3億円程度まで(JST支出分、間接経費を含む)
マッチング係数
開発期間
原則、最長5年
開発終了後
開発成果実施時はJSTへ実施料納付
2倍
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ステージⅢ
NexTEP-A/Bタイプ
研究開発費
直接経費
費目
物品費
内容
新たに設備・備品・消耗品等を購入するための経費
旅費
開発管理責任者、代表発明者、又は開発参加者の旅費、当該課題の実施に
直接的に必要な招聘旅費等
人件費・謝金
課題を実施するために直接必要な年俸制、時給制等の雇用者の人件費、講
演依頼謝金等。
 開発管理責任者の人件費はJST委託費から支出することはできません。
その他
上記の他、課題を実施するために必要な経費、研究成果発表費用、機器
リース費用、運搬費、外注費等。
間接経費
•
間接経費とは、研究開発に関連した研究環境の改善や機能向上のための経費をいい、直
接経費の30%を上限。
•
詳細は、募集要領のQ&A【共通事項】Q12、Q13をご確認ください。
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実施料徴収の変更点
(Bタイプのみ)
ステージⅢ
NexTEP-Bタイプ
JST分
成果実施契約締結後10年間、毎年度所定の計算式(下)で算出した額。
シーズの所有者分
対象製品の売上高に実施料率(※)を乗じた額。
成果実施契約締結後10年間。
(※)料率はシーズの所有者と開発実施企業の意向を踏まえて決定。
 JST分実施料(※1)の計算式
(収益-控除額)×(開発費全体に対するJSTの支出額の比率)-JST分実施料累計額
収 益: 開発成果実施により得られた営業損益
(売上高-製造原価(※2)-販売管理費等)の累計額。
控除額: 開発実施企業側が本開発に対し自ら負担した開発費の支出額の総額
(開発期間中。JSTが認めた額)
(※1) JST分実施料は、JSTが支出した開発費の総額に相当する額に達するまでとします。
(※2) 第三者の企業とのライセンス契約をした場合の契約金等の対価については、原則と
して原価ゼロとみなします。
(注) NexTEP-Aタイプについては、実施料の配分は「シーズの所有者:JST=4:1」
ただし、導入試験を実施せずに開発成果を実施する場合、実施料の支払いのうち、
4/5をシーズの所有者に配分しますが、JST分の1/5は免除。
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ステージⅢ
NexTEP-Bタイプ
マッチングファンド形式について
(Bタイプのみ)
マッチング条件
(企業が本課題に支出する研究開発費)×(マッチング係数)≧(JSTが支出する研究開発費)
注:企業側の支出と見なせる経費は、支出を証明可能な経費(材料費、人件費、等)。
具体例
企業支出分
パターン①
JST支出分
A社
1,950万円
直接経費
間接経費
3,000万円
900
万円
A社
パターン②
A社
1,950万円
再委
託費
直接
経費
1,300万
円
2,000万円
大学
間接経費
600万円
 研究開発期間全体で
JST支出額の合計が上
限額を超えないこと。
 【変更点】
マッチング条件を満た
す期間を複数年度に変
更(従来は年度毎)
A社
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ステージⅢ
NexTEP-A/Bタイプ
審査の観点
審査項目
①
課題の独創性(新規性)及び優位性
②
目標設定の妥当性
③
イノベーション創出の可能性
④
提案内容の実行可能性
⑤
事業化の可能性
⑥
開発に伴うリスク
⑦
直近のプロジェクトにおける目標の達成状況
詳細は、公募要領(Aタイプはp.80-81、Bタイプはp.104-105)をご確認下さい。
審査
書類審査 及び 面接審査
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ステージⅢ
NexTEP-A/Bタイプ
申請に必要な書類
e-Radによる提出
簡易書留または宅配便による提出
紙媒体
課題申請書
原本1部
コピー5部
課題申請書
課題申請書
(様式1~11)
(様式1~11)
CD-R 1枚
フォルダ名は、e-Rad申請時に課題ごとに付与され
る課題IDの8桁の番号(半角)(公募要領P.47参照)と
してください。
xxxxxxxx
押印不要
CD-R表面に課題名、プロジェクトリーダー(所属・氏
名)を明記して、データはWordあるいは、PDF形式と
して、フォルダ構成、フォルダ名は下記に従って下さ
い。また、Windowsで読み込み可能なフォーマットと
してください。
押印必要
課題申請書.pdf
シーズ特許
シーズ特許①.pdf
シーズ特許②.pdf
シーズ特許③.pdf
PDFにまとめてから
アップロード
左上ホチキス止め
左長辺2穴パンチ
下中央に通し頁(-1-)
参考文献
参考文献①.pdf
参考文献②.pdf
参考文献③.pdf
比較文献
比較文献①.pdf
比較文献②.pdf
比較文献③.pdf
