新潟県立教育センター

平成27年度
要 覧
教師の学びを 子どもの未来へ
新潟県立教育センター
〒950-2144 新潟市西区曽和100-1
TEL(025)263-1094(代表)FAX(025)261-0006
URL http://www.nipec.nein.ed.jp/
E-mail:[email protected]
Ⅰ 設置の目的・沿革・運営の基本方針
1 設置の目的・沿革
新潟県立教育センターは、
「教育に関する専門的、
技術的事項の研究、
教育関係職員の研修及び教
育相談を行うための機関」
(新潟県立教育センター設置条例・昭和41年7月15日新潟県条例第33号)
として設置されたもので、
新潟県教育の向上発展に寄与するための事業及び業務を行っています。
昭和25・4 新潟県教育研究所創設
5 旧海洋道場を庁舎として使用
31・12 新潟県立教育研究所と改称
新潟県立
35・11 創立10周年記念式典挙行
36・2 教育相談開始
教育研究所
37・4 新潟県立理科教育センター創立
新潟県立
5 新潟市上所島に庁舎竣工
理科教育センター 11 庁舎新築落成記念式典挙行(教育研究所と理科教育セ
ンター併設)
39・4 地区理科教育センター設置
7 読売教育賞「教育研究所」部門で受賞
40・6 創立15周年記念式典挙行
11 第1回児童生徒科学研究発表会開催
41・8 新潟県立教育センターと改称
45・10 創立20周年記念式典挙行
50・11 創立25周年記念式典挙行
54・7 地区理科教育センター応募論文が読売教育賞受賞
55・11 創立30周年記念式典挙行
58・11 新潟市曽和に庁舎新築、移転
新潟県立教育センター
59・4 庁舎新築落成記念式典挙行
平成2・12 創立40周年記念式典挙行
3・4 新潟県立教育相談センター開設
7・4 教員研修体系一元化実施
6 全国教育研究所連盟研究発表大会(新潟大会)開催
9・12 情報棟竣工
12・7 創立50周年記念式典挙行
14・4 NEIN(新潟県教育情報ネットワーク)システムの
運用開始
15・4 教育センター組織の統合・改組
(サポートセンター設置)
17・11 関東地区教育研究所連盟教育相談・特別支援教育部会
研究協議会開催
20・3 第1回教育フォーラム開催
10 都道府県指定都市所長協議会
「生物部会」
新潟大会開催
21・3 カリキュラムプラザ開設
22・11 創立60周年記念式典挙行
23・4 キャリア教育推進ステーション開設
23・5 関東地区教育研究所連盟第1回委員会・総会・研究協
議会開催
24・4 基本研修体系の改定
(1・3・8年経験者の研修を新設)
新潟県
教育研究所
2 運営の基本方針
新潟県立教育センターは、県の教育行政の施策と一体になった効果的な研修を実施します。また、
各学校及び大学、独立行政法人等と密接に連携・協力し、教材やカリキュラム等の開発や先導的な
研究を行い、優れた指導実践を蓄積し、学校等に提供するなど、調査・研究、研修、支援の3つの
事業及び業務で新潟県教育に貢献します。
−1−
Ⅱ 組織
Ⅲ 職員一覧
所 長
所長 小野島 惠次 次長 浅井 寛
次長 力間 昌宏
総務課
所属
氏 名
副
参
事
(庶務係長)
石田久美恵
予算管理 施設管理
査
本間 明子
経理
非常勤職員
宮内 華代
事務補助
庶務係
総 務 課 所長室 (025)263-1095
総務課長 (025)263-1096
庶務係 (025)263-1094
氏 名
佐藤 栄策
班総括(中・数学)
指 導 主 事
菅家 正人
義務・管理職研修(小・国語)
〃
山碕 孝幸
義務・危機管理講座(中・数学)
〃
山本 寛
高校・管理職研修(高・国語)
〃
櫻井 直子
高校・管理職研修(高・家庭)
〃
加藤 伸泰
情報教育(高・商業)
〃
山崎 勇
情報教育(高・農業)
〃
高橋 豊
情報教育(高・工業)
副
参
事
(指導主事)
鈴木 正之
班総括(高・地歴・公民)
〃
小泉 明美
幼稚園教育(小・国語)
指 導 主 事
須貝 学
義務・12年経験者研修(小・社会)
〃
長谷川 晋
指導力ステップアップ(中・理科)
〃
菅野 強
義務・初任者研修(中・国語)
〃
田邉 康彦
高校・5年経験者研修(高・物理)
〃
苅 信
高校・12年経験者研修(高・生物)
