2015年3月期決算説明会資料

2015年6月1日
2015年3月期決算説明会資料
証券コード:1865
証券コード:1865
ご注意:本資料に記載されている将来に関する記述は、本資料作成日現在で入手可能な情報
にもとづいて作成したものであり、実際の実績等は今後様々な要因によって異なる可能
性があります。また、当資料は投資家判断の参考となる情報提供を目的とするものであ
り、当社株式の購入や売却を勧誘するものではありません。
1
決算説明(連結)
2
業績(連結)の推移
■売上高・営業利益は3期連続増収増益、営業利益は過去最高を更新。
■経常利益・当期純利益は連続増益。
売上高
(億円)
1,500
1,000
981
913
1,033
1,203 1,266
20
10
1.8%
1.4%
18
13
1.7%
18
1.8%
37
2.0%
22
0
0
2011/3
3.5%
2012/3
2013/3
2014/3
経常利益・率
2.4%
1.8%
(億円)
40
4.0%
34
10
21
19
2.0%
23
0.0%
2012/3
2013/3
2014/3
2015/3
2013/3
2014/3
20
2015/3
当期純利益・率
4.0%
2.2%
35
10
0
2011/3
3.6%
2012/3
30
1.9%
37
0.0%
2011/3
2015/3
2.9%
30
20
4.0%
2.9%
30
500
(億円)
40
営業利益・率
(億円)
40
過去最高
1.7%
1.1%
15
0
11
1.3%
16
2.0%
28
0.0%
2011/3
2012/3
2013/3
2014/3
2015/3
3
受注高の推移(連結)
■受注高は4期連続増加、過去最高を更新。
受注高連単倍率
1.8
2.5
1.1
全体
土木
建築
不動産
(億円)
1,500
1,000
(
0
土木
2.0
3.0
1.1
1.8
2.5
1.1
1.8
2.7
1.0
845
(0)
583
(229)
262
(240)
2011/3
1,130
948
2
19
651
295
(272)
2012/3
803
(269)
308
(290)
2013/3
16
1,297
15
938
(382)
344
(326)
2014/3
(16)
(14)
(19)
(1)
(233)
過去最高
1,572
建築
)値は単体。
0
500
1.9
2.8
1.1
1,124
(423)
432
(416)
2015/3
4
売上高の推移(連結)
■売上高は3期連続増収。
売上高連単倍率
1.9
2.7
1.2
全体
土木
建築
(億円)
1,000
不動産
(
1.9
2.7
1.1
土木
2.0
2.9
1.1
1.9
2.8
1.1
建築
1
(1)
1,033
913
2
19
15
(14)
(252)
642
(235)
300
(260)
269
(246)
16
(16)
(19)
(1)
680
500
1,266
1,203
)値は単体。
981
1.9
2.8
1.0
753
(258)
261
(244)
874
(314)
918
(327)
314
(296)
332
(316)
0
2011/3
2012/3
2013/3
2014/3
2015/3
5
売上総利益の推移(連結)
■売上総利益および売上総利益率は建築・土木ともに改善傾向。
(億円)
100
不動産
(
88
0
50
0
(0)
63
(18)
25
(22)
2011/3
10.0%
土木
建築
110
)値は単体。
9.2%
9.0%
8.4%
85
74
3
(3)
0
(0)
55
(19)
65
(19)
19
(17)
17
(15)
2012/3
2013/3
売上総利益率
8.6%
8.6%
8.2%
8.2%
7.1%
5.0%
2011/3
89
2012/3
2
(2)
85
(25)
23
(21)
(2)
69
(20)
18
(15)
2014/3
2
2015/3
9.2%
建築
土木
全体
7.9%
8.7%
7.4%
6.5%
2013/3
5.6%
2014/3
7.0%
2015/3
6
従業員数および生産性の推移
■従業員数は増加傾向、一人当たりの生産性は改善傾向。
(百万円)
100
1,532人
6468
10
1,492人
6166
755人
732人
1,524人
6874
709人
1,552人
1,605人
1,600
7988
7887
716人
746人
売上高/人
(連結)
1,400
売上高/人
(単体)
経常利益/人
1,200
(連結)
経常利益/人
1,000
(単体)
従業員数
(連結)
800
従業員数
(単体)
600
2.3 2.3
2.2
1.4
1.4
1.2
1.2 1.2
1.5
400
200
1.4
01
0
2011/3
2012/3
2013/3
2014/3
2015/3
7
貸借対照表(連結)
流動比率
200%以上
流動資産
2014/3
2015/3
支払手形
