健康科学・看護学専攻シラバス - 東京大学大学院医学系研究科・医学部

健康科学・看護学専攻シラバス
2015年度
(S1・S2/SP)
東京大学大学院医学系研究科
6.授業科目(科目一覧・科目紹介)
科目番号
科目名
担当教員
曜日・時間 ターム
開始日・その他連絡事項
41521111 健康社会学特論
Ⅰ 近藤 尚己 准教授 木:1&2
A2
11月12日(木)
41521112 健康社会学特論
Ⅱ 橋本 英樹 教授
A2
11月6日(金)
金:1&2
41521121 精神保健学特論
Ⅰ 川上 憲人 教授
火:1
S1・A1 4月7日(火) 8:30~
41521122 精神保健学特論
Ⅱ
川上 憲人 教授
火:5
島津 明人 准教授
A2・W
11月10日(火)
41521131 疫学・予防保健学特論
Ⅰ
松山 裕
教授
木:1&2
大庭 幸治 准教授
S1
4月9日(木)
41521132 疫学・予防保健学特論
Ⅱ
松山 裕
教授
木:1&2
大庭 幸治 准教授
A1・A2 10月15日(木)
41521141 健康学習・教育学特論
Ⅰ 橋本 英樹 教授
単位
講義室
教育研究棟13F
2 公共健康医学専攻講義
室
教育研究棟13F
2 公共健康医学専攻講義
室
教育研究棟13F
2 公共健康医学専攻講義
室
教育研究棟13F
2 公共健康医学専攻講義
室
2
医学部3号館別棟5F
(E501)
2
医学部3号館別棟5F
(W505)
教育研究棟13F
金:1&2
W
1月15日(金)
2 公共健康医学専攻講義
室
41521142 健康学習・教育学特論
Ⅱ
開講しない
41521151 健康増進科学特論
Ⅰ 李 廷秀
41521152 健康増進科学特論
Ⅱ
41521161 生物統計学特論
Ⅰ 松山 裕
41521162 生物統計学特論
Ⅱ
准教授 火:3&4
2
教育研究棟13F
A2
11月10日(火)
2 公共健康医学専攻講義室
水:5&6
S1
4月8日(水)
2
医学部3号館別棟5F
(E501)
松山 裕
教授
水:5&6
大庭 幸治 准教授
A1
単位取得希望者は開始日に出席のこ
と。
2
医学部3号館別棟5F
(E501)
41521171 医療倫理学特論
Ⅰ 瀧本 禎之 准教授 木:5&6
S1
4月9日(木)
2
教育研究棟13F
SPH講義室
41521172 医療倫理学特論
Ⅱ 瀧本 禎之 准教授 木:5&6
S1・S2 6月4日(木)
2
教育研究棟13F
SPH講義室
41521211 看護体系・機能学特論
Ⅰ 真田 弘美 教授
月:1&2
(隔週)
S1・S2 4月13日(月)
2 医学部3号館:N203
41521212 看護体系・機能学特論
Ⅱ 真田 弘美 教授
月:1&2
A1・A2 9月14日(月)
2 医学部3号館:N203
41521221 看護管理学特論
Ⅰ 真田 弘美 教授
月:1&2
(隔週)
S1・S2 4月9日(月)
2 医学部3号館:N203
41521222 看護管理学特論
Ⅱ 真田 弘美 教授
月:1&2
A1・A2 9月7日(月)
2 医学部3号館:N203
41521231 成人看護学特論
Ⅰ 山本 則子 教授
月:3&4
S1・S2 4月13日(月)
2 医学部5号館:210
41521232 成人看護学特論
Ⅱ 山本 則子 教授
金:1&2
A1・A2 9月11日(金)
2 医学部5号館:210
41521241 緩和ケア看護学特論
Ⅰ 山本 則子 教授
木:3&4
S1・S2 4月16日(木)
2 医学部5号館:210
41521242 緩和ケア看護学特論
Ⅱ 山本 則子 教授
木:3&4
A1・A2 9月17日(木)
2 医学部5号館:210
開講しない
教授
9月9日(水)
4月17日(金)
41521251 家族看護学特論
Ⅰ 上別府 圭子教授
金:3&4
S1
受講希望者は、4月10日(金)まで
に、 教室主任<[email protected]>まで連絡してくださ
2 医学部5号館:105
11月20日(金)
41521252 家族看護学特論
Ⅱ 上別府 圭子教授
金:3&4
A2
受講希望者は、11月13日(月)まで
に、教室主任<[email protected]>まで連絡してくださ
41521261 地域看護学特論
Ⅰ 永田 智子 准教授
火:3&4
(隔週)
S2
日程等を変更することがあります。
詳細は別途掲示します。
41521262 地域看護学特論
Ⅱ 永田 智子 准教授
火:3&4
(隔週)
A1
日程等を変更することがあります。
詳細は別途掲示します。
1
2 医学部5号館:107
6月9日(火)
2 医学部5号館:109
9月15日(火)
2 医学部5号館:109
科目番号
科目名
担当教員
曜日・時間
学期
開始日・その他連絡事項
単位
講義室
41521271 精神看護学特論
Ⅰ 川上 憲人 教授
火:1
S1・A1 4月7日(火)
2 医学部3号館3F:S308
41521272 精神看護学特論
Ⅱ 宮本 有紀 講師
火:1&2
A2
11月10日(火)
2 医学部3号館3F:S308
41521281 老年看護学特論
Ⅰ 真田 弘美 教授
金:5&6
S1
4月10日(金)
2 医学部3号館:S201
41521282 老年看護学特論
Ⅱ 真田 弘美 教授
月:5&6
A1
9月14日(月)
2 医学部3号館:S101
41521291 母性看護学・助産学特論