パンフレット
●社パンフレット.pdf
決算報告書
●社決算報告書.pdf
(or有価証券報告書.pdf)
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申請に必要な書類
ステージⅢ
NexTEP-A/Bタイプ
e-Radによる提出
•
課題申請書
MS Word形式の申請書ファイルをPDF形式に変換してe-Radにアップロード
PDF変換は必ずe-Radの機能を使用して行ってください。e-Radにアップロー
ドできるファイルのサイズは最大10MBです。
提出に当たっての注意点
•
「e-Radによる提出」は平成27年7月31日(金)正午締切です。締切直前は
システムが混雑する可能性がありますので余裕をもって申請してください。
•
「簡易書類又は宅配便による提出」に関しても同日(消印有効)とします。な
お、持参、FAX及び電子メールによる提出は受付けられません。
•
出願特許(3点以内)は、特許明細とともに「出願番号」「出願人」「発明者
」が分かる部分を必ず含めて下さい。
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A-STEPお問合せ先
A-STEP募集担当窓口
ステージ
タイプ
ステージⅠ
産業ニーズ対応
戦略テーマ重点
シーズ顕在化
ステージⅡ
シーズ育成
ステージⅢ
NexTEP-A
NexTEP-B
お問合せ先
Tel: 03-3238-7682
e-mail: [email protected]
e-mail: [email protected]
Tel: 03-5214-8994
e-mail: [email protected]
※制度に関する一般的なお問合せもこちら
Tel: 03-6380-8140
e-mail: [email protected]
http://www.jst.go.jp/a-step/
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ご清聴有り難うございました。
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マッチングプランナー(MP
マッチングプランナー(MP)
MP):
地域の支援機関・大学等と連携しながら
地域の支援機関・大学等と連携しながら、企業
の支援機関・大学等と連携しながら、企業が直面
、企業が直面する技術課題(企業
が直面する技術課題(企業ニーズ)
する技術課題(企業ニーズ)を
ニーズ)を
把握し
把握し、全国の大学等の研究成果(大学シーズ)
全国の大学等の研究成果(大学シーズ)と結びつける
の大学等の研究成果(大学シーズ)と結びつける専門人材です
と結びつける専門人材です。
専門人材です。
企業にて新商品開発、事業化等を目指す段階に至るまで支援します
企業にて新商品開発、事業化等を目指す段階に至るまで支援します。
にて新商品開発、事業化等を目指す段階に至るまで支援します。
JSTの
情報ネットワーク
STEP1
•
企業を訪問し、困り事について相談に乗り、課題の把握・特定を行います。
STEP2
• 大学等のコーディネータ、地域の産学官ネットワークと連携しつつ、企業のニーズの
解決に繫がり得る最適な大学シーズを全国から探索・提案し、マッチングを行います。
STEP3
• 見出した大学シーズの適合性を検証するための探索試験への申請、共同研究支援、
高付加価値製品開発、事業化までのサポート等を行います。
1.目的
地域企業の競争力強化に資するべく、企業ニーズの解決等のため、大学シーズを活用した
試験研究等を支援します。その際、対象となる大学シーズが、JSTが配置するマッチングプランナー、
あるいは大学等のコーディネータ等が把握した企業ニーズに合致するか否かを見定めるために必
要となるデータの取得等を行い、以って本学的な産学協同研究開発に繋げることも狙いとしていま
す。
2.公募期間
平成27年5月20日(水)午後2時~7月14日(火)正午
3.申請の方法
府省共通研究開発管理システム(e-Rad)による電子申請となります。
①大学等の研究者による申請(マッチングプランナーが発掘した企業ニーズの解決のための研
究開発提案)
②大学等の研究者及びコーディネータ等との共同申請
4.支援の概要
(支援対象) 大学・高専・公設試等 ※必要性が認められれば企業への支出(大学等からの再委託)
も可能
(支援期間) 原則 1年間
(支援金額) 基準額 170万円(間接経費含む)
※研究開発費は、基準額を超える申請が可能ですが、その必要性を詳細に提示いただきます。
5.その他
・研究責任者は申請時において、研究倫理に関する教育プログラムを受講・修了して頂くことが必須
です。
・医療分野の研究開発は原則として募集の対象外です(国立研究開発法人日本医療研究開発機構
(AMED)にて一元的に実施)。
※公募要領・申請書はマッチングプランナーホームページ
(http://www.jst.go.jp/mp/)からダウンロード可能です。
※探索試験に関するお問い合わせはe-mail:[email protected]