残高ゼロ
増減額
( 828) ( 840) ( 12)
284
286
2
受取手形・完成工事未収入金等
462
451
△11
販売用不動産
14
25
10
不動産事業支出金
14
7
△7
未収入金
36
54
18
3
6
3
16
12
△4
△2
△2
0
負債合計
0)
株主資本
繰延税金資産
その他
貸倒引当金
固定資産
( 139) ( 139) (
有形固定資産
( 78) ( 73) ( △4)
無形固定資産
(
2) (
1)
投資その他の資産
( 60) ( 64) (
4)
2) (
工事未払金
未成工事受入金
賞与引当金
その他
増減額
204
200
△4
62
65
2
8
11
3
41
60
19
( 90) ( 92) (
固定負債
退職給付引当金
その他
2015/3
( 315) ( 335) ( 20)
流動負債
現金預金
2014/3
有利子負債
残高ゼロ
82
83
2
8
9
0
405
427
22
( 566) ( 553) (△13)
50
50
-
資本剰余金
256
238
△18
利益剰余金
276
284
8
△16
△19
△3
資本金
投資有価証券
34
38
4
長期未収入金
15
12
△3
その他の包括利益累計額
( △4) ( △1) (
繰延税金資産
7
6
△1
少数株主持分
(
10
13
3
△6
△5
1
967
979
12
その他
貸倒引当金
資産合計
2)
自己株式
純資産合計
(自己資本比率)
負債・純資産合計
自己資本比率
50%以上
0)
562
(
3)
0) (
552
0)
△10
(58.1%) (56.4%)
967
979
12
(単位:億円)
8
主要連結子会社の業績推移(1)
■みらい建設工業
主要事業:海上埋立工事、海上工事、港湾工事、陸上土木工事
2011/3
2012/3
2013/3
2014/3
金 額
金 額
金 額
金 額
2015/3
金 額
増減率
受注高
145
211
267
269
403
49.8%
売上高
218
200
234
292
289
△1.2%
営業利益
9
6
6
6
8
28.9%
経常利益
9
6
6
7
8
15.8%
当期純利益
7
5
6
7
8
16.5%
(単位:億円)
9
主要連結子会社の業績推移(2)
■東興ジオテック
主要事業:法面保護工事、地盤改良工事、爆砕工事、保温・保冷・耐火工事
2011/3
2012/3
2013/3
2014/3
金 額
金 額
金 額
金 額
2015/3
金 額
増減率
受注高
153
155
163
192
210
9.6%
売上高
152
146
163
175
212
21.0%
営業利益
3
3
5
7
13
84.3%
経常利益
3
3
5
7
13
90.1%
当期純利益
3
2
3
3
8
179.3%
(単位:億円)
10
その他の連結子会社について
会社名
主要事業所
主要事業
2015/3
売上高
青木マリーン
神戸市
東灘区
埋立工事・浚渫工事、
海上輸送
47億円
島田組・アクセス
大阪府
八尾市
埋蔵文化財発掘調査、
土木工事
28億円
あすなろ道路
札幌市
中央区
道路・舗装・土木工事、
合材販売
19億円
エムズ
東京都
中央区
建築リノベーション工事
15億円
新潟みらい建設
新潟県
南魚沼郡
道路・舗装・土木工事、
合材販売
7億円
11
決算説明(単体)
12
業績(単体)の推移
■売上高は受注高の増加に加え手持工事が順調に進捗し、3期連続増収。
■利益面は選別受注等により採算性が向上し、大幅に改善。
売上高
(億円)
800
建築
600
400
200
513
1
土木
不動産
482
1
521
19
624
659
14
16
314
327
252
235
258
260
246
244
296
316
2011/3
2012/3
2013/3
2014/3
2015/3
1.0%
5
0.9%
0.7%
0.6%
4
4
4
2012/3
2013/3
2014/3
0.0%
2011/3
1.9%
10
1.6%
17
10
9
9
2011/3
2012/3
2013/3
4.0%
2.7%
2.6%
1.6%
2015/3
当期純利益・率
3.5%20
2.6%
2.0%
11
0
(億円)
経常利益・率
2.0%
1.7%
10
5
0
(億円)
営業利益・率
(億円)
1.5%10
13
10
-0.5% 0
0
2014/3
2015/3
1.0%
1.0%
5
5
2012/3
2013/3
1.4%
2.0%
18
8
-
2011/3
2014/3
2015/3
13
受注高の推移(単体)
■受注高は建築・土木ともに順調に推移し、4期連続増加。
(億円)
1,000
建築(官庁)
建築(民間)
土木(官庁)
土木(民間)
88
141
200
0
177
不動産
19
1 不動産
56
229
建築
240
177
176
233
72
建築
272
土木
土木
65
204
127
不動産
土木