Ⅰ
准教授 木:3&4
S1
4月9日(木)
2 医学部5号館:315
准教授 木:3&4
A1
9月17日(木)
2 医学部5号館:315
S1・S2
履修希望者は事前に[email protected] までメールに
て連絡をして下さい。
41521292 母性看護学・助産学特論
春名 めぐ
み
春名 めぐ
Ⅱ
み
4月9日(木)
41521311 保健医療情報学特論
Ⅰ 大江 和彦 教授
木:3
病院管理研究棟4F
2 企画情報運営部会議室
11月5日(木)
履修希望者は事前に[email protected] までメールに
て連絡をして下さい。
41521312 保健医療情報学特論
Ⅱ 大江 和彦 教授
木:3
A2・W
41521321 放射線健康科学特論
Ⅰ 宮川 清
木:5
4月9日(木)
S1・A1 受講希望者は事前に内線23503まで
教授
病院管理研究棟4F
2 企画情報運営部会議室
2
医学部3号館別棟
S104
2
医学部3号館別棟
S104
連絡してください。
11月5日(木)
41521322 放射線健康科学特論
Ⅱ 宮川 清
教授
木:5
A2・W
41521331 音声言語保健学特論
Ⅰ
開講しない
2
41521332 音声言語保健学特論
Ⅱ
開講しない
2
41521341 歯科保健学特論
Ⅰ
開講しない
2
41521342 歯科保健学特論
Ⅱ
開講しない
2
41521351 行政看護学特論
Ⅰ 永田 智子 准教授 水:1&2
41521352 行政看護学特論
Ⅱ
開講しない
41521361 創傷看護学特論
Ⅰ 真田 弘美 教授
月:5&6
S1
4月6日(月)
2 医学部3号館:S201
41521362 創傷看護学特論
Ⅱ 真田 弘美 教授
月:5&6
A2
11月2日(月)
2 医学部3号館:S101
木内 貴弘
教授
41521381 医療コミュニケーション学特論Ⅰ 石川 ひろ
火:3&4
准教授
の
S1
4月7日(月)
2 公共健康医学専攻講義
木内 貴弘
教授
41521382 医療コミュニケーション学特論Ⅱ 石川 ひろ
水:3&4
准教授
の
S2
A1
受講希望者は事前に内線23503まで
連絡してください。
9月16日(水)
2 医学部5号館:109
2 医学部5号館:109
教育研究棟13F
室
教育研究棟13F
6月10日(水)
2 公共健康医学専攻講義
室
各講義の開始日や教室などは、掲示などを十分注意して、常に確認して下さい。
S1:平成27年4月6日(月)~6月4日(木) / S2:平成27年6月5日(金)~7月31日(金)
A1:平成27年9月10日(木)~10月30日 / A2:平成27年11月2日(月)~12月28日 / W:平成28年1月4日(月)~3月2日(水)
2
科 目 番 号
学
期
担 当 教 員
講 義 室
授業開始日
41521121
授 業 科 目 名 精神保健学特論 I
日 火曜日
時 限 5限
曜
川上憲人、非常勤講師
医学部・教育研究棟 13 階 公共健康医学専攻講義室
4 月 7 日(火)
精神保健の疫学を理解し、効果的な第一次、第二次、第三次予防対策を立
案することができるようになるために、精神保健疫学の基礎および精神保
健対策の科学的根拠を学ぶと同時に、事例研究(ケーススタディ)を通じ
授 業 の 目 的 て基礎的かつ実践的な能力を身につけることを目的とする。
S1・S2
各回1テーマの講義あるいは事例研究(ケーススタディ)
担当教員(または非常勤講師)による講義を行う。あるいは学生がテーマ
授 業 の 方 法 に関して発表しこれに担当教員が補足を行い、全員で討論する。
4/7
1)オリエンテーション、総論
4/14 2)精神疾患の疫学
4/21 3)精神健康の測定法とスクリーニング
4/28 4)精神保健のサービス利用
5/12 5)精神健康と心理社会的支援
5/19 6)課題発表1:精神保健対策の科学的根拠(その1)
5/26 7)課題発表1:精神保健対策の科学的根拠(その2)
6/2 (休講)
6/9
8)トピックス①:自殺予防対策
6/16 9)トピックス②:精神保健行政の現状と課題
6/23 10)トピックス③:国際精神保健
授 業 日 程 6/30 11)トピックス④:災害時の精神保健
7/7 (休講)
7/14 12,13)課題発表2:精神保健の対策を立案する(5,6
限)※
※最終回のみ授業時間が 16:50-20:30 となるので注意すること。
教科書及び
教科書は指定しない。毎回、講義資料を配付する。
参 考 書
成 績 評 価 出席(25%)、課題発表(25%)およびレポート(50%)により総合的に評価する。
そ の 他 職場における精神保健対策について学ぶ「精神保健学特論Ⅱ」と関連する。
3
科 目 番 号
タ ー ム
担 当 教 員
講 義 室
授業開始日
41521131
S1
授 業 科 目 名 疫学・予防保健学特論 I
日 木
時 限 2
曜
松山 裕、大庭 幸治
医学部 3 号館別棟 5 階(E501)
4 月 9 日 10:25 開始
下記の教科書の 1 章から 12 章を輪読する。
授業の目的
Rothman KJ, Greenland S, Lash TL. Modern Epidemiology, 3rd edition.
Philadelphia: Lippincott-Williams-Wilkins, 2008.
