逢瀬中だより No.3 - 郡山市教育研修センター

郡 山 市 立 逢瀬 中 学 校だ よ り N O3
〒963-0213
郡山市逢瀬町多田野字長倉山1-1
発 行 日 : 平 成 2 7 年 5 月 1 2日
文 責:校長 鈴木 康雄
子どもたち、がんばっています。
部活動、各大会等への送迎・応援
ありがとうございます。
連休明けて、子どもたちの様子はいかが
ですか。少し疲れ気味でしょうか。
4月の出席率は、とてもよく、学校全体
で 99.4%でした。特に1年生は、 100%と、
全員休まず登校できました。1年生も、部
活動に本格的に参加して中学校の生活にも
慣れつつあります。
この連休中には 、各部活動で大会があり 、
逢瀬中チームも、各種大会に参加してきま
した。保護者の皆様には、送迎、応援して
いただき、ありがとうございます。子ども
たちの励みになり、たいへん喜んでいると
思います。今後の大会に向けて、試合に参
加できる喜び、向上しようとする気持ちを
大切にさせたいと思います。
上位入賞結果
○ 市内中学校春季バレーボール選手
権大会
Ⅰ部 第2位
○ 県中地区学年別卓球選手権大会
2年 第3位 橋本 敦弘
(県大会出場)
1年 県大会出場者
安藤 太雅、増戸 麟
成田 幸生、鈴木 大雅
5月行事予定
5月11日(月)家庭訪問、生徒会総会、前期学級役員任命式
12日(火)家庭訪問、集金日
13日(水)家庭訪問、眼科検診、集金日
14日(木)家庭訪問
15日(金)市陸上大会壮行会、PTA専門委員会
20日(水)弁当、市陸上競技大会
21日(木)弁当、市陸上競技大会
22日(金)職員会議
25日(月)教育実習開始(伊藤秀晃さん)~6月12日(金)まで
26日(火)ストレッチ講習会
28日(木)耳鼻咽喉科検診
29日(金)キャリア教育講演会、市総合体育大会壮行会
※ 6月2日(火)、 3日(水) 市中体連総合体育大会
自立を目指して
本校の生徒は、
素直で人の話を
よく聞くことが
できます。さら
に、生徒一人一
人が、学習面や
部活動で、自分
の力を十分に発
揮するためには、周りの大人のアドバイス
を受けながら、自分で考え、目標に向かっ
て精一杯がんばる本当の意味での「自立」
が本校の生徒には必要に思われます。
あらゆる教育活動を通して、壁にぶつか
ったときでも、それを乗り越えるたくまし
い精神力の育成に努めていきたいと考えて
います。
また、学習面においても、求められてい
る活用力が身につくように、今年度 、『自
ら考え、ともに学ぶ生徒の育成』を目指し
て、授業の改善を図るとともに、自ら進ん
で学習する態度の育成に力を入れさせたい
と思います。
キャリア教育講演会開催のお知らせ
(家庭教育学級)
日時:5月29日(金)13:10~
場所:逢瀬中学校体育館
講演『杉山愛に伝えてきたこと』
講師:杉山芙沙子
氏
世界テニスプレ―ヤ
ー杉山愛さんの母親で
ある杉山芙沙子氏をお
招きして、愛さんをど
のように育ててきたの
か、何を伝えてきたのかなどについて
お話をしていただきます。多くの保護
者の皆様の参加をお待ちしておりま
す。
なお、当日は、講演会
後、市総合体育大会の壮
行会を行いますので、併
せて、子どもたちの勇姿
と応援のがんばりをご覧
ください。
何事も基本が大事!