〃
小熊 直子
高校・初任者研修(高・書道)
副
参
事
(指導主事)
横堀 正晴
班総括(高・数学)
教員研修班 (025)263-9017・9018
教育研究班 (025)263-9028
○ 国や県の教育的動向や学校現場のニーズ等を調査し、資
料を紹介・提供するとともに、それに基づいた研究、専門
研修、出前型研修を推進します。
○ 理科教育に係る研修・講座、事業を運営管理します。
○ キャリア教育に係る研修・講座、事業を推進します。
○ 英語教育では小中高一貫した英語コミュニケーション能
力の向上を目指し、事業を推進します。
○ 学力向上推進チームは、Web配信集計システム等を通し
て、学力向上推進事業を実施します。
教員支援班 (025)263-9013
〃
本間 康夫
キャリア教育(中・技術家庭)
指 導 主 事
柳澤 敏雄
キャリア教育(高・地歴・公民)
〃
信江 弘一
理科教育(中・理科)
〃
大平 和之
理科教育(高・化学)
〃
神子 尚彦
英語教育(中・英語)
〃
阿部 雅也
英語教育(高・英語)
村川健太郎
学力向上(中・英語)
指 導 主 事
青栁 康仁
学力向上(小・国語)
〃
小川 和弘
学力向上(小・算数)
特任指導主事
西村 健一
学力向上(高・数学)
長期研修員
小林 英男
学力向上(中・英語)
〃
小嶋 修
学力向上(中・数学)
〃
横尾 研一
学力向上(小・算数)
〃
松木 弘子
学力向上(中・国語)
〃
貝瀬健太郎
学力向上(小・国語)
指導業務嘱託員
市橋 浩
高校・管理職研修(高・物理)
〃
猪又 斉
高校・管理職研修(高・物理)
外国語指導助手 ナターシャ・アンウイン
県ALTカウンセリング
外国語(英語)教育
副
参
事
(指導主事)
西村 武志
班総括(小・体育)
指導主事(事)
森 和香子
健康教育(小中高・養護)
指 導 主 事
上松 武
特別支援教育(小・特別支援)
〃
齋藤 大輔
特別支援教育(小・特別支援)
〃
中村 悟利
特別支援教育(高・化学)
〃
鈴木 正彦
教育相談(小・算数)
〃
増田てつ志
教育相談(高・地歴・公民)
〃
吉原 寛
教育相談(高・数学)
教育相談業務嘱託員
髙橋 典子
教育相談
教員支援班
○ 教職員や県民への各種支援を通して、県民の教育への信
頼を高め、学校運営上の諸課題解決を推進します。
○ 相談支援の核となる、来所・電話相談、訪問教育相談、
出前教育相談、土曜教育相談等を実施します。
○ 教育相談・生徒指導、特別支援教育、健康教育等に関す
る今日的な教育課題の解決に向け、教員の指導力向上に資
する研修・講座並びに調査・研究を実施します。
主 業 務
副
参
事
(指導主事)
教育研究班
○ 新潟県教員研修推進委員会の方針に基づき、
基本研修(初
任者研修、学級経営講座、養護教諭実務研修、ステップアッ
プ研修、5年経験者研修、ジャンプアップ研修、12年経験
者研修)を確実に企画・運営します。
○ 教員研修評価改善システムを活用して、基本研修の一層
の充実を図ります。
課長 力 間 昌 宏 副
参
事
(指導主事)
教員研修班
○ 県の教育課題解決に向けて、教職員の資質能力の向上を
目指し、教育センターの効果的かつ円滑な運営を推進しま
す。
○ 特色ある学校づくりを目指す学校経営や学校組織の管理
運営上の諸課題について、
管理職及び中堅教員等への研修・
支援を実施します。
○ 教育におけるICTの有用性について調査研究するととも
に、その活用方法について学校現場を支援します。
主 業 務
職 名
教育支援課 教育支援課長 (025)263-9033
教育企画班 (025)263-9014・9016
主 教育支援課
所属
教育企画班
○ 事業、業務に関する予算を作成、執行し、決算を行いま
す。
○ 事業、業務に関する備品及び消耗品の購入並びに管理を
行います。
○ 研修・講座に関する講師の旅費等の執行及び管理を行い
ます。
○ 施設の管理を行います。
課長 浅 井 寛
職 名
※研修・講座担当等の詳細はWebサイトを御参照ください。
−2−
Ⅳ 研修事業
1 研修の体系
基本研修においては、教員のライフステージに応じた段階的な研修期を設定し、職務の遂行に
必要な資質能力の向上を図ります。専門研修では、職務別研修や課題別研修を実施し、職務遂行