授 業 の 方 法 輪読形式
授 業 日 程
4 月 9 日より毎週木曜日の午前 10 時 25 分から 12 時 15 分。
祝祭日を除いて下記の日程で行う予定。
4 月 9 日(木) ~
6 月 11 日(木)
教科書及び
上記指定の教科書
参 考 書
成 績 評 価 毎回の出席と 1 回以上の発表で単位を認定する。
そ の 他 単位取得希望者は初回に出席のこと。
4
科 目 番 号
タ ー ム
担 当 教 員
講 義 室
授業開始日
授 業 科 目 名 生物統計学特論 I
41521161
曜 日 水
時 限 5・6 限
S1
松山 裕,坂巻 顕太郎(非常勤講師)
医学部三号館別棟 5F(E501)
4月8日
生物統計学における基礎的で重要な理論・手法や、それらの現実問題への
授 業 の 目 的 応用例を学ぶことにより、統計的なものの考え方を習得することを狙いと
する。
授 業 の 方 法 講義形式
講義時間は、毎回 17:00-19:00
4 月 8 日 統計学の概要・確率と確率分布
4 月 15 日 推定論
4 月 22 日 仮説検定論
授 業 日 程 5 月 13 日 データ解析の考え方
5 月 20 日 分散分析、線型モデル
5 月 27 日 カテゴリカルデータ解析、一般化線型モデル
6 月 3 日 (休講)
6 月 10 日 生存時間解析
教科書及び
参 考 書
成 績 評 価 出席+毎回の宿題
そ の 他 希望者は 1 回目の講義に出席すること
5
科 目 番 号
学
期
担 当 教 員
講 義 室
授業開始日
41521171
S1
曜
授 業 科 目 名 医療倫理学特論 I
日 木曜
時 限 5~6 時限
瀧本 禎之
医学部教育研究棟 13F SPH 講義室
2014 年 4 月 9 日(木曜日)
公衆衛生領域の政策決定や臨床現場における倫理的判断の基礎となる倫
理・哲学的な考え方を教える。医療倫理学総論、インフォームド・コンセ
授 業 の 目 的 ント、研究倫理などを取り上げ、全体講義と少人数討論(ディベート)を
行う。学生は、講義を聴講するとともに、レポートを提出することが求め
られる。
各回、最初に全体講義を行い、当該テーマに関する必要知識を教授する。
授 業 の 方 法 さらに、当該知識を実践に活用するための訓練として、少人数のグループ
に分かれ、用意した課題に関してディスカッションを行う。
(1)生命・医療倫理学とは / 倫理学の基礎 1
(2)倫理学の基礎 2 /医療倫理の原則と重要概念
(3)臨床症例の倫理的検討法
授 業 日 程 (4)ケアの倫理 / 生殖補助医療
(5)IC の法理 / 終末期医療
(6)守秘義務 / 研究倫理
(7)模擬倫理委員会
教科書及び
参 考 書
成 績 評 価
そ の 他
・赤林朗(編著)『入門・医療倫理 I』勁草書房
・ Jonsen, A.R. et al.著(赤林、蔵田、児玉監訳)
『第 5 版臨床倫理学―臨
床医学における倫理的決定のための実践的なアプローチ』新興医学出版
・ 赤林朗編著 『ケースブック 医療倫理』 医学書院
・ Hope, T.著(児玉聡・赤林朗訳)『一冊で分かる医療倫理』岩波書店
出席、及び最終レポートにより評価する。
「医療倫理学特論 II」受講の基礎となる内容である。
6
科 目 番 号
学
期
担 当 教 員
講 義 室
授業開始日
41521172
授 業 科 目 名 医療倫理学特論 II
日 木曜
時 限 5~6 時限
S1・S2
曜
瀧本 禎之
医学部教育研究棟 13F SPH 講義室
2014 年 6 月 4 日(木曜日)
公衆衛生倫理と臨床倫理コンサルテーションの 2 つの領域に関して実践的
授 業 の 目 的 な知識を涵養するために、全体講義と少人数討論(ディベート)を行う。
学生は、講義を聴講するとともに、レポートを提出することが求められる。
各回、最初に全体講義を行い、当該テーマに関する必要知識を教授する。
授 業 の 方 法 さらに、当該知識を実践に活用するための訓練として、少人数のグループ
に分かれ、用意した課題に関してディスカッションを行う。
(1)公衆衛生倫理入門
(2)公衆衛生・政治哲学
(3)研究者の倫理と不正 /医療における意思決定
授 業 日 程 (4)倫理コンサルテーション I
(5)資源配分と新型インフルエンザ
(6)健康格差と正義
(7)倫理コンサルテーション II
教科書及び
参 考 書
成 績 評 価
そ の 他
・赤林朗(編著)『入門・医療倫理 I』勁草書房
・ Jonsen, A.R. et al.著(赤林、蔵田、児玉監訳)
『第 5 版臨床倫理学―臨
床医学における倫理的決定のための実践的なアプローチ』新興医学出版
・ 赤林朗編著 『ケースブック 医療倫理』 医学書院
・ Hope, T.著(児玉聡・赤林朗訳)『一冊で分かる医療倫理』岩波書店
出席、及び最終レポートにより評価する。
医療倫理学特論 I の内容を前提とする。
7
科 目 番 号 41521211
授 業 科 目 名 看護体系・機能学特論 I
タ
ー
ム S1
曜
日 月曜日(隔週) 時 限 1・2 時限
担 当 教 員 武村雪絵,非常勤講師
講
義
室 医学部 3 号館 N203 号室
授 業 開 始 日 平成 27 年 4 月 20 日
変化する保健医療福祉制度の中での看護学及び看護実践の今後の在り方
を考える.看護における高度実践とその支援技術の基盤について学ぶとと
授 業 の 目 的
もに,看護業務の専門性と法的責任がどのように規定されているのかを講
義を通して学ぶ.
