様 私学助成全国署名集約 「私学助成・就学支援金拡充による学費の公私間格差是正を求める 院内集会」 のご案内 私学全国父母懇・私学助成をすすめる会連絡会代表 全国私立学校教職員組合連合中央執行委員長 本田 禮子 永島 民男 「高等学校等就学支援金制度」と各都道府県「授業料・学費減免制度」により、私立高校生の学費負担は一定程度軽減さ れました。2013 年 11 月の見直しにより 2014 年度 4 月 1 日から、私立高校に通う年収 590 万円未満世帯までの生徒は、年額 6 万円ずつ加算支給額が増額されることになりました。 その結果、年収 610 万円世帯まで私立高校学費を無償にした大阪府、年収 500 万円世帯まで上限 65 万円の学費補助を する京都府、年収 250 万円未満世帯まで学費無償の広島県につづき、埼玉県で年収 250 万円未満世帯、長崎県で生活保 護世帯の実質学費無償が実現しました。 その一方で、全体の 7 割にのぼる自治体(全国私教連調査)が国の加算支給増額を理由にして 2014 年度の自治体単独予 算を削減しています。文部科学省の調査(7 月 23 日発表)では、2014 年度制度拡充を行わなかった自治体が 16 道県にのぼっ ており、その自治体では、国の制度拡充が、子どもたち・保護者に届いていないという状況が拡がっています。 2013 年度の私立高校学費は全国平均 551,140 円という状況において、年収 910 万円という所得制限を上回る家庭では、学 費全額負担に戻ってしまいました。就学支援金の支給対象は授業料の範囲であり、施設設備費を抱える私学に通う高校私立 生は低所得世帯でも有償です。一方所得制限を下回る公立高校生徒の授業料は無償です。このように学費の公私間格差は 依然残された状況であり、私立高校に通う多くの生徒・家庭は重い学費負担を抱えたままです。 全国の高校生のうち 3 割が学ぶ私立学校は公教育として重要な役割を担っています。同時に、独自の理念・建学の精神に 基づく私立学校の教育は、日本の学校教育を切り拓いてきました。こうした私立学校が果たしてきた役割、公共性から見ても私立 学校への経常費助成、国庫負担の一層の拡充も強く求められます。 こうした私立学校の学費問題、就学支援金制度の拡充の問題について、国会議員の皆様、教育関係者、市民、報道関係 者の方々とご一緒に考える機会にさせていただきたく、次のことをご案内致します。 「私学助成・就学支援金拡充による学費の公私間格差是正を求める院内集会」 に ぜひご参加ください。 ごあいさつを頂戴できると幸いです。 私学助成・就学支援金拡充による学費の公私間格差是正を求める院内集会 日時:2015(平成 27)年 1 月 16 日(金) 11 時 00 分~12 時 20 分 会場:衆議院第一議員会館 多目的ホール 11:00 開会 ○ 主催者挨拶 ○ 国会議員の皆様からのごあいさつ ○ 報告: ・2014 年度 9 月末の経済的理由による中退・学費滞納調査など 保護者、 教職員からの発言 12:20 閉会 主催:全国私学助成をすすめる会(全国私学父母懇談会・私学助成をすすめる会連絡会・全国私立学校教職員組合連合) 事務局:全国私立学校教職員組合連合(全国私教連) 連絡先:03-3264-8011
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