に必要な専門性や喫緊の課題に対応する指導力を高める研修を実施します。
また、実践力向上研修では、教育課題の解決に向けて、各学校等の依頼により指導主事を派遣し、
教科等に係る校内研修等を支援します。
新潟県立教育センター 研修体系
基 本 研 修
… 教職経験年数に応じて実施
初 任 者 研 修
全教諭対象
学 級 経 営 講 座
教諭(小、中、高、特別支援学校)対象
養 護 教 諭 実 務 研修
養護教諭対象
4年目
ステップアップ研修
全教諭対象(教職5年経験者研修の事前研修)
6年目
教職5年経験者研修
全教諭対象
9年目
ジャンプアップ研修
全教諭対象(教職12年経験者研修の事前研修)
13年目
教職12年経験者研修
全教諭対象
新採用時
2年目
専 門 研 修
… 希望・指名・割当により実施
校長・教頭・主幹教諭対象の研修
職務別研修
実習助手対象の研修
寄宿舎指導員対象の研修
喫緊の教育課題に関する研修
教科・教育課程等に関する研修
課題別研修
特別支援教育に関する研修
教育相談・生徒理解に関する研修
健康教育に関する研修
実践力向上研修
… 各学校等の依頼により、指導主事を派遣して実施
−3−
2 研 修 一 覧
新潟県立教育センターでは、平成27年度は次の研修・講座を実施しています。
分 類
初任者研修
教職1年
経験者研修
教職3年
経験者研修
教職5年
経験者研修
基 本 研 修
教職8年
経験者研修
教職
年
経験者研修
12
研 修 ・ 講 座 名
対 象
幼稚園等新規採用教員研修
幼稚園等新規採用教諭
初任者研修(小学校)
小学校新採用教諭
初任者研修(中学校)
中学校新採用教諭
初任者研修(高等学校)
高等学校新採用教諭
初任者研修(特別支援学校)
特別支援学校新採用教諭
新採用養護教諭研修
新採用養護教諭
新採用栄養教諭研修
新採用栄養教諭
学級経営講座(小・中・特)
小・中・特別支援学校教職1年経験教諭
学級経営講座(高等学校)
高等学校教職1年経験教諭
養護教諭実務研修
教職1年経験養護教諭
保育ステップアップ研修(幼稚園)
幼稚園等教職3年経験教諭
教科指導ステップアップ研修(小・中学校)
小・中学校教職3年経験教諭
教科指導ステップアップ研修(高等学校)
高等学校教職3年経験教諭
教科指導ステップアップ研修(特別支援学校) 特別支援学校教職3年経験教諭
保健教育ステップアップ研修(養護教諭)
教職3年経験養護教諭
食育指導ステップアップ研修(栄養教諭)
教職3年経験栄養教諭
教職5年経験者研修(幼稚園)
幼稚園等教職5年経験教諭
教職5年経験者研修(小・中・特)
小・中・特別支援学校教職5年経験教諭
教職5年経験者研修(高等学校)
高等学校教職5年経験教諭
養護教諭教職5年経験者研修
教職5年経験養護教諭
栄養教諭教職5年経験者研修
教職5年経験栄養教諭
保育ジャンプアップ研修(幼稚園)
幼稚園等教職8年経験教諭
教科指導ジャンプアップ研修(小・中・特)
小・中・特別支援学校教職8年経験教諭
教科指導ジャンプアップ研修(高等学校)
高等学校教職8年経験教諭
保健教育ジャンプアップ研修(養護教諭)
教職8年経験養護教諭
食育指導ジャンプアップ研修(栄養教諭)
教職8年経験栄養教諭
教職12年経験者研修(幼稚園)
幼稚園等教職12年経験教諭
教職12年経験者研修(小・中・特)
小・中・特別支援学校教職12年経験教諭
教職12年経験者研修(高等学校)
高等学校教職12年経験教諭
養護教諭教職12年経験者研修
教職12年経験養護教諭
職 務 別 研 修
専 門 研 修
栄養教諭教職12年経験者研修
教職12年経験栄養教諭
小・中・特別支援学校新任校長、幼稚園新任園
小・中・特別支援学校新任校長、幼稚園新任園長
長研修
高等学校新任校長研修
高等学校・中等教育学校新任校長
小・中・特別支援学校新任教頭、幼稚園新任教
幼・小・中・特別支援学校新任教頭研修
頭又は幼稚園に教頭の職がない場合はそれに準
ずる職に今年度新たに就いた教諭
高等学校新任教頭研修
高等学校・中等教育学校新任教頭
小・中・特別支援学校新任主幹教諭研修
小・中・特別支援学校新任主幹教諭
寄宿舎指導員教育一般研修
特別支援学校寄宿舎指導員職務5年経験者
寄宿舎指導員専門研修