授 業 の 方 法 担当教員及び非常勤講師による講義ならびにディスカッション
授 業 日 程
4 月 20 日
ガイダンス(1 時限)
5 月 11 日
精神看護専門看護師の高度実践
(東大病院看護部:精神看護専門看護師 中嶋須磨子)
糖尿病看護認定看護師の高度実践
(東大病院看護部:糖尿病看護認定看護師 大橋優美子)
5 月 25 日
看護師の高度実践(東京医療保健大学 草間 朋子)
6月
8日
看護業務の専門性と法 1
(國學院大学 法科大学院 平林 勝政)
6 月 22 日
看護業務の専門性と法 2(平林 勝政)
7 月 13 日
米国 NP の役割(鈴木 美穂)
7 月 29 日
認定看護師教育(日本看護協会看護研修学校 島橋 誠)
※講義内容・日程は変更する場合があります.
教科書及び参
考
書
出席,ディスカッションへの参加および最終レポートにより統合的に評価
する
講師の都合により日時変更の可能性あり
受講希望者は 4 月 20 日の初回ガイダンスに出席すること.
他
連絡先:基礎看護学教室 池田真理 (内線 23524)
e-mail:[email protected]
成 績 評 価
そ
の
8
科 目 番 号 41521221
授 業 科 目 名 看護管理学特論 I
タ
ー
ム S1
曜
日 月曜日(隔週) 時 限 1・2 時限
担 当 教 員 武村雪絵,非常勤講師
講
義
室 医学部 3 号館 S201,202 号室
授 業 開 始 日 平成 27 年 4 月 13 日
専門的高度看護実践(専門看護師の実践を含む)の背景となる、医療をめぐ
る社会経済環境の変化と看護政策・行政の動向、および、それらに対処す
る看護管理の方法論について講義と文献を通じて学ぶ。各受講者は、自ら
授 業 の 目 的 の経験をふまえて討論に参加することを通して看護管理実践の素養を身
につけるように努める。さらに、保健医療福祉に携わる人々の調整や看護
管理者と協力した専門的看護提供のために必要な知識を学ぶ。学習の助け
となるよう、各講義担当者は、別途、資料を用意する予定である。
授 業 の 方 法 担当教員及び非常勤講師による講義ならびにディスカッション
4 月 13 日
ガイダンス(1 時限)
4 月 27 日*4 限 医療情報管理
5 限 保健医療の政策・行政の動向
授 業 日 程
5 月 18 日
医療経済・病院経営と看護
6月 1日
組織論/
リーダーシップ、変革
6 月 15 日
7月 6日
7 月 27 日
教 科 書 及 び
参
考
書
成 績 評 価
そ
の
他
美代賢吾
石田昌宏
井出恵伊子
武村雪絵
人的資源管理/
能力開発とキャリア発達
看護の質管理/
リスクマネジメント
チーム医療、多職種連携、他施設連携
コミュニケーション、交渉
まとめ
武村雪絵
武村雪絵
武村雪絵
※講義内容・日程は変更する場合があります.
講義で配布する資料以外で学習の助けとなる参考者を以下に挙げる。
・尾形裕也,田村やよい.看護経済学―マネジメントのための基礎.東京:
法研; 2002
・ Sullivan E, Decker P. Effective leadership and management in
nursing. 8thed. Prentice Hall.; 2012.
・菅田勝也編.看護管理に活かすベンチマーキング.東京:中山書店;2012
出席,ディスカッションへの参加および最終レポートにより統合的に評価
する
講師の都合により日時変更の可能性あり
受講希望者は 4 月 13 日の初回ガイダンスに出席すること.
連絡先:基礎看護学教室 池田真理 (内線 23524)
e-mail:[email protected]
9
科 目 番 号
タ ー ム
担 当 教 員
講 義 室
授業開始日
授 業 科 目 名 成人看護学特論 I
41521231
S1・S2
曜 日 月曜日
時 限 3・4時限
山本則子
医学部 5 号館 210 号室
平成 27 年 4 月 13 日
看護学の知の構築のあり方に関し文献を用いて検討し、看護学研究者とし
授 業 の 目 的 ての理論的基盤を持った姿勢を涵養する。
授業の方法
授 業 日 程
看護学における知の構築に関する文献を輪読する。後半は、参加者の関心
領域に関して概念的・理論的な検討を加える。
4 月 13 日
概要説明・役割分担・文献準備
4 月 27 日
研究者になるということ
5 月 11 日
看護学はどのように発展してきたか
5 月 18 日
看護学とは何か・実践の学問における理論の役割
5 月 25 日
理論を吟味する
6月 8日
概念構築
6 月 22 日
理論構築 (1)
7月 6日
理論構築(2)
教科書及び
文献リストを別途配布します
参 考 書
成 績 評 価 出席、文献の報告とクラス討論への参加により総合的に評価
受講希望者は教室事務松本 [email protected] までご一報くださ
そ の 他
い。
10
科 目 番 号 41521241
タ
ー
ム
担 当 教 員
講
義
室
授 業 開 始 日
授 業 の 目 的
授 業 科 目 名 緩和ケア看護学特論 I
3・4 時限
S1 S2
曜
日 木曜日
時 限
(1 コマ:105 分)
山本則子,高井ゆかり,非常勤講師
医学部 5 号館 210 号室
平成 27 年 4 月 16 日
本講義では,がん看護専門看護師に必要な知識や技術を習得するために,
がん患者に共通して見られる症状への緩和ケアに関する講義を行う.特
に,様々なタイプの痛みに対する緩和ケアの講義・演習等を通し,患者の
経験を理解するために必要な病態生理,身体・心理社会的な影響,治療方
法やアセスメント・ケアの実際,理論,多職種連携,ガイドライン及び研
究成果等について習得する必要性を理解する.これにより様々な症状に対
して適切な技術を選択し提供するための基礎を習得する.