土木
土木
14 不動産
578
506
469
0
400
16 不動産
722
800
600
855
不動産
310
382
296
423
269
195
214
63
96
76
2011/3
2012/3
2013/3
182
建築
290
建築
326
144
2014/3
416
建築
221
2015/3
14
建築受注高について
■建築事業は非住宅分野の受注拡大に注力し、5期連続増加。
(億円)
用途別受注高
400
240
7
6 7
200
6
39
23
100
17
34
290
272
300
非住宅
132
3
9
15
15
28
54
2
14
16
34
22
326
非住宅
178
9
21
20
32
58
20
91
108
94
93
2011/3
2012/3
2013/3
非住宅
197
その他
26
5
11
10
娯楽施設
11
20
宿泊施設
40
店舗
非住宅
24
15
416
55
非住宅
208
100
74
278
医療・
福祉施設
倉庫・
流通施設
教育・研究・
文化施設
事務所・
庁舎
118
138
工場
住宅
0
2014/3
2015/3
15
土木受注高について
■土木事業は公共投資が堅調に推移するとともに、民間は風力・太陽光
等の再生可能エネルギー分野に注力し、4期連続増加。
(億円)
発注者別受注高
423
382
400
127
269
300
200
233
100
73
68
104
177
官庁
141
61
官庁
143
官庁
310
官庁
官庁
104
135
65
56
88
地方の機関
国の機関
72
229
民間
204
296
175
192
2014/3
2015/3
73
0
2011/3
2012/3
2013/3
16
注力する技術の受注について
■中期的に注力する技術の受注実績は以下のとおり。
※下表の受注実績値は、建築・土木受注高の内数。
2011/3 2012/3 2013/3 2014/3 2015/3
■建築技術
建築リニューアル
9
20
6
16
55
2
2
19
21
66
28
44
42
94
85
30
46
61
115
151
■土木技術
再生可能エネルギー
土木リニューアル・環境・無人化施工
土木技術計
(単位:億円)
17
売上高の推移(単体)
■売上高は土木・建築ともに順調に推移し、3期連続増収。
(億円)
1,000
建築(官庁)
建築(民間)
土木(官庁)
土木(民間)
不動産
800
600
513
1
不動産
54
400
200
0
521
482
土木
198
252
206
建築
260
1
不動産
16
不動産
61
235
建築
246
197
178
土木
土木
土木
258
建築
244
233
200
不動産
96
81
不動産
土木
194
14
19
58
177
659
624
314
建築
231
202
327
建築
316
296
54
52
66
96
114
2011/3
2012/3
2013/3
2014/3
2015/3
18
売上総利益の推移(単体)
■売上総利益および売上総利益率は建築・土木ともに改善傾向。
(億円)
50
40
0
18
25
22
48
36
37
37
2
25
0
19
3
2
19
20
17
15
15
不動産
土木
建築
21
0
2011/3
8.5%
2012/3
2013/3
売上総利益率
2014/3
7.8%
7.8%
6.8%
7.4%
6.9%
6.2%
建築
土木
全体
7.4%
7.1%
7.0%
2015/3
6.3%
6.0%
7.3%
6.7%
5.2%
4.5%
2011/3
2012/3
2013/3
2014/3
2015/3
19
経営目標
20
経営数値目標(連結・単体)
■連結売上高 各年度100億円程度の増収 、
2016年度連結営業利益率 3%台の確保 を重点目標とする。
2015/3
連結
売上高
営業利益
営業利益率
2016/3
単体
連結
2017/3
単体
連結
単体
1,266
億円
659
億円
1,350
億円
700
億円
1,450
億円
750億円
37
億円
11
億円
38
億円
16
億円
46
億円
20億円
2.9
%
1.7
%
2.8
%
2.2
%
3.2
%
2.7%
21
事業戦略
環境認識
■国土強靭化・インフラリニューアル ■人口減少
■防災・減災
■少子高齢化
■コンパクトシティ・地方創生
■建設技能労働者の減少
持続的成長に向けての事業戦略
青木あすなろ建設
子会社
■技術力の強化
■得意分野への集中
■新規事業分野の確立
■専門技術の開発・改良
グループ共通
■人材の確保・育成
■顧客の拡大
22
当社グループの重点事業戦略
■特に注力するものは、次頁以降で説明。
建築
• 固有技術を活かし、建築リニューアル分野の拡大。
• 自社分譲マンション事業(アビダス)の確立。
• 官庁および民間非住宅分野の拡大。
土木
• 固有技術やノウハウを活かし、再生可能エネルギーや