特別支援学校寄宿舎指導員職務12年経験者
実習助手教育一般研修
実習助手職務5年経験者
実習助手専門研修
実習助手職務12年経験者
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分 類
研 修 ・ 講 座 名
対 象
小・中・高・特別支援学校教諭
小・中・特別支援学校教諭
高等学校学校教諭
ICTを活用した授業づくりリーダー養成講座
学校Webページ作成基礎講座
学校トラブル対応講座
高等学校危機管理講座
教科リーダー養成講座(小・中学校)
教科リーダー養成講座(高等学校)
小・中・高・特別支援学校教諭
小・中・高・特別支援学校教諭
小・中・高・特別支援学校副校長、教頭
小・中・特別支援学校教諭・養護教諭、幼稚
園教諭
高等学校・中等教育学校校長、副校長、教頭
教職6~11年経験した小・中学校教諭
2校目以降の高等学校教諭
環境教育講座
小学校理科基礎講座
先端科学技術活用講座(中学校)
小・中・高・特別支援学校教諭
小学校教諭
中学校教諭
先端科学技術活用講座(高等学校)
言語活動の充実を図る校内リーダー養成講座
豊かな心をはぐくむ道徳教育講座
発達段階に応じたキャリア教育推進講座
キャリアカウンセリング推進講座
活力ある学校の実現を目指すマネジメント講座
新任特別支援学級担任教員研修
教
重度・重複障害教育講座
育
発達検査初級講座
高等学校教諭
小・中・高等学校教諭
小・中・特別支援学校教諭
小・中・高等学校教諭
小・中・高等学校教諭
小・中・高・特別支援学校教諭
初めて特別支援学級を担任する小・中学校教諭
初めて通級指導教室を担当する小・中・特別
支援学校教諭、初めて難聴特別支援学級を担
当する教諭
通級指導教室を担当して1年以上経過した小・
中・特別支援学校教諭、難聴特別支援学級を
担任して1年以上経過した教諭
小・中学校特別支援学級担任教諭、特別支援
学校教諭
小・中学校特別支援学級担任教諭、特別支援
学校教諭、特別支援学校養護教諭
小・中・特別支援学校教諭、養護教諭
発達検査中級講座
発達障害教育基礎講座
発達障害教育発展講座
特別支援教育コーディネーター専門研修
小・中・特別支援学校教諭
幼・小・中・高・特別支援学校教諭、養護教諭
幼・小・中・高・特別支援学校教諭、養護教諭
小・中・高・特別支援学校教諭
喫緊の教育課題
情報モラルに係るネットトラブル対応講座
ICT活用基礎講座(小・中・特)
ICT活用基礎講座(高等学校)
安全な学校づくりを目指す危機管理講座
教 科 ・ 教 育 課 程 等
特
別
支
課 題 別 研 修
専 門 研 修
通級指導担当研修(新任者)
通級指導担当研修(経験者)
援
特別支援教育基礎講座
教育相談・生徒理解
高等学校特別支援教育コーディネーター研修 高等学校特別支援教育コーディネーター
幼・小・中・高・特別支援学校園長、校長、
学校カウンセリング基礎講座
副校長、教頭、教諭、養護教諭
小・中・高・特別支援学校教諭、養護教諭(学
学校カウンセリング発展講座
校カウンセリング基礎講座相当の研修が修了
していることを原則とする)
小・中・高・特別支援学校教諭、養護教諭(学
学校カウンセリングリーダー養成講座
校カウンセリング発展講座相当の研修が修了
していることを原則とする)
養護教諭健康相談講座
小・中・高・特別支援学校養護教諭
小・中・高・特別支援学校教諭、養護教諭
健康 性に関する指導の授業づくり講座
教育 養護教諭のための保健学習講座
小・中・高・特別支援学校養護教諭
実践力向上研修
幼・小・中・高・特別支援学校
指導力ステップアップ研修
幼・小・中・高・特別支援学校教諭
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3 新規の研修
⑴ ICT活用基礎講座(小・中・特)
教科指導におけるICT機器の活用について、講義や演習を通して理解を深め、授業で実践で
きるための基礎的な技術を身に付けることを目的とします。
⑵ ICT活用基礎講座(高等学校)
教科指導におけるICT機器の活用について、講義や演習を通して理解を深め、授業で実践で
きるための基礎的な技術を身に付けることを目的とします。
⑶ ICTを活用した授業づくりリーダー養成講座