授 業 の 方 法 担当教員及び非常勤講師による講義ならびにディスカッション
1 4月 16 日 ガイダンス,わが国の緩和ケアシステム,痛みのアセスメント,
2
3
4
5
6
授 業 日 程
7
8
9
10
11
トータルペイン、ガイドラインの紹介
4 月 30 日 痛みのタイプ別に見た発生機序とその特徴(急性痛と慢性痛)
4 月 30 日 痛みへの治療の実際(薬物療法,神経ブロック等)
掻痒感や化学療法による末梢神経障害について
5 月 14 日 緩和ケアに関する研究の実際①
5 月 14 日 緩和ケアに関する研究の実際②
5 月 28 日 急性期的な症状へのケア:急性痛による影響とそれへのケア(身
体的影響やせん妄とケア),痛み多職種連携実践の実際
5 月 28 日 がん性痛へのケア
6 月 11 日 慢性期的な症状へのケア:慢性痛による影響とそれへのケア
(心理社会的な影響とケア)
6 月 11 日 症状マネジメント(倦怠感・掻痒感・抑うつ傾向患者の看護)*1
6 月 25 日 脳の dysfunction と運動療法、認知行動療法
6 月 25 日 認知行動療法と(そのエッセンスを看護に取り入れるために必要
な知識・技術)
7 月 9 日 事例検討:痛みのある患者の事例を持ち寄り検討する*1
*2
多職種協働の実際:緩和ケア病棟やペインチームの活動見学
12
13
講義内容・日程は変更する場合があります
*1 事前課題をもとにディスカッションを行います
*2 4 月以降に日程調整を行います
教 科 書 及 び
適宜紹介する
参
考
書
成 績 評 価 出席,ディスカッションへの参加及び課題内容により統合的に評価する
そ
の
受講希望者は 4 月 16 日の初回ガイダンスに出席すること.
他
連絡先:成人看護学教室 事務 松本 (内線 23508)
e-mail:[email protected]
11
科 目 番 号 41521251
授 業 科 目 名 家族看護学特論Ⅰ
タ ー ム S1
曜 日 金
時 限 3・4
上別府圭子(家族看護学分野 教授)
担 当 教 員
星 順隆(国際医療福祉大学保健医療学部 前教授,大学院非常勤講師)
講 義 室 医学部 5 号館 105 号室(家族看護学演習室)
授 業 開 始 日 4 月 17 日(金)
「家族看護学特論Ⅰ」では、家族の支援に向けた研究論文の講読と、家
族面接を中心としたインタビュー法の演習を隔年で行っています。
今年は、家族に関する研究論文の講読を行います。家族の複雑な現象を
いかにとらえるかについて、理論的な背景を学習し、研究の組み立て方を
授業の目的
身につけることをねらいとします。
また、実際の臨床素材として、小児科現場から見た子育ての問題や、小
児がんの子どもをもつ家族の課題について考えます。当事者の方にもご協
力をお願いしています。
授業の方法
講義
①
②
③
④
授 業 日 程 ⑤
⑥
⑦
および
Journal の講読、討論
4 月 17 日(金)家族看護学的研究方法論とは
4 月 24 日(金)研究論文講読・討論
5 月 8 日(金)小児がんの子どもの家族
5 月 15 日(金)子育てと家族看護
5 月 22 日(金)研究論文講読・討論
5 月 29 日(金)研究論文講読・討論
6 月 5 日(金)研究論文講読・討論・まとめ
上別府
上別府
星
星
上別府
上別府
上別府
※日程は変更の可能性があります。
教科書及び
その都度、呈示します。
参 考 書
成 績 評 価 演習やディスカッションへの積極的な参加をもって成績評価とします。
そ
の
他
※受講希望者は 4 月 10 日(金)までに下記に連絡してください。
上別府圭子<[email protected]>
12
科 目 番 号 41521261
タ
ー
ム S2
担 当 教 員
講
義
授 業 科 目 名 地域看護学特論Ⅰ
曜
日 火曜日
時 限 3,4 限
永田智子,成瀬昂(東京大学大学院 地域看護学分野)
田上豊(埼玉県立大学),小林小百合(東京工科大学 医療保健学部)
室 5 号館 109 号室
授 業 開 始 日 2015 年 6 月 9 日
授業の目的
地域看護の基礎となる理論・研究方法について、
地域看護活動の実践例と教科書を基に学ぶ。
授 業 の 方 法 講義
1.地域看護の概念について
2.モデルと研究:モデルの説明、研究デザイン
3.方法論(1):疫学・横断縦断のデザイン
4.方法論(2):介入研究の具体例と組み方
授 業 日 程
5.エスノグラフィー
6.文献レビューについて
7.在宅ケアシステムの現状とこれまでの経緯(歴史・研究)
教科書及び
参
考
書
成 績 評 価 出席、文献輪読、発表・討議により評価する。
そ
の
他
13
科 目 番 号
タ ー ム
担 当 教 員
講 義 室
授業開始日
41521271
授 業 科 目 名 精神看護学特論Ⅰ
日 火
時 限 1
S1・A1
曜
川上憲人
医学部3号館3階 S308
4 月 7 日(火)8:30~
精神保健学・精神看護学では疫学的手法を用いた研究がその進歩に大き
な役割を果たしている。この授業科目では、精神保健・精神看護をテーマ
授業の目的
とした疫学研究について、その進め方について基本的な技術を習得するこ
とを目的とする。
研究仮説の設定、疫学研究デザインと統計手法の基礎、論文の読み方、
授 業 の 方 法 データの収集、論文の書き方について講義を行う。各回に用意された演習
を行う。あるいは原則毎回出される課題を学生が発表し討議を行う。
前半(S1 ターム)
第1回 4 月 7 日
第2回 4 月 14 日
第3回 4 月 21 日
第4回 4 月 28 日
第5回 5 月 12 日
第6回 5 月 19 日
第7回 5 月 26 日
研究とは何か・仮説を読み取る
疫学と生物統計学の基礎
文献レビューの方法
精神保健・精神看護の疫学論文の読み方
論文を読む(1)
論文を読む(2)
論文を読む(3)と前半のまとめ
後半(A1 ターム)
第8回 9 月 8 日
第9回 9 月 15 日
授 業 日 程 第 10 回 9 月 29 日
第 11 回 10 月 6 日
第 12 回 10 月 13 日
第 13 回 10 月 20 日
研究計画とデータの収集(1)
研究計画とデータの収集(2)
精神保健・精神看護の疫学論文の書き方
論文の投稿から掲載まで
課題発表(1)
課題発表(2) と後半のまとめ
教科書及び
テキストを準備します。参考書等は別途推薦します。
