News Release 平成 27 年 3 月 30 日 月島機械株式会社 福岡市「中部水処理センター 消化ガス発電事業」に関する契約を締結 ~民設民営方式、九州地域最大の消化ガス発電 FIT 事業~ 月島機械株式会社(社長:山田和彦)は、福岡市(市長:高島 宗一郎)と「中部水処理センター 消化ガス発電事業」 (以下、 「本事業」 )に関する契約を締結いたしましたのでお知らせいたします。 本事業は民間の資金とノウハウを活用した民設民営方式による、下水処理場での消化ガス*1 発電 事業です。当社が自己資金で発電設備を建設し、「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達 に関する特別措置法」に基づく固定価格買取制度(以下、「FIT」)を利用し、20年間の発電事業を 行うものです。当社と福岡市は、平成26年10月20日に本事業の「基本協定」を締結、平成27年3月24 日付で「消化ガス売買契約」を締結しました。発電能力は1,095kW、想定年間発電量は約710万kWh (一般家庭約2,000世帯相当)と、九州地域最大の下水汚泥消化ガス発電FIT事業となります。今後 発電設備の建設を進め、平成28年4月からの事業開始を予定しています。 当社は下水処理場における汚泥処理に強みをもち、汚泥消化設備、ガス貯留設備および発電利用 設備の豊富な実績を誇ります。また、上下水道におけるPFI・DBO事業をはじめとした「ライフサイ クルビジネス」を積極的に展開し、長期事業運営に必要な豊富な実績とノウハウを培ってきました。 本事業においてもそれらを最大限に活かし、効率的で安定した発電事業の運営を行います。 なお、本事業において福岡市は、事業資金が不要でありかつ資産の所有も必要ありません。福岡市 は当社に建設用地および発電の燃料となる消化ガスを提供することでその対価を得ます。 当社は、これからも地球温暖化防止と循環型社会の構築に貢献する消化ガス発電事業の普及拡大に 向けて、積極的に取り組んでまいります。 *1 消化ガス 下水汚泥処理の過程で発生する消化ガスは、メタンを主成分とする可燃性ガスであり、都市ガスの半分ほどの 熱量を持つバイオガスです。 再生可能エネルギーの中でも下水由来の安定的な都市資源であり、地球温暖化 対策のひとつとして有効利用が期待されています。 本事業の詳細につきましては、添付資料をご参照下さい。 添付資料 福岡市 中部水処理センター 消化ガス発電事業 の概要 月島機械グループのFIT制度を利用した消化ガス発電事業(平成27年3月30日現在) 月島機械株式会社 〒104-0053 東京都中央区晴海 3-5-1 TEL 03-5560-6511(代表) FAX 03-5560-6591 添付資料 〈福岡市 中部水処理センター 消化ガス発電事業 の概要 〉 1.事業名 : 中部水処理センター 消化ガス発電事業 2.事業場所 : 福岡市中央区荒津2丁目2-1(中部水処理センター内) 3.施設概要 : 消化ガス発電設備 1式 設備容量 1,095kW (ガスエンジン365kW×3台) 4.年間発電量 : 約7,100,000kWh (一般家庭 約2,000世帯相当) 5.発電事業期間 : 平成28年 4月 ~ 平成48年 3月(20年間) を予定 6.発電設備認定 : 平成27年2月10日に発電設備の認定を取得済み 7.事業スキーム 消化ガス売却 【発電事業者】 土地占用許可 固定価格 買取制度 (FIT) 消化ガス料金 温水供給 土地使用料 消化ガス 売買契約 【電力会社】 電力買取 固定資産税 基本協定 電力売却 ●設備投資 ●発電設備の建設 ●発電事業の運営 系統連系 特定契約 設備認定 ■消化ガス発電設備 完成予想 月島機械株式会社 〒104-0053 東京都中央区晴海 3-5-1 TEL 03-5560-6511(代表) FAX 03-5560-6591 添付資料 月島機械株式会社 〒104-0053 東京都中央区晴海 3-5-1 TEL 03-5560-6511(代表) FAX 03-5560-6591 《本リリース に関するお問い合わせ先》 月島機械株式会社 経営企画部(IR 担当) TEL 03-5560-6513 《消化ガス発電事業 に関するお問い合わせ先》 月島機械株式会社 水環境事業本部 新事業推進部 TEL 03-5560-6540 以上 月島機械株式会社 〒104-0053 東京都中央区晴海 3-5-1 TEL 03-5560-6511(代表) FAX 03-5560-6591
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