教育におけるICT機器の現状について、講義や演習を通して専門性を養うとともに、教材作
成や授業研究に取り組み、校内での推進体制を築くことのできる中核的教員を育成することを
目的とします。
4 他教育機関との連携により実施している研修
⑴ ミドルリーダー養成講座
小・中・高等学校の教員を対象にして、上越教育大学教職大学院と連携し、学校の中核とな
る中堅教員の資質向上を目的とし、4日間の日程で行います。
⑵ コアサイエンスティーチャー養成事業
上越教育大学と連携し、
小中学校の理科教育において地域の中核的な役割を担う教員CST(コ
アサイエンスティーチャー)を養成するため、小・中授業実践や教科内容理解の講座を実施し
ています。
Ⅴ 調査・研究事業
各学校に対する支援や研修の充実を目的に、チームを編成して、求められる教育、先進的な取組に関
する調査・研究を行っています。国語科、理科等の各教科等チーム、特別支援教育、教育相談等の教
育課題チームのほか、年度ごとに特別にプロジェクトチームを編成し、課題解決に取り組んでいます。
調査・研究の成果や提言を「教育フォーラム」で発表し、各校でのよりよい教育実践につなげます。
1 教科等チーム、教育課題チームによる調査・研究(平成26年度内容一部紹介)
◇ 理科
上越教育大学CST事業に協力するとともに、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業
や観察・実験指導力向上研究協議会等、指導力向上を目指した調査・研究を行いました。
◇ 英語科
文部科学省や県内の各教育機関と連携し、グローバル人材育成に係るハブスクール事業、各
種セミナー開催や授業研究を通じ、現場のニーズに即応する調査・研究を行いました。
◇ キャリア教育
「新潟っ子プラン」の実践に向け、市町村教育委員会の地域協議会発足等に関する調査・研
究を行いました。
◇ 特別支援
各学校における特別支援教育を推進するために、実践連携地域を選定し、支援体制を機能さ
せる方策や効果的な支援方法等に関わる調査・研究を行いました。
◇ 教育相談
各学校における教育相談を活性化するために、実践連携校を選定し、アンケート調査を活用
する方策や、より効果的な支援方法に関わる調査・研究を行いました。
2 プロジェクトチームによる調査・研究(平成27年度予定)
CAN-DO
CAN-DOリストを活用した指導と評価の在り方や、生徒を主役にした言語活動・発問方法に
ついての実践を蓄積し、県全体の授業改善につなげるための調査・研究を行います。
ICTの活用推進
「教員のICT活用指導力」の向上に寄与するため、教科等の指導における効果的なICT活用を
調査、研究するとともに、その成果を広く発信します。
−6−
グローバル教育推進
グローバル人材育成のために、教師がどのように、どんな場面で国際理解教育・開発教育を
推し進めていけばよいのか、現場での具体的な実践を目指した研究・開発を行います。
授業改善推進
「UDL」
「ファシリテーション」等の教育方法や学習意欲の向上等、授業改善の鍵となるテー
マについて調査・研究し、各学校での活用法の提案と研修・講座の充実を図ります。
3 教育フォーラム(Webサイトも御参照ください。
)
○ 目的
新潟県立教育センターで実施している調査・研究の発表、喫緊
の教育課題についての講演、学校等での実践研究の成果に関する
協議等をとおして、新潟の教育の方向性を考えます。
○ 内容
県内幼・小・中・高等学校、中等教育学校、特別支援学校、県
及び市町村教育委員会等の教育関係者が集い、本県の教育課題解
【分科会の様子】
決の方途を探ります。
○ 概要紹介
「平成26年度 拓け未来の新潟 第8回教育フォーラム」では、午前は早稲田大学 河村茂
雄 教授による講演会、午後はテーマごとの分科会を行いました。
「Q-U」の活用についての
河村教授からの御講演では、具体的事例に基づいた学習集団づくりに関するお話を頂きまし
た。午後からは8会場にわかれて、「学力向上」
「教育相談」
「国際理解教育」など、教育に関
する分科会を開催し、実践発表や協議を通して理解を深めました。
お知らせ
「平成27年度 拓け未来の新潟 第9回教育フォーラム」
期日 平成28年2月16日(火)
(予定)