参 考 書
成 績 評 価 出席、授業への参加の程度、課題に基づいて行います。
そ の 他 授業は、英語および日本語で行われます。
14
科 目 番 号
タ ー ム
担 当 教 員
講 義 室
授業開始日
授 業 科 目 名 老年看護学特論I
41521281
曜 日 金曜日
時 限 5&6 時限
S1
森武俊、真田弘美、玉井奈緒
医学部 3 号館 S201
平成 27 年 4 月 10 日(金)
少子高齢社会をむかえ、看護を必要とする人の多くが高齢者であるという
現実に直面している。高齢者は身体的機能の低下により回復も遅れ、また
合併症を併発することも多い。高齢化は誰もが通る道であり、その成熟の
授業の目的
過程で大きな多様性が生じる。褥瘡や糖尿病性足潰瘍、生体計測などを題
材に、基礎・臨床・工学の3つの観点から、高齢者のケアに関連した最新
の研究動向を把握し、今後の老年看護学のあり方を考察する。
初回に老年看護学に関するイントロダクションを行い、以降病態メカニズ
ムに関連した基礎科学・バイオロジー、臨床評価・調査、機器やシステム
授業の方法
開発に関連した工学の文献にあたり、プレゼンテーションとディスカッシ
ョン、サマライズを行う。
・イントロダクション
・生物学領域文献抄読、クリティーク
・臨床領域文献抄読、クリティーク
・工学領域文献抄読、クリティーク
授 業 日 程
・まとめ
初回授業にて、進め方を説明します。
その際に論文の担当も割り振りますので、必ず出席してください。
教科書及び
上記テーマに関連する文献について調べ、発表を行う。
参 考 書
成 績 評 価 出席、プレゼンテーション、レポート
連絡教員:玉井奈緒
そ の 他
(医学部 5 号館 304, 内線 23451, [email protected])
15
科 目 番 号 41521291
タ
ー
授業科目名 母性看護学・助産学特論Ⅰ
ム S1
時 限 3・4
曜 日 木
春名めぐみ、松崎政代
担 当 教 員 非常勤講師:島田三惠子(大阪大学)
大田えりか(成育医療研究センター研究所)
講
義
室 医学部 5 号館 315
授 業 開 始 日 4 月 9 日(木)
母性看護学・助産学分野における現在のニーズ・課題、最新の研究の動向について把
授 業 の 目 的 握し、今後の研究課題を考察するために必要な科学的思考を身につける。具体的には、
根拠に基づく医療・看護と文献レビューの基本的な考え方および方法論について学ぶ。
講義・演習
授業の方法
根拠に基づく医療・看護(Evidence-based Medicine・Nursing)と文献レビューの基本
的な考え方および方法論について、演習を通して学ぶ。
非常勤講師による講義では、最新の知見・動向をもとにディスカッションを行う。
1)4 月 9 日(木) 13:00-16:40
オリエンテーション,EBM の基本と考え方(春名)
2)4 月 16 日(木) 13:00-16:40
PICO から検索、バイアスの評価の方法(大田)
3)4 月 22 日(水) 13:00-16:40
授 業 日 程
メタ解析の手法(大田)
4)5 月 7 日(木) 10:25-16:40 ※時間帯にご注意ください
研究疑問と研究計画そして論文を仕上げるまで(島田)
5)5 月 14 日(木) 13:00-16:40
文献レビューの基本的な考え方・方法論(春名)
6)5 月 21 日(木) 13:00-16:40
助産学分野における研究課題とその動向(松崎)
Higgins JPT, Green S (editors). Cochrane Handbook for Systematic Reviews of
Interventions Version 5.1.0 [updated March 2011]. The Cochrane Collaboration,
2011. Available fromwww.cochrane-handbook.org.
教 科 書 及 び Sterne, J. A., Egger, M., & Smith, G. D. (2001). Systematic reviews in health
参 考 書 care: investigating and dealing with publication and other biases in metaanalysis. BMJ: British Medical Journal, 323(7304), 101.
諏訪敏幸. 看護研究者・医療研究者のための系統的文献検索概説.近畿病院図書室協議
会. 2013.
成 績 評 価 出席率、発表、試験を総合的に評価して判定する
そ
の
他
※受講希望者は、母性看護学・助産学分野の春名(E-mail: [email protected])、
または内線 23379 までご連絡下さい。
16
科 目 番 号 41521311
タ
ー
ム S1・S2
授 業 科 目 名 保健医療情報学特論Ⅰ
曜
日 木
時 限 3
担 当 教 員 大江 和彦(教授)
講
義
室 附属病院管理研究棟4F 企画情報運営部 会議室
授 業 開 始 日 4月9日
保健・医療情報学に関わる研究課題を出席者が順にプレゼンし、保健医
授 業 の 目 的 療分野の現在の課題やトピックスと対比させながら議論することによ
り、当該分野における情報学の役割を学ぶことを目的とする。
教室のスタッフ、研究生、院生らが当番生で研究課題を、その背景、手
法、国内外の研究状況や先行研究と対比しながら、40分程度でプレゼン
テーシ
ョンし、その後に質疑応答、教室員とともに議論をする。
授 業 の 方 法 発表担当の当番は、事前に輪番で指名される。
発表担当者は、1週間前までに話題または論文タイトルをアナウンスす
る。
発表者以外の参加者は事前に目を通し、当日質問することにより議論に参
加する。
授 業 日 程
4月から7月下旬まで原則、毎週木曜日の3限(13:00~14:45)
に実施する。
なお、教室の事情により事前通知のもとで、日程変更する場合がある。
Biomedical Informatics : Computer Applications in Health Care and
教 科 書 及 び Biomedicine. 3rd Edition. by Edward H. Shortliffe (Editor), Springer,
参 考 書
2006, 2nd printing 2010.