土木リニューアル分野の拡大。
• 大型プロジェクトへの参画。
• 港湾(みらい建設工業)、法面保護・地盤改良(東興ジ
オテック)の耐震・防災・減災・リニューアル分野の拡大。
共通
• 研究開発活動の強化(既存固有技術の改良・新技術の
開発)とその実用化。
• 人材育成と技術の継承。
23
建築リニューアル(耐震関連)の取り組み
■当社の独自技術である制震ブレース工法による耐震工事の受注拡大。
特徴
• 外付け制震ブレース工法
• 高性能な摩擦ダンパー
強み
• 完全居ながらの工事
• スリムな鋼材、外観重視
• 中間階の設置可、杭不要
(億円) 60
受注実績・見通し
40
20
0
9
2011/3
20
2012/3
6
2013/3
55
60
2015/3
2016/3
16
2014/3
24
自社分譲マンション事業の取り組み
■土地取得、企画・設計、施工、販売、アフターサービスまで一貫して
サポートする、自社分譲マンション事業「アビダス」(ABDS)の安定供給。
Aoki-asunaro Build & Direct Sales
販売実績
総販売戸数
アビダス稲木駅前
48戸
販売終了
アビダス町田中町イースト・ウェスト
56戸
販売終了
アビダス町田中町パークス
40戸
販売中
アビダス町田中町ブライト
20戸
販売中
アビダス舎人テラス
47戸
販売中
(億円)
販売実績・見通し
30
15
18
0
2013/3
12
14
2014/3
2015/3
25
30
2016/3
2017/3
25
再生可能エネルギー関連の取り組み
■風力・太陽光発電事業の技術支援経験を活かし、再生可能エネルギー
関連工事の受注拡大。
3次元造成計画システム活用に
よるスピーディーな計画策定
調査・設計・開発許認可・施工
までサポート
大規模工事をともなう事業の
トータルコーディネート
(億円)
80
当社が施工した大型ウインドファームの
発電シェア 22%
受注実績・見通し
60
(36.3万kW,182基)
40
20
0
2
2
19
21
2011/3
2012/3
2013/3
2014/3
66
70
2015/3
2016/3
大型ウインドファーム
全体の発電規模 163万kW
26
研究開発活動の取り組み(1)
■当社が取り組む研究開発のうち、このたび実用化の目途がついた首都高
速道路株式会社との共同研究について説明。
1.研究テーマ
既設橋梁の耐震性を向上させる技術の開発。
2.研究課題
大規模地震により橋脚が地震後元に戻らないほど変形してしまうと、
路面が傾いてしまう上、その復旧は大がかりになる。
小規模地震時
地震後元に戻る変形
[復旧不要]
大規模地震時
地震後元に戻らない変形
[大規模な復旧工事が必要]
27
研究開発活動の取り組み(2)
3.研究開発内容
地震時における橋脚の変形を抑制、橋桁の移動量を抑制する制震装置
(橋軸直角方向)「橋梁用ダイス・ロッド式摩擦ダンパー」を開発。
• 内径より少し太い芯棒(ロッド)を金属の環(ダイス)に押し込んだ構造。
• 小規模地震時はダイス・ロッドが橋梁を橋脚に拘束。
• 大規模地震時は橋脚が損傷する前にダイス・ロッドの接触面が滑り、 ダイス
の締付け力による摩擦力で地震エネルギーを減衰。
28
研究開発活動の取り組み(3)
4.橋梁用ダイス・ロッド式摩擦ダンパーの市場規模
• 国土交通省が管轄する橋梁数は全国で11,092橋、総延長は1,175km。
• 高速道路会社が管轄する橋梁数は8,513橋、総延長は1,949km。
• 一般国道・市町村道まで含めた橋梁数は、679,889橋、総延長は12,525km。
道路種別
国土交通省管轄
高速道路会社管轄
一般国道・市町村道
合計
出典:
橋梁数
延長
11,092橋
1,175km
8,513橋
1,949km
660,284橋
9,401km
679,889橋
12,525km
※国交省・高速道路会社は15m以上
の橋梁(JRについては数量に含まず)。
国交省道路局 「道路施設状況調査 第1号様式 総括(2010年4月1日時点)」
国交省道路局監修 「道路統計年鑑2011」表40-2、表74-1
29
経営指標(連結)
■株主の皆様への利益還元を経営上の重要な課題の一つと位置付け、
財務体質の強化のため必要な株主資本の充実に努めるとともに、
安定した配当を継続しつつ、企業業績に応じた利益還元をおこなうこと
を基本方針とする。
売上高
営業利益率
有利子負債
自己資本比率
従業員数
ROE
配当金/株
2013/3
2014/3
2015/3
2016/3
1,033億円
1,203億円
1,266億円
1,350億円
1.7%
-億円
1.8%
-億円
2.9%
-億円
59.2%
58.1%
56.4%
1,524人
1,552人
1,605人
2.1%
2.9%
5.1%
12円
12円
15円
2017/3
1,450億円
2.8%
-億円
3.2%
-億円
50%台
1,700~1,800人程度
5~6%台
15円
未定
30
終了
31