会場 新潟県立教育センター 研修棟・情報棟
Ⅵ 支援事業
新潟県立教育センターでは、学校、幼児児童生徒、保護者等からの要請に応じ、様々な支援事業(校
内研修等支援、教育相談、教育情報提供支援)を行っています。
1 校内研修等支援(訪問型研修)
⑴ 実践力向上研修
各学校の実態に即した実践的な指導力向上のため、研修の申込みのあった学校・園に指導主
事を派遣して、教科等に係る校内研修等を支援します。
なお、指導主事派遣に係る旅費は、新潟県立教育センターが負担します。
[研 修 対 象]
・研修を希望する公立の幼・小・中・高・中等教育学校・特別支援学校
・市町村教育委員会が推薦する学校
[対象教科等]
・全ての教科等・領域が対象となります。
※指導主事の配置により、一部教科等で実施できない場合があります。
[手 続 き]
・新潟県立教育センターWebサイトの「実践力向上研修」のページから申込書をダウンロー
ドし、必要事項を御記入の上、お申込みください。
−7−
⑵ 要 請 訪 問
学校及び他の教育機関の依頼を受けて、指導主事が学校等を訪問し、研修会講師、研究協議
会委員等として、指導助言等を行います。対象分野は特に規定せず、教育現場の要請に幅広く
対応しています。なお、指導主事派遣に係る旅費は、依頼者負担とします。
[手 続 き]
・要請内容について、電話で担当指導主事までお問い合せください。
・手続きの詳細については、新潟県立教育センターWebサイトの「要請訪問について」の
ページを御覧ください。
⑶ 余暇研(自主研修グループ支援)
教職員の指導力向上を図るため、通常の勤務時間外における自主的・自発的な研修活動を指
導主事が支援します。
[研 修 対 象]
・公立の幼・小・中・高・中等教育学校・特別支援学校の教諭、養護教諭、栄養教諭
[実 施 期 間]
・原則として、7月第4土曜日から8月を除く、5月から11月まで。月2回以内の土曜及
び平日勤務時間外を活用することができます。
[手 続 き]
・所定の申請書に記入の上、郵送またはFAXでお申込みください。その後、担当指導主事
と希望者が実施期日、内容等を調整します。
2 教 育 相 談
幼児、小学生、中学生、高校生及びその保護者や担任などを対象に、来所による相談や電話に
よる教育相談を行っています。相談は無料で、秘密は固く守られます。
⑴ 教育相談(来所、電話)
① 教育相談(いじめ、不登校等)
不登校や学校不適応等、児童生徒の教育上の様々な悩みごとの相談をお受けします。
・教育相談(来所、電話)
[電 話]
(025)263-9029 ※来所相談は電話で御予約ください。
[受付日時]
祝日、年末年始を除く月曜~金曜 午前9時~午後5時
・『いじめ・不登校等悩み事相談テレホン』
(電話のみ)
[電 話]
(025)263-4737
[受付日時]
祝日、年末年始を除く月曜~金曜 午前9時10分~午後4時
② 特別支援教育相談
見え方、聞こえ、ことば、からだ、知的発達及び行動等に特別な支援を要する幼児児童
生徒についての相談をお受けします。
・特別支援教育相談(来所、電話)
[電 話]
(025)263-9030 ※来所相談は電話で御予約ください。
[受付日時]
祝日、年末年始を除く月曜~金曜 午前9時~午後5時
③ 健康教育相談
[電 話]
(025)263-9032
・『ほけんしつハートダイヤル』
幼児児童生徒、教職員の心身の健康問題についての相談をお受けします。また、保健室
執務、健康教育等に関する支援や情報提供を行います。
・『精神科医来所相談』
(来所、電話)※いずれの場合も電話で御予約ください。
児童精神科医の指導、助言を直接受けることができます。実施予定日は新潟県立教育セ
ンターWebサイトや電話で御確認ください。
[対 象 者]
教職員(児童生徒及び保護者は該当しません。
)
[受付日時]
祝日、年末年始を除く月曜~金曜 午前9時~午後5時
−8−
⑵ 土曜教育相談(来所)
教職員(幼・小・中・高・中等教育学校・特別支援学校)を対象に、不登校や学校不適応、
特別な支援を必要とする幼児児童生徒の理解と対応について、相談やアドバイスを行います。
[手 続 き]
実施希望日の2週間前までに電話でお申込みください。
受付は祝日、年末年始を除く月曜~金曜 午前9時~午後5時です。