成 績 評 価 出席、発表、質疑参加など総合的に評価する。
そ
の
他
履修希望者は事前に[email protected] までメールにて連絡
をして下さい。
17
科 目 番 号
タ ー ム
担 当 教 員
講 義 室
授業開始日
授 業 科 目 名 放射線健康科学特論 I
41521321
S1・A1
曜 日 木
時 限 5
宮川 清
医学部 3 号館別棟 S104
4月9日
授業の目的
現代社会において、放射線を有効に活用するために、そのリスクとベネフ
ィットについて最先端の生命科学の視点から理解を深める。
授業の方法
放射線生命科学における重要な論文を学生が紹介し、その内容について討
議する。
1.
2.
3.
授 業 日 程
4.
放射線の生体影響
がんの生物学
ゲノム安定性の維持機構
臨床腫瘍学
以上の領域におけるトピックスを毎週選定する。
教科書及び
別途指示
参 考 書
成 績 評 価 出席状況
そ の 他
18
科 目 番 号
タ ー ム
担 当 教 員
講 義 室
授業開始日
授 業 科 目 名 創傷看護学特論I
41521361
曜 日 月曜日
時 限 5、6 時限
S1
真田弘美、峰松健夫、玉井奈緒
医学部 3 号館 S201
平成 27 年 4 月 6 日(月)
創傷治癒は、生体の複雑な反応が適切に制御されることで進行する。創傷
治癒過程の正しい理解と創傷看護学研究の遂行には、臨床的な知識はもと
授 業 の 目 的 より基礎生物学、物理学・工学分野における幅広い知識が必要である。本
講義では、創傷看護学に関する研究を理解する上で必須となる基本的知識
(臨床的、工学的、基礎生物学的知識)の習得を目的とする。
授 業 の 方 法 講義形式。毎回、小テストを行う。
・創傷治癒学の基礎
・創傷のバイオロジー
・褥瘡の基礎と看護学における取組みの意義
・褥瘡の予防、予測、アセスメント、およびケア
授 業 日 程 ・創傷研究に活かす工学的知識
・当研究室の研究の Overview
日程の詳細は後日連絡する。
教 科 書 及 び Sanada H et al., Bioengineering Nursing: New Horizons of Nursing
参 考 書 Research. NOVA Publishers. 2014
成 績 評 価 出席および小テスト(毎回の講義後)
そ の 他 連絡教員:玉井奈緒(医学部 5 号館 304, 内線 23451, [email protected])
19
科
目
名 医療コミュニケーション学特論Ⅰ [科目番号:41521381]
タ
ー
ム S1
単
位
数
2 単位
曜日・授業時間帯 火曜 3、4 時限
場
担
所 医学部・教育研究棟 13 階講義室
当
教
員 木内貴弘、石川ひろの
授 業 の 目 的
授 業 の 方 法
本講義の目的は、医療コミュニケーション(ヘルスコミュニケーション)の理論と
実践を体系的に学習することにある。
医療コミュニケーション学(ヘルスコミュニケーション学)とは、医療・公衆衛生
分野を対象としたコミュニケーション学であり、医療従事者間、医療従事者と患者市
民間、患者市民間等における健康や医療に関連した知識や情報などのコミュニケーシ
ョンを対象とする。医療コミュニケーションは、医学・医療と社会のインターフェイ
スとして、パブリックヘルス分野において、非常に重要な意味を持っている。従来、
ヒト対ヒトのいわゆるヒューマンコミュニケーションを主体に考えられてきたが、現
在では、これに加えて、インターネット、マスメディア、コンピュータ・ゲーム機等
を介したコミュニケーションの意義・役割が増大している。
本講義では、個人あるいは社会としての最適な健康上のアウトカムを得るために、
医学・医療に関する知識・情報を、正確かつ効果的に伝達し、受け手に理解してもら
うために必要な、(1)コミュニケーションの理論体系、(2)コミュニケーションの実務的
方法論、(3)コミュニケーションの評価・分析方法等を取り扱うともに、医療コミュニ
ケーションの具体的な実践例の紹介と分析も行う(具体的な内容は下記の「授業計画
及び内容」を参照のこと)
。本講義の受講によって、医療コミュニケーションを実践し、
改善していくために必要な基礎的な知識を得ることができる。
・ 各回1テーマの講義を行う。
・ テーマに基づいた追加資料の配布や実例の紹介を行うことがある。
日時
4 月 7 日(火)
13:00-14:45
4 月 7 日(火)
14:55-16:40
4 月 14 日(火)
13:00-14:45
4 月 14 日(火)
14:55-16:40
授業計画及び内容
(各回のテーマ)
4 月 21 日(火)
13:00-14:45
4 月 21 日(火)
14:55-16:40
4 月 28 日(火)
13:00-14:45
内容
I. 医療コミュニケーション学総論
医療コミュニケーション学とは
II. 対人コミュニケーション
カウンセリング入門
II. 対人コミュニケーション
患者市民からみた医療者との関係とコミュニ
ケーション
II. 対人コミュニケーション
保健医療専門職の教育とプロフェッショナリ
ズム
I. 医療コミュニケーション学総論
医療コミュニケーションの評価と実証研究
III. メディア・コミュニケーション
ヘルスケア営利企業の広報とコミュニケーシ
ョン
II. 対人コミュニケーション
個人の行動変容を促すコミュニケーション
4 月 28 日(火) II. 対人コミュニケーション
14:55-16:40
集団の行動変容を促すコミュニケーション
5 月 12 日(火) III. メディア・コミュニケーション
13:00-14:45
新聞
20
担当
木内貴弘
久田満
(上智大学)
山口育子
(COML)
北村聖
(医学教育国際研
究センター)
石川ひろの
加藤美生
(日本イーライリ
リー株式会社)
石川雄一
(日本ヘルス
サイエンス
センター)
石川善樹
(株式会社キャン
サースキャン)
阿部文彦
(読売新聞)
5 月 12 日(火) III. メ ディア・コミュニケーション
14:55-16:40
テレビ
5 月 19 日(火) III. メディア・コミュニケーション
13:00-14:45
メディア報道と保健医療情報のコミュニケー
ション
5 月 19 日(火) III. メディア・コミュニケーション
14:55-16:40
個人の問題から社会の問題へ:自殺対策政策実
現の裏側
5 月 26 日(火) III. メディア・コミュニケーション
13:00-14:45
インターネット
5 月 26 日(火) III. メディア・コミュニケーション
14:55-16:40
エンターテインメント・エデュケーション
教科書・参考書等
成績評価の方法
市川衛
(NHK)
渡邊清高
(帝京大学)
清水康之
(ライフリンク)
中山和弘
(聖路加国際大
学)
石川ひろの
・ Athena du Pre. Communicating About Health: Current Issues and Perspectives. 4th ed.