市中体連総合体育大会が3週間後に迫りました。連休中も
休みなく、各種大会や練習試合に出かけて、がんばっている
子どもたちの姿は、とてもすばらしいです。さらに、その成
果が結果となって現れて、よい思い出に残る大会になること
を期待しています。
「部活動」は、それぞれの競技を通して、友情を育み、苦
しみに耐えて努力する過程を体験することができるとともに 、
感動をみんなで共有することができます。子どもたちには、高い目標を持って精一杯努
力してほしいと思います。そこで、学んでほしいことが2つあります。
1つは、基本をしっかり身に付け、本番で、その基本をしっかり出せることが大事で
あるということです。以前、本校は、女子ソフトボールで県大会常連の学校でした。さ
ぞや特別な練習方法があるのかと思っていましたが、やっていることは 、「しっかりボ
ールを捕って投げる。きびきびと動く。バットにボールを当てたら、走る 。(バント練
習 )」これらを毎日繰り返し繰り返し黙々とやっていました。そして子どもたちは、み
るみるうちに力をつけて、勝ち抜いていきました。それは見事でした。毎日やっている
ことだけが自信となって、本番で発揮されるものです。
2つ目は、感謝の心を身に付けてがんばってほしいということです 。「練習できるこ
と や 試 合 が で き る こ と に 感 謝 し な け れ ば ・ ・ ・ 」 と 考え て 全
力 を 尽 く す 。 こ の よ う な 人 は 将 来 必 ず 伸 び ま す 。 あ のイ チ ロ
ー 選 手 も 自 分 を 獲 っ て く れ た ス カ ウ ト の 方 に 感 謝 し て厳 し い
ト レ ー ニ ン グ を し て き た と 聞 き ま す 。 子 ど も た ち に は、 応 援
し て く だ さ る 人 に 何 で 恩 返 し を す る の か 考 え て ほ し いと 思 い
ます。それは 、「ありがとうございます 。」という感謝の言葉
を 言 う こ と と 感 動 を 与 え る よ う な 一 生 懸 命 な プ レ イ で応 え て
ほしいと思っています。
子を思う母、母の愛に気づく子
5 月 第 2 日 曜 日 、1 0 日 は 、「 母 の 日 」 で し た 。 次 の よ う な 話 を 見 つ け ま し た の
で、紹介します。
母の手紙
僕のお母さんは、ガンで死にました。今僕は中学1年ですが、小さい頃から母
は何度も入退院を繰り返し、小学5年生の時ぐらいから母はいつも帽子をかぶる
ようになっていきました。今思えば、それは辛く苦しい抗がん剤の副作用なので
した。
母 は 、明 る い 人 で 、旅 行 に い っ て も 笑 顔 を 絶 や さ な い 人 で 、 い つ も 笑 っ て い ま し
た 。 し か し 、小 学 校 5 年 生 の 春 休 み 、 母 は 父 と 一 緒 に 「 行 っ て き ま す 」 と 行 っ て 病
院へ行ってしまいました。それが母と交わした最後の言葉でした。
それから祖母の家で過ごし3月の下旬いきなり午前4時頃に起こされ、車で病
院へ行きました。病院へ着き急ぎ足で病室へ行くと、そこには電源のついていな
い医療機器と気持ちよさそうに寝ている母の姿がありました。近くに行くと父が
「お母さんは、すごくがんばったぞ」と泣きそうな顔でいいました。
頭が真っ白になった僕を父は抱きしめました。そのまま祖母の家に帰された僕
は、布団の中でずっとずっと泣いていました。
そ の 後 、母 の 遺 品 を 見 て い る と 、「 ハ ッ ピ ー バ ー ス デ ー 1 歳 の 君 へ 、 も う 歩 け る
よ う に な っ た か な あ 。」 と い う 手 紙 が 出 て き ま し た 。 他 に も い ろ い ろ な 手 紙 が 出て
きて、それは、母が僕宛に書いたけれど、照れがあったためしまっておいた手紙
の数々なんだなあと思い、大号泣しました。
母は僕のことを1番に考えてくれていたのです。そんな母に、たいした親孝行
も で き な か っ た 僕 は 後 悔 し ま し た 。 で も 、 僕 は 今 、精 一 杯 生 き て い ま す 。 母 に で き
なかった分、家族のためにがんばりたいと思います。