[実施期間]
5月から11月の毎土曜日(7月第4土曜日から8月末までは除く。
)
[連 絡 先]
・教育相談関係 電話 (025)263-9029
・特別支援教育関係 電話 (025)263-9030
⑶ 出前教育相談(訪問)
学校に指導主事が訪問し、不登校や学校不適応、特別な支援を要する児童生徒の理解と対応
について、相談に応じます。なお、指導主事派遣に係る旅費は新潟県立教育センターが負担し
ます。
[手 続 き]
実施希望日の2週間前までに、管理職を通して電話でお申込みください。
受付は祝日、年末年始を除く月曜~金曜 午前9時~午後5時です。
[連 絡 先]
・教育相談関係 電話 (025)263-9029
・特別支援教育関係 電話 (025)263-9030
⑷ 訪問教育相談(訪問)
希望する市町村教育委員会に教育相談及び特別支援教育担当指導主事を派遣して、小学校、
中学校の教員に教育相談を行います。なお、指導主事派遣に係る旅費は新潟県立教育センター
が負担します。
[手 続 き] 希望する教育委員会に「訪問教育相談申込書」を送付しますので、それぞれの
市町村教育委員会を通じてお申し込みください。
[連 絡 先]
電話 (025)263-9029
3 教育情報提供支援
⑴ カリキュラムプラザ
県内外の大学や教育関係機関等の教育資料(平成23年度以降のもの)
、教科用図書、教育雑
誌やソフトウェアが集められたカリキュラムプラザを設置しています。利用時間は午前9時~
午後4時30分です。
◇教育資料の閲覧と貸出しができます。1人5冊以内で期間は3週間です。新潟県立教育セ
ンターWebサイト「教育情報データベース」から検索できます。
◇教科用図書や教育雑誌の閲覧はできますが、貸出しはできません。
◇ソフトウェアの視聴はできますが、貸出し、複製(コピー)はできません。
[電話による相談・問い合わせ]
・カリキュラムプラザ及び教育資料に関すること 電話 (025)263-9025
※教育資料閲覧室には平成22年度以前の教育資料等が保管されています。
⑵ メールマガジン
新潟県立教育センターの事業や開催している研修・講座に関するお知らせ、様々な教育情報、
イベント等について、定期的に県内の教育機関等に配信しています。
⑶ 新潟県立教育センターWebサイト
新潟県立教育センターWebサイトは、研修・講座、調査・研究、支援の窓口として、各市町
村教育委員会、学校・園、教職員等への情報提供を行っています。
−9−
主な情報提供は以下のとおりです。
1 研修・講座の情報提供や申込み、確認等ができます。研修受講後アンケートもWebサイト
から入力・送信できます。
2 各教科等の情報や学校等のニーズに基づいた最新の情報提供(例 ICTの活用、キャリア
教育等)を行っています。
3 自主研修グループ支援「余暇研」や新潟の教育の方向性を考える「教育フォーラム」の情
報提供を行っています。
4 「教育資料目録検索」から、新潟県立教育センター保管の各種教育研究論文を検索するこ
とができます。
5 理科研究授業や郷土料理の調理法等をストリーミング画像(動画)で紹介しています。
(トップページ)
※「新潟県内の学校一覧」には、各学校の住所や電話
番号を紹介し、各校のWebサイトにもアクセスでき
ます。
※「 お知らせ」には、最新の更新情報を掲載してい
ます。
県セン
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・各研修講座の一覧表ページへ
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・支援活動について
・特別支援教育
・教育相談・生徒指導
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・情報教育
・実践力向上研修
・要請訪問
・余暇研
教科・科目
・各教科・領域
調査・研究
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・学校マネジメント
・理数教育
・キャリア教育
センターについて
・所長より
・センター利用の決まり
・教育センター概要
・交通アクセス
・スタッフ
・お問合せ
・サイトマップ