Oxford University Press. 2013
・ Peter G. Northouse & Laurel L. Northouse 著. 萩原明人 訳. ヘルス・コミュニケーシ
ョン 改訂版. 九州大学出版会. 2010
・ Debra L. Roter & Judith A. Hall 著. 石川ひろの、武田裕子 訳. 患者と医師のコミュ
ニケーション―より良い関係作りの科学的根拠. 篠原出版新社. 2007
・ 藤崎和彦、橋本英樹 著. 医療コミュニケーション研究会 編. 医療コミュニケーシ
ョン―実証研究への多面的アプローチ. 篠原出版新社. 2010
講義への出席(30%)、レポート(70%)による。
医療コミュニケーション学は、公衆衛生学・医学・医療のあらゆる分野と関係
他の授業との関連 しているが、健康社会学、健康教育学、健康増進科学、医療安全管理学との関係
が深い。
21
科
目
名 医療コミュニケーション学特論Ⅱ [科目番号:41521382]
タ
ー
ム S2
単
位
数
2 単位
曜日・授業時間帯 水曜3-4限
場
担
所 医学部・教育研究棟 13 階講義室
当
教
員 木内貴弘 石川ひろの
授 業 の 目 的
授 業 の 方 法
医療コミュニケーションの実践に必要な演習を行うことによって、
「医療コミュニケ
ーション学」の講義で学んだ様々な理論や実践法に対する理解を深めるとともに、具
体的な医療コミュニケーションの場(医療機関、官公庁、教育機関、研究機関、患者
支援組織、マスコミ等)でこれらを生かすことができるようにすることを目的とする。
・ 各回、課題にもとづいて演習・発表・討論を行う。
・ 演習毎にプレゼンテーション、レポート提出、相互評価等を行う。
月日
内容
担当
6 月 10 日(水) Ⅰ.対人コミュニケーション演習
園田由紀
(日本 MBTI 協会)
13:00-16:40
MBTI に基づくコミュニケーション演習(1)
園田由紀
Ⅰ.対人コミュニケーション演習
(日本
MBTI 協会)
MBTI に基づくコミュニケーション演習(2)
6 月 24 日(水) Ⅰ.対人コミュニケーション演習
園田由紀
(日本
MBTI 協会)
13:00-16:40
MBTI に基づくコミュニケーション演習(3)
7 月 1 日(水)
木内貴弘
Ⅱ.メディアコミュニケーション演習
13:00-16:40
石川ひろの
インターネットコミュニケーション演習(1)
注意:ノート PC 必要
7 月 8 日(水)
田口智博
Ⅰ.対人コミュニケーション演習
13:00-16:40
(三重大学)
コーチング演習
7 月 15 日(水) Ⅰ.対人コミュニケーション演習
佐藤憂子
(東京歯科大学)
13:00-16:40
接遇演習
7 月 22 日(水) Ⅱ.メディアコミュニケーション演習
木内貴弘
13:00-16:40
石川ひろの
マス・コミュニケーション演習
•
新聞記事の執筆と評価(記者会見演習)
•
既存の新聞記事の評価・分析
注意:ノート PC 必要
7 月 29 日(水) Ⅱ.メディアコミュニケーション演習
木内貴弘
13:00-16:40
石川ひろの
インターネットコミュニケーション演習(2)
注意:ノート PC 必要
・ 田近秀敏:[実践]ビジネス・コーチング―プロフェッショナル・コーチの道具箱、
PHP 研究所、2003
・ 園田由紀(訳):MBTI への招待―C.G.ユングの「タイプ論」の応用と展開、金子
書房、2002
・ 梅田望夫:ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる、ちくま新書、2006
演習への参加(50%)、演習内でのプレゼンテーション(20%)、作成した資料・レ
ポート(30%)によって評価する。やむを得ず欠席する場合には、事前に事情を届け
出れば、別途レポートの提出に代える場合がある。
6 月 17 日(水)
13:00-16:40
授業計画及び内容
(各回のテーマ)
教科書・参考書等
成績評価の方法
他の授業との関連
「医療コミュニケーション学」講義の受講が望ましいが、
「医療コミュニケーション学」
講義の知識は前提としない。
22
[MEMO]
23
[MEMO]
24