□ 主な支援の状況
平成 26 年 4 月~平成 27 年1月までの支援依頼総数と支援内容別割合
教育相談(1050 件)
学習・進路
2.5%
その他
12.6%
その他
5.1%
家庭生活
1.0%
研修
23.4%
不登校
51.0%
研修
41.4%
− 10 −
健康教育(283 件)
養護教諭
の執務
7.4%
就学・進路
4.7%
いじめ
4.6%
人間関係、
心身の不調
5.9%
特別支援教育(607 件)
学校生活
47.8%
その他
6.0%
心の健康
11.6%
健康教育
16.8%
研修・講演
58.2%
施設案内図
〈研修棟〉
第7支援室
(芸術教育支援)
芸術倉庫
地学研究室
化学
準備室
楽器室
第1
音楽実習室
化学
研究室
化学
実験室
301
研修室
第2
音楽実習室
WC
地学
湯沸
実験室
天秤室
WC
湯沸
書架
コーナー
生物
電子顕微鏡
無菌実験室
収納室
情報棟へ
ステージ
研修資料保管室
所長室
総務課
大講堂
ミーティングルーム
印刷室
研修棟へ
副受電室
食堂へ
2階
金工・木工
実習室
機械計測室
個別指導室
第3相談室
第1
準備室
聴力
検査室
言語
指導室
研究・資料室
待合
コーナー
心理
検査室
設備
機械室
WC
105 研修室
研修室
受講者
職員
玄関
102
研修室
1階
交通案内図
心理
準備室
受講者
第8支援室(情報教育支援)
職員
第9支援室(職業教育支援)
第4支援室
(技術科教育支援)
玄関
倉庫・機械室
105 多目的室
101~104
多目的室
EWS 室
第2準備室
工業工作室
WC
機械室
EV
第1支援室
(特別支援教育支援)
講師
控室Ⅲ
104
研修室
保健
相談室
第1
遊戯室
カリキュラムプラザ
2階
電気・機械
実習室
教育相談
玄関
106
103 湯沸
研修室
WC
WC
201 多目的室
石工室
WC
第2
遊戯室
教育相談室
WC
EV
食堂へ
第3支援室
(健康教育支援)
第3準備室
第2
第1相談室 相談室
ラウンジ
喫煙
コーナー
ステージ
自治研修室
自治研修室
3階
食品科学
実習室
休養室
ギャラリー
第5支援室
(家庭科教育支援)
202
研修室
203
研修室
大研修室
101
研修室
自治研修室
倉庫
WC
湯沸
301 多目的室
自治研修室
生活科学
実習室
研修支援室
201
研修室
設備
機械室
WC
自治研修室
WC
EV
自治研修室
自治研修室
講師 湯沸
講師 控室Ⅱ
控室Ⅰ
学力向上
推進室
自治研修室
自治研修室
理科教育
総合研究室
第 10 支援室
教育支援課
中央支援室
(キャリア教育推進ステーション)
大講堂上部
物理
研究室
第 11 支援室
3階
理科教材
収納室
第6支援室
(理科教育支援)
生物 研究室
実験室
教育資料
閲覧室
物理
実験室
光学
電磁気
実験室
設備
機械室
〈情報棟〉
美術実習室
106 多目的室
受講者
職員
玄関
パソコン室
第2支援室
(教育相談支援)
スタジオ
マルチメディア
教材作成室
1階
※混雑を避けるため、時計回りでの
一方通行にご協力ください。
教育センター駐車場
←新潟大学
新潟西バイパス
内野駅
新潟大学前駅
曽和交差点
新潟→
一方通行
←弥彦
高山 IC
曽和 IC
新潟西 IC
厚生棟
(食堂・売店)
入口
宿泊棟
(親和寮)
屋内訓練場
消防学校
(曽水寮)
一方通行
●JR 内野駅からタクシーで
●JR 内野駅から徒歩
30 分
5分
20 分
一旦停止
P2
講師P
教育センター
(情報棟)
入口
自治研修所・消防学校
止まれ
●JR 新潟駅からタクシーで
アジア大気
汚染研究
センター
入口
講師P
教育センター
教育センターまでの
所要時間
駐車不可
教育センター
(研修棟)
(宿泊者駐車場)
出入り禁止
R116←柏崎・巻
一方通行
130台
P3
駐車不可
一方通行
文 日本文理高校
○
槇尾
一方通行
JR 越後線
P1
保健環境
放射能
科学研究所
監視センター
P4
出入り禁止
一方通行
〈駐車場について〉
車で来所の際は、下記のいずれかに駐車して
ください。
・第1駐車場P1・第3駐車場P3
・第4駐車場P4・第2駐車場
(宿泊者用)
P2
〈講師〉
・
・
・講師専用駐車場 講師P